新潟大学オープンキャンパス

学科別説明会
詳細
数学科
模擬授業・学生との懇談会
会場:理学部A312講義室
8月10日(月)13:30~14:10
「行列と、行列の不等式」
渡邉 恵一 教授
概要:高校の数学では、2012 年度から行列を教えなくなってしまいました。大学では今年
度から、行列の概念すら知らない新入生を迎えています。行列は、さまざまな学問・産業に
おける共通言語として普及しています。理系の知を活かす職に就くにはもちろん、理系学部
で進級して行くだけでも、行列に関するひととおりの理解は必要不可欠です。この話では行
列の初歩を紹介し、演算や大小関係について少しだけ観察することにします。
8 月 10 日(月)14:20~14:40
「新潟大学での生活」
二瓶 涼太(学部4年生)
8 月 10 日(月)15:00~15:30
「研究紹介」
若月 拓未(修士課程 2 年)
8 月 11 日(火)13:30~14:10
「ソーティングと不等式の愉快な関係」
田中 環 教授
概要:大小関係が定められたデータを,小さい順(昇順)あるいは大きい順(降順)に並べ
替える操作をソート(整列)と言います。その方法(ソーティング)には様々なアルゴリズ
ムが古くから提案されていて,現代の情報科学や計算機科学の基本とされています。一方で,
数学には様々な不等式が発見され活躍しています。相加平均と相乗平均の大小関係もソーテ
ィングを利用して簡単に証明できます。その謎解きに迫ってみましょう。
8 月 11 日(火)14:20~14:40
「私の学生生活」
松本 翔太郎(修士課程1年)
8 月 11 日(火)15:00~15:30
「研究紹介」
齋藤 裕(博士課程 3 年)
《 MEMO 》
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物理学科
模擬講義(10日)
・模擬実験(11日)
8月10日(月)13:30~14:30
「物性物理学への誘い」
摂待 力生 教授(物性実験研究室)
会場:理学部 B201 講義室
私たちの生活を支えている物質には,金属やプラスティック・ガラスなどの絶縁体,昨年3人
の日本人が受賞したノーベル賞の対象となった半導体,ハイブリッドカーでも使われている強力
磁石,リニア新幹線で使われ今後の応用が期待される超伝導体など,様々なものがあります。こ
のような物質の性質を探る物理は,物性物理学と呼ばれています。この講義では,最先端の物性
物理学の一端を紹介するとともに、温度や磁場,圧力で物質の性質がどのように変わるのか,液
体窒素を用いたデモンストレーションとともに紹介します。
このほか、新潟大学の物理学科の特長などについても紹介します。
8月11日(火)13:30~14:30
「宇宙のはじまりを素粒子の理論から探る」
江尻 信司 准教授(素粒子論研究室)
私たちの宇宙がどのような進化の過程を経て現在のような状態になったのか。それを明らかにす
ることは物理学の最も重要な課題のひとつです。現在も膨張を続けている私たちの宇宙は、138億
年前にビックバンで誕生したと言われています。そして、誕生直後の小さくて非常に高温の宇宙は、
冷えながら広がる過程で、状態が劇的に変わる相転移を何度も経て現在の状態になったと考えられ
ています。その宇宙の歴史の解明に向けた取り組みを、本学物理学科で研究されている内容も交え
て紹介します。
研究紹介 ポスター展示と大学院生による解説
会場:理学部 B203 講義室
◎8月10日(月)
・11日(火)10:00~15:30
各研究室のポスター展示
◎8月10日(月)
・11日(火)13:30~15:30
各研究室の学生による解説
《 MEMO 》
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化学科
8月 10 日(月)
・11 日(火)
化学科紹介・研究紹介(ポスター展示および説明)
10:00~15:30
会場:理学部B205講義室
「化学科ってどんなところ?」
「どんなことをやっているの?」そんな疑問に答えます。授業内
容(講義・学生実験),学生生活,進路,化学科で行われている研究内容について,ポスターや
パネル,実際に使用する教科書,講義スライドなどを展示します。
13:00~15:30は,教員,大学生,大学院生がやさしく解説します。大学生活のこと
や研究内容について,気軽に尋ねてください。
研究室見学ツアー
13:30~,14:30~
集合場所:理学部 B204講義室
4年生になると,学生は各研究室に所属して卒業研究を行うことになります。それでは,どん
な場所・実験室で研究をしているのでしょうか?実際に最先端の研究が行われている研究室(物
理化学&有機化学)を教員,大学院生の引率でのぞいてみましょう。
※人数制限があります。申し込み多数の場合,先着順となります。
体験実験デモ「リズム反応」
13:00~,14:00~
講師:佐藤敬一 准教授
会場:理学部C309学生実験室
化学反応は,普通は一方的に最終状態(平衡状態)に向かうと教えられていますが,ある種の
反応は,行ったり来たりを繰り返しながら最終状態へと進んでいきます。このような反応を「リ
ズム反応(時計反応)」と言います。この実験では,実際に溶液を混ぜる手伝いをしてもらい,
溶液の色の変化を観察しながら,何が起きているのかを解説します。また,リズム反応がどの
ように発見され今に至るのかを説明します。
《 MEMO 》
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生物学科
8月10日(月)
・11日(火) 13:30~14:15
「生物学科はどんなところ? 模擬授業で大学生気分!」
会場:理学部 B303 講義室
生物学科の概要やカリキュラムについて説明するとともに,模擬授業を行います。
生物学科の概要及びカリキュラムの説明
(8月10日(月)・11日(火)
講師:岩崎 俊介 准教授、加藤 朗 准教授
13:30~13:45)
模擬授業:
「動物の形づくりのしくみを探ろう!」講師:前野 貢 教授
(8月10日(月) 13:45~14:15)
模擬授業:
「タンパク質のかたちづくり」
講師:西川 周一 教授
(8月11日(火) 13:45~14:15)
8 月10日(月)
・11日(火) 14:20~15:00
「研究室見学ツアー」
出発地:理学部 B303 講義室
大学生・大学院生の引率で,実際の研究室を訪問します。ツアー出発地は理学部 B303 講義室です。ツアー
の途中でお帰りになられても結構ですので,お気軽にご参加下さい。
・見学予定研究室
酒井研(植物の環境応答の研究)
長束・鈴木研(生命を包む糖鎖の研究)
杉本研(造血制御機構の研究)
8月10日(月)
・11日(火) 10:00~15:30
「最接近!生物学科の研究テーマ」
会場:理学部 C201/C202 実習室
展示したポスターなどを使って実際の研究内容をやさしく解説するほか,学生実習室の様子を見学することが
できます。
研究紹介1「動物の生体防御 - 様々な血液細胞と免疫細胞」
(藤間研)
研究紹介2「植物の細胞を視てみよう」(西川研)
研究紹介3「植物のカルスと培養細胞」(岩崎研)
研究紹介4「生体内タンパク質合成マシーン:リボソーム」(内海研)
研究紹介5「タンパク質って何?」
(伊東研)
研究紹介6「臨海実験所ってどんな所?
