安全データシート - 林純薬 – 電子材料

4-メチル-2-ペンタノン、林 純薬工業株式会社、B6-17-7、2015/02/16、1/8
作成日 改訂日
2009/05/28
2015/02/16
安全データシート
1.化学品及び会社情報
化学品の名称
製品コード
整理番号
供給者の会社名称
住所
担当部門
電話番号
FAX番号
緊急連絡電話番号
4-メチル-2-ペンタノン
B6-17
B6-17-7
林 純薬工業株式会社
大阪府大阪市中央区内平野町3丁目2番12号
環境・品質保証部
06-6910-7305
06-6910-7300
06-6910-7305
2.危険有害性の要約
GHS分類
物理化学的危険性
健康有害性
環境有害性
引火性液体 区分2
急性毒性(経口) 区分外
急性毒性(経皮) 区分外
急性毒性(吸入:蒸気) 区分3
皮膚腐食性及び皮膚刺激性 区分外
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性 区分2B
皮膚感作性 区分外
生殖細胞変異原性 区分外
発がん性 区分2
生殖毒性 区分外
特定標的臓器毒性(単回ばく露) 区分3(麻酔作用 気道刺激性)
特定標的臓器毒性(反復ばく露) 区分1(神経系)
水生環境有害性(急性) 区分外
水生環境有害性(長期間) 区分外
上記で記載がない危険有害性は、分類対象外か分類できない。
GHSラベル要素
絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
注意書き
安全対策
危険
H225
H320
H331
H335
H336
H351
H372
引火性の高い液体及び蒸気
眼刺激
吸入すると有毒
呼吸器への刺激のおそれ
眠気又はめまいのおそれ
発がんのおそれの疑い
長期にわたる、又は反復ばく露による神経系の障害
熱、火花、裸火、高温のもののような着火源から遠ざけること。禁煙。(P210)
4-メチル-2-ペンタノン、林 純薬工業株式会社、B6-17-7、2015/02/16、2/8
応急措置
保管
廃棄
容器を密閉しておくこと。(P233)
容器を接地すること。アースをとること。(P240)
防爆型の電気機器、換気装置、照明機器等を使用すること。(P241)
火花を発生させない工具を使用すること。(P242)
静電気放電に対する予防措置を講ずること。(P243)
ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。(P260)
取扱い後はよく手と眼を洗うこと。(P264)
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。(P270)
屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。(P271)
保護手袋、保護眼鏡、保護面を着用すること。(P280)
皮膚又は髪に付着した場合、直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぎ又は取
り除くこと。皮膚を流水又はシャワーで洗うこと。(P303+P361+P353)
吸入した場合、空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させる
こと。(P304+P340)
眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着
用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
(P305+P351+P338)
ばく露又はその懸念がある場合、眼の刺激が続く場合は医師の手当、診断
を受けること。(P308+P313)
火災の場合には、適切な消火剤を使用すること。(P370+P378)
容器を密閉して換気の良い場所で保管すること。(P403+P233)
施錠して保管すること。(P405)
内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業
務委託すること。(P501)
3.組成及び成分情報
化学物質・混合物の区別
化学名又は一般名
化学名又は一般名
メチルイソブチルケトン
化学物質
メチルイソブチルケトン、2-メチルプロピルメチルケトン、イソブチルメチルケ
トン
官報公示整理番号
濃度又は濃度範囲
化学式
CAS番号
化審法
安衛法
C6H12O
99.5%以上
2-542
公表
108-10-1
分類に寄与する不純物及び安定化添加物
情報なし
労働安全衛生法
名称等を通知すべき危険物及び メチルイソブチルケトン
有害物(法第57条の2、施行令 (法令指定番号:569)
第18条の2別表第9)
4.応急措置
吸入した場合
皮膚に付着した場合
眼に入った場合
飲み込んだ場合
空気の新鮮な場所に移し、安楽に待機させ、窮屈な衣服部分を緩めてや
る。
