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Lifesize Icon
Table of Contents
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はじめに
構成の概要
システムのアクセスとパスワード
システム名、日付、時刻
言語とデュアル ディスプレイ
システム オプション
システムの使用
電話をかける
会議に参加
多拠点通話
システムの通話中
プレゼンテーション中
ナビゲーションと検索
カメラの制御
記録
Lifesize Phone HD の使用
MCU によってホストされている通話
Icon 800: 音声入力
設定とプロトコル
ネットワーク設定
通話設定
音声設定
SIP
SIP 通話でのメディア暗号化
USB 設定
デフォルト値
ビデオ設定
相手側ユーザーによるカメラのコントロール
プライマリ ビデオとプレゼンテーションビデオ帯域幅のバランス
DVI-I 入力の解像度
ディスプレイの解像度
CEC の使用
ディスプレイの電源管理
アダプティブ モーション制御
H.323
H.323 セキュリティの使用
統合
Lifesize Cloud
Icon の使用
Cloud ユーザー アカウントから Icon を削除する
Lifesize MCU
UVC ClearSea
UVC Manager
UVC Transit
UVC Video Center
ディレクトリ サーバー
システムのメンテナンス
復元
初期化
1
Lifesize Icon
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復帰
再起動
ライセンス キー
アップグレード
アップグレードに失敗した場合のトラブルシューティング
診断ツール
カメラの診断
通話記録
高度なトピック
ファイアウォールの構成
通話のセットアップとメディア ポート
予約ポートの制限
NAT を使ったプライベートな LAN で Icon を使用する方法
アンチスパム フィルター
IP アドレスおよびドメイン フィルター
SIP および H.323 フィルター
ベンダー ID フィルター
システムの自動再起動をスケジュールする
UVC ClearSea を通した Icon のプロビジョニング
Lifesize MCU 会議に Icon を使用する
UVC ClearSea と Icon の統合
プロビジョニング サーバーの検出
API の概要
ヘルプが必要な場合
システムの健全性
電源および接続性
音声問題
プレゼンテーション
Icon 600 および 800 のカメラの問題
ディスプレイの問題
部屋の明るさの調整
新機能
2
Lifesize Icon
はじめに
Lifesize へようこそ。究極のビデオ会議をご活用ください。
システムの詳細
システムをインストールした後で、デフォルト
パスワードの変更やファイアウォールの設定など、追加セットアップのタス 構成の概要
クを完了します。
次に、電話をかけます。
また、通話の管理、データのシェア、記録の作成が可能です。
システムの使用
追加の設定用に、詳細設定が用意されています。
設定とプロトコル
ソフトウェアのアップグレード、デフォルト設定の復元、トラブルシューティ
システムのメンテナンス
ングなど、定期的なメンテナンスを実行します。
デスクトップ、モバイル、ブラウザベースのビデオをサポートするクラウド
ベースのビデオ サービス、Lifesize Cloud について詳細をご覧ください。
Lifesize Cloud
Icon でコラボレーション
最新リリースの新機能についてご紹介します。
新機能
関連情報は、lifesize.com/support からダウンロードできます。
3
Lifesize Icon
構成の概要
最初にシステムをインストールしたときに、ウィザードで、言語、ネットワーク設定、およびタイムゾー
ンを構成します。 この後、Lifesize Cloud サービスに Icon を接続するよう選択することもできます。
インストール後、リモート コントロールおよびシステムの Web インターフェイスを使用して、ビデオ
システムを構成してください。
1. Web ブラウザを開きます。
2. システムの IP アドレスに移動します。 これは、メイン画面の
Lifesize Cloud ユーザー: IP アドレスを表示するには、
>
に表示されます。
を選択します。
インストール後、次の項目を設定できます。
希望の操作
続きを読む
Lifesize Cloud に接続します。
初期設定時に Icon を Lifesize Cloud
に接続しなかった場合は、システムをリセットして、Cloud
アカウントに関連付けます。
Lifesize Cloud への接続
その他の Lifesize
アプリケーションを使用してシステムを統合します。
統合
管理者パスワードを設定します。
Web インターフェイスにログインし、[設定] > [パスワード]
を開きます。
システムのアクセスとパスワード
システムの日付、時刻、およびタイムゾーンを変更します。
Web インターフェイスにサインインし、[設定] > [日付と時刻]
を開きます。
日付と時刻
システム インターフェイスの言語を変更します。
次のいずれかを実行します。
• Web インターフェイスにサインインし、[設定] > [外観]
を開きます。
• リモート コントロールを使用して、 >
を選択します。
注: システムの Web
インターフェイスの言語を変更するには、Web
インターフェイスのサインイン画面で [言語] を選択します。
システム名を変更します。
Web インターフェイスにサインインし、[設定] > [システム]
を開きます。 Lifesize Cloud ユーザーの場合:
システム名は、サービスに Icon を接続した際に、Lifesize Cloud
を介して定義されます。
言語
システム名
セーフ エリアを調整します。
曜日、日付、時刻がディスプレイの右上に完全に表示されない場合 システム オプション
は、
>
を選択してセーフ エリアを調整します。
デュアル ディスプレイの設定を選択します。 (Icon 600 および
800 のみ)
Web インターフェイスにサインインし、[設定] > [外観] >
[物理的なディスプレイの配置] を開きます。
デュアル ディスプレイ
4
Lifesize Icon
希望の操作
続きを読む
Icon にカスタム背景画像をアップロードします。
Icon を Lifesize Cloud に接続している場合は、Cloud の Web
Lifesize Cloud
コンソールからシステムにカスタム背景画像をアップロードできま
す。
H.323 と SIP を有効にします。
Web インターフェイスにサインインし、以下を開きます。
• [設定] > [H.323]
• [設定] > [SIP 登録サーバー 1] および [設定] > [SIP
登録サーバー 2]
H.323
SIP
通話、音声、ビデオを構成します。
Web インターフェイスにサインインし、以下を開きます。
• [設定] > [通話]
• [設定] > [音声]
• [設定] > [ビデオ]
通話設定
音声設定
ビデオ設定
ファイアウォール トラバーサル用にシステムを設定します。
ファイアウォールの構成
自動プロビジョニングを有効にします。
ビデオ システムが、プロビジョニング
UVC ClearSea を通した Icon
サーバーを検出し、サーバーで指定された設定を使用して自身を設 のプロビジョニング
定することを可能にします。
ネットワーク設定を構成します。
次のいずれかを実行します。
• Web インターフェイスにサインインし、[設定] > [ネットワーク]
を開きます。
システム オプション
• リモート コントロールを使用して、
>
を選択し、パスコード(デフォルトは 1234)を入力して
にアクセスします。
5
Lifesize Icon
システムのアクセスとパスワード
ビデオ システムのディスプレイからの Access 管理者機能:
リモート
コントロール
>
を選択し、パスコード(デフォルトでは1234)を入力します。
Web ブラウザを開き、 Lifesize システムの IP アドレスを入力します。
管理者のログイン情報でログインします。
デフォルトのユーザー名とパスワードは、admin です。
ブラウザ
SSH
UVC
Manager
システムの IP アドレスは、ビデオ ビステムのディスプレイにあるメイン画面の
に表示されます。
Lifesize Cloud ユーザー: IP アドレスを表示するには、
>
を選択します。
デフォルトで、HTTP 経由による Lifesize ビデオ システムのリモート管理は、[設定] >
[セキュリティ] > [HTTP を介したリモート管理を使用] で有効になっています。
注意: HTTP
を無効にすると、ログアウトされ、システムに再度ログインできなくなります。
管理者ログイン情報で SSH セッションにログインし、Lifesize
システムをリモートで管理するためのコマンドを入力します。
デフォルトのユーザー名とパスワードは、admin です。
API の使用方法については、コマンドで help
と入力します。また、https://<videoSystemIPAddress>/docs/json/
からより詳しいドキュメントにアクセスすることもできます。
デフォルトで、SSH 経由によるリモート管理は、[設定] > [セキュリティ] > [SSH
を使用] Access で有効になっています。
注意: SSH を無効にすると、SSH 経由でシステムをリモートで管理できなくなります。
UVC Manager を使うと、管理者は企業全体のビデオ システムを管理できます。
[設定] > [パスワード] に移動し、パスワードを管理します。
ユーザー アクセス
ユーザー名 デフォルトのパスワード
管理者
ブラウザ、SSH
admin
admin
管理者
リモート コントロールを使ったビデオ
システムのディスプレイ
なし
1234
support
support
サポート ブラウザ、SSH
パスワードは、数字 0∼9、a~z と A~Z の文字、記号*(星印)、#(シャープ)を 16
文字以内で組み合わせることができます。 パスコードは、数字 0∼9 を 32
文字以内で組み合わせることができます。
ユーザー名を変更することはできません。
6
Lifesize Icon
システム名、日付、時刻
システム名
[設定] > [システム] > [システム名] でビデオ システム名を定義します。
注: このサービスに Icon を接続する場合は、システム名が Lifesize Cloud を介して定義されます。
システムの日付と時刻
次のいずれかの条件が存在する場合は、システムの日付と時刻が自動的に設定されます。
●
●
[設定] > [ネットワーク] > [DCHP を使用] で DHCP が有効になっていて、DCHP
サーバーがシステムに NTP のサーバー アドレスを渡す場合。
[設定] > [日付と時刻] > [NTP サーバー ホスト名] で、NTP サーバーのホスト名または IP
アドレスを指定した場合。
注: [NTP サーバーのホスト名]で指定した値は、DHCP サーバーがシステムに渡す NTP
サーバーのアドレスに加えて使用されます。
タイムゾーンは自動では設定されません。 タイムゾーンを指定するには、[設定] > [システム]
[日付と時刻]に移動します。
7
Lifesize Icon
言語とデュアル ディスプレイ
言語
[設定] > [外観] > [言語] で、システム インターフェイスの言語を選択します。
また、リモートコントロールを使用できます。
>
を選択し、言語を変更します。
注: システムの Web インタフェースの言語を変更するには、ログイン画面で [言語] を選択します。
デュアルディスプレイ (Icon 600 および 800 のみ)
2 台目のディスプレイを接続する場合は、[設定] > [外観] > [物理的なディスプレイの配置]
でレイアウトオプションを選択します。 Lifesize ビデオ システムは、選択とビデオ
システムの状態に応じて 2 台目のディスプレイを自動的に設定します。
注: 2 台目のディスプレイを接続すると、ライセンスキーが必要になります。 詳しくは、Lifesize
担当者までお問い合わせください。
オプション
ディスプレイ 1
ディスプレイ 2
デフォルト
カメラ、発信者、ローカルのプ
レゼンテーション、通話中のプ ミラー、通話中のプレゼンテー
レゼンテーション、複合発信者 + ション
通話中のプレゼンテーション
遠く
カメラ、発信者、ローカルのプ
レゼンテーション
ミラー、通話中のプレゼンテー
ション
近く
カメラ、発信者、ローカルのプ
レゼンテーション
通話中のプレゼンテーションの
み
隣接
(空白のままにしておくことはで
きません)
「隣接」と似ていますが、ミラー
ローカル
プレゼンテーションのないビデ
ビューまたは通話中でない場合
オ通話の場合のローカル ビュー
のプレゼンテーション
デュアル
(Icon 800 のみ)
通話中でない場合は、入力 1
のローカル
ビューまたはプレゼンテーショ
ン
通話中でない場合は、入力 2
のローカル
ビューまたはプレゼンテーショ
ン
ミラー
カメラ、発信者、ローカルのプ
レゼンテーション、通話中のプ
レゼンテーション、複合発信者 +
通話中のプレゼンテーション
カメラ、発信者、ローカルのプ
レゼンテーション、通話中のプ
レゼンテーション、複合発信者 +
通話中のプレゼンテーション
シングル
カメラ、発信者、ローカルのプ
レゼンテーション、通話中のプ
非アクティブ化
レゼンテーション、複合発信者 +
通話中のプレゼンテーション
8
Lifesize Icon
システム オプション
システムのオプションにアクセスするには、
を選択します。
通信、音声、システム入力および出力、DHCP
、自動プロビジョニング、温度センサー、ファン速度など、システムのステータスを示します。
通信、音声、ネットワーク、システム入力および出力、DHCP
、自動プロビジョニング、カメラなど、詳しいシステム情報を示します。
ディスプレイのセーフ エリアを設定できます。
管理者がシステムを構成する際に必要となるシステムの IP アドレスを表示します。
システムが設定されていない、または動作不能である場合は、シリアルポートの情報が表示さ
れます。
画面に表示されるテキストの言語を選択します。
システムに適用されているライセンスを示します。
確認後に、システムが再起動されます。
管理者ツールを提供します。
このエリアには、数字のパスコード(デフォルトで1234)が必要になります。
DHCP を有効または無効にします。 DHCP を無効にする場合は、IP アドレス、ネット
マスク、デフォルト ゲートウェイ、静的DNSサーバーのアドレスを設定できます。
接続をテストするには、[ネットワークをテスト]を選択します。
は、ネットワーク設定をデフォルト値に初期化する: DHCP を有効にし、VLAN タグを 0
に初期化。HTTP と SSH を有効にします。
は、すべての設定をデフォルト値に初期化し、システムを再起動します。
は、システムを代替ソフトウェア
バージョンに復帰させ、すべての設定をデフォルト値に初期化し、システムを再起動します。
サインアウトには、
を選択します。
9
Lifesize Icon
システムの使用
Icon は、Lifesize Cloud、UVC スイート アプリケーション、Lifesize Bridge と統合できます。
利用可能なオプションは、環境で設定されているアプリケーションに依存します。
希望の操作
[通話]
を選択し、利用可能な通話オプションのいずれかに移動します。
通話の開始、応答、終了
お気に入り
最近の通話
ディレクトリ
会議
キーパッド (電話)またはダイヤラ
(ビデオ システム)
スケジュール
[答え] と
を選択します(通話を終了)。
詳しくは、「電話をかける」および「通話中のビデオ
システムの管理」 をご覧ください。
プレゼンテーションの開始
[プレゼンテーション]
を選択します。
通話中にノートブック
パソコンをシステムのビデオ入力に接続すると、プレゼンテーション
が自動的に開始されます。 続きをお読みください。
システムがアイドルであるときにこちら側のカメラを調整するには、
カメラの制御
[表示]
を選択します。
通話中の場合は、 を選択し、こちら側のカメラを調整します。
を選択し、相手側のカメラを調整します。 続きをお読みください。
記録の作成
UVC ビデオセンターが設定されている場合は、
続きをお読みください。
電話番号の表示
を選択すると、発信者がビデオ
システムにダイヤルするために使用するシステムの名前と番号が表示
されます。
操作不可を有効にする
着信通話を拒否する場合は、
が表示されます。
音量の調整
