事業計画書 - 公益社団法人大阪港振興協会

平成27年度事業計画
当協会は、公益社団法人として5年目を迎えます。平成 26 年度は経営の立て直しを図るため事
務局職員 3 名体制とし、種々の経費の節約に努めるとともに、大阪港振興倶楽部から事務局業務
を受託し増収を図りました。その結果平成 26 年度は、3 年間続いた大幅な赤字決算から抜け出し
ほぼ収支均衡した決算が見込まれています。
平成 27 年度においては、大幅な収入増が見込めないことから、引き続き経費の節減に努め
るとともに、事務の効率化を図り収支上健全な事務局運営を目ざします。事業面では、前年
度に引き続き情報誌「大阪港」やニュースレターを定期的に発行するほか、大阪港関係者に
とって有益なテーマでの講演会などを開催いたします。また、大阪港の振興のため他団体と
の連携・協力事業も積極的に行うととともに、大阪港のより一層の発展を目指して開港記念
行事なども実施いたします。
Ⅰ.公益目的事業
【大阪港の果たす役割や魅力について知識の普及啓発を図る事業】
1.シーサイドフォーラム事業
(1)講演会事業
大阪港の主要な取引先である中国や今後大きな経済発展が見込めるアセアン地域の経
済状況や物流について学識経験者や港湾物流などに精通した専門家を講師として迎えセ
ミナーを開催する。
・ハラール講演会、アセアン物流セミナー、中国経済セミナー
(2)研修事業
物流企業の社員などの研修の一環として活用していただけるような英語 E-Mail 講座
などを開催する。
・英語 E-Mail 講座、貿易英会話教室
2. 情報誌「大阪港」の発行事業
(1)情報誌「大阪港」の発行
大阪港の現状や取組みなど大阪港に関する最新情報や、大阪港をめぐる物流動向の分
析などを内容とする情報誌を発行します。
・情報誌「大阪港」 4月、7月、10 月、1月発行
3.大阪港利用促進事業
(1)「ターミナルオペレーターの現状 2015 年版」の発行
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世界のコンテナ港やターミナルオペレーターの動向を取りまとめた「世界のコンテナ港と
ターミナルオペレーターの現状 2015 年版」を発行する。
(2)海運広告
海事関係機関などから情報収集を図るとともに、海運専門誌などに大阪港の広告を掲載し
大阪港の振興を図る。
(3)ミッション
各地の港湾情報の収集や大阪港の振興を目的として大阪港関係者とともに海外港湾等
の視察を行う。
4.入港歓迎行事実施事業
大阪港に入港するクルーズ客船について大阪市コミュニティ協会と共同して入港歓迎
行事や乗客への観光情報提供などの事業を行う。
・入港予定隻数 28 隻
Ⅱ.収益事業
1.不動産管理運営事業
事業対象物件の調査を行います。
Ⅲ.その他事業
1.大阪港活性化懇話会
大阪港関係者と大阪港のあり方について意見交換の場を持つ
2.大阪港ユーザー懇談会
大阪港を利用するユーザーや関係団体、行政機関などとの意見交換により、利用しやす
い港づくりに向けた振興策の検討や課題の解決に活用します。
3.大阪ベイエリア連携会
大阪ベイエリアの一層の発展をめざし、大阪ベイエリアに立地する観光・宿泊施設などと連
携して、大阪ベイエリアへの集客アップと集客施設間の回遊性向上をはかり、マップ作成な
どの広報活動やキャンペーン事業を実施します。
4.関西クルーズ振興協議会
関西圏の諸都市、観光地、港湾の有機的な連携を促進し、クルーズ客船誘致や観光振興
並びに観光産業の活性化を一体的に推進し、関西全体の地域振興を図ります。
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5.大阪港整備事業説明会
港湾施設の整備促進や港湾環境の改善など、港の効率的運営に向けた取り組み状況と、
大阪市の整備事業についての説明会を開催します。
6.新規採用者研修会
大阪港関連企業の新規採用者への研修説明会として、大阪港のビデオ上映、講師を招い
ての概要説明、また関連連施設の見学ならびに民間船等による大阪港見学会を実施しま
す。
7.異業種懇談会
大阪港振興倶楽部の事務局業務を受託し、大阪港の振興・発展に寄与する。
8.海外使節団受入業務の実施
姉妹港(友好港)をはじめとする外国の港湾関連団体から、大阪港視察団を受け入れ、
大阪港の整備状況等について、解説・案内します。
9.大阪港開港記念行事
市民が大阪港に親しむ機会を創出し、大阪港の発展を祈念することを目的に大阪港に立
地する企業・団体と連携し、大阪港開港記念日に「西村捨三翁銅像献花式」などの記念
行事を実施します。
10.大阪港記念品等頒布事業
荷主や船社などの港のユーザーや一般市民に、大阪港への関心を高めてもらうことを目
的に、大阪港の港湾計画や現在の取り組み、施設の概要やスペック、利用料金などの情
報をわかりやすく掲載した各種冊子や大阪港記念グッズの製作・頒布をします。
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