平成27年9月号 テーマ:アート

新 刊 案 内 『三姉妹探偵団』【24】
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ティーンズのココロ通信
山口市立中央図書館 141号
平成27年 9月 1日 発行 〒753−0075 山口市中園町7−7
赤川 次郎/著 講談社 T/アシ 『死神うどんカフェ1号店』【5杯目】
石川 宏千花/著 講談社 T/イヒ
『藤井兄妹の絶体絶命な毎日』
TEL:083−901−1040 FAX:083−901−1144
Eメール:info@lib−yama.jp
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小林 深雪/著 講談社 T/コミ
『ぼくらの魔女戦記』【1】
宗田 理/作 ポプラ社 T/ソオ
『武士道ジョネレーション』
誉田 哲也/著 文藝春秋 T/ホテ 『世界の奇妙な生き物図鑑』
サーピルキントン=スマイズ/著 エクスナレッジ T480/サヒ
アート
『コスモスの謎』 奥 隆善/著 誠文堂新光社 T627/オタ
『ねこ柄まにあ』
南幅 俊輔/著 洋泉社 T645/ミシ 『和装の描き方』
YANAMi/著 玄光社 T726/ワソ
『進化の実』【3】
美紅/著 双葉社
TB/ミク
『ぼくは勉強ができない』
山田 詠美/著 新潮社 TB/ヤエ
『オクサ・ポロック』【6】
アンヌ プリショタ/著 西村書店 TF/フア
夏休みが終わり、いよいよ2学期がスタートし
ました。夏の暑さが和らぎ、過ごしやすい季節が
はじまります。読書の秋、スポーツの秋、食欲の
秋・・・みなさんはどんな秋にしたいですか?
今月は、芸術の秋にちなんで【アート】がテー
マです。芸術に情熱を燃やした人の本や、写真集、
イラストの本など、今月も素敵な本を紹介してい
ます。本をきっかけに、アートに触れてみてくだ
さい。
『アート少女
根岸節子とゆかいな仲間たち』
花形 みつる/作
ポプラ社
『未来ちゃん』
T/ハミ
川島 小鳥/著
ナナロク社
748/カコ
とある中学校の美術部が舞台。はなばなしい経歴を誇る 3 年生が卒業
し、残ったのは超個性的な部員ばかり。部室も無い、部費も無いのない
ないづくしに加え、校長先生にまで目を付けられる始末。さまざまな困
難に立ち向かいながら、美術部存続をかけてアツい女、根岸節子部長ひ
きいる美術部の面々が大奮闘(だいふんとう)!作者が美術部出身とい
うこともありアートに関するうんちくも満載(まんさい)。汗と涙の文
科系部活青春ストーリー!!
(K・M)
どこか懐かしさがある彼女の写真。
その写真に写っているのは愛くるしいおかっぱ頭の少女・未来ちゃん。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、驚いたり、鼻ちょうちんだって一生懸
命。全てに全力で生きている未来ちゃん。
何かに悩んで立ち止まってしまったら、この写真集を手に取ってみま
せんか? きっと未来ちゃんから元気をもらえますよ。
(H・K)
『
「美しい」ってなんだろう?―― 美術のすすめ』
森村 泰昌/著
理論社
『山田かまち作品集 青い炎』
山田 かまち/著
T704/モヤ
学習研究社
T723/ヤカ
著者の森村泰昌(もりむらやすまさ)氏はセルフポートレイトで独自
のスタイルを確立している、現代を代表する美術家です。自身の作品を
含め、ゴッホをはじめとする古今東西(ここんとうざい)の美術作品を
とりあげながら、さまざまな「美しさ」を発見するためのコツや、想像
の翼の広げ方についてのガイドをしつつ、彼独特の「美しさ」の世界へ
と誘(いざな)ってくれます。
「現代美術」
「アート」という言葉にしり
ごみしたり、はなから理解できないものと諦めている人にこそ読んでほ
しい一冊です。
(K・M)
山田かまちは、世に出る前に亡くなった無名の画家。17才の夏、そ
の死は突然訪れた。なんと、エレキギターの練習中に感電死したのだ。
彼が本当に画家になろうと思っていたかどうかは不明だが、彼が残した
おびただしい数の作品は、画集になり、美術館に飾られた。多くの若者
たちが、かまちの絵に魅かれ足を運んだ。美術館に置かれたノートには、
若者たちの「心がはちきれそうです。」
「息が出来なくなった。」
「絵を見
て涙が出たのは初めてです。」などの感想が記されている。
(H・Y)
「岡本太郎―「芸術は爆発だ」
。天才を育んだ家族の物語」
筑摩書房
T723/オタ
『赤青えんぴつ イラストBOOK』
Yuzuko/絵と文
KADOKAWA
バント OKAMOTO’S の由来にもなっている岡本太郎。彼は多くの人々
に、亡くなった今でも影響を与え続けている。なぜ岡本太郎はこうも多
くの人々を魅了するのだろうか。彼はどのような人生を歩んできたのだ
ろうか。
岡本太郎、彼を世に知らしめたのは1970年日本万国博覧会(大阪
万博)での「太陽の塔」ではないだろうか。大胆且つダイナミックな作
品に多くの来場者たちは驚かされた。その力強さはどこからきたのだろ
うか。
(H・K)
色鉛筆でイラストを描こうとすると、色鉛筆セットを用意して机に向
かうのが、普通のやり方。なんだか、かまえてしまいますね。この本で
は、鉛筆が 1 本あれば、どこででも気軽にイラストが描けます。鉛筆は、
赤鉛筆と青鉛筆が 1 本になった、両側から使える“赤青えんぴつ”を使
います。たった2色でも、絶妙な色合いのキュートなイラストが描けま
す。メッセージカードや、包装紙、無地の封筒などに、
“赤青えんぴつ”
で、かわいいひと工夫をほどこすと、たちまち、おしゃれに大変身!驚
きです。
(H・Y)
T725/ユス