アニュアルレポート 2015 - 博報堂DYホールディングス

アニュアルレポート 2015
目次
1 経営理念/ポリシー
2 グループ概要
4 スナップショット
6 財務ハイライト
8 中期経営計画
11 ステークホルダーの皆様へ
12 マネジメント・メッセージ
18 経営体制
20 コーポレート・ガバナンス
28 博報堂DYグループのCSR
31 ファクトシート
32
10ヵ年財務サマリー
34
業種別・種目別売上高データ
38
各事業会社別(連結)財務ハイライト
40
株式情報
41 財務レビュー
42
連結財務諸表
49
連結財務諸表注記
99 主要なグループ会社一覧
103 会社情報
免責事項
博報堂DYグループに関連する業績見通し、計画、方針、経営戦略、目標、
予定、将来の数値・数額、事実の認識・評価等といった、将来に関する
情報をはじめとする歴史的事実以外の全ての記述は、当社グループが
現在入手している情報に基づく、現時点における予測、期待、想定、計
画、認識、評価等を基礎としているものです。また、見通し・予想数値
を算定するためには、過去に確定し正確に認識された事実以外に、見通
し・予想を行うために不可欠となる一定の前提(仮定)を使用しており
ます。これらの記述または前提(仮定)については、その性質上、客観
的に正確であるという保証も、また将来その通りに実現するという保証
もありません。
Philosophy
経営理念
博報堂DYグループは、以下の7つの経営理念を掲げ、ビジネスを実践することにより、
ステークホルダーの皆様、さらには社会の発展に貢献してまいりたいと考えております。
1. 顧客に対して、常に最善のサービスを提供し、ビジネス価値の向上に貢献する。
2. メディアの革新と向き合い、メディア価値の向上に貢献する。
3. 世界的にネットワークを展開し、サービス網の充実をはかる。
4. 生活者から発想することで、人々の次世代の豊かさを創造し、社会の発展に寄与する。
5. 自由と自律を尊重し、多様な個性とチーム力を価値創造の源泉とする。
6. 自立と連携の精神で、新しい挑戦を続け、世界一級のマーケティングサービス企業集団を目指す。
7. 企業価値の継続的な向上をはかり、株主からの信頼と期待に応える。
Policy
ポリシー
私たちは、設立以来、基本的なグループポリシーとして、「生活者発想」と 
「パートナー主義」の2つを掲げています。
「生活者発想」
博報堂DYグループの発想の原点。人々を単に「消費者」として捉えるのではなく、多様化した社会の中で主体性を持って
生きる「生活者」として捉え、深く洞察することから新しい価値を創造していこうという考え方。生活者を誰よりも深く知って
いるからこそ、広告主と生活者、さらにはメディアとの架け橋をつくれるのだと考えます。
「パートナー主義」
博報堂DYグループのビジネスの原点。常に生活者視点に立ち、広告主 ・ 媒体社のビジネスを共に見つめ、語り合い、
行動することからソリューションを提供していこうという考え方。パートナーとして広告主 ・ 媒体社と長期的な関係を築き、
継続性のある一貫したソリューションを提供していくことを常に目指しています。
これからの時代、私たちはこのポリシーに新たなイノベーションを起こす時を迎えていると考えます。
広告主との間では、マーケティングソリューション全領域においてビジネス価値の向上を共に目指すパートナーとして。
媒体社やコンテンツホルダーとの間では、多様化するメディアやコンテンツの価値向上を共に目指すパートナーとして。
私たちは生活者発想とパートナー主義のイノベーションを通して、質の高いワンランク上のサービスを提供してまいります。
アニュアルレポート 2015
1
グループ概要
広告事業会社
純粋持株会社
• 持株会社体制の優位性 3つの異なる広告事業会社がそれぞれの
「個性」と「強み」を活かし、広告主に対応
• グループ経営基盤強化 • シナジー効果の醸成
総合メディア事業会社
総合メディア事業会社として、媒体社、
コンテンツホルダーとのパートナーシップ
を強化
戦略事業組織
欧米を中心とした専門マーケティング
サービス企業を束ね、専門的かつ先進的な
マーケティング手法やソリューションを
グローバルベースで提供
2
博報堂DYホールディングス
