資料PDF - みちのく震録伝

みちのく震録伝の3年間のあゆみと
今後の展望について
東北大学災害科学国際研究所
情報管理・社会連携部門
災害アーカイブ研究分野
柴山明寛
東北大学災害科学国際研究所
みちのく震録伝の変遷
日時
出来事
2011年3月 東日本大震災の発生
2011年6月 震災アーカイブ構想 2011年9月 みちのく震録伝の本格始動(賛同協力機関:約20社) 2011年12月 JSTによる支援開始(出向者4名) 2011年1月 みちのく・いまをつたえ隊の発足
2012年4月 災害科学国際研究所の発足(日本発の災害アーカイブ研究分野が発足)
2012年10月 総務省『東日本大震災アーカイブ』基盤構築事業デジタルアーカイブ構築・運用に関
する実証調査に参画(2012年10月-­‐2013年3月末)
2013年2月 アーカイブを主軸とする多賀城市との包括協定を締結
2013年3月 震災アーカイブ検索システムのWeb公開(約10万点) 賛同協力機関が100機関を超える
2013年6月 宮城県多賀城市の震災アーカイブ事業の支援開始 2014年3月 たがじょう見聞憶のWebサイト公開 2015年6月 ハーバード大学ライシャワー研究所との包括協定を締結 2015年1月 公開コンテンツが約14万点を超える 2
産官学民連携(賛同・協力120機関以上との連携)
賛同協力機関
宮城県、仙台市、多賀城市、文部科学省、総務省、国立国会図書館(NDL)、科学技術振興機
行政・自治体・等 構(JST)、国立情報学研究所(NII)、国際協力機構(JICA)、仙台国際交流協会(SIRA)
大学
東北大学史料館、東北大学防災科学研究拠点、東北大学附属図書館、とうしんろく、仙台スクール・オブ・デ
ザイン、ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所
NPO
日本画像情報マネジメント協会(JIIMA)、日本弁護士連合会(災害復興支援)、防災科学技術研究所、社会福
祉法人プロップ・ステーション、東北イメージ情報業協会、NPO法人デジタルヘリテージデザイン メディア
株式会社河北新報社、信濃毎日新聞社、通信文化新報、株式会社ニューメディア、株式会社NHKメディアテク
ノロジー 企業
(東北外)
東北地方企業
日本アイ・ビー・エム株式会社、朝日航洋株式会社、アジア航測株式会社、EMCジャパン株式会社、株式会社岩根研究所、 株式会社インテージ、インフォコム株式会社、株式会社インフォマティクス、株式会社ウェザーニューズ、NTT空間情報株式会社、 ESRIジャパン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、株式会社クレスソフト、グローバル・サーベイ株式会社、 株式会社コンピュータシステム研究所、株式会社昭文社、国際航業株式会社、株式会社国際マイクロ写真工業社、株式会社ジムコ、 株式会社寿限無、株式会社ゼンリンデータコム、測地衛星技術株式会社、大日本印刷株式会社、太陽誘電株式会社、 株式会社テクノプラン、株式会社電通、東京海上日動火災保険株式会社、凸版印刷株式会社、 株式会社トータルメディア開発研究所、株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン、株式会社ニチマイ、日本SGI株式会社、 ニホンモニター株式会社、株式会社トータルメディア研究所、中日本航空株式会社、ナカバヤシ株式会社、 ネットワークダイナミックス株式会社、株式会社博報堂、株式会社パスコ、ビクターアドバンストメディア株式会社、株式会社ピセ、 株式会社ビデオリサーチ、ヒューマンリソシア株式会社、マルティスープ株式会社、丸善株式会社、株式会社ラック、株式会社ラネッ
クス、株式会社ワンビシアーカイブズ 朝日航洋株式会社東北空情支社、アジア航測株式会社仙台支店、株式会社インテグ、株式会社ヴォイス、 NECソフトウェア東北株式会社、株式会社NHKメディアテクノロジー東北支社、株式会社NTTデータ東北、 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 東北支社、応用地質株式会社東北支社、株式会社北日本朝日航洋、株式会社草野測器社、 国際航業株式会社東日本事業本部東北支社、今野印刷株式会社、株式会社サーベイリサーチセンター東北事務所、 株式会社ザッツ福島、株式会社仙台測器社、株式会社仙台博報堂、株式会社DNP東北、株式会社テクノプラン 仙台営業所、 株式会社DSG、株式会社電通東日本、凸版印刷株式会社東日本事業部、株式会社日立東日本ソリューションズ、 富士ゼロックス株式会社、株式会社富士通東北システムズ、株式会社ビデオリサーチ東北支社、ピセ株式会社 仙台支店、 ヒューマンリソシア株式会社仙台支社、株式会社プレシード、日本総合システム株式会社仙台支社、株式会社山形測器社、 株式会社ワンビシアーカイブズ 東北第1センター
