短資取引約定確認システム 端末操作マニュアル (受託信託端末) 短 資 協 会 短資取引約定確認システム管理本部 ―――目 次――― Ⅰ.はじめに ............................................................................................................................................. 1 (1)本システムの目的 ..................................................................................................................... 1 (2)取引フロー .................................................................................................................................... 2 (3)システム機能/概要................................................................................................................. 4 (4)装置構成 ........................................................................................................................................ 6 Ⅱ.本システム使用上の留意点 ....................................................................................................... 8 Ⅲ.本システム運用時間 ................................................................................................................. 10 Ⅳ.本システムの起動から終了まで ............................................................................................. 11 (1)システムフローチャート ................................................................................................... 11 (2)Windows の起動 .................................................................................................................. 12 (3)本システム(メインメニュー/メンテナンスメニュー)の起動 .................. 14 (4)取組帳票の出力 ...................................................................................................................... 18 (5)オンライン照会 ...................................................................................................................... 19 (6)照会画面における帳票見本 .............................................................................................. 20 (7)取組帳票見本 ........................................................................................................................... 23 (8)本システム(メインメニュー/メンテナンスメニュー)の終了 .................. 26 (9)Windows の終了 .................................................................................................................. 27 Ⅴ.システム設定 ................................................................................................................................... 28 (1)ユーザ権限設定/パスワードの取扱い....................................................................... 28 (2)端末情報バックアップ ........................................................................................................ 49 (3)マスタメンテナンス............................................................................................................. 55 (4)端末APバージョンアップ .............................................................................................. 58 Ⅵ.外部入出力 .................................................................................................................................... 61 Ⅶ.障害時の対応 ................................................................................................................................ 66 (1)通知帳票再送照会 ................................................................................................................. 66 (2)PDFファイルによる再印刷.......................................................................................... 68 (3)約定確認情報再送照会 ........................................................................................................ 68 (4)受信端末設定 ........................................................................................................................... 70 Ⅰ.はじめに 本マニュアルは、今般の短資取引約定確認システム(以下、本システム) 更改に伴い、端末操作の基本事項を取り纏めたものです。 (1)本システムの目的 本システムは日本銀行当座預金決済のRTGS(即時処理)化に呼応し、 コール取引における約定内容の確認および資金決済情報伝達の迅速性や正 確性といった参加者のニーズに的確に対応することを目的とし、2001 年1月4日より運用を開始いたしました。具体的な効果としては、①約定 確認業務の迅速性と事務負担軽減、②決済口座、決済時間等情報の連絡、 ③約定確認データの自社・自行システムとの電子的な照合等が挙げられま す。 1 (2)取引フロー ① 有担保コール(例:オファービッドディーリング/ブローキング) 2 ② 無担保コール ③ 日中コール(例:ディーリング/ブローキング) 3 (3)システム機能/概要 〔約定確認データの流れ〕 投信会社 相手方 確 認 確 認 作業 取引内容 作業 ④確認サイン入力 取組 約確 約確 ↑ 端末 端末 ④確認サイン入力 確認書 帳票 確認 ↑ プリンタ プリンタ ③データ送信 ⑤確認済データ送信 ⑤確認済データ送信 (⑥成立データ) ⑥成立データ 約確センタ 受託信託 取組 帳票 約確 端末 ⑥成立データ ↑ ⑥成立データ プリンタ ②送信 短資会社 約確 伝票 端末 ①入力 取組 プリンタ → 帳票 ① 短資会社が約定確認データを入力します。 ② 短資会社が約定確認データを約確センタに送信します。 ③ 送信された約定確認データは約確センタから参加者端末(投信)に配信 されます。 ④ 参加者端末(投信)より OK もしくは NG の約定確認サインが入力され ます。 4 ⑤ 参加者端末(投信)より確認された約定確認済データが送信されます。 ⑥ 参加者(受託信託)と短資会社、配信を希望する投信に帳票が出力され ます。 5 (4)装置構成 約確センタと接続し、業務を運用するために必要な端末装置の構成とその概 要は以下のとおりです。 