2015年7月第1号 - 岐阜市社会福祉協議会

平成27年7月15日発行
岐阜市社会福祉協議会(岐阜市都通 2-2)
福祉サービス利用支援グループ
TEL:058-255-5511 FAX:058-255-5512
介 護 相 談 員 だ よ り を 発 行 し ま し た !
日頃から皆さまにご協力をいただき、誠にありがとうございます。第1号の今回は、2月
5日に開催された介護相談員受け入れ施設職員の皆さまと介護相談員との意見交流会の
内容についてまとめています。ぜひ、皆さまでご覧ください。
施設サービスのさらなる向上
と介護相談員派遣事業の充実
を目指すことを目的に今回の
意見交流会を開催しました。
13施設の担当職
員の方々に参加し
ていただきました。
グループワークの内容
は各グループのシート
をみて回り、情報共有
をしました。
より詳しい報告について
は次のページからご覧く
ださい。
(参加者)
施設担当職員 13名
介護相談員
23名
介護保険課
2名
施設職員さんと介護相談員さんが混合になるように
グループを5つに分け、グループワークを行いました。
介護相談員意見交流会
平成27年2月5日(木)
13:30~15:00
IN 福祉活動センター内2階
(岐阜市都通2-2)
介護相談員派遣事業に期待すること
・活動について
施設職員より
A:余暇活動・空時間の活動について
施設職員より、実際の取り組み例
・客観的な意見を頂けるので参考にしている。
施設の行事にも積極的に関わっていただき、
介護相談員としての意見を教えてほしい。
・イベント等へ一緒に参加、施設の取り組みを実
イベント食/寿司の出前/コンビニへの買い物/
際に体験してもらいたい。
・介護相談員の方には一人でも多くの利用者様の
話を聞いていただきたいと思う。
み・バイキングがたべられる店)/季節のイベント
介護相談員より
おしぼりたたみ/洗濯たたみ/近所の喫茶店/マ
ーサへの買い物/外食のイベント(回転寿司・さが
(1月初詣・3月~4月 12 月クリスマス会)など
介護相談員より
より
・
「認知症だからいつも言っている」と話される
と困惑する。
・施設スタッフの方々とのコミュニケーションが
大切だと思う。
・施設の方の本音を知りたいと思う。活動の際に
私たちが配慮すべきことは?と改めて考える。
介護相談員派遣事業に期待すること
・活動について
施設職員より
・施設の良い面も悪い面も何か気づきがあれば、
活動記録や口頭でも良いので、教えてほしい。
・利用者さんとの人間関係構築を楽しみながら活
動すると良いと思う。
・たくさんの利用者さんと接してほしい。寝たき
りの方や認知症(重度)の方で会話がうまくでき
なくても何かを感じてもらいたい。
介護相談員より
・2回目の訪問で利用者さんに「こないだも来た
ね」と言われた時はうれしかった。利用者さん
・園児、小学生との交流があると良いと思う。
・タオルたたみ、洗濯等。利用者さんは役に立つ
ということに生活のハリを持ってみえます。
・
(利用者の声)「誰とも話せない。暇です。
」
・
(利用者の声)「アイロンを使うなど家にいた時
と同じことができて暇ではない。」
A:余暇活動・空時間の活動について
施設職員より
・定期的な行事(全体で行うもの)は行っているが、
個別で楽しんでもらえる様な余暇活動を行うに
は人員的に困難。
・曜日によってきまった活動をしている時もあ
る。ユニットごとに活動することもあります。
介護相談員より
・スタッフの方は大変だと思う。
・空き時間というより、いつも趣味やゲームのあそ
びで費やすような施設があるといいと思う。
・家族の面会の回数の少ない方はやはりお話を聞い
てくれる人がほしいと言われる、そういう方は私
たちが帰る頃の顔のかがやきが違う気がする。
C:食事の形態・種類について
施設職員より
介護相談員より
も同じだと思う。
・職員さんの人数が少ないように思います。
・介護相談員として、決して施設のあらさがしを
する訳ではない。職員の方と一緒に利用者の方
がより良く過ごせる様に考えていきたい。
・施設の生活相談員さんとの信頼関係をつくって
いきたい。
・食べ物の好き嫌いに
合わせて提供してい
