平成 27 年 7 月 1 日 三菱製紙株式会社 DIALIBREⅢ SDP-RIP Ver.10.0 のご紹介 このたび発売される DIALIBREⅢ SDP-RIP Ver.10.0 についてご紹介いたします。 ●新機能 ・PDF 最適化処理 制作環境の多様化により、RIP 処理に適していない要素を含んだデータの入稿事例が増え ています。SDP-RIP Ver.10 は、PDF や埋込みフォントの構造に問題があって従来の Ver.9 では扱えなかったデータの大半が、正常に処理できるようになっています。 ・並列処理機能 透明層やパターンが多用された負荷の高いデータの処理速度が、大幅に向上しています。 ・64-bit OS 対応(SCSI デバイスを除く) 高性能化した PC のスペックを引き出し、処理速度をさらに向上させることができます。 ・最新 PDF 対応 Adobe CC(2014)等の最新の環境で作られた PDF に対応しています。 ●その他の特徴 ・1つのエンジンで PostScript や PDF をネイティブ処理します。 PDF1.0~1.7、PDF/X-1a、PDF/X-3、PDF/X-4、EPS、Tiff、XPS、PostScript1~3 に 対応。RGB カラーも処理可能です(カラーマネージメント機能はオプション)。 ・汎用な Tiff 出力に対応(SDP-RIP for TDP/TDP750 を除く) セッター出力用の 1-bit TIFF やオンデマンド出力/検版用の 8-bit TIFF データの出力に対 応しています。解像度や網点線数は自由に設定できます。 ・SDP-RIPManager 付属(SDP-RIP L、SDP-RIP for TDP/TDP750 を除く) Client-Server 型のワークフロー管理システム。別 PC からのプレビューもできます。 ・In-RIP 面付け機能標準装備 ・SDP-RIP ケアパックによるリモートサポート(オプション) ●商品構成 DIALIBREⅢ Core 標準品 DIALIBREⅢ Entry Core のプレビュー機能を強化 DIALIBREⅢ Standard Entry に PDF プリフライト/自動修正機能を追加 DIALIBREⅢ Premium Standard に自動面付け機能を追加 SDP-RIP L 出力解像度を 1300dpi 以下に限定した廉価版(TDP 用) SDP-RIP for TDP / TDP750 出力デバイスを限定した廉価版 ●動作環境 弊社推奨の PC にて使用します。他の PC は出力機の動作保証をいたしません。 推奨 PC 接続デバイス SCSI インターフェース機(旧型): SDP-Eco1630 Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ、 VIPLAS、FTR5055 上記以外: SDP-Eco1630ⅢR/mono、 VIPLAS-R、Canon Plug-in、 TDP シリーズ、FREDIA シリーズ、 VDP-CF3070、その他 TIFF 入力機 Window7 32-bit OS 機 EPSON AT992E-DIA7 (メモリ 2GB) Window7 64-bit OS 機 EPSON AT992E-DIA8 (メモリ 4GB) *将来的には SCSI インターフェース機も 64-bit OS に対応予定です。 Ver.6 以降の SDP-RIP からのバージョンアップをご検討の場合: 接続デバイス 使用中の PC SCSI 機(旧型) それ以外 継続使用(Win7 32-bit) 継続使用(Win7 32-bit) または 新規導入(Win7 64-bit) 新規導入(Win7 32-bit) 新規導入(Win7 64-bit) Windows7 機: AT980, AT990,AT991E,AT992E Pro4700, Pro5000 シリーズ Windows Server2003 機: DELL PowerEdge シリーズ Windows XP 機: AT971, Precision, OptiPlex 注 1. SDP1810 等、サポートの終了した機器の RIP はバージョンアップ対象外です。 注 2. SDP-RIPManager Client は、Windows XP/7/8(32/64-bit)と OSX 10.7 以降で動作します。
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