システム端末装置構成 システム端末装置概要 項番 装置名 1 端末 2 プリンタ 3 4 5 ルータ DSU IP-VPN または専用線 概要 ノートPC ・ 15.6型ワイドTFTカラー液晶 ・ DVD-ROM内蔵 (端末システムのインストール時に使用) ・ USB(3.0)ポート内蔵 ・ ギガビットイーサ対応LANポート内蔵 ・ スピーカー内蔵 帳票印刷用 (帳票はA4用紙を使用) 約確センタ及び自行・庫・社システム接続用 回線終端装置 約確センタと接続するための回線 6 注)(自行・庫・社システム接続利用参加者様のみ) 自行・庫・社システムと接続して利用する場合は、あらかじめ短資協会 へお届出願います。 本システムのルータの「通信速度・通信モード(Speed/Dupl ex)」設定は「Auto/Auto」となります。 また、自行・庫・社側のネットワーク設定・機器を変更される場合、約 確センタの問い合わせ先まで事前にご連絡願います。 7 Ⅱ.本システム使用上の留意点 (1)ルータ電源 常時稼働状態としておいてください。ただし、ビル設備の電気絶縁試験等に より停電がある場合は過電流による故障を防止するため、ルータのほか各機 器について事前に電源を切断、営業日朝までに電源の投入をお願いいたしま す。 また、約確センタ側で回線の監視を行っているため、ルータ電源切断の予定 がある場合は、事前に約確センタまたは短資協会までご連絡ください。 (2)他のソフトウェアの組み込み(インストール)禁止 約確システムの安定稼働を維持するため、他のソフトウェアのインストール は禁じております。 (3)端末故障時の申告 端末が故障とみられる場合は、約確センタまたは短資協会にご連絡ください。 端末機の故障時保守については短資協会が一括してNTTデータに保守委託 しており、故障機器は原則、代替機器と交換する形で対応いたします。 なお、明らかに回線故障とみられる場合は、約確センタにご連絡ください。 (4)回線・端末設置場所の変更 端末を別の場所に移動させる必要がある場合は、事前(1~2か月前)に短 資協会へ届け出てください。端末に係る移設工事については、短資協会が一 括してNTTデータに委託する形で対応いたします。 (5)消耗品管理 プリンタ用紙(A4)、プリンタトナーの欠乏が生じないように管理をお願 いいたします。 (今回のプリンタは、トナーの寿命時期が近づいても警告メ ッセージ等は表示されません。用紙の縦方向に白いすじが入ったり、印字 のかすれやムラが出た場合、交換の目安にしてください。) プリンタトナーは規格(品番:Canon製トナーカートリッジ326)に合 ったものを自社においてご購入願います。 8 (6)その他 各機器のほか各種ケーブル等の付属品についても紛失等のないように管理 をお願いいたします。 9 Ⅲ.本システム運用時間 約確センタの運用時間は以下のとおりとなっております。 (今後、市場慣行等の変更により変更する場合もあります。) 時 刻 約確センタ運用時間 主な連絡メッセージ 8:00 約確センタ運用開始 約確センタへの接続 が可能となります。 - 8:30 オンライン業務開始 約定確認業務等が可 8:30 業務開始連絡 能となります。 「オンライン業務を 開始しました。」 17:00 業務閉塞 新規の約定確認デー タの入力が行えなく なります。 - 17:15 入閉塞 照会などの業務が全 17:15 入閉塞連絡 て行えなくなります。 「約定確認サイン等 すべての処理を停止 しました。」 17:20 オンライン業務終了 (出閉塞) センタとのコネクシ 17:20 オンライン ョンが切断されます。 業務終了連絡 「オンライン業務を 終了しました。」 注1)オンライン業務終了(17:20)後、約確センタ運用開始(8:00)ま で約確センタとの接続は行えません。 注2)日銀ネット延長の場合は、延長時間に合わせて業務閉塞、入閉塞、 オンライン業務終了時刻を繰り下げます。 10 Ⅳ.本システムの起動から終了まで (1)システムフローチャート メニュー画面(メインメニュー/メンテナンスメニュー)ごとの可能な処理は次のとおり。 システムの起動 Windowsの起動 約定確認システムの起動 約定確認システムの起動 <メインメニュー画面> <メンテナンスメニュー画面> メンテナンス プリンタ選択設定 動作環境設定 照 会 バックアップ 端末情報バックアップ セットアップ 当日約定確認照会 マスタメンテナンス 当日約定確認一覧照会 端末APバージョンアップ 当日約定確認明細照会 通知帳票再送照会 約定確認情報再送照会 一方通知受信 一方通知一覧照会 一斉通知受信 ユーティリティ 受信端末設定 ユーザID管理 外部入出力 外部入出力 約定確認システムの終了 約定確認システムの終了 <メインメニュー画面> <メンテナンスメニュー画面> Windowsの終了 システムの終了 11 (2)Windows の起動 オンライン業務開始時点(8:30)までには本システムを起動し約確セン タとオンライン接続しておいてください。遅れますと「オンライン業務開始」 等の一斉通知メッセージが受信できず、その旨の印刷出力もされませんので ご注意ください。 ① ② ③ ④ ルータの電源が入っていることを確認してください。(常時電源ON) プリンタの電源を ON にしてください。 端末の電源を ON にしてください。 しばらくすると Windows へログインを促す表示がされますので、 「Ctrl+Alt+Delete」キーを押下して、 「ログイン画面」を表示させてく ださい。 12 ⑤ Windows「ログイン画面」にて、ログイン ID(システム固定)とパス ワードを入力してください。 (ログイン ID、パスワード共に半角小文字 入力) 注)パスワードは所定の初期値から任意のパスワード(8 桁以上)に変 更願います。 パスワード変更を行うときは、Windows にログインした後、 「Ctrl+Alt+Delete」キーを押下し、表示された画面の「パスワー ド変更(C)…」をクリックしてください。表示された画面に変更 前のパスワード、新しいパスワード(8 桁以上)を入力し、矢印の ボタンをクリックしてください。 なお、万が一パスワードを失念した場合、保守員派遣による復旧作 業(有料)が必要となりますので、厳重に管理願います。 ログイン ID パスワード ○○○○○○ ×××××××× 注) 「ユーザー名」の入力欄にログインIDを入力してください。 13 ⑥ Windows 起動後、「デスクトップ画面」が表示されます。 (3)本システム(メインメニュー/メンテナンスメニュー)の起動 ① メインメニュー/メンテナンスメニュー起動 「デスクトップ画面」にある「短資取引約定確認システム」アイコンを ダブルクリックし、本システムを起動してください。 14 ② ユーザ ID/パスワードの入力 1)約確センタにオンライン接続する場合 「ログイン画面」が表示されたら、ユーザ ID(8桁)とパスワード (8桁)を入力の上、[ログイン]ボタンをクリックしてください。下 図の「起動(スプラッシュ)画面」が表示された後、しばらくする と、メインメニューが表示されます。 (メインメニューが表示されま したら、約確センタとオンライン接続されていることとなります。) 注)約定確認システムのユーザ ID やパスワードについては「Ⅴ. (1) ユーザ権限設定/パスワードの取扱い」をご参照ください。 ログイン画面 起動画面 メインメニュー 15 2)メンテナンスシステムを起動する場合 「ログイン画面」の「メンテナンスシステムを起動」のチェックボ ックスをチェックの上、ユーザ ID(8桁)とパスワード(8桁)を 入力し、[ログイン]ボタンをクリックしてください。下図の「起動(ス プラッシュ)画面」が表示された後、しばらくすると、メンテナン スメニューが表示されます。 ログイン画面 起動画面 メンテナンスメニュー 16 ③ メインメニュー/メンテナンスメニュー切替 メインメニュー上の[メンテナンス(M)]ボタンをクリックすると、メ ンテナンスメニューに切り替えることができます。 切替確認の「メッセージ画面」が表示されますので、[OK]ボタンをク リックしてください。 同じように、メンテナンスメニューの[メイン(M)]ボタンをクリック すると、メインメニューに切り替えることができます。 切替確認の「メッセージ画面」が表示されますので、[OK]ボタンをク リックしてください。 17 (4)取組帳票の出力 ① 投信会社の約定確認サイン入力・送信による成立をもって取組帳票が 出力されます。 18 (5)オンライン照会 ① 当日約定確認一覧照会画面 「当日約定確認一覧」は「確認」が成立済の取引を対象としている照会 です。 「取引科目」 「投信口」「取扱短資会社」「相手先」「M/L」「スタート時」 「エ ンド時」 「手形発行」の照会条件を任意に選択し、[一覧照会(S)]ボタンを クリックします。 約確センタに照会を行い、その条件に合致した約定確認データの一覧 を表示します。 なお、照会条件を変更して繰り返し照会を行う場合は、「クリア(C)」 ボタンをクリック後、照会条件を選択のうえ、「一覧照会(S)」ボタンを クリックします。 「当日約定確認一覧照会画面」にて、1件の約定確認データをダブルク リックするか、または、約定確認データ1件の左端の四角いボタンをク リックして選択し、[明細照会(D)]ボタンをクリックすると、「当日約定 確認明細照会画面」(当該の約定確認データ明細)が表示されます。 「当日約定確認一覧照会画面」にて、1件の約定確認データをダブルク リックするか、または、約定確認データ1件の左端の四角いボタンをク リックして選択し、[明細照会(D)]ボタンをクリックすると、 「当日約定確 認明細照会画面」(当該の約定確認データ明細)が表示されます。 19 (6)照会画面における帳票見本 ① 当日約定確認一覧照会 20 ② 当日約定確認明細照会 21 ③ 一方通知一覧 22 (7)取組帳票見本 ① コール資金媒介報告書 23 ② コール資金取組票兼利息計算書 24 ③ 取消送信の際の出力帳票 25 (8)本システム(メインメニュー/メンテナンスメニュー)の終了 メインメニューもしくはメンテナンスメニューにおいて、 「終了」メニュ ーの「システムの終了」メニューを選択してください。 