内部統制システムの基本方針 (平成 27 年 6 月 23 日 取締役会改訂決議) (1)取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための 体制 ・ 当社及び当社子会社(以下「当社グループ」という。 )を対象とするコンプライアン ス基本規則を策定し、取締役自らが率先して遵守するとともに、当社グループにお ける執行役員及び使用人(以下、取締役、執行役員及び使用人を併せて「役職員」 という。 )に対してコンプライアンスの教育・研修等を通じて継続的に周知する。 ・ コンプライアンス基本規則に基づきコンプライアンス委員会を設置するとともに、 コンプライアンス管掌執行役員を選任し、当社グループにおけるコンプライアンス 体制を整備する。 ・ コンプライアンス管掌執行役員は、通報先として社内通報窓口と社外通報窓口(法 律事務所)から構成される内部通報制度を設け、法令違反その他コンプライアンス 違反の予防、発見に努める。 ・ 監査役は、取締役会を始め、重要な会議に出席し、情報を集めるとともに定期的に 取締役をヒアリングするなど、当社グループにおける取締役及び執行役員の職務状 況を把握する。 ・ 内部監査室は、定期的に当社グループにおけるコンプライアンスの遵守状況の監査 を実施し、業務執行取締役及び監査役へ報告を行う。 (2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 ・ 取締役会資料、財務委員会資料、人材開発委員会資料、経営会議資料等の重要書類 (電磁的情報を含む。 )は、文書保存規則等に基づき、適切に、保存管理を行うとと もに、取締役及び監査役が必要に応じて随時閲覧できる環境を整備する。 (3) 損失の危険の管理に関する規程その他の体制 ・ リスク管理規則を策定するとともに、事業計画の策定にあたっては当社グループに おける事業活動に影響を及ぼすリスクを低減させるための活動を盛り込む。 ・ 当社各部署は、当社グループにおけるそれぞれの担当業務の領域に関し、リスク評 価を行い、リスク評価の結果、その重要度に合わせ、関連規則の制定、教育の実施 など、リスク低減の施策に取り組む。 (4) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 ・ 取締役会は、執行役員を選任し、各執行役員は、必要な規則等の整備を行うととも に、担当領域の業務を執行する。 ・ 原則毎月 1 回開催される取締役会は、当社グループにおける事業計画、年度予算そ の他の経営に係わる重要な方針を決定し、それらの執行状況は執行役員等から取締 役会に報告され、必要な対応を審議する。 ・ 原則毎週1回開催される経営会議は、職務執行に関する権限及び責任について定め る決定権限規則における決定区分に従い、経営上の重要事項を迅速に審議・決定す る。 (5) 当社グループにおける業務の適正を確保するための体制 ・ 当社の執行役員等を子会社の役員として選任し、選任された役員は各子会社の業務 執行の状況を把握するとともに、当社は、会議や個別の報告等を通じて各子会社に おける業務概況の報告を受け、当社グループ全体の経営の健全化を維持・向上する ため、子会社に対し適正な助言や指導を行う。 ・ 当社グループにおける経営上の重要事項は、当社にて制定した子会社を含む決裁権 限等を定めた社内規則及び取締役会規則に基づき、当社の承認のもとに実施する。 ・ 当社は、子会社に対し、当社のコンプライアンス基本規則を踏まえ必要な関連規則 を制定することを要請する。 ・ 内部監査室は、当社グループにおける業務全般に関する監査を適宜実施する。 (6) 監査役の職務を補助すべき使用人に関する事項、当該使用人の取締役からの独立 性に関する事項、当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項 ・ 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合は、その職務に相応 しい人を任命する。 ・ 補助すべき使用人が監査役の指示を受け業務を行う場合は、当該使用人が業務に専 念できる体制を整える。 ・ 監査役の職務を補助すべき使用人を任命した場合、当該使用人の人事については事 前に監査役と協議を行う。 (7)当社グループの取締役及び使用人等が監査役に報告するための体制その他の監査 役への報告に関する体制、報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けない ことを確保するための体制 ・ 当社グループにおける役職員は、あらかじめ監査役又は監査役会と協議した決定事 項に基づき、職務執行等の状況を定期又は不定期に監査役又は監査役会に報告する とともに、当社グループに、著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したとき は、速やかに、当該事実を監査役又は監査役会に報告する。 ・ 常勤監査役は経営会議などの重要会議に出席し、業務運営の状況の把握に努める。 ・ コンプライアンス管掌執行役員は、内部通報制度に寄せられた情報のうち、重要な ものを常勤監査役に報告する。 ・ 監査役へ報告をした者が当該報告をしたことを理由として、当社グループにおいて 不利な扱いを受けないことを確保するための体制を整備する。 (8) その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制 ・ 監査役は、業務執行取締役や会計監査人と定期的に意見交換を行うとともに、内部 監査室と情報交換及び緊密な連携を図る。 ・ 取締役会、経営会議、その他重要な会議体を開催する場合には、監査役にその旨を 通知し、出席を求める。 ・ 監査役がその職務の遂行について生じる費用の前払等の請求をしたときは、当該監 査役の職務の遂行に必要でないと認められた場合を除き、速やかにこれに応じる。 以上
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