発電装置耐震計算書
承　認
１． 装置概略
機　種
乾燥質量
整備質量
TQGP38K2SR
[kg]
755
[kg]
790
：
：
：
38K-1SR-5T
作　成
平
飯
'15.11.20
'15.11.20
野
沼
２． 本機アンカーボルトの計算
ｱﾝｶｰﾎﾞﾙﾄの種類･材質 ：
×
（
・
製 ）
M 16
180
ｹﾐｶﾙ
SUS
設計用水平震度
： ＫＨ ＝
2
機器の質量
： Ｗ1 ＝
790 [kg] （整備質量）
Ｗ1
機器の荷重
： Ｗ'1 ＝
× 9.80665 ＝
7747 [N]
ＫＨ
Ｗ'1
設計用水平地震力
： ＦＨ ＝
×
＝ 15494 [N]
Ｆ
Ｆ
設計用鉛直地震力
：
1/2
×
＝
7747 [N]
Ｈ
Ｖ ＝
670 [㎜]
機器の重心高
： ｈＧ ＝
ｱﾝｶｰﾎﾞﾙﾄ
記　号 数　値
Ｌ
機器の重心位置
： ＬＧ ＝
330 [㎜]
スパン
660
4
サイズ
Ｍ
16
ｱﾝｶｰﾎﾞﾙﾄの総本数
： ｎ ＝
[本]
Ａ
2
有効断面積
ｱﾝｶｰﾎﾞﾙﾄの片側本数
： ｎｔ ＝
141.1
[本]
ｂ１
２－１． アンカーボルト１本当りの引抜力
： Ｒｂ
ＦＨ
ＦＶ
Ｗ'1
ｈＧ
×
－ （
－
） ×
Ｒｂ ＝
ｎｔ
×
Ｌ
15494
×
670
－
（
7747
×
2
－
）
7747
×
単　位
[㎜]
[㎜]
[㎜2]
ＬＧ
330
＝
660
＝
7864 [N/本]
σｔ：アンカーボルト１本当りに働く引張応力
２－２． 引張応力比較
Ｒｂ
σｔ ＝
／ Ａｂ１ ＝
／ 141.1 ＝
55.7 [N/㎜2]
7864
SUS　304
ｱﾝｶｰﾎﾞﾙﾄの短期許容引張応力ｆｔと比較する。
（
）
2
2
ｆｔ ＝
158 [N/㎜ ]
＞ σｔ ＝
55.7 [N/㎜ ]
∴許容範囲内である。
２－３． ａ） アンカーボルト１本当りに働くせん断力Ｑ
ＦＨ
ｎ
Ｑ ＝
／
＝ 15494 ／
＝ 3873.5 [N]
4
ｂ） せん断応力比較
τＳ：アンカーボルト１本当りに働くせん断応力
Ａｂ1
Ｑ
τｓ ＝
／
＝ 3873.5 ／ 141.1 ＝
27.5 [N/㎜2]
SUS　304
ｱﾝｶｰﾎﾞﾙﾄの短期許容せん断応力ｆｓと比較する。 （
）
27.5 [N/㎜2]
ｆｓ ＝
91.2 [N/㎜2]
＞ τｓ ＝
∴許容範囲内である。
２－４． 設置方法（ケミカルアンカー）
130 [㎜]
ｱﾝｶｰﾎﾞﾙﾄの埋込長さ
： Ｌｂ ＝
19
[㎜]
ｺﾝｸﾘｰﾄの穿穴径
： ｄ２ ＝
ｺﾝｸﾘｰﾄの設計基準強度
： Ｆｃ ＝
[N/㎜2]
18
基礎の許容引抜き荷重
： Ｔａ
Ｆｃ
Ｌｂ
ｄ２
Ｔａ ＝ （
／ 8 ） × π ×
×
引抜力Ｒｂと比較する Ｔａ
＝
＝
＝
（
／ 8 ） ×
18
［N/本］
17459
17459 ［N/本］ ＞ Ｒｂ ＝
π
×
7864
19
×
130
［N/本］
∴許容範囲内である。
３． 結論
設計用水平震度
2
の地震荷重に対して、アンカーボルトの強度は十分にあります。尚、
SUS
ｹﾐｶﾙ アンカーボルトの１本当たりの引抜荷重は、
床スラブ上面に設けられる
製
7864 [N/本]で計算しております。
注
以　上
： 本計算書中に引用の数値は、(一社)日本内燃力発電設備協会及び、
独立行政法人建築研究所監修
”建築設備耐震設計・施工指針”２０１４年版による。