2015年12月期第2四半期 決算説明会 メディシノバ 副社長、東京事務所代表 岡島正恒 チーフメディカルオフィサー 松田和子 平成27年7月31日 将来の見通しに関する記述 資料には、1995年米国民事証券訴訟改革法に規定する「将来の見通しに関する 記述」が含まれている可能性があります。これらの記述には、当社の製品候補 の期待される進捗、ライセンシングの可能性、提携プランなどに関する記述が 含まれます。これらの記述は、当社の経営陣がその時点の状況下において合理 的であると判断して立てた前提に基づくものです。このような記述は、臨床試 験の結果、見込み提携先の市場利益、当社が米国証券取引委員会に提出した届 出書に記載されているものも含めたその他のリスク、不確定要素など、その多 くは当社のコントロールが及ばないいくつもの前提、リスク、不確定要素の影 響を受けるものです。実際の当社の業績は、「将来の見通しに関する記述」に 示唆されるものと大きく異なることがあります。 © MediciNova, Inc. 2015 2 会社理念と経営方針 会社理念 十分な治療がまだ確立していない疾病を患う 世界中の患者さんに、 よりよい治療を提供することにより社会に貢献すること。 基本経営方針 理念を具現すべく、こうした疾病の問題を 改善する医薬品の導入、開発、販売を手がける グローバルな製薬企業を目指すこと。 © MediciNova, Inc. 2015 3 会社概要 執行役員 • • • • • • 本社所在地 4275 Executive Square, Suite 650, La Jolla, California 92037, USA 東京事務所所在地 東京都港区西新橋1-11-5 新橋中央ビル5F 設立年月日 2000年9月26日 資本の部 19,945,313米ドル(約24.4億円) (2015/6月末時点) 上場市場 – 2005年2月8日 東証JASDAQ市場上場 – 2006年12月7日 米国NASDAQ市場上場 主な事業内容 医薬品の開発 岩城裕一 代表取締役社長兼CEO (最高経営責任者) ピッツバーグ大学教授、 南カリフォルニア大学教授歴任、ジャフコ、日 本政策投資銀行顧問役 岡島正恒 副社長 東京事務所代表 大和証券 SMBC、 住友キャピタル証券、 住友銀行 松田和子 チーフ・メディカル・オ フィサー(CMO) 南カリフォルニア大学Keck メディカルスクー ル助教授、ロサンジェルス小児病院 ロマリンダ大学小児病院 ジェフリー・オブライアン 副社長 管理部門担当 UBS, DLJ/クレディ・スイス・ファースト・ボ ストン、野村、パンク・ズィーガルの株式アナ リスト エスター・ヴァン・デン・ ブーム チーフ・ファイナンシャ ル・オフィサー(CFO) アーンスト&ヤング(米国公認会計士)、 Universal Life Resouces (独立)取締役 © MediciNova, Inc. 2015 4 ジェフ・ヒマワン 取締役会長 エセックス・ウッドランズ・ヘルス・ベン チャーズマネージング・ディレクター、シード ワンベンチャーズ共同創業 小林温 取締役 セガサミーホールディングス株式会社顧問、参 議院議員(経済産業大臣政務官、参議院自由民 主党政策審議会副会長) 石坂芳男 取締役 トヨタ自動車顧問、トヨタ自動車海外部門統括 担当副社長、米国トヨタ自動車販売社長 本日のアジェンダ 2015年上期のハイライト メディシノバの主要パイプライン 2015年下期の開発予定 補足 2015年12月期第2四半期決算状況 メディシノバの株価状況 © MediciNova, Inc. 2015 5 2015年上期のハイライト © MediciNova, Inc. 2015 6 事業活動ハイライト 2015年 1月: – MN-001のNASHを適応とするIND(臨床試験実施申請)申請に対する承認通知受領を発表 – MN-029に対する細胞増殖性疾患治療を適応とする特許(日本)承認を発表 – MN-001及びMN-002のNASHを適応とする特許(米国)承認を発表 – MN-001の特発性肺線維症(IPF)を適応とするフェーズ2臨床治験の承認通知受領を発表 – MN-166のALSを適応とするフェーズ2臨床治験の患者登録状況を発表 – MN-001の肝線維化を認めるNASH適応に対するFDAのファストトラック指定承認を発表 – MN-166のALSを適応とするフェーズ2臨床治験の安全性に関する中間解析結果を発表 5月: – MN-166の進行型多発性硬化症を適応とするフェーズ2b臨床治験の患者登録完了を発表 6月: – MN-166のクラッベ病治療適応に対するFDAのオーファンドラッグ指定を発表 – MN-166の進行型多発性硬化症を適応とするフェーズ2b臨床治験における255名の登録患者の 2月: 4月: 無作為化完了 を発表 7月: – MN-166のアルコール依存症を適応とするフェーズ2a臨床治験の患者登録完了を発表 – MN-001の特発性肺線維症(IPF)を適応とする開発プランの進捗を発表 – MN-001の高中性脂肪血症を伴うNASH患者を対象とするフェーズ2臨床治験プロトコルに対する FDAの承認通知受領を発表 © MediciNova, Inc. 2015 7 学会発表ハイライト 2015年 3月20日: – 米国肝臓病学会・製薬産業各社の協賛協議学会 (AASLD and Industry Colloquium)「MN-001 の進行型NASHを適応とするフェーズ2臨床治験について」 4月21日: – 第67回米国神経学会年次総会「MN-166のALS(筋萎縮性側策硬化症)を適応とするフェーズ2 臨床治験について」 4月23日: – 第67回米国神経学会年次総会「MN-166の進行型多発性硬化症を適応とする臨床治験 につい て」 6月15日: – 第77回米国薬物依存症学会年次総会「MN-166のオピオイド依存症治療を適応とするフェーズ 2a臨床治験の中間解析結果について」 6月24日: – 第38回米国アルコール依存症研究学術会議「MN-166のアルコール依存症を適応とするフェーズ 2a臨床治験治験の中間解析結果について」 – 第26回ALS/MND(筋萎縮性側策硬化症/運動ニューロン疾患)国際シンポジウム「MN-166の ALS(筋萎縮性側策硬化症)を適応とする臨床治験の中間解析データについて」 2015年下期予定 12月13日: © MediciNova, Inc. 2015 8 IR説明会ハイライト(2015年) 2015年 2015年1月15日 SMBC日興証券新潟支店個人投資家向け説明会(新潟) 2015年2月6日 モーニングスター主催個人投資家向けIR説明会(福岡) 2015年2月13日 SMBC日興証券大阪支店個人投資家向け説明会(大阪) 2015年2月19日 大和証券金沢支店個人投資家向け説明会(金沢) 2015年2月20日 モーニングスター主催個人投資家向けIR説明会(金沢) 2015年2月22日 ラジオNIKKEI主催「IR&負けない株式投資セミナー」(東京) 2015年2月24日 モーニングスター主催個人投資家向けIR説明会(仙台) 2015年3月13日 通期決算説明会(東京) 2015年4月15日 SMBC日興証券大阪支店個人投資家向け説明会(西宮) 2015年5月26日 「賃貸住宅フェア」内株式投資フェア(福岡) 2015年7月15日 IRBANK主催個人投資家投資説明会(大阪) 2015年7月16日 SMBC日興証券大阪支店個人投資家向け説明会(御堂筋本町) 2015年7月17日 IRBANK主催個人投資家投資説明会(京都) 2015年7月31日 第2四半期決算説明会(東京) © MediciNova, Inc. 2015 9 メディシノバの主要パイプライン © MediciNova, Inc. 2015 10 メディシノバの主要パイプライン コアプログラム/インディケーション 前臨床 フェーズ1 MN-166 経口 抗炎症 / 神経保護作用 神経変性疾患 進行型多発性硬化症 患者登録完了 NeuroNEXT/クリーブランド・クリニック, 国立神経疾患脳卒中研究所(NINDS)からの助成金 ALS(筋萎縮性側索硬化症) カロライナ・ヘルスケアシステム神経科学研究所 神経筋/ALS・MDAセンター クラッベ病 準備中 オーファンドラッグ指定 薬物・嗜好品 依存症 覚醒剤(メタンフェタミン)依存症 ファストトラック指定 UCLA, 国立薬物濫用研究所(NIDA)からの助成金 オピオイド(ヘロイン、処方鎮痛剤)依存症 コロンビア大学, 国立薬物濫用研究所(NIDA)からの助成金 アルコール依存症 患者登録完了 UCLA, アルコール濫用/アルコール依存症研究所(NIAAA)からの助成金 MN-001 経口 抗炎症 / 抗線維化 NASH(非アルコール性脂肪性肝炎) 準備中(治験実施承認取得済) Advanced NASH (NASH+進行した線維化)ファストトラック指定 IPF(特発性肺線維症) © MediciNova, Inc. 2015 オーファンドラッグ指定 11 準備中(治験実施承認取得済) フェーズ2 フェーズ3 メディシノバの主要パイプライン MN-166 (イブジラスト Ibudilast ) • 神経変性疾患 o o • 進行型多発性硬化症 筋萎縮性側策硬化症 依存症 o o o オピオイド(ヘロイン、処方鎮痛剤) 覚醒剤 アルコール o o o 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH) 進行型NASH (NASH+ 線維化) 特発性肺線維症 (IPF) MN-001 (タイペルカスト Tipelukast) © MediciNova, Inc. 2015 12 パイプライン開発状況-1 MN-166 (イブジラスト Ibudilast ) • 神経変性疾患 o o • o o o © MediciNova, Inc. 2015 進行型多発性硬化症 筋萎縮性側策硬化症 依存症 覚醒剤 アルコール 麻薬・ヘロイン 13 MN-166(イブジラスト)の概要 杏林製薬が開発, 1989 年上市 (25年以上の歴史) 低分子化合物、経口カプセル 喘息 および脳梗塞後の“めまい”に適応 既に日本だけで320万人以上に処方 ー 安全性・認容性良好 種々のメカニズム (PDE3,4,10,11阻害、MIF阻害作用など)を介し、活性グ リアを抑制 ニーズがみたされていない中枢神経系疾患への効果が期待される 神経変性疾患 (進行型多発性硬化症、ALS) 依存症 – 覚醒剤、麻薬系、嗜好品(アルコールなど) © MediciNova, Inc. 2015 14 進行型多発性硬化症適応のフェーズ2b臨床治験の概要 SPRINT-MS study パートナー N = 250 対象・期間:進行型多発性硬化症患者、2年間(96週) デザイン:プラセボ対照二重盲検試験 (全米28施設) 最初の2週間: プラセボ または イブジラスト60mg/day 2週-8週目: 用量タイトレーション 8週目以降: プラセボ または イブジラスト上限100mg/日 (被験者の認容性、安全性によっては60mg/日 80mg/日への用量も 可能) 目的: 進行型多発性硬化症患者におけるイブジラストの脳萎縮抑制(予防)効果 を評価(MRI) INFβ、コパキサン使用者におけるイブジラスト併用の安全性を評価 © MediciNova, Inc. 2015 15 タイミング 現在進行中 患者登録完了 筋萎縮性側策硬化症適応のフェーズ2臨床治験の概要 MN-166-ALS study パートナー N = 60 対象: 筋萎縮性側策硬化症(ALS)患者 期間: 6ヶ月DB - 6ヶ月OLE (合計12ヶ月) デザイン:プラセボ対照二重盲検試験 → オープンレーベル 最初の6ヶ月: プラセボ または イブジラスト60mg/day 6ヶ月以降 被験者全員がイブジラスト60mg/day 目的: リルゾール服用ALS患者におけるイブジラスト併用の安全性・認容性 および、イブジラストの効果を評価 タイミング 現在進行中 © MediciNova, Inc. 2015 16 覚醒剤依存症適応のフェーズ2臨床治験の概要 UCLA-Meth-Ph2 study パートナー N = 140 対象:治療希望の覚醒剤中毒者 デザイン:プラセボ対照無作為二重盲検試験 用量:プラセボ または イブジラスト100mg/日 期間:3回/週 x 12週間 の外来通院 身体所見、血液検査、ECG、尿検査などを行う 主要評価項目は、最後の2週間のメタンフェタミン使用の有無 タイミング NIDA及びFDA推奨の評価項目 現在進行中 © MediciNova, Inc. 2015 17 アルコール依存症適応のフェーズ2臨床治験の概要 UCLA-Alcohol abuse study パートナー N = 24 対象:治療希望のアルコール依存症患者 デザイン:プラセボ対照無作為二重盲検、クロスオーバー 用量:プラセボ または イブジラスト100mg/日 期間: 7日間(外来+病棟1泊) x 2セッション 身体所見、血液検査、ECG、アルコールチャレンジ試験 禁断症状、精神状態、アルコール渇欲度 (病棟でのアルコール静 注チャレンジなど © MediciNova, Inc. 2015 18 タイミング 現在進行中 患者登録完了 麻薬・ヘロイン依存症適応のフェーズ2臨床治験の概要 MN-166/AV411-SA パートナー N = 24 対象:治療希望の麻薬・ヘロイン依存症患者 デザイン:プラセボ対照無作為二重盲検、クロスオーバー 用量:プラセボ または イブジラスト100mg/日 期間: 20日間(病棟) x 2セッション 身体所見、血液検査、ECG、ストレスチャレンジ 禁断症状、精神状態、麻薬渇欲度、麻薬の自己投与の有無 © MediciNova, Inc. 2015 19 タイミング 現在進行中 パイプライン開発状況-2 MN-001 (タイペルカスト Tipelukast) o o 特発性肺線維症 (IPF) 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH) MN-001 © MediciNova, Inc. 2015 20 MN-001(タイペルカスト)の概要 新規低分子化合物、経口 錠剤 ロイコトリエン拮抗作用、PDE3&4阻害、5-リポキシゲナーゼ阻害など多彩なメカ ニズム 臨床的には抗炎症、抗線維化作用を持つと考えられる 過去の開発経緯 気管支喘息、間質性膀胱炎への適応 喘息治療薬:軽度から中等度の喘息患者に対するフェーズ2治験で良好な結果 現在まで600名以上に投与経験 ~1500mg/日投与量で良好な認容性、安全性が確立 線維化疾患への適応 5-リポシゲナーゼ(5-LO)経路を介したロイコトリエン生合成阻害による炎症の軽減 および、線維化軽減の可能性が示唆 NASH, 進行型NASH, IPF 動物モデルスタディで、組織染色による線維化スコア、生 化学的検査、遺伝子発現検査などで、著明な抗線維化作用を確認 © © MediciNova, MediciNova, Inc. Inc. 2015 2015 21 IPF(特発性肺線維症)とは? IPF (Idiopathic Pulmonary Fibrosis) : 原因不明の肺実質の線維化疾患 進行性で致死的疾患、多くが診断から5年以内に死亡 アメリカでの罹患者は130,000人程度、稀な疾患 (オーファンドラッグ指定) 昨年FDAにより承認された治療薬は重症例での治験実績は無い © MediciNova, Inc. 2015 22 中等度‐重症IPF患者を対象とする フェーズ2a臨床治験デザイン フェーズ2a臨床治験 (DBx 6mo =>OLP x6 mo) 中等度から重度の特発性肺線維症(IPF)における MN-001 750mg x 2/日の安全性、認容性 呼吸機能、Dyspnea スコア IPF 急性増悪の頻度や最初の急性増悪までの時間 プラセボ vs MN-001投薬x 6か月( 二重盲検) の後、MN-001 x 6か月(OLP) スクリーニング期間 最長 3 ヵ月 中等度から重度のIPF患者 • GAP スコア 3-4 ピルフェニドンの服用なし ニンテダニブの服用はOK © © MediciNova, MediciNova, Inc. Inc. 2015 2015 治療期間 MN-001 750mgを一日2回投薬 -12ヵ月 効果、安全性及び認容性 効果に関する評価項目: 努力肺活量(FVC) 6分間歩行テスト(6MWT) 息切れスコア 急性憎悪までの経過時間 IPF悪化の頻度 23 NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とは? NAFLD (Non-alcoholic fatty liver disease) : 肝細胞のダメージがない脂肪肝-アメリカで30百万人以上の患者 NASH( Non-alcoholic steatohepatitis): 肝細胞のダメージがある脂肪肝 (炎症、線維化、結節など) 肝臓の線維化が進むと、不可逆的変性をおこし、肝硬変・肝不全の原因 -アメリカで8.5百万人以上の患者 現在、FDAに認可されている治療薬は無い © MediciNova, Inc. 2015 24 高中性脂肪血症を伴うNASH患者を対象とする フェーズ2a臨床治験デザイン フェーズ2a臨床治験(オープンレベル) 高血清脂肪症をともなうNASH患者における コレステロール流出能 血清中性脂肪値 肝臓内脂肪(MRI)、MN-001・MN-002 の薬物動態 MN-001 250mg/日x 4週間、 500㎎/日x 8週間 合計12週間 スクリーニング期間 最長4カ月間 生検により診断されたNASH 高血清中性脂肪症 肝不全なし © © MediciNova, MediciNova, Inc. Inc. 2015 2015 治療期間 MN-001 250mg/日 -4週間→一500mg/日 -8 週間 効果に関する評価項目: コレステロール流出能 血清中性脂肪値 安全性その他に関する項目 MN-001/002の NASH患者における薬物動態 肝臓逸脱酵素値 ( ALT/AST) その他の血清脂肪値( 中性脂肪. コレステロール, HDL/LDL) MRI検査による肝臓内脂肪率 25 2015年後半の開発予定 © MediciNova, Inc. 