平成27年 7月 第134号 新会社設立について 当社では、本年4月に新しい会社を登記設立いたしました。本 件について出来る限り多くのお客さまに直接伺い、会社設立の経 緯などご報告・ご説明させていただくべきではありましたが、諸 事情により全てのお客さまを訪問することが出来ませんでした。 この場をお借りして、お詫びを申し上げます。このことから今回 発行の当社機関誌「ESC情報」にて、新会社設立の経緯概要に ついて以下に書かせていただきます。ご一読賜りたく、よろしく お願い申し上げます。 北海道電気技術サービス㈱ 今から30年以上前になりますが、当社では、主に北海道に 代表取締役 安保 均 おける業務量が減少する冬期間になると、毎年のように多くの 社員が本州の大手メーカーに工場の継電器・配電盤の試験応援や変電所・発電所の現地調整試験 応援などの業務のため、出張していました。 この繋がりにより、当社には各メーカーの技術を習得し、日常の業務に活かしているベテラン 社員も数多く在籍しています。特にメーカーの中では、株式会社東芝様(主に府中工場)とのお 付き合いが深く、同社の協力会社の一員(略称『北技サ』 )として、現在も様々な業務についてご 依頼をいただいております。 近年になりますと、おかげ様で当社の最も重要なお客さまである北海道電力様による業界への 作業発注の通年化(平準化)のご配慮により、冬期間においても物件のご発注をいただくことが 多くなりました。このため、当社における本来業務(北海道の電力の安定供給、設備保全に寄与) の遂行に専念するため、止むを得ずメーカーからの業務応援依頼をお断りすることが多くなって おりました。 このようなメーカーとの関係でありましたが、昨年来より当社に対して北海道苫小牧のメガソ ーラー設備の保守業務をはじめ、全国レベルでのパワーコンディショナ、電力系プラントなど現 地試運転調整の応援、さらにUPSなど電力変換装置の試験応援など、例年より多くの業務を依 頼したいとの打診を受けました。 しかし、これらの応援依頼に全面的に対応した場合、当社の人員的制限から当社の本来の業務 (前述)に少なからず影響を与えることが想定されました。そこで、この課題をクリアするため、 メーカーから受注した業務を遂行するための新会社設立を検討し、本年4月に当社の100%子 会社として「東日本フィールドエンジニア株式会社(以下、東日本FE)」の登記を完了いたしま した。 -1- 平成27年 7月 第134号 東日本FEの役員は、代表取締役社長(非常勤)に安保均、代表取締役副社長(共同代表・常 勤)は福盛聡(元当社技術部長)がそれぞれ担務いたします。社員構成は、当面10名程度を予 定していますが、当社からは福盛以外の社員移籍などは一切行わず、すべて全国への新規募集に より行います。 なお、東日本FEの事務所は、同社の営業活動が軌道に乗るまで当社が以前から所有している 苫小牧市あけぼの町の土地と事務所を賃貸することとし、極力間接経費を抑えるべく、実働部隊 主体の会社となります。 今回の新会社設立は、メーカーからの業務のご依頼を積極的に受注するべく起案したものでは ありますが、併せて今後多様に変化することが想定される電力関連業界の環境変化に対応するた め、全国の大手メーカーの高い技術力を少しずつでも吸収していくことが極めて重要と判断した ためです。 東日本FEは、当社の従来からの本来業務をおろそかにせず、大手メーカーの様々な新技術の 習得を行いながら、将来的には、北海道電力様の電力安定供給に関わる設備の維持保全に微力な がらもお手伝いして参りたいという思いで立ち上げた会社です。 また、当社と東日本FEは親会社、子会社という関係ではなく、社名こそ違いますが、一体の チームであります。東日本FEの存在は、当社にとっても、将来の技術基盤の強化と経営基盤の 安定化に貢献するものと確信しております。 当面、東日本FEは、日頃より当社をご愛顧いただいております多くのお客さまとの接点は殆 どないと存じますが、東日本FEの従業員を始め、当社も東日本FEの成功に全力を尽くす所存 でありますので、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 -2- 平成27年 7月 第134号 何気ない日々に感謝 日々の生活は家庭での営みと会社へ出勤して担当する仕事 の繰り返しで過ぎて行くことがほとんどです。 