アニュアルレポート 2015 目次 1 経営理念/ポリシー 2 グループ概要 4 スナップショット 6 財務ハイライト 8 中期経営計画 11 ステークホルダーの皆様へ 12 マネジメント・メッセージ 18 経営体制 20 コーポレート・ガバナンス 28 博報堂DYグループのCSR 31 ファクトシート 32 10ヵ年財務サマリー 34 業種別・種目別売上高データ 38 各事業会社別(連結)財務ハイライト 40 株式情報 41 財務レビュー 42 連結財務諸表 49 連結財務諸表注記 99 主要なグループ会社一覧 103 会社情報 免責事項 博報堂DYグループに関連する業績見通し、計画、方針、経営戦略、目標、 予定、将来の数値・数額、事実の認識・評価等といった、将来に関する 情報をはじめとする歴史的事実以外の全ての記述は、当社グループが 現在入手している情報に基づく、現時点における予測、期待、想定、計 画、認識、評価等を基礎としているものです。また、見通し・予想数値 を算定するためには、過去に確定し正確に認識された事実以外に、見通 し・予想を行うために不可欠となる一定の前提(仮定)を使用しており ます。これらの記述または前提(仮定)については、その性質上、客観 的に正確であるという保証も、また将来その通りに実現するという保証 もありません。 Philosophy 経営理念 博報堂DYグループは、以下の7つの経営理念を掲げ、ビジネスを実践することにより、 ステークホルダーの皆様、さらには社会の発展に貢献してまいりたいと考えております。 1. 顧客に対して、常に最善のサービスを提供し、ビジネス価値の向上に貢献する。 2. メディアの革新と向き合い、メディア価値の向上に貢献する。 3. 世界的にネットワークを展開し、サービス網の充実をはかる。 4. 生活者から発想することで、人々の次世代の豊かさを創造し、社会の発展に寄与する。 5. 自由と自律を尊重し、多様な個性とチーム力を価値創造の源泉とする。 6. 自立と連携の精神で、新しい挑戦を続け、世界一級のマーケティングサービス企業集団を目指す。 7. 企業価値の継続的な向上をはかり、株主からの信頼と期待に応える。 Policy ポリシー 私たちは、設立以来、基本的なグループポリシーとして、「生活者発想」と 「パートナー主義」の2つを掲げています。 「生活者発想」 博報堂DYグループの発想の原点。人々を単に「消費者」として捉えるのではなく、多様化した社会の中で主体性を持って 生きる「生活者」として捉え、深く洞察することから新しい価値を創造していこうという考え方。生活者を誰よりも深く知って いるからこそ、広告主と生活者、さらにはメディアとの架け橋をつくれるのだと考えます。 「パートナー主義」 博報堂DYグループのビジネスの原点。常に生活者視点に立ち、広告主 ・ 媒体社のビジネスを共に見つめ、語り合い、 行動することからソリューションを提供していこうという考え方。パートナーとして広告主 ・ 媒体社と長期的な関係を築き、 継続性のある一貫したソリューションを提供していくことを常に目指しています。 これからの時代、私たちはこのポリシーに新たなイノベーションを起こす時を迎えていると考えます。 広告主との間では、マーケティングソリューション全領域においてビジネス価値の向上を共に目指すパートナーとして。 媒体社やコンテンツホルダーとの間では、多様化するメディアやコンテンツの価値向上を共に目指すパートナーとして。 私たちは生活者発想とパートナー主義のイノベーションを通して、質の高いワンランク上のサービスを提供してまいります。 アニュアルレポート 2015 1 グループ概要 広告事業会社 純粋持株会社 • 持株会社体制の優位性 3つの異なる広告事業会社がそれぞれの 「個性」と「強み」を活かし、広告主に対応 • グループ経営基盤強化 • シナジー効果の醸成 総合メディア事業会社 総合メディア事業会社として、媒体社、 コンテンツホルダーとのパートナーシップ を強化 戦略事業組織 欧米を中心とした専門マーケティング サービス企業を束ね、専門的かつ先進的な マーケティング手法やソリューションを グローバルベースで提供 2 博報堂DYホールディングス 博報堂は「生活者発想」と「パートナー主義」という 2 つのフィロソフィーのもと で、日々革新を続けています。高いクリエイティビティを持つプロフェッショナ ルがチームを編成し、広告領域のみならず、戦略構築から社会的なムーブメント の創出まで、あらゆる領域においてクライアントの皆様の課題解決をお手伝いし ています。マーケティング環境の変化を先取りし、統合マーケティング・マネジ メント力でクライアントの事業価値を向上させる世界一級のマーケティング・ カンパニーを目指してまいります。 「優れたアイデアだけが、最強のコミュニケーションを可能にする・・・」大広 のフィロソフィー「Ideas win」は、ここから生まれました。クライアントの マーケティング課題の解決をはじめ、戦略的なソリューション力と卓越したア イデアで、より効果的・効率的なコミュニケーションを創出することを目指し、 提供していきます。大広は、ブランドの開発・育成から、販売促進、顧客管理 に至るまで、クライアントの「マーケティング・ソリューション・パートナー」 としての役割を果たしてまいります。 1929 年創業の読売広告社は、住生活分野を起点とする卓越したマーケティン グ開発力、セールスプロモーション分野での長年の経験に基づいたクライアン トの売りの完結に向けた戦略提案力に定評がある一方、アニメーション番組や イベント事業の企画を通して培ったエンタテインメント分野のビジネス開発力 を有しています。これらの強みを深化・拡張させ、さらなる独自性の追求を目 指しています。クライアントの成功へのパートナーとなるべく、実効の上がる ソリューションを提供していきます。 博報堂 DY メディアパートナーズは、博報堂、大広、読売広告社の 3広告会社の メディア機能を統合して設立された「総合メディア事業会社」です。 博報堂DYグループのメディアビジネス、コンテンツビジネスを担い、同領域に おけるプラニング、プロデュース、バイイング、トラフィック、ナレッジを主要 な機能として駆使し、3つの広告事業会社と連携して、広告主、媒体社、コンテン ツホルダーに対し、最適な課題解決力を提供します。 「生活者」を読者・視聴者・観客として捉え、消費者・顧客へとつなげていく新 しいメディア価値の創造。このようにメディアを広義に捉え、 「メディア効果 をデザインする」ことが私たちの目指すメディア・コンテンツビジネスです。 kyu は、北米・欧州を中心とした、最先端かつユニークな専門マーケティング サービス企業を束ねる戦略事業組織です。M&A によりそれら企業を傘下に収 めることで、 「専門性」と「先進性」を継続的にグループ内に取り込み、グローバ ルベースで提供していきます。また kyu は、傘下の企業の連携・協働を支援・ 促進し、新たな最先端ソリューションやビジネス機会の開発も行います。 アニュアルレポート 2015 3 スナップショット 博報堂DYグループの特長 2003年10月1日、博報堂、大広、読売広告社の国内広告会社3社が、 共同持株会社 博報堂DYホールディングスを設立し、経営統合しました。 2003年12月には、3社のメディア機能を分離統合し、同機能の強化・ 効率化を図るため、 博報堂DYメディアパートナーズを設立しました。 広告主に向き合う3社と、メディア、コンテンツホルダーと向き合う博報堂 DYメディア パートナーズを中核事業会社とする日本で唯一のユニークな組織構造を持っています。 我々は、業界に先がけて「統合マーケティング・ソリューションの提供」を中期基本戦略に掲げ、 実践しています。 幅広い業種のクライアントに統合マーケティング ・ソリューションを提供していますが、 中でも、「自動車 ・ 関連品」「飲料 ・ 嗜好品」「情報・通信」の売上高構成比が高く、 この3業種で、業種別売上高合計の40%弱を占めています。 グローバルプレゼンス 当社グループは、現在、日本で2位、世界で8位*の規模を持つ広告会社グループです。 2015年3月末現在、世界全体の子会社及び関連会社数は260社、グループ全体の従業員数は13,021名、売上総 利益に占める海外比率は7.2%となっています。2019年3月期に売上総利益に占める海外比率を20%とする中期経 営計画の実現に向け、今後も、積極的な投資を行い、グローバル展開を推し進めていきます(計画の詳細については、 P.8をご覧ください)。 グローバル グループ 売上総利益に占める 7.2% ランキング: 関連会社数: 従業員数: 8位 260 社 13,021 名 * 2015年4月「Advertising Age」調べ 4 子会社及び 博報堂DYホールディングス 海外比率: 国内広告市場と当社グループ国内売上高推移 国内の広告市場は、2008 年 3 月期をピークに減少しましたが、2010 年 3 月期を底に回復基調となり、2015 年 3 月期は、ピークの2008 年 3 月期を100とした場合、90 程度まで回復しました。これに対して、当社グループの国 内売上高は、中期経営計画の取り組みが奏功し、99 程度まで回復しています。これらをベースに計算したマーケット シェアは、2008年3月期の16.9% から2015年3月期は18.7%と向上しました。 8,000 1.40 8,000 十億円 1.40 6,000 1.25 6,000 1.25 4,500 1.20 4,500 1.20 3,000 1.15 3,000 1.15 1,500 1.10 1,500 1.10 0 1.05 0 (3 月期) 2008 (3 月期) 2008 100 100 国内広告市場 2009 90 90 92 92 90 92 HDY 連結(国内)売上高 国内広告市場 2010 2009 78 78 82 82 2011 2010 78 82 国内広告市場 / 名目 GDP(右軸) HDY 連結(国内)売上高 2012 2011 80 80 80 83 83 83 2013 2012 2013 82 84 87 93 82 82 87 87 2014 2014 84 84 93 93 88 97 1.05 2015 84 84 93 93 2015 90 99 国内広告市場 / 名目 GDP(右軸) *1 国内広告市場のデータは、「特定サービス産業動態統計調査」(経済産業省)から引用しています。また、同調査で公表されている実数データは、 調査対象の変更などの影響により一部不連続が生じているため、伸び率データを用いて補正した実数データを使用しています。 *2 国内広告市場規模の経年推移をご確認いただくため、直近過去10年間における最大値であった2008年3月期を基準として各年度の指数を算出しています。 株主還元に関する基本方針 配当については、安定的かつ継続して実施することを基本としています。また、配当額を決定する際は、資金需要 の状況、業績の動向及び企業競争力強化のための内部留保の充実などを総合的に勘案の上決定し、業績動向などに 不測の事態が発生しない限り、1株当たり5.0円を下限とする方針です。 自社株買いについては、株主還元及び資本効率向上のための手段として、また経営環境の変化に対応した機動的 な資本政策の遂行のため、適宜検討の上、必要に応じ、実施していく方針です。 1株当たりの配当金 * 自社株買い 円 買付期間 15 10 5 0 (3月期) 年間 2011 2012 2013 2014 2015 7.0 7.0 8.0 12.0 15.0 株式数 * (株) 買付総額 (百万円) 発行済み 株式総数に 対する割合 2007年 5月15日~5月22日 1,160,000 939 0.3% 2008年 2月12日~ 2月20日 1,695,100 999 0.4% 2011年 2月8日~3月7日 6,000,000 3,105 1.6% 2014年 5月12日〜 5月28日 7,000,000 6,289 1.8% * 2013年10月1日付で、普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いました。過去からの推移や比較を考慮し、株式分割前についても、 株式分割後の1株当たり配当金と株式数を記載しています。 アニュアルレポート 2015 5 財務ハイライト 百万円 2011 2012 2013 2014 2015 ¥ 936,476 ¥ 978,321 ¥1,045,431 ¥1,095,909 ¥1,131,064 売上総利益 152,218 160,756 175,964 190,150 205,867 販売費及び一般管理費 137,951 140,940 149,645 156,233 169,045 14,266 19,816 26,319 33,916 36,821 4,550 8,604 12,894 18,721 19,879 625 527 759 983 1,672 14,891 20,343 27,078 34,900 38,494 ¥ 474,126 ¥ 518,805 ¥ 528,535 ¥ 583,970 ¥ 633,904 2,544 2,768 3,050 5,068 4,597 206,455 219,280 234,352 254,510 282,729 ¥ 11.81 ¥ 22.66 ¥ 33.96 ¥ 49.31 ¥ 53.22 11.81 22.64 33.95 49.27 53.16 7.00 7.00 8.00 12.00 15.00 16.3 16.4 16.8 17.4 18.2 のれん償却前オペレーティング・マージン 5 9.8 12.7 15.4 18.4 18.7 オペレーティング・マージン 6 9.4 12.3 15.0 17.8 17.9 61.4 60.3 57.8 56.3 55.5 2.3 4.3 6.0 8.1 7.9 41.5 39.7 41.9 40.9 41.6 各表示年の3月31日に終了した会計年度 会計年度 売上高 営業利益 当期純利益 のれん等償却額 1 のれん償却前営業利益 2 会計年度末 総資産 有利子負債残高 3 純資産 1株当たり(円)4 当期純利益 当期純利益(潜在株式調整後) 配当金 比率(%) 売上総利益率 人件費比率 7 ROE(自己資本利益率) 自己資本比率 1 のれん等償却額とは、企業買収によって生じるのれんの償却額等のことです。 2 のれん償却前営業利益とは、企業買収によって生じるのれんの償却額等を除外して算出される営業利益のことです。 3 有利子負債残高は、短期借入金と長期借入金(1年以内返済予定を含む)を合算したものです。 4 2013年 10月 1日付で、普通株式 1株につき10株の割合をもって株式分割を行いました。本アニュアルレポートにおいては、過去からの推移や比較を考慮し、株式分割前 実績についても、株式分割後の株数に基づく数値で記載することとしました。これにより、1 株当たり配当金については 2014 年 3 月期第 2 四半期末配当以前、その他のす べての1株当たり指標については2013年3月期以前の数値に修正を加えています。 5 のれん償却前オペレーティング・マージンは売上総利益に対するのれん償却前営業利益の比率を表示しています。 6 オペレーティング・マージンは売上総利益に対する営業利益の比率を表示しています。 7 人件費比率は、売上総利益に対する人件費の比率を表示しています。 6 博報堂DYホールディングス 2015年3月期実績 売上高 売上総利益/売上総利益率 億円 9,000 億円 9,000 90 % 90 2,058 12,000 18.2% 1,800 11,310 18 8,000 1,200 17 4,000 600 16 0 0 (3月期) 2011 2012 2013 2014 (3月期) 2015 15 2011 売上総利益 売上高 1兆1,310億円 堅調な国内広告市場を背景に前年同期比 +3.2% の増収。業種 売上総利益 2012 2013 2014 2015 売上総利益率 2,058億円/売上総利益率 18.2% 既存事業会社の成長に加え、M&A による押し上げ効果も奏功 別では、 「金融・保険」 「交通・レジャー」など幅広い業種で増加。 し前年同期比+8.3%と大幅に増益。グループ各社の取り組み、 種目別では、テレビ、インターネットメディア、マーケティング/ 制作業務のグループ内製化率アップ、M&A による海外フィー プロモーションが牽引。 型ビジネスの取り込みなどが、売上総利益率向上に寄与。 営業利益/ オペレーティング・マージン のれん償却前営業利益/ のれん償却前オペレーティング・マージン 億円400 90 % 368 300 17.9% 18 200 12 100 6 0 0 (3月期) 2011 営業利益 営業利益 2012 2013 2014 450 億円 360 オペレーティング・マージン 270 15 180 10 90 5 0 0 2011 のれん償却前営業利益 368億円/オペレーティング・マージン 17.9% 戦略的な費用投下を進めつつ、売上総利益率の向上と販売管理 費コントロールにより前年同期に達成した過去最高益を更新。 オペレーティング・マージンは、17.9% と高水準をキープ。 20 18.7% (3月期) 2015 25 % 384 のれん償却前営業利益 2012 2013 2014 2015 のれん償却前オペレーティング・マージン 384億円/ のれん償却前オペレーティング・マージン 18.7% のれん償却前営業利益は、前年同期比 +10.3% と 2 桁成長を 実現。のれん償却前オペレーティング・マージンは、18.7% と 中期経営計画の重点指標17% を上回る高水準。 当期純利益/ ROE(自己資本利益率) 億円200 12 % 198 180 9 7.9% 120 6 60 3 0 (3月期) 0 2011 当期純利益 当期純利益 2012 2013 2014 2015 ROE(自己資本利益率) 198億円/ ROE 7.9% 特別利益の減少はあったものの、当期純利益も過去最高益を 更新。ROE は、7.9% と中期経営計画の重点指標 8% に近い水 準を維持。 アニュアルレポート 2015 7 中期経営計画 当社グループは、2019年3月期を最終年度とする中期経営計画の実現に向け、3つの成長 ドライバーを強化し、統合マーケティング・ソリューションの高度化/先鋭化に努めています。 ここでは、中期経営計画の概要についてご説明します。 中期基本戦略 企業のベスト・マーケティング ・パートナーとして、世界一級のマーケティングサービス企業集団を目指す。 先進的かつ創造的な統合マーケティング ・ソリューションの提供を通じて、新たな市場やムーブメントを創造し、 社会/生活者に活力を与え続ける存在になる。 中期経営目標(2019年3月期) のれん償却前営業利益 450 億円 重点指標 売上総利益年平均成長率 のれん償却前オペレーティング・マージン* (2019年3月期目標) +7%以上(計画期間内) 17% * オペレーティング・マージン =営業利益/売上総利益 ROE(自己資本利益率) (2019年3月期目標) 8% 成長イメージ 計画期間は2015年3月期~ 2019年3月期までの「5ヵ年計画」 計画期間中に生み出されるキャッシュの大半を3つの成長ドライバーへ投下 計画期間中の 売上総利益増加分に占める オーガニック 50% 国内 50% 売上総利益の年平均成長率 売上総利益に占める海外比率 M&A比率 M&A 50% +7%以上 8 計画期間中の 売上総利益増加分に占める 博報堂DYホールディングス 海外比率 海外 50% 2019年3月期に 20% へ 3つの成長ドライバーとそれを支える投資戦略 成長ドライバー 1 成長ドライバー 2 3 成長ドライバー “生活者データ・ドリブン” アジアを中心とした “専門性”と“先進性”の マーケティング対応力の強化 新興国での体制強化 継続的な取り込み スピーディかつ着実な成長を支える 「積極的な投資戦略」 1 “生活者データ・ドリブン”マーケティング対応力の強化 顧客管理 製品開発 店頭体験 価格戦略 「生活者発想」 ペイド メディア プランニング力 来店誘引 クリエイティブ力 オウンド メディア エグゼキューション力 アーンド メディア 融合 融合 生活者データ・マネジメント・ プラットフォーム 生活者データ × テクノロジー • 生活者データ・マネジメント・プラットフォームを構築し、生活者発想をさらに高度化 • “生活者データ・ドリブン” な統合マーケティング ・ソリューションを提供 “生活者データ・ドリブン”マーケティングとは、多様な生活者データを収集し、統合・ 分析・ 管理し、さまざまなマーケティングサービスを提 供する基盤となる「生活者データ・マネジメント・プラットフォーム」上で展開されるマーケティング活動のことを指します。 データ活用を基とするマーケティングサービスにおいては、データを分析するだけではなく、クリエイティビティを発揮して、その実施までつなげて いくということが必要です。このようなプラットフォームを武器に、より競争力の高い統合マーケティング・ソリューションの提供に努めていきます。 アニュアルレポート 2015 9 2 アジアを中心とした新興国での体制強化 日系得意先 ローカル得意先 ① 日系得意先拡大 ② ローカル得意先拡大 広告会社 現在 積極的に M&A を推進 博報堂DYグループの既存 事業会社ブランド以外でも展開 プロダクション/ 専門マーケティング サービス事業 ③ プロダクション/ 専門マーケティングサービス領域への拡大 • 引き続き、日系得意先対応を強化する一方、ローカル得意先の扱いを獲得 ・ 拡大 • 積極的な M&A を行い、統合マーケティング ・ソリューション提供体制を整備 これまで進めてきた日系得意先対応をさらに強化する一方、ローカル得意先の獲得・拡大にも注力していきます。 また、プロダクションや専門マーケティングサービス事業など、ソリューションラインナップの拡充と収益基盤の強化も積極的に行い、アジア地域 に根差した体制を構築する計画となっています。そして、積極的な M&A を行い、統合ソリューション提供体制を構築していきます。 3 “専門性”と“先進性”の継続的な取り込み 博報堂DYホールディングス 博報堂 大広 読売広告社 博報堂DYメディアパートナーズ 中核事業会社 kyu 戦略事業組織 • 専門マーケティングサービス(MS)企業ビジネスモデルを確立し、専門性 ・ 先進性を継続強化 • 従来型ビジネスとの最適な組合せで、高度な統合マーケティング ・マネジメント・ニーズに対応 2014年5月に中核事業会社と並列の、独立した戦略事業組織として組成された「kyu」が、北米・欧州を主たる対象エリアとして、最先端か つユニークな専門マーケティングサービス企業の M&A を行うことで、 “専門性”と“先進性”を継続的にグループ内に取り込みます。 「kyu」は、M&Aによる業績面への貢献だけでなく、傘下の企業の連携・ 協働を支援 ・ 促進し、新たな最先端ソリューションやビジネス機会 の開発も行っていきます。 10 博報堂DYホールディングス ステークホルダーの皆様へ 代表取締役社長 戸田 裕一 ステークホルダーの皆様には、ますますご清祥のこと 株主還元につきましては、安定配当の考え方を基本に、 と、お慶び申し上げます。 業績の動向などを総合的に勘案して決定しています。当 当期の日本経済は、物価上昇に伴う実質所得の減少な 期の配当は、期初の予定通り、前期から3円増配の年間 どを背景に消費増税後の個人消費の回復が遅れ、設備投 15円とさせていただきました。また、2014年5月には、 資や生産も低調な推移となるなど、弱い動きが見られま 株主還元の一層の充実と資本効率の向上を図ることなど した。一方、国内広告市場は、企業の先行き経済への期 を目的に、700万株(62億円)の自社株買いを実施し 待感や収益改善などを背景に底堅い動きとなりました。 ました。なお、今期の配当金につきましては、安定配当の このような環境の中、当社グループは、積極的な事業 考え方をベースに業績の見通しを勘案し、3円増配の年 展開を進めた結果、売上高は、金融・保険、交通・レジャー 間18円の予定です。 などを中心に幅広い業種で伸び、さらに、当期からスター なお、当社グループは、 「生活者、社会の刻々と変化す トした中期経営計画の戦略に基づいて進めているM&A る課題を解決し、新たな価値を提供していくことによっ も寄与し増収となりました。また、収益性向上にも努めた て、生活者、社会の中に幸せを生み、幸せをつなげ、とも 結果、営業利益は増益となり、前期に達成した過去最高 に拡げていくこと。」を基本理念として、CSR活動に取り 益を更新しました。 組んでまいりました。今後も、より積極的に、柔軟にCSR 当社グループは、 「“生活者データ・ドリブン”マーケ を継続進化させ、社会的責任を果たしてまいります。 ティング対応力の強化」 「アジアを中心とした新興国での また、本年6月1日より適用開始されました「コーポレー 体制強化」 「“専門性”と“先進性”の継続的な取り込み」 トガバナンス・コード」についても対応を進めています。 を中期経営計画における3つの成長ドライバーとしていま 6月26日の定時株主総会における2名の社外取締役選 す。当期は、多様なデータの統合・分析に基づく各種マー 任といったコーポレート・ガバナンス強化、中期経営計画 ケティングツールやサービスの提供、アジアにおけるネット において設定したROEの目標に向けた取り組みなどを進 ワーク拠点の拡充やM&Aの実施、新たに組成した戦略 めています。今後もさらなる中長期的な企業価値向上を 事業組織「kyu」による最先端かつユニークな専門マーケ 目指してまいります。 ティングサービス企業の取り込みなど、中期経営計画の ステークホルダーの皆様の日頃のご支援に心から感謝 戦略を着実に実行しています。今期は、中期経営計画の 申し上げるとともに、引き続き当社グループへのご理解 2年目となります。引き続き中期経営計画で掲げる戦略 をよろしくお願い申し上げます。 を積極的に推進し、新たな成長を実現してまいります。 アニュアルレポート 2015 11 マネジメント・メッセージ ここでは、業績や中期経営計画の進捗について、ご説明します。 1. 2015年3月期業績の振り返り 2. 中期経営計画の進捗について 3. 2016年3月期以降に向けて 1. 2015年3月期業績の振り返り 2015 年 3 月期の国内広告市場は、底堅い動きとなりました。このような環境の中、 当社グループは中期経営計画の初年度より積極的に事業を展開してきました。この結 果、売上高は1兆 1,310億円(前年同期比 3.2%増加)と増収となりました。また、売 上高を種目別に見ますと、4マスメディアでは、スポットが好調だったテレビとラジオが 前年同期を上回りました。一方、新聞、雑誌は前年同期を下回ったため、4マスメディア 取引合計は前年同期比微増となりました。また、4マスメディア以外では、インターネット メディアを中心にマーケティング/プロモーション、クリエイティブが伸び、4マスメディ ア以外取引合計は前年同期を上回りました。 売上総利益は、既存事業会社の成長に加え、M&A による押し上げ効果も奏功し 2,058億円(同8.3%増加)と大幅な増益となりました。また、売上総利益の伸びを意 識したグループ各社の取り組み、制作業務のグループ内製化率アップ、M&Aによる海 外フィー型ビジネスの取り込みなどが、売上総利益率向上に寄与し、売上総利益率は 18.2%(同0.9ポイント向上)となりました。 販売管理費は、新規連結会社の損益取り込みの影響や戦略的費用の増加などはあり ましたが、費用の効率化に努め、前年同期に比べ8.2% の増加と、売上総利益の伸び率 を下回りました。その結果、営業利益は、368 億円(同 8.6%増加)と前年同期に達成 した過去最高益を更新しました。オペレーティング・マージンは、17.9%と高水準を キープしました。 また、中期経営目標であるのれん償却前営業利益は、384億円(同 10.3%増加)と 2 桁成長を実現しました。のれん償却前オペレーティング・マージンは、18.7%と中期 経営計画の重点指標17% を上回る高い水準を維持しました。経常利益は389億円(同 9.8%増加)と増益となり、また、税金等を控除した当期純利益も198 億円(同 6.2% 増加)と大幅な増益となり、いずれも過去最高益を更新しました。また、ROEは、7.9% と中期経営計画の重点指標8%に近い水準を維持しました。 12 博報堂DYホールディングス 2. 中期経営計画の進捗について 本中期経営計画期間の初年度である2015年3月期は、積極的な事業展開に加え、 3つの成長ドライバーにおける取り組みもあり、経営目標や重点指標に対して順調な滑り出しとなりました。 ここでは、2015年3月期における各種取り組みの進捗状況についてご説明します。 売上総利益 売上総利益は、既存事業会社での成長に加え、M&Aによる押し上げ効果も寄与し、 157億円増加(前年同期比8.3%増加)と大幅に伸長しました。 売上総利益の増加要因を「オーガニック/ M&A」という切り口で見ますと、オーガニッ クが 97 億円増加(同 5.1%増加)、さらに、新たに損益の取り込みを開始した M&A の 増加分は 60 億円となりました。その結果、売上総利益増加分に占めるM&A対象会社 の収益貢献は約4割となりました。 また、増加要因を「国内/海外」という切り口で見ますと、国内においては 104 億円 増加(同5.7%増加)となりました。さらに、海外は53億円増加(同56.5%増加)と1.5 倍以上の規模に拡大しました。その結果、売上総利益に占める海外比率は前年の 5.0% から7.2% へと順調に拡大しました。 売上総利益 億円 期間平均 年率+7%以上 3,000 +157億円増 (前年同期比+8.3%) 2,000 1,901 2,058 売上総利益の増加要因① M&A 基準年差 +97億円 +60億円 構成比 62% 38% 期間平均成長 +5.1% — 売上総利益の増加要因② 基準年差 1,000 0 (3月期) 2014 年 基準年 2015 年 2019 年 基準年:2014年3月期 オーガニック 基準年:2014年3月期 国内 海外 +104億円 +53億円 構成比 66% 34% 期間平均成長 +5.7% +56.5% 売上総利益に占める海外比率:5.0% 7.2% 中期目標 中期経営計画期間 アニュアルレポート 2015 13 のれん償却前営業利益/のれん償却前オペレーティング・マージン/ ROE •のれん償却前営業利益/のれん償却前オペレーティング ・マージン のれん償却前営業利益は、35 億円増益(前年同期比 10.3%増加)の384 億円とな り、2桁成長を実現しました。 のれん償却前オペレーティング ・マージンは、18.7%(同 0.3 ポイント向上)と中期 経営計画の重点指標17% を上回る高水準をキープしました。 • ROE(自己資本利益率) ROEは、7.9%と中期経営計画の重点指標8%に近い水準を維持しました。 のれん償却前営業利益 のれん償却前オペレーティング・マージン 億円 500 % +35億円増 (前年同期比+10.3%) 400 349 19 450億円 18.4 18.7 18 384 17 ~ ~ 0 (3月期) 300 2014 年 2015 年 ROE(自己資本利益率) % 200 8.5 8.0 100 8.1 7.9 7.5 ~ ~ 0 0 (3月期) 2014 年 基準年 2015 年 2019 年 中期目標 (3月期) 2014 年 中期経営計画期間 続いて、中期経営計画で掲げた3つの成長ドライバーについて主な強化施策をご説明します。 1.“生活者データ・ドリブン”マーケティング対応力の強化 “生活者データ・ドリブン”マーケティング対応力の強化に関しては、多様なデータの 統合・ 分析に基づく各種マーケティングツールやサービスの開発を進め、それらの提供 を開始しています。ここでは、4 つの異なる視点での具体的な取り組みについてご説明 します。 14 博報堂DYホールディングス 2015 年 ① マスメディア×オンラインメディア 「TVPlus Simulator」の提供開始 テレビCMとオンライン動画広告を掛け合わせた広告効果予測を可能とするオリジナル プランニングツール「TVPlus Simulator」を開発し提供を開始しました。「TVPlus Simulator」は、これまで困難であった、「テレビ CM」と「オンライン動画広告」の最 適な出稿パターンや、商品認知・ 購入意向などの指標についてのシミュレーションが可 能なツールです。本ツールを利用することで、得意先企業に対し、これまで以上に広告 効果の高い出稿計画が提案できるようになりました。 ② 新規見込み客の「発見」と「広告配信」 「Querida Insight™」 「Querida Planning™」の提供開始 パネル調査データとオンラインアクチュアルデータを統合 ・ 分析し、新規見込み客を発 見する「Querida Insight™」と、その新規見込み客への的確な広告配信を可能にする 「Querida Planning™」の2つのサービス提供を開始しています。 ③ ショッパーマーケティング ID-POS分析システム「realshopper SM™」の提供開始 生鮮食品を含めたID-POSデータの分析を行うクラウド型ASPサービス「realshopper SM™」の提供を開始しました。 ④ メディア価値を高めるためのサービス開発 アクシオムジャパン(株)と共同で媒体社のデータを活用した新サービス開発に着手 グローバルに、データ管理 ・ 分析用のソフトウェアを提供するアクシオムの日本法人と 協業し、媒体社の持つオンライン・オフラインデータを活用した、媒体価値の向上を図る ためのデータプラットフォームの開発に着手しました。 2. アジアを中心とした新興国での体制強化 アジアにおける売上総利益は、中華圏、アセアンともに 2 桁成長となり、アジア全体で は 96 億円(前年同期比 18.6%増加)と順調に拡大しました。また、ネットワーク拠点 の拡充やM&A を実施し、サービス提供体制を強化しました。 同地域では、広告事業会社による新規ネットワーク拠点の設立やプロダクション機能 の整備、さらには M&A による、リサーチ、PR などの専門マーケティングサービス企業 の取り込みを通じ、サービス提供体制を強化しています。 また、当社グループ独自の強みである「生活者発想」を活用した、地域オリジナルの プログラム開発や研究を通じた対応体制の強化も行っています。具体的には、博報堂 が、アセアン留学生とそのネットワークの知見を活用した、日系企業向けのアセアン市場 参入支援プログラム、「ASEAN DISCOVERY STUDIO」の提供を開始しました。 アニュアルレポート 2015 15 さらに、2014 年タイに開設した博報堂生活総研アセアンが、「アセアン生活者フォー ラム」を開催、同フォーラムにてアセアンの生活者に関する最新の研究成果『The Connected Family』を発表しました。これらは、日本で蓄積してきた生活者研究のノウハ ウを活かした地域オリジナルの施策となっており、アセアンに根差した、企業のマーケ ティング活動を支援 ・ 推進しています。 アジアの売上総利益 億円 120 前年同期比 +18.6% 96 90 81 60 30 * アジア:中華圏やアセアン諸国の他、韓国、インドなど(オセアニアは除く) 0 (3月期) 2014 年 2015 年 連結子会社の単純合算ベース 3.“専門性”と“先進性”の継続的な取り込み 2014 年 5 月に新たに組成した、中核事業会社と並列の独立した戦略事業組織 「kyu」は、その活動を本格化し、最先端かつユニークな専門マーケティングサービス企 業の取り込みを行っています。 まず、高度な専門マーケティングサービスを提供する SYPartners と Red Peak Group の2社を子会社化、kyu傘下での初年度をスタートしました。 また、kyu のヘッドクオーターをニューヨークに設置し、最先端かつユニークな専門 マーケティングサービスを提供する様々な企業とのコンタクトを開始しています。 kyu は、北米 ・ 欧州を主たる対象エリアとして、最先端かつユニークな企業の M&A を行うことで、 “専門性”と“先進性”を継続的にグループに取り込んでいますが、業績 面においても、当社の海外事業の拡大へ貢献しています。 2015 年 3 月期において、kyu は、海外の売上総利益増加分の過半を占めています が、今期は傘下 2 社の損益取り込み期間が通年化することに加えて、これら2 社の成長 も加わり、業績への貢献が拡大していくと見ています。 さらに、今後も新たなM&Aを実行することで、専門性と先進性の強化と、当社グルー プの連結収益拡大に貢献していきます。 なお、2016年3月期に入り、6月に米国シアトルのデジタル・クリエイティブ・エージェン シーであるDigital Kitchenを子会社化し、また7月にカナダのクリエイティブ・エージェン シーであるSid Lee Internationalを子会社化するなど取り組みを加速しています。 16 博報堂DYホールディングス 戦略事業組織「kyu」 海外事業への貢献 さらなる M&A • ニューヨークにヘッドクオーターを設置 ティングサービスを提供する各種企業 損益取り込み 期間の通年化 とのコンタクト拠点に SYPartners LLC Red Peak Group LLC (3月期) 2015 年 計画化 • 最 先 端 か つユニークな 専 門マーケ 2社の成長 海外の 売上総利益 増加分の 過半を占める 2016 年 3. 2016年3月期以降に向けて 中期経営計画初年度である2015年3月期は、売上総利益やのれん償却前営業利益 が期初の見通しを上回る着地となり、戦略事業組織「kyu」の活動の本格化、海外事業 の大幅拡大など中期戦略の推進という観点でも、順調なスタートが切れたと考えてい ます。 中期経営計画 2 年目となる2016 年 3 月期に関しては、海外経済は引き続き緩やか な回復傾向が続く見通しであり、国内経済についても個人消費の回復などを中心に着実 に拡大することが見込まれています。 そして、これら経済の回復を背景に、主戦場である国内広告市場は 2% を超える着実 な成長が見込まれ、海外についても国内以上の大きな伸びとなることが期待されます。 このような市場の拡大基調を追い風に、当社グループは、引き続き中期経営計画で掲げ る戦略を積極的に推進し、新たな成長を実現していきます。 アニュアルレポート 2015 17 経営体制 (2015年6月26日現在) 18 博報堂DYホールディングス 11 9 5 13 12 8 7 10 6 1 4 3 2 取締役 1 取締役会長 4 取締役 7 取締役 10 取締役 成田 純治 松崎 光正 西岡 正紀 中田 安則 博報堂取締役会長 博報堂取締役専務執行役員 博報堂執行役員 読売広告社代表取締役社長 博報堂 DY メディアパートナーズ 読売広告社取締役 2 代表取締役 戸田 裕一 博報堂代表取締役社長 3 代表取締役 沢田 邦彦 取締役 11 8 5 取締役 今泉 智幸 取締役 西村 治 博報堂取締役執行役員 博報堂取締役常務執行役員 大広取締役 博報堂 DY メディアパートナーズ 博報堂 DY メディアパートナーズ 取締役常務執行役員 執行役員 博報堂取締役副社長 6 取締役 9 取締役 大森 壽郎 博報堂 DY メディアパートナーズ 代表取締役社長 12 社外取締役 松田 昇 取締役 中谷 吉孝 落合 寛司 博報堂常務執行役員 大広代表取締役社長 常勤監査役 社外監査役 社外監査役 星子 音晴 宮内 忍 山口 勝之 大広監査役 大広社外監査役 博報堂 DY メディアパートナーズ 常勤監査役 社外監査役 足立 輝男 内田 実 13 社外取締役 服部 暢達 監査役 社外監査役 読売広告社社外監査役 執行役員 会長 専務執行役員 執行役員 成田 純治 * 松崎 光正 * 西岡 正紀 * グループ戦略統括担当 社長 戸田 裕一 * 副社長 沢田 邦彦 * マネジメント統括担当 マイケル・バーキン kyu CEO マネジメント統括担当補佐 (グループ経理財務局、グループ 広報・IR室(IR)、グループマネジ メントサービス推進室担当) グループマネジメントサービス 赤木 直人 グループ戦略統括担当補佐 (イノベーション推進室、 kyu事業室担当) kyu事業室長 * 取締役を兼務しています。 推進室長 常務執行役員 今泉 智幸 * マネジメント統括担当補佐 (グループ人事戦略局担当) 西村 治 * マネジメント統括担当補佐 (グループ総務局、グループ法務室、 グループ広報・IR室(広報)担当) 中谷 吉孝 * グループ戦略統括担当補佐 (マーケティング・テクノロジー・ センター、グループ情報システム 局担当) マーケティング・テクノロジー・ センター室長 アニュアルレポート 2015 19 コーポレート・ガバナンス コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、中核事業会社である博報堂、大広、読売広告社及び博報堂DYメディアパート ナーズ(以下、 「中核事業会社」)並びにそれらのグループ会社を統括・管理する持株会 社であります。持株会社として当社グループにおける経営の透明性の向上及びコンプラ イアンス遵守の観点から、グループ全体のコーポレート・ガバナンスの強化・ 充実を経 営の重要課題として認識しています。 また、経営環境の変化に迅速に対応できる組織体制を構築し、経営の効率性を重視 した企業価値の最大化を経営の基本目標と位置付けています。 コーポレート・ガバナンス体制の概要 当社は、監査役会設置会社として、取締役の職務の執行が有効的かつ効率的に行わ れるとともに、実効性のある監査が適確に行われる経営体制を構築すべく、以下の通り、 具体的な体制を整備し運用しています。 コーポレート・ガバナンス体制一覧 組織形態 取締役の人数 監査役会設置会社 13名 うち社外取締役の人数 2名 監査役の人数 5名 うち社外監査役の人数 3名 独立役員の人数 5名 取締役の任期 1年 報酬開示状況 総額開示 報酬の額またはその算定方法の決定方針の有無 有 ① 取締役の職務執行に係る有効性及び効率性の確保に係る体制 a.当社は、定款において取締役の員数を14名以内と定めています。取締役は2015年 6 月 29 日現在 13 名で、定期的(原則月 2 回)または必要に応じて臨時の取締役会 を開催することにより、経営上の重要事項の意思決定を行うとともに、当社及び中核 事業会社の業務執行に関する報告を受け、取締役及び執行役員の職務執行の状況の 監督を行っています。 当社は、取締役選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権 の 3 分の 1 以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び累 積投票によらない旨定款に定めています。 また、当社は、株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項として、 以下の事項を定款に定めています。 20 博報堂DYホールディングス (自己株式の取得) 当社は、資本政策の機動性を確保するため、会社法第165条第2項の規定により、 取 締 役 会の決 議によって自 己の株 式を取 得することができる旨 定 款に定めて います。 (中間配当) 当社は、取締役会の決議によって毎年 9 月 30 日を基準日として中間配当をするこ とができる旨定款に定めています。 なお、当社は、株主総会の円滑な運営を行うことを目的として、会社法第 309 条 第 2 項に定める株主総会の決議について、議決権を行使することができる株主の議 決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う 旨定款に定めています。 b.当社は、業務執行機能の強化・拡大を企図し、経営体制をより強固なものとするため、 2014年4月より執行役員制度を導入しています。 博報堂 DY グループのガバナンス・コンプライアンス体制 (1) 株主総会 選任 監査役・監査役会 選任 監査 選任 会計監査 取締役・取締役会 会計監査人 選任・監督 監査 代表取締役 監査役業務部 監査室 内部監査 当社各部門 グループ法務室 指導・助言 各社監査部門 コンプライアンスに関する 指導・助言・啓発 内部監査 博報堂 大広 読売広告社 博報堂 DY メディア パートナーズ アニュアルレポート 2015 21 c.当社は、取締役会の意思決定を補佐するため、「経営会議」及び「拡大経営会議」を 設置し、予算、中期計画、組織及び投融資案件など、経営上の重要事項について事 前審議を行うこととしています。 d.当社は、当社及び中核事業会社の取締役を中心に構成する「統合会議」を設置し、グ ループ連結業績及び中核事業会社の業績などに係る報告、意見交換を行うことによ り、定期的に利益計画の進捗状況を把握・管理することとしています。 e.当社は、取締役会決議により、職務の執行を行う役員を執行役員に任用して、その 地位及び担当職務を明確化するとともに、「組織規程」及び「職務権限規程」を制定 し、取締役・使用人の役割分担、業務分掌、指揮命令関係などを明確化しています。 f. 当社グループの経営課題に対する共通認識を持ち、グループ企業価値の最大化に向 けた経営を行うため、当社と中核事業会社は、相互に一部の取締役を兼務する体制 をとっています。 g.当社は、事業会社の経営管理に関する方針及び方法などの基本的な事項を「事業会 社管理規程」に定めることにより、当社グループの総合的な事業の発展及び業績の 向上を図っています。 h.当社は、取締役会の諮問機関である「報酬・指名会議」を設置し、中核事業会社にお ける業績評価の共有を前提に、役員の任免及び役員の報酬の決定に係る審議を行い、 その結果を取締役会へ答申することとしています。 i. 当社の子会社においても、その規模並びに重要性などに鑑み、当社の規程及びその 他の体制に準じた規程などを制定し、取締役の職務執行に係る有効性及び効率性の 確保に係る体制を整備しています。 ②監査の実効性の確保に係る体制 a.当社は、定期的(原則月1回)または必要に応じて臨時の監査役会を開催しています。 監査役は、取締役会の他、重要な会議体へ出席するとともに、取締役及び重要な使 用人との意見交換、中核事業会社などの業務状況の報告を受けることなどにより、 持株会社の監査役としてのグループの視点で取締役の職務執行につき監査を行って います。 b.当社は、取締役会などにおいて、常勤監査役(2名)及び東京証券取引所の定めによ り独立役員として指定している社外監査役(3 名)に積極的な意見を求め、客観的か つ中立的な評価 ・ 監視の下、経営上の重要事項の意思決定の審議 ・ 決議を行って います。 22 博報堂DYホールディングス c.当 社は、「監査役に対する報告体制規程」を制定し、当社の監査役に対する報告に 係る当社グループの取締役及び使用人の義務及び仕組みなどを定めています。 d.当社及び中核事業会社は内部監査部門を設置し、その監査結果を定期的に監査役に 報告する体制をとっています。また、中核事業会社における監査の実施状況などの共 有化を通じ、当社グループ全体における内部監査機能の充実、向上を図っています。 ③リスク管理体制の整備状況 a.取締役会の委嘱を受け、当社及び中核事業会社の社長を中心に構成される「グループ コンプライアンス委員会」を設置し、グループ全体のコンプライアンスに関わる指導、 啓発を図っています。「グループコンプライアンス委員会」は、グループ役職員のコン プライアンスマインドの向上、コンプライアンス・ 企業倫理などの重要事項に関する 方針の策定、運営体制の整備、グループ各社におけるコンプライアンス活動の進捗管 理、助言、指示、指導などを主な役割としています。 b.グ ループ全体を対象としたグループ企業及び役職員の具体的な行動指針となる 「博報堂DYグループ行動規範および遵守事項」を制定しています。 博報堂DYグループのガバナンス・コンプライアンス体制 (2) 経営会議 諮問 審議 拡大経営会議 取締役会 報酬・指名会議 答申 選任・監督 委嘱 執行役員 指導・助言・啓発 報告 グループコンプライアンス 委員会 当社各部門 グループ情報セキュリティ委員会 情報セキュリティ委員会 意見 グループリスク対応チーム 事前報告 指導・助言・啓発 博報堂 大広 読売広告社 博報堂 DY メディア パートナーズ アニュアルレポート 2015 23 c.当社は、グループ法務室を設置し、当社グループにおける具体的なコンプライアンス に関する諸施策の立案、実施、指導、啓発及びモニタリングを行っています。さらに、 中核事業会社の法務部門や外部機関との連携を図り、各事業会社における事案の検 証を行うことにより、一定の牽制機能を確保し、企業の社会的責任やリスクに対する 助言を行っています。 d.当社は、情報管理の不備による信用喪失などの危険を防止するため、「グループコン プライアンス委員会」の下部組織として「グループ情報セキュリティ委員会」及び 「情報セキュリティ委員会」を設置しています。「グループ情報セキュリティ委員会」 は、当社グループの情報セキュリティ体制を構築し、「情報セキュリティ委員会」は、 「ISO/IEC27001:2013」及び「JISQ27001:2014」の認証基準における要 求事項に適合する当社の情報管理体制の整備・改善を推進しています。また、経理・ 財務関連のリスクを回避するために、関連する諸規程を制定し、経理の適正を確保す るとともに、投融資リスクの最小化に努めています。 e.当社は、重大なリスク事案への不適切な対応による当社グループの社会的信用の失墜 及び企業価値の多大なる毀損を未然に防止すべく、 「グループコンプライアンス委員会」 の下部組織として「グループリスク対応チーム」を設置するとともに、 「危機管理規程」 を制定し、対象となるリスク事案及びリスク対応体制を明確化することにより、リスク 事案発生時の迅速かつ適切な対応を強化しています。 f. 当社は、当社グループにおける防災計画の立案及び防災体制の整備など、防災全般 に関する諸事項の構築を推進すべく「防災委員会」を設置するとともに、「災害対策 規程」を制定し、災害発生時の対応体制などを確立することにより、災害による人的・ 物的被害を予防 ・ 軽減しています。 g.当社の子会社においても、その規模並びに重要性などに鑑み、当社の規程及びその他 の体制に準じた規程などを制定し、損失の危険の管理に係る体制を整備しています。 ④情報開示体制の整備状況 a.当社は、事業会社の経営管理に関する基本的な事項を定めた「事業会社管理規程」 の中で、情報開示の体制などに係る基本方針を規定しています。併せ、当社及び連結 対象子会社において、法定・ 適時開示情報に係る当社への集約、開示体制などに関 する詳細を明文化した情報開示に係る規定を制定しています。 b.当社に係る法定・ 適時開示情報をはじめとするIR情報については、社内関連部門を 横断する「IR委員会」を設置し、情報の共有を図っています。 24 博報堂DYホールディングス c.主要な連結対象子会社においては、総務 ・ 広報部門に IR担当者を置き、各社に関 連する法定・適時開示情報を一旦集約する仕組み・体制をとっています。IR担当者 は、集約された法定 ・ 適時開示情報をはじめとする IR情報を、速やかに当社の IR 部へ書面をもって連絡することとしており、IR部では当該情報について開示の要否を 検討の上、情報取扱責任者に上程しています。 d.また、投融資事項や経営管理に係る重要事項などのうち、事前に当社に対して協議 を要する事項についても、主要な連結対象子会社に関する重要情報として、当社にお いて一元管理をしています。 e.これら企業グループ内の重要情報の共有、グループとしての IR方針の決定並びに それに係る重要事項の協議の場として、グループを横断する「グループ IR委員会」を 設置し、円滑なグループ IR活動の実現を図っています。 f. 当社において、取締役またはそれに準ずる役職者のうちから選任する情報取扱責任 者が当社グループを一元的に代表し、情報開示事項の社内管理、情報の更新及び訂 正の必要性を判断し、適時開示を担当するとともに、非開示情報の取扱いについて 社長へ適宜相談 ・ 提言を行っています。 g.一方、主要な連結対象子会社においては、取締役またはそれに準ずる者のうちから、 情報管理責任者を選任しています。各社の情報管理責任者は、重要情報の社内管理 に関する統括責任を負い、重要情報の管理・報告体制の構築、維持のために、適宜・ 適切な措置を講ずるものとしています。 内部監査及び監査役監査の組織 ・ 人員等 ①当社グループは、当社及び中核事業会社各社に内部監査部門を設置し、内部監査部 門において策定される監査方針に基づき、年度監査計画を策定し内部監査を実施し ています。中核事業会社における監査結果は、当社の内部監査部門に集約され、監 査役にも定期的に報告されています。 ②当社は、有限責任 あずさ監査法人に会計監査を委嘱しており、会計監査人による監 査が適宜実施されています。監査役と会計監査人は、各々の年度監査計画に基づい て計画的な監査を実施し、監査役は監査の方法と結果についての報告を求めるとと もに意見交換を行っています。 ③当社は、監査役監査の実効性を高めるため、監査役の職務を補助する組織として監 査役業務部を設置し、監査役が行う監査業務の補佐及び監査役会事務局業務を行っ ています。 アニュアルレポート 2015 25 ④当 社は、取締役会の他、その他重要会議体への監査役の出席を求めるとともに、 会社の業務の状況を担当部門により監査役へ定期的に報告しています。 ⑤監査役、会計監査人、内部監査部門の 3 者の活動の実効性、効率性の向上、充実を 図るため、随時、相互の連絡会を実施し、監査方針・ 計画及び監査結果の共有化を 図っています。 ⑥社外監査役である宮内忍氏は公認会計士の資格を有しており、財務及び会計に関す る相当程度の知見を有しています。 社外取締役及び社外監査役 ①当社の社外取締役は2名、社外監査役は3名です。 ②社 外取締役については、それぞれの分野における豊富な経験と幅広い見識から、 企業価値向上のための助言及び経営の監督によって、取締役会の持つ業務執行の意 思決定と監督機能強化を期待しています。 ③社 外監査役については、それぞれの分野における豊富な経験と幅広い見識から、 取締役会及び業務執行に対する客観的な立場での監督機能強化を期待しています。 ④各社外取締役及び各社外監査役と当社との間には特別な利害関係はありません。 ⑤当社においては、社外取締役または社外監査役を選任するための会社からの独立性 に関する基準を設けていませんが、その選任にあたっては、当社との間に人的関係、 資本関係または取引関係またはその他において一般株主と利益が相反するような利益 関係がないこと、また東京証券取引所の上場規程を勘案しており、現在の当社社外取 締役(2名)及び社外監査役(3名)はいずれも当該独立性の要件を満たしています。 社外役員との責任限定契約 当社は、会社法第 427 条第1項に基づき、社外取締役及び社外監査役との間におい て、会社法第 423 条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しています。当該契 約に基づく賠償責任限度額は、法令が定める額としています。 取締役及び監査役の責任免除 当社は、職務の遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにするため、 会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役及び監査役(取締 役及び監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会 の決議によって免除することができる旨定款に定めています。 26 博報堂DYホールディングス 役員報酬の内容 ①報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法 当社の役員報酬制度は、継続的な企業価値の向上と当社グループの業績向上への インセンティブとして機能することを基本方針として設計しています。また、報酬等の水 準については、上場会社を中心とした他社の報酬水準などを勘案の上、当社役員の役 割と責任に見合った水準を設定することとしています。 取締役の報酬等については、「基本報酬」、「賞与」及び「退職慰労金」によって構成 しています。「基本報酬」については、役位及び職務に応じて決定しています。「賞与」 については、利益水準及び各種経営指標の達成度などを総合的に勘案の上、決定して います。また「退職慰労金」については、在任1年ごとに月例支給額及び業績などを勘 案の上、定めた金額を在任期間中積み立て、これに基本額を加算した金額を基礎とし て、在任中に功労などのある場合は一定の加算または減算の上、退任時に支給すること としています。ただし、社外取締役の報酬については、その職務に鑑み、固定報酬であ る基本報酬のみとしています。なお、かかる方針については、取締役会において決定し ています。 監査役の報酬等については、 「基本報酬」のみとしています。「基本報酬」については、 常勤 ・ 非常勤の別、経験、見識及び役割などに応じて決定しており、かかる方針につい ては、監査役の協議により決定しています。 (注)なお、役員報酬体系の見直しの一環として、監査役に対する退職慰労金制度を2015年6月26日開催の定時株主総会終結の 時をもって廃止しています。 ②役員の報酬等 a.役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数 報酬等の種類別の総額 基本報酬 取締役 監査役 (社外監査役を除く) 社外監査役 合計 役員退職慰労 引当金繰入額 賞与 報酬等の総額 (百万円) 員数 (名) 総額 (百万円) 員数 (名) 総額 (百万円) 員数 (名) 総額 (百万円) 305 7 197 6 57 7 51 41 3 36 ― ― 3 5 32 4 32 ― ― ― ― 379 14 265 6 57 10 56 b.提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等 連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載していません。 アニュアルレポート 2015 27 博報堂DYグループのCSR CSR基本理念 私たち博報堂DYグループの CSR は、生活者と社会を幸せにすることです。 生活者、社会の刻々と変化する課題を解決し、新たな価値を提供していく。 そして、生活者、社会の中に新しい幸せを生み、幸せをつなげ、拡げていく。 これこそが、私たちの願いです。 一人ひとりが、「2つの CSR」に取り組みます。 1.Basic CSR:国際規格や法令、「博報堂DYグループ行動規範および遵守事項」 など、企業として果たすべきすべての義務を誠実に果たしてまいります。 2.Advanced CSR:「日々の仕事」を通し、また自らの 「クリエイティブの力」「伝える力」「一人ひとりの個性で動く」を主体的に発揮しながら、 生活者と社会のために責任を果たしてまいります。 私たちは、一人ひとりが持つ志を基にクリエイティビティ、知見や技術、 行動力を持って、私たちの CSR を実現してまいります。 《幸せをつくる》、その実現は博報堂DYグループと社員にとっての誇りであり、 幸せでもあるのです。 CSR推進体制 CSR委員会 博報堂DYグループ CSR委員会を博報堂DYホールディングスに設置しています。委員は博報堂DYホールディングス 代表取締役社長を委員長とする取締役から構成されています。 博報堂DYグループにふさわしい CSRに関する基本方針、テーマ及び施策案の検討並びに策定を行います。 CSR事務局 博報堂DYホールディングス グループ広報 ・ IR室 CSRグループが事務局となり、CSRテーマ及び施策案に関する ハブ、マネジメント、広報、プロデュースの各機能を担います。 博報堂DYグループCSR推進体制 博 報 堂DYグル ープ CSR 委 員 会 博報堂 大広 広告事業会社 28 博報堂DYホールディングス 読売広告社 博 報 堂 DY メディア パ ートナーズ kyu 総 合メディア 事業会社 戦略事業組織 ステークホルダーとの関わり 博報堂DYグループは、「生活者発想」と「パートナー主義」というポリシーのもと、 「生活者発想の CSR」を推進しています。生活者としての社員一人ひとりが あらゆるステークホルダーのパートナーとなり、アクションを起こし、変化の渦をつくり、 生活者と社会の幸せを目指します。 生活 者と社会を幸せにする 国連グローバル・コンパクトの原則を支持し、 WORLD 国際協力NGOとの世界の子どもたちへの支援など、 国連機関や国際条約に関する 普及啓発のサポートを行っています。 社員一人ひとりの パートナーとなる ステークホルダー 政府の国民運動や震災復興事業、 COUNTRY 生活者 クライアント 企業・団体との取り組みにおける、 メディア・コンテンツ制作や活動支援など、 国内の社会課題に取り組んでいます。 メディア・コンテンツホルダー 協力機関 国連機関・国際機関 NPO・NGO 政府 LOCAL / COMMUNITY 行政機関 自治体 自治体や企業・団体、地域の方とともに、 地域の資源を考え、人材育成を支援し、 都市部と地域をつないだ共有価値の創出など、 継続的な地域の活性化を推進しています。 教育機関 社員・家族 ユース・子ども など 個性豊かな社員が業務で得た PERSONAL 知見やネットワークを駆使して、 多様なステークホルダーのつなぎ手となり、 さまざまなアクションを推進しています。 パートナー主義 生活 者 発想 アニュアルレポート 2015 29 Advanced CSR Advanced CSR は、博報堂DYグループならではの積極的なアクションです。 社員一人ひとりが、普段取り組んでいる仕事や、自分が持っているナレッジやスキルを 見つめ直すことから生まれるアクションです。 「日々の仕事」を通し、また自らの「クリエイティブの力」「伝える力」「一人ひとりの個性で動く」を 主体的に発揮しながら、生活者と社会のために責任を果たしてまいります。 Advanced CSR 構 造 図 日々の 仕 事 を 通じて 取り組 む 社員一人ひとりが、日々の仕事の先に存在する社会的課題に対して、 ステークホルダーとともに行っている取り組みです。 社員一人ひとりが、社会の課題に対する コミュニケーションデザインを積極的に行っています。 伝える 力 を 活 かす 社員一人ひとりが持っている “伝える力”を社会に活かす活動です。 生活者と社会を幸せにする 生 活 者 発 想 / パ ートナー 主 義 クリエイティブの 力 を 活 かす 一 人 ひとりの 個 性 で 動く 仕事で培ったノウハウとスキルを活用して、 社員一人ひとりがソーシャルアクションを行っています。 Advanced CSR活動事例 クリエイティブの 力 を 活 かす 伝える 力 を 活 かす TAP PROJECT の経験を積み、 博報堂の教育プログラム「H-CAMP」 アクションを進化させる 「粒ぞろいより、粒違い」を人材育成方 TAP PROJECT は、無料で提供される 針に掲げる博報堂。子どもたちに楽しみ 飲食店などの水に対して募金をすること 博報堂 人事局付出向 TBWA\HAKUHODO で、世界の子どもたちに清潔な水を届ける 片平 真実 フ協会と組んで日本での活動を博報堂グ ました。寄せられた募金は、マダガスカル での「水と衛生の支援活動」に活用されて います。TAP PROJECTは継続が重要で、 サステナブルに実行できる仕組みづくり が必要だと考えています。 博報堂DYホールディングス らえればと考え、 「H-CAMP」というオリジ 取り組みです。2009 年から日本ユニセ ループ内の有志メンバーでスタートさせ 30 ながら、自分の個性の可能性に気づいても ナルのキャリア教育の取り組みを進めて OPEN-CAMP います。 「H-CAMP」は中学校・高校から の「企業訪問」受け入れに対応している「企 業訪問 -CAMP」と、博報堂オリジナルの 個人参加型ワークショッププログラム 「OPEN-CAMP」の 2 つのプログラムで 構成されています。 