博報堂は「生活者発想」と「パートナー主義」という 2 つのフィロソフィーのもと
で、日々革新を続けています。高いクリエイティビティを持つプロフェッショナ
ルがチームを編成し、広告領域のみならず、戦略構築から社会的なムーブメント
の創出まで、あらゆる領域においてクライアントの皆様の課題解決をお手伝いし
ています。マーケティング環境の変化を先取りし、統合マーケティング・マネジ
メント力でクライアントの事業価値を向上させる世界一級のマーケティング・
カンパニーを目指してまいります。
「優れたアイデアだけが、最強のコミュニケーションを可能にする・・・」大広
のフィロソフィー「Ideas win」は、ここから生まれました。クライアントの
マーケティング課題の解決をはじめ、戦略的なソリューション力と卓越したア
イデアで、より効果的・効率的なコミュニケーションを創出することを目指し、
提供していきます。大広は、ブランドの開発・育成から、販売促進、顧客管理
に至るまで、クライアントの「マーケティング・ソリューション・パートナー」
としての役割を果たしてまいります。
1929 年創業の読売広告社は、住生活分野を起点とする卓越したマーケティン
グ開発力、セールスプロモーション分野での長年の経験に基づいたクライアン
トの売りの完結に向けた戦略提案力に定評がある一方、アニメーション番組や
イベント事業の企画を通して培ったエンタテインメント分野のビジネス開発力
を有しています。これらの強みを深化・拡張させ、さらなる独自性の追求を目
指しています。クライアントの成功へのパートナーとなるべく、実効の上がる
ソリューションを提供していきます。
博報堂 DY メディアパートナーズは、博報堂、大広、読売広告社の 3広告会社の
メディア機能を統合して設立された「総合メディア事業会社」です。
博報堂DYグループのメディアビジネス、コンテンツビジネスを担い、同領域に
おけるプラニング、プロデュース、バイイング、トラフィック、ナレッジを主要
な機能として駆使し、3つの広告事業会社と連携して、広告主、媒体社、コンテン
ツホルダーに対し、最適な課題解決力を提供します。
「生活者」を読者・視聴者・観客として捉え、消費者・顧客へとつなげていく新
しいメディア価値の創造。このようにメディアを広義に捉え、
「メディア効果
をデザインする」ことが私たちの目指すメディア・コンテンツビジネスです。
kyu は、北米・欧州を中心とした、最先端かつユニークな専門マーケティング
サービス企業を束ねる戦略事業組織です。M&A によりそれら企業を傘下に収
めることで、
「専門性」と「先進性」を継続的にグループ内に取り込み、グローバ
ルベースで提供していきます。また kyu は、傘下の企業の連携・協働を支援・
促進し、新たな最先端ソリューションやビジネス機会の開発も行います。
アニュアルレポート 2015
3
スナップショット
博報堂DYグループの特長
2003年10月1日、博報堂、大広、読売広告社の国内広告会社3社が、
共同持株会社 博報堂DYホールディングスを設立し、経営統合しました。
2003年12月には、3社のメディア機能を分離統合し、同機能の強化・ 効率化を図るため、
博報堂DYメディアパートナーズを設立しました。
広告主に向き合う3社と、メディア、コンテンツホルダーと向き合う博報堂 DYメディア
パートナーズを中核事業会社とする日本で唯一のユニークな組織構造を持っています。
我々は、業界に先がけて「統合マーケティング・ソリューションの提供」を中期基本戦略に掲げ、
実践しています。
幅広い業種のクライアントに統合マーケティング ・ソリューションを提供していますが、
中でも、「自動車 ・ 関連品」「飲料 ・ 嗜好品」「情報・通信」の売上高構成比が高く、
この3業種で、業種別売上高合計の40%弱を占めています。
グローバルプレゼンス
当社グループは、現在、日本で2位、世界で8位*の規模を持つ広告会社グループです。
2015年3月末現在、世界全体の子会社及び関連会社数は260社、グループ全体の従業員数は13,021名、売上総
利益に占める海外比率は7.2%となっています。2019年3月期に売上総利益に占める海外比率を20%とする中期経