システムの終了を確認する「メッセージ画面」が表示されますので、[は い(Y)]ボタンをクリックしてください。 26 (9)Windows の終了 Windowsの「スタート」 (画面左下)アイコンより「シャットダウン」メ ニューを選択してください。 端末の電源が切断されたことを確認しましたら、プリンタの電源も切断し てください。 なお、当日業務終了後は必ず、端末をシャットダウンする運用をお願いい たします。 27 Ⅴ.システム設定 (1)ユーザ権限設定/パスワードの取扱い ① ユーザ ID について 約確システムへログインする ID には、権限者ユーザ ID と担当者ユーザ ID の 2 種類があります。 1)権限者ユーザ ID 参加者には、約確センタよりひとつ付与します(短資協会より配付)。 「権限者ユーザ ID」は、約確センタで管理していますので、権限者 による「権限者ユーザ ID 名の変更」や「権限の変更」、「削除」はで きません。「パスワード変更」のみ可能です。 ユーザ ID パスワード ○○○○○○○○ ×××××××× なお、 「権限者ユーザ ID」は、約確センタにて初期パスワードが設定 された状態で付与されますので、権限者にて適宜、任意のパスワード に変更してください。 権限者ユーザIDのパスワード変更は、 「Ⅴ. (1)②」をご参照くだ さい。 変更した「権限者ユーザ ID」のパスワードは、以降、権限者の責任 において管理されることとなりますので、厳重に管理願います。 28 2)担当者ユーザ ID 権限者は、「担当者ユーザ ID」の登録をすることが可能です。(権限 者ユーザ ID を含め20ユーザ ID まで登録できます。) また、権限者は、 「担当者ユーザ ID」の「パスワードの変更」や「権 限の変更」、「削除」が可能です。 権限者による、担当者ユーザ ID の登録・修正・削除については「Ⅴ. (1)③ ~⑤」をご参照ください。 「担当者ユーザ ID」は、権限者の責任において管理されることとな ります。 なお、担当者自身に「担当者ユーザ ID」のパスワード管理を一任さ れる場合は、当該の担当者にてパスワード変更が可能です。 担当者による、担当者ユーザのパスワード変更については、 「Ⅴ. (1) ⑥」をご参照ください。 注)ログイン認証を3回失敗するとパスワードロックとなり、約確 センタに接続できなくなります。その場合は、権限者による、 「当 該担当者ユーザ ID のパスワード変更」を実施することでロック が解除されます。 また、「担当者ユーザ ID」のパスワードを担当者自身が失念し た場合も、権限者による「当該担当者ユーザ ID のパスワード変 更」を行うことで対処してください。 29 ② 権限者ユーザ ID のパスワード変更 1)メインメニューの「ユーティリティ」メニューから「ユーザ ID 管 理」を選択してください。 2)「ユーザ ID 一覧画面」が表示されるので、「ユーザ ID」の一覧から 「権限者ユーザ ID」を選択し、[修正(U)]ボタンをクリックしてくだ さい。 30 3) 「ユーザ ID 情報設定画面」にて、 「権限者ユーザ ID」の「旧パスワー ド」を入力した上で、変更するパスワード(8文字固定・英数字・ 大文字小文字組み合わせ自由)を「新パスワード」 「新パスワード確 認入力」の入力欄に、それぞれ入力し、[更新(R)]ボタンをクリック してください。 4)更新を確認する「メッセージ」画面が表示されるので、[OK]ボタン をクリックしてください。 31 5)約確センタに変更したパスワードが送信されます。 (画面下部に「送 信中」のメッセージが表示されます。) 6)約確センタ側の更新が正常に終了したことを告げるメッセージ画面 が表示されるので、[OK]ボタンをクリックしてください。 32 7)「ユーザ ID 一覧画面」に表示されている「権限者ユーザ ID」の 「パスワード変更日」が変更されていることを確認し、[閉じる(X)] ボタンをクリックしてください。 33 ③ 担当者ユーザ ID の登録 1) 「権限者ユーザ ID」にて本システムにログインし、メインメニューの 「ユーティリティ」メニューから「ユーザ ID 管理」を選択してくだ さい。 2)「ユーザ ID 一覧画面」が表示されるので、[追加(A)]ボタンをクリッ クしてください。 3)「ユーザ ID 情報設定画面」が表示されるので、追加する「担当者 用のユーザ ID」とそのパスワードを「ユーザ ID」「新パスワード」 「新パスワード確認入力」にそれぞれ入力してください。 (8文字固 定・英数字・大文字小文字の組合せ自由) 34 4)「設定可能な権限」ボックスから与えたい権限を選択し、[追加(A)] ボタンをクリックして、 「使用できる権限」ボックスに登録してくだ さい。与えたい権限が複数ある場合は、これを繰り返してください。 <権限項目の説明> 権限項目 照会 外部入出力 ユーティリティ メンテナンス 実施機能 メインメニュー上の「照会」メニューの機能が実施できま す。 