当然ながら特段に異変が無ければこの繰り返しが「幸せ」 であると思いますが、通常は何の変化もなく平凡で、場合に よっては「つまらない」と思うこともままあると思います。 この、何の変化もなく平々凡々の連続こそが貴重な日々で あり、大切であることを意識しましょう。 世の中には災害や戦争などの異変で普通の日々を過ごせな くなり「昔は良かった」と言う事を新聞やテレビのニュース で目にする事があります。何気ない日々と時間を意識し、大 北海道電気技術サービス㈱ 取締役会長 切に過ごしたいものです。 向井 隆 さて、海外の旅先でのこととなりますが、ホテルで翌日の飛行機の出発予定を調べていたら、 意外に早い便でした。そこでホテルのフロントで空港までの交通手段を尋ねると、目的の便に間 に合うシャトルバスが有るとのこと。早速予約をお願いしました。 翌朝は上記のことより早めにフロントで精算を済ませ、シャトルバスの待合場所で待機をして いました。私を含め5名程がそこで待っていたでしょうか。程なくしてバスが到着し、運転手よ り「Mr. Mukai !!」と呼ばれましたので、返事をしてバスに乗り込みました。他の2名も同様に 呼ばれてバスに乗りました。しかし、残りの2名は呼ばれません。残った2人は「同じ空港に行 くので乗せてくれ」と言って頼んでいるようでしたが、運転手は「予約されていないのでこのバ スには乗せられない」と言いドアを閉め、次のホテルの乗客を拾いに向かいました。そこで3名 程乗せて出発しました。しかし間もなく運転手に無線で連絡があり、最初に私達が待っていたホ テルに戻り、先ほど乗車を断った2名を改めて乗せて空港に向かいました。 想像ですが、バスに乗れず残された2名の方は、乗車を断られたことで慌ててフロントへ行き、 事情説明したのでしょう。フロントからシャトルバスの運行会社に連絡し、そこから運転手に指 示が伝わり、その結果最初のホテルに戻り乗客を拾い空港に向かったということなのでしょう。 誰が判断し、指示・命令し、実行に移すのか。また、どのように規律を守り実行するのか。確 実なのは先の手順となりますが、非常に面倒で対応が遅れてしまいます。 現場でバスの運転手が勝手に誰を乗せても良いと放っておくと拡大解釈してバスを私用に使う ことも考えられるでしょう。読者の貴方はどちらが良いと思いますか。 私はバスの運転手を信頼し、全てを任せること。そして運転手はその期待に応え着実に任務を 果たすことが大切と思います。 当社でも、当然ながら仕事でお客様に接します。その時には先ず出来るだけお客様の意向に沿 って仕事を完成し、その後帰社してから必要事項を報告し、善処するのが良いと思います。勿論、 物事には例外は付きものであり、現場では判断出来ない程度の大きな事項は上司と相談するべき 事は当然ですが・・・。 日本では常識や当たり前の事が、国によっては当たり前でないことがあり、余程の注意が必要 になります。 常に常識は当たり前と思わず相手の立場を「慮(おもんぱか)る」ことが当たり前に出来る、 日本の良さを意識し、現在を生きる私共で維持してゆきましょう。 -3- 平成27年 7月 第134号 東日本フィールドエンジニア株式会社設立について 私事ではありますが、去る5月31日をもって北海道電気 技術サービス株式会社を退職いたしました。 思えば入社してから36年間の長きにわたり、公私共に一 方ならぬお世話になりました事をこの場をお借りして、まず は厚く御礼申し上げます。 今後は、今まで積み重ねてきた知識や経験を活かす場とし て、北海道電気技術サービス株式会社の子会社として設立さ れた「東日本フィールドエンジニア株式会社」でメーカーの プラントなどの現地調整試験業務や保守メンテナンス業務 東日本フィールドエンジニア㈱ を代表取締役副社長として取り仕切ってまいります。宜しく 代表取締役副社長 福盛 聡 お願い申し上げます。 さて、今回設立されました新会社について簡単ではありますが私なりに説明いたします。 昨今、太陽光発電・風力発電・地熱発電など自然エネルギーを活用した発電が普及拡大してき ております。