2015 26 2015年後半の開発予定 MN-166 現在進行中の治験のスムーズな進行のサポート 治験プログラムの綿密な安全性モニター 各種申請手続き、FDA,EMAとの緊密な協議 学会・論文発表 新適応での治験準備 MN-001 NASH適応でフェーズ2治験開始 IPF適応での治験開始 (ODD承認済み) © MediciNova, Inc. 2015 27 (補足) © MediciNova, Inc. 2015 28 クラッベ病について ① 2015年6月 FDAよりオーファンドラッグ指定 非常に稀な遺伝性疾患~米国では100,000人に対して1例 GALC gene 遺伝子変異 による酵素欠損のためにサイコシン が蓄積し、中枢神経 での脱髄が起きる 発症時により、4タイプに分けられる • • • • 早期乳児型 晩期乳児型 若年発症型 成人発症型 © © MediciNova, MediciNova, Inc. Inc. 2015 2015 29 クラッベ病について ② 正常に出生・発育していた乳児が生後3 - 6 か月ごろより、易刺激性、四肢の強 直, 痙攣, 哺乳困難、 精神・運動発達の遅れなどの症状で発症 GALC酵素活性を測定することで確定診断 乳児型の場合、大抵の場合は2歳までに死亡 血液幹細胞移植(臍帯血または血縁者の骨髄から)は発症前の乳児型(出生前診 断)や、重篤症状前の晩期型に効果がある場合も 典型的な乳児発症型には疾患に対する治療法はなく、症状緩和のための補助的な 治療のみ クラッベ病動物モデル:発症後のイブジラスト治療により、脱髄の軽減、神経症 状・発育などの悪化を軽減 © © MediciNova, MediciNova, Inc. Inc. 2015 2015 30 2015年12月期第2四半期決算の状況 © MediciNova, Inc. 2015 31 2015年12月期第2四半期決算業績 2015年度上期 売上高 (営業収益) 千米ドル - 2014年度下期 前期比 (%) - - - 千米ドル 4,492 4,728 営業損失 550 579 千米ドル 4,502 4,721 純損失 〈前期比:0.24百万米ドル(約0.3億円)減少〉 純損失:4,502千米ドル 〈前期比:0.22百万米ドル(約0.3億円)減少〉 5%減少 百万円 〈前期比:-〉 営業損失:4,492千米ドル - 百万円 営業収益:0千米ドル 結果: – 当期営業損失、純損失ともに前下期とほぼ同 水準の着地となった 5%減少 百万円 551 578 為替レートは2015年6月30日 三菱東京UFJ銀行のTTM1ドル=122.45円を使用 © MediciNova, Inc. 2015 32 2015年12月期第2四半期業績の予実対比 (千米ドル) 2015年12月期 第2四半期 業績実績 2015年3月13日発表 の2015年12月期 第2四半期業績予想 増減額(%) 営業損失予実対比:0.8百万米ドル減少 純損失予実対比:0.8百万米ドル減少 売上高 (営業収 益) - 営業損失 4,492 - 5,309 ±0(±0%) △817 (△15.4%) – 第2四半期の営業損失、純損失実績がともに3月13日 発表の業績予想と比して約15%減少していることは、 予定より臨床治験関連費用発生のタイミングが遅れて いることに起因 – 通期業績予想に変更なし 純損失 © MediciNova, Inc. 2015 4,502 5,309 △807 (△15.2%) 33 要約貸借対照表 (千米ドル) 現金及び現金同等物 15年6月末 14年12月末 8,581 増減 現金及び現金同等物:8.6百万米ドル 11,669 △3,089 〈前期末比:3.1百万米ドル(約3.8億円)減少〉 前払費用及びその他の流動資産 1,021 463 +558 のれん(アヴィジェン関連) 9,600 9,600 - 仕掛研究開発費 4,800 4,800 - 680 685 △5 37 56 △18 資産合計 24,719 27,273 △2,554 支払債務 178 462 △284 未払費用 464 346 +119 未払給与及び関連費用 465 786 △321 短期および長期繰延収益、賃料 1,711 1,713 △2 繰延税金負債 1,956 1,956 - 負債合計 4,774 5,263 △489 2 2 - 25 24 +0 335,105 332,667 +2,438 △103 △101 △2 △315,084 △310,582 △4,502 〈前期末比:2.1百万米ドル(約2.5億円)減少〉 