関係各位 平成 27 年 9 月 青森県診療放射線技師会 会長 稲葉孝典(公印略) 原子力災害避難時の診療放射線技師としての対応(研修会のお知らせ) 平素よりお世話になります 青森県診療放射線技師会は、青森県原子力防災訓練をはじめ多くの会員が被ばく医療施設のスタッフ として訓練に参加しているところです。 2011 年 3 月 11 日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による地震と津波の影響により、 東京電力 の福島第一原子力発電所で発生した事故は多数の住民が避難するなど甚大な被害を生じ、現在も帰宅で きない住民が避難生活を続ける事態となっております。 この事故を受け、原子力関連施設近郊の住民の避難などが全国的に見直され、本県においても同様の見 直しが行われています。具体的には青森市や弘前市並びに周辺自治体に避難することが計画されていま す。避難住民は、必ずしも被ばくや汚染しているとは限らず、精神的または持病の発症から避難先の医 療機関を受診することは十分想定されます。この場合被ばくという風評被害から、受診を拒否されたり、 医療スタッフから放射線被ばく又は汚染に関する相談を受けることは十分想定されます。また避難所を 管轄する自治体から被ばく相談を受ける可能性もあり、その準備は放射線を専門に扱う診療放射線技師 として早急に進めなければなりません。 今回は現在検討が進んでいる緊急被ばく医療対策について、本会スタッフから説明します。また基本 的なスクリーニングサーベイ方法と備えるべき課題を共有したいと思います。 つきましては、公務ご多用とは存じますが、各職場からご参加くださいますようお願い申し上げます。 記 1.開催日時:平成 27 年 9 月 27 日(日)10 時~13 時(予定) 2.開催場所:青森市民病院 3.プログラム:① 3 階大会議室 青森県における緊急被ばく医療の現況 ② 「よろず相談」について ③ スクリーニングサーベイ実習 講師:青森県診療放射線技師会 稲葉 孝典 工藤 亮裕 他 スタッフとして放射線管理士が参加 4.参加費:無料 5.申込方法:別紙申し込み用紙に必要事項を記載の上、本会ホームページへ 9 月 23 日までに申し込み 下さい [email protected] 以上 問合せ先:青森市民病院 稲葉 孝典 TEL 017-734-2171(内線 9501) ※ 本研修会は日本診療放射線技師会のポイント申請中です ※ 研修終了後、放射線管理士の更新について相談がありましたら事前に申し込み下さい
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