仕様書 1 件名 総合科研修(マーケティング・経営戦略)の委託 2 委託期間 契約締結日から 2016 年 3 月 4 日(金)まで 3 委託内容 (1) 受託者は日本郵政株式会社郵政大学校研修部(以下「主管担当」という。 )の指示に より、2015 年度の「総合科研修」における「マーケティング・経営戦略」の企画、提 案及び研修の実施を行うこと。 なお、同研修の全体概要は別紙のとおりとします。 (2) 日程(予定) 2016 年 2 月 8 日(月)∼同年 2 月 10 日(水) (3) 研修内容(予定) 予定日数 3 日程度 (7 時間程度/日) 内容 <マーケティング> 商品戦略、価格戦略、プロモーション戦略、エリアマーケティ ング、市場調査などのマーケティングの基本的な考え方、技法 について、具体的事例を交えて理解させる。 <経営戦略> 経営・事業戦略の基本的な考え方、手法の概要について、具体 的事例を交えて理解させる。 注 個々の内容を分断して学ぶのでなく、事業活動における関連構造(つながり) を理解し、全体像をつかめるようにする。 (4) 研修の運営 ア 研修講師の派遣 イ 講義中のクラス運営 ウ 研修生からの問い合わせ対応(時間外を含む。) エ 研修施設の利用に際して必要な対応 オ 研修資料一式の提供(研修生用30部(予定)及び主管担当用10部) カ 研修実施後アンケート(効果測定)内容の企画、実施、集計及び報告 キ 研修3か月後アンケート(効果測定)内容の企画(判定及び評価方法含む) 4 研修実施場所 中央郵政研修センター(〒186-8797 東京都国立市西二丁目18番4号) 1 5 研修対象者 日本郵政グループ各社のフロントライン等から本社社員への総合職コース転換試験の 合格者 30名(予定) (勤続年数が3年以上の社員。 研修実施後は所属会社の総合職社員として本社に異動予 定) 6 委託内容に関する留意事項 (1) フロントライン社員が本社業務につくに当たり、必要となる知識、スキルを習得さ せ、業務で実践できる内容とすること。 (2) 研修生が理解しやすいように、具体的事例等を通して講義を行うこと。 (3) 研修方法は、講義形式のみでなく、個人ワーク、グループワーク及びクラス内での シェアを行う等、討議や演習を取り入れて研修効果を高めること。 (4) 受託者は主管担当と適宜、調整及び打合せ等を行いながら、効率的かつ迅速に作業 を行うこと。 なお、調整を行う際に係る一切の経費(交通費、資料作成費、消耗品費等)は、受 託業者において負担すること。 (5) 受託者は、研修終了後は速やかに、研修実施後アンケートの結果の集計及び研修の 報告を行うこと。 なお、書式は主管担当の指示によること。 7 納入成果物等 (1) 納入成果物 ア 研修実施報告書 3部 イ 研修アンケート(実施後用及び3か月後用) 3部 ウ 研修実施後アンケートの結果 3部 (2) 作成方法 Word、Excel により作成し、紙媒体と電子データを提出すること。 (3) 納入期限 2016 年 3 月 4 日(金) (4) 提出先 主管担当 (〒186−8797 東京都国立市西二丁目18番4号) 8 報告及び監査等 (1) 受託者は、当社に対し、定期的に又は当社の要求若しくは必要に応じて、速やかに 受託者による本件業務の実施状況並びに秘密情報及び個人情報の管理状況その他当社 が指定した事項について書面にて報告すること。 また、当社が要請する場合には、受託者は説明等を行うこと。 (2) 当社は、受託者からの報告、監査の結果等を受け、必要があると判断するときは、 受託者に対し、本件業務の実施内容、秘密情報又は個人情報の管理状況等の見直し、 修正、是正等を求めることができるものとする。この場合、受託者は当該見直し等を 2 行った上で、その当否につき当社の確認を得るものとする。 9 個人情報保護 (1) 本契約の仕様書に基づく本件業務の履行過程において、個人情報の秘密保持に反す る行為・事象が発生した場合には、受託者は即時に原因等を究明し対応の上、併せて 主管担当に当該理由が発生した日時、場所等の内容及び対応状況を直ちに報告するこ ととし、主管担当から指示する場合はその指示に従うこと。 (2) 受託者は、責任者等の管理体制、個人情報の管理の状況について、書面の提出等主 管担当が求める監査方法に従い、速やかに監査に応じなければならない。 