【溶接物をハックボルト(ボルトアップ)化のご提案】

【溶接物をハックボルト(ボルトアップ)化のご提案】
1.溶接・ハックボルト各対比
問題項目
技術面
工程の面
環境面
コスト面
特長
1
2
3
4
5
6
1
2
3
4
1
2
3
4
5
1
2
3
4
技術の巧拙
品質の確保
歪
位置精度
二次作業の発生
確認作業
加工・作業速度
工程管理
二次作業の発生
前塗装の可否
熱・雰囲気ガス
音・振動
重労働
炭酸ガス
廃棄物の発生
副資材の有無
生産速度
追加作業の有無
穴加工
溶接
ハック
ボルト
×
△
×
×
×
×
△
△
△
×
×
△
×
×
×
○
△
×
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
×
◎
◎
×
備考
・溶接技術者確保が困難。(将来は更に厳しく)
・溶接検査は難しい。(X線、超音波)
・熱影響は一切受けません。
・治具で位置決め。
・熱歪は無くケレン作業が不要に。
・スキルのある作業者のみしか確認出来ない。
・ハックボルトによる加工部品の組立。(生産性向上)
・速度が安定化される。
・歪取り、ケレン作業は無し。
・部品で塗装が可能。塗装工程が小型化。
・今後、重要な要素となる、ヒューム(ガス)・スパッタ(光)は無し。
・ボブテール(2ピースタイプ)であれば全く発生致しません。
・今後、重要な要素となる、若年労働者確保が困難。
・今後、重要な要素となる地球温暖化。
・サンダー掛け。ケレン廃物。
・溶接棒 VS ボルト・カラー
・生産速度のアップによるコストダウンが可能。
・サンダー掛け。ケレン作業。歪み取り作業。
・穴あけ・バリ取り費用要。
イメージ概算コスト
溶接での筐体製造
を100とした場合
溶接
ハックボルト
材料費(母材)
26
26
材料加工費
8
17
溶接材料費用
1
-
ボルト費用
-
5
溶接 、ボルト実施
加工費(人件費)
50
15
ケレン作業費
5
-
歪取り作業費
10
-
合計
100
63
1 ハックボルト化する事により、部品加工費コストは上昇するが、組立費・塗装費が削減見込めます。トータル15~30%の低減が可能です。
2 ハックボルト化する場合、塗装鋼板による製造が可能になり、塗装工程を削減出来ます。