2918 建設業経理士2級 第7回試験 解答・解説

この解答の著作権はTAC(株)のものであり、無断転載・転用を禁じます。
第7回建設業経理士検定試験
2級
〔第1問〕
仕訳
記号(A~Z)も記入のこと
No.
借
科
預
金
(1) A
現
金
6,000,000
N
未 成 工 事 受 入 金
D
(2) G
Y
H
(3) T
G
U
(4) B
K
材
料
仮 払 消 費 税
手形裏書義務見返
建
物
修 繕 維 持 費
仮 払 消 費 税
支
払
利
息
当
座
預
金
差 入 有 価 証 券
500,000
25,000
262,500
600,000
350,000
47,500
25,000
1,975,000
2,500,000
C
M
Z
B
受
取
手
工 事 未 払
手 形 裏 書 義
当
座
預
形
金
務
金
262,500
262,500
262,500
997,500
Q
借
金
2,000,000
J
投 資 有 価 証 券
2,500,000
工
1,500,000
S
B
仕
当
9,500
1,490,500
事
未
払
金
記号
A
勘
現
定
方
目
金
勘
当
M
額
100,000
貸
科
記号
(例) B
(5)
定
座
方
目
金
入
入
座
割
預
金
額
100,000
6,000,000
引
金
〔第2問〕
(1)
¥
60,000
(2)
¥
234,000
(3)
¥
25,000
(4)
¥
185,000
〔第3問〕
部門費振替表
(単位:円)
摘
要
合 計
部門費合計
5,093,670
第1部門
第2部門
車両部門
機械部門
2,256,378
1,877,923
223,115
335,698
材料管理部門 (
400,556 )
156,217
180,250
48,067
16,022
機械部門
(
351,720 )
160,568
175,860
15,292
351,720
車両部門
(
286,474 )
138,616
147,858
286,474
2,711,779
2,381,891
合
計
5,093,670
材料管理部門
400,556
建設業経理士検定講座
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第7回建設業経理士検定試験
2級
〔第4問〕
問1
記号(A~C)
1
2
3
4
B
A
C
A
問2
工事原価明細表
平成×1年10月
(単位:円)
当期完成工事原価
当期発生工事原価
Ⅰ.材料費
1,825,490
1,829,570
Ⅱ.労務費
684,490
679,890
Ⅲ.外注費
959,110
962,860
Ⅳ.経
541,680
537,200
費
(うち人件費)
完成工事原価
(
156,410
4,010,770
)
(
149,290
)
4,009,520
建設業経理士検定講座
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第7回建設業経理士検定試験
2級
〔第5問〕
精
勘
定
科
目
現
金
預
金
受
取
手
形
完成工事未収入金
貸 倒 引 当 金
有
価
証
券
未成工事支出金
残 高 試 算 表
借 方
貸 方
343,500
820,000
960,000
32,000
420,000
支
払
利
息
610,400
当期( 純 利 益 )
理
記
方
貸
1,200
入
方
(単位:円)
貸 借 対 照 表
借 方
貸 方
344,700
820,000
960,000
35,600
385,000
損 益 計 算 書
借 方
貸 方
3,600
35,000
5,800
1,000
920
28,280
400,000
56,000
32,000
98,000
5,800
648,000
323,200
868,000
108,500
98,000
920
1,000
759,500
52,000
280,000
350,000
880,000
230,000
4,980
391,000
1,000,000
36,000
22,000
4,980,000
28,280
3,600
108,500
22,000
3,200
3,898,280
2,200
745,500
28,000
9,143,900
有価証券評価損
受取利息配当金
従 業 員 立 替 金
前 払 保 険 料
未
払
家
賃
未 払 法 人 税 等
法人税、住民税及び事業税
表
436,000
材 料 貯 蔵 品
56,000
仮
払
金
32,000
機
械
装
置
550,000
機械装置減価償却累計額
329,000
備
品
868,000
備品減価償却累計額
651,000
建 設 仮 勘 定
150,000
支
払
手
形
280,000
工 事 未 払 金
350,000
借
入
金
880,000
未成工事受入金
230,000
完成工事補償引当金
5,900
退職給付引当金
370,000
資
本
金
1,000,000
繰越利益剰余金
36,000
完 成 工 事 高
4,980,000
完 成 工 事 原 価 3,870,000