10 その他 (1) 本件に係る詳細については、主管担当(TEL: 042-574-5014)の指示によること。 (2) 受託者は本件業務の履行に従事する受託者側労働者(再委託を除く。)に対し、公益 通報者保護法に係る当社通報窓口について、当社指定の周知文を受領したことを確認 の上、当該周知文を用いて周知に努めること。 (3) 本契約履行に際し、資料の納入等のため郵送等を行う必要がある場合は、日本郵便 ㈱が提供するサービス(郵便・ゆうパック等)を利用すること。 ただし、研修実施場所へ持ち込む場合はこの限りではない。 (4) 検収方法等については、主管担当まで照会のこと。 また、主管担当の検査完了後、速やかに請求書を当社郵政大学校総務部 (TEL:042-574-5012)へ提出すること。 3 別紙 「2015年度 総合科研修」の概要 1 目的 (1) 本社等の中核を担う総合職社員として、実践的かつ必要な知識・スキルを付与するグ ループ合同の集合研修を行い、グループ一体感の醸成を図る。 (2) 本社等の企画業務において、フロントライン社員としての経験を活用することにより、 組織間の風通しの良い企業風土づくりに資する。 2 対象 日本郵政グループ各社(日本郵政、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)のフロント ライン等からの総合職コース転換試験合格者。 3 実施概要(予定) (1) 日程 2016年1 月下旬∼2 月下旬を予定(30 日程度) (2) 場所 郵政大学校(〒186−8797 東京都国立市西2丁目18番4号 中央郵政研修センター) 4 研修内容(カリキュラム) (1) 会社経営編 科目 日数(7時間/日) 内容 マーケティング 3日程度 商品戦略、価格戦略、プロモーション戦略、エ リアマーケティング、市場調査などのマーケテ ィングの基本的な考え方、技法について、具体 的事例を交えて理解させる。 経営戦略 経営・事業戦略の基本的な考え方、手法の概要 (営業戦略、人事戦略、財務戦略等の機能別戦 略を含む。)について、具体的事例を交えて理 解させる。 4 (2) 会計編 科目 日数(7時間/日) 内容 マネジメント・ゲー 4日程度 ム 経営の疑似体験を通じて、経営の全体像を把握 し、企業活動と財務諸表の関係を理解させる。 財務会計 財務3表の理解と、それを使った企業分析の基 本的な手法について、具体的事例を交えて理解 させる。 投資とリターン 企業価値最大化のための投資、資金調達、投 資家への配分など、ファイナンスの基本的な 考え方、手法について、具体的事例を交えて 理解させる。 (3) ビジネススキル編 科目 日数(7時間/日) 内容 ロジカルシンキン 4日程度 グ 情報の整理、論理的な思考の手法等を学び、仕 事で直面する様々な課題に対し、具体的な解決 方法を得るための手法について、演習を通じて 習得させる。 プレゼンテーショ ン 説得力のある情報伝達、プレゼンテーション方 法等を、演習を通じて習得させる。 コミュニケーショ ン 対話の演習を通じて、チームメンバーや上司等 との論理的かつ、有効なコミュニケーションス キルについて、演習を通じて習得させる。 (4) パソコンスキル 科目 日数(7時間/日) 内容 パソコンスキル 1日程度 Excelを使用した関数、表計算、グラフ作成など のパソコンスキルについて演習を交えて理解さ せる。 科目 日数(7時間/日) 内容 ビジネスマインド 1日程度 依存から自立への主体的な行動について演習を 交えて理解させる。 (Excel) (5) その他の研修 5 (6) 郵政グループ内研修 科目 日数(7時間/日) 内容 郵政グループ研修 11日程度 郵政事業の歴史、現状と課題等を習得させる。 グループ施設見学 グループ各社の事務部門等の施設見学。 仕事の進め方 共通的な仕事の仕方や進め方を習得させる。 幹部講話 会社幹部等の特別講話 グループワーク グループごとにテーマを決めて、解決策につい て討議・検討・発表する。 その他 オリエンテーション、ホームルーム 等 5 その他 総合科研修のフォローアップとして、本社配属3か月後に3日間の研修を予定している。 6
© Copyright 2024 ExpyDoc