普 及 指 導 情 報 「電気柵の適正な使用について」 (第21号) 平成27年7月21日 佐賀県農業技術防除センター ( 普 及 指 導 情 報 ・ 第 21 号 ) 平 成 2 7 年 7 月 21 日 (標題)電気柵の適正な使用について (担当)農業技術防除センター 専門技術部 普及指導活動・鳥獣害対策担当 島 政勝 野生鳥獣の侵入防止対策のひとつの手段として佐賀県でも電気柵が導入 されている。 適正に設置管理をすれば安全かつ効率的に農地を護ることができるが、 使用については、次のことを厳守しなければならない。 1 商 用 電 源 ( AC100V ま た は 200V) を 直 接 柵 線 に 通 電 さ せ な い 。 このことが原因で過去に死亡事故が発生している。 電 気 柵 設 置 時 は 通 常 3000V~ 6000Vの 電 圧 が 約 1 秒 間 隔 で 極 め て 短 い 時間(数万分の1秒)かかっている。一方、商業用電源は、常時かかっ ているため電圧は低くても非常に危険である。 日本電気さく協議会資料 2 商 用 電 源 ( AC100V ま た は 200V) を 電 源 と す る 機 種 を 使 用 の 場 合 、 PS E マ ー ク 付 き の 高 速 型 漏 電 遮 断 機( 15 ミ リア ンペ ア以 上 の 漏 電 が 0.1秒 以 上 起 こ った時に、電気を遮断するもの)を接続する必要がある。 日本電気さく協議会資料 3 全ての電気柵には危険を表す表示板を掲げる。 電気柵は適正に使用すれば安全であるが、誤った使い方をすると非常に 危険であるため電気柵の適正な設置管理について注意喚起を徹底する必要 がある。 詳 し く は 日 本 電 気 さ く 協 議 会 HP を 参 照 す る 。 ( h t tp : / / w w w. n i h o n d e n k i s a ku k y o g i ka i .o r g / c o m p a n y / ) 農業技術防除センター
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