会場:エステック情報ビル21階 会議室A (東京都新宿区) 主催:ドライマウス研究会 ◆プログラム◆ 講演1(10:00-11:00) 「唾液の質的検査の有用性」 ドライマウス研究会 代表 斎藤 一郎 ドライマウス診断における唾液量の検査は汎用されていますが、血液成分を反映する唾液の質的検査は非観血的・非侵襲 的な利点を有するにも関わらず普及していないのが現状であり、本講演ではドライマウス診療における有用性について紹介 します。 講演2(11:00-12:00) 「女性ホルモンとドライマウス」 新潟大学医歯学総合病院口腔リハビリテーション科 伊藤 加代子 新潟大学医歯学総合病院「くちのかわき外来」は、開設から12年を迎えましたが、患者の大半は更年期および更年期以降 の女性です。更年期症状に対する治療法の一つにホルモン補充療法(HRT)があります。HRTが口腔乾燥に与える影響に ついてはまだ見解の一致をみていないが、口腔の不快感を改善したという報告もあります。HRTと口腔の症状、および、当 科での取り組みについて紹介します。 休 憩 講演3(13:00-14:00) 「心の問題とドライマウス − 歯科医師のうつ知識 − 」 北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系保健衛生学分野 北海道医療大学病院医療心理室 松岡 紘史 ドライマウスは心の問題と密接に関連することが知られています。関連する心の問題はさまざまですが、その1つにうつ病が あります。うつ病がドライマウスの症状を悪化させるだけではなく、ドライマウスの症状がうつ病発症のリスクになる可能性も あります。本講演では、ドライマウス研究会と共同で行われた「歯科医師のうつ病知識に関する調査」をもとに、うつ病を見 逃さないために注意する事柄やうつ病を伴う場合の対応方法について解説します。 講演4(14:00-15:00) 「ドライマウス改善のための新たな対処法としてのビタミンDのジェルとタブレット」 ドライマウス研究会 代表 斎藤 一郎 ドライマウスは対症療法が中心となっていますが、ビタミンDの至適量の投与は様々な効果が報告されており、ドライマウス に対しても抗炎症作用だけでなく、粘膜の修復効果が期待出来ることから今回開発されたビタミンD含有の湿潤剤やタブレッ トの有効性について概説します。 協賛:株式会社分子生理化学研究所/株式会社First Health Japan ※講演内容は予告なく変更する場合があります。告知は研究会ホームページでお知らせ致します。 http://www.drymouth-society.com ※講演タイトルは仮題です。 ※本講習会はドライマウス研究会更新認定単位(10単位)として認定されます。 ※本講習会は日歯生涯研修事業に該当します。※個人情報保護の為、当日の写真ならびにビデオ 撮影はご遠慮ください。
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