あ か り 新 聞 2015年9月吉日 No.20 敬老の日の歴史 秋風が心地よい時節となりました ●としよりの日● (昭和22年) 平成27年度 京都府相談支援従事者初任者研修を受講しました。 いつもありがとうございます。あかりで働いて13年。職員も 徐々に増え定着してきております。 より良いサービスをお届けできるよう、個々のレベルアップ を目指し、職員一丸となって前進していきます。 今後とも末永くよろしくお願いいたします。 障害福祉サービス管理者 鶴谷 耕伺 相談支援の研修に2名で参加してきました。 障害者総合支援制度利用者の相談に応じ、助言や連絡調整等の 必要な支援を行うほか、サービス利用計画の作成を行います。 介護保険におけるケアマネージャーのような仕事です。少しでも 皆さまのお手伝いができるように、これからもがんばります。 宜しくお願いいたします。 訪問介護事業管理者 吉田 希和子 お知らせ 介護保険サービスの自己負担額が2割になります。 介護保険の利用者負担について、これまでは所得 にかかわらず一律にサービス費の1割としていまし たが、平成27年8月から、65歳以上の第1号被保険 者のうち、一定以上(単身で年金収入のみの場合、 280万円以上)の所得がある方にはサー ビス費の 2割を負担することになります。 自己負担額は負担割合証で確認できます。 要介護・要支援認定を受けた方は、毎年6~7月頃に、利用者 負担が1割の方も2割の方も、市区町村から負担割合が記さ れた証(負担割合証)が交付されます。 この負担割合証を介護保険被保険者証と一緒に保管し、介 護サービスを利用すると きは、必ず2枚一緒にサービス事業 所や施設にご提出ください。 兵庫県野間谷村の村長と助役が「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作り をしよう」という趣旨のもと、「としよりの日」を提唱しました。1年のうちで気候がよく農 閑期にもあたる9月中旬の15日をその日と定め、敬老会が開かれました。「9月15 日をとしよりの日にしよう!」という、県民運動が始まりました。この運動は、全国に広 がります。 ●老人の日●(昭和38年) ただ「としより」という表現が良くないと各地で議論が起こりました。 これを受けて、昭和38年、老人福祉法制定に伴い「としよりの日」は「老人の日」と して定められます。 ●敬老の日●(昭和40年) その後、「こどもの日」や「成人の日」があるのに『敬老の日』が無いのはおかし い!という声があがり、幾度となく政府への働きかけが行われた結果、「老人の日」 は、昭和40年に多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う「敬老 の日」として制定され、国民の祝日に加わりました。 平成13年、ハッピーマンデー制度の実施に伴い9月の第3月曜日へと移行しまし た。 長寿のお祝い 346 「還暦」から始まる長寿の祝いのことを、「年祝」とも言われ、長寿に達したことを喜び、それを記 念する儀礼で、日本古来のしきたりが今日まで伝えられているものです。 年齢 60 70 77 88 99 100 長寿歴 還暦 (かんれき) 古希 (こき) 喜寿 (きじゅ) 米寿 (べいじゅ) 白寿 (はくじゅ) 百寿 (ももじゅ) 由来 生まれた年の干支に還るから 祝い色 赤・朱 唐の詩人、杜甫の「人生七十年古来稀なり」の一節から 紫・紺 「喜」の草書体が七を三つ書くことから 紫・紺 「米」の字を分解すると八十八になることから 黄 「百」から「一」を取ると「白」になるため 白 文字通り「百」だから。「百賀(ももが)の祝い」とも言う ※他にも緑寿(66歳)傘寿(80歳)卒寿(90歳)などもあります。 災害前の備えチェックリスト 2015年も早いもので、残り3ヶ月とちょっととなりました。今 年を振り返ると、最近では台風18号の上陸で栃木県と茨城県、 宮城県に大雨特別警報が出され、鬼怒川が決壊し、大きな災害 となりました。熊本県の阿蘇山の噴火も起こりました。 