スマホやめますか - 新潟県立糸魚川高等学校

SHINRO DAYORI
スマホやめますか
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月4日(土)に行われた信州大学の入学式において、山沢清人学長は次のように挨拶をしました。
新聞に要旨が掲載されていたので紹介します。
日本が活力ある社会を維持し、世界へ積極的に貢献していくためには、独創性や個性を発揮する
ことが重要となります。
創造性を育てるには、自ら考えることにじっくり時間をかけること、そして時間的にも心理的に
もゆったりとすることが最も大切となります。
ある脳科学者は「記憶が詳細なほど、その瞬間は長く感じられる。しかし、周りの世界が見慣れ
たものになってくると、脳が取り込む情報量は少なくて済み、時間が速く過ぎ去っていくように感
じられる」と言っています。時間を有効に使うために自力で時の流れを遅くする必要があります。
残念なことですが、昨今、この信州でもモノやサービスがあふれ始めました。その代表例は携帯
電話です。アニメやゲームなどいくらでも無為に時間をつぶせる機会が増えています。スマホ依存
症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何物でもありません。スマホの「見慣れた世界」にいる
と、脳の取り込み情報は低下し、時間が速く過ぎ去ってしまいます。
「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」。スイッチを切って、本を読みましょう。友達
と話をしましょう。そして、自分で考えることを習慣づけましょう。自分の持つ知識を総動員して、
ものごとを根本から考え、全力で行動することが、独創性豊かな信大生を育てます。
これが「スマホやめますか、信大生やめますか」という部分だけ過剰に反応されて、マスコミにも
大きく取り上げられることとなりました。
この要旨を読むと、スマホ自体を否定しているわけではないような気がします。
「テレビを見るとも
のを考えなくなる」「メールでやりとりするよりは直筆の手紙がいい」「パソコンで文書を打つと漢字
力が低下する」などのように、一部分だけを拡大して取り上げたような気がします。
もはやスマホは否定できない存在である。だとしたら、その付き合い方を考えていかなければなら
ない。私はそのように解釈しました。糸魚川高校でも校内での携帯電話やスマホの使用は禁止されて
糸魚川高校
物語を作ろう
進路指導部
平成 27 年 4 月 30 日(木)
№5
職業について
ある化学メーカーでは「新小学1年生が将来就きたい職業」を毎年調べていて、今年度の新1年
生の調査の結果は次の通りだそうです。
【男の子】
1位 スポーツ選手
2位 警察官
3位 運転士・運転手
4位 消防・レスキュー隊
5位 TV・アニメキャラ
6位 大工・職人
7位 ケーキ屋・パン屋
8位 医師
9位 パイロット
10位 研究者
【女の子】
1位 ケーキ屋・パン屋
2位 芸能人・歌手・モデル
3位 花屋
4位 教員
5位 保育士
6位 看護師
7位 医師
8位 スポーツ選手
9位 アイスクリーム屋
10位 警察官
この結果を見て、次のようなことを考えました。
◎知っている職業は限られる
子ども達は自分の知っている職種の中から仕事を選びます。上位に来ているのは、普段目にして
いるもの、関心のあるものです。
憧れを形にすることは大切です。努力する原動力となります。しかし、世の中には自分の知らな
い職業がたくさんあります。
先日の新入生研修の講演で、ベネッセの石川さんも「自分が今しているような仕事がこの世にあ
るなんて学生の頃は知らなかった」とおっしゃっていました。世の中にはたくさんの仕事があって、
自分の知っているのはその中のごくわずかに過ぎません。どんな職業があるのかを知ることは、自
分の可能性を広げる意味でも大切なことです。
います。みんなはこの山沢学長の言葉を読んで、どう思いますか?
◎新しい職業がどんどん出てくる
県内大学でも大学の入学式が4月上旬に一斉に行われました。その時の学長の言葉が新聞で報道されていまし
たので、併せて紹介します。
◎新潟県立大学(4月7日) 猪口孝 学長
人が迷うのは当たり前だ。ベストな選択だと思えるまで、工夫と努力を続けてほしい。
◎上越教育大学(4月7日) 佐藤学 学長
教員としての技能とともに人間性を磨くことも大切。地域の人や上越の自然からも学んでほしい。
◎新潟県立看護大学(4月7日) 渡辺隆 学長
実習を通じ知識や技術の理解がより深まり、看護の質を高める。皆さんの輝かしい未来に期待する。
◎新潟大学(4月6日) 高橋姿 学長
大学では広い視野で物事を考えてほしい。海外留学の機会も多く用意している。世界に目を向け、主体的
に学ぶ姿勢を獲得してほしい。
先日読んだ本の中に次のような文章がありました。
現在の職業の多くは近い将来パソコンなどの IT 機器に取って替わられてしまい、なくなるだろ
う。そして、現在の小学生たちの 65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう。
大体こんな内容でした。これはアメリカの研究者の語った言葉だそうですが、スマホの普及を見
ると、そんなこともありえそうな気になってきます。これからは現在は存在しない仕事がどんどん
現れてきそうです。
新聞を読んだりニュースを見たりして、社会の変化に敏感になりましよう。
先週は進路志望調査が行われ、来月は早くも次年度の科目選択説明会が行われます。自分の進路
について日頃から考えておきましょう。
先日の調査によると、3年生の受験において小論文・作文が必要な生徒は学年全体の 19.0%、未定の生徒は学年全体の 42.3%。今後、何がどうなるかわからないので全員に小論文があるものとして準備しておこう。