る。(魚から肉に変更)
・どの食事形態なら出
せるかを専門職同士
で検討する。
・食事、おやつは利
用者の方の一番の
楽しみ。病気との
兼ね合いが難しい
と思います。
介護相談員派遣事業に期待すること
・活動について
施設職員より
・職員では対応があまりできない相談をしっかり
聞いていただけてうれしい。
・ゆっくりと話をきいてくださるのでとても助か
る。職員には伝わってこない相談内容の時もあ
る。
介護相談員より
・いつも同じ人とお話をする事が多くなりがち。
・忙しくしている職員に声をかけるのが申し訳ない。
・利用者さん皆さんにお声をかけるが、施設側として
は車椅子の方と寝たきりの方とどちらに重点をお
いた方がよいのか。
介護相談員派遣事業に期待すること
・活動について
施設職員より
・他施設のサービスについて良いと思われることを
情報として教えてほしい。
・利用者からのストレートな声をこれからも期待。
・ぜひ、行事などに合わせて来所していただき、利
用者の意見をきいてほしい。
介護相談員より
・施設の方との話し合う場を毎回もってもらいたい。
・利用者様の愚痴を話された時にどこまで返事、意見
を言ってよいのか迷う。
・常に動く方、会話のなされない方にも相談員とし
てお声かけしている。
介護相談員派遣事業に期待すること
・活動について
施設職員より
B:利用者や家族の接遇について
施設職員より
・利用者さんは人生の先輩ということで、丁寧な言葉
遣い、
「さん」付けで呼ぶ等、当たり前ですができ
ていない事を申し送り時に口に出して皆で言う。
・特養ですがQOL(生活の質)・ADL(日常生活動
作)を上げる生活リハビリを実施している。
介護相談員より
・施設ごとに意見、取り組んでいる事等の情報交換
をし合って向上を目指すことが大切だと思う。
・施設の方の話を聞いて、いろいろな取り組みをさ
れていて嬉しく思った。
D:その他
施設職員より
・マナー委員を立ち上げて、利用者様や外来者への
接遇向上に取り組んでいる。
介護相談員より
・毎回こちらからスタッフの人々にもお声掛けし、笑
顔で活動していく。
・会話のできない方にも、とにかくお話をさせてい
ただき、そのご様子からどう感じてくださるか、
自分なりに受け止めている。
A:余暇活動・空時間の活動について
施設職員より
・小さい意見でも利用者の話を伝えてほしい。
・寂しさが裏返しで、不満や苦情になって表れて
くることも多い事を知って頂いた上で、最後ま
で聞いてあげてほしい。
介護相談員より
・繰り返し同じ相談や訴えがある場合、話をストップ
させてしまうのでなく、なぜ繰り返し訴えがある
のかを考え、利用者と話をしてもらいたい。
・相談内容報告後、職員が利用者と話をする際、声
のかけ方に気を付けてほしい。(利用者が相談しなけれ
ばよかったと思わないような声かけをしてほしい。)
・1対1の誕生日外食をしてみたが・・・(本音は家
族と一緒に過ごしたい。)
・おとなの学校を実施している。
(授業形式のイベント)
介護相談員より
・ボランティアの確保はどのようにしているのか?
・利用者さんの思いを実行に移すのが難しい。
・施設で取り組まれている「おとなの学校」の効果
平成26年度
介護相談員意見交流会
について
当日は2つのテーマで意見交流をしていただきました。
一つ目は「介護相談員派遣事業に期待すること・活動について」
二つ目のテーマは下記のA~Dの中からグループごとで1つ以上選択して
もらいました。
A:余暇活動・空時間の活動について
B:利用者や家族への接遇について
C:食事の形態・種類について
D:その他
▲介護相談員キャラクター「クーちゃん」
1~5グループの意見をグループ別でまとめました。
施設職員の方々、介護相談員のみなさんの今後の活動の参考にしていた
だければと思います。
※太字の部分はシールが貼られていた意見です。
※当日、たくさんの意見がでましたので、事務局で一部抜粋させていただきました。
語彙や言い回しなども一部変更させていただいております。
いろいろな施設の情報を得
ることができてよかった!
ポスターセッション
毎回やってほしい。
介護相談員の意見を聞けて、
とても参考になりました。
意見交流会アンケートより