営計画の実現に向け、今後も、積極的な投資を行い、グローバル展開を推し進めていきます(計画の詳細については、
P.8をご覧ください)。
グローバル 
グループ 
売上総利益に占める 
7.2%
ランキング:
関連会社数:
従業員数:
8位
260 社
13,021 名
* 2015年4月「Advertising Age」調べ
4
子会社及び 
博報堂DYホールディングス
海外比率:
国内広告市場と当社グループ国内売上高推移
国内の広告市場は、2008 年 3 月期をピークに減少しましたが、2010 年 3 月期を底に回復基調となり、2015 年
3 月期は、ピークの2008 年 3 月期を100とした場合、90 程度まで回復しました。これに対して、当社グループの国
内売上高は、中期経営計画の取り組みが奏功し、99 程度まで回復しています。これらをベースに計算したマーケット
シェアは、2008年3月期の16.9% から2015年3月期は18.7%と向上しました。
8,000
1.40
8,000
十億円
1.40
6,000
1.25
6,000
1.25
4,500
1.20
4,500
1.20
3,000
1.15
3,000
1.15
1,500
1.10
1,500
1.10
0
1.05
0
(3 月期)
2008
(3 月期)
2008
100
100
国内広告市場
2009
90
90
92
92
90
92
HDY 連結(国内)売上高
国内広告市場
2010
2009
78
78
82
82
2011
2010
78
82
国内広告市場 / 名目 GDP(右軸)
HDY 連結(国内)売上高
2012
2011
80
80
80
83
83
83
2013
2012
2013
82
84
87
93
82
82
87
87
2014
2014
84
84
93
93
88
97
1.05
2015
84
84
93
93
2015
90
99
国内広告市場 / 名目 GDP(右軸)
*1 国内広告市場のデータは、「特定サービス産業動態統計調査」(経済産業省)から引用しています。また、同調査で公表されている実数データは、
調査対象の変更などの影響により一部不連続が生じているため、伸び率データを用いて補正した実数データを使用しています。
*2 国内広告市場規模の経年推移をご確認いただくため、直近過去10年間における最大値であった2008年3月期を基準として各年度の指数を算出しています。
株主還元に関する基本方針
配当については、安定的かつ継続して実施することを基本としています。また、配当額を決定する際は、資金需要
の状況、業績の動向及び企業競争力強化のための内部留保の充実などを総合的に勘案の上決定し、業績動向などに
不測の事態が発生しない限り、1株当たり5.0円を下限とする方針です。
自社株買いについては、株主還元及び資本効率向上のための手段として、また経営環境の変化に対応した機動的
な資本政策の遂行のため、適宜検討の上、必要に応じ、実施していく方針です。
1株当たりの配当金 *
自社株買い
円
 
 
買付期間
15
10
5
0
(3月期)
年間
2011
2012
2013
2014
2015
7.0
7.0
8.0
12.0
15.0
 
株式数 *
(株)
 
買付総額
(百万円)
発行済み 
株式総数に 
対する割合
2007年
5月15日~5月22日
1,160,000
939
0.3%
2008年
2月12日~ 2月20日
1,695,100
999
0.4%
2011年
2月8日~3月7日
6,000,000
3,105
1.6%
2014年
5月12日〜 5月28日
7,000,000
6,289
1.8%
* 2013年10月1日付で、普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いました。過去からの推移や比較を考慮し、株式分割前についても、
株式分割後の1株当たり配当金と株式数を記載しています。
アニュアルレポート 2015
5
財務ハイライト
百万円
2011
2012
2013
2014
2015
¥ 936,476
¥ 978,321
¥1,045,431
¥1,095,909
¥1,131,064
売上総利益
152,218
160,756
175,964