医師の診断、手当てを受けること。
汚染した衣服、靴、靴下を脱がせ遠ざける。接触した身体部位を水と石鹸で
洗うこと。
医師の診断、手当てを受けること。
水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に
外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
医師の診断、手当てを受けること。
直ちに多量の水を飲ませる。
口をすすぐこと。
医師の診断、手当てを受けること。
5.火災時の措置
消火剤
使ってはならない消火剤
粉末消火薬剤,二酸化炭素,泡消火薬剤,乾燥砂
高圧棒状放水
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特有の危険有害性
特有の消火方法
消火を行う者の保護
極めて燃え易い:熱、火花、火災で容易に発火する。
火災時に刺激性もしくは有毒なフュームまたはガスを発生する。
加熱により容器が爆発するおそれがある。
屋内、屋外又は下水溝で蒸気爆発の危険がある。
周辺火災の場合、移動可能な容器は速やかに安全な場所に移す。
移動不可能な場合、容器及び周囲の設備等に散水し、冷却する。
着火した場合、初期消火は、火元(燃焼源)を断ち、適切な消火剤を用いて
一挙に消火する。
消火後も、大量の水を用いて十分に容器を冷却する。
消火作業の際は、空気呼吸器を含め防護服(耐熱性)を着用する。
6.漏出時の措置
人体に対する注意事項、保護具及
び緊急措置
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。
関係者以外は近づけない。
立ち入る前に、密閉された場所を換気する。
適切な防護衣を着けていないときは破損した容器あるいは漏洩物に触れて
はいけない。
作業の際には、吸い込んだり、眼、皮膚及び衣類に触れないように、必ず適
切な保護具を着用し、風下で作業を行わない。
環境に対する注意事項
汚染された排水等が適切に処理されずに環境に排出しないように注意す
る。
封じ込め及び浄化の方法及び機材 不活性材料(例えば、乾燥砂又は土等)で流出物を吸収して、化学品廃棄
容器に入れる。
回収跡は多量の水で洗い流す。
7.取扱い及び保管上の注意
取扱い
技術的対策
安全取扱注意事項
保管
安全な保管条件
安全な容器包装材料
吸い込んだり、眼、皮膚及び衣類に触れないように、適切な保護具を着用し
て作業する。
長時間または反復の暴露を避ける。
漏れ、あふれ、飛散しないように取扱い、ミスト、蒸気の発生を少なくし、換気
を十分にする。
作業後は容器を密栓し、うがい手洗いを十分にする。
取り扱う場合は局所排気内、又は全体換気の設備のある場所で取り扱う。
周辺での高温物、スパーク、火気の使用を禁止する。
容器を転倒させ、落下させ、衝撃を加え、又は引きずるなどの取扱いをして
はならない。
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。
排気用の換気を行うこと。
接触、吸入又は飲み込まないこと。
眼、皮膚、衣服との接触を避ける。
取扱い後はよく手を洗うこと。
施錠して保管すること。
熱、火花、裸火のような着火源から離して保管すること。禁煙。
直射日光を避け、強酸、強酸化剤、強塩基から離して、容器は密閉して換
気の良い涼しい冷暗所に保管する。
遮光した気密容器(ガラス、SUS)
8.ばく露防止及び保護措置
管理濃度
許容濃度(産衛学会)
3
メチルイソブチルケトン
20ppm
設備対策
静電気放電に対する予防措置を講ずること。
50ppm(200mg/m )
許容濃度(ACGIH)
TWA 20 ppm, STEL 75 ppm
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取扱場所での発生源の密閉化、または局所排気装置、全体換気装置の設
置。取扱い場所の近くに安全シャワー、洗眼設備を設け、その位置を明瞭
に表示する。
保護具
呼吸器の保護具
手の保護具
眼の保護具
皮膚及び身体の保護具
有機ガス用防毒マスク、自給式呼吸器(火災時)
不浸透性保護手袋
保護眼鏡(普通眼鏡型、側板付き普通眼鏡型、ゴーグル型)
不浸透性前掛け、不浸透性作業衣、保護長靴
9.物理的及び化学的性質
外観
物理的状態
形状
色
臭い
臭いのしきい(閾)値
pH
融点・凝固点
沸点、初留点及び沸騰範囲
引火点
蒸発速度
燃焼又は爆発範囲
蒸気圧
比重(密度)
溶解度
自然発火温度
動粘性率
液体
液体
無色透明
特異臭
データなし
データなし
-84.7℃
118℃
17℃ (タグ密閉式)
情報なし
1.4vol%(空気中)~7.6vol%(空気中)
情報なし
3
0.80g/cm (20/20℃)
水;1.91g/100mL(20℃)。大抵の有機溶剤と混和する。
449℃
データなし
10.安定性及び反応性
反応性
化学的安定性
危険有害反応可能性