発電規模に応じたプラントの設計と導入、また、安定的な電力の供給に向けた蓄電 池施設などの新技術を用いた設備の導入も進んできております。 ただ、プラント規模の大小や発電施設の種類、立地条件などにより、安定的な送配電を行うた めの設備には、それぞれに違いがあります。そして、その設備の試験運転や調整運転、動作確認 や保守メンテナンスに従事する専門的知識を持った技術者は、日本国内においては不足している というのが現状です。 そこで、これまでに培った経験を活かし、国内・海外にある電力設備等の「現地調整試験」を 行い、ノウハウや経験値を蓄積する技術者を北海道で育成し、高度な技術を提供できる会社とす ることを目的に東日本フィールドエンジニア株式会社を設立しました。 北海道電気技術サービスを退職し、子会社の運営を任される事での不安も無いとは言えません が、皆様から信頼頂ける技術者を育成できる様、各メーカー様の指導を受けながら色々な経験を 積み、初心にたちかえり電力の安定供給に寄与できる様、一生懸命努力してまいる所存です。今 後とも従来同様ご指導ご支援を仰ぎたく謹んでお願い申し上げます。 東日本フィールドエンジニア株式会社メンバー -4- 平成27年 7月 第134号 去る6月9日、10日の両日、北海道電力株式会社 催により開催された「平成27年度 旭川統括電力センター変電グループ殿主 変電保護制御システム研修会」に、本年度も講師として参 加させていただきました(弊社からもう1名講師として鶴野が参加しました。また、営業部の田 村も受講生として参加し、他の研修生と同様に真剣に取り組みました)。 私は、平成23年に初めて講師として参加させていただき、今年で5回目となります。1回当 たりの研修参加者が10名前後ですので、延べ50数名の方とこの研修で過ごしていることにな ります。 研修内容は、ケーブル接続図の基本設計(何を元にどの様に設計をするか) 、ケーブル接続図の 確認として系統図の作成、設計上の注意点、解説といった内容で進めております。 実際に必要となる知識の全てを2日間で講義するのは時間的に大変厳しいため、大半の時間を 実習にあて、その中でどこを調べれば良いか、どの様に考えれば良いか、検討しながら習得して いただけるよう気を配りながら行いました。 私自身として人に何かを伝え、理解してもらうという事は常日頃より難しい事と思っており、 私の不得手なところであります。しかし、この研修に講師として参加させていただき、年々私の 不得手なところも少しずつではありますが克服できているのではないかと思っております。 今後もこの研修を通して、より多くの若手社員の皆様方と交流を深めながら日常業務のお手伝 いが出来ればと思います。 最後になりますが、今年も講師として呼んでいただきました、変電グループ グループリーダ ー竹田様、副長久米様、副主幹佐々木様及び旭川統括電力センター変電グループの皆様に感謝申 し上げます。 *ついつい講習で言ってしまい、後から良く解説をする言葉。 ()内は解説を記載しています。 ドライ接点(無電圧接点) 、パラ(並列)、シリーズ(直列)。 CTの絞り、向き(「制御技術の手引き」参考資料 参17~20) 。 技術部 電力システム1課 -5- 畠山 耕一 平成27年 7月 第134号 昇柱訓練を実施しました 「補助ロープ、よし!」 5月の青空に渇いた声が響く。 5月25日に新人社員(入社3年目まで)を対象とした、昇柱訓練を実施しました。 当日は天候にも恵まれ、折出卓弥・今熊僚一・福田瞬・畑山洸平・菊地佑紀・桶山和希・小島 涼の7名が、講師の厳しい指導を受け、訓練に(冷や)汗を流しました。 座学で安全帯に関する取扱いや法律の説明を受けた後、札幌電気工事共同組合殿制作の「無墜 落昇降柱法」DVDを視聴しました。その後、当社敷地内訓練用電柱を使っての実技訓練を行い、 基本動作の遵守と声だし・声掛けを徹底させると共に、安全監視者の訓練も同時に行いました。 続いて、倉庫の梁を利用して、フルハーネス型安全帯を着用した宙吊り体験も実施しました。安 全帯を付けていても、2m落下した場合にかかる衝撃は約900kgになり、これはボクシング のヘビー級チャンピオンクラスのMAXパンチと同じだそうです。 