企業機密情報(企業情報・個人情報)の 取り扱い注意について

企業機密情報(企業情報・個人情報)の
取り扱い注意について
昨今、新聞やテレビ報道等で企業情報や個人情報の不正使用・紛失・漏洩による企業機密情報に関する不祥事が
後をたちません。2005年4月より個人情報保護法も施行し、今後は企業や個人に対しての罰則も強化されます。
こうした状況を踏まえて、スタッフの皆様も就業先においては、企業情報や個人情報を適切に取り扱い、外部に漏
らすことがないように十分注意をしてください。これは契約を終了した後も同様に扱われます。
企業機密情報とは
Ⅰ 企業情報(就業先で知りえたすべての情報であり、以下の2
企業情報(就業先で知りえたすべての情報であり、以下の2つに大別されます)
1.
2.
営業情報は、就業先企業の営業先に関する情報であり、会社の名称や売上高、仕入原価
などの取引条件と個人顧客の氏名、住所、電話番号、購入履歴等があります。また発表前
の新製品情報やシステム情報等も含まれます。
その他の企業情報としては、就業先企業の人事制度、給与体系・給与システム、福利厚生
等があげられます。
Ⅱ 個人情報(個人を識別できる情報、または居場所を知ることのできる情報)
氏名・住所・生年月日・電話番号・FAX番号・携帯番号・Eメールアドレス・クレジツトカ-ド・
勤務先・収入等があげられます。
※個人情報は、職場内では顧客リスト・クレジットお買い上げ票・配達伝票など業務上いろいろな
面で多数扱っています。
※個人情報は、お客様のみならず就業先企業の方々の個人情報についても同様です。
スタッフが企業機密情報を扱う上での禁⽌⾏為
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企業機密情報を業務目的以外に使用すること。
企業機密情報を職場から持ち出すこと。
企業機密情報を紛失・破棄すること。
企業機密情報を複写し持ち出すこと、またデジカメ・携帯・フロッピーなどに取り込み持ち出すこと。
流失した個人情報の悪用による個人のプライバシーの侵害が起きます。
就業先企業の信頼イメージの低下、雇用先顧客の減少につながります。
就業先企業は、流失した情報の回収に多額の費用と労力がかかります。
就業先企業及びスタッフは、個人情報保護法の罰則対象となります。
スタッフが就業先企業との間で損害賠償責任を負う可能性もあります。
違反したスタッフ本人の懲戒処分につながる可能性があります。