避けるべき条件
混触危険物質
危険有害な分解生成物
情報なし
通常の取扱い条件において安定。空気に暴露すると、爆発性過酸化物を
生成することがある。蒸気は空気より重く、低所に滞留して爆発性混合ガス
を生成し、爆発するおそれがある。加熱や燃焼により分解し、有毒なフュー
ムまたはガスを発生する。
強酸化剤、還元剤と激しく反応する。強塩基と反応する。
日光、熱、空気への暴露。火花、裸火、静電気等の発火源。強酸化剤、還
元剤、強塩基との接触。
強酸化剤、還元剤、強塩基
過酸化物
11.有害性情報
急性毒性:経口
急性毒性:経皮
急性毒性:吸入(気体)
急性毒性:吸入(蒸気)
ラットのLD50値2080mg/kg(ACGIH(2001)、3200mg/kg(PATTY(5th,2001))、
4500mg/kg(ACGIH(2001))、4540mg/kg(PATTY(5th,2001))、4570mg/kg
(EHC117(1990))、4600mg/kg(EHC117(1990))、に基づき、JIS分類基準区
分外(国連分類基準区分5)とした。
ウサギのLD50値>16000mg/kg(IUCLID(2000))に基づき区分外とした。
GHSの定義における液体である
ラットLC50(4時間)値=8.2~16.4mg/L(EHC117(1990))は区分3または4で
あることから、危険性の高い区分3とした。なお、LC50が飽和蒸気圧濃度
(26184ppmV)より低いので、ミストがほとんど混在しない蒸気と判断しガスの
基準値を適用した。
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皮膚腐食性及び皮膚刺激性
眼に対する重篤な損傷性
又は眼刺激性
皮膚感作性
生殖細胞変異原性
発がん性
ウサギに10時間適用した試験で、適用直後に発生した紅斑が24時間まで持
続(即ち24時間以降は回復)したとの結果(EHC117(1990))があり、別のモ
ルモットまたはウサギに24時間適用した試験では、「軽度の刺激性」または
総合的に「刺激性なし」の結果(DFGOTvol.13(1999)、PATTY(5th,2001))が
得られている。これらの結果からJISの分類基準による区分外(国連GHSの区
分3または区分外)に該当すると判断された。
ウサギを用いた試験で、適用後10分以内に刺激性が見られ、8時間以内に
結膜浮腫が現れ、24時間で炎症、浮腫、分泌物を認めたが3日目に消失し
ている(EHC117(1990))こと、および別のウサギのドレイズ試験では刺激性ス
コアが5(最大値110)であり、軽度の刺激性(mildlyirritative)と評価されてい
る(DFGOTvol.13(1999))ことから、区分2Bとした。なお、EU分類はR37に区
分されている。
モルモットを用いたMagnusson-Kligmanmaximizationtest(OECDTG406に準
拠)で感作性は認められなかった(Nosensitizingeffect)との記述
((DFGOTvol.13(1999)))から、区分外とした。
マウスの腹腔内投与による赤血球を用いたinvivo小核試験(体細胞invivo変
異原性試験)で陰性〔EHC117(1990)〕の結果に基づき、区分外とした。な
お、invitro変異原性試験として、Ames試験〔EHC117(1990)〕・ラット肝細胞を
用いた染色体異常試験〔EHC117(1990)〕・マウスリンフォーマ試験
〔PATTY(5th,200)〕などで陰性の報告がある。
ラットを用い2年間吸入ばく露により、雄で腎臓の尿細管腺種と尿細管腺癌
の発生頻度および単核性白血病の発生頻度がそれぞれ増加し、特に高用
量群では有意な増加であった(NTPTR538(2007))。また、マウスを用い2年
間吸入ばく露により、雌雄で肝臓腫瘍の発生頻度の有意な増加が見られた
(NTPTR538(2007))。その結果、当該物質に関わる発がん性の証拠がいくら
かあると結論されている(NTPTR538(2007))ことに基づき、区分2とした。
生殖毒性
ラットを用いた二世代吸入暴露試験(IRIS(2003))において、親動物の体重
増加抑制が高濃度群でF0雌が試験開始1〜2週目に、F1雌が交配期間中
に、さらに、全濃度群のF1雄が一過性または継続的に見られ、仔に対する
影響は生後14日目のF1およびF2雌雄の有意な体重低下のみであり、親の
生殖指標および仔の発生指標に変化は認められなかった。次いでラットま
たはマウスの器官形成期に吸入ばく露した試験(EHC117(1990))において、
ラットでは母動物の体重増加抑制および臨床症状、胎児の体重低下および
骨化遅延などが認められたが、胎児の奇形は観察されなかった。マウスの
場合は、高濃度群で母動物の死亡、不全麻痺、歩行異常などを呈し、併せ
て胎児死亡の増加、同腹胎児体重の低下が観察されたが、ばく露に関連す
