APPENDIX

◆サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)について
SANTOMI INC.
高齢者の居住の安定を確保するために、バリアフリー構造等を有し、
介護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供します。
高齢者の居住の安定を確保することを目的として、バリアフリー構造等を有し、介
護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供する「サービス付き高齢者向け
住宅」の都道府県知事への登録制度を国土交通省・厚生労働省の共管制度として創
設しました。
【登録制度の概要】
■登録基準
・住 宅:床面積(原則25㎡以上)、便所・洗面設備等の設置、バリアフリー
・サービス:サービスを提供すること(少なくとも安否確認・生活相談サービスを提供)
・契 約:高齢者の居住の安定が図られた契約であること
:前払家賃等の返還ルール及び保全措置が講じられていること
■事業者の義務
・入居契約に係る措置(提供するサービス等の登録事項の情報開示、入居者に対する契約前の説明)
・誇大広告の禁止
■指導監督
・住宅管理やサービスに関する行政の指導監督(報告徴収・立入検査・指示等)
出典:国土交通省ホームページ
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◆住所地特例について
東京都内市区町村居住の要介護者が、他県のサ高住に入居したと
しても東京都市区町村の介護保険対象です。
▼介護保険住所地特例適用・変更・修了届
※これまで住んでいた住所地の区市町村の介護保険に引き続き加入
することが、住所地特例の制度です
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◆行政の課題
医療・介護一体型の「サ高住」により、見守りや孤独死の課題解決
を狙います。
■高齢者の見守り等に関する現状・課題
東京23区における一人暮らしで65歳以上の人の自宅での死
亡者数は、平成19年から4年連続で2千人を超えている。
■都内の高齢者見守り活動の現状
①
②
自治会・町会・民生委員・ボランティア などによる
声掛けなどによる安否確認
シルバー交番の設置を支援
(平成24年現在、10区市町村、30地区)
出典:都監察医務院
■高齢者の見守り体制に向けて
医療と介護を融合させたサ高住に居住する事で、見守りの
合理化と孤立死の予防が期待できる。
出典:東京都医療・介護連携型サービス付き高齢者向け住宅事業の概要
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◆要介護者の課題
要介護認定者は年々増加の傾向。
要介護者において、医療の充実は最重要課題。
■要介護認定者は2.44倍
(平成12年4月と平成24年4月の比較)
▼要介護度別認定者数の推移
■訪問診療を提供している医療機関の数も十分
とは言えない
■医師との連携が取れていない
・ケアマネージャーと医師との連携不足
出典:介護保険事業報告状況 月報
▼訪問介護を実施している医療機関
出典:厚生労働省「医療施設調査(静態)」(平成23年)
介護給付費実態調査(平成23年)
出典:居宅介護支援事業所及び介護支援専門員の実態調査に関する報告書(平成21年度)
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◆介護事業者の課題
介護労働者は低い賃金、介護事業者は人材確保難、介護当事者は医
療に関する不満などの課題があります。
■介護労働者・事業者に関する指摘
・現在の介護報酬水準では十分な賃金が支払えない
・十分な賃金が支払えないため、定着率が低い
▼職業別有効求人倍率(2012年)
▼介護サービス事業を運営する上での課題
出典:厚生労働省「平成24年度職業安定業務統計」
出典(財)介護労働安定センター「平成23年度介護労働実態調査」
■地域包括センター※においても医療機関との連携
が不十分
※註:地域包括支援センターは、市町村が設置主体となり、保健師・社会福祉士・主任介護支援
専門員等を配置して、3職種のチームアプローチにより、住民の健康の保持及び生活の安定のた
めに必要な援助を行うことにより、その保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援すること
を目的とする施設である。(介護保険法第115条の46第1項)
出典:平成24年度、地域包括支援センターの業務実態に関する調査研究(三菱総研)
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◆高齢化の推移
2040年には、65歳以上の人口割合は36.1%。
高齢化の推移と将来推計
14,000
45
12,000
40
35
10,000
30
8,000
25
6,000
20
15
4,000
10
19歳以下人口
20~64歳人口
65~74歳人口
75歳以上人口
2060年
2055年
2050年
2045年
2040年
2035年
2030年
2025年
2020年
2015年
2010年
2005年
2000年
1995年
1990年
1985年
0
1980年
5
0
1975年
2,000
1970年
(%)
高齢
化率
(65歳
19歳以下人口 20~64歳人口 65~74歳人口 75歳以上人口
以上
人口
割合)
3,846
4,150
309
107
4.9
3,883
4,646
338
139
5.3
3,781
5,109
376
164
5.7
3,648
5,650
434
189
6.3
3,432
6,295
516
224
7.1
3,517
6,786
602
284
7.9
3,578
7,056
699
366
9.1
3,501
7,353
776
471 10.3
3,249
7,590
892
597 12.1
2,857
7,861
1,109
717 14.6
2,596
7,873
1,301
900 17.4
2,409
7,752
1,407
1,160 20.2
2,287
7,497
1,517
1,407
23
2,176
7,089
1,749
1,646 26.8
2,015
6,783
1,733
1,879 29.1
1,849
6,559
1,479
2,179 30.3
1,698
6,278
1,407
2,278 31.6
1,562
5,910
1,495
2,245 33.4
1,467
5,393
1,645
2,223 36.1
1,386
4,978
1,600
2,257 37.7
1,297
4,643
1,383
2,385 38.8
1,199
4,368
1,225
2,401 39.4
1,104
4,105
1,128
2,336 39.9
1965年
(万人)
1960年
(万人)
1955年
1950年
1955年
1960年
1965年
1970年
1975年
1980年
1985年
1990年
1995年
2000年
2005年
2010年
2015年
2020年
2025年
2030年
2035年
2040年
2045年
2050年
2055年
2060年
(万人)
1950年
(万人)
高齢化率(65歳以上人口割合)
出典:2010年までは総務省「国勢調査」、2015年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」
の出生中位・死亡中位仮定による推計結果
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