製品安全データシート(MSDS) 製品及び会社情報 1. 製品名 39114756 モノタロウ アルカリ乾電池 会社名 株式会社 MonotaRO 所在地 〒660-0876 兵庫県尼崎市竹谷町 2-183 リベル 3 階 担当者名 商品お問合せ窓口 電話番号 0120-443-509 FAX 番号 0120-289-888 緊急連絡先 所在地と同じ 整理番号 M150721 公称電圧:9.0V 化学システム:亜鉛/二酸化マンガン 充電専用:はい いいえ 2. 組成および成分情報 化学的性質:アルカリ亜鉛二酸化マンガン電池 おおよその 成分 CAS 番号 重量パーセ おおよその 不純物 CAS 番号 ント(~%) 二酸化マン 重量パーセ ント(~%) 1313-13-9 33.1 水銀(Hg) 7439-97-6 <0.0001 亜鉛(Zn) 7440-66-6 12.8 鉛(Pb) 7439-92-1 <0.0030 水(H2O) 7732-18-5 6.1 カドミウム 7440-43-9 <0.0003 7440.38-2 <0.0001 ガン (MnO2) (Cd) 水酸化カリ 1310-58-3 1.5 7782-42-5 1.8 真ちゅう 12597-71-6 4.3 スチール 7439-89-6 26.8 ニッケルめ 7440-02-0 0.3 ウム(KOH) グラファイ ト っき ヒ素(As) ナイロン なし 1.3 なし 1.2 26062-94-2 10.8 -66 繊維 PBT 樹脂 3. 危険有害性の要約 全体的な注意:一般的に知られた化学製品取扱いの規則に従うこと。これら成分はスチー ル缶に密封されている。民生用には、適切な危険有害性警告が容器と電池 本体の両方に印字されている。電池が漏出したり、高熱に曝露したり、機 械的あるいは電気的に誤使用したりしない限り曝露の可能性があってはな らない。含まれる高濃度水酸化カリウムには腐食性がある。予想される水 酸化カリウムの漏出の可能性は、電池の大きさにもよるが、2~20 mL で ある。電池を食べたり飲んだりしない。電池は子供の手の届かないところ に置いておく。 物理化学的危険有害性:本品は、指令 99/45/EEC の基準では危険物には分類されない。 人への危険有害性:電池が漏出した場合、腐食性成分に曝露する恐れがある。そのため、 皮膚接触による感作が起こる場合がある。 環境への危険有害性:該当なし 4. 応急措置 吸入した場合:電池が漏出し、これを過度に吸入した場合、新鮮な空気の場所へ移動する。 医師の診察を受ける。 皮膚に付着した場合:電池が漏出し皮膚に付着した場合、汚れた衣服を脱がす。付着した 場所を大量の水と石鹸で洗う。刺激を感じたら、医師に相談する。 目に入った場合:電池が漏出して目に入った場合、直ちに流水で 15 分以上洗い流す。すぐ に眼科専門医に相談する。 誤飲した場合:電池の大きさによっては該当しない。小さな電池では窒息する恐れがある。 漏出した電池を飲み込んだ場合は、口とその周囲を流水で 15 分以上すすぐ。 大量の水を飲ませる。吐かせない。医師の診察を受ける。 5. 火災時の措置 適切な消火剤:二酸化炭素(CO2) 、泡状物質、粉末消火剤 使ってはならない消火剤:絶対に水ジェットを直接使用してはならない。 燃焼生成物による曝露の危険有害性:火災時には、二酸化炭素、一酸化炭素およびその他 の有毒な有機物質が発生する。ガスおよび煙を吸い込 んではならない。 個人用保護具:全身防護服を着用する。自給式呼吸器を使用する。 6. 漏出時の措置 人体に対する注意事項:多量の漏出を安全作業員に知らせる。腐食性の水酸化カリウムが 漏出あるいは破裂した電池から放出されることがある。目または皮 膚への接触および上記の吸入を避ける。換気を増やす。防護服を着 用する。保護していない者は離れる。 環境に対する注意事項:下水道システムへ、河川、穴や地下への排出および浸透を避ける。 清掃方法:漏出した電池内の成分を砂やシリカのような標準的な吸収剤インサートで回収 する。十分な換気状態に配慮する。適切な方法で電池内の成分を再利用または処 分する。 7. 取扱いおよび保管上の注意 全般的な取扱い:化学製品の取扱いに関する一般的に知られた規則や注意事項に従う。機 械的および電気的誤使用を避ける。電池の短絡や誤った設置をしない。 分解、破砕、再充電または高熱への曝露があると、電池が破裂、熱分解、 あるいは爆発することがある。機器の取扱説明書に従って設置する。ア ルカリ電池と亜鉛炭素電池のように電池システムを混ぜない。