Fact Sheets ファクトシート アニュアルレポート 2015 31 10ヵ年財務サマリー 各表示年の3月31日に終了した会計年度 2006 2007 2008 2009 2010 会計年度 売上高 ¥1,111,121 ¥1,088,442 ¥1,118,749 ¥1,033,396 ¥ 917,065 売上総利益 155,953 158,769 163,897 154,059 143,579 販売費及び一般管理費 131,242 134,315 138,889 139,042 137,443 人件費 82,837 84,271 86,923 86,521 90,325 賃借料 6,819 7,536 7,378 10,571 11,475 減価償却費 3,299 3,243 2,719 4,065 3,848 590 581 1,093 934 519 その他 37,695 38,682 40,774 36,949 31,274 営業利益 24,710 24,454 25,007 15,016 6,136 税金等調整前当期純利益 22,670 21,018 18,896 7,874 6,147 当期純利益(損失) 11,313 12,055 10,021 (3,277) 1,277 のれん償却前営業利益 2 25,300 25,035 26,100 15,950 6,655 のれん等償却額 1 会計年度末 総資産 ¥ 518,471 ¥ 534,481 ¥ 552,697 ¥ 480,768 ¥ 456,313 現預金 +(短期)有価証券 84,820 71,310 72,479 58,663 77,890 投資有価証券 55,102 59,348 58,468 46,330 49,981 5,992 3,894 2,615 2,679 2,129 203,592 215,626 214,074 206,048 208,802 ¥ 27,533 ¥ 1,230 ¥ 26,085 有利子負債残高 3 純資産 4 キャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー (25,281) (13,171) (20,390) 財務活動によるキャッシュ・フロー (4,690) (4,293) (6,431) ¥ (14,570) ¥ 25,300 6,783 (4,211) (4,613) (3,421) 1株当たり(円)5 当期純利益(損失)(潜在株式調整前) ¥ 28.55 ¥ 31.03 ¥ 25.87 — — 25.87 — 配当金 5.50 7.00 8.00 7.00 7.00 配当性向(%) 19.3 22.6 30.9 — 211.4 ¥ 523.45 ¥ 547.11 ¥ 547.28 ¥ 514.25 ¥ 520.90 当期純利益(潜在株式調整後)6 純資産 4 ¥ (8.49) ¥ 3.31 3.30 比率(%) 売上総利益率 14.9 15.7 のれん償却前オペレーティング・マージン 7 16.2 15.8 15.9 10.4 4.6 オペレーティング・マージン8 15.8 15.4 15.3 9.7 4.3 人件費比率 53.1 53.1 53.0 56.2 62.9 5.8 5.8 4.7 39.3 39.8 38.2 41.3 44.0 7,292 7,886 8,305 9,600 9,823 9 自己資本利益率(ROE) 自己資本比率 従業員数(人)(会計年度末) 14.0 14.6 14.7 (1.6) 0.6 1 のれん等償却額とは、企業買収によって生じるのれんの償却額等のことです。 2 のれん償却前営業利益とは、企業買収によって生じるのれんの償却額等を除外して算出される営業利益のことです。 3 有利子負債残高は、短期借入金と長期借入金(1年以内返済予定を含む)を合算したものです。 4 2007年3月期より「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準第5号2005年12月9日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する 会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号2005年12月9日)を適用したことに伴い、「純資産」「1株当たり純資産」を記載しております。 2006年3月期以前については、改正後の基準に従って算定しています。 5 2013年10月1日付で、普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いました。本アニュアルレポートにおいては、過去からの推移や比較を考慮し、 株式分割前実績についても、株式分割後の株数に基づく数値で記載することとしました。これにより、1株当たり配当金については2014年3月期第2四半期末配当以前、 その他のすべての1株当たり指標については2013年3月期以前の数値に修正を加えています。 32 博報堂DYホールディングス 百万円 2014 vs 2015 2011 2012 2013 2014 2015 ¥ 936,476 ¥ 978,321 ¥1,045,431 ¥1,095,909 ¥1,131,064 ¥ 35,154 3.2% 152,218 160,756 175,964 190,150 205,867 15,717 8.3% 137,951 140,940 149,645 156,233 169,045 12,811 8.2% 93,514 96,902 101,655 106,968 114,333 7,364 6.9% 11,097 10,585 10,819 11,060 11,764 703 6.4% 2,687 1,886 1,896 1,956 2,411 455 23.3% 625 527 759 983 1,672 688 70.0% 30,027 31,038 34,514 35,264 38,863 3,599 10.2% 14,266 19,816 26,319 33,916 36,821 2,905 8.6% 13,132 20,355 24,948 37,039 38,924 1,884 5.1% 4,550 8,604 12,894 18,721 19,879 1,158 6.2% 14,891 20,343 27,078 34,900 38,494 3,594 10.3% ¥ 474,126 ¥ 518,805 ¥ 528,535 ¥ 583,970 ¥ 633,904 ¥ 49,933 8.6% 92,498 101,854 113,949 139,984 163,012 23,028 16.5% 45,938 53,900 56,924 61,631 81,925 20,294 32.9% 2,544 2,768 3,050 5,068 4,597 206,455 219,280 234,352 254,510 282,729 28,218 ¥ 22,616 ¥ 20,047 ¥ 17,763 ¥ 31,846 ¥ 33,314 ¥ 1,467 (1,379) (5,444) (5,642) (7,605) (7,563) (5,792) (5,017) (3,617) (1,362) (12,484) (470) (9.3)% 11.1% 42 (11,121) ¥ 11.81 ¥ 22.66 ¥ 33.96 ¥ 49.31 ¥ 53.22 ¥ 3.91 11.81 22.64 33.95 49.27 53.16 3.89 7.00 7.00 8.00 12.00 15.00 59.2 30.9 23.6 24.3 28.1 ¥ 518.11 ¥ 542.89 ¥ 583.73 ¥ 629.66 ¥ 707.30 16.3 16.4 16.8 17.4 18.2 0.9 pts 9.8 12.7 15.4 18.4 18.7 0.3 pts 9.4 12.3 15.0 17.8 17.9 0.0 pts 61.4 60.3 57.8 56.3 55.5 (0.7)pts 2.3 4.3 6.0 8.1 7.9 (0.2)pts 41.5 39.7 41.9 40.9 41.6 0.6 pts 10,081 10,633 11,385 11,894 13,021 3.00 3.8 pts ¥ 77.64 1,127 6 2009年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在しますが、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。 7 のれん償却前オペレーティング・マージンは売上総利益に対するのれん償却前営業利益の比率を表示しています。 8 オペレーティング・マージンは売上総利益に対する営業利益の比率を表示しています。 9 人件費比率は、売上総利益に対する人件費の比率を表示しています。 アニュアルレポート 2015 33 業種別・種目別売上高データ 業種別売上高 各表示年の3月31日に終了した会計年度 エネルギー・ 素材 ・機械 食品 2006 2007 2008 2009 ¥ 22,581 ¥ 22,760 ¥ 21,287 ¥ 18,836 71,222 71,196 70,258 70,053 107,027 108,075 116,703 115,089 薬品 ・ 医療用品 35,064 36,519 39,631 37,814 化粧品 ・トイレタリー 61,299 62,813 65,396 62,546 ファッション・アクセサリー 20,106 20,444 21,248 15,234 精密機器 ・ 事務用品 10,061 13,193 13,514 12,825 家電 ・ AV機器 33,384 34,655 33,616 31,146 147,909 143,715 135,891 112,052 家庭用品 15,223 16,299 17,477 17,931 趣味 ・スポーツ用品 30,490 27,800 26,301 22,671 不動産 ・ 住宅設備 39,691 39,621 42,760 38,718 出版 25,698 26,156 27,078 22,381 125,316 124,907 120,485 120,124 流通 ・ 小売業 53,357 45,602 45,131 42,822 金融 ・ 保険 82,829 74,797 71,076 62,916 交通 ・レジャー 52,368 53,810 53,727 46,136 外食 ・ 各種サービス 17,024 17,886 20,581 37,827 官公庁 ・ 団体 22,456 12,033 38,093 13,868 教育 ・ 医療サービス・宗教 10,056 7,724 7,221 6,338 案内 ・その他 40,854 43,325 50,617 49,955 1,024,022 1,003,339 1,038,103 957,293 飲料 ・ 嗜好品 自動車 ・ 関連品 情報 ・ 通信 上記合計 上記以外計 合計 87,099 85,103 80,646 76,103 ¥1,111,121 ¥1,088,442 ¥1,118,749 ¥1,033,396 * 一部得意先が事業内容に合わせて会社を設立したため、それに基づいて2009年3月期から新しい区分で業種別売上高を集計しています。 しかしながら、2008年3月期以前の売上高を新しい区分で集計することが難しいため、前年同期比の数値が一部実質とは異なる業種があります。 具体的には、2008年3月期まで、官公庁・団体の業種であった一部得意先が、2009年3月期から、外食・ 各種サービス、金融・保険に分かれています。 種目別売上高 各表示年の3月31日に終了した会計年度 2006 2007 2008 2009 マスメディア広告 新聞 ¥ 143,912 ¥ 134,218 ¥ 130,631 ¥ 100,727 雑誌 55,738 52,820 48,964 39,198 ラジオ 22,795 22,636 22,716 21,385 テレビ 435,796 435,998 445,169 412,997 合計 658,243 645,673 647,482 574,308 インターネットメディア 16,216 19,836 23,492 アウトドアメディア 44,728 42,825 41,236 クリエイティブ 94,387 100,337 93,299 176,497 206,135 206,880 その他の広告* マーケティング/プロモーション その他 合計 上記合計 上記以外計 合計 25,835 21,486 18,075 365,779 357,666 390,621 382,984 1,024,022 1,003,339 1,038,103 957,293 87,099 85,103 80,646 76,103 ¥1,111,121 ¥1,088,442 ¥1,118,749 ¥1,033,396 * その他の広告については、2007年3月期より現在の5区分に細分化した種目を示しています。 34 博報堂DYホールディングス 百万円 % 2010 2011 2012 2013 2014 2015 構成比 ¥ 18,271 ¥ 19,480 ¥ 14,563 ¥ 12,732 ¥ 10,747 ¥ 12,458 1.3% 69,828 71,209 71,990 72,936 71,125 69,496 7.2% 108,105 110,635 115,521 115,612 122,319 117,387 12.1% 42,901 42,427 46,385 49,579 49,473 53,673 5.5% 64,290 64,882 65,181 64,215 66,386 68,413 7.1% 10,966 11,625 12,830 13,775 14,378 12,648 1.3% 0.7% 9,398 11,102 10,837 10,504 8,675 6,641 26,820 28,655 32,384 28,725 25,811 29,071 3.0% 93,631 97,182 107,518 121,744 140,320 138,721 14.3% 16,998 16,169 16,772 17,733 16,805 17,409 1.8% 18,929 16,686 15,491 14,892 14,051 12,737 1.3% 31,413 36,054 40,525 43,159 45,212 40,827 4.2% 22,381 22,051 20,659 22,862 25,023 23,112 2.4% 93,215 97,409 94,919 102,251 100,491 103,595 10.7% 41,797 39,855 41,760 46,755 49,857 48,236 5.0% 52,515 51,133 47,539 46,867 53,288 58,995 6.1% 42,464 36,702 36,413 43,934 41,429 45,780 4.7% 27,282 23,159 25,296 23,542 23,434 27,676 2.9% 18,329 15,205 12,727 15,184 14,577 16,687 1.7% 7,171 7,617 7,622 11,610 13,989 16,512 1.7% 39,241 42,057 43,927 45,005 45,879 48,368 5.0% 855,956 861,307 880,859 923,616 953,268 968,442 100.0% 61,108 75,169 97,462 121,815 142,641 162,623 ¥917,065 ¥936,476 ¥978,321 ¥1,045,431 ¥1,095,909 ¥1,131,064 百万円 % 2010 2011 2012 2013 2014 2015 構成比 ¥ 81,404 ¥ 67,992 ¥ 68,003 ¥ 66,433 ¥ 67,449 ¥ 64,759 6.3% 27,612 24,612 23,844 23,719 24,190 23,649 2.3% 16,623 15,638 15,086 14,618 13,991 14,433 1.4% 380,843 386,414 394,581 420,512 427,508 431,048 42.0% 506,483 494,658 501,514 525,282 533,138 533,889 52.1% 41,522 56,269 80,473 92,319 100,558 109,662 10.7% 34,337 36,791 37,333 39,096 41,633 40,044 3.9% 85,831 93,020 100,723 108,091 113,711 114,972 11.2% 172,296 164,886 170,266 192,407 202,630 206,135 20.1% 15,484 15,681 19,059 19,062 19,773 20,530 2.0% 349,472 366,649 407,854 450,975 478,305 491,344 47.9% 855,956 861,307 909,368 976,256 1,011,443 1,025,233 100.0% 61,108 75,169 68,953 69,175 84,466 105,832 ¥917,065 ¥936,476 ¥978,321 ¥1,045,431 ¥1,095,909 ¥1,131,064 アニュアルレポート 2015 35 業種別売上高 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 自動車・関連品 121,744 140,320 138,721 飲料・嗜好品 115,612 122,319 117,387 情報・通信 102,251 100,491 103,595 食品 72,936 71,125 69,496 化粧品・トイレタリー 64,215 66,386 68,413 金融・保険 46,867 53,288 58,995 薬品・医療用品 49,579 49,473 53,673 流通・小売業 46,755 49,857 48,236 交通・レジャー 43,934 41,429 45,780 不動産・住宅設備 43,159 45,212 40,827 家電・AV機器 28,725 25,811 29,071 外食・各種サービス 23,542 23,434 27,676 出版 22,862 25,023 23,112 家庭用品 17,733 16,805 17,409 官公庁・団体 15,184 14,577 16,687 教育・医療サービス・宗教 11,610 13,989 16,512 趣味・スポーツ用品 14,892 14,051 12,737 ファッション・アクセサリー 13,775 14,378 12,648 エネルギー・素材・機械 12,732 10,747 12,458 精密機器・事務用品 10,504 8,675 6,641 案内・その他 45,005 45,879 48,368 上記以外 計 121,815 142,641 162,623 百万円 0 * 業種別売上高グラフは、2015年3月期実績を基準に上位順に並べ替えています。 36 博報堂DYホールディングス 50,000 100,000 150,000 200,000 アウトドアメディア クリエイティブ 41,633 4.1% 113,711 11.2% 202,630 20.0% 19,773 2.0% 478,305 47.3% マーケティング/ プロモーション その他 合計 雑誌 24,190 2.4% ラジオ 13,991 1.4% テレビ 427,508 42.3% 合計 533,138 52.7% 種目別売上高・構成比 2015 年 3 月期 百万円 4 マスメディア以外 ** インターネットメディア アウトドアメディア クリエイティブ 4 マスメディア * 109,662 10.7% 新聞 64,759 6.3% 40,044 3.9% 雑誌 23,649 2.3% 114,972 11.2% ラジオ 14,433 1.4% テレビ 431,048 42.0% 206,135 20.1% 合計 533,889 52.1% 20,530 2.0% 491,344 47.9% マーケティング/ プロモーション その他 合計 2014 年 3 月期 百万円 % 4 マスメディア以外 ** 75 インターネットメディア アウトドアメディア 50 クリエイティブ 4 マスメディア * 100,558 9.9% 新聞 67,449 6.7% 41,633 4.1% 雑誌 24,190 2.4% 113,711 11.2% ラジオ 13,991 1.4% テレビ 427,508 42.3% 202,630 20.0% 合計 533,138 52.7% 19,773 2.0% マーケティング/ 25 プロモーション その他 合計 0 2006 (3 月期) 478,305 2007 47.3% 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 4 マスメディア 64.3 64.4 62.4 60.0 59.2 57.4 55.1 53.8 52.7 4 マスメディア以外 35.7 35.6 37.6 40.0 40.8 42.6 44.9 46.2 47.3 2015 年 3 月期 *百万円 4マスメディア 4新聞 マスメディア以外 ** 雑誌 インターネットメディア ラジオ アウトドアメディア テレビ 国内で掲載 ・ 放送された広告枠の取引及び海外で掲載 ・ 放送された輸出広告枠の取引の合計となっています。 4 マスメディア * 109,662 10.7% 新聞 64,759 6.3% 40,044 3.9% 雑誌 23,649 2.3% ラジオ 14,433 1.4% テレビ 431,048 42.0% 合計 533,889 52.1% 国内で掲載 ・ 放送された広告枠の取引及び海外で掲載 ・ 放送された輸出広告枠の取引の合計となっています。また、 クリエイティブ 114,972 11.2% 衛星放送も含まれます。 マーケティング/ プロモーション ** 4マスメディア以外 その他 インターネットメディア 206,135 20.1% 20,530 2.0% インターネット、モバイル広告、 リスティング広告枠の取引及び運用が含まれます。 なお、これらに関わる広告表現の立案、広告制作に関する取引は「クリエイティブ」に含まれます。 491,344 47.9% 合計 アウトドアメディア クリエイティブ 屋外広告、交通広告、折込広告等の掲出料及び制作費等の合計となっています。 「新聞・雑誌・ラジオ・テレビ・インターネット」の広告表現立案及び広告制作、広告出演者の契約料等が含まれます。 マーケティング/ マーケティング、コミュニケーション、ブランド領域におけるコンサルティング、プランニング、調査業務等に関する取引 プロモーション 及びSP、イベント、PR、CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)等のコンサルティング、プランニング、 % 実施作業に関する取引等が含まれます。 75 スポーツ、エンタテインメント、その他コンテンツ等に関する取引が含まれています。 その他 50 25 0 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 4 マスメディア 64.3 64.4 62.4 60.0 59.2 57.4 55.1 53.8 52.7 4 マスメディア以外 35.7 35.6 37.6 40.0 40.8 42.6 44.9 46.2 47.3 (3 月期) アニュアルレポート 2015 37 各事業会社別(連結)財務ハイライト 財務ハイライト 博報堂 •売上高は前年同期比 +370億円(+4.7%)の増収。 「交通・レジャー」 「金融・保険」が増加となった一 方、 「食品」 「自動車・関連品」は減少。 •売上高拡大に加え、売上総利益率も向上し、また、販管費コントロールを継続し、その増加率を売上総利益 の伸び率以下に止めたことで、経常利益、当期純利益ともに大幅な増益。 百万円 各表示年の3月31日に終了した会計年度 売上高 経常利益 当期純利益 大広 2011 2012 2013 2014 2015 670,532 689,125 745,218 795,468 832,528 8,427 13,407 18,486 24,437 27,083 1,962 5,138 8,653 12,772 14,281 •売上高は前年同期比 +4 億円(+0.3%)の増収。「金融・ 保険」 「化粧品・トイレタリー」が伸長し、 「流通・小売業」「飲料・嗜好品」は減少。 •売上高が微増の中、売上総利益率の向上に加え、販管費の増加率を抑制し、経常利益、当期純利益ともに 大幅な増益。 百万円 各表示年の3月31日に終了した会計年度 売上高 経常利益 当期純利益 読売広告社 2011 2012 2013 2014 2015 152,209 153,799 150,550 147,335 147,736 1,071 1,103 1,480 1,335 1,873 541 1,119 (35) 813 (312) •売上高は前年同期比 –58 億円(–7.4%)の減収。「食品」 「交通・レジャー」が増加となったものの、 「不動産・住宅設備」 「飲料・嗜好品」は減少。 •売上総利益率の向上と販管費の削減に取り組んでいるものの、消費増税前駆け込み需要の反動減などによ る売上高減少の影響が大きく、経常利益、当期純利益ともに大幅な減益。 百万円 各表示年の3月31日に終了した会計年度 売上高 経常利益 当期純利益 38 博報堂DYホールディングス 2011 2012 2013 2014 2015 73,300 75,613 78,115 78,903 73,041 368 532 983 1,128 668 306 577 1,131 665 42 業績推移 単体種目別売上高・構成比 2015 年 3月期 億円 百万円 10,000 300 インターネットメディア 35,689 7,500 200 アウトドアメディア 20,294 5,000 100 クリエイティブ 88,298 2,500 0 ‒100 0 (3月期) 売上高 2011 2012 2013 2014 2015 新聞 40,568 雑誌 16,343 5.4% 6.2% 3.1% 2.5% ラジオ 8,399 テレビ 308,546 13.4% マーケティング/ プロモーション 130,561 その他 1.3% 19.8% 46.8% 10,055 1.5% 経常利益(右軸) 2015 年 3月期 億円 10,000 300 インターネットメディア 7,500 200 アウトドアメディア 100 5,000 0 2,500 ‒100 0 (3月期) 売上高 2011 2012 2013 2014 百万円 3,479 新聞 3.1% 9,349 11.5% 雑誌 1,827 ラジオ 2,584 テレビ 50,113 8.2% クリエイティブ 10,108 マーケティング/ プロモーション 20,633 その他 2015 13,037 1.6% 8.9% 2.3% 18.2% 44.2% 2,325 2.0% 経常利益(右軸) 億円 10,000 300 7,500 200 5,000 100 2,500 0 ‒100 0 (3月期) 売上高 2011 2012 経常利益(右軸) 2013 2014 2015 2015 年 3 月期 インターネットメディア 百万円 2,296 新聞 3.2% アウトドアメディア 3,197 雑誌 1,435 ラジオ 1,275 テレビ 25,103 4.5% クリエイティブ 8,153 2.0% 11.4% マーケティング/ 19,931 プロモーション 27.8% その他 2,877 7,369 10.3% 1.8% 35.0% 4.0% アニュアルレポート 2015 39 株式情報 2015年3月31日現在 大株主(上位10名) 発行済株式総数に 対する割合(%) 所有株式数(株) 1 公益財団法人博報児童教育振興会 70,605,350 18.17 2 一般社団法人博政会 18,619,700 4.79 3 株式会社博報堂DYホールディングス 15,903,370 4.09 4 中本基子 11,550,000 2.97 5 株式会社朝日新聞社 11,223,490 2.88 6 博報堂DYホールディングス社員持株会 10,623,300 2.73 7 日本テレビ放送網株式会社 8,620,000 2.21 8 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 6,999,300 1.80 9 第一生命保険株式会社 6,930,500 1.78 6,872,400 1.76 10 株式会社読売新聞東京本社 発行可能株式総数 1,500,000,000株 発行済株式総数 388,558,100株 株主数 6,085名 所有者別株式分布状況 % 所有者別株式分布状況 発行済株式総数(株) % 発行済株式総数(株) 2011 年3 月期 2011 年3 月期 2014 年3 月期 2014 年3 月期 2015 年3 月期 2015 年3 月期 0 16.8% 0.5% 36.0% 13.6% 33.1% 38,855,810 16.8% 0.5% 36.0% 13.6% 33.1% 38,855,810 18.3% 0.7% 36.1% 14.9% 30.0% 388,558,100* 18.3% 0.7% 36.1% 14.9% 30.0% 388,558,100* 15.9% 1.0% 36.1% 16.5% 15.9% 1.0%20 36.1% 40 60 16.5% 金融機関 証券会社 その他の国内法人 外国法人等 個人・その他 0 20 40 60(自己株式含む) 30.4% 80 388,558,100 30.4% 100 80 388,558,100 100 * 2013年10月1日付で、 当社普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いました。 金融機関 証券会社 その他の国内法人 外国法人等 個人・その他 (自己株式含む) これに伴い、2014年3月期の発行済株式総数は、株式分割後の株数に基づく数値で記載しています。 株価及び出来高の推移 株価及び出来高の推移 2011 年 3 月期 円/十万株 円/十万株 1,500 2011 年 3 月期 2012 年 3 月期 2013 年 3 月期 2014 年 3 月期 2015 年 3 月期 2012 年 3 月期 2013 年 3 月期 2014 年 3 月期 2015 年 3 月期 1,500 1,200 1,200 900 900 600 600 300 300 0 0 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 期間高値 4 5 6 7 8 550 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 533 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 770 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 890 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 1,395 9 10 11 12 1 2 3 期間安値 期間高値 期末株価 期間安値 367 550 439 367 380 533 520 380 447 770 717 447 599 890 720 599 701 1,395 1,279 701 期末株価 439 520 717 720 1,279 株価 出来高 * 2013年10月1日付で、当社普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いました。株式分割実施の前後で株価を連続的にとらえるために、 株式分割前の株価・出来高は株式分割の比率で調整した値になっています。 40 博報堂DYホールディングス Financial Review 財務レビュー 本アニュアルレポートの作成と監査の位置付けについて 本(和文)アニュアルレポートの財務レビューは、有限責任あずさ監査法人(KPMG AZSA LLC)の監査を受けた第 12 期 の有価証券報告書に記載されている連結財務諸表を含む財務内容を抜粋し、一部レイアウトを変更して掲載しております。 また、内容に関しては、有価証券報告書と相違が生じないように配慮して制作しております。 なお、アニュアルレポートの公平性及び充実化の観点から、和文アニュアルレポートを英訳した英文アニュアルレポートも 作成し、皆様にご提供することとしました。今回の英文アニュアルレポートの財務レビューは、有価証券報告書の財務内容を 抜粋した和文アニュアルレポートの英訳となります。また、和文アニュアルレポートと英文アニュアルレポートとで内容 の重要な相違が生じないように配慮して英文アニュアルレポートを作成しております。 但し、アニュアルレポート自体は、和英ともに、有限責任あずさ監査法人による監査の対象とはなっておりません。 アニュアルレポート 2015 41 連結貸借対照表 平成27年及び平成26年3月31日現在 百万円 前連結会計年度 (平成26年3月31日) 当連結会計年度 (平成27年3月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 ※1 受取手形及び売掛金 137,179 ※1 152,349 276,624 269,831 有価証券 2,804 10,662 金銭債権信託受益権 6,310 5,167 たな卸資産 ※2 6,375 ※2 10,891 短期貸付金 1,895 1,967 繰延税金資産 9,734 8,270 14,788 15,334 △649 △630 455,063 473,844 建物及び構築物 17,110 18,655 減価償却累計額 △9,718 △10,905 7,391 7,750 土地 11,451 11,469 その他 10,964 12,108 減価償却累計額 △4,548 △5,278 その他(純額) 6,415 6,830 有形固定資産合計 25,259 26,050 ソフトウエア 3,295 4,887 のれん 3,537 7,177 その他 106 2,055 6,939 14,121 その他 貸倒引当金 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物(純額) 無形固定資産 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資有価証券 ※1, ※3 長期貸付金 退職給付に係る資産 繰延税金資産 その他 ※1, ※3 81,925 481 385 11,577 13,629 4,443 4,697 21,192 ※3 20,849 貸倒引当金 △2,617 △1,598 投資その他の資産合計 96,708 119,888 固定資産合計 128,907 160,059 資産合計 583,970 633,904 ※連結財務諸表注記をご参照ください。 