を選択し、音量ナビゲーション バーを開きます。
リモート コントロール: 0∼100 で音量を選択します。 レベルは、
割合として音量を表します。 音量を調整するには、リモート
コントロールを使用します。 または をタップして、1%
単位でレベルを調節します。 音量を速くかつ連続的に調整するには、
または を押します。
を選択します。
を選択します。 有効にすると、
システムをスリープ状態にする システム、カメラ、ディスプレイをスリープにする場合は、
を選択します。 続きをお読みください。
システム ステータスの表示
システムのオプションにアクセスするには、
続きをお読みください。
を選択します。
Lifesize ビデオ システムがアイドル状態のときは、画面にカメラからのビデオが表示されます。
Lifesize ビデオ システムがスリープ状態のときは、画面が黒くなります。
通話を着信する、プレゼンテーションを表示する、リモート
10
Lifesize Icon
コントロールでボタンを押すと、システムがアクティブになります。
システムをアクティブにするには、リモート コントロールを画面ではなく、IR
レシーバー(カメラとコーデックにあります)に向けてください。
スリープ
システム、カメラ、ディスプレイをスリープにする場合は、
を選択します。 ビデオ
システムは、次の状況では、自動的にスリープ状態になります。
●
●
ユーザーとの操作ない状態で 10 分が経過する。
音声通話が接続される。
システムをアクティブにするには、電話で
をタップするか、リモート
コントロールで任意のキーをタップします。
システムがアクティブになったら、ビデオシステムの状態に応じて、次のいずれかのオプションがハイ
ライトされます。
システムの問題が存在します。 この問題について詳しくは、
を選択してください。
[システムの操作不可] が有効になっています。
UVC Manager でスケジュールされている通話は、ビデオ システムから利用できます。
他の状況は存在していません。
11
Lifesize Icon
電話をかける
次のいずれかの方法で、電話をかけます。
UVC Manager がビデオ システム用にスケジュールした通話を表示するには、
を選択します。
通話に関する詳細には、開始時刻、タイトル、説明、参加者を含めることができます。
スケジュール パスコードを必要とする通話には、ロックのアイコン が表示されます。
スケジュールは、通話がスケジュールされていない期間も表示します。
通話は、スケジュールされた開始時刻に始まり、参加者に自動的に接続されるか、いず
れかの参加者が招待を受け入れた後で接続されます。
お気に入り
番号にダイヤルするには、 >
を選択します。リストでダイヤルするエントリを選択します。
リモート コントロール:
その他のオプションには、[詳細ダイヤル]および[削除]または[すべて削除]
が含まれます(お気に入りのエントリを管理するため)。
最近ダイヤルした通話
、着信した通話
、応答しなかった通話(不在着信)
を表示するには、 >
を選択します。 電話をかける番号のエントリを選択します。
リモート コントロール:
その他のオプションには、[詳細ダイヤル]、[お気に入りに追加]、[削除]、[すべて削除]
が含まれます(最近の通話のエントリを管理するため)。
最近の通話は、50 エントリに制限されます。
最近の通話
エントリを表示するには、 >
を選択します。
電話をかける番号のエントリを選択します。
ディレクトリ
リモート コントロール: その他のオプションには、[詳細ダイヤル] および
[お気に入りに追加] が含まれます。
会議
キーパッド
利用可能な通話を表示するには、 >
を選択します。
電話をかける番号のエントリを選択します。
会議への参加については、次をお読みください。
電話: 手動で通話情報を入力するには、 >
を選択します。
各文字を入力すると、対応するタッチトーンにより値 0∼9、#、*
を表す音が聞こえます。
英数字を入力できるキーボードを開くには、abcを選択します。
大文字を入力するには、シフト文字 を選択します。
キャップロックには、シフト文字を2回選択します。
12
Lifesize Icon
ダイヤラ
リモート コントロール: 手動で通話情報を入力するには、 >
を選択します。
英字を入力するか、通話帯域幅またはプロトコルを選択するには、詳細オプションに移
動します。
利用可能な帯域幅値のリストは、管理者が設定した最大帯域幅設定に合わせて調整され
ます。 同様に、有効になっている通話プロトコルのみが表示されます。
ビデオ アイコン
は、ビデオ通話が進行中であることを示します。 音声アイコン
は、音声通話を示します。 この通話を終了するには、
を選択します。
利用可能な通話オプションは、環境で設定されているアプリケーションにも依存します。 詳しくは、「
その他の Lifesize アプリケーションと Icon の統合」をお読みください。
13
Lifesize Icon
会議に参加
利用可能な会議を表示するには、 >
を選択します。
会議に関する詳細には、開始時刻、会議の名前、説明を含めることができます。
パスコードを必要とする通話には、ロックのアイコン
が表示されます。
会議のステータスは次のエントリのいずれかになります。
ライブ
会議が開始されました。
[ライブ] <
会議は、10 分以内に開始されます。
[分]>
準備完了
会議への参加が可能ですが、まだ参加者はいません。
アクティブ
参加者が既に会議に参加しています。
アクティブな会議がいっぱいである場合、 Bridgeは、新しい参加者を受け付けません。
利用不可
利用できるリソースがありません。
いっぱい
会議がいっぱいになったので、ポートは解放されません。
会議に参加するには、リストからエントリを選択します。
会議がまだ開始されていない場合、カウンタには、会議がライブになるまでの残り時間が表示されます。
開始時刻の 10
分前から会議に参加できます。会議がライブになると、ブリッジが自動的に接続されます。
14
Lifesize Icon
多拠点通話
多拠点通話では、外部 MCU から合成されたビデオが、各参加者側のディスプレイに表示されます。
多拠点通話の要件は次のとおりです。
Icon が、UVC ClearSea とサポートされている Lifesize
と統合されている。詳しくは、次をご覧ください。
Icon は、Lifesize Cloud に接続されている。 詳しくは、次をご覧ください。
進行中の通話に参加者を追加するには、 [追加] を選択します。
参加者を転送する場合にもこの方法を使用します。参加者を追加したら、通話を終了せずに会議から退
席できます。 個々の参加者を削除するには、
を選択してから、削除する参加者を選択します。
着信通話では、次のオプションを利用できます。
●
●
●
現在の通話を終了し、かかってきた電話に応答するには、[終了して応答] をクリックします。
現在の通話に発信者を追加するには、[応答] をクリックします。
発信者を無視するには、[無視] をクリックします。
Icon が、アクティブで UVC ClearSea に登録されている Lifesize ClearSea Client
に関連付けられている場合は、クライアントで
を選択し、通話に参加できます。
この操作を実行すると、Icon の通話が切断されます。
15
Lifesize Icon
システムの通話中
画面上のテキストを隠す
[隠す] を選択します。
画面のテキストを隠し、設定を保存するには、「
通話の設定」 >「ユーザー
インターフェイスを表示または隠す」
を参照してください。
相手側の音声をミュートするには、
音声ミュート
を押します。 有効にすると、
が表示されます。
相手側の音声がミュートされている場合は、
が表示されます。
相手側のビデオをミュートするには、
ビデオのミュート
>
を選択します。 有効にすると、
が表示されます。
通話中にピクチャインピクチャ
ピクチャインピクチャの表示
ビデオを表示するには、
>
を選択します。
有効にすると、
が表示されます。この設定は、すべての通話に適
用されます。通話中に有効にした場合、PIP
は、その後の通話で有効になります。
または
を選択し、使用するレイアウトに移動します。
通話とプレゼンテーションのレイアウトを変更す
る
カメラの移動
は、通話が利用可能なレイアウトを 1
つしか持っていない場合は利用できません。
詳しくは、「Lifesize MCU
によってホストされている通話の管理するおよび
表示」 をご覧ください。
Lifesize Cloud
ユーザー:
プレゼンテーションがアクティブな場合にのみ、
レイアウトを変更できます。
通話中の場合は、
を選択し、こちら側のカメラを調整します。
を選択し、相手側のカメラを調整します。
カメラの制御については、こちらをご覧ください。
16
Lifesize Icon
カメラ入力のスワップ
(Icon 600 および 800のみ)
Icon 600 または 800 で 2
台のカメラを接続している場合は、
または
を選択し、プライマリ
カメラ入力をスワップします。
を選択し、現在使用中のカメラを調整します。
• Icon 600:
デフォルトでは、HD
カメラがプライマリ入力、カメラ1、DVI
カメラはカメラ2です。
プレゼンテーションは、接続された2つのカメラ
では利用できません。
• Icon 800:
デフォルトでは、DVI1がプライマリ入力です。
カメラ入力の変更
(Icon 800 のみ)
3 台以上のデバイスが接続されている場合、
を選択し、プライマリ入力を変更します。1∼4 の
入力のうち、プライマリまたはセカンダリ
ソースとして、どの入力でも選択できます。
また、通話中でない場合、プライマリおよびセカ
ンダリ
ディスプレイに表示する入力ソースも選択できま
す。[設定] > [外観] >
[物理的なディスプレイの配置]
で「デュアル」を選択します。
キーパッドの使用
トーン入力用のキーパッドを表示するには、
を選択します。
発信者情報の表示
記録情報の表示
システムの名前と番号を含む発信者の詳細や通話
の種類とプロトコル、接続時間、通話の方向といっ
た通話の統計を表示するには、
を選択します。
UVC Video Center
で記録中に、記録ストリームに関するビデオや音
声の統計を表示するには、
コントロールの
通話を終了
>
>
(またはリモート
)を選択します。
を選択します。
デフォルトで、着信した通話には手動で応答するか、無視する必要があります。 管理者は、[設定] >
[通話] の [自動応答] および [自動応答ミュート] 設定を指定できます。
通話の設定とシステム動作のカスタマイズについて、詳細をご覧ください。
17
Lifesize Icon
プレゼンテーション中
通話開始前および通話中にプレゼンテーションを開始するには、[プレゼンテーション]
を選択します。 ノートブック パソコンをビデオ
システムに接続すると、プレゼンテーションが自動的に開始され、
が表示されます。
プレゼンテーションを停止するには、
を選択します。
プレゼンテーションを停止すると、すべてのアクティブな記録が終了されます。
管理者は、[設定] > [システム]
から自動プレゼンテーションを無効にできます。デフォルトでは有効になっています。
Icon 800 のみ: プレゼンテーション入力として機能する DVI 入力は、[プレゼンテーション]
オプションでは数字で表されます。 プレゼンテーションを変更するには、
を選択します。
プレゼンテーション入力には、どの入力でも使用できます。プライマリがプレゼンテーションで選択さ
れている場合、ビデオはセカンダリ入力に変わります。プライマリおよびセカンダリ
ソースの両方に同じ入力を選択することはできません。
ビデオ システムがすでにプレゼンテーションを受信している場合は、ノートブック
パソコンを接続してもプレゼンテーションは自動的に開始されません。この場合、すべての相手に対す
る現在のプレゼンテーションをいったん停止します。
また、相手側のプレゼンテーションは制御できません。
レイアウト
通話中に、次のレイアウト オプションのいずれかを選択します。
プレゼンテーション入力と相手側からのビデオが並んで表示されます。
プレゼンテーション入力と複数の発信者からのビデオが表示されます。
このレイアウトは、[会議]
から統合されたブリッジ通話で利用できます。
統合されていないブリッジの場合は、< または > を選択し、レイアウトを選択します。
プレゼンテーション入力が表示されます。
相手側からのビデオが表示されます。
ビデオ通話がビデオとの同時プレゼンテーションをサポートしていない場合は、ビデオ
システムがプレゼンテーションを送信するプライマリおよびプレゼンテーション入力を自動的にスワッ
プします。
こちら側には、カメラとプレゼンテーション入力の両方が表示され、相手側にはプレゼンテーションの
みが表示されます。
18
Lifesize Icon
ナビゲーションと検索
Icon には、通話エントリとリストの他のシステム情報が表示されます。
次のように、リモート コントロールを使用して、情報間を移動します。
リストの先頭または末尾にすばやく移動するには、
をタップします。
リストの先頭または末尾に移動する
リストの右側のバーには、自分の現在位置と、リスト内のエント
リ総数が表示されます。
通話エントリの検索
通話エントリを見つけるための検索ボックスを開くには、
をタップします。
ユーザーが値を選択すると、フィルタ文字列で始まるエントリ名
で任意の単語に一致するようリストがフィルタされます。
検索ボックスのオプションは、次のとおりです。
• 検索ボックス内の値を削除するには、 をタップします。
• 任意の数字を表すには、# 記号を選択します。
•
フィルタで複数の単語を使用できるように、検索エントリの間に
スペースを挿入するには、
を選択します。
ビデオ システムのディスプレイ言語でロシア語を選択すると、検索がキリル文字を使用します。
ラテン アルファベットを表示するには、電話で
を選択します。
を選択するか、リモート コントロールで abc
Icon が UVC ClearSea
と統合されている場合は、グループ内のエントリだけでなくすべてのエントリを検索できるよう、
を選択します。素早くアクセスできるように、お気に入りリストにグローバルなエントリを追加します。
検索文字列を入力すると、フィルタ文字列で始まるエントリ名で任意の単語に一致するよう結果がフィ
ルタされます。 グローバル ディレクトリからのエントリには、
が付いています。
19
Lifesize Icon
カメラの制御
Icon では、通話中と通話の前にカメラを調整できます。
相手側のユーザーがこちら側のカメラを調整できないようにするには、管理者が、[設定] > [ビデオ]
で[相手側からのカメラ制御](デフォルトで有効)を無効にできます。
相手側のユーザーがこちら側のカメラ
プリセットを使用および設定しないようにするには、[こちら側のカメラの相手側から制御] または
[カメラ プリセットの相手側からの設定] を [無効] に設定します。
パン、チルト、ズーム、プリセット
1. 電話(または画面ディスプレイ)から、制御するカメラを選択します。
>
システムがアイドルであるときにこちら側のカメラを調整する。
通話中に、 こちら側のカメラを調整する。 こちら側のビデオは、PIP
ウィンドウに表示されます。
相手側のカメラを調整する。
1. 4 つの矢印のグループを使用して、パンとチルトを調整します。
2. 2 つの矢印グループを使用してズームを調整します。
3. カメラのプリセットは、数字に関連付けられている、事前に定義したカメラ位置です。
カメラのプリセットを使用すると、通話中にカメラの位置をすばやく変更できます。
現在のカメラ位置のプリセットを定義するには、[保存されているプリセット]
が表示されるまで、数字を押し続けます。
プリセット位置にカメラを移動するには、数字をタップします。
1. カメラ制御セッションを終了するには、
[終了] を選択します。
20
Lifesize Icon
記録
環境で UVC Video Center が構成されている場合は、記録をいつでも開始できます。
記録中に、記録ストリームに関するビデオや音声の統計を表示するには、電話で
コントロールで
>
、またはリモート
を選択します。
通話中の記録
通話中に記録を開始するには、
を選択します。
メッセージが表示されたら、有効な記録キーを入力します。
記録が開始され、記録アイコンが表示されます。
デフォルトで、すべての発信者が記録されます。
こちら側または相手側のビデオのみを記録するには、[設定] > [記録とストリーム]
でデフォルトの記録レイアウトを変更します。
記録を停止するには、通話またはプレゼンテーションを終了するか、
を選択します。
Lifesize Cloud に接続した Icon
を使用している場合は、記録を開始する際に、記録の所有者を選択できます。 詳細をご覧ください。
通話中でない場合の記録
1.