190,150
205,867
販売費及び一般管理費
137,951
140,940
149,645
156,233
169,045
14,266
19,816
26,319
33,916
36,821
4,550
8,604
12,894
18,721
19,879
625
527
759
983
1,672
14,891
20,343
27,078
34,900
38,494
¥ 474,126
¥ 518,805
¥   528,535
¥   583,970
¥  633,904
2,544
2,768
3,050
5,068
4,597
206,455
219,280
234,352
254,510
282,729
¥   11.81
¥   22.66
¥     33.96
¥     49.31
¥       53.22
11.81
22.64
33.95
49.27
53.16
7.00
7.00
8.00
12.00
15.00
16.3
16.4
16.8
17.4
18.2
のれん償却前オペレーティング・マージン 5
9.8
12.7
15.4
18.4
18.7
オペレーティング・マージン 6
9.4
12.3
15.0
17.8
17.9
61.4
60.3
57.8
56.3
55.5
2.3
4.3
6.0
8.1
7.9
41.5
39.7
41.9
40.9
41.6
各表示年の3月31日に終了した会計年度
会計年度
売上高
営業利益
当期純利益
のれん等償却額 1
のれん償却前営業利益 2
会計年度末
総資産
有利子負債残高 3
純資産
1株当たり(円)4
当期純利益
当期純利益(潜在株式調整後)
配当金
比率(%)
売上総利益率
人件費比率 7
ROE(自己資本利益率)
自己資本比率
1 のれん等償却額とは、企業買収によって生じるのれんの償却額等のことです。
2 のれん償却前営業利益とは、企業買収によって生じるのれんの償却額等を除外して算出される営業利益のことです。
3 有利子負債残高は、短期借入金と長期借入金(1年以内返済予定を含む)を合算したものです。
4 ‌2013年 10月 1日付で、普通株式 1株につき10株の割合をもって株式分割を行いました。本アニュアルレポートにおいては、過去からの推移や比較を考慮し、株式分割前
実績についても、株式分割後の株数に基づく数値で記載することとしました。これにより、1 株当たり配当金については 2014 年 3 月期第 2 四半期末配当以前、その他のす
べての1株当たり指標については2013年3月期以前の数値に修正を加えています。
5 のれん償却前オペレーティング・マージンは売上総利益に対するのれん償却前営業利益の比率を表示しています。
6 オペレーティング・マージンは売上総利益に対する営業利益の比率を表示しています。
7 人件費比率は、売上総利益に対する人件費の比率を表示しています。
6
博報堂DYホールディングス
2015年3月期実績
売上高
売上総利益/売上総利益率
億円
9,000
億円
9,000
90
%
90
2,058
12,000
18.2%
1,800
11,310
18
8,000
1,200
17
4,000
600
16
0
0
(3月期)
2011
2012
2013
2014
(3月期)
2015
15
2011
売上総利益
売上高
1兆1,310億円
堅調な国内広告市場を背景に前年同期比 +3.2% の増収。業種
売上総利益
2012
2013
2014
2015
売上総利益率
2,058億円/売上総利益率 18.2%
既存事業会社の成長に加え、M&A による押し上げ効果も奏功
別では、
「金融・保険」
「交通・レジャー」など幅広い業種で増加。
し前年同期比+8.3%と大幅に増益。グループ各社の取り組み、
種目別では、テレビ、インターネットメディア、マーケティング/
制作業務のグループ内製化率アップ、M&A による海外フィー
プロモーションが牽引。
型ビジネスの取り込みなどが、売上総利益率向上に寄与。
営業利益/
オペレーティング・マージン
のれん償却前営業利益/
のれん償却前オペレーティング・マージン
億円400
90
%
368
300
17.9%
18
200
12
100
6
0
0
(3月期)