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震災記録の収集について(主な活動のみ)
【独自活動】 ・みちのく・いまをつたえ隊 2012年1月〜現在も継続中(現在まで3年間) 写真画像:約10万枚以上 証言記録:約3000人以上 ・研究者が集めた震災記録の収集 2011年6月〜現在も継続中 写真画像:約5万点以上,その他:多数 ・賛同協力機関やその他機関が所有している震災記録の収集 2011年8月〜現在も継続中 【他機関との連携による収集】 多賀城市,仙台市若林区七郷市民センター,他自治体,その
他多数
震災記録データ
提供情報種別
文章データ
映像・画像
データ
音声データ
その他
提供形式
データサイズ
辞書データ
DBダンプ形式
約85GB(数ファイル)
研究・調査レポート
PDF,原書
約45GB(数百ファイル)
公文書
PDF
集計中(数千ファイル)
フリーペーパー、ミニコミ誌、チラシ
原書
集計中(数千ファイル)
学校だより、会報、広報誌
原書
集計中(数百ファイル)
3D映像
映像ファイル
約100GB(数ファイル)
航空写真(垂直、斜め)
画像ファイル、Webサービス
約5TB(数百ファイル)
現地写真(被災前後)
画像ファイル
約3TB(数十万ファイル)
360°画像
画像ファイル
約60TB(数百ファイル)
衛星画像
画像ファイル
約120GB(数百ファイル)
震災関連イベント映像
映像ファイル
約1TB(数十ファイル)
津波シミュレーションCG
映像ファイル
集計中(数ファイル)
証言記録
音声ファイル
集計中(数千ファイル)
統計情報等
エクセルデータ
集計中(数百ファイル)
レーザー測量データ(航空、地上)
オリジナル構造化形式
約5TB(数百ファイル)
3D都市モデル
集計中
震災記録のWeb公開
【みちのく震録伝検索システム】 検索総数:150,257件 【みちのく・いまをつたえ隊Facebookページ】 (みちのく震録伝:125,410件) ほぼ毎日,宮城県沿岸部のリアルタイムの (たがじょう見聞憶:23,947件) (NHK:900件)
情報を発信
hHps://www.facebook.com/imawo.tsutaetai hHp://search.shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/
震災記録の可視化の試み①(独自)
「ヒトの目に映る3.11津波浸水」 「復興へ カワル・
みちのく風景」 みちのく・いまをつたえ隊 フォトマップ
震災記録の可視化の試み②(企業コラボ)
研究者による復興写真マップ(インフォマティックス)
震災の画像記録 「のべ4000km 被災沿岸の走行記録」 (グローバル・サーベイ株式会社)
津波シミュレーション(国際航業)
LVSquareみちのく 「被災地の現地写真と航空写
真、全周囲(360°)映像」(アジア航測)
震災記録の可視化の試み③(企業,他)
津波AR(宮城教育大学)
3D映像記録(NHKメディアテクノロジー)
デジタルえほん(大日本印刷)
アーカイブシステム等の技術開発及び支援
河北新報社震災アーカイブ(河北新報社)
みやしんぶん(東北大学アジア研究センター)
たがじょう見聞憶(多賀城市)
展示物の作成支援
世界銀行での展示
国連本部での展示(仙台市,陸前高田市)
ワークショップ・授業での震災記録の展開
NHK東日本大震災アーカイブス
証言Webドキュメントとの連携
震災記録を用いた授業 (ハーバード大学との連携)
ワークショップ・授業での震災記録の展開
かたりつぎ -朗読と音楽の夕べ- みちのく震録伝の主催・共催イベント
日時
主催・共催イベント
参加人数
2012年1月11日 東日本大震災アーカイブ国際合同シンポジウム (ハーバード大学との
共催,国際センター)
300人 2012年7月3日-­‐4日
アーカイブサマーカンファレンス(ハーバード大と共催,国際センター)
50人
2013年1月11日 東日本大震災アーカイブシンポジウム (NDLとの共催,国際センター)
250人 2013年3月1日 かたりつぎ -朗読と音楽の夕べ- (東北大学萩ホール)
800人
2013年8月8日 「津波災害の記憶を巡る」シンポジウム (東北大学)
80人 2013年8月9日-­‐10日 災害かたりつぎ研究塾 夏合宿in東北 (石巻市・東松島市・名取市)
30人 2013年11月2日-­‐3日 災害かたりつぎ研究塾 秋合宿in新潟 (長岡市・小千谷市 )
30人 2013年12月7日-­‐8日 災害かたりつぎ研究塾 冬合宿in兵庫 (兵庫県神戸市 )
40人
2014年1月11日 東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム (NDLとの共催,東北大学) 250人 2014年3月5日 かたりつぎ -朗読と音楽の夕べ- (東北大学萩ホール)
1000人 14
ご静聴ありがとうございました