を選択します。
2. 記録セッションを開始するには、利用可能な記録オプションのいずれかを選択します。
カメラからの入力を記録する。
プレゼンテーションからの入力を記録する。
2 ストリーム:プレゼンテーションとカメラからの入力を記録する。
2 つのカメラからの入力を記録する。 プライマリ入力を提供するカメラを選択するには、
または
を選択します。 このオプションは、2 つの接続されたカメラでのみ使用できます。
1. 記録を開始するには、
を選択します。
メッセージが表示されたら、有効な記録キーを入力します。
記録が開始され、記録アイコンが表示されます。
オプション:
カメラからまたはプレゼンテーションからの入力を記録している場合に、プレゼンテーションま
たはカメラの入力を切り替えるには、
を選択します。 2 つのストリームを記録する場合に、2
つのストリーム(プレゼンテーションおよびカメラ)と単一のストリーム(カメラ)の記録を切
り替えるには、
を選択します。
3. 記録を停止するには、
を選択します。
21
Lifesize Icon
注:
記録が開始された後に電話を発信したり、プレゼンテーションを開始したりした場合は、通話やプレゼ
ンテーションを停止して、記録とセッションを停止できます。
記録セッションを終了するには、(ステップ 2
での選択に応じて)適切なオプションを選択します。
22
Lifesize Icon
Lifesize Phone HD の使用
Lifesize Icon システムに接続されている Lifesize Phone HD 用に、複数のクイック
ジェスチャーが追加されました。これらのジェスチャーを使用するには、通話中でなければなりません。
•画面を 2 本指でタッチすると、ミュートまたはミュート解除できます。
•画面を 2 本指で上向きにスワイプすると、音量を 10% 上げることができます。
•画面を 2 本指で下向きにスワイプすると、音量を 10% 下げることができます。
•画面を 3 本指でスワイプし、ホールドすると、ローカルのカメラを指定された方向に移動できます。
•画面を 4 本指でタッチすると、システム オプションが表示されます。
23
Lifesize Icon
MCU によってホストされている通話
UVC Multipoint または Lifesize Bridge と Icon
が統合されている場合、スケジュールおよびオンデマンドの通話は、
>
に表示されます。 [会議]
から通話に参加すると、現在の通話シナリオで使用できるブリッジ
レイアウトがすべて表示されます。 複数のレイアウトがサポートされている場合は、
が表示されます。 通話レイアウトを変更するには、
を選択し、使用するレイアウトに移動します。
統合されていないブリッジの場合は、< または > を選択し、レイアウトを選択します。
Icon と統合されていない Lifesize MCU によってホストされている通話に参加する場合は、電話で
を選択し、インターフェイスに移動します。 ディスプレイでヘルプ テキストに切り替えるには、9
をタップします。仮想オペレーターが通話に応答した場合、参加する会議を選択するよう求められます。
ブリッジのオプションを表示するには、 3 をタップします。
自分のビュー
参加者のカメラからのビューは、その画面に表示されます。
スピーカーの順序
有効にすると、第 1
ウィンドウに最近使ったスピーカーが表示されます。
ステータス インジケータ
有効にすると、ステータス アイコンが表示されます。
ビデオのミュート
有効にすると、ビデオがミュートされます。
お知らせ
音声プロンプトとシステム音は、現在のシステム
ステータスまたは要求されたアクションを示します。
カメラ制御ナビゲーション
相手側のカメラ制御とDTMFトーンを切り替えます。
タッチトーン ナビゲーション
言語
画面上のテキストや音声プロンプトの言語。
テキスト インセット
テキストが画面の両側からどの程度オフセットされるか。
24
Lifesize Icon
Icon 800: 音声入力
DVI-I
DVI-I 入力から受信された音声は、プライマリまたはプレゼンテーション
ストリームを入力として設定している場合にのみ、こちら側と相手側に送られます。
例:DVR を DVI 3 に接続し、DVI 3
を使用するようにプレゼンテーション入力を変更すると、音声とビデオの両方がこちら側
と相手側に送信されます。
アナログ
ラインは常にオンになるため、デジタル入力を持つラインに必要な条件を排除できます。
例:スマートフォンを Icon
ライン入力
のライン入力に接続している場合に、スマートフォンで再生を押すと、音声がこちら側と
相手側の両方に送信されます。
音声を送信したくない場合は、ソースの音をコントロールする必要があります。
ミュートを押すと、システムへのすべての音声入力がデフォルトでミュートされます。
アクティブなマイクのみをミュートするようにシステムを構成するには、[設定] > [音声] > [音声の
ミュート] を [アクティブなマイクのみ] に設定します。
デフォルトで、Icon 800 の組み込み音声プロセッサが
AEC、ノイズ低減、自動ゲイン制御をコントロールします。 外部コントローラを使用するには、[設定] >
[音声] で [統合音声] をオンにします。 [統合音声]
をオンにすると、デフォルトで[アクティブなマイク] が [ライン入力] になります。
25
Lifesize Icon
設定とプロトコル
ネットワーク設定
通話設定
音声設定
ビデオ設定
USB 設定
H.323設定
SIP 設定
設定やそのデフォルト値の完全なリストを表示するには、 こちらをクリックしてください。
26
Lifesize Icon
ネットワーク設定
[設定] > [ネットワーク] で、ネットワーク設定を構成します。
DHCP または静的
IP アドレス
DHCP は、IP アドレスを動的に割り当てます。
DHCP を無効にした場合は、ローカルで構成されている IP
アドレス、サブネット マスク(ネットワークおよびホスト識別子に IP
アドレスを分割するために使用される)、デフォルトゲートウェイを入力します。
注: ビデオ システムから、
>
を選択し、ネットワーク設定
にアクセスするパスコード(デフォルトでは 1234)を入力します。
Lifesize
では、ネットワークが固定速度または通信モード設定を特に必要としない限り、
[速度および通信モード設定を自動ネゴシエーション]
設定を選択することをお勧めします。
[速度および通信モード設定を自動ネゴシエーション]
を選択しない場合は、ネットワーク
スイッチで設定されている速度と通信モード(全二重/
半二重)に一致するオプションであることを確認してください。
ネットワークの速度
注: Ethernet スイッチが半二重に設定されている場合は、512 kb/s
を超える電話をかける場合に、品質が低下する可能性があります。
[速度および通信モード設定を自動ネゴシエーション]を選択する場合は、
Ethernet スイッチ設定を半二重以外の設定に変更します。
VLAN タグ
静的 VLAN を構成している場合は、Lifesize システムで、送信パケットに VLAN
タグを適用し、同じ VLAN
識別子を共有している場合にのみタグ付きの受信パケットを受け入れることがで
きます。 システムが割り当てられている VLAN の VLAN 識別子を指定します。
値の範囲は、1∼4094 です。
DNS サーバーを構成するには、IP アドレスを入力します。
DNS
ホスト名を解決する際に検索するドメイン名を入力できます。 DNS
サーバーとドメイン は、ネットワーク ノードをアドレスに変換します。この設定を指定し、DNS
を使ってホスト名を IP アドレスに変換します。
検索ドメイン
ドメインは、リストした順序で検索され、有効な名前が見つかると検索が停止さ
れます。
名前の階層を検索できるよう、検索範囲を変える検索ドメインを使用します。
例:
• building.campus.university.edu
• campus.university.edu
• university.edu
予約されている
TCP および UDP
ポート
デフォルトで、Lifesize ビデオ システムは、60000∼64999 の範囲の TCP
および UDP ポートを介して通信します。 Lifesize
では、デフォルトの範囲を使用することをお勧めします。
ただし、通信に利用できる UDP および TCP ポートの範囲を制限できます。
Lifesize では、デフォルト範囲のサブセット以外では、49151 を超えるポート
番号から範囲を開始することをお勧めします。
QoS
ネットワークで使用されている設定に従って、QoS 設定を指定します。
27
Lifesize Icon
ビデオ パケット
MTU
ネットワーク パスのルーターやセグメントで MTU サイズを超えるビデオ
パケットは、フラグメントに分割されたり、ドロップされたりする場合がありま
す。この結果、受信デバイスでビデオの画質が落ちます。 Lifesize
システムが送信するビデオ パケットの MTU を設定できます。 デフォルト値は
1440 バイトです。 有効な範囲は 900∼1500 バイトです。 Lifesize
では、ネットワークが異なる MTU
を必要としない限り、この値を変更しないことをお勧めします。
静的な NAT
静的な NAT を使用してパブリック IP アドレスと Lifesize Icon のプライベート
IP アドレスを関連付ける場合は、[静的な NAT サーバー] を選択し、Lifesize
Icon の NAT パブリック IP アドレスまたはホスト名を入力してください。
ファイアウォール
トラバーサル用にシステムを設定する方法について詳しくは、『Lifesize Icon
ガイド』を参照してください。
28
Lifesize Icon
通話設定
ユーザー インターフェイスを設定するには、Web インターフェイスにログインし、[設定] > [外観]
を選択します。
設定
説明
ユーザー
インターフェイスを隠すまたは表示する
デフォルト値
[設定] > [外観] > [オンスクリーン UI
モード] で次のオプションから選択します。
• デフォルト: オンスクリーンのユーザー
インターフェイを表示し、リモート
コントロールや Phone
を使用する設定にアクセスします。
• イベントのみ: ユーザー
インターフェイスを隠しますが、イベント
通知は表示します。 LifeSize Phone
を使用して電話をかけます。 リモート
コントロールや Phone
を使用した着信、ミュート、記録などのイ デフォルト
ベントを管理します。
• 空白: ユーザー
インターフェイスとイベント通知の両方を
隠すことで、ディスプレイをクリアしたま
まにします。
すべてのイベントと設定は、Lifesize
Phone を使用して管理します。 音声を
ミュートする、またはカメラを削除するに
は、リモート コントロールを使用します。
通話を設定するには、Web インターフェイスにログインし、[設定] > [通話] を選択します。
設定
説明
デフォルト値
自動応答
[無効]
に設定した場合は、受信した通話には手動で応答するか、無
視する必要があります。
無効
自動応答時ミュート
[有効] に設定し、[自動応答] が [有効]
に設定されている場合は、通話が接続されると、システムが
ミュートされます。
有効
自動通話帯域幅
通話中のパケット損失にシステムが応答する方法を指定しま
す。 デフォルトの [有効]
に設定されていると、システムが、通話が接続された後で利
用できる最高の帯域幅を使用しようとします。
有効
通話の最大帯域幅
ビデオ通話で送信に使用するネットワーク帯域幅の最大量を
設定します。
この値は、手動で電話をかける場合、ユーザーがダイヤラか
6000 kb/s
ら選択できる最大値になります。
この値は、[最大通話送信帯域幅]
の値に依存しないビデオ通話の最大受信帯域幅も設定します。
29
Lifesize Icon
設定
説明
デフォルト値
最大通話送信帯域幅
ビデオ通話で送信に使用するネットワーク送信帯域幅の最大
量を設定します。 この値は、[通話の最大帯域幅]
を超えることはできません。
6000 kb/s
電話をかける際の帯域幅を [自動]
デフォルトの通話帯域幅 に指定する場合、ビデオ通話の各発信で使用する帯域幅の量
を設定します。
1328 kb/s
第 2 ストリーム
2
つ目のストリームでプレゼンテーションを送受信できるよう
に、H.239 機能を有効にします。 デフォルトで、2
つ目のストリームは有効になっています。 2
つ目のストリームをサポートしないサードパーティ製のシス
テムでシステムに問題が発生する場合は、2 つ目のストリー
有効
ムを無効にしてみてください。
ビデオ通話が 2 つ目のストリームをサポートしない場合(2
つ目のストリーム機能がこちら側または相手側で無効になっ
ているため)、プライマリおよびプレゼンテーション入力は、
プレゼンテーションがすべての発信者に表示されるように自
動的にスワップされます。
30
Lifesize Icon
音声設定
[設定] > [音声] で、音声設定を構成します。
設定
説明
デフォルト値
ビデオ通話出力
ビデオ通話中の音声出力の場所を指定します。 ライン出力、HD
出力、DVI、または Phone。
HD 出力
音声通話出力
音声通話中の音声出力の場所を指定します。ライン出力、HD
出力、DVI 、または Phone。
Phone
Icon 600 のみ
アナログ
マイクのゲイン
アナログ音声入力のマイク
ゲインをコントロールする値を設定します。
次のいずれかの値を選択します。
• 回線レベル。 マイクのプロラインでは、この値を使用します。
回線レベル
• マイクのレベル。 消費者向けマイクでは、この値を使用します。
• マイクのレベル(ブースト付き)。
マイクでゲインの増加が必要な場合は、この値を使用します。
Icon 800 のみ
統合音声
デフォルトで、Icon 800 の組み込みオーディオ
プロセッサは、以下をコントロールします。
• アコースティック エコー キャンセラ(AEC)
• ノイズ低減
• 自動ゲイン制御
外部コントローラを使用するには、統合したオーディオ
をオンにします。
このオプションをオンにすると、次の条件が適用されます。
• 電話の「音声」ボタンとメイン画面が使用できなくなります。
• [アクティブなマイク] のデフォルトが [ライン入力] になります。
音声入力でライン入力に接続されたマイクは、常にオンになりま
す。
オフ
• ソースでそれらを停止するまで、DVI
音声入力がオンになります。
注: 統合したオーディオの設定は、コマンドラインから Icon 600
で利用可能です。
システムは、通話の音声に複数のマイクデバイスを接続できます。
通話中にアクティブなマイクとして機能するのは 1
アクティブなマイク
自動
つのデバイスのみです。
31
Lifesize Icon
設定
説明
デフォルト値
Icon 600 のみ
Icon 800 のみ
音声ミュート
ミュート ボタンを押すと、デフォルトで、すべての音声入力が
ミュートされます。これには、アクティブなマイクからの音声、
プレゼンテーション用にコーデックに接続されている PC、AUX
入力に接続されているデバイスが含まれます。
アクティブなマイクのみをミュートするようシステムを設定する
には、[マイクのみ] を選択します。
すべて
32
Lifesize Icon
SIP
デフォルトで、Lifesize システムは、ビデオおよび音声通話の送受信で SIP
プロトコルをサポートします。 [設定] > [SIP 登録サーバー 1](または 2)で、SIP 設定を構成します。
注: UVC ClearSea が Lifesize Icon を管理している場合または Icon を Lifesize Cloud
に接続している場合、 SIP 設定を編集することはできません。
設定
説明
デフォルト値
SIP を使用
有効にすると、電話をかけるときに、使用する SIP
名を指定できます。
有効
SIP ユーザー名
デバイスの SIP ユーザー名。
Lifesize
承認ユーザー名
SIP サーバーの承認ユーザー名。
登録サーバーまたはプロキシで必要な場合にのみ値を設定
します。
デフォルトなし
承認パスワード
SIP サーバーの承認パスワード。
登録サーバーまたはプロキシで必要な場合にのみ値を設定
します。
デフォルトなし
SIP サーバーのタイプ
SIP 登録サーバーとプロキシ サーバーのタイプ。
自動
SIP 登録サーバー
有効な場合は、SIP 登録サーバーを使用します。
無効
登録サーバーのホスト名 SIP 登録サーバーのホスト名または IP アドレス。
デフォルトなし
SIP 登録
SIP 登録サーバーで登録する際に使用する通信パス。 SIP
デバイスは、登録設定を使用して、現在の場所を動的に登
録します。
直接
SIP プロキシ
有効な場合は、SIP プロキシ サーバーを使用します。
無効
プロキシ ホスト名
SIP プロキシ サーバーのホスト名または IP アドレス。
デフォルトなし
優先的に使用する SIP 信号プロトコル。
信号プロトコルは、相互排他です。つまり、一方を有効に
