議案第3号 平成 26 年度美山町大野振興会事業計画 平成26年度内に京都縦貫道丹波インター・京丹波和知インター間が開通し、京都府 内における交通の大動脈が完成します。完成後、京阪神と日本海丹後地方が直結される 一方で、丹波地方とりわけこの美山町が取り残されることが懸念されます。美山町あげ ての検討・対策が重要です。 由良川・桂川上流域の国定公園化にともない、京都府はこの地域を「森の京都」とし て観光振興に力を入れていきます。「芦生の森」と「虹の湖のさくら・もみじ」が観光 の核になります。そのためにも、虹の湖湖畔の桜の樹の保全・再生は重要な課題です。 念願の肱谷バイパスが実現に向けて大きく動き出しました。地域の協力を得て、行政 と連携して一日も早い完成に取り組んでいきます。 平成28年4月には美山町の5つの小学校が統合され、美山小学校がスタートします。 地域の子供たちが、新しい学校で充実した学校生活を送り、安心して通学できるように 取組みます。廃校後の大野小学校の跡地利活用を検討委員会が中心となり、地域の皆さ んと一緒に考え、地域の活性化に繋がる要望案を策定します。 美山町大野振興会は、地域の皆さん誰もが生きがいを持ち、健康で安心して暮らせる 地域づくりを地域の皆さんと一緒に推進していきます。 〔活動方針〕 (1) 大野小学校跡地の利活用を検討し、地域の振興・活性化に繋がる要望案を策定 します。 (2) 地域の生活基盤・産業基盤の充実に取り組みます。 ◎肱谷バイパス完成に向け、地域の協力を得て、一日も早い着工に取り組みます。 ◎京都府の〔共に育む命の里事業〕などを積極的に活用し、各集落と連携して 生活基盤・農業生産基盤の充実に取り組みます。 ◎鏡坂峠開通実現に向け京都府への要望活動を継続して行います。 (3) 安心・安全な生活環境づくりに取り組みます。 ◎虹の湖ネットワークと連携して、高齢者の見守りと学童の通学の安全に取組ます。 ◎南丹市の防災活動に積極的に参加し、地域の防災意識の向上を図ります。 (4) 地域の自慢の野菜・加工食品・堆肥などの販売拡大の支援を行います。 (5) 地域の皆さんが健康で、こころ豊かに暮らせる事業を行います。 ◎大野地区体育大会やスポーツ大会を開催し健康・体力づくりのお手伝いします。 ◎人権意識の向上、こころ豊かな生活が送れるための文化事業を実施します。 (6) 大野ダム公園・美山かやぶき由良里街道を中心とした観光事業を推進します。 ◎春の大野ダムさくら祭り、秋の大野ダムもみじ祭りを開催します。 (7)先人が守り育ててきた伝統文化、自然環境を維持・継承し住民が誇りをもって 暮らす地域づくりを目指します。 ◎伝統文化継承や地域活性化の取り組みの活動を支援します。 (8)重要な観光資源である虹の湖周辺の桜・もみじの保全・再生事業を推進します。
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