デジタルスタジオ基礎 親建築リサーチ

親建築 1 ∼Nesting in the Sky∼ created by 岸本和彦
Name:
渡邊 大生
計画地 静岡県 設計者 岸本和彦 構造 木造
敷地面積
331.43 ㎡ 延床面積
105.26 ㎡
外部仕上げ 外壁:セランガンバツ 屋根:FRP 防水
用途
住宅 規模 2階建て 建築面積
84.93 ㎡
竣工年 2015 年 内部仕上げ 壁:P.B.+ 土佐和紙、EP
Name:
床:ウォールナット +OF 写真 上田 宏氏
Class:
Student ID:
Name:
デザインスタジオ基礎
71409566
渡邊 大生
Date:
No.:
2015/10/08
001/006
ロフト階から見下ろす平面パース 縮尺 1/75
*計画地 静岡県 設計者 岸本和彦 構造 木造
敷地面積 331.43 ㎡ 延床面積 105.26 ㎡
外部仕上げ 外壁:セランガンバツ 屋根:FRP 防水
用途 住宅 規模 2階建て 建築面積 84.93 ㎡
竣工年 2015 年 内部仕上げ 壁:P.B.+ 土佐和紙、EP
床:ウォールナット +OF 写真 上田 宏氏
Date:
No.:
2015/10/08
001/006
断面詳細図 縮尺 1/75
1階 &2 階 平面図 縮尺 1/125
Class:
Student ID:
Name:
Date:
No.:
デザインスタジオ基礎
71409566
渡邊 大生
2015/10/08
002/006
(…) 大切なのは、生活において場所を選び取るという行為が
それぞれに訴えられた役割 ( テレビや照明器具 )、あるいは
抽象的概念 ( リビングやダイニングといった名称 ) で決定される
べきではないということである。特にこの裏地においては
「風景へ開かれた程度」がファクターとして認識されるべきなのである。
もちろん、移動に伴ってその都度空間のプロポーションや重心も
変化していくものであり、そこに適合した居方も変化しなければならない。
たとえば、「下の間」はテーブルと椅子が適合する空間スケールであり、
立っても道から覗かれる心配はない。いわゆる壁勝ちな空間である。
「中の間」は低めのソファに座った時に目線より少し上まで壁に囲まれるが、
立つと 360 度風景が広がる。「上の間」では 400mm の深さを持ついわゆる
竪穴であり、そこに居る時視線の先には常に風景が広がる。
子供達が直に座った時にちょうどよい領域性を感じるよう、立ち上がり部も
カーペットを貼った。400mm の段差は椅子としても機能するはずである。
「上の間」から全体を見下ろすとまるで平らな大地が長い年月をかけて
浸食されたグランドキャニオンのようであり、一方で樹上高くに設けられた
暖かい鳥の巣のメタファーでもある。
( 岸本和彦 )
引用文献 新建築社『新建築 住宅特集 2015 9 月号』p66 73
引用 URL http://www.ac-aa.com/works/nestinginthesky.html
Class:
Student ID:
Name:
Date:
No.:
デザインスタジオ基礎
71409566
渡邊 大生
2015/10/08
003/006
親建築 2 ∼SHRIMP∼ created by 前田圭介
Class:
Student ID:
Name:
デザインスタジオ基礎
71409566
渡邊 大生
Date:
No.:
2015/10/08
004/006
1 階 &2 階 平面図 縮尺 1/150
1 階 &2 階 断面図 縮尺 1/30
1 階 &2 階 断面図 縮尺 1/125
Class:
Student ID:
Name:
デザインスタジオ基礎
71409566
渡邊 大生
Date:
No.:
2015/10/08
005/006
< 都市の中に溶け込む新たな立体的コートハウス >
福山市中心市街地の一面に建つ住宅の計画である。
北側前面道路に接する敷地は南北に細長く折れ曲がり、
敷地周囲は住宅とビルによって囲われている。
このような敷地のなかにおいても日常の豊かなひとときを
奏でていくための空や水・土・陽光・風、そして 動植物との
インタラクティブな関係性が生まれる市中山居のような環境を
考えた。
計画としては周辺外部から追蔽されたような関係性ではなく、
もっと人が関わりを持つ範囲を広げていけるような関係を目指して
コートハウス的な要素を立体内部に取り込んだ。南北に伸びる敷地に
対して一つの大きなヴォリュームで捉えるのではなく、
3つのヴォリュームに分節し、ヴォリュームの隙間から滲み込む
外部環境とのつながりを期待した。具体的には東西の隣地に対して
地面から立ち上がる 6 枚の RC 独立片持ち壁により、三つの殻を形成した。
その間に生まれた大きながらんどうと内外殻が混じり合うことで
生成されるスリット。そこに、分節された殻をまたがっていくような
異なるフロアレベルを持つ自由な木造スラブによって、
ランドスケープと絡まりながらそれぞれの場所をつくりだしている。
そして、大きさの異なる殻は複雑に内外部空間を紡ぎ出しながら、
陽光や風が人の滞在場所を抜けていく。甲殻類のような殻と殻との
隙間と断続的な内部空間によって分棟形式のようでありながら
計画地 広島県 設計者 前田圭介 構造 木造
領域が規定されない広がりを獲得している。それは、中心市街地に
敷地面積
いながら現代の山居のような環境を生み出している。
156.36 ㎡ 延床面積
129.39 ㎡
都市部の住宅街において敷地周辺の状況を丁寧に読み取っていきながら
用途
近隣とのほどよい領域の関係性をつくり出すことこそ、
庭 荻野寿也 竣工年 2014 年 写真 上田 宏氏
何気ない日常のひとときを豊かなものにさせるエッセンスだと思っている。
( 前田圭介 )
住宅 規模 2階建て 構造設計 小西泰孝
引用文献 ADA エディタトーキョー『GA HOUSES 140 世界の住宅 』p8 20
Class:
Student ID:
Name:
デザインスタジオ基礎
71409566
渡邊 大生
Date:
No.:
2015/10/08
006/006