42 ※3 61,631 博報堂DYホールディングス 百万円 前連結会計年度 (平成26年3月31日) 当連結会計年度 (平成27年3月31日) 負債の部 流動負債 支払手形及び買掛金 短期借入金 1年内返済予定の長期借入金 260,491 260,441 4,460 4,244 97 108 9,257 11,419 未払法人税等 10,230 7,118 資産除去債務 68 30 16,503 16,076 374 345 50 50 12,146 21,465 313,681 321,299 509 244 繰延税金負債 1,759 7,691 資産除去債務 9 9 未払費用 賞与引当金 役員賞与引当金 債務保証損失引当金 その他 流動負債合計 固定負債 長期借入金 役員退職慰労引当金 1,400 1,541 退職給付に係る負債 10,153 18,159 1,947 2,228 15,779 29,875 329,460 351,175 10,000 10,000 その他 固定負債合計 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 88,894 88,894 利益剰余金 136,389 137,025 △5,080 △11,369 230,203 224,550 9,157 27,751 630 2,532 退職給付に係る調整累計額 △937 8,742 その他の包括利益累計額合計 8,850 39,026 自己株式 株主資本合計 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 新株予約権 209 197 15,246 18,954 純資産合計 254,510 282,729 負債純資産合計 583,970 633,904 少数株主持分 アニュアルレポート 2015 43 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 平成 27年及び平成26年3月31日終了年度 連結損益計算書 百万円 前連結会計年度 当連結会計年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 売上高 売上原価 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) 1,095,909 ※1 売上総利益 905,759 1,131,064 ※1 925,197 190,150 205,867 給料及び手当 64,480 70,387 退職給付費用 4,165 3,719 15,930 15,305 役員退職慰労引当金繰入額 391 405 役員賞与引当金繰入額 368 342 のれん償却額 983 1,543 57 △105 販売費及び一般管理費 賞与引当金繰入額 貸倒引当金繰入額 その他 販売費及び一般管理費合計 営業利益 69,857 77,446 156,233 169,045 33,916 36,821 営業外収益 受取利息 183 225 1,095 744 持分法による投資利益 110 829 投資事業組合運用益 216 98 受取配当金 保険解約返戻金 56 32 379 443 2,042 2,373 支払利息 89 79 為替差損 268 115 その他 168 95 営業外費用合計 526 290 35,432 38,904 その他 営業外収益合計 営業外費用 経常利益 特別利益 固定資産売却益 3 ※2 5 投資有価証券売却益 1,267 1,361 関係会社株式売却益 1,411 142 ゴルフ会員権売却益 4 27 持分変動利益 722 195 負ののれん発生益 21 — 債務免除益 24 — 移転補償金 — 100 その他 特別利益合計 44 ※2 博報堂DYホールディングス 80 126 3,536 1,959 百万円 前連結会計年度 当連結会計年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) 特別損失 固定資産売却損 ※3 0 ※3 0 固定資産除却損 ※4 135 ※4 305 減損損失 69 26 投資有価証券売却損 37 415 関係会社株式売却損 — 14 投資有価証券評価損 1,306 65 持分変動損失 24 15 事務所移転費用 75 264 特別退職金 10 35 7 20 和解金 関係会社清算損 27 5 関係会社整理損 — 37 — 102 段階取得に係る差損 のれん償却額 その他 49 ※5, ※6 特別損失合計 183 557 ※5, ※6 70 1,928 1,939 税金等調整前当期純利益 37,039 38,924 法人税、住民税及び事業税 16,252 14,264 384 3,191 法人税等合計 16,637 17,456 少数株主損益調整前当期純利益 20,402 21,468 1,680 1,588 18,721 19,879 法人税等調整額 少数株主利益 当期純利益 ※連結財務諸表注記をご参照ください。 連結包括利益計算書 百万円 前連結会計年度 当連結会計年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 少数株主損益調整前当期純利益 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) 20,402 21,468 その他の包括利益 その他有価証券評価差額金 ※1 1,915 ※1 19,052 繰延ヘッジ損益 ※1 1 ※1 — 為替換算調整勘定 ※1 1,600 ※1 1,913 退職給付に係る調整額 ※1 — ※1 9,679 持分法適用会社に対する持分相当額 ※1 209 ※1 190 その他の包括利益合計 ※1 3,725 ※1 30,836 包括利益 24,128 52,304 22,187 50,055 1,940 2,249 (内訳) 親会社株主に係る包括利益 少数株主に係る包括利益 ※連結財務諸表注記をご参照ください。 アニュアルレポート 2015 45 連結株主資本等変動計算書 平成 27年及び平成26年3月31日終了年度 百万円 前連結会計年度 株主資本 資本金 前期末残高 当期末残高 資本剰余金 前期末残高 当期末残高 利益剰余金 前期末残高 会計方針の変更による累積的影響額 会計方針の変更を反映した当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 連結範囲の変動 税率変更に伴う固定資産圧縮積立金の増加 当期変動額合計 当期末残高 自己株式 前期末残高 当期変動額 自己株式の取得 当期変動額合計 当期末残高 株主資本合計 前期末残高 会計方針の変更による累積的影響額 会計方針の変更を反映した当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 連結範囲の変動 自己株式の取得 税率変更に伴う固定資産圧縮積立金の増加 当期変動額合計 当期末残高 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 前期末残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 繰延ヘッジ損益 前期末残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 為替換算調整勘定 前期末残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 退職給付に係る調整累計額 前期末残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 その他の包括利益累計額合計 前期末残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 46 博報堂DYホールディングス (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 当連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) 10,000 10,000 10,000 10,000 88,894 88,894 88,894 88,894 121,463 — 121,463 136,389 △14,148 122,240 △3,796 18,721 — — 14,925 136,389 △5,072 19,879 △32 10 14,785 137,025 △5,078 △5,080 △1 △1 △5,080 △6,289 △6,289 △11,369 215,279 — 215,279 230,203 △14,148 216,055 △3,796 18,721 — △1 — 14,923 230,203 △5,072 19,879 △32 △6,289 10 8,495 224,550 7,416 9,157 1,740 1,740 9,157 18,594 18,594 27,751 △1 — 1 1 — — — — △1,076 630 1,707 1,707 630 1,901 1,901 2,532 — △937 △937 △937 △937 9,679 9,679 8,742 6,339 8,850 2,511 2,511 8,850 30,175 30,175 39,026 百万円 前連結会計年度 新株予約権 前期末残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 少数株主持分 前期末残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 純資産合計 前期末残高 会計方針の変更による累積的影響額 会計方針の変更を反映した当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 連結範囲の変動 自己株式の取得 税率変更に伴う固定資産圧縮積立金の増加 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 当連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) 242 209 △32 △32 209 △11 △11 197 12,490 15,246 2,755 2,755 15,246 3,707 3,707 18,954 234,352 — 234,352 254,510 △14,148 240,362 △3,796 18,721 — △1 — 5,234 20,157 254,510 △5,072 19,879 △32 △6,289 10 33,871 42,367 282,729 連結キャッシュ・フロー計算書 平成 27年及び平成 26年3月31日終了年度 百万円 前連結会計年度 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 減価償却費 減損損失 のれん償却額 賞与引当金の増減額(△は減少) 役員賞与引当金の増減額(△は減少) 退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 貸倒引当金の増減額(△は減少) 受取利息及び受取配当金 支払利息 為替差損益(△は益) 持分法による投資損益(△は益) 持分変動損益(△は益) 段階取得に係る差損益(△は益) 投資有価証券売却損益(△は益) 関係会社株式売却損益(△は益) 投資有価証券評価損益(△は益) 固定資産売却損益(△は益) 固定資産除却損 売上債権の増減額(△は増加) たな卸資産の増減額(△は増加) 仕入債務の増減額(△は減少) 退職給付に係る資産の増減額(△は増加) その他 小計 利息及び配当金の受取額 利息の支払額 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 37,039 3,238 69 1,033 2,382 92 384 44 △20 △1,279 89 △56 △110 △698 △6 △1,229 △1,411 1,306 △2 135 △12,795 127 23,327 △2,937 △3,688 45,035 1,412 △91 △14,510 31,846 当連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) 38,924 3,340 26 2,101 △440 △28 △3,867 141 △1,040 △970 79 30 △829 △179 102 △945 △128 65 △5 305 12,482 △2,927 △2,588 1,261 4,845 49,756 1,090 △74 △17,458 33,314 アニュアルレポート 2015 47 百万円 前連結会計年度 投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の預入による支出 定期預金の払戻による収入 有価証券の取得による支出 有価証券の売却による収入 有形固定資産の取得による支出 有形固定資産の売却による収入 無形固定資産の取得による支出 投資有価証券の取得による支出 投資有価証券の売却による収入 子会社の清算による収入 出資金の払込による支出 出資金の回収による収入 連結の範囲の変更を伴う子会社株式 及び出資金の取得による支出 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出 敷金の差入による支出 敷金の回収による収入 短期貸付金の増減額(△は増加) 長期貸付けによる支出 長期貸付金の回収による収入 金銭債権信託受益権の増減額(△は増加) その他 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の増減額(△は減少) 長期借入れによる収入 長期借入金の返済による支出 ファイナンス・リース債務の返済による支出 自己株式の取得による支出 子会社の自己株式の取得による支出 子会社の自己株式取得指定金外信託の払戻による収入 配当金の支払額 少数株主への配当金の支払額 少数株主からの払込みによる収入 新株予約権の発行による収入 新株予約権の行使による株式の発行による収入 ストックオプションの行使による収入 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 現金及び現金同等物の期首残高 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 現金及び現金同等物の期末残高 ※連結財務諸表注記をご参照ください。 48 博報堂DYホールディングス 当連結会計年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) △11,828 10,910 △3,000 6,000 △3,686 8 △1,923 △8,089 5,547 — △89 43 △11,842 13,435 △5,000 3,000 △1,849 75 △2,819 △2,154 4,558 137 △13 — ※2 △843 ※2 △5,859 ※2 ※3 27 — △1,064 738 63 △40 83 △211 △251 △7,605 ※2 ※3 — △0 △1,350 1,001 △47 △12 102 1,185 △110 △7,563 ※1 1,919 75 △1,420 △135 △1 △67 408 △3,788 △468 306 29 1,491 288 △1,362 1,607 24,485 101,546 △157 125,875 ※1 △1,020 160 △241 △166 △6,289 △0 — △5,066 △376 107 — 389 21 △12,484 991 14,257 125,875 — 140,133 連結財務諸表注記 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について (1)当社の連結財務諸表は、 「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」 (昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。 (2)当社の財務諸表は、 「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」 (昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という)に 基づいて作成しております。 なお、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規則により財務諸表を作成しております。 監査証明について 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)及び事業年度 (平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、有限責任あずさ監査法人の監査を受けております。 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取り組みについて 当社は、連結財務諸表の適正性を確保するための特段の取り組みを行っております。具体的には、会計基準等の変更等を適切に把握し対応するため、 公益財団法人財務会計基準機構に加入しております。 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 1 連結の範囲に関する事項 (1)連結子会社の数 202社 主要な連結子会社はP99~P102をご参照ください。 なお、 (株)エクスペリエンスD外20社は新規設立のため、 (株)ディー・ブレーン外16社は株式を取得したため、連結の範囲に加えております。 また、 (株)キミノリ外7社は会社清算のため、ステッチステッチ(株)は株式を売却したため、連結の範囲から除いております。 (2)主要な非連結子会社名 (株)ダビック (連結の範囲から除いた理由) 非連結子会社は小規模会社であり、合計の総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、連結財務諸表に重要な影響を及 ぼしていないためであります。 2 持分法の適用に関する事項 (1)持分法を適用した非連結子会社数 1社 (会社の名称) (株)ダビック アニュアルレポート 2015 49 (2)持分法を適用した関連会社数 47社 (主要な会社等の名称) (株)スーパーネットワーク、 (株)アドスタッフ博報堂、 (株)広告EDIセンター、 (株)mediba、Percept/H Pvt. Ltd.、広東省広博報堂広告有限 公司、TBWA\HAKUHODO China Ltd. Innity Taiwan Ltd.は新規設立のため、 (株)スイッチ・メディア・ラボ外2社は株式取得のため、持分法の適用対象としております。また、 (株)ア ルベルト外2社は保有株式売却のため、Red Peak Group LLCは株式追加取得により子会社化したため、持分法の適用対象から除いております。 (3)持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社のうち主要な会社等の名称 Foresight Research Co., Ltd. Media Intelligence Co., Ltd. (持分法を適用しない理由) 持分法非適用会社は、それぞれ当期純損益及び利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用から 除外しております。 (4)持分法の適用の手続について特に記載する必要があると認められる事項 持分法適用会社のうち、決算日が異なる会社については、原則として、当該会社の事業年度に係る財務諸表を使用しております。 3 連結子会社の事業年度等に関する事項 連結子会社の決算日のうち、決算日が異なる会社については、当該会社の事業年度に係る財務諸表を使用しております。 (株)アイレップ外6社の決算日は9月30日、Ashton Consulting Ltd. 外1社の決算日は6月30日、ngih投資事業有限責任組合の決算日は4月 30日でありますので、直近の四半期決算を基にした仮決算数値を使用しております。 上記以外の在外連結子会社の決算日は主に12月31日でありますので、同決算日現在の財務諸表を使用しております。 なお、決算日の翌日から連結決算日までに生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。 また、連結子会社の(株)インターナショナルスポーツマーケティング及び(株)凸風は、当連結会計年度において、決算日を12月31日から3月31 日に、 (株)レリバンシー・プラスは決算日を3月31日から9月30日に変更しております。 4 会計処理基準に関する事項 (1)重要な資産の評価基準及び評価方法 ① 有価証券の評価基準及び評価方法 ⅰ 満期保有目的の債券 償却原価法 ⅱ その他有価証券 a 時価のあるもの 決 算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) b 時価のないもの 移動平均法による原価法 なお、投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされるもの)については、 組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法によっております。 ② デリバティブ取引の評価基準 時価法 ③ たな卸資産の評価基準及び評価方法 主として個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定) 50 博報堂DYホールディングス (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法 ① 有形固定資産(リース資産を除く) 当社及び国内連結子会社は、定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については、定額法)を採用しております。 在外連結子会社は主として定額法を採用しております。 なお、主な耐用年数は以下の通りであります。 建物及び構築物 3年~50年 ② 無形固定資産(リース資産を除く) 定額法を採用しております。 なお、自社利用目的のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。 ③ リース資産 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 (3)重要な引当金の計上基準 ① 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、回収不能見込額を計上しております。 ⅰ 一般債権 貸倒実績率によっております。 ⅱ 貸倒懸念債権及び破産更生債権 財務内容評価法によっております。 ② 賞与引当金 従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う額を計上しております。 ③ 役員賞与引当金 役員に対して支給する賞与の支出に充てるため、当連結会計年度における支給見込額を計上しております。 ④ 役員退職慰労引当金 役員及び執行役員(退職給付制度上従業員とみなされる者を除く)の退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上して おります。 ⑤ 債務保証損失引当金 保証債務に係る損失に備えるため、当連結会計年度末日における損失発生見込額を計上しております。 (4)退職給付に係る会計処理の方法 ① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。 ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法 過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5~7年)による定額法により費用処理しております。 数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数(7~17年)による定率法(一部の連結子会 社は定額法)により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。 アニュアルレポート 2015 51 (5)重要なヘッジ会計の方法 ① ヘッジ会計の方法 原則として繰延ヘッジ処理によっております。ただし、振当処理の要件を満たす為替予約については振当処理によっております。 ② ヘッジ手段とヘッジ対象 外貨建金銭債権債務及び外貨予定取引をヘッジ対象として、為替予約取引をヘッジ手段としております。 ③ ヘッジ方針 リスク管理を効率的に行うことを目的として、社内ルールに基づき、外貨建取引における為替変動リスクに対しては為替予約取引を行っております。 ④ ヘッジ有効性の評価方法 為替予約取引については、ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件が同一であり、高い相関関係があると考えられるため、有効性の判定を省 略しております。 (6)のれんの償却方法及び償却期間 のれんの償却に関しては、その個別案件ごとに投資効果の発現する期間を判断し、20年以内の合理的な年数で均等償却しております。 (7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリス クしか負わない短期的な投資からなっております。 (8)その他連結財務諸表作成のための重要な事項 ① 繰延資産の処理方法 創立費 支出時に全額費用として処理しております。 ② 消費税等の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。 52 博報堂DYホールディングス 会計方針の変更 1 会計基準等の名称及び会計方針の変更の内容 「退職給付に関する会計基準」 (企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基 準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第25号 平成27年3月26日。以下「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第35項本文及び 退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当連結会計年度より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見 込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更、割引率の決定方法を割引率決定の基礎となる債券の期間について従業員の平均 残存勤務期間に近似した年数とする方法から退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方 法へ変更致しました。 2 経過措置に従った会計処理の概要等 退職給付会計基準の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取り扱いに従っており、当連結会計年度の期首において、退職 給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を利益剰余金に加減しております。 3 連結財務諸表の主な科目に対する実務上算定可能な影響額等 この結果、当連結会計年度の期首の退職給付に係る資産が11,005百万円減少、退職給付に係る負債が10,718百万円増加し、利益剰余金が 14,148百万円減少しております。また、当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ221百万円減少しております。 なお、1株当たり情報に与える影響は当該箇所に記載しております。 (未適用の会計基準等) ・「企業結合に関する会計基準」 (企業会計基準第21号 平成25年9月13日) ・「連結財務諸表に関する会計基準」 (企業会計基準第22号 平成25年9月13日) ・「事業分離等に関する会計基準」 (企業会計基準第7号 平成25年9月13日) ・「1株当たり当期純利益に関する会計基準」 (企業会計基準第2号 平成25年9月13日) ・「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」 (企業会計基準適用指針第10号 平成25年9月13日) ・「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第4号 平成25年9月13日) (1) 概要 本会計基準等は、①子会社株式の追加取得等において支配が継続している場合の子会社に対する親会社の持分変動の取扱い、②取得関連費用の 取扱い、③当期純利益の表示及び少数株主持分から非支配株主持分への変更、④暫定的な会計処理の取扱いを中心に改正されたものです。 (2) 適用予定日 平成28年3月期の期首より適用予定です。なお、暫定的な会計処理の取扱いについては、平成28年3月期の期首以後実施される企業結合から適 用予定です。 (3) 当該会計基準等の適用による影響 影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。 ・「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」 (実務対応報告第18号 平成27年3月26日) (1)概要 平成26年1月に改正された米国におけるのれんに関する会計基準への対応、平成25年9月に改正された企業会計基準第22号「連結財務諸表に 関する会計基準」への対応及び退職給付会計における数理計算上の差異の費用処理の明確化が行われております。 (2) 適用予定日 平成28年3月期の期首より適用予定です。 (3) 当該会計基準等の適用による影響 影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。 アニュアルレポート 2015 53 表示方法の変更 (連結貸借対照表関係) 前連結会計年度において、 「固定負債」の「その他」に含めていた「繰延税金負債」は負債及び純資産の合計の100分の1を超えたため、当連結会 計年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。 この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、 「固定負債」の「その他」に表示していた3,706百万円は、 「繰延税金負債」1,759百万円、 「その他」1,947百万円として組み替えております。 (連結損益計算書関係) 前連結会計年度において、区分掲記しておりました「特別損失」の「損害賠償金」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その 他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。 この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、 「特別損失」に表示していた「損害賠償金」140百万円、 「その他」43百万円は、 「その他」 183百万円として組み替えております。 54 博報堂DYホールディングス 注記事項 (連結貸借対照表関係) ※1 担保資産及び担保付債務 当連結会計年度 定期預金517百万円を取引保証金等の代用として差し入れております。