すると、もう一方が無効になります。
信号のトランスポート
セキュリティを有効にするには、値を [TLS] に設定します。 自動
SIP 通話でメディアの暗号化を強制するには、[設定] >
[セキュリティ]の [SIP セキュリティ] を [強制]
に設定します。 続きをお読みください。
SIP 信号
SIP 通話のサポートを無効にするには、[設定] > [SIP 登録サーバー1] (および2)> [全般] で [SIP
を使用]の選択を解除します。
SIP 通話が UVC Transit を通して有効になっている場合、[設定] > [Lifesize UVC Transit] の [SIP
の使用] の選択を解除します。 詳しくは、「Lifesize UVC Transit との統合」をお読みください。
設定を保存すると、Lifesize システムが SIP
サーバーで登録しようとしている際に、黄色いシステム健全性インジケータ
が表示されます。
登録が失敗すると、赤いインジケータ
が表示されます。 この問題について詳細を表示するには、「
>
」を選択してください。
システムは、
>
で登録ステータスを報告し、
に構成されたシステム番号を表示します。
33
Lifesize Icon
SIP 通話でのメディア暗号化
SIP 通話でメディアの暗号化を管理するには、[設定] > [セキュリティ] で [SIP
セキュリティ]を次のいずれかの値に設定します。
値
説明
オフ 暗号化メディアはサポートされません。
自動
暗号化と非暗号化の両方のメディアがサポートされます。
相手側が暗号化をサポートしている場合にのみ、暗号化メディアがサポートされます。
強制 暗号化されないメディアはサポートされません。
メディアが SIP 通話で暗号化される場合は、[設定] > [SIP 登録サーバー 1] (または 2 ) >[SIP
信号]で TSL 信号を有効にします。
注: UVC ClearSea が Lifesize Icon を管理している場合または Icon を Lifesize Cloud
に接続している場合、 SIP のセキュリティ設定を編集することはできません。
詳しくは、「SIP」をお読みください。
34
Lifesize Icon
USB 設定
[設定] > [USB] で、USB 設定を構成します。
VISCA コントロール
1. [シェル] を VISCA に設定します。
Icon 400 または 600 の場合:
2. デバイスの接続タイプを選択します。 HDMI または DVI。
Icon 800 の場合:
3. デバイスの接続タイプを選択します。 DVI0、DVI1、DVI2、または DVI3。
4. [詳細] を選択して、シリアル接続の速度およびフロー制御を設定します。
シリアル コントロール
1. [シェル] をシリアルに設定します。
2. シリアル接続の速度を選択します。
3. シリアル接続のフロー制御、ハードウェアまたはソフトウェアのフロー制御、またはフロー制御なし
を選択します。
35
Lifesize Icon
デフォルト値
このトピックは、設定とそのデフォルト値を示します。 システムの Web
インターフェイスを使用して構成を設定するには、ブラウザを開き、システムの IP
アドレスを入力し、サインインしてください。 デフォルトのユーザー名とパスワードは、admin です。
外観
H.323
システム
音声
MCU
Lifesize UVC Transit
通話
ネットワーク
USB
Lifesize UVC ClearSea パスワード
ビデオ
日付と時刻
記録してストリーム
カメラの診断
システム ログのレベル
セキュリティ
自動プロビジョニング
ディレクトリ
SIP 登録サーバー 1 および 2
[設定] > [外観]
デフォルト値
言語
英語
物理的なディスプレイの配置
デフォルト
[設定] > [音声]
デフォルト値
ビデオ通話出力
HD 出力
音声通話出力
Phone
Icon 600 のみ
アナログ マイク ゲイン
回線レベル
Icon 800 のみ
統合音声
オフ
(コマンドラインから Icon 600 で利用可能)
アクティブなマイク
自動
音声ミュート
すべて
[設定] > [通話]
デフォルト値
自動応答
無効
自動応答時ミュート
有効
自動通話帯域幅
有効
通話の最大帯域幅
6000 kb/s
最大通話送信帯域幅
6000 kb/s
デフォルトの通話帯域幅
1328 kb/s
第 2 ストリーム
有効
36
Lifesize Icon
[設定] > [Lifesize UVC ClearSea]
デフォルト値
UVC ClearSea を使用
無効
UVC ClearSea のユーザー名
デフォルトなし
UVC ClearSea のパスワード
デフォルトなし
UVC ClearSea の IP アドレス
デフォルトなし
[設定] > [日付と時刻]
デフォルト値
システム時刻
グリニッジ標準時 (GMT) の値
システムの日付
GMT値
タイムゾーン
GMT
クロック形式
12 時間
NTP サーバ ホスト名
デフォルトなし
[設定] > [システム ログのレベル]
デフォルト値
Syslog サーバー
デフォルトなし
音声
デバッグ
通信
デバッグ
データベース
情報
ライセンス マネージャ
情報
システム管理
情報
システム情報
情報
システム ステータス
情報
タイマー
情報
ユーザー インターフェイス
情報
ビデオ ハードウェア
デバッグ
ビデオ入力
情報
ビデオ出力
情報
[設定] > [ディレクトリ]
デフォルト値
ホスト名
デフォルトなし
ユーザー名
デフォルトなし
パスワード
デフォルトなし
ベース
デフォルトなし
ポート
デフォルトなし
暗号化
なし
37
Lifesize Icon
[設定] > [H.323]
デフォルト値
H.323
有効
名前
システムによってランダムに生成される番号
内線番号
名前と同じ値
ゲートキーパー モード
オフ
ゲートキーパー モードで利用可能な設定: 自動
ゲートキーパー ID
デフォルトなし
ゲートキーパーの認証
無効
ゲートキーパーのユーザー名
デフォルトなし
ゲートキーパーのパスワード
デフォルトなし
ゲートキーパー モードで利用可能な設定: 手動または手動 H.460
ゲートキーパー アドレス
デフォルトなし
ゲートキーパー ポート
1719
ゲートキーパーの認証
無効
ゲートキーパーのユーザー名
デフォルトなし
ゲートキーパーのパスワード
デフォルトなし
[設定] > [MCU]
デフォルト値
MCU 統合の使用
無効
IP アドレス
デフォルトなし
ユーザー名
デフォルトなし
パスワード
デフォルトなし
[設定] > [ネットワーク]
デフォルト値
IP アドレス
デフォルトなし
サブネット マスク
デフォルトなし
DHCP を使用
有効
速度および通信モード設定を自動ネゴシエー
ション
有効
速度
デフォルトなし
通信モード
デフォルトなし
VLAN タグ
0
デフォルト ゲートウェイ
デフォルトなし
DNS サーバー
8.8.8.8
DNS ドメイン
デフォルトなし
検索ドメイン
デフォルトなし
TCP および UDP ポートの最小値
60000
TCP および UDP ポートの最大値
64999
ネットワークの QoS
なし
ビデオ最大送信単位(MTU)
1440
38
Lifesize Icon
[設定] > [ネットワーク]
デフォルト値
静的な NAT
無効
NAT パブリック IP アドレス
デフォルトなし
[設定] > [パスワード]
デフォルト値
管理者パスワード
admin
ビデオ システムのパスコード
1234
サポート パスワード
support
[設定] > [記録とストリーム]
デフォルト値
レコーダー
無効
レコーダーのホスト名
デフォルトなし
レコーダーのポート
443
記録キー
デフォルトなし
デフォルトの記録レイアウト
通話者全員
[設定] > [セキュリティ]
デフォルト値
SSH アクセスを使用
有効
HTTP経由でリモート管理を有効にする
有効
SIP セキュリティ
オフ
H.323 セキュリティ
オフ
[設定] > [セキュリティ]
デフォルト値
SSH アクセスを使用
有効
HTTP経由でリモート管理を有効にする
有効
SIP セキュリティ
オフ
H.323 セキュリティ
オフ
[設定] > [SIP 登録サーバー 2]
デフォルト値
SIP を使用
有効
SIP ユーザー名
Lifesize
承認ユーザー名
デフォルトなし
承認パスワード
デフォルトなし
SIP サーバーのタイプ
自動
SIP 登録サーバー
無効
登録サーバーのホスト名
デフォルトなし
39
Lifesize Icon
[設定] > [SIP 登録サーバー 2]
デフォルト値
SIP 登録
直接
SIP プロキシ
無効
プロキシ ホスト名
デフォルトなし
SIP 信号
自動
[設定] > [システム]
デフォルト値
システム名
会議室
プレゼンテーションの自動開始
有効
[設定] > [Lifesize UVC Transit]
デフォルト値
UVC Transit
無効
UVC Transit ホスト名
デフォルトなし
UVC Transit のユーザー名
デフォルトなし
UVC Transit のパスワード
デフォルトなし
SIP を使用
無効
SIP ユーザー名
デフォルトなし
H.323 で使用
無効
H.323内線番号
[設定] > [H.323] > [内線番号と同じ値]
[設定] > [USB 1](および Icon 600 と 800
のみ用の USB 2)
デフォルト値
シェル
なし
速度
115200 b/s
フロー制御
フロー制御なし
[設定] > [ビデオ]
デフォルト値
相手側からのカメラ制御
有効
相手側によるカメラ プリセットの設定
無効
相手側によるカメラ プリセットの移動
有効
プライマリ ビデオの帯域幅
20%
アダプティブ モーション制御
有効
HD ディスプレイの解像度
ディスプレイでサポートされる最高解像度
DVI ディスプレイの解像度
デフォルトなし
CECを使用
無効
スリープを使用
無効
HDMI DPMS モード
オフ
40
Lifesize Icon
[設定] > [ビデオ]
デフォルト値
DVI DPMS モード
オフ
[診断] > [カメラ]
デフォルト値
IR レシーバー
有効
アンチフリッカー
自動
自動露出方法
フルフレーム
明るさ
0
オート フォーカス
有効
ホワイト バランス
自動
カメラ位置をロック
無効
[メンテナンス] > [自動プロビジョニング]
デフォルト値
自動プロビジョニング サーバー
デフォルトなし
41
Lifesize Icon
ビデオ設定
相手側ユーザーによるカメラのコントロール
プライマリ ビデオとプレゼンテーションビデオ帯域幅のバランス
DVI-I 入力の解像度
ディスプレイの解像度
CEC の使用
ディスプレイの電源管理
アダプティブ モーション制御
42
Lifesize Icon
相手側ユーザーによるカメラのコントロール
カメラ
プリセットの設定とコントロールを含め、相手側がこちら側のカメラをコントロールするのを防ぐには、
[設定] > [ビデオ] >[相手側からのカメラ制御] を無効にします。
[相手側からのカメラ制御] で [有効] を選択しても、[相手側によるカメラ プリセット] と
[相手側によるカメラ プリセットの移動]
を無効にして、相手側のユーザーがこちら側のカメラプリセットを設定したり、使用したりできないよ
うにすることができます。
43
Lifesize Icon
プライマリ
ビデオとプレゼンテーションビデオ帯域幅のバラン
ス
[設定] > [ビデオ] > [プレゼンテーションのビデオ帯域幅] で、ビデオ
ストリームで利用可能な総ビット レートの割合として、プレゼンテーション
ビデオ入力ストリームに帯域幅を割り当てます。 デフォルト値は 20% です。
注: 電話をかける前に、この設定を調整してください。
通話中にこの設定を調整しても影響はありません。
割合は、通常コーデックに接続されているノートブック コンピュータのプレゼンテーション
ビデオ入力ストリームに適用されます。
システムがプレゼンテーション中にビデオ画像を送信するときにのみ、選択されたオプションを基にし
て帯域幅が割り当てられます。 プレゼンテーション
ビデオ入力に動きが含まれる場合は、プレゼンテーション
ビデオ入力ストリームにより大きな割合を割り当ててください。 例は、アニメーションや DVD
プレーヤーからのビデオ入力などを含むスライドショーです。
デフォルトの通話帯域幅(1152 kb/s)とデフォルトのプレゼンテーション
ビデオ帯域幅(20%)を使用する場合は、プレゼンテーションの送信解像度は、デフォルトで
1920×1080p5 になります。
プレゼンテーション
ストリームのフレームレートを高めるには、通話およびプレゼンテーションの帯域幅を増やしてくださ
い。 たとえば、プレゼンテーション ビデオ帯域幅を 2500 kb/s の通話で 50%
に設定する場合、プレゼンテーションは、1080p30 をサポートします。
プレゼンテーション中に記録が有効になっている場合、デフォルトの解像度は、1920×1080p15
に設定されます。
44
Lifesize Icon
DVI-I 入力の解像度
Lifesize システムは、次の解像度でネイティブの 16:9 および 4:3 VGA、DVI-I 入力をサポートします。
縦横比 サポートされている解像度
4:3
640 x 480
800 X 600
1024 X 768
1280 X 1024
1400 X 1050
1600 X 1200
16:9
1280 x 720
1920 X 1080
実際の DVI-I ページのサイズを表示するには、
>
に移動します。
注: これらの解像度は、DVI-I 入力に接続されているデバイスでリフレッシュ レートが 60
ヘルツ(Hz)に設定されている場合にサポートされます。 1080 用に、30Hz
の画面リフレッシュレートもサポートされています。
ネイティブの解像度がプライマリおよびセカンダリ ビデオ ストリームで相手側に送られます。 H.264
または H.263 プロトコルの解像度制限のため、解像度が完全に一致しない場合があります。
通話で利用できる帯域幅が、実際の解像度に影響を与えることがあります。
注: 1200 ラインでの解像度は、最大 1080 ラインに縮小される場合があります。
HDMI ソースから DVI-I 入力に送信されるビデオでは、次の入力解像度とフレーム
レートがサポートされます。
●
●
●
●
●
480p60
576p50
720p60
1080p30
1080p60
45
Lifesize Icon
ディスプレイの解像度
[設定] > [ビデオ] で、HD と DVI ディスプレイの解像度を指定します。 デフォルトの解像度は、1920
x 1080p60 です。
Lifesize ビデオ通信システムは、次のサポートされているディスプレイ解像度で HD
ディスプレイ(最小 720p)に接続できます。
●
●
●
1280 x 720p60
1920 x 1080p30
1920 x 1080p60
注: ディスプレイが解像度をサポートしていない場合、その解像度は表示されません。
46
Lifesize Icon
CEC の使用
消費者向けエレクトロニクス制御(CEC)は、該当する場合に、特定の HDMI
デバイスでの相互制御を可能にします。 [設定] > [ビデオ] で、CEC
を有効にし、スリープ設定を構成します。
Lifesize Icon ビデオ
システムがスリープ状態になってもディスプレイがスリープ状態にならない場合、CEC
は、ディスプレイとの互換性がないことを意味します。
通話の着信によりビデオ
システムのスリープ状態が解除される場合、モニターが、妥当な時間内にスリープ状態が解除されるか
どうかを確認してください。 妥当な時間内でスリープ状態が解除されない場合、モニターは、CEC
を有効に使用するために電源を入れるには、時間がかかりすぎる可能性があります。
このようなシナリオでは、ディスプレイのスピーカーの代わりにアナログ
スピーカーを使用してみてください。
47
Lifesize Icon
ディスプレイの電源管理
ディスプレイの電源機能(DPMS
)を使用すると、ディスプレイのボタンを押したり、リモコンを使用しなくても、対応の HDMI と DVI
ディスプレイの電力を制御できます。
DPMS は、次の 4 つの電源状態に依存しています。
●
●
●
●
オン
スリープ
サスペンド
アクティブ オフ
[設定] > [ビデオ] > [ビデオ モニタ] で DPMS コントロールを有効にすると、Lifesize Icon
がディスプレイの電源状態を管理しようとします。 DPMS モードを次のいずれかの値に設定します。
オン
表示を常にオフにしようとします。
オフ
表示をオフにしようとしません。
自動
ディスプレイがスリープまたはサスペンドの電源状態をサポートを示している場合に、表示
をオフにしようとします。
スマート
ディスプレイがスリープ、サスペンド、アクティブ
オフの電源状態をサポートを示している場合に、表示をオフにしようとします。
モニタが DPMS をサポートするかどうかをテストするには、次の手順を実行します。
1.
2.
3.
4.
