ルーフドレン 雨水管 工事請負契約図面、見積書にはルーフドレン・雨水管口径は 100φが記載されている。 しかし、竣工図にはルーフドレン・雨水管口径 80φが記載され、施工されている。 100φから 80φへの変更は法令を満たしている変更であるが、この変更を原因とした 多くの不都合が生じている。 平成 9 年 9 月中旬、屋上の3カ所の内の中央のルーフドレンの雨水管の1階掃除用口 より水が吹き出す漏水事故が発生している。この漏水事故の原因は2カ所のルーフドレ ンがゴミ等の詰りにより、排水能力が低下し、中央のルーフドレンに排水が集中し、排 水能力を超えたことによる漏水事故であった。この漏水事故の原因は、㈱博善社の屋上 無清掃であると共にルーフドレン・雨水管の口径を 100φから 80φに変更したことによ るものである。 平成 13 年、16 年に屋上無清掃が原因で 3 カ所のルーフドレンが詰り屋上を満水した ことによる漏水事故が発生している。 平成 9 年の漏水事故の際に五洋建設が補修工事を行っており、屋上無清掃による漏水 事故であるという指摘を㈱博善社は受けたはずである。しかし、以降も㈱博善社は清掃 を行おうとせず、エントランス屋上の漏水事故2回と屋上の漏水事故2回を発生させて いる。 平成 24 年、2 階集会場(1)北側の天井と壁に漏水の痕跡を確認した。漏水痕跡部分 は祭壇構造物と垂幕により隠れていた部分で、漏水の痕跡から恒常的に漏水が繰り返さ れていたものと思われる。原因としては、ルーフドレンの損傷か或いは雨水管の損傷が 考えられる。 この漏水についての報告はなく、どの様な調査が行われたのか、どの様な是正措置が 講じられたのかは不明である。 ㈱博善社が建物の維持保全の義務を負っており、維持保全計画を作成するために建築 有資格者による定期的に点検・調査が行われ不備が生じていれば是正が計られる。しか し、維持保全業務が行われていれば起こり得ない漏水事故が発生している。 見積書 工事請負契約図面 給排水 衛生設備 竣工図 給排水 衛生設備 1 階平面図 1 階平面図 工事請負契約図面 給排水 衛生設備 竣工図 給排水 衛生設備 2 階平面図 2 階平面図 工事請負契約図面 給排水 衛生設備 ROOF 平面図 竣工図 給排水 衛生設備 ROOF 平面図
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