販売費及び一般管理費
整
借
算
28,000
9,143,900
35,000
35,000
1,200
32,000
2,200
32,000
2,200
3,200
109,768
109,768
451,468
1,200
3,200
109,768
109,768
451,468 4,816,548 4,981,200 4,567,900 4,403,248
164,652
164,652
4,981,200 4,981,200 4,567,900 4,567,900
建設業経理士検定講座
上下20ミリ 左右14ミリ で0ミリ相当
2級 解説
〔第1問〕
(1) 未成工事受入金
工事の請負契約に伴う前受金は未成工事受入金勘定で処理します。なお、本問では単
に小切手を受け取る処理となりますので消費税は考慮する必要がありません。
(2) 裏書譲渡(対照勘定法)
消費税の会計処理を税抜方式で行っていますので、支払額のうち消費税25,000円は仮
払消費税勘定(資産の勘定)で処理します。また、裏書譲渡した手形金額262,500円を受
取手形勘定から減少させるとともに、同額を貸借一対の対照勘定(権利と義務を示す勘
定)に記入します。
(3) 固定資産の改良と修繕
改良費のように、固定資産(本問では建物)の価値を増加させたり耐用年数を延長さ
せるような支出(資本的支出)は、固定資産の取得原価に加算し、定期修繕のための支
出(収益的支出)は修繕費勘定(本問では修繕維持費勘定)で処理します。また、消費
税分は、税抜方式の指示により、仮払消費税勘定で処理します。
0.05
=47,500円
仮払消費税:997,500円×
1.05
(4) 借入れ(有価証券の担保)
手持ちの投資有価証券を担保に借り入れを行った場合、当該有価証券を手許の有価証
券と区別するため、簿価により投資有価証券勘定から差入有価証券勘定に振り替えます。
(5) 仕入割引
早期決済による仕入代金の割引きは仕入割引勘定(収益の勘定)で処理します。なお、
消費税については工事未払金を計上した時点で仮払消費税で処理済のため、ここでは考
慮しません。
〔第2問〕
(1) 当座預金勘定の残高(二勘定制)
① 工事未払金の支払
(工
事
未
払
金)
320,000
(当
座
預
金)
180,000
(当
座
借
越)
140,000
(完成工事未収入金など)
200,000
② 当座振込み
(当
座
借
越)
140,000
(当
座
預
金)
60,000
-4-
上下20ミリ 左右14ミリ で0ミリ相当
当座預金
180,000 ①
60,000 残高
②
180,000
60,000
(2) 交換取得資産の減価償却
① 交換取得時
(車
両
運
搬
(現
具)
1,300,000
金)
200,000
(車
両
運
搬
具)
1,500,000
② 減価償却費の計上
1,300,000円×0.9÷5年=234.000円
(3) 内部利益の計算
支店が有している材料のうち本店から仕入れた材料には全て5%の内部利益が加算さ
れています。
0.05
(336,000円+189,000円)×
=25,000円
1.05
本店仕入分
(4) 特殊仕訳帳の完成工事未収入金欄の金額
特殊仕訳帳として採用している受取手形記入帳上に特別欄として完成工事未収入金欄
を設けている場合には、完成工事未収入金の回収として受け取った金額が記入されます。
完成工事未収入金の回収として受け取った手形はB工事185,000円となります。
〔第3問〕
1.補助部門費の配賦(階梯式配賦法) ※円未満四捨五入
(1) 材料管理部門
400,556円×
39
≒156,217円(第1部門)
39+45+12+4
〃
×
45
≒180,250円(第2部門)
39+45+12+4
〃
×
12
≒ 48,067円(車両部門)
39+45+12+4
〃
×
4
≒ 16,022円(機械部門)
39+45+12+4
(2) 機械部門(335,698円+16,022円=351,720円)
351,720円×
〃
×
42
≒160,568円(第1部門)
42+46+4
46
=175,860円(第2部門)
42+46+4
-5-
上下20ミリ 左右14ミリ で0ミリ相当
〃
×
4
≒ 15,292円(車両部門)
42+46+4
(3) 車両部門(223,115円+48,067円+15,292円=286,474円)
286,474円×
〃
×
45
≒138,616円(第1部門)
45+48
48
≒147,858円(第2部門)
45+48
〔第4問〕
問1
1.受注促進のための支出は、販売費及び一般管理費であり、総原価に含まれ、期間
費用として処理します。
2.現場作業員の安全管理に関する支出は、工事原価(経費)として処理します。
3.現場資材の水害による経済価値の犠牲(損失)は、非原価として処理します。
4.施工作業現場における道路占用料は、工事原価(経費)として処理します。
問2
(1) 当期発生工事原価
① 材料費
69,400円 + 1,867,630円 - 39,240円 - 72,300円 =1,825,490円