CEC を無効にします。
[DPMS モード] をオンに設定します。
Icon をスリープ状態にします。
ディスプレイがオフにならない場合は、DPMS はサポートされていません。 [DPMS モード] を
オフに設定します。
5. 表示が最終的にオフになると、Icon が標準の状態に戻ります。
6. ディスプレイがオンになる場合は、DPMS はサポートされています。 DPMS
を有効のままにしておきます。
7. ディスプレイがオンにならない場合は、CEC と DPMS
の組み合わせを使用して、ディスプレイの電源状態を制御してみてください。ディスプレイを標準の
状態に戻すには CEC、スリープ状態にするには DPMS を使用します。
48
Lifesize Icon
アダプティブ モーション制御
アダプティブ
モーション制御は、多少のパケット損失によって発生するビデオ問題を最小限に抑え、ビデオの再生を
改善します。 5%
以下のパケット損失では、この機能により、ビデオのアーチファクトを排除または著しく軽減できます。
デフォルトで、この機能は、[設定] > [ビデオ] > [ビデオの品質] [アダプティブ モーション制御]
で有効にされています。
49
Lifesize Icon
H.323
デフォルトで、Lifesize システムは、ビデオおよび音声通話の送受信で H.323
プロトコルをサポートします。 H.323[設定] >で設定を構成しますH.323。
注: UVC ClearSea が Lifesize Icon を管理している場合または Icon を Lifesize Cloud
に接続している場合、 H.323 は無効になります。
デフォルト値
設定
説明
H.323 の使用
H.323
を有効にすると、電話をかけるときに、
使用する H.323 名を指定できます。
H.323
名と外線番号は、ゲートキーパーへの 有効
デバイスを識別します。
登録したデバイスは、この名前と外線
番号を使用して別の番号をダイヤルで
きます。
名前
オプション値は、ゲートキーパーが構
成されている場合に、H.323 ID
とともに登録するために必要です。
ゲートキーパー管理者がシステムの
H.323 ID
を割り当てた場合は、その名前の ID
を入力します。 UVC Transit が
H.460
サーバーとして機能している場合、
システムによってランダムに生成され
UVC Transit
る番号
でデバイスに設定されたユーザー名を
指定します。
50
Lifesize Icon
設定
内線番号
ゲートキーパー
モード
説明
デフォルト値
ゲートキーパーが構成されている場合
に使用されるオプション値は、E.164
番号または外線番号とともに登録する
ために必要です。
ゲートキーパー管理者が E164
番号またはシステムの外線番号を割り
当てている場合は、外線番号を入力し
ます。 UVC Transit が
システムによってランダムに生成され
H
る番号(上と同じ値)
.460サーバーとして機能している場合、
UVC Transit
でデバイスに設定された外線番号を指
定します。
ゲートキーパーを選択できます。
次のいずれかのオプションを選択しま
す。
•
ゲートキーパーを自動的に検出するに
は、[自動] に設定します。
• [手動 ] または [手動 H.460]
に設定し、プライマリ
ゲートキーパーの IP
アドレスとポートを指定します。
業界標準へのゲートキーパー
ポートのデフォルト、1719。
H.460
サポートを有効にするには、環境でH オフ
.460サーバーが設定されている必要が
あります。 H.460
サポートを有効にすると、システムは、
[設定] > [ネットワーク] > [静的
NAT] の設定を無視します。
51
Lifesize Icon
デフォルト値
設定
説明
ゲートキーパー ID
たとえば、複数のゲートキーパーを構
成する場合など、ゲートキーパーで必
要な場合にのみ設定します。
[ゲートキーパー ID]
の値は、システムを登録するゲートキー
パーで構成されている承認名に一致し デフォルトなし
ている必要があります。
ゲートキーパーに必要でない場合は、
ゲートキーパーとの登録に失敗する可
能性があるので、この設定は構成しな
いでください。
プライマリ ゲートキーパーの IP
アドレス。 UVC Transit
がH
.460サーバーとして機能している場合、
UVC Transit シグナリング サーバーの
デフォルトなし
IP アドレスを指定します。
ゲートキーパー
アドレス
ゲートキーパー
ポート
プライマリ ゲートキーパーのポート。
1719
H.235
認証に対して、ユーザー名とパスワー
ゲートキーパーの認証 ドを指定できます。
無効
詳しくは、「H.323
のセキュリティ」をお読みください。
H.323通話のサポートを無効にするには、[設定] > [H.323] > [全般] システムで [H.323 の使用]
の選択を解除します。
設定を保存すると、Lifesize
システムがゲートキーパーで登録しようとしている際に、黄色いシステム健全性インジケータ
が表示されます。 登録が失敗すると、赤いインジケータ
が表示されます。
この問題について詳細を表示するには、「 >
」を選択してください。
システムは、
>
で登録ステータスを報告し、
に構成されたシステム番号を表示します。
52
Lifesize Icon
H.323 セキュリティの使用
Lifesize システムは、H.323 通話で、H.235 セキュリティをサポートします。 [設定] > [セキュリティ]
で、[セキュリティ]H.323 を次のいずれかの値に設定します。
値
説明
オフ 暗号化される通話はサポートされません。
自動
暗号化と非暗号化の両方の通話がサポートされます。
相手側が暗号化をサポートしている場合にのみ、セキュアな通話がサポートされます。
強制 暗号化されない通話はサポートされません。
詳しくは、「H.323」をお読みください。
53
Lifesize Icon
統合
Icon は、Lifesize Cloud、UVC スイート アプリケーション、Lifesize Bridge と統合できます。
利用可能なオプションは、環境で設定されているアプリケーションに依存します。
オプション
...と統合されている場合に表示されま
構成
す。
スケジュール
UVC Manager
UVC Manager でビデオ
システムを管理します。
Lifesize Cloud
Lifesize Cloud への接続
UVC ClearSea
UVC ClearSea を通した Icon
のプロビジョニング
UVC ClearSea と Icon の統合
UVC Manager
UVC Manager でビデオ
システムを管理します。
ディレクトリ サーバー
[設定] > [ディレクトリ]
で、統合を構成します。
Lifesize Cloud
Lifesize Cloud への接続
UVC ClearSea
(システムは、H.323
Lifesize MCU 会議に Icon
を使用する
UVC Manager
UVC Manager でビデオ
システムを管理します。
UVC Multipoint または Lifesize
Bridge
[設定] > [MCU] > [MCU
統合の使用] を選択します。
UVC Video Center
[設定] > [記録とストリーム]
で、UVC Video Center
に記録するシステムを構成します。
Lifesize Cloud
Lifesize Cloud への接続
UVC ClearSea
UVC ClearSea を通した Icon
のプロビジョニング
UVC ClearSea と Icon の統合
UVC ClearSea
UVC ClearSea を通した Icon
のプロビジョニング
UVC ClearSea と Icon の統合
ナビゲーションと検索
ディレクトリ
会議
記録
通話のエスカレーション
グローバル検索
54
Lifesize Icon
Lifesize Cloud
Lifesize Cloud アカウントを持っているときは、Icon を Cloud サービスに接続できます。 Cloud
をアカウントに関連付けるか、会議室システムとして機能する Icon を有効にします。
方法については、次をご覧ください。
接続すると、次の機能を利用できるようになります。
●
●
●
●
●
●
Cloud
アプリをノートパソコン、タブレット、スマートフォンなどのデバイスにダウンロードできます。
通話を着信すると、すべてのデバイスのリングトーンが鳴ります。
Lifesize Cloud は、Icon に直接設定を適用します。
会社の Cloud グループにあるすべての連絡先は、Icon ディレクトリから利用できます。 オンライン
ステータスも表示されます。
Cloud アカウント マネージャによって設定された仮想会議室は、[会議]
で利用できます。
すべての Cloud ユーザーは、Cloud アプリから会議を追加できます。
Icon は、ビデオ参加者を追加し、複数の着信通話を受け入れることができます。
ソフトウェアのアップデートが Icon
に自動的に適用されます。別のファイルから手動アップデートを実行する必要はありません。
通話中の場合、またはシステムを使用している場合は、操作を遅らせることができるように、アップ
デートを適用するように求められます。
55
Lifesize Icon
Icon の使用
初期設定に、Lifesize Cloud サービスに接続します。
インストール後にこのプロセスを開始するには、システムを初期設定に戻します。
システムの初期化については、次の詳細をお読みください。
注: Icon をサービスに接続するには、Lifesize Cloud ユーザー アカウントが必要です。
Icon を個々のユーザーや会議室に関連付けることができます。
自分 - Cloud のエンドユーザーが、自分自身にデバイスを関連付けることができます。
ユーザー - Cloud アカウント
個々のユーザー
マネージャーが、グループの任意のユーザーにデバイスを関連付けることができます。
会議室
デバイスが会議室に常駐し、複数のユーザーを対象としている場合は、このオプショ
ンを使用します。
Icon 用に、Cloud のアカウントを別々に作成します。 Cloud
ディレクトリに表示されるシステムの名前を入力します。
オプションで、システムが電話をかけるユーザーの電子メール
アドレスを入力します。
初期設定ウィザードで、Cloud サービスへの参加を要求された場合は、[はい]を選択します。
ブラウザを開き、Icon に表示される URL に移動します。
注: システムの Web インターフェイスから、Icon を有効にすることはできません。
Cloud のメール アドレスとパスワードを入力して、サインインしてください。
Icon に表示されるアクティベーション コードを入力します。
QRコードをスキャンすると、ブラウザの Lifesize Cloud
サインインページが開きます。ここには、アクティベーション コードが既に表示されています。
1.
2.
ステータスを表示するには、 Icon のメイン画面から、
>
に移動します。 Icon
が有効になったら、[通信] > [サービス] に「準備完了」と表示されます。
5.
3.
4.
56
Lifesize Icon
Cloud ユーザー アカウントから Icon を削除する
1. システムをデフォルトの状態に初期化します。
2. 初期設定ウィザードで、Cloud サービスへの参加を要求された場合は、[いいえ]を選択します。
3. Cloud のアカウント マネージャー: Cloud の Web コンソールにサインインし、Cloud ユーザー
アカウントから Icon を削除します。 詳しくは、Cloud のオンライン ヘルプでご覧ください。
57
Lifesize Icon
Lifesize MCU
UVC Multipoint または Lifesize Bridge を Lifesize Icon ビデオ システムと統合する場合、ユーザーは、
>
を選択して、スケジュールおよびオンデマンド ブリッジ会議に参加できます。
[設定] > [MCU] で統合を設定します。
設定
説明
デフォルト値
MCU
統合の使用
UVC Multipoint または Lifesize Bridge を Lifesize ビデオ
システムに統合する場合に選択します。
無効
IP アドレス
UVC Multipoint または Lifesize Bridge の IP アドレス。
デフォルトなし
ユーザー名
パスワード
UVC Multipoint または Lifesize Bridge
管理者アカウントのユーザー名とパスワード。
デフォルトなし
注: UVC ClearSea が Lifesize Icon を管理している場合または Icon を Lifesize Cloud
に接続している場合、 MCU 設定を編集することはできません。
[会議]
で利用可能な会議のリストには、10 分以内に開始されるライブ イベントとイベントが含ま
れます。
リスト内の各エントリには、イベントの開始時間、タイトル、説明、出席者、その場所が含まれます。
パスコードを必要とする通話には、ロックのアイコンが表示されます。
イベントのステータスは、次のいずれかになります。
ステータス
説明
まもなくライブ 会議は、10 分以内に開始されます。
ライブ
会議が開始されました。
準備完了
参加の準備が整っています。 会議には、参加者はいません。
アクティブ
参加者が既に会議に参加しています。
アクティブな会議がいっぱいである場合、 Lifesize Bridge
は、新しい参加者を受け付けません。
利用不可
いっぱい
会議には参加者はいず、ポートは利用できません。
58
Lifesize Icon
UVC ClearSea
UVC ClearSea と Icon を統合すると、UVC ClearSea からの構成設定を適用し、Icon
で多拠点通話を可能にできます。
UVC ClearSea を通した Icon のプロビジョニングについては、こちらをご覧ください。
59
Lifesize Icon
UVC Manager
Lifesize Icon ビデオ システムが UVC Manager によって管理されている場合、パブリックの通話は
>
に表示されます。ビデオ システムが会議に招待されている場合は、会議がビデオ システムの
[スケジュール]
に表示されます。
UVC Manager が Lifesize Bridge
も管理する場合、オンデマンドおよびスケジュールされた(パブリック)会議は、Iconシステムの
に表示されます。 管理されているUVC Multipointを通したパブリック会議は、
にも表示されます。
>
>
Icon ビデオ システムと動作するように UVC Manager を設定する詳細については、 『Lifesize の UVC
Manager の展開ガイド』を参照してください。
60
Lifesize Icon
UVC Transit
Lifesize ビデオ システムと Lifesize UVC Transit を統合し、H.323 および SIP
プロトコルのセッションとメディアのファイアウォールおよび NAT トラバーサルを有効にします。
[設定]> [Lifesize UVC Transit] で Lifesize UVC Transitの統合を構成します。 システムは、
で UVC Transit のステータスを報告し、
に構成された番号を表示します。
>
注: Lifesize UVC TransitがH.460サーバー、 名前 、 内線番号 、 ゲートキーパー
モード、ゲートキーパー アドレスとして機能している場合は、特定の値に設定する必要があります。
続きをお読みください。
設定
説明
デフォルト値
UVC Transit
Lifesize ビデオシステムを Lifesize UVC Transitに
統合する場合に選択します。
無効
UVC Transit サーバー
インスタンスのホスト名か IP
アドレス(スペースで区切る)を入力します。
デフォルトなし
UVC Transit
ホスト名
UVC Transit
のユーザー名
UVC Transit のビデオ システム ユーザー名を入力します。
ビデオ システムのユーザー名は、 UVC Transit
サーバーで作成されたビデオ
システムのログイン情報に相当します。 すべての 3
つの値が同じでなければなりません。
デフォルトなし
• [設定] > [ユーザー] > [H.323 名]
• [設定] > [ユーザー] > [SIP 承認名]
• [設定] > [トンネル アカウント] > [トンネル アカウントの
ID]
UVC Transit
のパスワード
UVC Transit のパスワードを入力します。
ビデオ システムのパスワードは、UVC Transit
サーバーで作成されたビデオ
システムのログイン情報に相当します。
両方の値が同じでなければなりません。
• [設定] > [ユーザー] > [パスワード]
• [設定] > [トンネル アカウント] > [パスワード]
デフォルトなし
SIP を使用
UVC Transit を介して SIP
通話を有効にする場合に選択します。
有効にした場合、SIPで電話をかけるために使用するビデオ
システムのSIPユーザー名を入力します。
無効
61
Lifesize Icon
設定
説明
デフォルト値
UVC Transit を介したトンネル H.323
シグナリングとメディアを選択します。
注: H.323トンネリングを有効にすると、[設定] > [H.323]
の[H.323を使用] の選択が解除されます。
有効にした場合、H
.323を使用して電話をかけるために使用するビデオ
システムのH.323外線番号を入力します。
H.323
トンネリングを使用
無効
62
Lifesize Icon
UVC Video Center
環境で UVC Video Center を使用している場合、Lifesize ビデオ システムは、UVC Video Center
への記録を開始できます。
[設定] > [記録とストリーム] で、 UVC Video Center の統合を構成します。
設定
説明
デフォルト値
レコーダー
UVC Video Center を Lifesize
ビデオシステムに統合する場合に選択します。
無効
レコーダーのホスト名
記録およびストリーム サーバーの IP または DNS
アドレスを入力します。