5月にも箱根山の火山活動の活発化、6月は鹿児島県の口永良部島が噴火、8 月は台風15号の瞬間最大風速が71mを記録したりと、日本各地だけでなく世 界でも地震や洪水、熱波などの自然災害のニュースが報告されています。 災害はいつ起こるかわかりません。この機会をきっかけとして、 災害時の自力での避難が難しい方への支援や安全対策、備えにつ いて改めて確認し、役立てて頂ければと思います。 飲料水 非常食 現金・貴重品 懐中電灯 服薬中の薬 携帯電話 ティッシュ ウエットティッシュ 携帯ラジオ マスク 衣類(下着) 保険証のコピー 防災の日(9月1日) 雨具 オムツ 眼鏡 大正12年9月1日、関東大地震が発生しました。関東大地震を忘れない為にこの日に制 定された防災の日。地震はもちろんのこと、台風による影響などのことも身近なことと 考えて日頃から非常持ち出し袋を準備しておく、ハザードマップで身近な避難場所を確 認するなど災害に備えておきましょう。 救急の日(9月9日) 厚生省が1982年に制定。救急業務や救急医療について一般の理解と認識を 深め、救急医療関係者の士気を高める日です。救急の日を含む9月4日から 10日までの1週間を「救急医療週間」と定めています。 災害への備え 災害が発生したら、まず、「自分の命は自分で守る(自助)」が基本です。 そのためには、日頃から住宅の耐震化、家具の転倒防止、非常持ち出し袋の準 備等、可能な範囲で災害に備えておく必要があります。そして、災害発生直 後、避難行動の中心となって活動していただくのは自主防災組織を中心とした 地域の人たちです(共助)。迅速な避難行動支援を進めるためには、日頃か ら、ご近所付き合いや行事への参加などを通して、地域の方同士の交流を図 り、遠慮なく連絡し合える関係づくりがとても大切です。 災害時要配慮者とは 地震や豪雨などによる大規模災害が発生した時、発生する恐れがある時に高齢 者、障害者、乳幼児等の自力での避難が困難であり、地域のみなさんの支援が 必要であるとして、市地域防災計画に定められた方をいいます。 具体的には… 重度要介護者(要介護3~5の認定者)のうち居宅介護者、65 歳以上のひとり暮らしの高齢者、身体障害者手帳1級又は2級の 交付を受けている在宅の方、療育手帳Aの交付を受けている在宅 の方、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている在宅の方、特 定疾患治療研究事業費助成認定を受けている在宅の方などが対象 となります。 用意しておきたいもの お薬手帳 家族等の連絡先を書いたもの あると便利な物 ゴミ袋 防寒着 手袋 ライター 地域ケア会議について 9月10日(木)第8回一橋学区地域ケア会議(場所:洛東園)に出席しました。洛東地域包括支援 センターの進行により、消防署、福祉事務所、社会福祉協議会、民生委員、老人福祉委員、居宅 支援事業所等多数の集まりでした。4エリアに分かれて、町内の集合場所・避難場所、経路の確認 等話し合いました。各学区で開催されていると思いますが、地域で顔の見える関係を築き、連絡網 を固めることが大切と学びました。(鶴谷) 高齢者や障害者などの支援に限らず、災害時には人とのつながりが気持ちの上でも大きな力になります。「あの 時ああしておけば良かった」と後悔しないためにも、普段からの備えと地域参加をしておきましょう。 『ケアサービス あかり』の連絡先はこちら 〒605-0981京都市東山区本町12丁目224番2 ●東山泉小学校 TEL:075-533-4934(ヘルパー室) TEL:075-533-4935(ケアマネ室) FAX:075-533-4939(ヘルパー・ケアマネ共通) mail:[email protected] 災害だけに関わらずあらゆる不安を少しでもなくすためには何 でも備えは大事だなと改めて感じました。これから冬へと季節 は移ろいでいきます。寒さに対する備えもそろそろ必要です ね。お堅い話が続いたので写真は今年の夏の親睦会の様子で す。また次号は年末です! 編集担当:浅井
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