月初有高
総仕入高
値引・返品高
月末有高
② 労務費
680,930円 - 15,400円 + 18,960円 =684,490円
支払高
月初未払
月末未払
③ 外注費
957,610円 - 18,000円 + 19,500円 =959,110円
支払高
月初未払
月末未払
④ 経費
84,360円 + 109,570円 +(76,680円 + 17,000円 - 18,000円)
動力用水光熱費
機械等経費
地代家賃
月初前払
月末前払
+(9,300円 + 2,350円 - 3,490円)+ 114,630円 + 10,760円 + 31,020円
保険料
月初前払 月末前払
従業員給料手当
法定福利費
福利厚生費
+ 54,390円 + 24,350円 +(27,560円 - 4,600円 + 5,800円)=541,680円
事務用品費
通信交通費
交際費
月初未払
月末未払
-6-
上下20ミリ 左右14ミリ で0ミリ相当
⑤ 経費のうち人件費
114,630円 + 10,760円 + 31,020円 =156,410円
給与手当
法定福利債
福利厚生費
(2) 当期完成工事原価
① 材料費
143,860円 + 1,825,490円 - 139,780円 =1,829,570円
月初有高
月末有高
② 労務費
56,240円 + 684,490円 - 60,840円 =679,890円
月初有高
月末有高
③ 外注費
123,500円 + 959,110円 - 119,750円 =962,860円
月初有高
月末有高
④ 経費
37,610円 + 541,680円 - 42,090円 =537,200円
月初有高
月末有高
⑤ 経費のうち人件費
24,550円 + 156,410円 - 31,670円 =149,290円
月初有高
月末有高
〔第5問〕
(1) 貸倒引当金の計上
(販売費及び一般管理費)
3,600
(貸
倒
引
当
金)
3,600
券)
35,000
(受 取 利 息 配 当 金)
1,200
(820,000円 + 960,000円)×2% = 35,600円
受取手形
完成工事未収入金
B/S 残高
35,600円 - 32,000円 = 3,600円
T/B 残高
(2) 有価証券の評価替え
(有 価 証 券 評 価 損)
35,000
(有
価
証
385,000円 - 420,000円 = △35,000円
時価
T/B 残高
(3) 期限の到来した公社債の利札
(現
金
預
金)
1,200
-7-
上下20ミリ 左右14ミリ で0ミリ相当
(4) 仮払金の精算
(従 業 員 立 替 金)
32,000
(仮
払
金)
32,000
(5) 減価償却費の計上
① 工事用
機械装置の減価償却については、月額9,500円が予定計上(工事原価算入)されてい
るため、決算時の実際発生額との差額は、未成工事支出金の算入額を調整する方法で
処理します。
(機械装置減価償却累計額)
5,800
(未 成 工 事 支 出 金)
5,800
(*) (9,500円/月×12ヵ月)- 108,200円 =5,800円(過大計上)
予定計上額
実際発生額
② 一般管理用
(販売費及び一般管理費)
108,500
(備 品 減 価 償 却 累 計 額)
108,500
(*) 868,000円÷8年=108,500円
(6) 建設仮勘定の振替え
(機
械
装
置)
98,000
(建
設
仮
勘
定)
98,000
(販売費及び一般管理費)
22,000
(退 職 給 付 引 当 金)
22,000
(7) 退職給付引当金
① 本部事務費
② 現場作業員
施工部門の退職給付引当金については、月額3,000円が予定計上(工事原価算入)さ
れているため、決算時の実際発生額との差額は、未成工事支出金の算入額を調整する
方法で処理します。
(退 職 給 付 引 当 金)
1,000
(未 成 工 事 支 出 金)
1,000
(*) (3,000円/月×12ヵ月)- 35,000円 =1,000円(過大計上)
予定計上額
実際発生額
(8) 完成工事補償引当金の計上
(完 成 工 事 補 償 引 当 金)
920
(未 成 工 事 支 出 金)
920
(*) 4,980,000円 × 0.1% - 5,900円 =△920円
完成工事高
T/B 残高
(9) 完成工事原価の振替え
(完 成 工 事 原 価)
28,280
(未 成 工 事 支 出 金)
28,280
(*) 436,000円-5,800円 - 1,000円 - 920円 - 400,000円 =28,280円
(5)①
(7)②
(8)
次期繰越
-8-
上下20ミリ 左右14ミリ で0ミリ相当
(10) 保険料等
(前
払
保
険
料)
2,200
(販売費及び一般管理費)
2,200
(販売費及び一般管理費)
3,200
(未
賃)
3,200
(未 払 法 人 税 等)
109,768
払
家
(11) 法人税等
(法人税、住民税及び事業税)
109,768
(*) (4,981,200円 - 4,706,780円)×40%=109,768円
収益の合計
費用の合計
-9-