Sskp CCH HIIB BA AD DA AR RC CN NE EW WS SL LE ET TT TE ER R keep on Growing! 平成 20 年 7 月号 編集:千葉ダルク事務局 千葉ダルク:千葉県千葉市中央区白旗 3-16-7 ☎043-209-5564 梅雨も明け、本格的な夏を迎えましたが、皆様、元気にお過ごしでしょうか。 唐突なのですが、皆様にお願いがあります。千葉ダルクは、今から5年前に松戸に開設さ れ、2年前の5月に、千葉市に移転しました。現在は、プログラムを始めたばかりの仲間 から就労活動をしている仲間が混在し、一緒にプログラムをしているのが実情です。そこ で、千葉県長生郡長生村に新しい施設を開設し、就労活動までのプログラムをしていく専 用のダルクにしたいと考おり、今年の9月から運用を開始したいと思っています。現在あ る、千葉市の施設は本来のスリークウォーター・ハウスとして、長生村の施設や、他のダ ルクから就労プログラムに入る仲間達を受け入れていく予定です。そのための資金として、 150 万円程度、必要になるのですが、あと 80 万円ほど不足している状態です。皆様の力 をお借りしたいのです。それから、テレビなどの家電製品や家具、日用品、食品などござ いましたら、おゆずりいただけないでしょうか。献金・献品のご協力をお願い致します。 さて、話は変わりますが、7月初めに、仲間たちとNAの沖縄地区コンベンションへ行 ってきました。沖縄は初めてという仲間も多く、内地とは全然ちがう日差しや町並み、海 に興奮しきりでした。コンベンションのスピーカーミーティングでは、シアトルから駆け つけてくれた、クリーン30年(!)の仲間の話などがきけ、大変みのりのあるものにな りました。沖縄だけでなく各地のNAメンバーも多く集まり、交流できたことも、仲間に は、貴重な経験になりました。 千葉ダルク責任者 白川 雄一郎 1 」 「薬物との出会い」 ルッチ 僕が、初めて出会った薬物はシンナーです。それから覚醒剤、マリファナ、LSD,コ カイン、MDMA,キノコなど色々と試しました。その中で一番ハマったのは、マリファ ナと覚醒剤で、使っていなければ仕事も遊びもつまらなくなっていました。クスリを使用 していくうちに、現実には起こらない事が起こりました。『幻覚・幻聴』です。クスリを 使うと天狗がみえたり、襖のあいだから手が出てきたり、誰かが襖のあいだから、見てい たり、音楽が聴こえたり、誰かが自分の事を呼んだり・・・ それでもクスリを使用し続けました。21 歳の時に覚醒剤使用により逮捕されました。初犯 のため執行猶予で出てきたのですが、数ヵ月後、また覚醒剤を使ってしまいました。そし て二度目の逮捕です。執行猶予中の逮捕の為、前刑が加算され判決で 3 年 4 ヶ月の刑を言 い渡されました。僕は、3 年間の受刑生活を送りました。とても辛い生活でした。刑期を 終えて自由になった僕は、「クスリを使わない決意」を胸に実家に戻りました。 実家に戻り、鳶の仕事に就きましたが長続きしませんでした。挙句の果てに自殺をしよう と家にあった大量のクスリを飲み、救急病院に運ばれました。しかし、死ねませんでした。 僕は生きる事も、死ぬ事も出来ませんでした。今はダルクにつながって、薬物なしで生活 していますが、薬物なしで生活するという事がこんなに辛いものなのかと感じています。 それも、自分がしてきた事の結果です。まだクリーンは 3 ヶ月ですが、これから幸せにな れるように『今日一日』ベストを尽くして生活していこうと思います。 2 千葉ダルク活動報告 <5 月~6 月度の活動> 心のふれあいフェスティバルにて琉球太鼓演舞参加 千葉県精神保健福祉センターにて講演 安房健康福祉センターにて講演 日本ダルク公開シンポジウム参加 薬物乱用問題を考える会にて講演 NPO法人JFSAにてボランティア活動 富里修道院にて草むしりのボランティア活動 国立下総精神医療センターへメッセージ(毎月第二・四火曜日) 横須賀刑務所へメッセージ(毎週金曜日) 久里浜少年院へメッセージ(毎月第二金曜日) 東京都立多摩総合精神保健福祉センター 家族教室講師及び薬物アルコール等相談の助言者(毎月第二・四木曜日) <7 月度以降の活動予定> 社会を明るくする運動にて琉球太鼓演舞参加 メデカジャパン稲毛ケアセンター「そよ風」にて琉球太鼓演舞 茨城ダルク家族会フォーラム・茨城ダルクフォーラムにて琉球太鼓演舞 富里修道院にて草むしりのボランティア活動 千葉県立下総高等学校にて講演 国立下総精神医療センターへメッセージ(第二・四火曜日) 横須賀刑務所へメッセージ(毎週金曜日) 久里浜少年院へメッセージ(毎月第二金曜日) 八街少年院へメッセージ(月一回) 東京都立多摩総合精神保健福祉センター 家族教室講師及び薬物アルコール等相談の助言者(毎月第二・四木曜日) 3
© Copyright 2024 ExpyDoc