デフォルトなし
レコーダーのポート
通常、デフォルト値の 443 を受け入れてください。
注: ビデオ
システムとサーバー間で、ネットワークがポート 443
を再マップするポート転送ルールを備えた NAT
443
を使用する場合は、[レコーダのポート]
を、再マップされたポート番号に設定する必要があり
ます。
記録キー
このシステムからのすべての記録について、サーバー
の承認に使用するデフォルト
キーを提供するには、値を入力します。
この設定を空白にしておくと、各記録でキーを入力す
るよう促されます。
[すべての通話者]、[こちら側のビデオのみ]、[
相手側のビデオのみ] のいずれかを選択します。
注:UVC Video Center
デフォルトの記録レイアウト
で記録キーを通して指定されたレイアウトは、ビデオ
システムで設定した [デフォルトの記録レイアウト]
を上書きします。
デフォルトなし
通話者全員
詳しくは、「記録が有効になっている場合のプレゼンテーション中の送信解像度」をお読みください。
63
Lifesize Icon
ディレクトリ サーバー
Icon ディレクトリへの情報入力に別の方法(Lifesize Cloud、UVC ClearSea、UVC Manager
など)を使用していない場合は、Lifesize システムを構成し、LDAP
を使用する外部のディレクトリからユーザー情報を読み込むことができます。 ディレクトリ
サーバーを統合する場合は、ディレクトリ サーバーからのユーザー情報は、
システムから利用可能になります。
>
のビデオ
[設定] > [ディレクトリ] で、ディレクトリ サーバーの統合を構成します。
設定
説明
デフォルト値
ホスト名
ディレクトリ サーバーのホスト名または IP アドレス。
デフォルトなし
ユーザー名 ディレクトリ
パスワード サーバーへのログインアクセスを持つユーザー名とパスワード。
デフォルトなし
ベース
ディレクトリ サーバーのクエリーに使用するベースの識別名 (DN)。
デフォルトなし
ポート
ディレクトリ サーバーのポート。
デフォルトなし
暗号化
TLS が有効になっている場合は、Lifesize ビデオ
システムは、ディレクトリ サーバー
ポートでセキュアな接続をネゴシエートします。
なし
>
に移動し、最後の更新から 10 分経過すると、LDAP ディレクトリの内容が更新されます。
ディレクトリが使用されている場合にのみ、更新が実行されます。 ディレクトリ
データの更新には、新しいエントリの追加、既存エントリの更新、サーバーのデータベースに存在しな
いエントリの削除が含まれます。
64
Lifesize Icon
システムのメンテナンス
システムのメンテナンスを実行するには、システムの Web インターフェイスにサインインします。
の再起動
[診断] > [システムの再起動]
の保存
[メンテナンス] > [システムの初期化] >
[システムを保存]
バックアップ ファイルをコンピュータに保存します。
の復元
[メンテナンス] > [システムの初期化] >
[システムを復元]
の初期化
[メンテナンス] > [システムの初期化] >
[システムを初期化]
の復帰
[メンテナンス] > [システムの初期化] >
[システムを復帰]
ライセンス キーの更新
[メンテナンス] > [ライセンス キー]
システムのソフトウェアをアップグレードする [メンテナンス] > [システムのアップグレード]
診断ツールは、[診断] から利用できます。
65
Lifesize Icon
復元
以下の手順は、保存された設定ファイルからシステム設定を復元します。
1. 復元を実行する前に、保存した現在の設定ファイルが存在することを確認します。
設定とオプションは、ソフトウェア リリースによって異なります。 別のソフトウェア
リリースから保存したファイルを使用してシステムの設定を復元すると、予期しない結果を招くこと
があります。 同じソフトウェア リリースから保存された設定のみを復元してください。
システムに接続されている通話をすべて切断します。
復元を実行する際に通話が接続されていると、復元を続行するかキャンセルするかを尋ねるメッセー
ジが表示されます。 続行する場合は、システムの復元プロセスにより、通話が停止されます。
3. [メンテナンス] > [システムの初期化] > [システムを復元]
を選択します。
システムの復元機能を実行する前に、現在のシステム構成が存在する必要があります。存在しない場
合は、前の状態に戻ることができなくなります。
4. システムの設定ファイルを見つけて、[アップロード] をクリックします。
66
Lifesize Icon
初期化
以下の手順は、システムをデフォルトの状態に初期化します。
1. [メンテナンス] > [システムの初期化] > [システムを初期化]
を選択します。
2. オプション: 初期化の理由を入力します。
3. システムをデフォルトの状態に初期化するには、[OK] をクリックします。
システムが自動的に再起動され、管理者のパスワードがデフォルト値に初期化されます( admin)。
注: コーデックの背面にある赤い [初期化]
ボタンを10∼15秒押して、システムを初期化することもできます。
67
Lifesize Icon
復帰
以下の手順は、代替のソフトウェア バージョンにシステムを復帰させます。
1. [メンテナンス] > [システムの初期化] > [システムを復帰]
2. オプション: システムを復帰させる理由を入力します。
3. [はい] をクリックします。
システムは自動的に再起動されます。
を選択します。
コーデックの背面にある赤い [初期化] ボタンを15∼20秒押して、システムを復元することもできます。
68
Lifesize Icon
再起動
次のいずれかのタスクを行うと、システムが再起動されます。
システムを手動で再起動します。
[診断] > [システムの再起動]
システムをデフォルトの状態に初期化します。
[メンテナンス] > [システムの初期化] >
[システムを初期化]
システムを前の状態に復帰させます。
[メンテナンス] > [システムの初期化] >
[システムを復帰]
システムを保存された状態に復元します。
[メンテナンス] > [システムの初期化] >
[システムを復元]
[VLAN タグ] 設定を変更します。
[設定] > [ネットワーク] > [VLAN タグ]
予約ポートの値を変更します。
[設定] > [ネットワーク] > [予約ポート]
システムのソフトウェアをアップグレードします。 [メンテナンス] > [システムのアップグレード]
コーデックの背面にある赤い [初期化] ボタンを5∼10秒押して、システムを再起動することもできます。
69
Lifesize Icon
ライセンス キー
次のことを可能にするには、現在のライセンス キーが必要です。
●
●
ソフトウェアのアップグレード
デュアルディスプレイ (Icon 600 および 800 のみ)
注: ライセンス キーの使用期限は、[メンテナンス] > [ライセンス キー] ページに表示されます。
ライセンスキーについて詳しくは、Lifesize 代理店までお問い合わせください。
ライセンス キーの更新
システムがポート 80 を通した HTTP を使ってライセンス キー
サーバーにアクセスする場合は、Lifesize ライセンス キーをシステムの Web
インターフェイスからアップデートしてください。
そうでない場合は、手動でキーをインストールします。
1. [メンテナンス] > [ライセンス キー] に移動します。
2. [更新] をクリックします。
アップデートが完了したら、「完了」というテキストと現在のライセンス
キー、その使用期限が表示されます。
アップデートの失敗は、次のいずれかの条件で発生することがあります。
●
●
●
デバイスの現在の保守契約が存在しません。 Lifesize
代理店にご連絡の上、保守契約を更新してください。
システムの接続に失敗しました。 サーバーがダウンしているか、システムが HTTP
アクセスを持っていない可能性があります。 HTTP
アクセスがある、または手動でキーをインストールしてもこの状態が続く場合は、Lifesize
技術サービスまでお問い合わせください。
ライセンス キーが存在しますが、無効です。 Lifesize 技術サービスへのお問い合わせ
ライセンス キーの手動インストール
1. lifesize.com/support のソフトウェア ダウンロード ページから、[ソフトウェアのダウンロード]
をクリックします。
2. サポート アカウントにサインインします。
アカウントを持っていない場合は、アカウントを作成します。
3. ビデオ システムのシリアル番号([診断] > [システム情報] にあります)を入力し、ライセンス
キーを取得する手順に従います。 複数のキーが存在している可能性があります。
4. ライセンス キーをダウンロードします。
5. Web ブラウザからビデオ システムにサインインし、[メンテナンス] > [ライセンス キー]
に移動します。
6. [追加] をクリックし、手順で取得したライセンスキーを [新規キーを入力] に貼り付けます。
7. [追加] をクリックします。
8. ビデオ システムでリストされている各ライセンス キーで、3 から 7 の手順を繰り返します。
70
Lifesize Icon
アップグレード
注: Icon を Lifesize Cloud
に接続している場合、ソフトウェアのアップグレードはシステムに自動で適用されません。
システムを使用している場合は、操作を遅らせることができるように、アップデートを適用するように
求められます。
システムのソフトウェアをアップグレードする前に、システムが次の条件を満たしていることを確認し
てください。
●
●
システムに現在のアップグレードするライセンスキーが存在する。 メンテナンス
ライセンスの使用期限は、[メンテナンス] > [ライセンス キー] ページに表示されます。
システムに現在のライセンス
キーがない、または使用期限が切れていると、アップグレードが失敗します。 Lifesize
代理店にご連絡の上、保守契約を更新してください。 ライセンス
キーの更新について詳しくは、次をお読みください。
ビデオ システムで使用する予定の全カメラと が、コーデックに正しく接続されている。
アップグレード前に Lifesize
システムに接続されていないカメラは、アップグレード後正しく動作しなくなる可能性があります。
アップグレードする前にすべての通話を終了します。
システム ソフトウェアのアップグレード
1. lifesize.com/support のソフトウェア ダウンロード ページから、[ソフトウェアのダウンロード]
をクリックします。
2. サポート アカウントにサインインします。
アカウントを持っていない場合は、アカウントを作成します。
3. ビデオ システムのシリアル番号([診断] > [システム情報] にあります)を入力します。
製品に必要なソフトウェアのバージョンを確認し、コンピューターのローカル
ディレクトリにダウンロードするための指示に従ってください。
4. [メンテナンス] > [システムのアップグレード] に移動します。
5. [ファイルを選択] をクリックし、ダウンロードしたアップグレード ファイルを指定します。
システムがファイルを検証します。 同じファイルを再検証するか、手動でファイル
パスを入力した場合、[検証]をクリックして、検証を実行します。
6. システムをデフォルト設定に初期化する必要がある場合は、[デフォルト状態への初期化]
を選択します。
7. [アップロード] をクリックします。
このプロセスには数分かかる場合があります。アップグレード処理を途中で中断しないでください。
アップグレード中、ファイルのアップロード
プロセスを監視できるステータス画面が、ブラウザに表示されます。
ファイルのアップロードが完了する前にウィンドウを閉じると、アップロードはキャンセルされます。
アップグレードが完了すると、システムが自動的に再起動されます。
8. これで、ビデオ システムの使用準備が整います。 [デフォルト状態への初期化]
を選択した場合は、まずシステムを再設定する必要があります。
アップグレード(またはダウングレード)後、ブラウザからすべてのオプションにアクセスするには、
再度サインインする前にブラウザをリフレッシュします。
71
Lifesize Icon
アップグレードに失敗した場合のトラブルシューティ
ング
ソフトウェアのアップグレードに失敗した場合は、次の手順に従います。
1.
2.
3.
4.
有効なアップグレード イメージがあることを確認します。
システムを再起動します。
アップグレードをもう一度試みます。
2 回目も失敗した場合は、表示されるエラー コードを書き留めます。
問題が解決されない場合は、Lifesize 代理店または Lifesize 技術サービスまでお問い合わせください。
アップグレード エラー コード
次に、アップグレードが失敗した際に表示される可能性のあるエラー コードについて説明します。
コード 説明
1
アップグレードが進行中です。
システムは、一度に1回のアップグレードしかサポートしていません。
2
イメージが破損しています。
通常、これはイメージが不正であるか、デバイスへのアップロード中にエラーが発生した場合
に起こります。
3
暗号化署名が無効です。
通常、これはイメージが破損しているか、改ざんされている場合に発生します。
4
イメージのアップグレード スクリプトが欠落しています。
イメージをアップロードした後で、システムが最終処理のため、アップグレード
スクリプトを実行します。 このエラーは、スクリプトの実行に失敗したことを示します。
5
マニフェストが破損しているか、欠落しています。
6
シリアル番号が無効です。
7
ビルドの日付が無効です。
8
ソフトウェアのイメージは、別のシステムを対象としています。
9
イメージのバージョンにダウングレードできません。
10
アップグレード ライセンスの使用期限が切れました。 システム
ソフトウェアをアップグレードする現在のライセンス キーがデバイスに存在しません。
Lifesize 代理店にご連絡の上、保守契約を更新してください。
11
通話が接続されている間は、アップグレードできません。
12
デフォルトの復元が必要です。 アップグレードには、初期化が必要です。
アップグレードを続行する前に、[メンテナンス] > [システムを初期化]
に移動し、システムをデフォルトの状態に初期化します。
13
システム エラーが発生しました。
16
イメージを保存するには容量が足りません。
17
イメージを確認できませんでした。
18
ライセンス サーバーと通信できません。
19
アップグレード イメージのダウンロードに失敗しました。
72
Lifesize Icon
診断ツール
診断
説明
システム情報
シリアル番号とバージョンを含むシステムに関する詳細情報は、[診断]>
[システム情報] から利用できます。
システム情報には、ビデオ システムのディスプレイの
>
でアクセスできます。
システム ログ
[診断] > [システム ログ] で、コンピュータにシステム
ログを保存します。
[設定] > [システム ログのレベル]
で、ログのレベルを設定します。Lifesize では、統合された構成用の
syslog サーバーを使用することをお勧めします。
注: データベース、 システムステータス、 タイマー、ビデオ
ハードウェア
でログを無効にした場合、システムを再起動すると、ログレベルがデフォ
ルト値に戻ります。
診断レポート
サポート担当者は、システム問題の原因を識別するため、システムから
診断レポートを取得するようお願いすることがあります。
情報を収集するよう指示されたら、[診断] > [診断レポート] >
[診断レポートを生成] を選択します。
カメラ
カメラ診断を使用して、カメラの明るさとホワイト
バランスを調整し、フリッカーの種類を修正します。詳しくは、
「カメラの診断」をお読みください。
通話記録
通話履歴をダウンロードするには、[診断] > [通話の記録] >
[通話記録をダウンロード]
を選択します。詳しくは、「通話記録」をお読みください。
メイン画面に表示される健全性アイコン
システム健全性インジケータ は、システム問題のインジケータです。
詳しくは、「システムの健全性」をお読みください。
73
Lifesize Icon
カメラの診断
[診断] > [カメラ] でカメラの設定を構成します。
●
●
●
●
●
●
オート フォーカス
カメラ位置をロック
アンチフリッカー
自動露出
明るさ
ホワイト バランス
診断カメラ設定は、選択したカメラがコーデックに接続されていて、カメラのステータスとして [診断] >
[システム情報] と
>
ビデオ
システムのディスプレイに「接続済み」が表示されている場合にのみ使用できます。
アンチフリッカー
50 Hz
の電源を使用する照明は、カメラでキャプチャやシステムへの送信を行う際にフリッカー(ちらつき)
が生じることがあります。 照明に 50 Hz
の電源を使用していて、ビデオにフリッカーが見られる場合は、[アンチフリッカー] を [50 Hz]
に設定します。 デフォルトは [自動] です。
注: この設定で選択した値は、システムに接続されているすべてのカメラに適用されます。
日光を想定した室内で使用するよう設計されている一部のカメラの露出設定では、フリッカーが生じる
場合があります。 フリッカーを除去するには、[明るさ] 設定 の値を上げます。
自動露出
自動露出とは、ビデオ画像の明るさに影響するカメラのアパチャーとシャッター速度を、カメラが自動
的に調整することです。
[HDの自動露出方法]で、次のいずれかの値を指定することで、カメラの自動露出方法を選択します。
値
説明
フルフレーム デフォルト値。 ビデオのフルフレームの平均的な明るさの露出を調整します。
中央重視
ビデオ
フルフレームの平均の明るさを基にしますが、フレームの中央に重みを付けて露出を調
整します。
スポット
フレームの中央における小さなエリアの平均的な明るさの露出を調整します。
手動
自動露出を無効にします。 [明るさ]
の値を変更することによって、手動で露出を調整します。
明るさ
カメラの明るさは、カメラのレンズを通して受信する光の量を意味します。
画面が薄暗い場合は、室内の照明を調整したり、カメラの明るさを調整したりして画面の明るさを改善
してください。
自動露出方法を選択した場合、カメラが明るさの設定に基づいて調整されます。 [明るさ]
74