~佐渡での教育・研究紹介~」(臨海実験所)
《 MEMO 》
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地質科学科
地質学は,岩石・地層・化石・鉱物・断層など,大地に直接触れて,地球の壮大な歴史を描くエキ
サイティングな学問です。また,地質学は土木・防災・地下資源開発など社会基盤とも結びつきの強
い理系分野でもあります。
理学部地質科学科は,伝統的に野外地質調査の教育に力をいれており,いま全国で一番「地質学」
にアツい学科です!
この学科で経験する「地球の探求」は貴重な経験になるでしょう。そして,こ
こで身につけた知識・経験をもとに,多くの卒業生が土木・防災・地下資源開発の分野のプロ技術者
として活躍しています。
地質科学科では,次のような企画で皆さんをお待ちしています!
地質科学科ってどんなとこ?(学科紹介展示+説明) 会場:理学部 A306 ゼミ室
学生の地質調査レポートや学生会パンフ,卒業論文の実物などを手にとって見ることができます。
オープンキャンパス開催中,自由にごらんいただけます!
サイエンスミュージアム見学(理学部正面玄関内)
オープンキャンパス開催中,自由にごらんいただけます!
スライドアワー
会場:理学部 A307 実習室
時間:10,11日両日とも,14:00~15:00
地質科学科の教員・学生が,たくさんのスライドを使って学科の紹介をします。
その1:地質科学科の教育と研究(教員説明)
その2:学生生活の紹介(学生説明)
なんでも質問タイム
会場:理学部 A307 実習室
時間:10日,11日両日とも,15:00~15:30
地質科学科の教員・学生が,皆さんからの質問にお答えします。
(座談会形式です。
)
《 MEMO 》
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自然環境科学科
模擬授業と学科の紹介
会場:理学部B304講義室
8 月10 日(月)13:30~14:30
「船を使って海洋に分布する元素を観測する—海洋化学の世界—」
則末 和宏 (海洋地球化学研究室)
海水中には周期表上のほぼ全ての元素が存在しています。元素は,化学的,生物学的,物理的な過
程に影響されながら,多様な分布を示します。これらの元素の分布は何を物語るのでしょうか。それ
を解くには地球規模で密な観測を地道に進めてゆく必要があります。当日の授業では,観測の内容や
採水方法も解説し,研究船を使って行う海洋化学研究の世界を紹介します。
8 月11 日(火)13:30~14:30
「植物は食べられても平気!?-植物の生き残り戦略-」
石崎 智美 (環境生物学大講座)
多くの植物は,自然界で昆虫などさまざまな動物に食べられています。その中で植物はどのように
生き延びて子孫を残しているのでしょうか?植物は,周囲の環境や他の生物との相互作用を通して,
多様な防衛戦略を進化させてきました。当日の授業では、植物の多様な防衛戦略を紹介し,生物間の
相互作用が維持されるメカニズムについてわかりやすく解説します。
在学生との懇談会:“自然環境科学科ってどんなところ?”
8 月10日(月)
,11日(火) 13:00~15:30
会場:理学部B302講義室
物・化・生・地の全てを学ぶことができる自然環境科学科では、どんなことを勉強するのか,どん
な楽しさがあって,どんな苦労があるのか。大学での授業の様子から学生生活まで,いろいろな質問
に本学科の学生が答えます。在学生の生の声を聞きにきてください。
研究紹介パネル展示:
“自然環境科学科でおこなわれている研究を見てみよう”
8 月10日(月)
,11日(火) 10:00~15:30
会場:理学部B301講義室
物・化・生・地の4分野の教員が所属する自然環境科学科では,バラエティに富んだ面白い研究
が展開されています。各研究室で進められている研究について,パネルや実際のサンプルを用いな
がら,大学院生や4年生がやさしく解説します。
また,教員による学科カリキュラムや学科卒業生の進路についての説明も行います。
《 MEMO 》
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