Press Release 2015 年 10 月 30 日 メットライフ生命保険株式会社 社員営業教育に、注目の「反転学習」メソッドを導入 ―学びのポータルサイトMetLife Campusを活用し対面研修とデジタルラーニングの効果を融合- メットライフ生命保険株式会社(代表執行役 会長 社長 サシン・N・シャー)は、学びの機能を一元化したポー タルサイト MetLife Campus*と連動し、11 月より社員営業教育に「反転学習メソッド」を導入することをお知らせいた します。 受講者が先ずネットで知識を習得し、実際の対面授業で自由討論などの実践を通して理解を深める「反転学 習」は、米国の大学等で積極的に取り入れられ、日本でもその学習効果の高さに注目が集まっています。 メットライフ生命では、この学習効果に着目し、新人コンサルタント社員向け初期研修において「知識を自らの力で 活用できるようになる」ことを目的に『反転学習』メソッドを導入します。『反転学習』メソッドでは、知識習得のための 講義をデジタルコンテンツに置き換え、受講者はそのコンテンツを研修受講前に閲覧します。結果、従来「話を聞 く・知識を得る」などインプットをメインに進められていた対面研修は、「事前学習で習得した知識を基にロールプレイ 等の実践的アウトプット」へと変化し、さらに受講者同士で気づきをディスカッションすることにより新たな知識の創出 を目指します。 <*MetLife Campus について> 2015 年 9 月 1 日にメットライフ生命のコンサルタント社員(営業職員)、委託保険代理店、内勤社員を対象とした 「研修管理システム」、「研修申込システム」、「e-learning」といった社内の学びに関する機能を一元化、更に新機 能を搭載した MetLife Campus(メットライフ キャンパス)を稼動開始しています。主な機能は下記のとおりです。 ① 学びの機能一元化による利便性向上 受講したい研修の検索、受講申込、研修履歴の管理、必要資料の検索、e-learning の受講、これら全ての学 びの機能が MetLife Campus にワンストップとして一元化されることにより、必要な情報、機能に効率よくアクセ スすることが可能となり、利便性が高まりました。 ② 全研修資料を対象とした網羅的な検索機能 ユーザーが『学びの検索』にキーワード(例:相続)を入力すると、相続に関する動画コンテンツ、記事、研修資 料、対面研修、e-learning が画面に表示されます。基礎知識が足りない場合には研修資料に戻って再学習、 お客さまへの効果的なプレゼンテーション方法を知りたいならロープレ動画を視聴するといったようにユーザー は自身のニーズに応じた効果的なマテリアルを選択出来る環境が整いました。特に全社戦略に紐づく資料は タイムリーに MetLife Campus へ UP されるので、ユーザーは常に最新情報へアクセス、学習が可能です。 ③ 双方向コミュニケーションが可能な『My Page』 『My Page』という名称の個人用ボックスが新設され、受講必須研修や e-learning の情報、アンケート回答依 頼、そして管理者向けの承認申請機能がこちらで確認できるようになりました。また、従来、全社員向けイント ラネット掲載や個別メール形式をとっていた研修事前案内や研修後のフォローアップが『My Page』上で適宜 可能となり、研修開催者と受講者の双方向コミュニケーションが実現可能となりました。具体的には知識定着 や行動変容の確認といった研修後のフォローアップを検討しています。 Press Release <メットライフキャンパス画面> メットライフ生命では、今後もデジタルラーニングと対面研修それぞれの効果を融合し、MetLife Campus を通じ てさらにクオリティの高い「学び」の場を提供していく予定です。 <反転学習について> 知識を学ぶのは予習で済ませ、教室での授業はその応用で済ませる反転学習は、米国で始まり、教室で学び 自宅で復習するのとは逆になることが特徴。ネット経由で大学の授業が受けられる MOOC(ムーク)は、大規模オ ンライン講座として、米国のスタンフォード大学(2012 年~)や米国マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学がい ち早く取り入れている。日本でも、東京大学で 2014 年に JMOOC(日本版ムーク)を開講するなど、一部の大学が反 転学習を利用した独自の取り組みを始めて注目が高まっている。政府の教育再生実行会議は「大学による MOOC の戦略的活用」の方針を打ち出した。 以上
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