(別紙様式4) 平成27年3月12日現在 職業実践専門課程の基本情報について 学 校 名 設置認可年月日 御茶の水美術 昭和53年4月1日 校 長 名 所 服部浩美 在 地 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-3 専門学校 (電話)03-3291-7400 設 置 者 名 設立認可年月日 学校法人服部学園 昭和30年12月12日 代 表 者 名 所 服部浩美 在 地 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-3 (電話)03-3293-8736 目 的 デザイン・アートに掛る技術・知識を基に、社会における多種多様な問題および解決策をビジュアル (図画・映像等を用いた表現)を用いて提案することができるビジュアルコミュニケーターの人材養成 を目的とする。 分野 課程名 文化・ 美術専門 教養 課程 学科名 修業年限 (昼、夜別) デザイン・アート 3年(昼) 科 講義 教育課程 300人 実験 単位時間 (又は単位) 生徒実員 専門士の付与 3690単位時間 平成12年文部省告 示第17号 (123単位) 演習 単位時間 (又は単位) 生徒総定員 全課程の修了に 必要な総授業時 数又は総単位数 実習 単位時間 (又は単位) 専任教員数 206人 3690単位時間 (123単位)) 兼任教員数 14人 高度専門士の付与 実技 単位時間 (又は単位) 総教員数 43人 57人 学期制度 ■前期:4月1日から9月30日 ■後期:10月1日から翌年3月31日 成績評価 長期休み ■学年始め:4月1日 卒業・進級条件 進級条件:試験等により基準以上 ■夏 季:7月21日から9月9日まで ■冬 季:12月21日から1月9日まで ■学 年 末:3月21日から4月9日まで 生徒指導 ■クラス担任制(有)学年担任 ■長期欠席者への指導等の対応 適宜個別面談を実施 の成果を得て、所定の科目を修得 したもの。 卒業条件:試験等により基準以上 の成果を得て、本校所定の課程を 修了した者。 課外活動 - 1 - ■成績表(有) ■成績評価の基準・方法について 作品内容・学習理解度、授業態度 等により優、良・可・不可の4段 階で評価。出席率60%未満は不可。 ■課外活動の種類 千代田区との「千代田学」 ■サークル活動(無) 就職等の状況 ■H25年度(H26/3)卒業者数 75名 ■主な就職先、業界等 主な資格・検定 色彩士検定 ・主な就職先 サンリオ㈱、NHNPlayArt㈱、 共立印刷㈱、DLE㈱ ・業界 コンテンツ、広告、 ■就職率※179% ■卒業者に占める就職者の割合※2 72% (平成25年度卒業者に関する平成27年3月時点の情 報) 中途退学の現状 ■中途退学者 6名 ■中退率 2.9% 平成25年4月 1日在学者 210名(平成21年4月入学者を含む) 平成26年3月31日在学者 204名(平成26年3月卒業生を含む) ■中途退学の主な理由 経済事情、精神的疾患 ■中退防止のための取組 奨学金制度の紹介、定期面談、個別面談、キャリア教育 ホームページ URL:http://ochabi.ac.jp/senmon ※1「大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職(内定)状況調査」の定義による。 ①「就職率」については、就職希望者に占める就職者の割合をいい、調査時点における就職者数を就職希望者で除したものとする。 ②「就職率」における「就職者」とは、正規の職員(1年以上の非正規の職員として就職した者を含む)として最終的に就職した者(企業等か ら採用通知などが出された者)をいう。 ③「就職率」における「就職希望者」とは、卒業年度中に就職活動を行い、大学等卒業後速やかに就職することを希望する者をいい、卒業後の 進路として「進学」 「自営業」 「家事手伝い」 「留年」 「資格取得」などを希望する者は含まない。 ※「就職(内定)状況調査」における調査対象の抽出のための母集団となる学生等は、卒業年次に在籍している学生等としている。ただし、卒業 の見込みのない者、休学中の者、留学生、聴講生、科目等履修生、研究生及び夜間部、医学科、歯学科、獣医学科、大学院、専攻科、別科の学 生は除いている。 ※2「学校基本調査」の定義による。 全卒業者数のうち就職者総数の占める割合をいう。 「就職」とは給料,賃金,報酬その他経常的な収入を得る仕事に就くことをいう。自家・自営業に就いた者は含めるが,家事手伝い,臨時的な 仕事に就いた者は就職者とはしない(就職したが就職先が不明の者は就職者として扱う。 ) - 2 - 1.教育課程の編成 (教育課程の編成における企業等との連携に関する基本方針) 御茶の水美術専門学校は「世界に文化で貢献する」という理念のもと、創立当時から六十年以上にわたり文化(デ ザイン・アート)教育を行っており、デザインを社会に存在する「問題解決」の手段として、アートを部分的解決 で見落としがちな問題点や全体化して埋もれがちな問題点を発見していく「問題発見」の手段として位置付けてい る。 問題発見や問題解決においては、目標(ビジョン)を可視化された情報(ビジュアライゼーション)によって明 確に提案(プレゼンテーション)できる人材こそが指導者(リーダー)となり、問題解決に必要な専門技術を的確 に選択し、適切な組織を編成し得るという考え方に基づき、リーダー人材の育成を目指している。 デザイン・アート科では、1学年で実在の企業と連携して企画開発とプレゼンテーションを学び、2学年で様々 な業種の企業に属する専任講師の指導を受けながら、問題解決に活用し得る必要な専門技術の訓練、修得を行い、 3学年で事例研究をもとに編集された問題解決型の活動報告をまとめ、就職活動や起業活動にも活用するよう指導 している。 この指導においては、可能な限り多くの企業と連携し意思疎通を図ることによって、選択した専門技術が適切で あるかどうかを判断する事例研究を繰り返し経験させることが重要であり、カリキュラムの開発を含め、企業等と の連携を積極的に推進する方針である。 (教育課程編成委員会等の全委員の名簿) 平成 26 年 7 月 31 日現在 名 前 服部 浩美 所 属 御茶の水美術専門学校 校長(学校法人服部学園理事長) 服部 元 清水 眞 御茶の水美術専門学校 副校長 駒井 延行 御茶の水美術専門学校 進路指導部アドバイザー 竹尾 稠 ㈱竹尾 代表取締役社長(①公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会理事) 小島 潤一 ㈱サン・アド 取締役(③高度イラストレーション科) 西谷 隆 ㈱デジタル・メディア・ラボ 代表取締役社長(③高度イラストレーション科) 筒井 龍平 ㈱トリクスタ 代表取締役(③デザイン・アート科) 転法輪 篤 ㈱コミュニケーション・エンジニアーズ 取締役(③デザイン・アート科) 御茶の水美術専門学校 企画広報部長 (開催日時) 第 1 回 平成 26 年 8 月 5 日 13:00~15:00 第 2 回 平成 26 年 9 月 11 日 13:00~15:00 2.主な実習・演習等 (実習・演習等における企業等との連携に関する基本方針) 高度な専門的職業を担う学識及び技能を養うことを目的とする実習・演習授業の実施において、企業や地域社会 からの情報提供と問題提起を基に学生・企業・消費者の視点を共有し、デザインの持つ幅広い役割を習得すること で、実社会における問題点を産学連携した新たな発想とデザイン力で問題解決するプレゼンテーション・提案型授 業を行う。 また、学生が社会において働く目的意識を明確にするために、企業・地域社会と連携して求められる人材育成と して、職業を通じて社会の一員として役割を果たすことの意義や社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能 力や態度を身に付けさせるキャリア教育をベースにしたデザイン・美術教育を実施する。 科 目 名 科 目 概 要 連 携 企 業 等 夏期特別実習 IT・WEB/Flash(アニメーション) ㈱ディー・エル・イー フィールド・ディス カバリー 商品開発/玩具・キャラクター企画 ㈲ザリガニワークス コミュニケーション 商品開発/コピーライティング ㈱コミュニケーション・エンジニ アーズ - 3 - デジタル IT・WEB/WEBプログラミング/ ㈱コム Flash (アニメーション) IT・WEB ㈱コム 3.教員の研修等 (教員の研修等の基本方針) 学校の目指す問題発見や問題解決のリーダー人材を育成するためには、教員が常に最新の知識を持ち、十分な指 導能力を身につける必要がある。そのために教員の研修計画を作成し、下記のとおり教員研修を実施している。 ①企業講師を招いた研究会の実施や企業主催の研究会等への参加 ②企業と連携した人材育成研修プログラムの開発 ③企業と連携して開発したプログラムを活用し専門分野の最新知識の習得及び指導力の修得・向上を目的とした、 OJT(オンザ・ジョブトレーニング)の実施 ④指導力修得・向上を目的とした、全講師を対象とした指導方針研修の実施及び外部研修の受講推進 4.