2011
営業利益
営業利益
2012
2013
2014
450
億円
360
オペレーティング・マージン
270
15
180
10
90
5
0
0
2011
のれん償却前営業利益
368億円/オペレーティング・マージン 17.9%
戦略的な費用投下を進めつつ、売上総利益率の向上と販売管理
費コントロールにより前年同期に達成した過去最高益を更新。
オペレーティング・マージンは、17.9% と高水準をキープ。
20
18.7%
(3月期)
2015
25
%
384
のれん償却前営業利益
2012
2013
2014
2015
のれん償却前オペレーティング・マージン
384億円/
のれん償却前オペレーティング・マージン
18.7%
のれん償却前営業利益は、前年同期比 +10.3% と 2 桁成長を
実現。のれん償却前オペレーティング・マージンは、18.7% と
中期経営計画の重点指標17% を上回る高水準。
当期純利益/ ROE(自己資本利益率)
億円200
12
%
198
180
9
7.9%
120
6
60
3
0
(3月期)
0
2011
当期純利益
当期純利益
2012
2013
2014
2015
ROE(自己資本利益率)
198億円/ ROE 7.9%
特別利益の減少はあったものの、当期純利益も過去最高益を
更新。ROE は、7.9% と中期経営計画の重点指標 8% に近い水
準を維持。
アニュアルレポート 2015
7
中期経営計画
当社グループは、2019年3月期を最終年度とする中期経営計画の実現に向け、3つの成長 
ドライバーを強化し、統合マーケティング・ソリューションの高度化/先鋭化に努めています。
ここでは、中期経営計画の概要についてご説明します。
中期基本戦略
企業のベスト・マーケティング ・パートナーとして、世界一級のマーケティングサービス企業集団を目指す。
先進的かつ創造的な統合マーケティング ・ソリューションの提供を通じて、新たな市場やムーブメントを創造し、
社会/生活者に活力を与え続ける存在になる。
中期経営目標(2019年3月期)
のれん償却前営業利益 
450 億円
重点指標
売上総利益年平均成長率
のれん償却前オペレーティング・マージン* 
(2019年3月期目標)
+7%以上(計画期間内)
17%
* オペレーティング・マージン
=営業利益/売上総利益
ROE(自己資本利益率)
(2019年3月期目標)
8%
成長イメージ
計画期間は2015年3月期~ 2019年3月期までの「5ヵ年計画」
計画期間中に生み出されるキャッシュの大半を3つの成長ドライバーへ投下
計画期間中の
売上総利益増加分に占める
オーガニック 50%
国内 50%
売上総利益の年平均成長率
売上総利益に占める海外比率
M&A比率
M&A 50%
+7%以上
8
計画期間中の
売上総利益増加分に占める
博報堂DYホールディングス
海外比率
海外 50%
2019年3月期に
20% へ
3つの成長ドライバーとそれを支える投資戦略
成長ドライバー
1
成長ドライバー
2
3
成長ドライバー
“生活者データ・ドリブン”
アジアを中心とした
“専門性”と“先進性”の
マーケティング対応力の強化
新興国での体制強化
継続的な取り込み
スピーディかつ着実な成長を支える 
「積極的な投資戦略」
1
“生活者データ・ドリブン”マーケティング対応力の強化
顧客管理
製品開発
店頭体験
価格戦略
「生活者発想」
ペイド
メディア
プランニング力
来店誘引
クリエイティブ力
オウンド
メディア
エグゼキューション力
アーンド
メディア
融合
融合
生活者データ・マネジメント・
プラットフォーム
生活者データ × テクノロジー
• 生活者データ・マネジメント・プラットフォームを構築し、生活者発想をさらに高度化
• “生活者データ・ドリブン”
な統合マーケティング ・ソリューションを提供
“生活者データ・ドリブン”マーケティングとは、多様な生活者データを収集し、統合・ 分析・ 管理し、さまざまなマーケティングサービスを提
供する基盤となる「生活者データ・マネジメント・プラットフォーム」上で展開されるマーケティング活動のことを指します。 データ活用を基とするマーケティングサービスにおいては、データを分析するだけではなく、クリエイティビティを発揮して、その実施までつなげて