機器の電 池はすべて同時に替える。電池をポケットやカバンに入れて持ち歩かな い。電池のラベルは剥がさない。 保管:本品は、酸素/空気、明かりおよび湿気の影響を避け、十分満たされ、適切にコー ティングされていてしっかり締められた容器に保管する。 8. 曝露防止および保護措置 曝露/技術的対策:十分に換気して、大気中の蒸気濃度を最低限にしなければならない。 手、目および皮膚の保護具:通常の使用条件において必要性はない。漏出した電池を取扱 う場合は、手、目および皮膚を守るために、ネオプレン製、ゴ ム製またはニトリル製手袋を使用し、安全眼鏡を着用する。 一般的な安全および衛生対策:指示通りにのみ使用する。 9. 物理的および化学的性質 物理的状態:上部がステンレスの電池 色:内容物の色は暗色で灰色 におい:該当なし 融点:該当なし 沸点:該当なし 引火点:該当なし 爆発限界:データなし 発火点:データなし 蒸気圧:データなし 比重:該当なし 水溶解度:該当なし その他の溶媒への溶解度:該当なし PH 値:データなし 分配係数:データなし 粘度:データなし 10. 安定性および反応性 熱分解:電池は、火中にさらすと破裂して危険有害な分解生成物を放出する可能性がある。 混触危険物質:強酸化剤 危険有害な反応:強酸化剤とは混合できない 危険有害な分解生成物:熱分解により亜鉛とマンガンの危険有害なガス、水素ガス、水酸 化カリウムの腐食性蒸気およびその他の有毒な副生成物を生成す る可能性がある。 11. 有害性情報 第 2 項に示した電池の成分に対する有害性情報は入手できるが、全体的には損傷を受けて いない電池に該当する情報はない。 慢性的健康への影響:該当なし 12. 環境影響情報 データなし 13. 廃棄場の注意 製品:適切な規則に従って廃棄する。不確かな場合は、関連する市町村役場に連絡する。 過度温度で電池が爆発する恐れがあるので、焼却はしないこと。 14. 輸送上の注意 陸送(ADR/RID) :規制なし 航空輸送: ITA DGR:特別規定 A123: 「電池の例として、アルカリマンガン、亜鉛炭素、ニッケル水 素およびニッケルカドミウム電池がある。いずれの電池も…危険な発熱の可能性のあるも のは、次の内容について輸送の準備をしない限り、輸送は禁じられている。(a)短絡しな いようにする(例えば、電池の場合には、露出した端末を効果的に絶縁する…)。 (b)誤作 動を防止する。航空貨物運送状が発行されている場合は、 「Not Restricted(非規制品)」の 文言と特別規定番号を 8.2.6 に規定された通りに航空貨物運送状の物質の記述欄に記載しな ければならない。 海上輸送(IMDG) : IMDG CODE:特別規定 304 では、 「腐食性の電解質を含んでいるが電槽にひびが入っても 電池の外に流れ出ない乾電池は、電池は安全に包装し短絡から守るよう規定した本コード の規定の対象とはならない。そのような電池の例として、アルカリマンガン、亜鉛炭素、 ニッケル水素およびニッケルカドミウム電池がある」とされている。 本電池は、国際機関から危険物質または危険製品としての出荷時の規制は受けていない。 出荷品名の「アルカリ電池‐無害」は国内外の船荷証券すべてに対して使用する可能性が ある。 一般的に、どの輸送手段(陸送、航空輸送あるいは海上輸送)においても電池はすべて安 全で責任ある方法で包装しなければならない。全機関の規制事項では、電池は短絡を防ぐ ように包装され、内容物の漏出を防ぐ「別の堅固な包装」に入っていることが求められて いる。Pairdeer アルカリ電池の自社包装はすべてこの規制事項に適合するよう設計されて いる。 15. 適用法令 記号:該当なし EC 標識:なし リスク警句:なし 安全警句:なし アルカリ電池は、危険調剤指令では「成形製品」として分類されているものであり、指令 要求事項の対象外である。 16. その他の情報 この安全データシート(MSDS)の情報は、最新で信頼できる情報源から得たものである。 しかし、データは、その正確性や精度について明示的あるいは黙示的な保証なしに提供さ れたものである。本製品の不適切な使用による損害、傷害、損傷あるいは出費については 使用者の責任とする。上記製品の過去のいかなる MSDS も、これをもってこの新しい文書 と置き換えるものとする。この情報は、組織内と本製品を一緒に取り扱う他の人に必要に 応じて公開するよう求める。
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