アジア・ハイブリッド・ファンド

販売用資料
2016.3
アジア・ハイブリッド・ファンド
追加型投信/海外/資産複合
ASIA
HYBRID
FUND
【ご留意事項 】
当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。
ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書
(交付目論見書)
の内容を必ずご確認のうえ、
ご自身でご判断ください。
投資信託は値動きのある有価証券等
(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)
に投資しますので基準価額は変動します。
したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益は全て投資者の皆様に帰属します。
投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではありません。
また、
証券会社
以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありません。
当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
また、今後予告なく変更される場合があります。
当資料中の図表、
数値、
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過去のデータに基づき作成したものであり、
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当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、
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ファンドの特色
1
アジアの高い経済成長の恩恵を享受する企業等に投資します。
アジア諸国・地域
(日本を除く)
の経済の成長段階や市場環境、
個別企業*の収益性や成長性、
価格の割安度
等に着目した評価・分析を行い、組入銘柄を厳選します。
主として
「アジア・ハイブリッド マザーファンド」
への投資を通じた運用を行います。
マザーファンドの運用に
あたっては、三井住友トラスト・グループのノウハウや機能、ネットワークを活用します。
原則として、為替ヘッジは行いません。
*主要な事業活動をアジアにおいて展開しているアジア域内外の企業を指します。
当ファンドの主な投資対象国・地域の経済の成長段階
(イメージ図)
1人当たりGDP
アジアには、高い経済成長が
見込まれる国から安定した経済
成長段階にある国まで、成長
段階や産業構造の異なるさま
ざまな国があります。
安定成長期
高付加価値品やサービス
消費が拡大する時期
シンガポール
香港
韓国
台湾
高度経済成長期
海外資本の流入が増加し、外需と
内需が成長を牽引していく時期
マレーシア
タイ
各国・地域の経済や市場環境に
応じた銘柄選択を行うことで、
アジアの高い経済成長を享受
します。
中国
インドネシア
黎明期
工業化が進展する時期
インド
フィリピン
(ご参考)
ベ
ベトナム
主な基盤産業
経済成長段階
インフラ関連
(エネルギー・通信等)
輸出関連
(外需)
消費関連
(内需)
金融・サービス関連
※投資対象国・地域は今後変更になる可能性があります。なお、ベトナムは投資対象国ではありません。
(2015年12月31日現在)
※上記はイメージ図であり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
株式に加え、債券や市場成長が見込めるREITも組み入れ、多面的にアジアの
経済成長を捉えることで、運用収益の獲得を目指します。
2
組入候補銘柄群に選別された銘柄が、株式
(預託証書
(DR)
を含みます。)
、REIT
(不動産投資信託証券)
、
債券
(公社債)
等といった異なる資産の証券を発行する場合、
相対的に投資魅力度の高い資産を選別します。
※債券に関しては、原則として、米国のS&P社またはムーディーズ社からBB−相当以上の格付を付与されたものを投資対象とします。
※当ファンドは、
株式、
RE
I
Tおよび債券を実質的な投資対象としますが、
委託会社の判断によっては全ての資産に対して投資せず、
一部の
資産のみに投資することがあります。
※市場環境の急激な変化により下振れリスクが高まる局面では、
ポートフォリオの現金比率が一時的に高まることがあります。
マザーファンドの投資プロセス
高
脆弱
財務基盤
収益成長
株式>債券
株式・債券ともに
魅力度低い