いくということが必要です。このようなプラットフォームを武器に、より競争力の高い統合マーケティング・ソリューションの提供に努めていきます。
アニュアルレポート 2015
9
2
アジアを中心とした新興国での体制強化
日系得意先
ローカル得意先
① 日系得意先拡大
② ローカル得意先拡大
広告会社
現在
積極的に M&A を推進
博報堂DYグループの既存
事業会社ブランド以外でも展開
プロダクション/
専門マーケティング
サービス事業
③ プロダクション/ 
専門マーケティングサービス領域への拡大
• 引き続き、日系得意先対応を強化する一方、ローカル得意先の扱いを獲得 ・ 拡大
• 積極的な M&A を行い、統合マーケティング ・ソリューション提供体制を整備
これまで進めてきた日系得意先対応をさらに強化する一方、ローカル得意先の獲得・拡大にも注力していきます。
また、プロダクションや専門マーケティングサービス事業など、ソリューションラインナップの拡充と収益基盤の強化も積極的に行い、アジア地域
に根差した体制を構築する計画となっています。そして、積極的な M&A を行い、統合ソリューション提供体制を構築していきます。
3
“専門性”と“先進性”の継続的な取り込み
博報堂DYホールディングス
博報堂
大広
読売広告社
博報堂DYメディアパートナーズ
中核事業会社
kyu
戦略事業組織
• 専門マーケティングサービス(MS)企業ビジネスモデルを確立し、専門性 ・ 先進性を継続強化
• 従来型ビジネスとの最適な組合せで、高度な統合マーケティング ・マネジメント・ニーズに対応
2014年5月に中核事業会社と並列の、独立した戦略事業組織として組成された「kyu」が、北米・欧州を主たる対象エリアとして、最先端か
つユニークな専門マーケティングサービス企業の M&A を行うことで、
“専門性”と“先進性”を継続的にグループ内に取り込みます。
「kyu」は、M&Aによる業績面への貢献だけでなく、傘下の企業の連携・ 協働を支援 ・ 促進し、新たな最先端ソリューションやビジネス機会
の開発も行っていきます。
10
博報堂DYホールディングス
ステークホルダーの皆様へ
代表取締役社長
戸田 裕一
ステークホルダーの皆様には、ますますご清祥のこと
株主還元につきましては、安定配当の考え方を基本に、
と、お慶び申し上げます。
業績の動向などを総合的に勘案して決定しています。当
当期の日本経済は、物価上昇に伴う実質所得の減少な
期の配当は、期初の予定通り、前期から3円増配の年間
どを背景に消費増税後の個人消費の回復が遅れ、設備投
15円とさせていただきました。また、2014年5月には、
資や生産も低調な推移となるなど、弱い動きが見られま
株主還元の一層の充実と資本効率の向上を図ることなど
した。一方、国内広告市場は、企業の先行き経済への期
を目的に、700万株(62億円)の自社株買いを実施し
待感や収益改善などを背景に底堅い動きとなりました。
ました。なお、今期の配当金につきましては、安定配当の
このような環境の中、当社グループは、積極的な事業
考え方をベースに業績の見通しを勘案し、3円増配の年
展開を進めた結果、売上高は、金融・保険、交通・レジャー
間18円の予定です。
などを中心に幅広い業種で伸び、さらに、当期からスター
なお、当社グループは、
「生活者、社会の刻々と変化す
トした中期経営計画の戦略に基づいて進めているM&A
る課題を解決し、新たな価値を提供していくことによっ
も寄与し増収となりました。また、収益性向上にも努めた
て、生活者、社会の中に幸せを生み、幸せをつなげ、とも
結果、営業利益は増益となり、前期に達成した過去最高
に拡げていくこと。」を基本理念として、CSR活動に取り
益を更新しました。
組んでまいりました。今後も、より積極的に、柔軟にCSR
当社グループは、
「“生活者データ・ドリブン”マーケ
を継続進化させ、社会的責任を果たしてまいります。
ティング対応力の強化」
「アジアを中心とした新興国での
また、本年6月1日より適用開始されました「コーポレー
体制強化」
「“専門性”と“先進性”の継続的な取り込み」
トガバナンス・コード」についても対応を進めています。