メインメニュー及びメンテナンスメニュー上の「外部入出 力」メニューの機能が実施できます。 メインメニュー上の「ユーティリティ」メニューの機能が 実施できます。 メンテナンスメニュー上の機能が実施できます。 注) 「ユーティリティ」の権限が設定されていない場合、担当者自身に よるパスワード変更も行えません。 35 5)「取引科目設定(K)」ボタンをクリックしてチェックボックスを表示 させ、権限を与えたい「取引科目」の設定を行い、最後に[更新(R)] ボタンをクリックしてください。 注)「当日約定確認一覧照会画面」における「取引科目」指定の際、 「全取引科目」を指定する場合は、全ての取引科目をチェックし てください。(「Ⅳ.(5)①」をご参照ください。) 全ての取引科目がチェックされていないと、上記各画面にて「全 取引科目」指定ができません。 36 6)新規追加を確認する「メッセージ画面」が表示されるので、[OK] ボタンをクリックしてください。 7)約確センタに新規追加したユーザ ID 情報が送信されます。 (画面下部に「送信中」のメッセージが表示されます。) 37 8)約確センタ側の更新が正常に終了したことを告げる「メッセージ画 面」が表示されるので、[OK]ボタンをクリックしてください。 なお、登録する「担当者ユーザ ID」が複数の場合、「Ⅴ.(1)③ 2)」から、これを繰り返してください。 9) 「ユーザ ID 一覧画面」にて登録した担当者ユーザ ID が表示されてい ることを確認したら、[閉じる(X)]ボタンをクリックしてください。 38 ④ 担当者ユーザ ID のパスワード等の修正 1) 「権限者ユーザ ID」にて本システムにログインし、メインメニューの 「ユーティリティ」メニューから「ユーザ ID 管理」を選択してくだ さい。 2)「ユーザ ID 一覧画面」が表示されるので、設定内容を変更するユー ザ ID を選択し、[修正(U)]ボタンをクリックしてください。 39 3)「ユーザ ID 情報設定画面」が表示されるので、パスワードおよび権 限の変更を行う場合は「新パスワード」「新パスワード確認入力」 にそれぞれ入力してください。(8文字固定・英数字・大文字小文 字の組合せ自由) 注)空欄のままで更新した場合には、パスワードを変更せずに、 権限のみの変更をすることが可能です。 新たに権限を付与する場合は、 「設定可能な権限」ボックスから与え たい権限を選択し、[追加(A)]ボタンをクリックして、 「使用できる権 限」ボックスに登録してください。 使用できる権限を削減する場合は、 「使用できる権限」ボックスから 削減させる権限を選択し、 「削除(D)」ボタンをクリックして、 「設定 可能な権限」ボックスに登録してください。 注)各権限の説明は「Ⅴ.(1)③ 担当者ユーザ ID の登録」を ご参照ください。 40 4) 「取引科目設定(K)」ボタンをクリックしてチェックボックスを 表示させ、権限を与えたい「取引科目」の設定を行い、最後に[更 新(R)]ボタンをクリックしてください。 注)「当日約定確認一覧照会画面」における「取引科目」指定の際、 「全取引科目」を指定する場合は、全ての取引科目をチェックし てください。(「Ⅳ.(5)①」をご参照ください。) 全ての取引科目がチェックされていないと、上記各画面にて「全 取引科目」指定ができません。 5)更新を確認する「メッセージ画面」が表示されるので、[OK]ボタン をクリックしてください。 41 6)約確センタに更新したユーザ ID 情報が送信されます。(画面下部に 「送信中」のメッセージが表示されます。) 7)約確センタ側の更新が正常に終了したことを告げる「メッセージ画 面」が表示されるので、[OK]ボタンをクリックしてください。 42 8)「ユーザ ID 一覧画面」にて修正した担当者ユーザ ID のパスワード変 更日が変更されていることを確認したら、[閉じる(X)]ボタンをクリ ックしてください。 43 ⑤ 担当者ユーザ ID の削除 1) 「権限者ユーザ ID」にて本システムにログインし、メインメニューの 「ユーティリティ」メニューから「ユーザ ID 管理」を選択してくだ さい。 2) 「ユーザ ID 一覧画面」が表示されるので、削除するユーザ ID を選択 し、[削除(D)]ボタンをクリックしてください。 44 3)ユーザ ID 削除確認のメッセージが表示されますので、よろしければ [OK] ボタンをクリックしてください。 4)「ユーザ ID 一覧画面」にて選択した担当者ユーザ ID が削除されてい ることを確認したら、[閉じる(X)]ボタンをクリックしてください。 45 ⑥ 担当者自身による、担当者ユーザIDのパスワード変更 1)メインメニューの「ユーティリティ」メニューから「ユーザ ID 管 理」を選択してください。 注)担当者自身がユーザ ID 管理を起動した場合には、 「ユーザ ID 一 覧画面」は表示されません。 