参加者の感想は、 「基本動作の大切さを再認識できた」 「去年の訓練よりうまく昇柱できた」 「初 めて電柱に昇ったが、想像以上に体力を使い恐怖心を覚えた」など、いろいろでしたが、多少な りとも昇柱技能の向上に役立ったと感じましたので、来年以降も継続して実施して行きたいです。 昇柱訓練の様子 (講師:山口英輝、西村和博(記) -6- 平成27年 7月 第134号 当社工場見学実施について 去る6月16日に北海電工協力会札幌支部殿主催の工場見学会が行われ、当社工場も見学コー スの一部として協力会の会員各社の方々に見学をしていただきました。 この工場見学会は、午前中に千歳市の星光社様、午後に江別市の当社工場、そして札幌市内の 北電配電系統グループ様の見学ということで、短い時間の中で多くの見学先を回る行程であり、 参加された方々もさぞ大変であったのではないかと思います。 さて当社では、会議室で当社の概要の説明と簡単な質疑を行った後、参加者を2班に分け主に 配電製品を扱う工場内のエリアを見学していただきました。 発変電所内で使われる各種制御盤や遠方監視制御装置、柱上子局装置などは一般需要家の方々 からすると馴染みのない製品ですが、電力の安定供給を行う上で重要な役割を担っているものと なります。今回参加された方々は、これら配電製品を実際に設置工事する業務に携わっている方々 と聞いております。日頃より工事で取り扱っている製品がどのような環境で製造、試験、出荷さ れているかについて少しでも理解を深めていただき、その結果、より一層電力の安定供給に繋が ればうれしく思います。 限られた時間の中での見学会であったため、説明が至らなかったところや、質問を受けきれな かったところもあったかと思います。次回このような見学会が当社で行われる場合には、今回の 反省点を活かし、より良いものにしていきたいと考えております。 工場見学先として当社を選んでいただきました、北海電工協力会札幌支部事務局の皆様にもこ の場をお借りして感謝申し上げます。より一層電力の安定供給に向け努力してまいりますので、 今後とも宜しくお願い申し上げます。 業務管理部 向井 潔 会社敷地内ゴミ拾い 5月11日に会社清掃活動の一環として、敷地内のゴミ拾 いを行いました。江別市に本社を移転後、毎年雪解け時期に 合わせ本行事を行っております。 当日は、朝礼前の8時から出勤している社員に集まっても らい、皆で協力して社屋周辺のゴミを拾い集めました。 当社の敷地の外周部は景観を考慮し緑地帯としており、そ こを中心にして行いました。 立地的に人が頻繁に往来するような場所ではないことや、 日頃から清掃をしっかりと行っていることもあり、ゴミはさ ほど落ちてはおりませんでした。それでもどこから出てきた のか、多少なりともゴミは落ちておりました。 ゴミ拾いが終わってからは通常業務になりますが、清掃活動を終えてからの業務は、心なしか 晴々とした気分になります。 今後とも当社一丸となって、環境美化に努めてまいりたいと思います。 総務課 山崎 利幸 -7- 平成27年 7月 第134号 今年も花壇の整備を行いました 当社の正面玄関は野幌総合運動公園へ向か う道路に面しており、そこには花壇を設けて あります。毎年恒例ではありますが、今年も 新しい花の苗を植えました。 赤いサルビア、橙や黄色のマリーゴールド、 白とピンクのベゴニアといった花々が、6月 初夏(原稿執筆時点)の日差しを受けて、元気よ く咲いています せっかくの花をただ咲かせるだけではもっ たいないということで、総務課の石﨑がここ 数年知恵を絞ってデザインを考え、花を配置して 写真1:造成中の花壇 います。今年は赤いサルビアで文字や模様をあしらっております。(写真1参照) 今回のデザインは、当社のロゴである「ESC」を上段に据えており、右下の「44」の数字 は、当社が今年44周年ということをあらわしています。(写真2参照) 石﨑よりのコメントを以下に紹介します。 散歩やランニング中の方達から、「きれいに咲きましたね」「今年も見事ですね」と、 声を頂いておりまして、来年の花壇の構想に、早くもプレッシャーを感じている次第です。 皆さんの目を楽しませることができれば幸いです。 