Lifesize Icon
の値を調整して、新しい目標値を設定します。
自動露光方式が [手動] である場合、カメラは、明るさの設定のみを使用します。
ホワイト バランス
カメラのホワイトバランスは、カメラが全ての色の混合である白をどのように参照するかを意味します。
ホワイト バランスは、ビデオの色調がアンバランスな場合に調整します。 ホワイト
バランスは、光源のタイプによって影響を受けます。
値がデフォルトの [自動] に設定されている場合、Lifesize
システムは、部屋の初期照明をテストして、カメラのホワイトバランスで適切な値を判断します。
75
Lifesize Icon
通話記録
[診断] > [通話の記録] > [通話記録をダウンロード]で通話履歴をダウンロードします。
好みのアプリケーションで閲覧するためのXMLファイルとXSLスタイルシートを含む、.tgz
ファイルを保存します。
各通話レグは、次の内容を含む一行から構成されます。
●
●
●
●
●
●
●
通話の種類
相手側の名前と IP アドレス
開始時間と期間
通話の方向
プロトコル
ダイヤルおよび実際の帯域幅
切断の理由
切断には、次の理由があります。
●
●
●
●
通話が正しく終了された。
相手側が利用できなかった。
相手側が話し中であった。
最大通話数に達した。
76
Lifesize Icon
高度なトピック
ファイアウォールの構成
アンチスパム フィルター
UVC ClearSea を通した Icon のプロビジョニング
API の概要
77
Lifesize Icon
ファイアウォールの構成
ここでは、UVC Transit や UVC ClearSea などのファイアウォール
トラバーサル製品を使用していない場合に、ファイアウォール トラバーサル用に Lifesize ビデオ
システムを設定する方法について説明します。
●
UVC Transit を使用している場合は、『Lifesize UVC Transit 導入ガイド』を参照してください。
UVC ClearSea を使用している場合は、『Lifesize UVC ClearSea 導入ガイド』を参照してください。
Icon を Lifesize Cloud に接続している場合は、ここから利用できるオンライン ヘルプをご覧ください。
ファイアウォールの背後に配置する
Lifesize は、システムをファイアウォールの背後に配置するようお勧めしています。
次のいずれかのオプションを使用してください。
DMZ にビデオ システムを配置すると、パブリック IP
パブリック IP
アドレスを割り当てることができます。
アドレスを持つ DMZ この設定により、インターネットでパブリック ビデオ
システムと接続しやすくなります。
ネットワーク アドレス変換(NAT)を使ったプライベートLANにビデオ
NAT
システムを配置すると、そのプライベートIP
を使ったプライベート
アドレスが明確になることはありませんが、ネットワーク外のシステムで電話
LAN
をかける操作がより複雑になります。
ポート
少なくとも、外部または受信アクセスを次のポートでブロックします。
●
●
●
●
●
22 (SSH)
80 (HTTP)
443 (HTTPS)
554 (RTSP)
10008(UVC Manager がシステムを管理している場合は REST API サービス)
Lifesize は、内部管理者のアクセス用に、これらのポートをオープンにしておくことをお勧めします。
デフォルトの管理者およびCLIのパスワードを、安全なものに変更したことを確認します。
注: 管理者のパスワードは、Web インターフェイスの [設定] > [パスワード] で変更します。 [設定] >
[セキュリティ] システムの SSH および Web アクセスを無効にできます。
78
Lifesize Icon
通話のセットアップとメディア ポート
ファイアウォールを通してほかのシステムに電話をかけるには、次のアイテムでシステムへの送受信ト
ラフィックを許可するようファイアウォールを設定する必要があります。
UDP ポート 1719
ゲートキーパーの登録。
TCP ポート 1720
H.323 通話ネゴシエーション。
UDP ポート 5060
SIP通話ネゴシエーション。
TCP ポート 5060
TCP信号がSIP通話用に有効になっている場合は、SIP通話ネゴシエーション
TCP ポート 5061
TLS 信号が有効になっている場合は、SIP 通話の TLS 信号。
注: TLS は、暗号化される通話でサポートされる唯一のトランスポートです。
必要な TCP
[設定] > [ネットワーク] > [予約ポート] で指定した範囲。
および UDP ポート
79
Lifesize Icon
予約ポートの制限
ファイヤウォールを通してほかのデバイスに電話をかけるには、予約ポートを通して Lifesize
システムへの送受信トラフィックを許可するようファイアウォールを設定する必要があります。
パブリック IP アドレスを持つ IP アドレスにファイアウォールを通して電話をかける場合にファイア
ウォールが 2 拠点音声およびビデオ トラフィックを許可するよう正しく設定されていない場合は、1
拠点の音声またはビデオ通話しか使用できない場合があります。
デフォルトで、Lifesize
システムは、ビデオ、音声、プレゼンテーション、カメラ制御のため、60000∼64999 の TCP および
UDP ポートを通して通信します。 Lifesize
システムは、通話中にこれらのポートのサブセットを使用します。
注: 必要なポートの最小数は 100 です。
通信で利用可能な UDP および TCP ポートの数を最小限に抑えるため、[設定] > [ネットワーク] >
[予約ポート] で値を変更し、この範囲を制限することができます。 Lifesize
では、デフォルト範囲のサブセット以外では、49151 を超えるポート番号から範囲を開始することをお
勧めします。 範囲は、偶数の総ポート数を含めるよう、偶数で始まり、奇数で終わる必要があります。
62000 で始まる範囲では、下限を 62000、上限を 62099 に設定し、100 ポートを割り当てます。
注: この値を [予約ポート] で変更すると、システムが再起動されます。
80
Lifesize Icon
NAT を使ったプライベートな LAN で Icon
を使用する方法
プライベート LAN でビデオ システムを使用する場合は、NAT
を使用して、外部システムと通信する必要があります。 これには、Lifesize システムで静的な NAT
を有効にする操作が含まれることがあります。
ファイアウォールで、スタンドアロンまたはルーターに内蔵されているかどうかにより、次のいずれか
を実行する必要があります。
●
1 対 1 の NAT を使用し、アクセス リストを使って 2
方向の接続を介して通話のセットアップとメディア ポートを開放します。
通話のセットアップとメディア ポートを LifeSsize システムに転送します。
詳しくは、「予約ポートの制限」を読み、ファイアウォール
ベンダーのドキュメントを参照してください。
静的 NAT の使用
NAT は、プライベート IP アドレスを持つ LAN
とパブリックIPネットワークを通してアクセスされるデバイス間の通信を可能にします。
同じパブリック IP アドレスをシステムのプライベートな IP
アドレスにマップできるようスタティックな NAT
を用いると、プライベートなシステムを目的としたパブリックなネットワークからのデータが、安定し
て転送されるようになります。
静的な NAT を使用してパブリック IP アドレスと Lifesize システムのプライベート IP
アドレスを関連付ける場合は、静的な NAT
サーバーと動作するようシステムを設定する必要があります。 ブラウザから、[設定] > [ネットワーク]
に移動し、[静的 NAT] を選択します。 [NAT パブリック IP アドレス] にシステムのパブリック IP
アドレス、ホスト名、完全修飾ドメイン名を入力してください。
注: 静的 NAT が有効になっている場合は、ファイアウォールの外から Web
ブラウザでシステムをアップグレードすることはできません。
代わりに、ファイアウォール内からアップグレードを実行します。
NAT 環境のテスト
ファイアウォールが H.323 または SIP NAT を実行する機能セットを持たない場合は、プライベートな
Lifesize システムで NAT を有効にする必要があります。
インターネットのシステムからプライベートLANのシステムに電話をかけます。 プライベート
システムが応答後最初の 2 秒以内で接続される場合は、NAT設定が正しく機能しています。
応答後通話が接続されなかったり、30∼50 秒後に切断される場合は、コーデックの予約ポート設定が、
ファイアウォールの設定に一致していません。 システムとファイアウォールの UDP/TCP
ポート設定が一致していることを確認してください。
それでもまだ電話がかけられない場合は、ファイアウォールで状態パケット検査機能を無効にしなけれ
ばならない場合があります。 ファイアウォールの製造元によっては、この機能をダイナミック
パケット フィルタリングと呼んでいる場合があります。
81
Lifesize Icon
詳しくはファイアウォール製造元のマニュアルを参照してください。
82
Lifesize Icon
アンチスパム フィルター
スタンドアロンの Icon を使用している場合は、スパム通話の着信を防ぐため、アンチスパム
フィルタを有効にします。
デフォルトで、すべてのスパム フィルターはオフになっています。
注意: アンチスパム設定でヘルプが必要な場合は、Lifesize 技術サービスまでお問い合わせください。
IP アドレスおよびドメイン フィルター
SIP および H.323 フィルターグ
ベンダー ID フィルター
83
Lifesize Icon
IP アドレスおよびドメイン フィルター
IP アドレスおよびドメイン名を使用して、着信通話でアンチスパム フィルターを設定するには:
1. [設定] > [アンチスパム設定] を開きます。
2. [一般] で、[アンチスパムの使用] を選択します。
3. [許可される IP アドレス] と [許可されるドメイン] で、許可される特定のネットワーク IP
アドレスとドメインを入力します。 これらのフィールドに入力されていない IP
アドレスまたはドメイン名からの着信通話はブロックされます。
複数のアドレスを区切るにはパイプ(|)、アドレスの範囲を指定するには
*(アスタリスク)を使用してください。
4. [保存] をクリックします。
注: 該当する場合は、許可されるリストに、H.323 ゲートキーパーアドレスを常に含めてください。
84
Lifesize Icon
SIP および H.323 フィルター
着信通話のブロックは、SIP および H.323 で利用可能です。 SIP
を使用している場合は、特定のユーザーとブロック ユーザー エージェントを許可できます。 H.323
を使用している場合は、特定の ID と内線番号を許可できます
SIP フィルター:
[設定] > [アンチスパム設定] を開きます。
[SIP のアンチスパム設定] で、[SIP アンチスパムの使用] を選択します。
[許可される SIP ユーザー] で、許可する SIP ユーザーを入力します。
[ブラックリストの SIP ユーザー エージェント] で、ブロックする SIP
のヘッダーまたはソフトウェアの情報を入力します。
5. [保存] をクリックします。
1.
2.
3.
4.
H.323フィルター:
1.
2.
3.
4.
5.
[設定] > [アンチスパム設定] を開きます。
H.323[アンチスパム設定] で、[アンチスパムのH.323使用] を選択します。
[許可される H.323 ID] で、許可する H.323 ユーザーの ID を入力します。
[許可される H.323 内線番号] で、許可する内線番号を入力します。
[保存] をクリックします。
85
Lifesize Icon
ベンダー ID フィルター
H.323 フィルターを使用すると、ベンダー ID と直接ダイヤルのフィルターを有効にできます。
[H.323 ベンダー ID フィルターの使用] オプションは、業界のハードウェア
ホワイトリストに一致する信号パラメータを持つベンダーに着信通話を制限します。
[ダイヤル番号の確認を使用]
オプションは、通話の設定メッセージ情報が、電話をかけるユーザー情報に一致しているかどうかを検
証します。 一致していない場合、通話がブロックされます。
この機能についてヘルプが必要な場合は、Lifesize 技術サービスまでお問い合わせください。
86
Lifesize Icon
システムの自動再起動をスケジュールする
Lifesize Icon
を予めスケジュールした時間に自動的に再起動するオプションが追加されました。下の指示にしたがい
ます。
設定する Lifesize Icon システムのコマンド ラインへの SSH に移動してから、ログインします。
rbsh> で、コマンド clish を入力します。
rbsh>clish
これで、コマンドライン インターフェイス シェルに入り、$ が表示されるはずです。
get を使用すると、 autoreboot
ターゲットに、毎晩、自動再起動が実行される現在の設定とローカル時刻が表示されます。有効にした
場合、システムがそのローカル時刻にスリープ状態であると、デバイスは指定されたローカル時刻に再
起動されます。システムがアクティブな場合、システムは、次回にスリープ状態になったときに再起動
されます。set
を使用すると、このターゲットは、デバイスが自動的に毎晩を再起動するかどうか、また、オプション
として自動再起動を実行するローカル時刻を指定できます。時刻は、24 時間時計に基づいています。
get の引数: なし
get の例:
get system autoreboot
off,22,00,00
ok,00
get system autoreboot –V
Nightly Reboot, Hour, Minute, Second
on,22,00,00
ok
set の引数:
on は自動再起動を有効にします。
< {on|off|keep}> off は自動再起動を無効にします。
keep
は、現在の値を保持します。時刻を変更する際に便利です。
[-H {0..23}]
時間を指定します。
[-M {0..59}]
分を指定します。
[-S {0..59}]
秒を指定します。
set の例:
87
Lifesize Icon
自動再起動機能を有効にする
set system autoreboot on
ok,00
自動再起動機能を無効にする
set system autoreboot off
ok,00
自動再起動時間を 23 時に変更する
set system autoreboot on –H 23
ok,00
自動再起動時間を 21:30 に変更する
set system autoreboot keep –H 21 –M 30
ok,00
88
Lifesize Icon
UVC ClearSea を通した Icon
のプロビジョニング
UVC ClearSea を使用すると、Icion が、プロビジョニング
サーバーを検出し、サーバーで指定された設定を使用して自身を設定できるようになります。
自動プロビジョニングが有効になっている場合、UVC ClearSea は、プロビジョニング
サーバーとして機能します。
デバイスがこのサーバーを検出するたびに、ホストされた構成設定を取得し、ローカルに適用します。
注: プロビジョニング サーバーを検出するには、Icon の自動プロビジョニングが必要です。
詳しくは、「プロビジョニング サーバーの検出」をお読みください。
UVC ClearSea を介してをプロビジョニングするには、次のいずれかのオプションを使用できます。
オプション 1:
H.323 または SIP
を介して UVC ClearSea
を登録する
Lifesize MCUの会議は、Icon の [会議]
に表示されます。
詳しくは、「Lifesize MCU 会議に Icon を使用する」をお読みください。
オプション 2:
UVC ClearSea とIcon
を統合する(SIP
を使用してのみ)
Icon は、UVC ClearSea
からの設定を使用し、多拠点通話を可能にします。 詳しくは、「Icon と
UVC ClearSea の統合」をお読みください。
自動プロビジョニングのステータスを表示するには、プロビジョニングした システムの [通信]
セクションで、
>
を選択します。システムのプロビジョニングが完了した場合は、プロビジョニング サーバーの IP
アドレスが表示されます。
明示的なポートが利用できない場合、Icon は、次のデフォルト値を介して通信しようとします。
●
●
HTTP 要求は、ポート 80 に送信されます。 失敗した要求は、ポート 8180 に転送されます。
HTTP要求は、ポート 443 に送信されます。 失敗した要求は、ポート 8181 に転送されます。
89
Lifesize Icon
Lifesize MCU 会議に Icon を使用する
この設定を使用すると、UVC ClearSea から Icon を通じて会議にダイヤルインできます。
管理されている MCU は、Icon の [会議]
に入力されます。
UVC ClearSea で、次の前提条件ステップを完了します。
1. [管理] > [MCU] で MCU を追加します。 [MCU 統合の使用]を選択します。
2. [管理] > [ユーザー] で、Icon のユーザー アカウントを作成します。
SIP または H.323
デバイスを使って登録したユーザーは、ローカルのサインイン情報を使用する必要があります。
[UVCの自動プロビジョニング] に、デバイスの IP アドレスを入力してください。
3. MCU アドレスにダイヤル文字列を転送する通話のルーティング規則を [管理] >
[通話のルーティング] で追加します。
転送先は、次の形式を使用してください。<dialstring>@<mcuIPAddress>
❍
❍
Icon がプロビジョニング サーバーを検出すると、Icon が UVC ClearSea
から構成設定を取得し、ローカルに適用します。
Icon の設定
説明
UVC ClearSea でディレクトリ サーバーに登録します。
ディレクトリ ([管理] > [ユーザー])で作成した Icon アカウントで、[UVC アドレス帳]