る胚毒性、胎児奇形の発生増加、即ち催奇形性は認められなかった。胎児
死亡の増加(対照群0.1%に対し0.6%)は無視できない事象であるが、母動物
の死亡(3/25)が発生した高濃度群でのみ認められた有害影響のため分類
の根拠としなかった。以上の結果より、ラット二世代試験における親動物の
性機能および生殖能、さらにラットおよびマウスの器官形成期ばく露におけ
る仔の発生にいずれも有害影響が見出されなかったことから区分外とした。
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
モルモットを用いた吸入ばく露試験で比較的低濃度でも眼と鼻に刺激性が
認められたとの記述(EHC117(1990))があり、ヒトでの吸入ばく露ではしばし
ば鼻と咽喉の刺激が報告され(EHC117(1990)、PATTY(5th2001)、
IRIS(2003))、実際に気道刺激の訴えもある(EHC117(1990))ことから区分3
(気道刺激性)とした。また、モルモットおよびマウスの吸入ばく露による症状
として麻酔作用の記述があり(EHC117(1990)、PATTY(5th,2001))、ラットを
用いたその他の試験でも中枢神経抑制、協調喪失、虚脱などの症状が見ら
れる(PATTY(5th,2001))。さらにヒトの吸入ばく露でも中枢神経系抑制、目
まい、麻酔が報告されている(EHC117(1990)、IRIS(2003)、
ECETOCJACC(1987))ことから区分3(麻酔作用)とした。なお、モルモットお
よびラットにおいて重度の中枢神経抑制症状や病理学的検査による脂肪
肝、脳のうっ血などの影響も記載されている(EHC117(1990))が、いずれもガ
イダンス値を超える高用量での所見である。
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特定標的臓器毒性(反復ばく露)
ラットに13週または120日間経口ばく露後、腎症、腎尿管細胞過形成など腎
臓への影響が見られ(DFGOTvol.13(1999)、IRIS(2003))、また、ラットおよび
マウスに14週間吸入ばく露により、肝重量増加、血小板、コレステロール、尿
糖および蛋白などの検査値の変動、腎臓の病変として雄ラット特有とされる
ヒアリン硝子滴形成が報告されている(IRIS(2003))。しかし、これらの影響は
いずれもガイダンス値範囲を超えた高用量での所見のため分類対象とはな
らない。一方、ヒトでは職業ばく露により19人の作業者の半数以上が、脱
力、食欲喪失、頭痛、胃痛、嘔気、嘔吐などの症状を訴え、数人が不眠、傾
眠、胸やけ、腸痛などを起こした。作業現場がかなり改善された5年経過後
も、なお数人の作業者から消化器症状のみならず中枢神経系障害の訴え
があったと報告されている(EHC117(1990))。さらに、この報告とは別に本物
質ばく露と関連している可能性がある末梢神経障害の症例報告が2例ある
(EHC117(1990))。これらのヒトの疫学情報に基づき区分1(神経系)とした。
吸引性呼吸器有害性
動粘性率が25℃で0.691mm2/s(溶剤ポケットブック(1997)に掲載の粘性率よ
2
り算出)から、40℃では20.5mm /s以下であると推定されるが、炭化水素で
はないので「分類できない」とした。なお、低粘性率のため飲み込んだ時に
化学性肺臓炎を引き起こす危険性が指摘され(EHC117(1990))、また、ラッ
トを用いたモデル試験系では、肺への吸引により処置動物全例が死亡して
いる(PATTY(5th,2001))。
12.環境影響情報
水生環境有害性(急性)
魚類(ファットヘッドミノー)での96時間LC50=505mg/L
(ECETOCTR91,2003)、甲殻類(オオミジンコ)での24時間LC50=1550mg/L
(EHC117,1990)であることから、区分外とした。
水生環境有害性(長期間)
難水溶性でなく(水溶解度=19000mg/L(PHYSPROPDatabase、2005))、急
性毒性が低いことから、区分外とした。
データなし
オゾン層への有害性
13.廃棄上の注意
残余廃棄物
汚染容器及び包装
廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。
本製品を含む廃液及び洗浄排水を直接河川等に排出したり、そのまま埋め
立てたり投棄することは避ける。
都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に、内容を明示して処
理を委託する。
容器は清浄してリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に
従って適切な処分を行う。
空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。
14.輸送上の注意
国際規制
海上規制情報
UN No.