また、投資有価証券10百万円を営業保証金等として差し入れております。 前連結会計年度 定期預金517百万円を取引保証金等の代用として差し入れております。また、投資有価証券9百万円を営業保証金等として差し入れております。 ※2 たな卸資産 当連結会計年度 当社グループのたな卸資産は、広告関連業務に関する諸権利、進行中業務に関する費用等多種多様であり、適切に区分することができませんので、 一括して表示しております。 前連結会計年度 当連結会計年度に同じ ※3 非連結子会社及び関連会社に対するものは次の通りであります。 当連結会計年度 投資有価証券(株式) 投資有価証券(社債) その他(出資金) 8,014百万円 — 1,389百万円 前連結会計年度 投資有価証券(株式) 投資有価証券(社債) その他(出資金) 8,034百万円 0百万円 1,533百万円 ※4 偶発債務 当連結会計年度 (1)従業員の住宅融資制度による銀行からの借入金に対する保証債務が260百万円あります。 (2)連結子会社以外の会社の金融機関からの借入等に対する債務保証 該当事項はありません。 前連結会計年度 (1)従業員の住宅融資制度による銀行からの借入金に対する保証債務が292百万円あります。 (2)連結子会社以外の会社の金融機関からの借入等に対する債務保証 Percept/H Pvt. Ltd. (INR 35,000千) 60百万円 合計 60百万円 アニュアルレポート 2015 55 (連結損益計算書関係) ※1 通 常の販売目的で保有するたな卸資産の収益性の低下による簿価切下額 当連結会計年度 売上原価 326百万円 前連結会計年度 売上原価 773百万円 ※2 固定資産売却益の内容は次の通りであります。 当連結会計年度 有形固定資産 その他(車両運搬具) 5百万円 その他(工具器具備品) 0百万円 計 5百万円 前連結会計年度 有形固定資産 その他(車両運搬具) 3百万円 その他(工具器具備品) 0百万円 計 3百万円 ※3 固定資産売却損の内容は次の通りであります。 当連結会計年度 有形固定資産 その他(車両運搬具) 0百万円 その他(工具器具備品) 0百万円 計 0百万円 前連結会計年度 有形固定資産 56 その他(車両運搬具) 0百万円 その他(工具器具備品) 0百万円 計 0百万円 博報堂DYホールディングス ※4 固定資産除却損の内容は次の通りであります。 当連結会計年度 有形固定資産 建物及び構築物 その他(機械装置) その他(工具器具備品) 22百万円 0百万円 21百万円 無形固定資産 ソフトウェア 260百万円 その他 0百万円 計 305百万円 前連結会計年度 有形固定資産 建物及び構築物 7百万円 その他(機械装置) 0百万円 その他(工具器具備品) 8百万円 無形固定資産 ソフトウェア 94百万円 その他 25百万円 計 135百万円 ※5 特別損失「その他」の内容は次の通りであります。 当連結会計年度 ゴルフ会員権評価損 15百万円 ゴルフ会員権売却損 11百万円 退職給付制度終了損 解約違約金 損害賠償金 計 — 41百万円 1百万円 70百万円 前連結会計年度 ゴルフ会員権評価損 29百万円 ゴルフ会員権売却損 1百万円 退職給付制度終了損 12百万円 解約違約金 — 損害賠償金 140百万円 計 183百万円 アニュアルレポート 2015 57 ※6 特別損失「その他」に含まれるゴルフ会員権評価損の内容は次の通りであります。 当連結会計年度 ゴルフ会員権評価損には、貸倒引当金繰入額0百万円が含まれております。 前連結会計年度 ゴルフ会員権評価損には、貸倒引当金繰入額7百万円が含まれております。 (連結包括利益計算書関係) ※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額 当連結会計年度 その他有価証券評価差額金 当期発生額 組替調整額 27,954百万円 △993百万円 税効果調整前 26,960百万円 税効果額 △7,908百万円 その他有価証券評価差額金 19,052百万円 為替換算調整勘定 当期発生額 組替調整額 税効果調整前 税効果額 為替換算調整勘定 1,996百万円 ― 1,996百万円 △82百万円 1,913百万円 退職給付に係る調整額 当期発生額 組替調整額 12,958百万円 364百万円 税効果調整前 13,323百万円 税効果額 △3,643百万円 退職給付に係る調整額 9,679百万円 持分法適用会社に対する持分相当額 当期発生額 組替調整額 持分法適用会社に対する持分相当額 その他の包括利益合計 58 博報堂DYホールディングス 190百万円 ― 190百万円 30,836百万円 前連結会計年度 その他有価証券評価差額金 当期発生額 3,761百万円 組替調整額 △982百万円 税効果調整前 2,778百万円 税効果額 △863百万円 その他有価証券評価差額金 1,915百万円 繰延ヘッジ損益 当期発生額 1百万円 組替調整額 ― 税効果調整前 1百万円 税効果額 △0百万円 繰延ヘッジ損益 1百万円 為替換算調整勘定 当期発生額 1,704百万円 組替調整額 10百万円 税効果調整前 1,715百万円 税効果額 △114百万円 為替換算調整勘定 1,600百万円 持分法適用会社に対する持分相当額 当期発生額 234百万円 組替調整額 △24百万円 209百万円 持分法適用会社に対する持分相当額 その他の包括利益合計 3,725百万円 (連結株主資本等変動計算書関係) 1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度 株 当連結会計年度期首株式数 当連結会計年度増加株式数 当連結会計年度減少株式数 当連結会計年度末株式数 388,558,100 — — 388,558,100 8,903,110 7,000,260 — 15,903,370 発行済株式数 普通株式 自己株式 普通株式 (注)普通株式の自己株式の株式数の増加7,000,260株は、平成26年5月9日に開催された取締役会の決議による自己株式の取得であります。 前連結会計年度 株 当連結会計年度期首株式数 当連結会計年度増加株式数 当連結会計年度減少株式数 当連結会計年度末株式数 38,855,810 349,702,290 — 388,558,100 890,099 8,013,011 — 8,903,110 発行済株式数 普通株式 自己株式 普通株式 (注)1発行済株式の増加349,702,290株は、平成25年10月1日付の普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行ったことによるものであります。 2自己株式の増加8,013,011株は、平成25年10月1日付の普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行ったことによる増加8,010,891株及び単元未満株式の買取りを行ったこと による増加2,120株であります。 アニュアルレポート 2015 59 2 新株予約権等に関する事項 当連結会計年度 連結子会社における当連結会計年度末残高 197百万円 前連結会計年度 連結子会社における当連結会計年度末残高 209百万円 3 配当に関する事項 当連結会計年度 (1)配当金支払額 平成26年6月27日の定時株主総会において次の通り決議しております。 ・普通株式の配当に関する事項 ① 配当金の総額 ② 1株当たり配当額 2,277百万円 6.0円 ③ 基準日 平成26年3月31日 ④ 効力発生日 平成26年6月30日 (注)1株当たり配当額には、記念配当1.5円が含まれております。 平成26年11月7日開催当社取締役会において次の通り決議しております。 ・普通株式の配当に関する事項 ① 配当金の総額 ② 1株当たり配当額 2,794百万円 7.5円 ③ 基準日 平成26年9月30日 ④ 効力発生日 平成26年12月4日 (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度末後となるもの 平成27年6月26日開催定時株主総会において次の通り決議しております。 ・普通株式の配当に関する事項 ① 配当金の総額 ② 配当の原資 ③ 1株当たり配当額 2,794百万円 利益剰余金 7.5円 ④ 基準日 平成27年3月31日 ⑤ 効力発生日 平成27年6月29日 前連結会計年度 (1)配当金支払額 平成25年6月27日の定時株主総会において次の通り決議しております。 ・普通株式の配当に関する事項 ① 配当金の総額 ② 1株当たり配当額 1,518百万円 40.0円 ③ 基準日 平成25年3月31日 ④ 効力発生日 平成25年6月28日 平成25年11月7日開催当社取締役会において次の通り決議しております。 ・普通株式の配当に関する事項(注1、2) ① 配当金の総額 ② 1株当たり配当額 2,277百万円 60.0円 ③ 基準日 平成25年9月30日 ④ 効力発生日 平成25年12月4日 (注)11株当たり配当額には、記念配当15円が含まれております。 60 21株当たり配当額については、決議日は平成25年11月7日でありますが、基準日が平成25年9月30日であるため、平成25年10月1日付の株式分割(1:10)については加味しておりません。 博報堂DYホールディングス (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度末後となるもの 平成26年6月27日開催定時株主総会において次の通り決議しております。 ・普通株式の配当に関する事項 ① 配当金の総額 ② 配当の原資 ③ 1株当たり配当額 2,277百万円 利益剰余金 6.0円 ④ 基準日 平成26年3月31日 ⑤ 効力発生日 平成26年6月30日 (注)1株当たり配当額には、記念配当1.5円が含まれております。 (連結キャッシュ・フロー計算書関係) ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 当連結会計年度 現金及び預金 有価証券 152,349百万円 10,662百万円 計 163,012百万円 預入期間が 3ヶ月を超える定期預金 △12,263百万円 MMF、FFF、及び公社債投信以外の有価証券 △10,616百万円 現金及び現金同等物 140,133百万円 前連結会計年度 現金及び預金 有価証券 137,179百万円 2,804百万円 計 139,984百万円 預入期間が 3ヶ月を超える定期預金 △11,350百万円 MMF、FFF、及び公社債投信以外の有価証券 現金及び現金同等物 △2,757百万円 125,875百万円 ※2 株式の取得により連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳 当連結会計年度 ((株)ディー・ブレーン) 流動資産 固定資産 4,851百万円 455百万円 資産合計 5,306百万円 流動負債 3,001百万円 固定負債 負債合計 239百万円 3,240百万円 (Grebstad Hicks Communications Ltd.) 流動資産 固定資産 資産合計 流動負債 固定負債 負債合計 136百万円 17百万円 153百万円 32百万円 — 32百万円 アニュアルレポート 2015 61 (Ashton Consulting Ltd.) 流動資産 固定資産 資産合計 流動負債 固定負債 負債合計 186百万円 14百万円 201百万円 13百万円 — 13百万円 (Red Peak Group LLC) 流動資産 固定資産 1,877百万円 229百万円 資産合計 2,107百万円 流動負債 1,830百万円 固定負債 負債合計 52百万円 1,883百万円 (SYPartners LLC) 流動資産 固定資産 資産合計 1,111百万円 270百万円 1,382百万円 流動負債 277百万円 固定負債 227百万円 負債合計 504百万円 前連結会計年度 ((株)コスモ・コミュニケーションズ) 流動資産 2,445百万円 固定資産 1,107百万円 資産合計 3,552百万円 流動負債 1,645百万円 固定負債 負債合計 863百万円 2,509百万円 (ピーアールコンビナート(株)) 流動資産 固定資産 資産合計 153百万円 28百万円 181百万円 流動負債 23百万円 固定負債 58百万円 負債合計 81百万円 (Cimigo Holdings Ltd.) 62 流動資産 655百万円 固定資産 170百万円 資産合計 826百万円 流動負債 339百万円 固定負債 250百万円 負債合計 589百万円 博報堂DYホールディングス ※3 株式の売却により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳 当連結会計年度 (ステッチステッチ(株)) 流動資産 3百万円 固定資産 15百万円 資産合計 18百万円 流動負債 固定負債 負債合計 0百万円 — 0百万円 前連結会計年度 —— (リース取引関係) オペレーティング・リース取引 当連結会計年度 (借主側) 未経過リース料(解約不能のもの) 1年内 630百万円 1年超 691百万円 合計 1,322百万円 前連結会計年度 (借主側) 未経過リース料(解約不能のもの) 1年内 421百万円 1年超 284百万円 合計 706百万円 アニュアルレポート 2015 63 (金融商品関係) 1 金融商品の状況に関する事項 当連結会計年度 (1)金融商品に対する取組方針 当社グループは、資金の状況及び金融市場の状況に鑑み、資金運用については安全性、流動性を重視した金融資産を購入し、また資金調達につい ては安定性、経済性、機動性に配慮した手段を採用しております。デリバティブ取引については、後述するリスクを回避するために利用しており、投機 的な取引は行わない方針であります。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 当社グループの営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。外貨建ての営業債権は、為替リスクに晒されており ます。原則として、外貨建ての営業債務から生じる損益により、そのリスクは減殺されております。有価証券及び投資有価証券は、主に満期保有目的の 債券及び、当社グループの業務上関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。 当社グループの営業債務である支払手形及び買掛金は、ほとんど1年以内の支払期日であります。外貨建ての営業債務は、上述の通り為替リスクに 晒されております。また、借入金のうち、主なものは運転資金対応の短期借入金であります。また、一部の長期借入金は変動金利であるため金利の変 動リスクに晒されております。 当社グループのデリバティブ取引は、外貨建取引における為替相場の変動リスク軽減のための為替予約取引であります。なお、ヘッジ会計に関する ヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジ有効性の評価方法等については、前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4 会計処 理基準に関する事項 (5) 重要なヘッジ会計の方法」に記載しております。 (3)金融商品に関するリスク管理体制 ① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理 当社グループは、営業債権について経理規定に基づき経理担当部署により、債権先毎に与信限度額の設定、債権残高の期日管理の徹底、財務 状況の定期的なモニタリングを行うことで滞留債権の発生防止を図っております。満期保有目的の債券は、資金管理規定に基づき、高格付の債券 のみを対象としているため、信用リスクは僅少であります。デリバティブ取引の執行については、カウンターパーティーリスクを軽減させるために、 格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。 ② 市場リスク(為替等の変動リスク)の管理 当社グループは、外貨建ての営業債権債務について為替変動リスクに晒されておりますが、資産負債から生じる損益により、リスクは原則として 減殺されております。また、一部のリスクに対して為替予約取引を行っており、デリバティブ取引の執行・管理については、資金管理規定に基づき、 財務担当部署において行っております。株式については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案 して保有状況を継続的に見直しております。 ③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理 当社グループは、財務担当部署において各社の短期の資金繰り、中長期の資金計画を作成し、流動性リスクを管理しております。また、当社が 資金余剰の連結子会社から資金を預り、資金不足の連結子会社へ貸し出しをする流動性補完制度をグループ内で採用しております。 (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の他、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定に おいては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。 64 博報堂DYホールディングス 前連結会計年度 (1)金融商品に対する取組方針 当連結会計年度に同じ (2)金融商品の内容及びそのリスク 当連結会計年度に同じ (3)金融商品に関するリスク管理体制 ① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理 当 連結会計年度に同じ ② 市場リスク(為替等の変動リスク)の管理 当連結会計年度に同じ ③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理 当 連結会計年度に同じ (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 当連結会計年度に同じ 2 金融商品の時価等に関する事項 当連結会計年度 平成27年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については以下の通りです。 百万円 区分 連結貸借対照表計上額 時価 差額 (1)現金及び預金 152,349 152,337 △12 (2)受取手形及び売掛金 269,831 269,831 — (3)有価証券 満期保有目的の債券 7,000 6,999 △0 その他有価証券 2,275 2,275 — (4)投資有価証券 満期保有目的の債券 100 101 1 関係会社株式 594 921 327 その他有価証券 資産計 (1)支払手形及び買掛金 負債計 67,422 67,422 — 499,573 499,889 316 260,441 260,441 — 260,441 260,441 — (注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項 資産 (1)現金及び預金、並びに(2)受取手形及び売掛金 預入期間が1年超の定期預金等については、原則として金融機関から提示された価格によっております。また、それ以外については、短期間で決済 されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。 (3)有価証券、並びに(4)投資有価証券 これらの時価については、原則として、株式については取引所の価格、債券については金融機関から提示された価格、投資信託は公表されている基 準価格によっております。 負債 (1)支払手形及び買掛金 短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。 アニュアルレポート 2015 65 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 百万円 区分 連結貸借対照表計上額 非上場株式等 7,776 関係会社株式 7,420 関係会社出資金 1,389 関係会社社債 — 非上場株式等、株式非公開の関係会社株式、関係会社出資金及び関係会社社債については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積る ことなどができず、時価を把握することが困難と認められるため、非上場株式等、株式非公開の関係会社株式、関係会社出資金及び関係会社社債は 上表には含めておりません。 (注3)満期のある金銭債権及び有価証券の連結決算日後の償還予定額 百万円 区分 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超 現金及び預金 152,349 — — — 受取手形及び売掛金 269,831 — — — 満期保有目的の債券(譲渡性預金) 1,000 — — — 満期保有目的の債券(社債) 2,000 — — — 満期保有目的の債券(その他) 4,000 — — — 満期保有目的の債券(社債) — — — 100 満期保有目的の債券(その他) — — — — 満期があるもの(社債) — 238 — — 429,181 238 — 100 有価証券 投資有価証券 合計 (注4)社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額 百万円 短期借入金 4,244 1年以内 1年超 2年以内 長期借入金 108 119 67 26 21 9 リース債務 162 168 116 72 20 1 区分 ― 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超 ― ― ― ― 前連結会計年度 平成26年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については以下の通りです。 百万円 区分 連結貸借対照表計上額 時価 差額 (1)現金及び預金 137,179 137,169 △10 (2)受取手形及び売掛金 276,624 276,624 — 2,000 1,997 △2 370 370 — 3,100 3,079 △20 594 1,097 503 39,618 39,618 — 459,488 459,958 470 260,491 260,491 — 260,491 260,491 — (3)有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 (4)投資有価証券 満期保有目的の債券 関係会社株式 その他有価証券 資産計 (1)支払手形及び買掛金 負債計 66 博報堂DYホールディングス (注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項 資産 (1)現金及び預金、並びに(2)受取手形及び売掛金 預入期間が1年超の定期預金等については、原則として金融機関から提示された価格によっております。また、それ以外については、短期間で決済 されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。 (3)有価証券、並びに(4)投資有価証券 これらの時価については、原則として、株式については取引所の価格、債券については金融機関から提示された価格、投資信託は公表されている基 準価格によっております。 負債 (1)支払手形及び買掛金 短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 百万円 区分 連結貸借対照表計上額 非上場株式等 11,310 関係会社株式 7,440 関係会社出資金 1,533 関係会社社債 0 非上場株式等、株式非公開の関係会社株式、関係会社出資金及び関係会社社債については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積る ことなどができず、時価を把握することが困難と認められるため、非上場株式等、株式非公開の関係会社株式、関係会社出資金及び関係会社社債は 上表には含めておりません。 (注3)満期のある金銭債権及び有価証券の連結決算日後の償還予定額 百万円 区分 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超 現金及び預金 137,179 — — — 受取手形及び売掛金 276,624 — — — 満期保有目的の債券(社債) 1,000 — — — 満期保有目的の債券(その他) 1,000 — — — 有価証券 投資有価証券 満期保有目的の債券(社債) — — — 100 満期保有目的の債券(その他) ― 3,000 ― — 満期があるもの(社債) — 286 — — 415,804 3,286 — 100 合計 (注4)社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額 百万円 短期借入金 4,460 1年以内 1年超 2年以内 長期借入金 97 152 103 63 4 184 118 111 90 64 22 0 区分 リース債務 ― 2年超 3年以内 3年超 4年以内 4年超 5年以内 5年超 ― ― ― ― アニュアルレポート 2015 67 (有価証券関係) 1 満期保有目的の債券 当連結会計年度 百万円 区分 連結決算日における連結貸借対照表計上額 連結決算日における時価 時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの 2,100 2,102 差額 2 時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの 5,000 4,998 △1 合計 7,100 7,101 1 連結決算日における連結貸借対照表計上額 連結決算日における時価 時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの 1,000 1,000 0 時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの 4,100 4,076 △23 合計 5,100 5,076 △23 前連結会計年度 百万円 区分 差額 2 その他有価証券 当連結会計年度 百万円 区分 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの ① 株式 ② 債券 ③ その他 小計 連結決算日における連結貸借対照表計上額 取得原価 差額 64,858 26,258 38,600 1,056 843 212 10 9 0 65,925 27,111 38,813 ① 株式 2,112 2,172 △59 ③ その他 1,659 1,947 △288 69,697 31,231 38,466 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの ② 債券 小計 合計 — — 3,772 — 4,119 △347 前連結会計年度 百万円 区分 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの ① 株式 ② 債券 ③ その他 小計 取得原価 差額 29,571 15,208 14,362 473 376 97 10 9 0 30,055 15,594 14,460 ① 株式 6,599 7,270 △670 ③ その他 3,255 3,435 △180 26,380 13,609 連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの ② 債券 小計 合計 68 連結決算日における連結貸借対照表計上額 博報堂DYホールディングス 80 9,934 39,989 80 10,785 — △850 3 当連結会計年度中に売却したその他有価証券 当連結会計年度 百万円 種類 株式 売却額 売却益の合計額 売却損の合計額 3,088 1,343 415 売却額 売却益の合計額 売却損の合計額 3,361 1,267 37 前連結会計年度 百万円 種類 株式 4 減損処理を行った有価証券 当連結会計年度 有価証券について65百万円(その他有価証券の株式65百万円)の減損処理を行っております。 前連結会計年度 有価証券について1,306百万円(その他有価証券の株式1,306百万円)の減損処理を行っております。 (退職給付関係) 当連結会計年度 1 採用している退職給付制度の概要 当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てる為、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。 確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。 一部の確定給付企業年金制度には、退職給付信託が設定されております。退職一時金制度(非積立型制度でありますが、退職給付信託を設定した 結果、積立型制度となっているものがあります)では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。 なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算して おります。 アニュアルレポート 2015 69 2 確定給付制度( 簡便法を適用した制度を除く) (1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 退職給付債務の期首残高 96,437百万円 会計方針の変更による累積的影響額 21,724百万円 会計方針の変更を反映した期首残高 118,161百万円 勤務費用 4,721百万円 利息費用 1,282百万円 数理計算上の差異の発生額 退職給付の支払額 退職給付債務の期末残高 △219百万円 △4,385百万円 119,567百万円 (2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表 年金資産の期首残高 期待運用収益 数理計算上の差異の発生額 事業主からの拠出額 98,913百万円 2,412百万円 12,749百万円 5,076百万円 退職給付の支払額 △2,896百万円 年金資産の期末残高 116,254百万円 (3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表 積立型制度の退職給付債務 年金資産 79,013百万円 △116,254百万円 △37,240百万円 非積立型制度の退職給付債務 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 40,508百万円 3,267百万円 退職給付に係る負債 16,896百万円 退職給付に係る資産 △13,629百万円 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 3,267百万円 (4)退職給付費用及びその内訳項目の金額 勤務費用 利息費用 期待運用収益 会計基準変更時差異の当期の費用処理額 4,721百万円 1,289百万円 △2,412百万円 335百万円 数理計算上の差異の費用処理額 364百万円 退職給付制度に係る退職給付費用 4,298百万円 (5)退職給付に係る調整累計額 退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次の通りであります。 未認識数理計算上の差異 13,039百万円 合計 13,039百万円 (6)年金資産に関する事項 ① 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次の通りであります。 債券 38% 株式 39% 現金及び預金 一般勘定 その他 合計 (注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が51%含まれております。 70 博報堂DYホールディングス 4% 8% 11% 100% ② 長期期待運用収益率の設定方法 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期 待される長期の収益率を考慮しております。 (7)数理計算上の計算基礎に関する事項 当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しています) 割引率 0.8%~1.3% 長期期待運用収益率 1.0%~2.5% 3 簡便法を適用した確定給付制度 (1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表 退職給付に係る負債の期首残高 1,097百万円 退職給付費用 251百万円 退職給付の支払額 △56百万円 制度への拠出額 △56百万円 その他 退職給付に係る負債の期末残高 26百万円 1,263百万円 (2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表 積立型制度の退職給付債務 164百万円 年金資産 △62百万円 102百万円 非積立型制度の退職給付債務 1,160百万円 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 1,263百万円 退職給付に係る負債 1,263百万円 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 1,263百万円 (3)退職給付費用 簡便法で計算した退職給付費用 251百万円 4 確定拠出制度 当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、52百万円であります。 前連結会計年度 1 採用している退職給付制度の概要 当連結会計年度に同じ アニュアルレポート 2015 71 2 確定給付制度( 簡便法を適用した制度を除く) (1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 退職給付債務の期首残高 94,218百万円 勤務費用 3,871百万円 利息費用 1,724百万円 数理計算上の差異の発生額 1,496百万円 退職給付の支払額 △4,873百万円 退職給付債務の期末残高 96,437百万円 (2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表 年金資産の期首残高 89,669百万円 期待運用収益 2,183百万円 数理計算上の差異の発生額 5,283百万円 事業主からの拠出額 4,758百万円 退職給付の支払額 △2,982百万円 年金資産の期末残高 98,913百万円 (3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表 積立型制度の退職給付債務 年金資産 65,421百万円 △98,913百万円 △33,491百万円 非積立型制度の退職給付債務 30,969百万円 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △2,521百万円 退職給付に係る負債 9,055百万円 退職給付に係る資産 △11,577百万円 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △2,521百万円 (4)退職給付費用及びその内訳項目の金額 勤務費用 利息費用 期待運用収益 会計基準変更時差異の当期の費用処理額 3,871百万円 1,724百万円 △2,183百万円 335百万円 数理計算上の差異の費用処理額 945百万円 退職給付制度に係る退職給付費用 4,693百万円 (5)退職給付に係る調整累計額 退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次の通りであります。 未認識数理計算上の差異 △288百万円 合計 △288百万円 (6)年金資産に関する事項 ① 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次の通りであります。 債券 42% 株式 35% 現金及び預金 一般勘定 その他 合計 (注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が48%含まれております。 72 博報堂DYホールディングス 1% 9% 13% 100% ② 長期期待運用収益率の設定方法 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期 待される長期の収益率を考慮しております。 (7)数理計算上の計算基礎に関する事項 当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しています) 割引率 1.2%~2.0% 長期期待運用収益率 1.0%~2.5% 3 簡便法を適用した確定給付制度 (1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表 退職給付に係る負債の期首残高 1,072百万円 退職給付費用 退職給付の支払額 207百万円 △126百万円 制度への拠出額 退職給付に係る負債の期末残高 △56百万円 1,097百万円 (2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表 積立型制度の退職給付債務 210百万円 年金資産 △190百万円 非積立型制度の退職給付債務 1,077百万円 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 1,097百万円 退職給付に係る負債 1,097百万円 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 1,097百万円 20百万円 (3)退職給付費用 簡便法で計算した退職給付費用 207百万円 4 確定拠出制度 当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、52百万円であります。 アニュアルレポート 2015 73 (ストック・オプション等関係) 当連結会計年度 1 当連結会計年度における費用計上額及び科目名 販売費及び一般管理費 49百万円 2 当連結会計年度における権利不行使による失効により利益として計上した金額と科目名 その他特別利益 54百万円 3 ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況 (1)ストック・オプションの内容 会社名 デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) 平成19年 7月 新株予約権 平成21年3月 新株予約権 平成22年3月 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 同社取締役 同社監査役 ストックオプションの数(注)2 普通株式 180,000株(注)3 普通株式 61,600株(注)3 普通株式 86,800株(注)3 付与日 平成19年 7月20日 平成 21年3月24日 平成22年3月19日 同社の取締役の地位を喪失した日 の翌日から10日間以内(10日目 が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業 日)に限り、新株予約権を行使す ることができる。 同社の取締役の地位を喪失した日 の翌日から10日間以内(10日目 が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業 日)に限り、新株予約権を行使す ることができる。 権利確定条件 5名 1名 権利行使時において、同社又は同 社の子会社、関連会社の役員(含 む監査役)又は使用人であること。 (注)1 同社取締役 6名 同社取締役 6名 対象勤務期間 自 平成 19年7月20日 至 平成 21年6月27日 自 平成21年 3月24日 至 平成21年 3月24日 自 平成22年 3月19日 至 平成22年 3月19日 権利行使期間 自 平成 21年6月28日 至 平成 26年6月27日 自 平成21年 3月25日 至 平成51年 3月24日 自 平成22年 3月20日 至 平成52年 3月19日 デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) 平成23年7月 新株予約権 平成24年7月 新株予約権 平成25年5月 新株予約権 会社名 付与対象者の区分及び人数 74 デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) 同社取締役 6名 同社取締役 6名 同社取締役 同社従業員 ストックオプションの数(注)2 普通株式 73,200株(注)3 普通株式 74,000株(注)3 普通株式 226,000株 付与日 平成23年 7月19日 平成 24年7月18日 平成25年5月1日 権利確定条件 同社の取締役の地位を喪失した日 の翌日から10日間以内(10日目 が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業 日)に限り、新株予約権を行使す ることができる。 同社の取締役の地位を喪失した日 の翌日から10日間以内(10日目 が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業 日)に限り、新株予約権を行使す ることができる。 対象勤務期間 自 平成23年 7月 19日 至 平成23年 7月 19日 自 平成24年 7月18日 至 平成24年 7月18日 自 平成25年 5月1日 至 平成27年 3月27日 権利行使期間 自 平成23年 7月 20日 至 平成53年 7月 19日 自 平成24年 7月19日 至 平成54年 7月18日 自 平成27年 3月28日 至 平成32年 3月27日 博報堂DYホールディングス 6名 42名 権利行使時において、同社又は同 社の子会社、関連会社の役員(含 む監査役)又は使用人であること。 (注)1 会社名 デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) 平成25年7月 新株予約権 平成26年7月 新株予約権 平成26年7月 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 同社取締役 同社執行役員 ストックオプションの数(注)2 普通株式 74,300株 普通株式 1,350,000株 普通株式 94,100株 付与日 平成25年 7月19日 平成 26年 7月18日 平成26年7月18日 権利確定条件 6名 6名 同社の取締役又は従業員の地位を 喪失した日の翌日から10日間以内 (10日目が休日に当たる場合には 翌営業日)に限り、新株予約権を 行使することができる。 同社取締役 同社執行役員 6名 34名 権利行使時において、同社又は同 社の子会社、関連会社の役員(含 む監査役)又は使用人であること。 (注)4 同社取締役 同社従業員 6名 5名 同社の取締役又は従業員の地位を 喪失した日の翌日から10日間以内 (10日目が休日に当たる場合には 翌営業日)に限り、新株予約権を 行使することができる。 対象勤務期間 自 平成25年 7月 19日 至 平成27年 7月 19日 — 自 平成26年 7月18日 至 平成26年 7月18日 権利行使期間 自 平成25年 7月 20日 至 平成55年 7月 19日 自 平成30年 7月1日 至 平成33年 6月30日 自 平成26年 7月19日 至 平成56年 7月18日 会社名 (株)アイレップ (株)アイレップ 平成17年3月 新株予約権 ユナイテッド(株) 平成17年11月 新株予約権 3名 2名 44名 1社 同社従業員 平成17年4月 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 同社取締役 同社監査役 同社従業員 外部協力者 10名 同社取締役 同社従業員 同社子会社従業員 1名 1名 9名 ストックオプションの数(注)2 普通株式 1,600,000株(注)5 普通株式 375,000株(注)5 普通株式 36,000株(注)6 付与日 平成17年3月 30日 平成17年11月1日 平成17年4月28日 権利確定条件 同社の取締役、監査役又は従業員 の場合は、付与日から権利確定日 まで継続して同社の取締役、監査 役又は従業員のいずれかの地位を 有することを要する。 社外協力者の場合は、付与日から 権利確定日まで継続して同社と協 力関係にあることを要する。 付与日から権利確定日まで継続し て同社の取締役、監査役又は従業 員のいずれかの地位を有すること を要する。 該当事項はありません。 対象勤務期間 自 平成17年 3月 30日 至 平成18年 9月 13日 自 平成17年 11月1日 至 平成19年 9月29日 — 権利行使期間 自 平成18年 9月 14日 至 平成26年 9月 13日 自 平成19年 9月30日 至 平成29年 9月20日 自 平成17年 4月28日 至 平成27年 4月27日 アニュアルレポート 2015 75 会社名 付与対象者の区分及び人数 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成17年8月 新株予約権 平成21年8月 新株予約権 平成22年11月 新株予約権 同社取締役 同社監査役 同社従業員 同社子会社従業員 同社関連会社取締役 同社関連会社従業員 同社外部アドバイザー 6名 1名 4名 27名 8名 17名 1名 6名 1名 7名 8名 同社取締役 (執行役兼務1名含む) 同社執行役 同社従業員 同社子会社従業員 7名 2名 3名 4名 ストックオプションの数(注)2 普通株式 175,500株(注)6 普通株式 500,000株(注)6 普通株式 157,000株(注)6 付与日 平成17年8月 25日 平成21年8月7日 平成22年11月5日 権利確定条件 該当事項はありません。 付与日(平成21年8月7日)以降、 権利確定日(平成23年8月8日) まで継続して勤務していること。 付与日(平成22年11月5日)以降、 権利確定日(平成24年11月6日) まで継続して勤務していること。 — 自 平成21年 8月7日 至 平成23年 8月8日 自 平成22年 11月5日 至 平成24年 11月6日 権利行使期間 自 平成17年 8月 25日 至 平成27年 8月 24日 自 平成23年 8月8日 至 平成26年 8月7日 自 平成24年 11月6日 至 平成27年 11月5日 会社名 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成23年12月 新株予約権 平成24年12月 平成24年12月 対象勤務期間 付与対象者の区分及び人数 同社取締役 (執行役兼務2名含む) 同社執行役 同社従業員 新株予約権 6名 同社取締役 3名 3名 同社社外協力者 同社従業員 新株予約権 2名 同社取締役 5名 同社社外協力者 15名 同社従業員 ストックオプションの数(注)2 普通株式 165,000株 普通株式 16,000株 普通株式 136,947株 付与日 平成23年12月9日 平成24年12月30日 平成24年12月30日 該当事項はありません。 該当事項はありません。 — — 権利確定条件 付与日(平成 23年 12月 9日)以 降、権利確定日(平成27年7月1 日)まで継続して勤務していること。 (注)7 対象勤務期間 自 平成23年 12月9日 至 平成27年 7月 1日 権利行使期間 自 平成27年 7月 1日 至 平成30年 6月 30日 自 平成24年 12月30日 自 平成24年 12月30日 会社名 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成24年12月 平成24年12月 平成24年12月 至 平成26年 12月31日 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 76 同社取締役 (執行役兼務1名含む) 同社執行役 同社関係会社取締役 同社従業員 新株予約権 新株予約権 1名 同社取締役 4名 同社関係会社取締役 同社社外協力者 1名 同社従業員 2名 同社関係会社従業員 6名 同社監査役 同社外部アドバイザー 1名 2名 同社従業員 ストックオプションの数(注)2 普通株式 18,642株 普通株式 92,500株 普通株式 124,750株 付与日 平成24年12月30日 平成24年12月30日 平成24年12月30日 権利確定条件 該当事項はありません。 該当事項はありません。 該当事項はありません。 対象勤務期間 — — — 権利行使期間 自 平成24年 12月30日 自 平成24年 12月30日 自 平成24年 12月30日 博報堂DYホールディングス 至 平成28年 12月31日 至 平成27年 5月12日 1名 至 平成27年 4月30日 同社監査役 同社従業員 3名 20名 至 平成27年 5月12日 2名 76名 14名 会社名 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成24年12月 平成25年12月 平成26年8月 新株予約権 新株予約権 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 同社従業員 ストックオプションの数(注)2 普通株式 14,250株 普通株式 790,000株 普通株式 170,000株 付与日 平成24年12月30日 平成25年12月17日 平成26年8月15日 権利確定条件 該当事項はありません。 コミットメント条項付買取契約がメリ 付与日(平成 26年 8月 15日)以 降、権利確定日(平成 29 年 7 月 1 日)まで継続して勤務しているこ と。(注)8 同社関係会社従業員 6名 3名 メリルリンチ 日本証券株式会社 1名 ルリンチ日本証券株式会社と締結さ れること。 対象勤務期間 — — 権利行使期間 自 平成25年 2月 15日 自 平成25年 12月18日 会社名 その他連結子会社 至 平成28年 2月 14日 至 平成27年 12月17日 同社取締役 同社従業員 4名 14名 自 平成26年 8月15日 至 平成29年 7月1日 自 平成29年 7月1日 至 平成32年 6月30日 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 株主 2名 ストックオプションの数(注)2 普通株式 760株 付与日 平成18年6月 30日 平成25年10月7日 権利確定条件 権利行使時において、同社の株主 であること。(注)1 対象勤務期間 — 権利行使期間 自 平成20年 7月 1日 至 平成30年 6月 30日 (注)1但し、同社の「新株予約権割当契約」に定める特例条件に該当する場合はこの限りではありません。 2株式数に換算して記載しております。 3平成25年2月27日開催の同社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 4新株予約権者は、平成30年3月期において、営業利益が35億円を超過した場合にのみ、本新株予約権を行使することが可能になります。なお、適用される会計基準の変更等により 5平成18年4月10日開催の同社取締役会決議により、平成18年4月28日付をもって1株を5株とする株式分割を、平成24年7月27日開催の同社取締役会決議により、 なお、表中の株式数は付与時の株式数を株式分割後に換算した株式数であります。 参照すべき営業利益の概念に重要な変更があった場合には、当社は合理的な範囲内において、別途参照すべき指標を当社の取締役会にて定めるものとします。 平成24年10月1日付をもって1株を500株とする株式分割を、平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、 これに伴い、分割後の株式数に換算して記載いたしております。なお、表中の株式数は付与時の株式数を株式分割後に換算した株式数であります。 6平成23年8月25日開催の同社取締役会決議により、平成23年10月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 7 (1)本新株予約権は、平成25年3月期乃至平成27年3月期のいずれかの期の有価証券報告書に記載の連結財務諸表(連結財務諸表を作成していない場合、財務諸表)におけるインターネット 関連事業のセグメント営業利益が下記 (i)乃至 (iii) に掲げる各金額を超過した場合、各新株予約権者に割り当てられた本新株予約権のうち、それぞれ定められた割合までの個数を行使すること が可能となります。なお、会計基準の変更等により参照すべきセグメント営業利益の概念に重要な変更があった場合には、別途参照すべき指標を取締役会にて定めるものとします。 (i)5億円を超過した場合、3分の1 まで (ii)10億円を超過した場合、3分の2 まで (iii)20億円を超過した場合、すべての本新株予約権 なお、平成25年3月期に事業セグメントの区分方法を変更したことに伴い、平成26年3月27日付取締役会において、本新株予約権において参照すべきセグメント営業利益の見直しを実施し、 メディア事業並びに広告事業のセグメント営業利益の合計を、参照すべき指標と定めております。 (2)新株予約権者は、割当日から平成27年6月30日までの間において、金融商品取引所における当社普通株式の普通取引終値が一度でも行使価額に60% を乗じた価格を下回った場合、 当該下回った日以降、残存するすべての本新株予約権を行使できないものとします。 8本新株予約権は、平成27年3月期から平成29年3月期までのいずれかの期の連結営業利益において下記の各号に掲げる条件を充たしている場合に、 当該各号に掲げる割合が権利行使可能となります。 (イ)営業利益10億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の1 (ロ)営業利益20億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の2 (ハ)営業利益30億円を超過している場合、付与された新株予約権のすべて アニュアルレポート 2015 77 (2)ストック・オプションの規模及びその変動状況 ① ストック・オプションの数 会社名 権利確定前 デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) 平成19年7月 新株予約権(注)1 平成22年3月 新株予約権(注)1 期首(株) — 失効(株) ― 未確定残(株) ― — — ― 174,000 — ― ― ― ― ― 61,600 86,800 73,200 74,000 — ― ― ― 86,800 73,200 74,000 デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー シアム(株) シアム(株) シアム(株) (株)アイレップ (株)アイレップ — 権利確定後 期首(株) 権利確定(株) — 権利行使(株) — ― 失効(株) 174,000 未行使残(株) 権利確定前 — — 平成25年7月 新株予約権 期首(株) ― — 61,600 平成26年7月 新株予約権 ― ― 平成24年7月 平成25年5月 新株予約権(注)1 新株予約権 ― ― 権利確定(株) 会社名 平成23年7月 新株予約権(注)1 — 付与(株) ― ― ― 平成26年7月 新株予約権 — — ― ― 平成17年3月 新株予約権(注) 2 ― 201,000 ― 2,500 — — ― ― 平成17年11月 新株予約権(注) 2 ― — 70,000 285,000 — 40,000 10,000 94,100 ― 275,000 68,700 権利確定(株) — 94,100 ― ― ― — 未行使残(株) 68,700 会社名 権利確定前 ユナイテッド(株) 平成17年8月 新株予約権 — — ユナイテッド(株) 平成21年8月 新株予約権 ― ― — 権利行使(株) 失効(株) — 平成17年4月 新株予約権 ― 94,100 期首(株) ユナイテッド(株) ― — 権利確定後 ― 198,500 ― — 1,320,000 ― ― 権利確定(株) ― ― 198,500 ― 94,100 未確定残(株) — ― 1,335,000 15,000 198,500 ― — ― — ― 付与(株) 失効(株) ユナイテッド(株) 平成22年11月 新株予約権 ― ― 30,000 ― ― ― ― ― ― ― ― 3,000 ― ― ― 3,000 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 新株予約権 平成24年12月 新株予約権 平成24年12月 新株予約権 平成23年12月 期首(株) ― ― ― 55,000 — — 失効(株) ― ― ― 10,000 ― ― 未確定残(株) ― — 付与(株) 権利確定(株) 権利確定後 期首(株) 権利確定(株) 権利行使(株) 失効(株) 未行使残(株) 78 平成21年3月 新株予約権(注)1 博報堂DYホールディングス ― ― ― ― ― ― — 45,000 — 15,000 26,000 27,100 ― 9,000 12,906 — 26,000 13,700 ― 1,500 4,302 13,200 — 13,400 ― — 8,604 ― 1,800 ― ― ― ― ― ― ― — ― ― ― — ― 7,500 ― ― ― 会社名 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成24年12月 新株予約権 平成24年12月 新株予約権 平成24年12月 新株予約権 平成24年12月 新株予約権 平成25年12月 新株予約権 平成26年8月 新株予約権 期首(株) ― — — — 失効(株) ― ― ― 未確定残(株) — 権利確定前 付与(株) — 権利確定(株) 権利確定後 期首(株) 権利確定(株) ― ― — — — 5,250 170,000 — 170,000 4,750 — — 1,434 11,800 38,500 — 3,250 6,350 1,434 8,550 31,250 ― 未行使残(株) — — ― ― ― — — ― ― 失効(株) — ― 権利行使(株) 会社名 — 900 ― ― 500 ― — 170,000 ― ― 170,000 — — — ― ― — — その他連結子会社 新株予約権 権利確定前 期首(株) — 失効(株) — 付与(株) 権利確定(株) 未確定残(株) 権利確定後 期首(株) 権利確定(株) — — — 760 — 権利行使(株) — 未行使残(株) 760 失効(株) — (注)1平成25年2月27日開催の当社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 2平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 ② 単価情報 会社名 権利行使価格(円) 行使時平均株価(円) 付与日における公正な 評価単価(円) 会社名 権利行使価格(円) 行使時平均株価(円) 付与日における公正な 評価単価(円) デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) 平成19年7月 平成21年3月 平成22年3月 平成23年7月 平成24年7月 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 674 1 1 1 1 ― — ― ― — 311 279 284 332 139 デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー シアム(株) シアム(株) シアム(株) (株)アイレップ (株)アイレップ 平成25年7月 新株予約権 1 — 613 平成26年7月 新株予約権 399 平成26年7月 新株予約権 1 平成17年3月 新株予約権(注)2 50 平成17年11月 新株予約権(注)2 50 — — 443 319 1 356 ― ― 平成25年5月 新株予約権 420 — 161 ユナイテッド(株) 平成17年4月 新株予約権(注)3 250 ― ― アニュアルレポート 2015 79 会社名 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成17年8月 新株予約権(注)3 権利行使価格(円) 250 行使時平均株価(円) 付与日における公正な 評価単価(円) 会社名 — 1,421 355 1,607 220 202 ― 197 92 5 ― 平成24年12月 新株予約権(注)5 1,416 平成24年12月 新株予約権(注)5 186 1,933 1,767 — — ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成24年12月 平成24年12月 平成24年12月 平成24年12月 平成25年12月 平成26年8月 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)6 新株予約権 権利行使価格(円) 232 行使時平均株価(円) 付与日における公正な 評価単価(円) 会社名 平成21年8月 平成22年11月 平成23年12月 新株予約権(注)3、4 新株予約権(注)3、4 新株予約権 — 2,129 348 1,763 348 578 2,289 2,152 — 122 122 258 3,700 3,000 — 2,395 — その他連結子会社 権利行使価格(円) 新株予約権 行使時平均株価(円) 31,578 付与日における公正な 評価単価(円) — — (注)1 平成25年2月27日開催の当社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 2 平成18年4月10日開催の同社取締役会決議により、平成18年4月28日付をもって1株を5株とする株式分割を、平成24年7月27日開催の同社取締役会決議により、平成24年10月1日 付をもって1株を 500株とする株式分割を、平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後 の株式数に換算して記載しております。 3 平成19年2月9日開催の同社取締役会決議により、平成19年4月1日付で1株を3株とする株式分割を行っております。これにより「新株予約権の権利行使価格」が調整されております。 4 平成23年8月25日開催の同社取締役会決議により、平成23年10月1日付で1株を100株とする株式分割を行っております。これにより「新株予約権の権利行使価格」が調整されております。 5 平成24年12月のストック・オプションにつきましては、 (株)スパイアを吸収合併消滅会社とする合併に際し、 (株)スパイアより合併比率1:2の割合で承継し付与したもので、ストック・ 6 平成25年12月新株予約権は行使価額修正条項付新株予約権であり、権利行使価格に契約上の調整を行っております。 オプションの権利行使価格及び公正な評価単価については、 (株)スパイアにおいて付与した条件に合併比率に基づく調整を行った数値で引き継いでおります。 4 ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法 (1)当連結会計年度においてデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)により付与された平成26年7月新株予約権(平成26年5月28日取締 役会決議)の公正な評価単価の見積方法は以下の通りです。 ① 使用した評価技法 モンテカルロ・シミュレーション ② 主な基礎数値及び見積方法 株価変動性(注)1 満期までの期間(注)2 配当利回り(注)3 無リスク利子率(注)4 (注)1「ストック・オプション等に関する会計基準の摘要指針」に準じて以下の条件に基づき算出 80 ① 株価情報収集期間:満期までの期間(6.96年間)に応じた直近の期間 ② 価格観察の頻度:週次 ③ 異常情報:該当事項なし ④ 企業をめぐる状況の不連続的変化:該当事項なし 2 割当日:平成26年7月18日 権利行使期間:平成30年7月1日から平成33年6月30日まで 3 直近の配当実績6円に基づき算定 4 満期までの期間に対応した償還年月日平成33年6月20日の長期国債315の流通利回り 博報堂DYホールディングス 平成26年7月 新株予約権 57.330% 6.96年 1.5% 0.344% (2)当連結会計年度においてデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)により付与された平成26年7月新株予約権(平成26年6月25日取締 役会決議)の公正な評価単価の見積方法は以下の通りです。 ① 使用した評価技法 ブラック・ショールズ式 ② 主な基礎数値及び見積方法 平成26年7月 新株予約権 69.926% 15年 6円/株 0.972% 株価変動性(注)1 予想残存期間(注)2 予想配当(注)3 無リスク利子率(注)4 (注)1 平成13年7月5日から平成26年7月17日までの株価実績に基づき算定しております。 