2) 「ユーザ ID 情報設定画面」にて、 「担当者ユーザ ID」の「旧パスワー ド」を入力した上で、変更するパスワード(8文字固定・英数字・ 大文字小文字組み合わせ自由)を「新パスワード」 「新パスワード確 認入力」の入力欄に、それぞれ入力し、[更新(R)]ボタンをクリック してください。 46 3)更新を確認する「メッセージ」画面が表示されるので、[OK]ボタン をクリックしてください。 4)約確センタに変更したパスワードが送信されます。(画面下部に「送 信中」のメッセージが表示されます。) 47 5)約確センタ側の更新が正常に終了したことを告げる「メッセージ画 面」が表示されるので、[OK]ボタンをクリックしてください。 48 (2)端末情報バックアップ 端末情報バックアップ処理では、端末固有に設定したシステム情報をF DやUSBメモリへバックアップ、およびバックアップしたシステム情 報を端末に復元することが可能です。 ① 端末情報のバックアップ 1)メンテナンスメニューの「バックアップ」メニューから「端末情報 バックアップ」を選択してください。 2) 「端末情報バックアップ画面」が表示されるので、[バックアップ(B)] をクリックしてください。 49 3)システム情報のバックアップを確認するメッセージ画面が表示され るので、[OK]ボタンをクリックしてください。 4)「名前を付けて保存画面」にて、バックアップ出力先の媒体(FDや USBメモリなど)を指定し、 [保存(S)]ボタンをクリックしてくだ さい。 50 5)バックアップ作業が終了すると、バックアップ完了のメッセージが表 示されます。[OK]ボタンをクリックしてください。端末情報バック アップ画面に戻ります。[閉じる]ボタンをクリックすると画面はクロ ーズします。 51 ② 端末情報の復元 1)メンテナンスメニューの「バックアップ」メニューから「端末情報 バックアップ」を選択してください。 2) 「端末情報バックアップ画面」が表示されるので、[復元(R)]をクリッ クしてください。 52 3)システム情報の復元を確認するメッセージ画面が表示されるので、 [OK]ボタンをクリックしてください。 4)「ファイルを開く画面」にて、バックアップファイルが存在する媒体 (FDやUSBメモリなど)を指定し、[開く(O)]ボタンをクリックし てください。 53 5)復元作業が終了すると、復元完了のメッセージが表示されます。[OK] ボタンをクリックしてください。端末情報バックアップ画面に戻りま す。[閉じる]ボタンをクリックすると画面はクローズします。 54 (3)マスタメンテナンス 約確センタにオンライン接続する操作時(「Ⅳ.(3)②」をご参照くだ さい。)にセンタ保持のマスタバージョンと端末データベースのマスタバ ージョンが不一致である場合、自動的に最新のマスタ情報のダウンロー ドおよび反映を行います。 本操作は、端末故障復旧時等にマスタメンテナンスを個別に行う場合の ものです。 マスタメンテナンス処理では、マスタ情報を約確センタからダウンロー ドして、端末データベースへの反映を行います。 1)メンテナンスメニューの「セットアップ」メニューから「マスタメ ンテナンス」を選択してください。 2)マスタメンテナンス画面が表示されます。マスタファイル名を選択 し、[ダウンロード(D)]ボタンをクリックしてください。 55 3)正常に終了したことを告げる「メッセージ画面」が表示されるので、 [OK]ボタンをクリックしてください。 4)新バージョン、適用日が更新されます。当日が適用日以降であるこ とを確認し、[反映(R)]ボタンをクリックしてください。 56 5)反映処理が完了すると以下のメッセージが表示されます。[OK]ボタ ンをクリックしてください。 注)適用日以降の全てのマスタに対して、反映処理を実行してくだ さい。 6)現バージョンが更新されることを確認して、[閉じる(X)]をクリック してください。 57 (4)端末APバージョンアップ 端末APバージョンアップ処理では、端末アプリケーションを約確セン タからダウンロードして、反映を行います。 注)本処理は、短資協会より実施要請の連絡があった際のみ実施願いま す。 1)メンテナンスメニューの「セットアップ」メニューから「端末AP バージョンアップ」を選択してください。 2)端末APバージョンアップ画面が表示されます。 [ダウンロード(D)] ボタンをクリックしてください。 58 3)ダウンロード中メッセージが表示されます。ダウンロードが完了す るまでお待ちください。 4)正常に終了したことを告げる「メッセージ画面」が表示されるので、 [OK]ボタンをクリックしてください。 5)新バージョン、適用日が更新されます。当日が適用日以降であるこ とを確認し、[反映(R)]ボタンをクリックしてください。 59 6)[反映(R)]ボタンをクリックすると、一旦システムを終了し、端末 AP バージョンアップが実行されるので処理が終了するまでお待ち ください。 7)端末 AP バージョンアップが完了するとログイン画面に戻ります。 再度ログインしてください。 60 Ⅵ.外部入出力 「外部入出力画面」において、端末装置が約確センタから受信した「約定 確認データ」の外部出力を、FTP または媒体経由で可能とします。 