からサインイン情報を使用します。
H.323
次の設定を使用して、H.323 を有効にし、UVC ClearSea
のゲートキーパーに登録します。
• [名前] と [内線番号] を UVC ClearSea で作成した Icon アカウントのユーザー ID
と内線番号に設定します。
• [ゲートキーパー モード] を [手動]に設定します。
• [ゲートキーパーのアドレス] で、UVC ClearSea サーバーの IP
アドレスまたはドメイン名を設定します。
• [ゲートキーパーのユーザー名] と [ゲートキーパーのパスワード] で、UVC
ClearSea で作成した Icon アカウントのユーザーIDとパスワードを設定します。
SIP
SIP を有効にします。
MCU
UVC ClearSea と Lifesize MCU を使用します。
UVC ClearSea サーバーの IP アドレス、UVC ClearSea で作成した Icon
アカウントのユーザー ID とパスワードを使用します。
SIP 登録サーバーを通して Icon を UVC ClearSea に登録する
Lifesize は、H.323 または SIP のいずれかを介して Icon を登録することをお勧めします。 SIP
を介してデバイスを登録している場合、H.323 を有効にしておいてください。
1. [設定]> [SIP登録サーバー] に移動します。
UVC ClearSea の [SIP ユーザー名] で作成した Icon アカウントのユーザー ID を入力してください。
3. UVC ClearSea の[承認のユーザー名] と [承認のパスワード] で作成した Icon アカウントのユーザー
ID とパスワードを入力します。
4. [登録サーバーのホスト名] と [プロキシのホスト名](SIP プロキシを使用している場合)で、UVC
ClearSea の IP アドレスまたはドメイン名を入力します。
90
Lifesize Icon
UVC ClearSea と Icon の統合
Icon を UVC ClearSea と統合すると、次の機能を利用できます。
●
SIP を介して Icon に登録し、UVC ClearSea サーバーから直接ユーザーの設定を使用できます。
Icon は、ビデオ参加者を追加し、着信通話を受け入れることができます。 UVC ClearSea
の連絡先は、Icon で利用できます。 連絡先のオンライン ステータスは、Icon
のディレクトリに表示されます。
UVC ClearSea で、次の前提条件ステップを完了します。
1. [管理] > [MCU] で MCU を追加します。
2. [管理] > [ユーザー] で、Icon のユーザー アカウントを作成します。
自動プロビジョニングでは、ローカルのサインイン情報を使用する必要があります。
[UVCの自動プロビジョニング] に、デバイスの IP アドレスを入力してください。
[ClearSea 統合の使用] を選択します。
3. MCU アドレスにダイヤル文字列を転送する通話のルーティング規則を [管理] >
[通話のルーティング] で追加します。
転送先は、次の形式を使用してください。<dialstring>@<mcuIPAddress>
❍
❍
❍
Icon がプロビジョニング サーバーを検出すると、Icon が UVC ClearSea
から構成設定を取得し、ローカルに適用します。
Icon の設定
説明
UVC ClearSea
のユーザー名
UVC ClearSea
のパスワード
UVC ClearSea で作成した Icon アカウントのユーザー ID
とパスワードを使用します。
UVC ClearSea の IP
アドレス
注: Icon アカウントがローカルのサインイン情報を使用していない場合は、LDAP
パスワードを入力します。
UVC ClearSea サーバーの IP アドレスを使用します。
Icon が UVC ClearSea
と統合されており、サーバーの設定に依存しているため、MCU、H.323、および SIP
設定の編集は制限されています。 また、ディレクトリの設定が Icon に設定されていないと、[会議]
は表示されません。
91
Lifesize Icon
プロビジョニング サーバーの検出
次のいずれかの方法を使用して、デバイスでプロビジョニング サーバーの検出を有効にします。
DHCP オプション 157
サーバーの IP アドレスを取得します。
詳しくは、『Lifesize UVC ClearSea
の展開ガイド』をお読みください。
デバイスは、プロビジョニング
ローカル検索ドメインに基づいた サーバーを表す、事前に構成されている DNS 名を使用します。
DNS(Icon のみ)
詳しくは、『Lifesize UVC ClearSea
の展開ガイド』をお読みください。
手動で設定を更新(Icon のみ)
このオプションは、DHCP または DNS
オプションを介して取得されるプロビジョニング サーバーの IP
アドレスを上書きします。 DHCP および DNS
サーバーを介した制御が少ししかない、またはまったくない場合は、
この方法を使用します。
Icon の Web インターフェイスにサインインし、[メンテナンス] >
[自動プロビジョニング] を選択します。
92
Lifesize Icon
API の概要
Lifesize API は、ビデオ システムのアクセスと制御を自動化するためのコマンドライン
ベースのエントリ ポイントを提供します。 API
は、操作の固定セットを使用し、リソースまたはオブジェクトにアクセスするための REST
メソッドをサポートしています。 API の呼び出しは、API
リソースに要求を送信し、メソッドと引数を指定することによって行われます。
フォーマットされた応答は、操作の結果を詳しく示します。
ここでは、Lifesize API について説明します。 詳細なマニュアルは、次の Web
サイトで提供されています。
https://<videoSystemIPAddress>/docs/json/
認証
ブラウザで強制されているものと同じ認証ポリシーが API の呼び出しに適用されます。
次のように、ネットワークを介した SSH または HTTP 接続を使用し、Lifesize ビデオ
システムにサインインします。
1. Cygwin や Putty などのクライアントを開き、Lifesize ビデオ システムのIPアドレスを入力します。
管理者のサインイン情報でシステムにサインインします。
デフォルトのユーザー名とパスワードは、admin です。
コマンド構文
コマンドは、次の形式となります。
<actor> <command> <parameters>
複数のパラメータを入力する場合はカンマで区切ります。 次のようにコマンド
プロンプトからヘルプを表示します。
help
APIを使用するための簡単な説明が表示されます。
キーボードの Tab キーを押す アクターのリストを示します。
<actor> ?
アクターのコマンドを示します。 例:
audio ?
<actor> <command> ?
コマンドのヘルプを表示します。 例:
sysadmin gettimezone ?
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Lifesize Icon
ヘルプが必要な場合
次に、Lifesize システムで発生する可能性のある状態と、その原因および解決法について説明します。
システムの健全性
電源および接続性
音声問題
プレゼンテーション
カメラの問題
ディスプレイの問題
部屋の明るさの調整
問題が発生した場合は、まず電話を目で見て調べます。
システムが水や熱にさらされていないこと、物理的な損傷がないことを確認します。
接続の不備やゆるんだケーブルは、ハードウェア機器で最も多く見られる問題です。
システムの問題を確認する場合は、まず、外部制御とケーブル接続をチェックしてください。
正しくしっかりと接続されていること、ケーブルを妨害するものがないことを確認します。
正しいケーブル接続については、システムの管理者へ連絡してください。
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Lifesize Icon
システムの健全性
システムのディスプレイから、
>
に移動し、システムのステータスを表示します。
ユーザーの注意が必要なシステムの問題が発生すると、健全性アイコン
がメイン画面に表示されます。
アイコンの背後の影は、問題の重大度を表します。
●
●
黄色の影
は、警告を示します。
赤の影
は、重大な問題を示します。
通信
ネットワーク
警告: システムは、ネットワークへのバインディングです。
重大: システムが切断されたか、DHCP サーバーが存在していません。
Lifesize Cloud
サービス
警告:
アカウントの期限が切れました。アカウントの試用期限が切れました。を検証
する必要があります。
自動プロビジョニング
警告: システムは、プロビジョンされています。
重大: プロビジョニングに失敗しました。
Lifesize ClearSea
警告: システムがに登録中です。
重大: 登録に失敗したか、UVC ClearSea が利用できません。
H.323 ゲートキーパー 警告: システムが H.323 ゲートキーパーに登録中です。
重大: 登録に失敗したか、ゲートキーパーと通信できません。
SIP 登録サーバー
警告: システムが SIP 登録サーバーに登録中です。
重大: 登録に失敗したか、登録サーバーと通信できません。
UVC Transit
警告: システムが UVC Transit との接続に失敗しました。システムは、H.323
ゲートキーパーまたは SIP 登録サーバーに登録中です。
重大: システムが UVC Transit
との接続に失敗しました。システムは、ゲートキーパーまたは登録サーバーへ
の登録に失敗しました。
MCU
警告: 統合されたブリッジとの通信が中断されました。
Lifesize Phone
警告: 電話を初期化しています。
システム I/O
アクティブなマイク
警告: アクティブなマイクが存在しません。
Lifesize Link の電源
重大: Lifesize Link への電源でエラーが発生しました。
温度
ファンの速度
重大: システムが過熱状態になっています。
温度センサー
警告: システムの温度が標準の動作温度を超えています。
重大: システムが過熱状態にあるか、許容する最大動作温度に近づいています。
プロセス
システム ステータス
重大: プロセスが失敗しました。
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Lifesize Icon
電源および接続性
通話が正しく行えない場合は、正しい電話番号をダイヤルしていることと、相手側の機器の電源がオン
になっていて利用可能であることを確認してください。
ネットワークの準備ができ、利用可能であることも確認し、
に移動してネットワークのステータスを表示します。
>
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Lifesize Icon
音声問題
相手側でエコーまたは歪んだ音が聞こえる場合は、Lifesize
システムに接続されているマイクがスピーカーに近すぎる場合があります。
マイクの位置を変えると、この問題を解決できます。
反響を起こす部屋では、相手側からの受信音声が劣化する場合があります。
音声の受信状態が悪い場合は、部屋に吸音処理を施し、電話やマイク近づいて話します。
音質の低下は、不良なマイクから発生することもあります。
マイクに汚れやごみが付いている場合は、柔らかい布を水で湿らせて機器の表面を拭いてください。
マイクを含む Lifesize
デバイスのクリーニングには、液体またはエアゾール式のクリーナーは使わないでください。
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Lifesize Icon
プレゼンテーション
2
つ目のストリーム機能をサポートしないサードパーティ製のシステムでシステムに問題が発生する場合
は、2 つ目のストリームを無効にしてみてください。 ビデオ システムの Web
インターフェイスにサインインし、[設定] > [通話] に異動します。
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Lifesize Icon
Icon 600 および 800 のカメラの問題
カメラのパン、チルト、ズーム操作ができない場合は、リモート
コントロールに良好な状態の単四電池が2本収納されていることを確認してください。
カメラの前にあるセンサーを遮る物体がなく、タスクを実行するためにリモート
コントロールを使用したときに、カメラの前にある LED
が明るい青で点滅することを確認してください。
カメラからビデオが表示されない場合は、カメラが カメラ ケーブルで Lifesize
システムの正しいカメラ入力に接続されていることを確認してください。接続に問題がない場合は、シ
ステム管理者へ連絡してください。
カメラ前部の青い LED
が、電源がオンになっていることを示すために点灯していることを確認します。カメラの電源が入って
いるかどうかを確認する必要がある場合は、システムを再起動してみます。
システムを再起動してもこの問題が解決されない場合は、カメラに電源を入れ直さなければならない場
合があります。
管理者は、次のカメラの状態について、設定を構成することもできます。
●
●
●
●
●
●
オート フォーカス
カメラ位置をロック
アンチフリッカー
自動露出
明るさ
ホワイト バランス
これらの設定については、次をお読みください。
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Lifesize Icon
ディスプレイの問題
データがディスプレイに表示されない場合は、ディスプレイにケーブルが正しく接続されており、ケー
ブルがコーデックの背面パネルにあるHD1出力に接続されていることも確認します。
ビデオ画像とディスプレイが白っぽく見えたり、明るすぎたりする場合は、HDTVの入力設定を点検し、
HDTVが適切な解像度で表示されていることを確認してください。 一部のHDTV、特にプラズマ
ディスプレイでは、HDTV
管理インターフェイスから入力デバイスのネイティブ解像度を設定できるようになっています。
ビデオ システムの Web インターフェイスにサインインし、[設定] > [ビデオ]
に移動し、解像度がお使いのディスプレイに合っていることを確認します。
100
Lifesize Icon
部屋の明るさの調整
最高の画像を得やすいよう、部屋の明るさや環境の背景色を変えてみてください。
部屋が暗すぎる場合は、ランプを置くなど照明を加えてください。
シェードされている光源からの間接光や白っぽい壁からの反射光は、良い結果をもたらします。
次のような照明は避けてください。
●
●
●
●
対象物や背景、カメラレンズへの直射日光(きついコントラストの原因となります)
対象物やカメラレンズの直接光
色付きの照明
横からのきつい光や上からの強い光
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Lifesize Icon
新機能
バージョン 2.9.0 - 2016 年 2 月 29 日更新
Lifesize Phone HD でクイック ジェスチャーご利用いただけるようになりました。
Lifesize Icon システムに接続されている Lifesize Phone HD 用に、クイック
ジェスチャーが追加されました。たとえば、通話中に画面を 2 本指でタッチすると、ミュートまたは
ミュート解除できます。詳細をご覧ください。
オンスクリーン メニューの強化
通話中でないときは、Lifesize Icon のオンスクリーン メニューは 10 秒後に非表示になります。
パフォーマンスの改善と修正
Lifesize Icon
がアップデートされました。このアップデートには、安定性とパフォーマンスを確保するための重要な
修正が含まれます。詳細をご覧ください。
バージョン 2.8.3 - 2016 年 1 月 5 日更新
パフォーマンスの改善と修正
Lifesize Icon
がアップデートされました。このアップデートには、安定性とパフォーマンスを確保するための重要な
修正が含まれます。今後のリリースの最新情報をご確認ください。
バージョン 2.8.2 - 2015 年 11 月 24 日更新
Lifesize Phone HD をご注文いただけるようになりました。
大きく、鮮明なディスプレイと改善されたタッチスクリーンのパフォーマンスを特徴とする新しい
Lifesize Phone HD は、Lifesize Cloud サービスを介した Icon
システムの展開、管理、更新を容易にします。Phone
のホーム画面には、システム管理の開始、通話の開始、ノートパソコンからのデータ表示、カメラ
の調整という 4 つのオプションがあります。会議室のテーブルに必要なデバイスはこれだけです。
Icon ホーム画面の合理化されたオプション
通話の内容や会話に集中できるよう、ホーム画面に新しいオプションが追加されました。ユーザー
インターフェイスを完全に隠す、またはイベントのみの通知を表示するように選択できます。
詳細をご覧ください。
Skype for Business を使用して、Icon および Cloud のユーザーを直接呼び出し
これまで Microsoft Lync と呼ばれていた Skype for Business を使用して、Icon および Cloud
のユーザーに直接電話をかけることができるようになりました。
Cloud に接続されている Icon のカスタム背景
システムが使用されていないときに表示される会社のロゴなどの画像を追加して、Icon
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Lifesize Icon
システムをカスタマイズしてください。詳細をご覧ください。
Cloud の新機能について、詳細をご覧ください。
Cloud および Icon の以前のリリースについては、最新のアップデートをご覧ください。
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