強固
アジア諸国・地域の経済の成長段階や市場環境、個別企業の収益性、
成長性、価格の割安度等に着目した評価・分析を行い、銘柄を選別
組入候補銘柄群
株式・債券とも
に魅力
株式<債券
三井住友信託銀行
(株式・債券資産間の相対評価の例)
投資助言
株式、REIT、債券の3資産間において相対的に投資魅力度
の高い資産を選別**
低
ポートフォリオ
**異なる複数の資産の証券を発行しない発行体に関しては当該選別は行いません。
※三井住友信託
(香港)
有限公司は三井住友信託銀行に投資助言を行うものであり、
マザーファンドおよびファンドに対して投資助言を行うものではありません。
※2015年12月31日現在。上記プロセスは、今後変更となる場合があります。
※資金動向、市況動向、信託財産の規模等によっては上記の運用ができない場合があります。
―1―
投資助言
三井住友トラスト・
アセットマネジメント
ポートフォリオ案
※上記は資産間の相対評価の一例であり、上記以外
の評価項目に着眼する場合もあります。
三井住友信託
︵香港︶
有限公司
日本を除くアジアの企業等
同一企業での資産判断
(ご参考)
主な投資対象国・地域の概要
アジアには、文化や産業構造が異なるさまざまな魅力的な国・地域があります。
世界で存在感を増す経済大国
世界に存在感を示す韓国ブランド
中国
韓国
China
人口
通貨
Korea
13.7億人
元
実質GDP成長率
7.3%
名目GDP 10.4兆米ドル
人口
通貨
経済成長を支える豊富な若年人口
India
12.8億人
ルピー
台湾
香港
タイ
Malaysia
人口
通貨
人口
通貨
インド
マレーシア
0.3億人
リンギット
マレーシア
ASEANの物流・金融の中心
Philippines
人口
通貨
香港
HongKong
インドネシア
547万人
実質GDP成長率
2.9%
シンガポール・ドル 名目GDP 0.3兆米ドル
自動車産業中心に急成長
人口
通貨
1.0億人
実質GDP成長率
6.1%
フィリピン・ペソ 名目GDP 0.3兆米ドル
中国の特別行政区。世界の金融・貿易センター
Singapore
人口
通貨
実質GDP成長率
3.8%
名目GDP 0.5兆米ドル
高い英語水準で米欧のアウトソーシングセンターへ
シンガポール
シンガポール
0.2億人
台湾ドル
フィリピン
フィリピン
実質GDP成長率
6.0%
名目GDP 0.3兆米ドル
台湾
Taiwan
中国
実質GDP成長率
7.3%
名目GDP 2.1兆米ドル
IT立国を目指すASEANの優等生
実質GDP成長率
3.3%
名目GDP 1.4兆米ドル
電子部品・半導体の世界的な拠点
韓国
インド
人口
通貨
0.5億人
ウォン
豊富な天然資源と巨大な消費市場
タイ
インドネシア
Thailand
Indonesia
0.7億人
バーツ
実質GDP成長率
0.9%
名目GDP 0.4兆米ドル
人口
通貨
2.5億人
ルピア
実質GDP成長率
5.0%
名目GDP 0.9兆米ドル
人口
通貨
727万人
香港ドル
実質GDP成長率
2.5%
名目GDP 0.3兆米ドル
※データは2014年のIMFの実績値および予測値
(出所)
IMF
(国際通貨基金)
「世界経済見通し2015年
10月」
「
、同2016年1月改訂」
、
各種資料を基に
三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
ファンドの投資リスク
ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。
したがって、投資者の皆様の投資
元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
信託財産に生じた利益および損失は、全て投資者の皆様に帰属します。投資信託は預貯金と異なります。
株 価 変 動リスク
株価は、
発行者の業績、
経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化や国内外の経済情勢等
により変動します。株価が下落した場合は、基準価額の下落要因となります。
債券の価格は、一般的に金利低下
(上昇)
した場合は値上がり
(値下がり)
します。また、発行者の財務状況の
金 利 変 動リスク 変化等およびそれらに関する外部評価の変化や国内外の経済情勢等により変動します。債券価格が下落した
場合は、基準価額の下落要因となります。
リートの価格は、不動産市況
(不動産稼働率、賃貸料、不動産価格等)
、金利変動、社会情勢の変化、関係法令・
リート の 価 格
各種規制等の変更、
災害等の要因により変動します。
また、
リートおよびリートの運用会社の業績、
財務状況の