工場見学などでお立ち寄りの際には自慢の花壇についても見ていただけると幸いです。 写真2:完成した今年の花壇 「サービス」に対する心掛けは、通常業務外の社屋周辺の環境整備にも表れていると自負してお ります。 総務課 小林 正幸 -8- 平成27年 7月 第134号 いつも大変お世話になっております。 フルーク製品担当 営業部の福田と申します。 弊社はフルーク特約店として、長年フルーク製品を販売してお り、多くのお客様に手に取っていただいております。 また、弊社ではフルーク製品の修理・校正のご注文も承ってお ります。すでに保証期間を過ぎている製品につきましては、残念 ながら修理・校正の対応ができない場合もございますが、まずは ご相談ください。 デジタルマルチメーターコンボキット 87-5/E2 KIT フルーク製品本体だけでなく、アクセサリ単品での購入も可能です。気になる製品の問合せや ・ ・ ・ カタログ請求等ございましたら、まずは私どもにご連絡ください。皆様のご期待にお応えできる よう努力いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 フルーク製品担当 営業部 NEW サーモグラフィー 第1位 デジタルマルチメーター 87-5 第2位 デジタルマルチメーター 170 シリーズ 第3位 クランプメーター 772 第4位 サーモグラフィー Ti シリーズ 第5位 デジタルマルチメーター 28Ⅱ(防水・防塵タイプ) Ti400 高画質で使いやすく、壊れにくい。 レンズや三脚等 アクセサリも多数ござい ます! http://www.hesc.co.jp/ クランプメーター 772 Fluke-770 シリーズは、工業 計器の信号として使用される 4-20mA DC 電流信号を高確度 で容易に測定できるクランプ メーターです。 -9- 福田 未幸 (コンボキット含む) 平成27年 7月 第134号 夏日という言葉が多く聞かれるようになり、北海道で一番気候の良い時期を迎えている訳であ りますが、私、真夏日より夏日が非常に大好きであり、夏日と聞くと仕事終わりにビールを購入 し、自宅で日頃の発泡酒からホップ酒に切換え美酒をたしなんでおります。 昨今、世の中でドローンなる物が急に話題となり、今後の発展にも非常に興味がありますし、 私含めヘリコプターや飛行機を飛ばすラジコン愛好家としては、迷惑な行為がまだ増えるのか、 規制がどの程度かかってくるのか、非常に心配しているところであります。 ニュースで、官邸や祭事の場所に落ちてしまったドローンの映像をご覧になったと思いますが、 あれはオモチャの中のオモチャ程度の物であり、未熟者が誤操作で、落ちるべくして、落として しまった、非常にお恥ずかしい行動であると判断します。 近年、モーター・ジャイロ(安定装置) ・制御装置、そして電池が非常に発達し、初心者でも簡 単に浮かせる事ができ、安易に飛行させられると勘違いしている訳であります。 その上、小型で高性能な電池(リチウムポリマー)の登場により、内燃機関を電動パワーが上 回ってしまい、安定した強大なパワーを簡単に手に入れる事が出来ております。 現在はラジコン会も競技会、個人含め電動が主流となっておりますので、今後も更に普及して 行くと思われます。 そこで皆様に気をつけて頂きたい事がひとつ。 普段の生活の中で万が一、大型のドローン等が落ちてきた場合、近づいて触れることは絶対に しないで下さい。 ラジコン会の競技会等に参加するには消火器持参が条件であり、電動の機体が墜落した時に想 像以上の火災と爆発が発生しているのが事実であります。 今年も真夏日ではなく夏日が多くなりますように・・・・・・・・ 仁木 満則 情報NO.134 夏季号 発行所 北海道電気技術サービス株式会社 〒069-0832 北 海 道 江 別 市 西 野 幌 1 2 0 - 8 TEL(011)384-8888 FAX(011)384-8889 http://www.hesc.co.jp e-mail:[email protected] 発 行 者 向井 隆 編 集 者 業務管理部 - 10 -
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