純資産合計 19,945 22,011 △2,065 – 累積欠損4.5百万米ドル増加 負債及び純資産合計 24,719 27,273 △2,554 – 新株購入契約の実施、ワラントの行使等により、2015年上期中に合計 0.46百万株の普通株を発行、これにより資本剰余金が2.4百万米ドル増 加 中国JV投資 有形固定資産(純額)及び保証金 優先株式(額面0.01米ドル) 普通株式(額面0.001米ドル) 資本剰余金 その他包括損失累計額 累積欠損 © MediciNova, Inc. 2015 34 – 2015年6月30日現在の現金は約8.6百万米ドルと見込まれ、 2016年3月31日までの運転資金をカバー 資産合計:24.7百万米ドル 〈前期末比:2.6百万米ドル(約3.1億円)減少〉 – 新株購入契約による新株発行(0.23百万株)により0.7百万ドル、ワラント の行使等により0.7百万ドル、合わせて1.4百万ドルのキャッシュ・イ ン、営業活動により4.5百万ドルのキャッシュ・アウトを相殺し、現金及 び現金同等物が3.1百万ドル減少、前払費用等が0.6百万米ドル増加した ことを主な要因として資産合計が2.6百万米ドル減少 負債合計:4.8百万米ドル ※有利子負債は引き続きゼロ 〈前期末比:0.5百万米ドル(約0.6億円)減少〉 純資産合計:19.9百万米ドル 要約損益計算書 (千米ドル) 売上高 2015年上期 2014年下期 - 増減 - - 営業費用 研究開発費:1.5百万米ドル 〈前期比:0.2百万米ドル(約0.2億円)減少〉 研究開発費及びパテント費 1,517 1,676 △159 一般管理費 2,975 3,052 △77 営業費用合計 4,492 4,728 △236 営業損失 4,492 4,728 △236 その他費用 18 13 +5 一般管理費:3.0百万米ドル 〈前期比:0.1百万米ドル(約0.1 億円)減少〉 その他収益 13 13 +0 – ほぼ前年下期と同水準の実績となった 5 7 △2 4,502 4,721 △219 法人税 当期純損失 © MediciNova, Inc. 2015 35 – ほぼ前年下期と同水準の実績となった メディシノバの株価状況 © MediciNova, Inc. 2015 36 1株当たり指数と時価総額 三菱東京UFJ銀行の為替レート(TTM)を使用 2015年6月30日、1ドル=122.45円 2015年6月 (第2四半期末) 2014年6月 (前第2四半期末) (百万円) (貸借対照表イメージ図) 負債 4,774 (内)現預金 8,581 1,653 19,945 24,801 2,442 3,037 △595 百万円 0.80 1.03 △0.23 米ドル 98 126 △28 円 0.34 0.56 △0.22 米ドル 42 69 △27 円 2015年6月30日終値 2014年6月30日終値 ナスダック 3.95 2.03 +1.92 米ドル ジャスダック 488 214 +274 円 ナスダック 98,328 49,017 ジャスダック 12,148 5,167 +6,981 百万円 24,893,221 24,146,419 +746,802 株 1株当たり 現金及び現金同 等物 資本 19,945 固定資産 15,117 株価 固定資産 15,164 時価 総額 発行済株式数 © MediciNova, Inc. 2015 37 単位 1,051 1株当たり 純資産 資本 24,801 増減 13,497 資本合計 (内)現預金 13,497 2014年6月 8,581 現金及び現金同 等物 負債 4,763 2015年6月 △4,916 千米ドル △602 百万円 △4,856 千米ドル +49,311 千米ドル JASDAQとNASDAQ市場の株価比較 1日あたりの平均出来高(株) 2009年通期 2010年通期 2011年通期 2012年通期 2013年通期 2014年通期 2015年 上半期 ジャスダック 44,897 20,464 42,542 62,694 165,540 145,978 123,913 ナスダック 8,223 2,221 39,595 31,226 64,467 124,600 115,989 ¥550 株価 ¥450 ¥350 ¥250 Jasdaq ¥150 © MediciNova, Inc. 2015 38 Nasdaq JASDAQ証券コード:4875 ナスダック Ticker:MNOV
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