学校関係者評価 (学校関係者評価委員会の全委員の名簿) 平成26年7月31日現在 名 前 松代 隆子 木村 進 所 属 公益財団法人吉田秀雄記念事業財団 業務執行理事 安藤 秀一 櫻井 裕子 ㈱スワン社 代表取締役社長 堀田 康彦 ㈲藪蕎麦 代表取締役(地域) ㈱パジコ 代表取締役社長 ㈱シグナリー 代表取締役(卒業生) (学校関係者評価結果の公表方法) URL:http://ochabi.ac.jp/senmon 5.情報提供 (情報提供の方法) URL:http://ochabi.ac.jp/senmon - 4 - 授業科目等の概要 美術専門課程 デザイン・アート科 平成27年度 分類 必 修 ○ ○ ○ 選 択 必 修 授業方法 自 由 選 択 授業科目名 コミュニケーション 授業科目概要 産学連携を必須とし、学生がいかに社会 と円滑にコミュニケーションが取れるか を、企業への企画提案(プレゼンテーショ ン)を実践することにより学習していく。 イメージ 企画提案(プレゼンテーション)をする際 に必要となるアイディア等の情報の可視 化、その情報を提示する順序の編集等を 実践する手段として映像を利用し、アー カイブを行いながら学習する。 ウェブ WEB というメディアの特性、表現の可能 性を学ぶと共に、HP の企画、制作、編 集、運営、分析等を実践し、WEB サイトの 公開を通じてその効果を学習する。 ○ デッサン (イラストレーション) ○ フォトグラフ ○ グラフィックデザイン アイディアを即座に可視化し、そのビジュ アルによってクライアントとのコミュニケ ーションを実践として、円滑かつ効率的 に行う為のデッサンを体系的に学習す る。また、デッサンを基礎とした様々なイ ラスト手法も学習する。 写真の基礎知識を学び、実際の撮影か ら画像データの取り扱いまでのワークフ ローを実践する。これにより、WEB サイト やグラフィックデザイン、プロダクトデザ インの商品撮影等、プレゼンテーションツ ールの充実を図る。 デザイン全般の基礎知識及び基礎技術 を実技を通して勉強する。絵の描き方を 通してアイディアを形にする方法や、デ ザインの現場を想定した広告やグラフィ ックデザイン作品の制作、発想からプレ ゼンテーションまでのプロセスを学ぶ。 - 5 - 配 当 年 次 ・ 学 期 1 ~ 3 年 前 期 1 ~ 3 年 後 期 1 ~ 3 年 後 期 1 ~ 3 年 後 期 1 ~ 3 年 後 期 1 ~ 3 年 後 期 授 実 験 ・ 実 習 ・ 実 技 単 位 数 講 演 義 習 300 10 △ ○ 360 12 △ ○ 360 12 △ ○ 360 12 △ ○ 360 12 △ ○ 360 12 △ ○ 業 時 数 プロダクトデザイン 学生の考案する企画や商品案を実際に 繰り返し試作(プロトタイピング)すること により、物理的制約の越え方や優れた機 能性を学習し、更に改善点はないかを繰 り返し検証する。 キャリアデザイン (ポートフォリオ) 卒業後の進路を見据え、業界、職種紹 介とそのなり方、就職活動の方法や起 業方法など学生の多様なキャリアをデ ザインするための授業。 ○ グローイングワーク 学生個人の問題意識・興味関心に基づ き、その業種の概要を実践を通じて学 習し、表現の視点を広げるための授 業。 ○ スキルワーク 学生個人の問題意識・興味関心に基づ き、専門特化した技術指導を通じて表 現の幅を広げるための授業。 ○ ○ ○ 特別実習 デザイン・アートの制作の幅や視点を 広げることや、業界動向に併せて、臨 機応変に授業内容を設定し、実施す る。 ○ 国内文化研修 国内のデザイン・アートに縁のある場 所へ2泊3日の日程でフィールドワーク を実施する。 海外文化研修 学生の見識を高めるために、ヨーロッ パを中心に9日間程度の日程で美術館 等デザイン・アートに関する重要施設を 巡る。 デビューワーク 入学時からの学習の集大成として、卒 業後の進路を見据えながら進路決定 率を高める為の卒業制作に取り組む。 ○ ○ 合計 14 科目 - 6 - 1 ~ 3 年 後 期 1 ~ 3 年 後 期 2 ~ 3 年 前 期 2 ~ 3 年 前 期 1 ~ 3 年 後 期 1 年 前 期 1 ~ 3 年 後 期 3 年 後 期 360 12 △ ○ 360 12 △ ○ 240 8 △ ○ ○ 240 8 △ ○ ○ 90 3 △ ○ 60 2 △ ○ 180 6 △ ○ 60 2 △ ○ 3690 単位時間(123 単位)
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