はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト2015 第2回グランド・ラウンドテーブル 震災から5年 鎮魂・忘却・創造 出演:岩崎真幸、片桐功敦、田中徳雲、柳美里、和田智行 東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故から 4 年半、被災地では日常の回復とともに震災の記憶の 風化が進んでいます。 津波被害と原発事故の二重の苦難を経験した南相馬市には、多くのボランティア団体、市民グループ、個人が 足を運び、滞在し、あるいは住民となって復興に力を合わせました。震災直後に比べ現在はそれらの活動にも消 長が見られることは当然ですが、現在もなお継続している活動には震災からの復興を超えた普遍性が見られるの ではないでしょうか。そこには、南相馬に限らない、震災を経験した福島であるからこその未来へのヒントが隠 されているように思えます。 第 2 回グランド・ラウンドテーブルでは震災から 4 年半を経過した南相馬・福島の状況と未来を参加者のみな さんと共有する場を作りたいと思います。 第1部 11 / 27(金) ❶ 参加 定員 / 50名(申込不要) 開催 時間 / 13:30∼17:30 開催 会場 / 南相馬市市民 情報交流セン ター 大会議室 南相馬市原町区旭町二丁目 7 番地の 1 第 2 部・第 3 部 11 / 28(土) 開催 時間 / 10:30∼12:00 ❷ 参加 定員 / 25名(要申込・先着順) 開催 時間 / 13:00∼16:00 ❸ 参加 定員 / 50名(申込不要) 開催 会場 / 同慶寺 南相馬市小高区小高上広畑 246 両日参加費無料 主 催:は ま ・ な か ・ あ い づ 文 化 連 携 プ ロ ジ ェ ク ト 実 行 委 員 会 協 力: 南 相 馬 市 博 物館/ 同慶 寺/大 堀相馬 焼協同組 合/春山窯 平成 27 年度 文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業 年月を経ても決して忘れてはいけない「鎮魂」 の思い 前に進むための「忘却」 そして苦難を乗り越えた先に立ち上がる 「創造」 11 / 27 (金) 第 1 部 11 / 28 (土) 第 2 部 第1部は、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクトで南相 馬市に長期滞在制作を行なった片桐功敦さん、地域の民俗 を長年研究している岩崎真幸さん、震災後災害FMの番組を 通じて地域の方との対話を継続し2015年からは南相馬市に 転居した柳美里さん、南相馬市小高区出身で震災後にシェ アオフィス「小高ワーカーズベース」を設立した和田智行さ んに登壇いただき、この3つのキーワードを指針にした自由 な語りの広場とします。 第1部 講演+ラウンドテーブル1 13:30∼17:30 13:30∼13:40 13:40∼14:10 14:10∼14:40 14:40∼15:10 15:10∼15:40 休憩 15:50∼17:30 第2部は、南相馬市小高区の同慶寺が会場です。住民の帰還 へ向けて準備が始まっている小高区での活動を支援すると ともに、隣設する浪江町ではいまだ帰還が果せない現状につ いても共有したいと思います。江戸時代からの歴史を持つ浪 江町の伝統工芸品・大堀相馬焼。大堀相馬焼春山窯の御協力 を得て、講師の華道家・片桐功敦さんと大堀相馬焼を花器に 同慶寺本堂を花で飾るワークショップを開催します。 第2部 ワークショップ 10:30∼12:00 第3部では、第2部で大堀相馬焼と花に寄せた「鎮魂」の想いに囲まれながら、柳美 28 (土) る浪江町の文化継承について、南相馬から問いかける命の大切さや未来について語 / 第 3 部 *参加ご希望の方は下記、申込先までご連絡ください。 *ハサミ (お持ちの方は剪定ハサミ)をご持参ください。 第 1 部会場: 南 相 馬 市 市民 情 報 交 流 セ ン タ ー( 大 会 議 室) 駐車場は併設する市立図書館の 駐車場をご利用ください。 