プログラム ① 平成 27 年 2 月 24 日(火)「貿易実務入門編」 Ⅰ 貿易実務

プログラム
① 平成 27 年 2 月 24 日(火)「貿易実務入門編」
Ⅰ 貿易実務全体の入門理解
1.貿易の流れを歴史から検証する
2.世界と日本
3.国際取引は 3 つの要素がカギとなる
4.貿易実務はモノ・カネ・カミ
5.貿易条件とインコタームズ【インコタームズ 2010 概要】
1 貿易条件
(1)費用の範囲
(2)危険の範囲
(3)世界の貿易条件解釈規準
2 インコタームズ
(1)インコタームズの誕生
(2)インコタームズ 2010
(3)インコタームズ 2010 の主要三規則
(4)インコタームズ 2010 の実務上の注意
6.貿易と保険は切り離せない
7.外国為替と支払条件を理解する
Ⅱ
輸出コスト計算(基本)
1.ブレイクダウン方式
2.コストプラス方式
3.具体例の検討
4.申込(オファー:offer)書面作成
Ⅲ
Ⅳ
入門演習①
売契約書の作成
船積書類
1.船積書類
2.インボイス
3.梱包明細書(パッキングリスト)
4.原産地証明書
5.貨物海上保険証
6.船荷証券
7.<発展>航空運送状(Air Waybill)と航空運送
8.<発展>船荷証券(B/L)正本全部呈示以外の方法による輸入貨物引取り
Ⅴ
入門演習② 船積書類の作成
1.インボイス
2.パッキングリスト
Ⅵ
入門演習③
貿易実務(入門・基礎)の理解問題
Ⅶ
輸出業務と輸入業務の流れ
1.輸出の大きな流れ
2.輸入の大きな流れ
<参考>特恵関税制度
② 平成 27 年 2 月 25 日(水)「英文契約書入門編」
Ⅰ 英文契約書を読み解くコツ
1.英文契約書を攻略する方法
2.輸出契約書
(1)表題と前文
(2)目的
(3)個々の契約
(4)支払い
(5)契約品供給に係わる猶予期間(リードタイム)
(6)諸経費
(7)所有権
(8)クレーム
(9)契約期間
(10)商標・特許等
(11)製造物責任
(12)仲裁
(13)不可抗力
(14)分離可能性
(15)準拠法
(16)適用言語
(17)完全合意
(18)後文・署名欄
【参考】●英文契約書の重要ポイントをつかむ(重要な木を見る)
≪英文契約書の特殊英語≫
3.輸入契約書
(1)品質基準の保証
(2)補償
(3)契約書で良く使われる単語
4.ウィーン売買条約と輸出入契約書
①ウィーン売買条約の日本国での発効
②ウィーン売買条約の実務ポイント
Ⅱ 事例研究(失敗事例から学ぶ国際取引(ノウハウ)及び演習)
1.輸出契約
(1)事例概要
(2)輸出契約のポイント
(3)中近東ビジネスの特質
(4)演習
2.輸入契約
(1)事例概要
(2)輸入契約のポイント
(3)中国ビジネスの特質
(4)演習
3.販売店契約
(1)事例概要
(2)販売店契約のポイント
(3)韓国ビジネスの特質
(4)演習
4.代理店契約
(1)事例概要
(2)代理店契約のポイント
(3)ベトナムビジネスの特質
(4)演習
5.OEM契約
(1)事例概要
(2)OEM契約のポイント
(3)タイビジネスの特質
(4)演習
6.技術提携契約
(1)事例概要
(2)技術提携契約のポイント
(3)インドビジネスの特質
(4)演習
Ⅲ
有利な契約書・契約内容を締結するための国際交渉のコツ
1.交渉に入る前に(事前準備)
2.国際交渉の進め方とテクニック
3.国際弁護士の賢い利用方法
(1)国際弁護士は法律の専門家
(2)国際弁護士の費用体系や今後のスケジュールを明確にする
(3)信頼できる弁護士に頼むこと
≪参考Ⅰ≫ 貿易実務に必要な各種契約の知識
1.代理店契約(Agency Agreement)と販売店契約(Distributorship Agreement)
2.秘密保持契約(Secrecy Agreement)
3.OEM(Original Equipment Manufacturing)契約
4.ライセンス契約(License Agreement)
≪参考Ⅱ≫ 知的財産に関する基礎知識
特許ライセンス契約
③ 平成 27 年 2 月 26 日(木)「貿易実務模擬交渉編」
Ⅰ 第1ステップ:〔グループ討議〕
1.海外新規顧客・供給先の開拓方法
(1)事例1.海外国際見本市
①見本市参加までに準備すべきこと
②見本市での顧客対応
③帰国後のフォロー
(2)事例2.国際インターネット販売
①販売申込(sales offer)で気をつけるべきこと
②注文キャンセルの対処方法
(3)事例3.現地販売調査
①海外出張の事前準備
②現地訪問先と調査方法
Ⅱ
第2ステップ:〔模擬交渉〕
1.売主と買主の取引開始前の状況分析
2.売主側の輸出価格の検討と申込準備
(1)具体例の検討
(2)申込(オファー:offer)書面作成
3.買主側の輸入採算等の分析と仕入先変更準備
(1)具体例の検討
(2)買主の採算と意向
(3)反対申込(カウンターオファー:counter offer)書面作成
4.売主・買主による模擬交渉の実施と契約締結
Ⅲ
第3ステップ:〔講義〕
1.売主側の船積実施と船積書類の準備
2.買主側の荷受実施
Ⅳ
第4ステップ:〔グループ討議〕 買主側と売主側のトラブル解決の基本
1.海外からの商品調達トラブル対処法
(1)事例 輸入取引と品質・納期
①輸入ビジネスの注意点
②不良品の対応
2.海外販売先からの代金回収トラブル対処法
(1)事例1. 代金回収の基本
①不良債権の対応
②内容証明郵便の送付
③今後の予防策
(2)事例2. 代金回収交渉
代金回収案の提示