変 動 リ ス ク 変化等により価格が変動し、基準価額の変動要因となります。
為 替 変 動リスク
為替相場は、各国の経済状況、政治情勢等の様々な要因により変動します。投資先の通貨に対して円高と
なった場合には、基準価額の下落要因となります。
有価証券の発行体が財政難、経営不振、その他の理由により、利払い、償還金、借入金等をあらかじめ決め
またはそれが予想される場合には、
有価証券の価格は下落し、
信 用 リ ス ク られた条件で支払うことができなくなった場合、
基準価額の下落要因となる可能性があります。
時価総額が小さい、取引量が少ない等流動性が低い市場、あるいは取引規制等の理由から流動性が低下
流 動 性 リ ス ク している市場で有価証券等を売買する場合、市場の実勢と大きく乖離した水準で取引されることがあり、
その結果、基準価額の下落要因となる可能性があります。
投資対象国・地域において、
政治・経済情勢の変化、
外国為替規制、
資本規制、
税制の変更等の事態が生じた
またはそれが予想される場合には、
方針に沿った運用が困難になり、
基準価額の下落要因となる可能性
カントリーリスク 場合、
があります。また、新興国への投資は先進国に比べ、上記のリスクが高まる可能性があります。
※基準価額の変動要因は上記に限定されるものではありません。
< その他の留意点 >
● 分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。
分配金は、計算期間中に発生した収益
(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)
を超えて支払われる場合があります。その場合、
当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することになります。また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を
示すものではありません。投資者のファンドの購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合が
あります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
● ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定
(いわゆるクーリング・オフ)
の適用はありません。
―2―
潜在成長力が高く、経済の持続的な発展が期待できるアジアへの投資
当ファンドは、
世界経済で存在感を増すアジア地域の成長のダイナミズムを享受します。
アジアにシフトする世界経済の勢力図
アジアは、地域内や周辺国との結びつきによる相乗効果により発展してきました。今後も経済規模の拡大が期待
されており、世界の中での存在感が高まりつつあります。
将来的にアジアの経済規模は世界全体の4割程度に達し、
欧米を凌ぎ、世界経済における存在感はますます高まると
予想されます。
アジアは、躍進する新興国経済と日本を始めとする先進国経
済の連携による枠組みを活用し、世界貿易の拠点としての
存在感を高めています。
世界のGDPの推移
(兆国際ドル)
150
世界の主な経済圏と経済規模
(2000年∼2020年、年次)
予測値
2020年予測
2
GDP構成比
G
EU
(欧州連
(欧州連合)
連合)
連合
42.0%
4
100
(2014年現在)
人口
5.1億人
名目GDP
18.5兆米ドル
NAFTA
貿易額
11.9兆米ドル
(北米自由貿易協定)
北米自由貿易協
易協定
協定
先進国中心の経済圏
先進国中心の経済圏
アジア
2005年時点
GDP構成比
ドイツ、フランス、
英国など28ヵ国
アジア
先進国と新興国の
進国と新興国
バランスが取れた経済圏
米国、カナダ、メキシコ
29.4%
50
人口
4.7億人
名目GDP
20.4兆米ドル
貿易額
5.5兆米ドル
58.0%
70.6%
0
00
03
05 06
09
中国、インド、日本、オーストラリア、
ニュージーランド、ASEAN*など
(インドネシア、タイなど)
アジア
除く世界
12
15
20(年)
※実績値および予測値。アジアは出所の地域分類によるアジア新興国、
日本、香港、韓国、シンガポール、台湾の合計額です。
※GDPは購買力平価ベースです。
各国・地域の物価水準を勘案した為替レート
(国際ドル)
で換算したGDPです。
(出所)
IMF
「世界経済見通し2015年10月」
のデータを基に三井住友トラスト・
アセットマネジメント作成
人口
名目GDP
貿易額
34.7億人
22.6兆米ドル
10.3兆米ドル
*ASEAN
(東南アジア諸国連合:Association of SouthEast Asian Nations)
