浄化槽の法定検査について 環境行政の推進につきまして、日頃よりご協力をいただき、厚くお礼申しあげます。 さて、浄化槽法第11条第1項で浄化槽管理者又は使用者は年1回、浄化槽の「法 定検査」を受けることが義務付けられております。 浄化槽の法定検査は、浄化槽の保守点検・清掃が適正に実施され、浄化槽が正常に 機能し、きれいな処理水が流れているか否かを確認するために必要な検査ですので、 浄化槽の管理者は法の趣旨をご理解のうえ、受検するよう宜しくお願い致します。 また、建物の取壊しや空き家等により浄化槽を使用していない場合(廃止、休止) や住宅の売買等により浄化槽管理者が変更している場合は役場に届出が必要になりま すので、役場町民生活課町民生活グループ環境衛生係に連絡のうえ、関係書類の提出 をお願いします。 記 1.浄化槽の法定検査は、北海道知事が指定した検査機関「公益社団法人北海道浄化 槽協会」で受験することが義務付けられています。 「公益社団法人北海道浄化槽協会」より法定検査対象者の自宅に受験案内が送付 されてきますので参照願います。 2.一部の浄化槽管理者のなかで、維持管理業者により点検・清掃を実施していれば、 「法定検査は受験しなくても良い」等と誤った情報が流れていますのでご注意くだ さい。 (浄化槽管理者は、法第 10 条に基づく維持管理と法第 11 条に基づく法定検 査の両方を行う義務があります。) 3.浄化槽の法定検査を受験しなかった場合、北海道知事から検査を受けるべき旨の 勧告・命令が行なわれる場合がありますのでご注意ください。(罰則もあります。) 法律の趣旨をご理解いただき、受験されますようお願い致します。 ※ 一般家庭においての法定検査手数料につきましては、単独処理浄化槽6,000円、 合併処理浄化槽8,000円となっています。詳細につきましては裏面をご覧くだ さい。 ≪参考 浄化槽法(抜粋)≫ (浄化槽管理者の義務) 第10条 浄化槽管理者は、環境省令で定めるところにより、毎年一回(環境省令で 定める場合にあっては、環境省令で定める回数)、浄化槽の保守点検及び浄化槽の清掃 をしなければならない。 (定期検査) 第11条 浄化槽管理者は、環境省令で定めるところにより、毎年一回(環境省令で 定める浄化槽については、環境省令で定める回数)、指定検査機関の行う水質に関する 検査を受けなければならない。 ≪法定検査手数料≫ 浄化槽法第11条の規定による検査 浄化槽処理対象人数 単独処理浄化槽 合併処理浄化槽 5人~20人 6,000円 8,000円 21人~50人 10,000円 12,000円 51人~100人 12,000円 13,000円 101人~300人 20,000円 301人~500人 30,000円 501人 42,000円
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