Proper Shipping Name
Class
Packing Group
Marine Pollutant
Transport in bulk according to
MARPOL 73/78,Annex Ⅱ,
and the IBC code
航空規制情報
UN No.
Proper Shipping Name
Class
Packing Group
国内規制
陸上規制
IMOの規定に従う。
1245
METHYL ISOBUTYL KETONE
3
Ⅱ
Not applicable
applicable
ICAO/IATAの規定に従う。
1245
METHYL ISOBUTYL KETONE
3
Ⅱ
該当しない
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海上規制情報
国連番号
品名
国連分類
容器等級
海洋汚染物質
MARPOL 73/78 附属書II 及び
IBC コードによるばら積み輸送
される液体物質
航空規制情報
国連番号
品名
国連分類
等級
特別の安全対策
緊急時応急措置指針番号
船舶安全法の規定に従う。
1245
イソブチルメチルケトン
3
Ⅱ
非該当
該当
航空法の規定に従う。
1245
イソブチルメチルケトン
3
Ⅱ
運搬に際しては、容器の転倒、損傷、落下、荷崩れ等しないように積み込
み、漏出のないことを確認する。
127
15.適用法令
化審法
労働安全衛生法
消防法
悪臭防止法
大気汚染防止法
海洋汚染防止法
外国為替及び外国貿易法
船舶安全法
航空法
港則法
道路法
廃棄物の処理及び清掃に
関する法律
特定有害廃棄物輸出入規制法
(バーゼル法)
参考データ
(日本産業衛生学会、許容濃度)
優先評価化学物質(法第2条第5項)
特定化学物質第2類物質、特定第2類物質(特定化学物質障害予防規則
第2条第1項第2,3号)
作業環境評価基準(法第65条の2第1項)
名称等を表示すべき危険物及び有害物(法57条1、施行令第18条)
危険物・引火性の物(施行令別表第1第4号)
名称等を通知すべき危険物及び有害物(法第57条の2、施行令第18条の
2別表第9)
第4類 第一石油類(非水溶性)
特定悪臭物質(施行令第1条)
揮発性有機化合物(法第2条第4項)(環境省から都道府県への通達)
有害液体物質(Z類物質)(施行令別表第1)
輸出貿易管理令別表第1の16の項(2)
引火性液体類(危規則第2,3条危険物告示別表第1)
引火性液体(施行規則第194条危険物告示別表第1)
危険物・引火性液体類(法第21条2、則第12条、昭和54告示547別表二)
車両の通行の制限(施行令第19条の13、(独)日本高速道路保有・債務返
済機構公示第7号・別表第2)
特別管理産業廃棄物(法第2条第5項、施行令第2条の4)
廃棄物の有害成分・法第2条第1項第1号イに規定するもの(平10三省告示
1号)
許容濃度勧告物質
16.その他の情報
参考文献
その他
国際化学物質安全性カード(ICSC)
16615の化学商品(化学工業日報社)
独立行政法人 製品評価技術基盤機構
The Registry of Toxic Effects of Chemical Substances NIOSH
当該製品の化学物質製品を取り扱う事業者に対して提供するものであり、
安全を保証するものではありません。
現時点における該当化学物質の情報を全て検証しているわけではありませ
ん。
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当該化学物質について常に未知の危険性が存在するという認識で、製品
運搬・開封から廃棄に至るまで、安全を最優先して使用者自己の責任にお
いてご使用下さい。
当該化学物質を使用する際は、使用者自ら安全情報を収集すると共に使
用される場所・機関・国などの、法規制等については使用者自ら調査し最優
先させてください。
国または地方の規制についての調査は、当社としては行いかねますので、
この問題については使用者の責任で処理願います。
このSDSは林 純薬工業株式会社の著作物です。
当該物質の日本語によるSDSと他国言語にて翻訳されたSDSが存在する場
合、内容の相違があるなしに関わらず日本語で記述された文書が優先され
他国言語による文書は参考文書とします。