は、
東南アジア地域の10ヵ国が加盟する地域協力機構です。
※アジアの経済圏は、
ASEAN、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、
ニュージーランドを加えた計16ヵ国です。貿易額は輸出入額の合計です。
(出所)
IMF
「 世界経済見通し2015年10月」
、JETRO
(日本貿易振興機構)
の
データを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
成長を続けるアジア
アジアは相対的に高い経済成長を続けてきました。今後も生産年齢人口の増加が続く見通しであり、底堅い経済
成長が期待されます。
アジアは、世界的に見ても相対的に高い経済成長率を保ち
続けており、世界経済を牽引しています。
豊富で若年層に厚みのある人口構成が、アジアの経済成長
の原動力となっています。今後も労働力は豊富な状態が続
く見通しです。
地域別実質GDP成長率の推移
アジアの生産年齢人口の推移および将来予測
(%)
9
(2008年∼2020年、年次)
アジア
世界
先進国
新興国
8
(億人)
60
その他人口
(左軸)
生産年齢人口
(左軸)
50
(1970年∼2050年、5年毎)
(億人)
2.4
(ご参考)
日本の生産年齢人口
(右軸)
予測値
2.0
7
6
40
1.6
30
1.2
20
0.8
10
0.4
5
4
3
2
1
0
2008年−2013年
(平均)
2014年
0
2015年−2020年
(平均、予測値)
70
※ 実 績 値 お よび 予 測 値。地 域 分 類 は 出 所 の 分 類 定 義 に 基 づ きます。
アジアはアジア新興国のデータを使用しています。
(出所)
IMF
「世界経済見通し2015年10月」
「同2016年1月改訂」
、
のデータを
基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
80
90
00
10
20
30
40
0.0
50 (年)
※アジアは出所の地域分類定義に基づきます。
※生産年齢人口とは年齢別人口における15歳から64歳までの人口のことで、
労働力の中心となる年齢層です。
(出所)
国連
「World Population Prospects(The 2015 Revision)」
のデータ
を基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
―3―
内需と外需の2つのエンジンがアジアの経済成長を牽引
消費の拡大による
「内需」
と世界の生産・輸出拠点としての貿易の拡大による
「外需」
の2つの成長エンジンが、
アジアの
成長を牽引し、加速しています。
アジアの経済成長のイメージ
アジア経済成長の
原動力
外需
・豊富な若い労働力 ・先進国からの資本流入 ・中間所得者層の増加
主導の成長
経済・貿易連携の推進を背景に、戦略的な
生産・輸出拠点として貿易が拡大しています。
アジアの中間所得者層人口と家計消費支出の推移
(兆米ドル)
12
(兆米ドル)
(2000年∼2020年、年次)
(億人)
35
14
予測値
中間所得者層人口
(右軸)
30
12
家計消費支出
(左軸)
25
10
貿易額は10年で
約3倍拡大
8
8.2
8
6
6
5.4
4
対域外
0
今後も期待される
個人消費の拡大
10
2
5
1.7
1.1
2.8
2004年
2014年
05
15
20
0
(年)
進む都市化
経済成長にともなうインフラ整備の進展が、
先進国
からの直接投資の呼び水となり、経済の発展に
弾みがつくものと期待されます。
経済発展による雇用拡大にともない、都市部の
人口増加が今後も持続的に見込まれます。
アジアの総固定資本形成額の推移
(兆米ドル)
7
10
※アジアは当ファンドの投資対象国
(台湾除く。
1ページ参照)
の合計値です。
※中間所得者層人口は2020年までの5年毎のデータで、
5千米ドル以上35千米
ドル未満の世帯年間可処分所得層。2015年以降は予測値。
※家計消費支出は2020年までの年次データ。2014年まで実績値、
2015年以
降はIMFによる2020年までの名目GDP伸び率を使用した予測値で三井住
友トラスト・アセットマネジメントが算出。
(出所)
国連、経済産業省
(通商白書2011年)
、IMF
「 世界経済見通し
2015年10月」
のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネ
ジメント作成
対域内
インフラ整備の進展
アジアの都市部および農村部の人口推移
(億人)
60
都市部人口
農村部人口
(2004年∼2014年、年次)
