活動評価(平成 22 年度) 基本指標1 入館者数 平成 22 年度実績 入館者数 定義 250,895 人 数値目標 258,000 人 達成率 評価 97.2% B 当館への入館者数 評価の内容 ○ 入館者数は数値目標を下回りましたが、達成率が 97.2%でしたので、評価はBとしました。 ○ 数値目標に達しなかった原因としては、東日本大震災の影響で開館時間の短縮等を行ったこ とが考えられます。 今後の方策 ・ インターネット情報と豊富な活字文献の閲覧が同時にできる図書館の特性を、県民に対して さらに幅広くPRします。 ・ 県立図書館が収集・所蔵する資料の企画展示や紹介講座等を通して、当館の資料の価値や魅 力を広報します。 基本指標2 個人への資料貸出点数 平成 22 年度実績 個人への資料貸出点数 定義 175,245 点 数値目標 184,000 点 達成率 95.2% 評価 B 来館者への個人貸出資料点数(図書・視聴覚資料等) 評価の内容 ○ 個人への資料貸出点数は数値目標を下回りましたが、達成率が 95.2%でしたので、評価はB としました。 ○ 数値目標に達しなかった原因としては、東日本大震災の影響で開館時間の短縮等を行ったこ とが考えられます。 ○ 生涯学習情報センターでの貸出が急速に増えています(平成 21 年度 4,771 点から平成 22 年 度 7,682 点)。当館まで来館しなくても、より便利な横浜駅近くの窓口で借りるという利用方法 が広がっているようです。 今後の方策 ・ 県立図書館所蔵資料の充実を図るとともに、平成 23 年3月からスタートした郵送登録受付と 宅配貸出をPRします。 活動評価(平成 22 年度) 基本指標3 図書館等への資料貸出点数 平成 22 年度実績 図書館等への資料貸出 点数 定義 数値目標 125,000 点 122,974 点 達成率 98.4% 評価 B 市町村立図書館等への資料貸出点数 評価の内容 ○ 図書館等への資料貸出点数は数値目標を下回りましたが、達成率が 98.4%でしたので、評価 はBとしました。 ○ 神奈川県図書館情報ネットワークを活用した図書館等への貸出点数は増加を続けており、県 内図書館間の相互協力の成果がでています。平成 22 年度は、平成 21 年度の実績(121,285 件) より 1,689 点増加しました。 ○ 数値目標に達しなかった原因としては、東日本大震災の影響により、県内各図書館で予約サ ービスの一時休止や開館時間の短縮等が実施されたこと、さらに、平成 23 年3月中の県立図書 館と市町村立図書館間の資料搬送が、当初の計画通りに運行できなかったことなどが考えられ ます。 今後の方策 ・ 県内図書館間の相互協力事業の充実・改善を図り、各図書館で所蔵していない資料について も神奈川県図書館情報ネットワークを通じて、県内図書館の蔵書を活用できることをPRしま す。 基本指標4 レファレンス・サービス件数 平成 22 年度実績 レファレンス・サービ ス件数 定義 数値目標 18,680 件 20,000 件 達成率 93.4% 評価 C 調査相談室、かながわ資料室、新聞・雑誌室、視聴覚資料室、協力室等の各室で受付けた レファレンス・サービス(調査相談)の総件数 評価の内容 ○ レファレンス・サービス件数は数値目標をかなり下回り、達成率が 93.4%でしたので、評価 はCとしました。 ○ 国立国会図書館が主宰する「レファレンス協同データベース」を利用した「神奈川県立の図 書館のレファレンス事例集」を当館のホームページ上に構築し、当館のレファレンスの事例を 検索できるようにしています。 平成 22 年は当館のレファレンスの事例へのアクセス数が 20,222 件に達し、国立国会図書館より表彰を受けました。 ○ 館内職員のレファレンス技術向上のため、従来から行ってきた「レファレンス実務研修」 (通 称ミニ・レクチャー)を年間 7 回行いました。 ○ 件数は減少していますが、複数の資料を参照するなど、高度なレファレンスの件数は変化し ていないようです。インターネット上の情報量の増大、検索技術の発達、各種質問サイトの充 実などにより、単純な質問が減少していると考えられます。 今後の方策 ・ 「レファレンス協同データベース」への事例登録を引き続き積極的に行います。 2 活動評価(平成 22 年度) 基本指標5 県民公開講座参加者数 平成 22 年度実績 県民公開講座参加者数 定義 1,240 人 数値目標 達成率 650 人 190.8% 評価 A 当館が主催する図書館カレッジ、専門機関とのタイアップ講座、図書館の資料紹介講座等 の参加者数 評価の内容 ○ 県民公開講座参加者数は数値目標を大幅に上回りましたので、評価はAとしました。 ○ 交通の便の良い横浜駅西口の生涯学習情報センターを活用した講演会等の開催により、参加 者数が大幅に増加しました。 ○ 各講座の目的がより明確に伝わるように、広報の内容を工夫しました。また、2か月に一度、 県民公開講座のメニュー全体を紹介するチラシを作成・配布しました。 ○ 図書館資料に詳しい司書職員の特性を活かし、多様な講座メニューを用意し、参加者からお おむね好評を得ました。 ○ 当館職員による県内市町立図書館3館への出前講座を行いました。 今後の方策 ・ 各講座の事業目的を明確化し、より質の高い講座の実現を目指します。 ・ 横浜駅西口の生涯学習情報センターを活用した講演会等のイベントをさらに充実させます。 ・ 事前申し込み不要(当日受付)のショートセミナー等を開催して、気軽に参加できるように します。 ・ 今後の企画の参考とするために、受講者へのアンケートを継続します。 基本指標6 職員の文献等執筆及び講師実績件数 平成 22 年度実績 職員の文献等及び講師 実績件数 定義 51 件 数値目標 46 件 達成率 110.9% 評価 A 職員の日頃の研究活動及び成果の発信状況を表す、館内・館外の研修会の講師や雑誌など への文献執筆、企画展示の実績件数 評価の内容 ○ 職員の文献等執筆及び講師実績件数は数値目標を上回りましたので、評価はAとしました。 ○ 当館が主催する講座の開催回数の減少に伴い、講師を務める職員の延べ人数は大幅に減少し ましたが、展示のための入念な調査や説明文の執筆、『神奈川県立図書館紀要』への執筆を行 うなど、講師以外の実績を上げました。 ○ 当館及び県立川崎図書館の職員が執筆を行った『神奈川県立図書館紀要』第9号を発行し ました。 今後の方策 ・ 図書館資料とネットワーク情報源を図書館が主体的に編集・加工し、利用者の価値創造に役 立つ「知の編集」を行います。 ・ 一部の職員に偏ることなくすべての司書職員が研究テーマを持ち、目標を達成するように努 力します。 3 活動評価(平成 22 年度) 基本指標7 当館ホームページへのアクセス数 平成 22 年度実績 当館ホームページへの アクセス数 定義 1,247,784 件 数値目標 1,200,000 件 達成率 104.0% 評価 A 当館ホームページへのアクセス数 評価の内容 ○ 当館ホームページへのアクセス数は数値目標を上回りましたので、評価はAとしました。 ○ デジタル・アーカイブを整備し、平成 22 年7月に「飯田九一文庫の百人」を新たに公開しま した。 ○ 職員が所蔵資料の案内や図書館の仕事などについて日常的に発信するページとして、ブログ 風記事「司書の出番!」を平成 22 年 10 月に開設しました。 今後の方策 ・ 図書館で独自に製作する多様な情報等も積極的に発信し、アクセスしたくなる魅力的なホー ムページ作りを進めます。 4
© Copyright 2024 ExpyDoc