2 割当日:平成26年7月18日 権利行使期間開始日:平成26年7月19日 権利行使期間終了日:平成56年7月18日 ・割当日から権利行使期間開始日までの年数:0年 ・割当日から権利行使期間終了日までの年数:30年 ・割当日から権利行使期間の中間点までの年数:0年+(30年-0年)÷2 3 平成26年3月期の配当実績によっております。 4 平成26年7月18日の国債利回り(残存期間15年) 5 ストック・オプションの権利確定数の見積方法 基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。 前連結会計年度 1 当連結会計年度における費用計上額及び科目名 販売費及び一般管理費 61百万円 2 当連結会計年度における権利不行使による失効により利益として計上した金額と科目名 その他特別利益 46百万円 3 ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況 (1)ストック・オプションの内容 会社名 デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) 平成19年 7月 新株予約権 平成 19年7月 新株予約権 平成21年3月 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 同社取締役 同社監査役 ストックオプションの数(注)2 普通株式 180,000株(注)3 普通株式 197,000株(注)3 普通株式 61,600株(注)3 付与日 平成19年 7月20日 平成 19年7月20日 平成21年3月24日 権利確定条件 5名 1名 権 利 行 使 時において、同 社 又は 同 社 の 子 会 社、関 連 会 社 の 役 員 (含む監査役)又は使用人である こと。(注)1 同社従業員 31名 権 利 行 使 時において、同 社 又は 同 社 の 子 会 社、関 連 会 社 の 役 員 (含む監査役)又は使用人である こと。(注)1 同社取締役 6名 同社の取締役の地位を喪失した日 の翌日から10日間以内(10日目 が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業 日)に限り、新株予約権を行使す ることができる。 対象勤務期間 自 平成 19年7月20日 至 平成 21年6月27日 自 平成 19年 7月 20日 至 平成 21年 2月 28日 自 平成21年 3月24日 至 平成21年 3月24日 権利行使期間 自 平成 21年6月28日 至 平成 26年6月27日 自 平成 21年 3月 1日 至 平成 26年 2月 28日 自 平成21年 3月25日 至 平成51年 3月24日 アニュアルレポート 2015 81 会社名 デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) 平成22年3月 新株予約権 平成23年7月 新株予約権 平成24年7月 新株予約権 6名 ストックオプションの数(注)2 普通株式 86,800株(注)3 普通株式 73,200株(注)3 普通株式 74,000株(注)3 付与日 平成22年 3月19日 平成 23年 7月19日 平成24年7月18日 権利確定条件 同社の取締役の地位を喪失した日 の翌日から10日間以内(10日目 が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業 日)に限り、新株予約権を行使す ることができる。 同社の取締役の地位を喪失した日 の翌日から10日間以内(10日目 が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業 日)に限り、新株予約権を行使す ることができる。 同社の取締役の地位を喪失した日 の翌日から10日間以内(10日目 が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業 日)に限り、新株予約権を行使す ることができる。 対象勤務期間 自 平成22年 3月 19日 至 平成22年 3月 19日 自 平成23年 7月19日 至 平成23年 7月19日 自 平成24年 7月18日 至 平成24年 7月18日 権利行使期間 自 平成22年 3月 20日 至 平成52年 3月 19日 自 平成23年 7月20日 至 平成53年 7月19日 自 平成24年 7月19日 至 平成54年 7月18日 デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) 平成25年5月 新株予約権 平成25年7月 新株予約権 (株)アイレップ 平成17年3月 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 同社取締役 同社従業員 ストックオプションの数(注)2 普通株式 226,000株 普通株式 74,300株 普通株式 1,600,000株(注)4 付与日 平成25年 5月1日 平成 25年7月19日 平成17年3月30日 権利確定条件 権利行使時において、同社又は同 社の子会社、関連会社の役員(含 む監査役)又は使用人であること。 (注)1 同社取締役 同社執行役員 6名 6名 同社取締役 6名 42名 同社取締役 同社取締役 付与対象者の区分及び人数 会社名 82 デジタル ・アドバタイジング ・ コンソーシアム(株) 6名 7名 同社の取締役は従業員の地位を喪 失した日の翌日から10 日間以内 (10日目が休日に当たる場合には 翌営業日)に限り、新株予約権を 行使することができる。 同社取締役 同社監査役 同社従業員 外部協力者 同社の取締役、監査役又は従業員 の場合は、付与日から権利確定日 まで継続して同社の取締役、監査 役又は従業員のいずれかの地位を 有することを要する。 社外協力者の場合は、付与日から 権利確定日まで継続して同社と協 力関係にあることを要する。 対象勤務期間 自 平成25年 5月 1日 至 平成27年 3月 27日 自 平成25年 7月19日 至 平成27年 7月19日 自 平成17年 3月30日 至 平成18年 9月13日 権利行使期間 自 平成27年 3月 28日 至 平成32年 3月 27日 自 平成25年 7月20日 至 平成55年 7月19日 自 平成18年 9月14日 至 平成26年 9月13日 博報堂DYホールディングス 3名 2名 44名 1社 会社名 (株)アイレップ 平成17年11月 新株予約権 ユナイテッド(株) 平成16年6月 新株予約権 平成17年4月 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 同社従業員 ストックオプションの数(注)2 普通株式 375,000株(注)4 普通株式 50,000株(注)5 普通株式 36,000株(注)5 付与日 平成17年11月1日 平成16年6月17日 平成17年4月28日 権利確定条件 付与日から権利確定日まで継続し て同社の取締役、監査役又は従業 員のいずれかの地位を有すること を要する。 該当事項はありません。 該当事項はありません。 対象勤務期間 自 平成17年 11月1日 至 平成19年 9月 29日 — — 権利行使期間 自 平成19年 9月 30日 至 平成29年 9月 20日 自 平成16年 6月17日 至 平成26年 6月16日 自 平成17年 4月28日 至 平成27年 4月27日 会社名 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成17年8月 新株予約権 平成20年10月 新株予約権 平成21年8月 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 同社取締役 同社監査役 同社従業員 同社子会社従業員 同社関連会社取締役 同社関連会社従業員 同社外部アドバイザー 10名 ユナイテッド(株) 6名 1名 4名 27名 8名 17名 1名 同社取締役 同社従業員 同社業務委託者 同社取締役 (執行役兼務2名含む) 同社執行役 同社関係会社取締役 同社従業員 5名 1名 1名 9名 2名 2名 13名 同社取締役 同社従業員 同社子会社従業員 同社取締役 (執行役兼務1名含む) 同社執行役 同社関係会社取締役 同社従業員 1名 1名 9名 6名 1名 7名 4名 ストックオプションの数(注)2 普通株式 175,500株(注)5 普通株式 241,500株(注)5 普通株式 500,000株(注)5 付与日 平成17年8月 25日 平成20年10月14日 平成21年8月7日 権利確定条件 該当事項はありません。 付与日(平成 20 年 10 月 14 日) 以降、権利確定日(平成22年10月 15 日)まで継続して勤務している こと。 付与日(平成21年8月7日)以降、 権利確定日(平成23年8月8日) まで継続して勤務していること。 — 自 平成20年 10月14日 至 平成22年 10月15日 自 平成21年 8月7日 至 平成23年 8月8日 自 平成17年 8月 25日 至 平成27年 8月 24日 自 平成22年 10月15日 至 平成25年 10月14日 自 平成23年 8月8日 至 平成26年 8月7日 対象勤務期間 権利行使期間 アニュアルレポート 2015 83 会社名 付与対象者の区分及び人数 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成22年11月 新株予約権 平成23年12月 新株予約権 平成24年12月 同社取締役 (執行役兼務1名含む) 同社執行役 同社従業員 同社子会社従業員 7名 2名 3名 4名 同社取締役 (執行役兼務2名含む) 同社執行役 同社従業員 新株予約権 6名 同社取締役 3名 3名 同社社外協力者 同社従業員 ストックオプションの数(注)2 普通株式 157,000株(注)5 普通株式 165,000株 普通株式 16,000株 付与日 平成22年11月5日 平成23年12月9日 平成24年12月30日 権利確定条件 付与日(平成 22年 11月 5日)以 降、権利確定日(平成24年11月 6日)まで継続して勤務していること。 対象勤務期間 自 平成22年 11月5日 至 平成24年 11月6日 自 平成23年 12月9日 至 平成27年 7月1日 権利行使期間 自 平成24年 11月6日 至 平成27年 11月5日 自 平成27年 7月1日 至 平成30年 6月30日 自 平成24年 12月30日 会社名 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成24年12月 平成24年12月 平成24年12月 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 同社取締役 同社従業員 同社社外協力者 付与日(平成 23年 12月 9日)以 降、権利確定日(平成27年7月1 日)まで継続して勤務していること。 (注)6 — 至 平成26年 12月31日 新株予約権 新株予約権 3名 同社監査役 1名 同社取締役 4名 1名 同社社外協力者 1名 同社従業員 2名 20名 同社従業員 6名 同社監査役 同社外部アドバイザー 普通株式 136,947株 普通株式 18,642株 普通株式 92,500株 付与日 平成24年12月30日 平成24年12月30日 平成24年12月30日 権利確定条件 該当事項はありません。 該当事項はありません。 該当事項はありません。 対象勤務期間 — — — 権利行使期間 自 平成24年 12月30日 自 平成24年 12月30日 自 平成24年 12月30日 会社名 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成24年12月 平成24年12月 平成25年12月 至 平成27年 4月 30日 至 平成28年 12月31日 新株予約権 同社関係会社取締役 同社従業員 同社関係会社従業員 新株予約権 2名 76名 14名 同社従業員 同社関係会社従業員 1名 2名 至 平成27年 5月12日 新株予約権 6名 3名 メリルリンチ 日本証券株式会社 1名 ストックオプションの数(注)2 普通株式 124,750株 普通株式 14,250株 普通株式 790,000株 付与日 平成24年12月30日 平成24年12月30日 平成25年12月17日 権利確定条件 該当事項はありません。 該当事項はありません。 コミットメント条項付買取契約がメリ 対象勤務期間 — — — 権利行使期間 自 平成24年 12月30日 自 平成25年 2月15日 自 平成25年 12月18日 ルリンチ日本証券株式会社と締結さ れること。 84 5名 該当事項はありません。 ストックオプションの数(注)2 付与対象者の区分及び人数 2名 15名 博報堂DYホールディングス 至 平成27年 5月 12日 至 平成28年 2月14日 至 平成27年 12月17日 会社名 その他連結子会社 新株予約権 付与対象者の区分及び人数 取締役 従業員 株主 ストックオプションの数(注)2 普通株式 1,809株 付与日 平成18年4月 21日〜 平成25年10月7日 権利確定条件 6名 13名 2名 権 利 行 使 時において、連 結 子 会 社 ・ 関連会社の取締役、監査役、 従 業 員 又 は 株 主 等 で あること。 (注)1 対象勤務期間 — 権利行使期間 自 平成20年 5月 1日 至 平成30年 6月 30日 (注)1但し、同社の「新株予約権割当契約」に定める特例条件に該当する場合はこの限りではありません。 2株式数に換算して記載しております。 3平成25年2月27日開催の同社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 4平成18年4月10日開催の同社取締役会決議により、平成18年4月28日付をもって1株を5株とする株式分割を、平成24年7月27日開催の同社取締役会決議により、平成24年10月1日 なお、表中の株式数は付与時の株式数を株式分割後に換算した株式数であります。 付をもって1株を 500株とする株式分割を、平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後 の株式数に換算して記載いたしております。なお、表中の株式数は付与時の株式数を株式分割後に換算した株式数であります。 5平成23年8月25日開催の同社取締役会決議により、平成23年10月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 6 (1)本新株予約権は、平成25年3月期乃至平成27年3月期のいずれかの期の有価証券報告書に記載の連結財務諸表(連結財務諸表を作成していない場合、財務諸表)におけるインターネット 関連事業のセグメント営業利益が下記 (i)乃至 (iii) に掲げる各金額を超過した場合、各新株予約権者に割り当てられた本新株予約権のうち、それぞれ定められた割合までの個数を行使すること が可能となります。なお、会計基準の変更等により参照すべきセグメント営業利益の概念に重要な変更があった場合には、別途参照すべき指標を取締役会にて定めるものとします。 (i)5億円を超過した場合、3分の1 まで (ii)10億円を超過した場合、3分の2 まで (iii)20億円を超過した場合、すべての本新株予約権 なお、平成25年3月期に事業セグメントの区分方法を変更したことに伴い、平成26年3月27日付取締役会において、本新株予約権において参照すべきセグメント営業利益の見直しを実施し、 メディア事業並びに広告事業のセグメント営業利益の合計を、参照すべき指標と定めております。 (2)新株予約権者は、割当日から平成27年6月30日までの間において、金融商品取引所における当社普通株式の普通取引終値が一度でも行使価額に60% を乗じた価格を下回った場合、当該 下回った日以降、残存するすべての本新株予約権を行使できないものとします。 (2)ストック・オプションの規模及びその変動状況 ① ストック・オプションの数 会社名 権利確定前 デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) 平成19年7月 新株予約権(注)1 期首(株) — 失効(株) ― 未確定残(株) 付与(株) 平成19年7月 新株予約権(注)1 — 平成21年3月 新株予約権(注)1 — ― ― — ― — ― — 174,000 権利行使(株) ― 未行使残(株) 174,000 権利確定(株) 権利確定後 期首(株) 権利確定(株) 失効(株) — ― ― — 平成22年3月 新株予約権(注)1 ― — ― — ― — 148,000 ― 148,000 ― ― ― — — 平成23年7月 新株予約権(注)1 平成24年7月 新株予約権(注)1 ― — ― ― ― ― ― 61,600 86,800 73,200 74,000 — ― ― ― 61,600 86,800 73,200 74,000 — — ― ― ― ― — ― ― アニュアルレポート 2015 85 会社名 権利確定前 デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ イジング ・コンソー イジング ・コンソー シアム(株) シアム(株) (株)アイレップ 平成25年5月 新株予約権 期首(株) ― 付与(株) 失効(株) 未確定残(株) 権利確定後 ― 権利行使(株) ― 失効(株) 未行使残(株) 会社名 権利確定前 平成17年4月 新株予約権 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 70,000 295,000 3,600 3,000 5,600 ― 10,000 3,600 ― 70,000 285,000 — 74,300 ― ― 68,700 ― ― ― ― — — ― ― 3,000 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 新株予約権 新株予約権 新株予約権 新株予約権 新株予約権 平成24年12月 新株予約権 平成17年8月 期首(株) ― 失効(株) ― 未確定残(株) 平成20年10月 ― 平成21年8月 65,000 ― ― 10,000 ― ― — 55,000 — 6,000 170,200 50,000 ― 15,500 ― 144,200 22,900 ― 6,500 ― 26,000 27,100 ― 9,000 ― ― ― ― ― ― 期首(株) 30,000 権利行使(株) 15,000 未行使残(株) 15,000 権利確定(株) ― 失効(株) ― 平成23年12月 ― ― 権利確定後 平成22年11月 ― ― 権利確定(株) ― ― 6,000 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― — — ― ― ― ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成24年12月 新株予約権 平成24年12月 新株予約権 平成24年12月 新株予約権 平成24年12月 新株予約権 平成24年12月 新株予約権 平成25年12月 新株予約権 ― — 権利確定前 期首(株) — 失効(株) ― 未確定残(株) 付与(株) — — ― — ― — ― 期首(株) 122,607 権利行使(株) 未行使残(株) 権利確定(株) 権利確定後 権利確定(株) 失効(株) 86 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 付与(株) 会社名 平成16年6月 新株予約権 ― — — ユナイテッド(株) ― 74,300 権利確定(株) 平成17年11月 新株予約権(注) 2 ― — 期首(株) (株)アイレップ ― 74,300 201,000 平成17年3月 新株予約権(注) 2 ― 226,000 25,000 権利確定(株) 平成25年7月 新株予約権 博報堂DYホールディングス — — — 790,000 ― ― 790,000 ― — — 17,925 92,500 114,750 6,750 109,701 16,491 80,700 75,750 1,500 12,906 1,434 11,800 38,500 5,250 ― ― ― ― ― — — ― ― ― — ― 500 ― — ― ― ― — ― 790,000 620,000 ― 170,000 会社名 その他連結子会社 新株予約権 権利確定前 期首(株) — 付与(株) 560 権利確定(株) 560 失効(株) 未確定残(株) 権利確定後 期首(株) 権利確定(株) 権利行使(株) 失効(株) 未行使残(株) — — 1,192 560 — 992 760 (注)1平成25年2月27日開催の当社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 2平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 ② 単価情報 会社名 権利行使価格(円) 行使時平均株価(円) 付与日における公正な 評価単価(円) 会社名 権利行使価格(円) 行使時平均株価(円) 付与日における公正な 評価単価(円) 会社名 権利行使価格(円) 行使時平均株価(円) 付与日における公正な 評価単価(円) 会社名 権利行使価格(円) 行使時平均株価(円) 付与日における公正な 評価単価(円) デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) シアム(株) 平成19年7月 平成19年7月 平成21年3月 平成22年3月 平成23年7月 平成24年7月 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 674 674 ― — ― ― — 311 302 279 284 332 139 デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ イジング ・コンソー イジング ・コンソー シアム(株) シアム(株) (株)アイレップ (株)アイレップ ― 平成25年5月 新株予約権 420 平成25年7月 新株予約権 1 — 523 161 613 1 平成17年3月 新株予約権(注)2 50 1 平成17年11月 新株予約権(注)2 50 — 525 ― ― 1 1 ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成16年6月 新株予約権(注)3 250 398 ― 平成17年4月 新株予約権(注)3 250 ― ― ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成17年8月 新株予約権(注)3 250 667 ― 平成20年10月 平成21年8月 平成22年11月 平成23年12月 新株予約権(注)3、4 新株予約権(注)3、4 新株予約権(注)3、4 新株予約権 1,089 ― 2,787 355 3,577 220 202 347 197 92 5 ― 平成24年12月 新株予約権(注)5 1,416 3,557 — ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) 平成24年12月 平成24年12月 平成24年12月 平成24年12月 平成24年12月 平成25年12月 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)6 1,929 186 2,631 232 1,873 348 2,674 348 2,473 578 2,655 — — 122 122 258 3,700 2,960 アニュアルレポート 2015 87 会社名 権利行使価格(円) その他連結子会社 新株予約権 行使時平均株価(円) 31,578 付与日における公正な 評価単価(円) — — (注)1平成25年2月27日開催の当社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 2平成18年4月10日開催の同社取締役会決議により、平成18年4月28日付をもって1株を5株とする株式分割を、平成24年7月27日開催の同社取締役会決議により、 平成24年10月1日付をもって1株を500株とする株式分割を、平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、 これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。 3平成19年2月9日開催の同社取締役会決議により、平成19年4月1日付で1株を3株とする株式分割を行っております。これにより「新株予約権の権利行使価格」が調整されております。 4平成23年8月25日開催の同社取締役会決議により、平成23年10月1日付で1株を100株とする株式分割を行っております。これにより「新株予約権の権利行使価格」が調整されております。 5平成24年12月のストック・オプションにつきましては、 (株)スパイアを吸収合併消滅会社とする合併に際し、 (株)スパイアより合併比率1:2の割合で承継し付与したもので、 6平成25年12月新株予約権は行使価額修正条項付新株予約権であり、権利行使価格に契約上の調整を行っております。 ストック・オプションの権利行使価格及び公正な評価単価については、 (株)スパイアにおいて付与した条件に合併比率に基づく調整を行った数値で引き継いでおります。 4 ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法 (1)当連結会計年度においてデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)により付与された平成25年5月新株予約権の公正な評価単価の見積 方法は以下の通りです。 ① 使用した評価技法 ブラック・ショールズ式 ② 主な基礎数値及び見積方法 株価変動性(注)1 予想残存期間(注)2 予想配当(注)3 無リスク利子率(注)4 平成25年5月 新株予約権 52.890% 4.5年 6円/株 0.211% (注)1 平成20年11月1日から平成25年5月1日までの株価実績に基づき算定しております。 2 十分なデータの蓄積がなく、合理的な見積りが困難であるため、権利行使期間の中間点において行使されるものと推定して見積っております。 3 平成24年3月期の配当実績によっております。 4 予想残存期間に対応する期間に係る国債の利回りであります。 (2)当連結会計年度においてデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)により付与された平成25年7月新株予約権の公正な評価単価の見積 方法は以下の通りです。 ① 使用した評価技法 ブラック・ショールズ式 ② 主な基礎数値及び見積方法 株価変動性(注)1 予想残存期間(注)2 予想配当(注)3 無リスク利子率(注)4 平成25年7月 新株予約権 70.330% 15年 6円/株 1.268% (注)1 平成13年7月5日から平成25年7月18日までの株価実績に基づき算定しております。 2 十分なデータの蓄積がなく、合理的な見積りが困難であるため、権利行使期間の中間点において行使されるものと推定して見積っております。 3 平成25年3月期の配当実績によっております。 4 予想残存期間に対応する期間に係る国債の利回りであります。 5 ストック・オプションの権利確定数の見積方法 基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。 88 博報堂DYホールディングス (税効果会計関係) 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 当連結会計年度 (繰延税金資産) 退職給付に係る負債 12,201百万円 賞与引当金 5,385百万円 投資有価証券評価損 3,688百万円 税務上の繰越欠損金 2,029百万円 貸倒引当金 483百万円 減価償却費 133百万円 役員退職慰労引当金 その他 549百万円 4,699百万円 (小計) 29,170百万円 評価性引当額 △9,771百万円 (合計) 19,399百万円 (繰延税金負債) 有価証券評価差額等 在外子会社の留保利益 特別償却準備金等 退職給付信託返還有価証券 その他 (合計) 繰延税金資産の純額 12,693百万円 897百万円 — — 543百万円 14,135百万円 5,263百万円 前連結会計年度 (繰延税金資産) 退職給付に係る負債 9,816百万円 賞与引当金 5,924百万円 投資有価証券評価損 4,609百万円 税務上の繰越欠損金 2,710百万円 貸倒引当金 811百万円 減価償却費 194百万円 役員退職慰労引当金 その他 (小計) 評価性引当額 (合計) 585百万円 4,582百万円 29,235百万円 △10,556百万円 18,679百万円 (繰延税金負債) 有価証券評価差額等 5,016百万円 在外子会社の留保利益 780百万円 特別償却準備金等 114百万円 退職給付信託返還有価証券 299百万円 その他 (合計) 繰延税金資産の純額 52百万円 6,263百万円 12,415百万円 アニュアルレポート 2015 89 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳 当連結会計年度 法定実効税率 35.64% (調整) 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 5.41% 交際費等永久差異項目 2.64% のれん償却 1.77% 持分法投資利益 △0.11% 繰延税金資産評価における評価性引当の影響 △0.47% その他 △0.04% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 44.85% 前連結会計年度 法定実効税率 38.01% (調整) 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 1.83% 交際費等永久差異項目 3.43% のれん償却 持分法投資利益 繰延税金資産評価における評価性引当の影響 1.04% △0.11% 0.79% その他 △0.07% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 44.92% 3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正 「所得税法等の一部を改正する法律」 (平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律」 (平成27年法律第2号)が平成27年3月 31日に公布されたことに伴い、当連結会計年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算(ただし、平成27年4月1日以降解消されるものに限る) に使用した法定実効税率は、前連結会計年度の35.64%から、回収または支払が見込まれる期間が平成27年4月1日から平成28年3月31日まで のものは33.10%、平成28年4月1日以降のものについては32.34%にそれぞれ変更されております。 その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は981百万円減少し、当連結会計年度に計上された法人税等調整額が 2,033百万円、その他有価証券評価差額金額が1,052百万円、それぞれ増加しております。 (企業結合等関係) 重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (資産除去債務関係) 当連結会計年度 1 資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの (1)当該資産除去債務の概要 事務所の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。 (2)当該資産除去債務の金額の算定方法 使用見込期間を当該契約期間に応じて個別に見積り、割引率は1.45%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。 (3)当連結会計年度における当該資産除去債務の総額の増減 期首残高 時の経過による調整額 見積りの変更による増加 資産除去債務の履行による減少 期末残高 90 博報堂DYホールディングス 77百万円 0百万円 29百万円 △68百万円 39百万円 2 連結貸借対照表に計上しているもの以外の資産除去債務 当社グループは、賃貸借契約に基づき使用する事務所等について、退去時における原状回復に係る債務を有しておりますが、移転等が予定されて いないものについては当該債務に関する賃借資産の使用期限が明確でなく、資産除去債務を合理的に見積ることができません。このため、当該債務 に見合う資産除去債務を計上しておりません。 前連結会計年度 1 資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの (1)当該資産除去債務の概要 当連結会計年度に同じ (2)当該資産除去債務の金額の算定方法 当連結会計年度に同じ (3)当連結会計年度における当該資産除去債務の総額の増減 期首残高 時の経過による調整額 見積りの変更による増加 資産除去債務の履行による減少 期末残高 41百万円 0百万円 66百万円 △29百万円 77百万円 2 連結貸借対照表に計上しているもの以外の資産除去債務 当連結会計年度に同じ (賃貸等不動産関係) 当連結会計年度 当社の一部の子会社では、東京都その他の地域において、賃貸用のオフィスビル(土地を含む)並びに遊休土地等を保有しております。当連結会計 年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は561百万円(賃貸収益は売上高に、主な賃貸費用は売上原価に計上)であります。 また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、当期増減額及び時価は、次の通りであります。 百万円 連結貸借対照表計上額 当連結会計年度末の時価 当連結会計年度期首残高 当連結会計年度増減額 当連結会計年度末残高 17,580 △18 17,562 36,412 (注)1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。 2 当期増減額のうち、主な増加額は建物等の取得(95百万円)であり、主な減少額は減価償却(113百万円)であります。 3 当連結会計年度末の時価は、主として「不動産鑑定評価基準」に基づき不動産鑑定士の作成した「不動産調査報告書」に基づいております。 前連結会計年度 当社の一部の子会社では、東京都その他の地域において、賃貸用のオフィスビル(土地を含む)並びに遊休土地等を保有しております。当連結会計 年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は559百万円(賃貸収益は売上高に、主な賃貸費用は売上原価に計上)であります。 また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、当期増減額及び時価は、次の通りであります。 百万円 連結貸借対照表計上額 当連結会計年度末の時価 当連結会計年度期首残高 当連結会計年度増減額 当連結会計年度末残高 15,399 2,180 17,580 22,180 (注)1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。 2 当期増減額のうち、主な増加額は建物等の取得(2,560百万円)であり、主な減少額は減価償却(121百万円)と連結会社の入居(258百万円)であります。 3 当連結会計年度末の時価は、主として「不動産鑑定評価基準」に基づき不動産鑑定士の作成した「不動産調査報告書」に基づいております。 アニュアルレポート 2015 91 セグメント情報等 (セグメント情報) 当連結会計年度 1 報告セグメントの概要 当社の事業セグメントは、当社の構成単位のうち分離した財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するため に、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは主に新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、デジタルメディア等各種媒体における広告業務取り扱い、及び広告表現に関する企画、制作並びに マーケティング、PR等のサービスを行っており、当社は持株会社として存在し、事業活動は株式会社博報堂、株式会社大広、株式会社読売広告社、及 び株式会社博報堂DYメディアパートナーズを中核会社として実施しております。中核会社はそれぞれ関係会社を持ち、グループを形成、提供するサー ビスについて包括的な戦略を立案し、事業を展開しております。従って、当社グループは中核会社の構成するグループ別のセグメントから構成されて おります。 しかし、これらセグメントはいずれも上記の広告に関連するサービスを主な事業としており、その経済的特徴、サービスの提供方法及び販売方法、対 象とする市場及び顧客、業種に特有の規制環境等は概ね類似しており、また、これらを集約することは、当社グループの過去の業績を理解し、将来の キャッシュ・フローの予測を適切に評価するための事業活動の内容及び経営環境についての適切な情報提供につながると判断できるため、当社グ ループでは連結全体を1つの報告セグメントとしております。 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。 4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項) 当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。 前連結会計年度 当連結会計年度に同じ 92 博報堂DYホールディングス (関連情報) 当連結会計年度 1 製品及びサービスごとの情報 百万円 外部顧客への売上高 広告業 その他の事業 合計 1,129,479 1,585 1,131,064 2 地域ごとの情報 (1)売上高 百万円 日本 海外 合計 1,069,353 61,711 1,131,064 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3 主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 前連結会計年度 1 製品及びサービスごとの情報 百万円 外部顧客への売上高 広告業 その他の事業 合計 1,094,492 1,417 1,095,909 2 地域ごとの情報 (1)売上高 百万円 日本 海外 合計 1,051,672 44,237 1,095,909 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3 主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 アニュアルレポート 2015 93 (報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報) 当連結会計年度 当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。 前連結会計年度 当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。 (報告セグメントごとののれん償却額及び未償却残高に関する情報) 当連結会計年度 当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。 前連結会計年度 当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。 (報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報) 当連結会計年度 当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。 前連結会計年度 当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。 (関連当事者情報) 当連結会計年度 該当事項はありません。 前連結会計年度 該当事項はありません。 94 博報堂DYホールディングス (1株当たり情報) 1株当たり純資産額及び算定上の基礎、1株当たり当期純利益金額及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額及び算定 上の基礎は、次の通りであります。 当連結会計年度 項目 (1)1株当たり純資産額 (算定上の基礎) 連結貸借対照表の純資産の部の合計額(百万円) 普通株式に係る純資産額(百万円) 差額の主な内訳(百万円) 新株予約権 少数株主持分 普通株式の発行済株式数(千株) 普通株式の自己株式数(千株) 1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(千株) (平成27年3月31日) 707円30銭 282,729 263,577 197 18,954 388,558 15,903 372,654 (注) 「会計方針の変更」 に記載の通り、退職給付会計基準等を適用し、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取り扱いに従っております。 この結果、当連結会計年度の1株当たり純資産額が37円76銭減少しております。 項目 (2)1株当たり当期純利益金額 (算定上の基礎) 連結損益計算書上の当期純利益(百万円) 普通株式に係る当期純利益(百万円) 普通株式の期中平均株式数(千株) (3)潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 (算定上の基礎) 当期純利益調整額(百万円) 調整の主な内訳(百万円) 関係会社の発行する潜在株式(ストック・オプション) (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) 53円22銭 19,879 19,879 373,574 53円16銭 △20 △20 (注) 「会計方針の変更」 に記載の通り、退職給付会計基準等を適用し、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取り扱いに従っております。 この結果、当連結会計年度の1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益はそれぞれ、59銭及び65銭減少しております。 アニュアルレポート 2015 95 前連結会計年度 項目 (1)1株当たり純資産額 (算定上の基礎) 連結貸借対照表の純資産の部の合計額(百万円) 普通株式に係る純資産額(百万円) 差額の主な内訳(百万円) 新株予約権 少数株主持分 普通株式の発行済株式数(千株) 普通株式の自己株式数(千株) 1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(千株) (平成26年3月31日) 629円66銭 254,510 239,054 209 15,246 388,558 8,903 379,654 (注)当社は、平成25年10月1日付で普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いましたが、1株当たり純資産額につきましては、 当該分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定し算定しております。 項目 (2)1株当たり当期純利益金額 (算定上の基礎) 連結損益計算書上の当期純利益(百万円) 普通株式に係る当期純利益(百万円) 普通株式の期中平均株式数(千株) (3)潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 (算定上の基礎) 当期純利益調整額(百万円) 調整の主な内訳(百万円) 関係会社の発行する潜在株式(ストック・オプション) (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日) 49円31銭 18,721 18,721 379,656 49円27銭 △15 △15 (注)当社は、平成25年10月1日付で普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いましたが、1株当たり当期純利益金額、及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につきましては、 当該分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定し算定しております。 (重要な後発事象) 該当事項はありません。 96 博報堂DYホールディングス 連結附属明細表 (社債明細表) 該当事項はありません。 (借入金等明細表) 百万円 百万円 % 当期首残高 当期末残高 平均利率 返済期限 4,460 4,244 1.12 ― 97 108 1.43 ― 1年内返済予定のリース債務 118 162 2.42 ― 長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) 509 244 1.81 平成28年~平成33年 リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) 288 380 1.36 平成28年~平成33年 ― ― ― ― 5,475 5,139 ― ― 区分 短期借入金 1年内返済予定の長期借入金 その他有利子負債 合計 (注)1「平均利率」については、期末残高に対する加重平均利率を記載しております。 2長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後 5年以内における返済予定額は以下の通りであります。 区分 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 長期借入金(百万円) 119 67 26 21 リース債務(百万円) 168 116 72 20 (資産除去債務明細表) 当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産 の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。 アニュアルレポート 2015 97 その他 当連結会計年度における四半期情報等 第1四半期 連結累計期間 売上高(百万円) 第2四半期 連結累計期間 第3四半期 連結累計期間 第12期 連結会計年度 (自 平成26年4月1日 (自 平成26年4月1日 (自 平成26年4月1日 (自 平成26年4月1日 至 平成26年6月30日) 至 平成26年9月30日) 至 平成26年12月31日) 至 平成27年3月31日) 259,705 534,516 823,134 1,131,064 税金等調整前四半期(当期)純利益金額(百万円) 6,423 17,787 29,262 38,924 四半期(当期)純利益金額(百万円) 2,773 9,423 15,763 19,879 7.37 25.16 42.16 53.22 第1四半期 連結会計期間 第2四半期 連結会計期間 第3四半期 連結会計期間 第4四半期 連結会計期間 1株当たり四半期(当期)純利益金額(円) 1株当たり四半期純利益金額(円) (自 平成26年4月1日 (自 平成26年7月1日 (自 平成26年10月1日 (自 平成27年1月1日 至 平成26年6月30日) 至 平成26年9月30日) 至 平成26年12月31日) 至 平成27年3月31日) 7.37 17.85 17.01 11.05 本アニュアルレポートの作成と監査の位置付けについて 本(和文)アニュアルレポートの財務レビューは、有限責任あずさ監査法人(KPMG AZSA LLC)の監査を受けた第 12 期の有価証券報告書に記載されている連結財務諸表を含む財務 内容を抜粋し、一部レイアウトを変更して掲載しております。また、内容に関しては、有価 証券報告書と相違が生じないように配慮して制作しております。 なお、アニュアルレポートの公平性及び充実化の観点から、和文アニュアルレポートを英 訳した英文アニュアルレポートも作成し、皆様にご提供することとしました。今回の英文ア ニュアルレポートの財務レビューは、有価証券報告書の財務内容を抜粋した和文アニュアル レポートの英訳となります。また、和文アニュアルレポートと英文アニュアルレポートとで 内容の重要な相違が生じないように配慮して英文アニュアルレポートを作成しております。 但し、アニュアルレポート自体は、和英ともに、有限責任あずさ監査法人による監査の対 象とはなっておりません。 98 博報堂DYホールディングス 主要なグループ会社一覧 2015年3月31日現在 博報堂グループ 国内 名称 住所 議決権の 所有割合 % 名称 住所 議決権の 所有割合 % (連結子会社) (株)博報堂 2, 5 東京都港区 100.00 (株)東京サーベイ・リサーチ 東京都中央区 (株)TBWA\HAKUHODO 東京都港区 60.00 (60.00) (株)スパイスボックス 東京都港区 94.12 (94.12) (株)TBWA\HAKUHODO INTERNATIONAL1 東京都港区 50.00 (50.00) (株)タンバリン 東京都港区 100.00 (100.00) (株)北海道博報堂 北海道札幌市 100.00 (100.00) (株)ディー・ブレーン 東京都港区 60.00 (60.00) (株)東北博報堂 宮城県仙台市 100.00 (100.00) (株)STEVE N’STEVEN 東京都港区 83.00 (83.00) (株)新潟博報堂 新潟県新潟市 100.00 (100.00) (株)オズマピーアール 東京都千代田区 100.00 (100.00) (株)北陸博報堂 石川県金沢市 100.00 (100.00) (株)博報堂メディカル 東京都港区 100.00 (100.00) (株)静岡博報堂 静岡県静岡市 100.00 (100.00) (株)バックスグループ 東京都渋谷区 100.00 (100.00) (株)中国四国博報堂 広島県広島市 100.00 (100.00) (株)中央アド新社 東京都中央区 85.10 (85.10) (株)博報堂プロダクツ 東京都江東区 100.00 (100.00) (株)博報堂クリエイティブ・ヴォックス 東京都港区 100.00 (100.00) (株)博報堂コンサルティング 東京都港区 (株)博報堂デザイン iichi(株) (株)SIX 神奈川県鎌倉市 100.00 (100.00) 85.00 (85.00) 東京都港区 100.00 (100.00) 東京都港区 100.00 (100.00) (株)コスモ・コミュニケーションズ 東京都港区 100.00 (100.00) 100.00 (100.00) (株)KIDS DENTAL PARK 東京都港区 100.00 (100.00) 東京都港区 100.00 (100.00) (株)HAKUHODO THE DAY 東京都港区 100.00 (100.00) (株)博報堂ケトル 東京都港区 100.00 (100.00) (株)VoiceVision 東京都港区 90.00 (90.00) (株)BrandXing 東京都港区 59.00 (59.00) (株)博報堂キャスティング & エンタテインメント 東京都港区 100.00 (100.00) 沖縄県那覇市 35.77 (35.77) (株)博報堂マグネット 東京都中央区 100.00 (100.00) 合同会社 Spontena (持分法適用関連会社) (株)アドスタッフ博報堂 アニュアルレポート 2015 99 博報堂グループ 海外 名称 住所 議決権の 所有割合 % 名称 住所 議決権の 所有割合 % (連結子会社) Hakuhodo Deutschland GmbH ドイツ フランクフルト 100.00 (100.00) Hakuhodo Percept Pvt. Ltd.1 インド ニューデリー 50.00 (50.00) 博報堂香港有限公司 中国 香港 100.00 (100.00) Cimigo Holdings Ltd. 中国 香港 51.00 (51.00) 上海博報堂広告有限公司 中国 上海 100.00 (100.00) 中国 上海 51.00 (51.00) 博報堂創意広告(上海)有限公司 中国 上海 100.00 (100.00) Grebstad Hicks Communications Ltd. 中国 香港 60.00 (60.00) 博報堂生活綜研(上海) 市場営銷諮詢有限公司 中国 上海 100.00 (100.00) Ashton Consulting Ltd. イギリス サリー 65.00 (65.00) 中国 上海 51.00 (51.00) HAKUHODO USA Inc. 米国 シカゴ Hakuhodo Cheil Inc. 韓国 ソウル 51.00 (51.00) Hakuhodo Asia Pacific Co., Ltd. タイ バンコク 100.00 (100.00) Percept/H Pvt. Ltd. インド ムンバイ 50.00 (50.00) Hakuhodo France S.A.S. フランス パリ 100.00 (100.00) TBWA\G1 S.A.S フランス パリ 20.00 (20.00) Southpaw Communications Ltd. イギリス 100.00 タンブリッジウェルズ (100.00) Delphys Hakuhodo (Thailand) Co., Ltd. タイ バンコク 24.50 (24.50) 博報堂行政股 有限公司 (HAKUHODO ACTIVE Inc.) 台湾 台北 100.00 (100.00) People’n Rich-H Sdn. Bhd. マレーシア クアラルンプール 25.00 (25.00) 台湾博報堂股 有限公司 (TAIWAN HAKUHODO Inc.) 台湾 台北 100.00 (100.00) Inpress Advertising FZ-LLC U.A.E. ドバイ 25.01 (25.01) MJW Hakuhodo Pty. Ltd. オーストラリア シドニー 100.00 (100.00) 北京代思博報堂広告有限公司 中国 北京 45.00 (45.00) Hakuhodo Rus LLC ロシア モスクワ 100.00 (100.00) 広東省広博報堂広告有限公司 中国 広州 50.00 (50.00) Hakuhodo Malaysia Sdn. Bhd. マレーシア シャーアラム 100.00 (100.00) 広東省広代思博報堂広告有限公司 中国 広州 25.00 (25.00) Hakuhodo (Singapore) Pte. Ltd. シンガポール シンガポール 100.00 (100.00) Hakuhodo & Saigon Advertising Co., Ltd. ベトナム ホーチミン 上海誠越市場研究有限公司 (Consumer Insight Research Inc.) 100 博報堂DYホールディングス 65.00 (65.00) 上海光泉会展有限公司 (Ray Spring) 100.00 (100.00) (持分法適用関連会社) 大広グループ 読売広告社グループ 国内 名称 国内 住所 議決権の 所有割合 % (連結子会社) 名称 住所 議決権の 所有割合 % (連結子会社) (株)大広 2, 5 大阪府大阪市 100.00 (株)読売広告社 2 東京都港区 100.00 (株)大広関西 大阪府大阪市 100.00 (100.00) (株)読広クロスコム 東京都港区 100.00 (100.00) (株)アド大広名古屋 愛知県名古屋市 100.00 (100.00) (株)読売神奈川広告社 神奈川県横浜市 100.00 (100.00) (株)大広九州 福岡県福岡市 100.00 (100.00) (株)読広アドライン 東京都港区 100.00 (100.00) (株)大広北陸 富山県富山市 100.00 (100.00) (株)インストアブランドコンサルティング 東京都港区 100.00 (100.00) (株)大広西日本 広島県広島市 100.00 (100.00) (株)読広エンタテインメント 東京都港区 100.00 (100.00) (株)中部朝日広告 愛知県名古屋市 58.42 (58.42) (株)ショッパーインサイト 東京都港区 95.00 (95.00) (株)朝日エリア・アド 大阪府大阪市 55.96 (55.96) (株)大広メディアックス 大阪府大阪市 75.00 (75.00) (株)大広 ONES 大阪府大阪市 100.00 (100.00) 読広(上海)広告有限公司 中国 上海 100.00 (100.00) (株)ディー・クリエイト 東京都港区 100.00 (100.00) 台灣讀廣股份有限公司 台湾 台北 100.00 (100.00) (株)D&I パートナーズ 東京都江東区 海外 (連結子会社) 100.00 (100.00) 博報堂 DY メディアパートナーズグループ 海外 国内 (連結子会社) 名称 大廣亞洲有限公司 中国 香港 100.00 (100.00) 大広(中国)広告有限公司 中国 上海 100.00 (100.00) 大広(北京)広告有限公司 中国 北京 100.00 (100.00) 大広(広州)広告有限公司 中国 広州 (100.00) Daiko Vietnam Co., LTD. ベトナム ホーチミン 大廣国際廣告股份有限公司 Daiko Advertising India Pvt Ltd. 住所 議決権の 所有割合 % (連結子会社) (株)博報堂 DY メディアパートナーズ 2 東京都港区 100.00 (株)博報堂 DY インターソリューションズ 東京都港区 100.00 (100.00) (株)博報堂 DY スポーツマーケティング 東京都港区 100.00 (100.00) 100.00 (100.00) (株)博報堂 DY アドステーション 東京都港区 台湾 台北 100.00 (100.00) 100.00 (100.00) (株)ショウゲート 東京都港区 インド チェンナイ 100.00 (100.00) 100.00 (100.00) (株)T メモ 東京都港区 90.00 (90.00) データスタジアム(株)2 東京都世田谷区 68.65 (68.65) STORIES合同会社 東京都港区 77.20 (77.20) 東京都港区 93.40 (93.40) 東京都渋谷区 57.18 (57.18) 100.00 (株)オールブルー デジタル・アドバタイジング・ コンソーシアム(株)2, 4 アニュアルレポート 2015 101 博報堂 DY メディアパートナーズグループ kyu グループ 海外 名称 住所 議決権の 所有割合 % 名称 住所 議決権の 所有割合 % (連結子会社) (株)アド・プロ 東京都渋谷区 100.00 (100.00) kyu Investment Inc. 米国 デラウェア 100.00 (株)博報堂アイ・スタジオ 東京都千代田区 100.00 (100.00) Red Peak Group LLC 米国 デラウェア 100.00 (100.00) (株)アイメディアドライブ 東京都渋谷区 100.00 (100.00) SYPartners LLC 米国 カリフォルニア 100.00 (100.00) (株)アイレップ 4 東京都千代田区 (株)プラットフォーム・ワン 東京都渋谷区 100.00 (100.00) (株)トーチライト 東京都渋谷区 100.00 (100.00) (株)Bumblebee 東京都渋谷区 79.45 (79.45) 住所 議決権の 東京都渋谷区 43.32 (43.32) ユナイテッド(株) 1, 2, 4 65.56 (65.56) (持分法適用関連会社) 国内 名称 所有割合 % (連結子会社) (株)博報堂 DY トータルサポート 東京都千代田区 100.00 (株)スーパーネットワーク 東京都港区 50.00 (50.00) (株)博報堂 DY キャプコ 東京都港区 100.00 (株)mediba 東京都渋谷区 35.81 (35.81) (株)博報堂 DY アイ・オー 東京都江東区 100.00 (株)広告 EDI センター 東京都中央区 29.85 (29.85) 東京都港区 100.00 (株)朝日広告社 東京都中央区 20.00 (20.00) 東京都港区 100.00 (株)デジタルブティック 東京都中央区 38.19 (38.19) (株)メンバーズ 東京都中央区 18.95 (18.95) (株)エムキューブ 18.03 (18.03) (株)スイッチ・メディア・ラボ 4, 6 アドイノベーション(株)6 livepass(株) 東京都目黒区 東京都港区 東京都港区 6 6 東京都品川区 15.00 15.70 3 「議決権の所有割合」欄の( )内は子会社による間接所有の割合で内数であります。 米国 カリフォルニア 北京迪愛慈広告有限公司 中国 北京 シンガポール シンガポール 100.00 (100.00) 98.88 (98.88) 100.00 (100.00) (持分法適用関連会社) 博報堂DYホールディングス (持分法適用関連会社) 2 特定子会社です。 STORIES INTERNATIONAL, INC. Innity Corporation Berhad (株)BASKET 1 持分は50%以下ですが、実質的に支配しているため子会社としたものです。 (連結子会社) DAC ASIA PTE. LTD. AD plus VENTURE(株) 22.41 (22.41) 海外 102 その他 マレーシア プタリン・ジャヤ 25.10 (25.10) 4 有価証券報告書提出会社です。 5 (株)博報堂及び(株)大広については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売 上高に占める割合が10% を超えております。主要な損益情報等は、以下の通りであります。 (株)博報堂(百万円) ①売上高 ②経常利益 ③当期純利益 (株)大広(百万円) 658,757 113,460 17,426 1,165 9,711 867 ④純資産額 141,373 11,554 ⑤総資産額 347,912 52,267 6 持分は20%未満でありますが、実質的な影響力を持っているため関連会社としております。 会社情報 2015年3月31日現在 株式会社博報堂DYホールディングス お問い合わせ先 設立:2003年10月1日 株式会社博報堂DYホールディングス IR部 資本金:10,000百万円 電話 :03-6441-9033 〒107-6320 東京都港区赤坂五丁目3番1号 FAX:03-6441-9065 URL:http://www.hakuhodody-holdings.co.jp Email:[email protected] 博報堂グループ 読売広告社グループ 会社名 株式会社 博報堂 会社名 株式会社 読売広告社 本社所在地 〒107-6322 本社所在地 〒107-6105 東京都港区赤坂五丁目3番1号 東京都港区赤坂五丁目2番20号 電話 03-6441-8111 電話 03-3589-8111 創業 1895年10月 創業 1929年6月 設立 1924年2月 設立 1946年7月 代表取締役社長 戸田 裕一 代表取締役社長 中田 安則 社員数 (連結) 7,228人 社員数 (連結) 726人 URL http://www.hakuhodo.co.jp URL http://www.yomiko.co.jp 博報堂 DYメディアパートナーズグループ 大広グループ 会社名 株式会社 大広 会社名 株式会社 博報堂 DY メディアパートナーズ 東京本社所在地 〒107-6107 本社所在地 〒107-6321 東京都港区赤坂五丁目2番20号 東京都港区赤坂五丁目3番1号 電話 03-6364-8111 電話 03-6441-9321 大阪本社所在地 〒530-8263 設立 2003年12月 大阪市北区中之島二丁目2番7号 代表取締役社長 大森 壽郎 電話 06-7174-8111 社員数 (連結) 2,883人 創業 1893年 URL http://www.hakuhodody-media.co.jp 設立 1944年2月 代表取締役社長 落合 寛司 社員数 (連結) 1,479人 URL http://www.daiko.co.jp アニュアルレポート 2015 103 株式会社博報堂 DY ホールディングス アニュアルレポート 2015 Printed in Japan
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