インフラ投資額は
10年で約4倍増加
5
15
4
00
※アジアの貿易額は輸出入額の合計です。アジアは中国、韓国、台湾、
ASEANです。
(出所)
JETROのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント
作成
6
20
0
2.8
2
主導の成長
人々の所得の増加により、購買力が向上し、
消費市場が拡大しています。
アジアの貿易額の推移
10
内需
個人消費の拡大
生産・輸出拠点として拡大する貿易
(1970年∼2050年、5年毎)
予測値
40
都市化の
進展
4
20
3
2
0
70
1
0
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14 (年)
※アジアは当ファンドの投資対象国
(台湾除く。
1ページ参照)
の合計値です。
(出所)
国連のデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
80
90
00
10
20
30
40
50 (年)
※実績値および予測値。アジアは出所の分類定義に基づきます。
(出所)
国連
「World Urbanization Prospects(The 2014 Revision)」
のデータを
基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
経済の好循環によりアジアは持続的な成長段階へ
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
―4―
アジアの健全なファンダメンタルズ
健全なファンダメンタルズにより信用力の向上が見込まれ、経済の高成長見通しとともに、アジアへの投資魅力が
一層高まることが期待されます。
1997年のアジア通貨危機以降、各国では外貨準備高を積み
上げ、対外債務比率も低下しました。地域の外貨融通の協力
体制も整備され、体質の強化が進んでいます。
貿易の拡大等を背景に経常収支は先進国や新興国の平均を
上回る黒字で推移しており、
経済基盤はより強固なものになっ
ています。
アジアの外貨準備高および対外債務比率
アジア・先進国・新興国の経常収支
(対GDP比)
の推移
(兆米ドル)
6
(%)
8
(1997年∼2014年、年次)
(%)
180
外貨準備高
(左軸)
対外債務比率
(右軸)
5
150
90
2
60
先進国
6
120
3
新興国
4
経常黒字
4
(1997年∼2014年、年次)
アジア
アジア通貨危機
(1997年8月)
2
0
アジア通貨危機
(1997年8月)
0
30
0
97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 (年)
※アジアは当ファンドの投資対象国
(マレーシア、香港除く。
1ページ参照)
の合
計値
(各国政府の公表ベースに基づく)
です。
※対外債務比率は、対外債務残高を外貨準備高で割った数値です。
(出所)
各国政府の統計資料、
Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・
アセットマネジメント作成
経常赤字
1
−2
97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14
(年)
※地域分類は出所のアジア新興国の分類定義に基づきます。
(出所)
IMF
「 世界経済見通し2015年10月」
のデータを基に三井住友トラスト・
アセットマネジメント作成
アジアの株式・REIT・債券市場
アジアの株式は価格水準をみると相対的に出遅れ感があり、PERなどバリュエーション面でも魅力的な水準です。
アジアREITは良好な不動産市況を背景に堅調に推移しており、アジア債券は相対的に高い利回りが魅力です。
アジア株式
各国・地域の価格の推移(現地通貨ベース)
250
実質GDP成長率と株価騰落率(年率)
(%)(2012年12月末∼2015年12月末、月次)
25
日本
(2012年12月末∼2015年12月末、月次)
200
株価騰落率︵年率︶
アジア
先進国
日本
187
※2012年12月末を100として指数化
13/12
アジアRE
I
T
14/12
時価総額
実質GDP成長率比
でみた株価水準は
相対的に割安
0
利回り
160
先進国
日本
1.4
1.2
アジア
先進国
時価総額
日本
約60.0兆円
各国・地域の投資適格債券利回りの推移
(%)
6
(2012年12月末∼2015年12月末、月次)
アジア
5
172
先進国
日本
4.3%
4
140
140
3
120
116
2
100
80
12/12
16.0
PBR
アジア債券
