有松 かわら版 12月号 (第65号) 平成27年12月1日 有松まちづくりの会 ○ 有松まちづくりの会 役員会(11月23日) ①「福よせ雛有松さんぽ道」の開催について(来年2月27日~3月27日開催予定) 山車会館と絞会館をメイン会場とし、サブ会場を東海道沿いに15~20ヶ所設け、メイン会場に 100体程度、サブ会場には各10体程度を飾ることが決まり、準備が始まりました。 ②有松地区のまちづくりを考えるアンケート実施について(名古屋学院大学井澤教室) 来年1月下旬実施の予定で準備中です。 ③ホームページ「有松のまち」の改定について ・無形民俗文化財になった「有松山車祭り」の動画を掲載する予定です。 ・英文の掲載を検討することになりました。 ○ 重伝建推進委員会(11月23日) ①伝建保存地区保存審議会 設置される(9月4日、歴まち室) 名古屋市教育委員会の附属機関として、伝統的建造物群保存地区保存審議会(伝建審)が設置され ました。伝建審は、伝建地区に関する重要事項の審議を行います。 伝建審委員は次のとおり ・溝口 正人氏(名市大教授)、森田 優己氏(桜花学園大学教授)、下會所 豊氏(建築士)、 奥村 由美氏(建築士)、小澤 武夫氏(区政協力委員長)、加藤 明美氏(地区居住者)、 梶野 泉氏(商工会会長)、成田 基雄氏(絞組合理事長)、服部 豊氏(まちづくりの会会長) ②有松町並み保存地区の新制度導入説明会の開催案内(歴まち室) 町並み保存地区への都市計画と伝建制度(最終案)導入についての説明会が行われます。建築行為 の際の手続き(許認可申請・届出)や伝建制度下における家屋の補修時の補助金等の説明があります。 最終案の説明会ですので、下記どちらかに是非ご出席ください。 ・12月12日(土) 14:00~ 有松コミセン ・12月14日(月) 19:00~ 有松コミセン ○ 有松桶狭間観光振興協議会 (11月24日) ①総会開催のご案内 開催日時:12月11日(金) 13:30~14:30 有松・鳴海絞会館 記念講演:14:30~16:00「犬山市の歴史を活かしたまちづくり」 講師 長谷川良夫氏 講 師:犬山城下町を守る会 理事長 愛知県登録有形文化財建造物所有者の会(愛知登文会) 会長 (会員以外でも聴講は自由ですので、是非ご来場ください) ○ 晩秋の有松を楽しむ会 開催される(11月14日・15日) P-2 「町並みを、いけばな・きもの・アートで彩る2日間」と題して有松東海道の古い町並み・町屋を 会場に開かれました。 ○第8回 いけばな展(いけばなスペース) ・有松東海道沿い、竹田邸内、井桁一邸内や蔵などに展示 され、晩秋の有松を彩っていました。 ・6月から始まった親子いけばな教室(9回実施)の卒業 作品24点が、絞会館に展示されました。 ○着物を着て町並みを歩こう ・晩秋の有松に似合う着物姿で町を歩いていただこうと着 親子いけばな教室作品展 物の着付け・レンタルも行われ、大勢の方が着物に袖を 通し、有松東海道を歩いていました。 ○本藍染めの絞り展示(棚橋邸) ・新城市の工房「藍弘苑」で本藍染めを行っている原田弘 子さんの味わい深い藍染め作品が展示されていました。 ○積木の会 木彫展(絞会館) ・桂の木に精巧に彫られた木板浮世絵五拾三次が展示され、 「鳴海 名物有松絞」もありました。1枚を木彫りする のに半年以上かかると主宰者はおしゃっていました。 ○A STOREHOUSE(MADO) 木彫り浮世絵「鳴海 名物有松絞」 ・現代の暮らしに根ざしたものづくりを目指す13人の製 品が展示・販売されていました。 ○絵手紙教室(舛屋) ・中日新聞の絵手紙の選者で、「さわやか絵手紙の会」の 石田季実枝さんが教室を開き、往還に華を添えていまし た。 ○絞り教室プレミアム(早恒染色) ・伝統工芸士の指導を受け、木綿布をくくり、その場で染 めを行う半日コースで、参加者が多く好評でした。 「さわやか絵手紙」の石田さん ○ 第8回 有松コミセンまつり(11月14・15日) 有松コミセンで活動中の各会の1年間の成果の発表が行わ れました。 短歌・俳句や絵画・浮世絵、木彫り・籐作品などの展示が コミセンで、詩吟・大正琴などの披露が有松小学校体育館で 行なわれました。 あないびとの会は、有松の暮らしの近代化(ガス・電気・ 水道など)の時期が「開村から今日までの主な出来事」に追 記され、興味を持つ方は熱心に説明を聞いていました。 説明を熱心に聞く来場者 ○ 国登録有形文化財特別公開 棚橋邸、中濱邸(11月03日) P-3 愛知登文会主催の国登録有形文化財の特別公開が県内4地区で行 われ、有松地区では棚橋邸と中濵邸が公開されました。 棚橋邸では、棚橋恭子さんから家の経歴(大井桁屋から棚橋医院) のお話がありました。