市南 役相 所馬 ● ● 原町第一小 陸 前 浜 街 道 ︵ 旧 国 道 ︶ 6 P ● 南 相 馬 市 立 図 書 館 JR 原 ノ 町 駅 南 相 総馬 合市 病立 院 ● 第 2 部 ・第 3 部 会 場: 同 慶 寺 P 浜 街 道 ︵ 旧 国 道 ● 小高神社 6 ︶ P 陸 前 駐車場は南側の参道近くと北側の旧道から 入る所(本堂裏手)にあります。 南側駐車場を推奨しますが、南側が空いて ないときは北側駐車場をご利用ください。 ● 小高区役所 JR 小 高 駅 はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト 福島県は、 太平洋側から南北の境界線で浜通り、中通り、会津地方に分かれ、 ラウンドテーブル1「震災から5年 鎮魂・忘却・創造」 11 講師:片桐 功敦 氏 ◎ 会 場 地 図 イントロダクション「はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト報告」 講演① 岩崎 真幸 氏 講演② 片桐 功敦 氏 講演③ 柳 美里 氏 講演④ 和田 智行 氏 ◎ ゲ ス ト プ ロ フ ィ ー ル 里さん、片桐功敦さん、そして同慶寺住職の田中徳雲さんを囲んで、困難な状況にあ り合います。双相地域の歴史の基盤を作った相馬家の菩提寺での対話が、双相発の 新しい文化の発想を生み出すことを願っています。 第3部 講演+ラウンドテーブル2 13:00∼16:00 13:00∼13:10 13:10∼13:40 13:40∼14:10 14:10∼14:40 休憩 14:50∼16:00 イントロダクション 講演① 柳 美里 氏 講演② 田中 徳雲 氏 講演③ 片桐 功敦 氏 ラウンドテーブル2「ここから始める」 岩崎 真幸 Iwasaki Masaki 柳 美里 Yu Miri 相馬市在住。福島県内の民俗調査に従事。屋 南相馬市在住。小説家、劇作家。1997年『家族 敷林、民俗芸能の研究など。東北学院大学教 シネマ』で芥川賞受賞。泉鏡花文学賞、野間文 授を退官後、みちのく民俗文化研究所代表と 芸新人賞など受賞多数。2012年から南相馬災 して活動中。 害FMひばりFMの番組「ふたりとひとり」を 続けている。 2015年4月、 南相馬市へ移住。 片桐 功敦 Katagiri Atsunobu 堺市在住。華道みささぎ流家元として生花の 源流を探究。花をまとうワークショップなど 活動は幅広い。2013年秋∼2014年夏にかけて はま・なか・あいづ文化連携プロジェクトに 参加し、南相馬市に長期滞在。被災地に花を 生ける活動を行った。 和田 智行 Wada Tomoyuki 南相馬市出身。小高ワーカーズベース代表 (プロジェクトリーダー)。大学進学を機に上 京、2005年Uターン。東日本大震災と東京電力 福島第一原子力発電所事故で故郷の小高区 が警戒区域に指定され、現在は会津若松市に 避難。2014年にシェアオフィス「小高ワーカ 田中 徳雲 Tanaka Tokuun ーズベース」 設立。 南相馬市在住。いわき市に避難中。小高区に ある相馬家の菩提寺同慶寺の住職。地域の復 興に向けて各地での講演会、対話集会で福島 の現状を発信している。 【申込先 問合先】 はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会事務局 3つの地方はそれぞれ異なった風土や文化を持っています。 〒965-0807 福島県会津若松市城東町1-25(福島県立博物館内) はま・なか・あいづ文化連携プロジェクトは、2012年度から、福島県内の団体 tel:0242-28-6067(事務局直通) もしくは 0242-28-6000(福島県立博物館代表) と福島県立博物館が連携して行っているアートプロジェクトです。 fax:0242-28-5986(福島県立博物館内) *毎週月曜日、祝日の翌日は休業。 福島の文化を再発見し、 伝えること。新たに創造すること。 福島が直面する課題を共有し、みなさんと考える場を生み出すこと。 そのために、 2015年度は8つのプロジェクトを実施します。 >>詳しくはこちら hamanakaaizu.jp
© Copyright 2024 ExpyDoc