メインメニューもしくはメンテナンスメニューの「外部入出力」メニュー から「外部入出力」を選択します。 但し、オンライン業務終了後に、約定確認データを外部出力する場合は、 メンテナンスメニューから起動してください。 ① 媒体へ約定確認データを外部出力する場合 1) 「外部入出力画面」にて、 「処理対象先」で「フォルダ指定」を選択し てください。 次に「ファイル名」の入力欄に外部出力するファイル名を入力し「実 行(R)」ボタンをクリックしてください。 61 2)「名前を付けて保存画面」にて、外部出力先の媒体(FDやUSBメ モリなど)を指定し、 [保存(S)]ボタンをクリックしてください。 3)データ出力の「確認メッセージ画面」が表示されますので[OK]ボタ ンをクリックしてください。 4)処理中メッセージが表示されます。 62 5)上記処理が完了すると、正常終了したことを告げる「メッセージ画面」 が表示されます。[OK]ボタンをクリックし、「外部入出力画面」に戻 り[閉じる(X)]ボタンをクリックしてください。 63 ② FTPにより約定確認データを自行・庫・社システムへ外部出力する場合 1)外部入出力画面にて、「処理対象先」で「FTP」を選択してくださ い。 次に「ファイル名」の入力欄に外部出力するファイル名を入力して「実 行(R)」ボタンをクリックしください。 2)処理中メッセージが表示されます。 64 3)「FTPログイン画面」にて、データを外部出力するノードの「IP アドレス」と「ログイン ID」 「パスワード」 「接続先ディレクトリ」を 入力し、外部出力するファイル名が「ファイル名」に表示されている ことを確認して、[接続(C)]ボタンをクリックしてください。 4)処理中メッセージが表示されます。 5)上記処理が完了すると、正常終了したことを告げる「メッセージ画面」 が表示されます。[OK]ボタンをクリックし、 「外部入出力画面」に戻 り[閉じる(X)]ボタンをクリックしてください。 65 Ⅶ.障害時の対応 端末やプリンタのトラブル(プリンタトナー切れ等含む)等で取得できな かった帳票や約定確認データは、障害復旧後、下記の操作により再取得・ 再印刷が可能です。 (1)通知帳票再送照会 メインメニューの「オンライン照会」メニューから「通知帳票再送照会」 を選択します。 受付番号の入力欄には再取得する帳票の範囲を<From~To>形式で 指定してください。 受付番号入力後 [再送要求(R)]ボタンをクリックしてください。 注)受付番号は数字5桁まで入力できます。 From は省略不可、To は省略可です。To を省略すると直近に受信 した通知帳票まで全て印刷されます。 66 再送要求の「確認メッセージ画面」が表示されますので、[OK]ボタン をクリックしてください。 以下のメッセージが表示された場合、指定された範囲のうち10件分を 受信しさらに約確センタに対象データがあることを示します。通知帳票 再送照会を続ける場合は[OK]ボタンをクリックしてください。処理 を中止する場合は[キャンセル]ボタンをクリックしてください。 67 (2)PDFファイルによる再印刷 通知帳票は、端末内の「C:¥TANSHI¥Report」ディレクトリ(PD F収容フォルダ)にPDFファイルとして当日分が保存されます。よっ て、オンライン業務終了後でも、保存されたPDFファイルから 「P DFソフト」を用いて 再印刷が可能です。 なお、PDFファイルは、当日分のみの保存となりますので、ご注意く ださい。 ※:PDFファイル名は、 「YYYYMMDDHHMM」-「一方通知通番」-「受付番号」 となります。 (3)約定確認情報再送照会 メインメニューの「オンライン照会」メニューから「約定確認情報再送 照会」メニューを選択します。 「約定確認情報再送照会画面」が表示されましたら[再送要求(R)]ボタ ンをクリックしてください。 再送要求の「確認メッセージ画面」が表示されますので、[OK]ボタン をクリックしてください。全ての約定確認データを約確センタから再 受信します。 68 なお、受託信託端末故障により通知帳票印字ができない場合は、短資 による代行入力の取り扱いにはなりませんので、当該取扱短資より、 FAX による対応となります。 69 (4)受信端末設定 複数台の端末を保有の参加者は、約確センタからの通知を受信する端 末がトラブルの場合、別の端末を受信端末に変更することで、引き続 き約確センタからの通知を受信できます。 受信端末に変更する端末にて、メインメニューの「ユーティリティ」 メニューから「受信端末設定」を選択します。 「受信端末設定画面」が表示されましたら「受信端末の設定を行う」 をチェックし [更新(R)]ボタンをクリックしてください。設定の「確認 メッセージ画面」が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてく ださい。 70
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