引き続き家の改修を行った三井富雄さんから、 家の見所の内、2階の西から東まで1本の松で出来た大敷梁の説明 がありました。梁の長さは16.4mで推定樹齢150年、運搬等を 考えると地元の松ではないかと。その梁に墨線が引かれ、その中央 部に「本桁真」と書かれています。 中濵邸では、中濱豊さんから主家につながる蔵や2階に上がる方 法など説明や、山与(やまよ)遊歩道を歩きながら、登録文化財で 大敷梁に書かれた文字 ある塀やそれを支える亀甲積みなどの石積みの説明を受けました。 ○ 有松中学1年生 地域学習(現地)を実施(10月30日) 地域学習は、自分たちが住んでいる地域の歴史、生活、文 化、自然、産業などについて、地元の方を講師に「聴く」 「体験する」「発表する」というステップで学ぶ講座で、今 回は体験講座が開かれ、各講座ごとに現地で調査・観察・体 験などの勉強をしました。 大高緑地公園の自然学習では、草花や野鳥の観察や多羅葉 (たらよう)の葉に文字書きをしたり、自然を対象に川柳を 作ったりして、現地ならではの学習をしました。 多羅葉の葉に書かれた文字 「発表する」は、有中有心館で12月18日13:20~14:50に行われます。 ○ やっとかめ文化祭 歴史まち歩き有松を実施(11月2日・9日) なごやの町の「物語」や「文化」を可視化し、まちの生い 立ちを確認し、新たな創造への衝動を芽生えさせる「やっと かめ文化祭」が今年も開催され、有松・桶狭間では「歴史ま ち歩き」が行われました。 有松の歴史まち歩きは、有松駅を出発点・終着点として行 われ、2001年橋上駅舎に改築された時、有松らしさを出すた め、通路のフェンスには絞り模様が付けられたガラスが、約 150枚はめられていること、エレベーター棟の外観は漆喰 「庄九郎と仲間たち」を見る参加者 風の壁面で作られていることなどの説明を最初に受け、有松 は絞りの町だと認識していました。その後、東海道を歩かれ、江戸・明治・大正・昭和の建物の違い、 防火用の卯建つなどの説明を受け、中町年行司で紙芝居「庄九郎と仲間たち」で有松と絞りの誕生を 勉強してお帰りになりました。 ○ 桶狭間「東ノ池 池干し」実施(11月7日) P-4 東ノ池を美しくする会と郷前公園愛護会が主体となり、 東ノ池の池干しが行われました。池の水は、愛知用水のお 蔭で農業用水にはほとんど使われず、防火用水に使おうと 蓄えられています。池干しも25年ほど前に行われたまゝ になっていました。 このたび、池の生物調査や町内のレクリエーションを兼 ねて、池干しが開催されました。生物の調査には、生物多 様性保全活動協議会の全面的協力を得て行われました。 池干しで生物の確保 参加者は50名ほどで、子どもはその内半数程度でしたが、全員胴長靴を履き、池に2時間程度入 り生き物をたも網で捕獲しました。そして全員が池からあがり、捕獲した生き物の前で、協会の人か ら在来種または外来種の説明を受けました。亀・鯉・雷魚等大物はほとんどが外来種で、その生命力 や繁殖力に驚かされていました。外来種は全部協会の方が引き取り、処理センターで肥料にされるそ うです。 なお、池の粗大ごみ等の清掃は、東ノ池を美しくする会が後日行う予定です。 ○ NHKドラマ「愛(いと)おしくて」放映情報 有松絞り染め作家を主人公にしたドラマ「愛おしくて」が来年早々から放映されます。 放映日時:1月12日から 毎週火曜日 22:00~22:48 放映回数:全8回 主演女優:田中麗奈(花燃ゆ 毛利安子(銀姫)役) 内 容:インターネットで「愛おしくて」を検索してみてください。 ○ 催事・行事の予定 ・12月06日(日)07:30 かえで道の清掃 有松まちづくりの会 〃 09:00 有松東海道青空市 有松商工会周り ・12月11日(金)13:30 有松桶狭間観光振興協議会 総会 有松・鳴海絞会館 〃 14:30 記念講演 「犬山市の歴史を活かしたまちづくり」 講師 長谷川 良夫氏 犬山城下町を守る会 理事長 ・12月12日(土)14:00 有松町並み保存地区の新制度移行説明会 有松コミセン 歴まち室 ・12月14日(月)19:00 有松町並み保存地区の新制度移行説明会 有松コミセン 歴まち室 ・12月18日(金)13:20 有松中学生1年生 地域学習発表会 有中有心館 ・12月20日(日)07:30 かえで道の清掃 有松まちづくりの会 〃 09:00 有松東海道青空市 有松商工会周り 発 行 者:竹田嘉兵衛(有松まちづくりの会 副会長) 編 集 者:加藤 一成(有松まちづくりの会 広報部員) T・F 052-623-1676 090-4163-2671 E-mail [email protected] :有松まちづくりの会ホームページ 有松のまち 検索
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