6.0%
(2012年12月末∼2015年12月末、月次)
アジア
先進国
日本
19.0
2.1
アジア
0
2
4
6
8(%)
実質GDP成長率(2013年∼2015年平均)
各国・地域の価格の推移(現地通貨ベース)
200
(2015年12月末現在)
PER
アジア
(倍)
5
15/12
(年/月)
約5.6兆円
先進国
10
108
100
180
(倍)
10.8
15
147
約364.8兆円
地域別バリュエーション比較
20
150
50
12/12
時価総額
3.1%
1
※2012年12月末を100として指数化
13/6
13/12
14/6
14/12
15/6
15/12
(年/月)
0
12/12
0.3%
13/6
13/12
14/6
14/12
15/6
15/12
(年/月)
※アジアは香港とシンガポールを時価総額で加重した合成値
※使用したインデックスについては6ページをご覧ください。各資産の時価総額および利回りは2015年12月末現在。時価総額は米ドル建てのデータを2015
年12月末の為替データを基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが円換算しています。アジアは日本を除き、先進国は日本を含みます。
※実質GDP成長率の地域分類は出所の分類定義に基づきます。
(出所)
IMF
「世界経済見通し2015年10月」
「
、同2016年1月改訂」
およびBloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
―5―
ファンドの
ポイント
1
三井住友トラスト・グループの業種・企業分析ノウハウを活用し、
横断的に投資
魅力度の高い資産選択を行うことで、
パフォーマンスの向上を目指します。
株式・REIT・債券の3資産間で利益成長性や財務の健全性などの相対評価を行い、資産選択を行います。
不動産セクター A社の資産選択の例
◆資産選択の主な着眼点
(不動産セクターの例)
【A社を取り巻く環境の前提】
①不動産市況は良好
②A社は不動産開発投資に積極方針
将来的に期待される投資収益水準
収益力/成長性
価格/賃料動向
開発投資の
収益性
取引量動向
債券
財務の健全性
債券 ⇔ 株式
株主還元
債務比率動向
金利動向
(配当金、自社株買い等)
株式
資産間相対評価
開発投資により財務状況
が悪化する懸念はあるが、
収益機会が拡がることで
成長期待が高まるため、
よりメリットを享受できる
株式を選択。
資産間を様々な着眼点で横断的に調査・分析し、投資
魅力度の高い資産を選択します。
債券
株式
REIT
REIT
株式 ⇔ REIT
不動産価格は上昇基調
だが、賃料水準は横ばい。
A社は賃貸事業より開発
事業を重視する投資戦略
であることから、不 動 産
価格の上昇のメリットを
より享 受 で き る 株 式 を
選択。
不動産市況やA社の財務状況を総合的に評価。
開発からの投資収益のメリットを最も享受する株式を選択。
※上記は資産間の相対評価の一例であり、上記以外の評価項目に着眼する場合もあります。
ファンドの
ポイント
2
多面的にアジア企業等の成長を捉えることで、運用収益の獲得を
目指します。
マザーファンドの概要 (2015年12月末現在)
資産別構成比率
【株式:収益性資産】
アジアの高い成長を取り込み
ます。
短期金融資産等
4.0%
【REIT:収益性資産】
相対的に高い利回りに加え、
消費の拡大や都市化の進展
で市場の成長も期待でき
ます。
REIT
19.4%
特性値
株式
39.7%
債券
36.9%
通貨別構成比率
銘柄数
国・地域別構成比率
業種別構成比率
短期金融資産等 4.0%
一般消費財・サービス
韓国ウォン
3.2%
4.4%
中国
オフィス
(REIT)3.2%
台湾ドル
28.1%
5.2%
情報通信サービス 3.4%
韓国
シンガポール・
米国ドル
物流・産業用施設(REIT)
7.1%
ドル 14.5%
45.4%
3.5%
インド
公益事業 4.2%
シンガポール
11.2%
資本財・サービス 5.2%
18.0%
香港ドル
香港
情報技術 9.1%
26.4%
16.5%
エネルギー 10.3%
商業施設
(REIT)
10.7%
※構成比率は純資産総額比です。
グラフは端数処理の関係で合計値が100%とならない場合があります。
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
短期金融資産等 4.0%
66銘柄
【債券:安定性資産】
相対的に高い利回りが魅力の
米ドル 建て債 券を組 み 入 れ、
利回りの向上も図ります。
短期金融資産等 4.0%
その他 5.0%
インドネシア 4.9%
台湾 5.2%
その他
11.6%
金融
31.6%
【当資料で使用したインデックスについて】
【 株式 】アジア:MSCI オールカントリー・アジア・インデックス
(除く日本)
、先進国:MSCI ワールド・インデックス、日本:MSCI 日本インデックス、
【REIT】
アジア:S&P香港REIT指数とS&PシンガポールREIT指数を時価総額で加重して合成した指数、先進国:S&P先進国REIT指数、日本:S&P日本REIT指
数、
【債券】
アジア:JPモルガン・アジア・クレジット・インデックス、
先進国:BofAメリルリンチ・グローバル・コーポレートインデックス、
日本:BofAメリルリン
チ・日本コーポレートインデックス ※価格は配当込み指数を使用
―6―
ご購入の際は、必ず投資信託説明書
(交付目論見書)
をご覧ください。
お申込みメモ
信
託
決
期
算
間
平成27年2月25日から平成36年12月9日までとします。(平成27年2月25日設定)
日
毎年12月7日(休業日の場合は翌営業日)
収
益
分
配
年1回、毎決算時に分配金額を決定します。
分配金額については、委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定します。ただし、分配を行わないこ
とがあります。
※分配金再投資コースの場合は、税金を差し引いた後、自動的に無手数料で再投資されます。
購
入
単
位
1万円以上1円単位
購
入
価
額
購入申込受付日の翌営業日の基準価額とします。
換
金
単
位
販売会社が個別に定める単位とします。詳しくは販売会社にお問い合わせください。
換
金
価
額
換金申込受付日の翌営業日の基準価額とします。
換
金
代
金
原則として、換金申込受付日から起算して7営業日目からお支払いします。
申 込 締 切 時 間
原則として、販売会社の営業日の午後3時までとします。
購 入・ 換 金
申込受付不可日
申込日当日が次のいずれかの場合は、
購入・換金のお申込みを受け付けないものとします。
(休業日については、
委託会社または販売会社にお問い合わせください。)
・ニューヨーク証券取引所の休業日 ・香港証券取引所の休業日 ・シンガポール証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行休業日 ・香港の銀行休業日 ・シンガポールの銀行休業日
課
課税上は株式投資信託として取り扱われます。
公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度の適用対象です。
(平成28年4月1日以降は未成年者少額投資非課税制度も対象となります。)
税
関
係
ファンドの費用
▼お客様が直接的にご負担いただく費用
申込金額*に応じて、購入価額に下記の手数料率を乗じて得た額とします。
購
入
時
購 入 時 手 数 料
換
金
時
申込金額
手数料率
1,000万円未満
3.24%
(税抜3.0%)
1,000万円以上1億円未満
2.16%
(税抜2.0%)
1億円以上
1.08%
(税抜1.0%)
*申込金額とは
「購入価額×取得口数」
に
購入時手数料および購入時手数料に
対する消費税等相当額を加えた総額
です。
ありません。
信 託 財 産 留 保 額
▼お客様が間接的にご負担いただく費用
保 有 期 間 中
運 用 管 理 費 用
( 信 託 報 酬 )
保 有 期 間 中
その他の費用・手数料
純資産総額に対して年率1.674%
(税抜1.55%)
監査費用、
有価証券の売買・保管、
信託事務に係る諸費用等をその都度
(監査費用は日々)
、
ファンドが負担します。
これらの費用は、運用状況等により変動するなどの理由により、事前に料率、上限額等を示すことができません。
※上記の手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、上限額等を事前に示すことができません。
また、上場投資信託は市場の需給により価格形成されるため、上場投資信託の費用は表示しておりません。
委託会社およびファンドの関係法人
■ 委 託 会 社:三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 [ファンドの運用の指図]
ホームページアドレス http://www.smtam.jp/
■ 受 託 会 社:三井住友信託銀行株式会社 [ファンドの財産の保管および管理]
■ 販 売 会 社:三井住友信託銀行株式会社
[募集・販売の取扱い、目論見書・運用報告書の交付等]
携帯サイト
携 帯 電 話 で QR コ ード
を読み取るかアドレスを
入 力して アクセ スして
ください。
http://m.smtam.jp/
R2537-02