を中期経営計画における3つの成長ドライバーとしていま
6月26日の定時株主総会における2名の社外取締役選
す。当期は、多様なデータの統合・分析に基づく各種マー
任といったコーポレート・ガバナンス強化、中期経営計画
ケティングツールやサービスの提供、アジアにおけるネット
において設定したROEの目標に向けた取り組みなどを進
ワーク拠点の拡充やM&Aの実施、新たに組成した戦略
めています。今後もさらなる中長期的な企業価値向上を
事業組織「kyu」による最先端かつユニークな専門マーケ
目指してまいります。
ティングサービス企業の取り込みなど、中期経営計画の
ステークホルダーの皆様の日頃のご支援に心から感謝
戦略を着実に実行しています。今期は、中期経営計画の
申し上げるとともに、引き続き当社グループへのご理解
2年目となります。引き続き中期経営計画で掲げる戦略
をよろしくお願い申し上げます。
を積極的に推進し、新たな成長を実現してまいります。
アニュアルレポート 2015
11
マネジメント・メッセージ
ここでは、業績や中期経営計画の進捗について、ご説明します。
1. 2015年3月期業績の振り返り
2. 中期経営計画の進捗について
3. 2016年3月期以降に向けて
1. 2015年3月期業績の振り返り
2015 年 3 月期の国内広告市場は、底堅い動きとなりました。このような環境の中、
当社グループは中期経営計画の初年度より積極的に事業を展開してきました。この結
果、売上高は1兆 1,310億円(前年同期比 3.2%増加)と増収となりました。また、売
上高を種目別に見ますと、4マスメディアでは、スポットが好調だったテレビとラジオが
前年同期を上回りました。一方、新聞、雑誌は前年同期を下回ったため、4マスメディア
取引合計は前年同期比微増となりました。また、4マスメディア以外では、インターネット
メディアを中心にマーケティング/プロモーション、クリエイティブが伸び、4マスメディ
ア以外取引合計は前年同期を上回りました。
売上総利益は、既存事業会社の成長に加え、M&A による押し上げ効果も奏功し
2,058億円(同8.3%増加)と大幅な増益となりました。また、売上総利益の伸びを意
識したグループ各社の取り組み、制作業務のグループ内製化率アップ、M&Aによる海
外フィー型ビジネスの取り込みなどが、売上総利益率向上に寄与し、売上総利益率は
18.2%(同0.9ポイント向上)となりました。
販売管理費は、新規連結会社の損益取り込みの影響や戦略的費用の増加などはあり
ましたが、費用の効率化に努め、前年同期に比べ8.2% の増加と、売上総利益の伸び率
を下回りました。その結果、営業利益は、368 億円(同 8.6%増加)と前年同期に達成
した過去最高益を更新しました。オペレーティング・マージンは、17.9%と高水準を
キープしました。
また、中期経営目標であるのれん償却前営業利益は、384億円(同 10.3%増加)と
2 桁成長を実現しました。のれん償却前オペレーティング・マージンは、18.7%と中期
経営計画の重点指標17% を上回る高い水準を維持しました。経常利益は389億円(同
9.8%増加)と増益となり、また、税金等を控除した当期純利益も198 億円(同 6.2%
増加)と大幅な増益となり、いずれも過去最高益を更新しました。また、ROEは、7.9%
と中期経営計画の重点指標8%に近い水準を維持しました。
12
博報堂DYホールディングス
2. 中期経営計画の進捗について
本中期経営計画期間の初年度である2015年3月期は、積極的な事業展開に加え、
3つの成長ドライバーにおける取り組みもあり、経営目標や重点指標に対して順調な滑り出しとなりました。
ここでは、2015年3月期における各種取り組みの進捗状況についてご説明します。
売上総利益
売上総利益は、既存事業会社での成長に加え、M&Aによる押し上げ効果も寄与し、
157億円増加(前年同期比8.3%増加)と大幅に伸長しました。
売上総利益の増加要因を「オーガニック/ M&A」という切り口で見ますと、オーガニッ
クが 97 億円増加(同 5.1%増加)、さらに、新たに損益の取り込みを開始した M&A の
増加分は 60 億円となりました。その結果、売上総利益増加分に占めるM&A対象会社
の収益貢献は約4割となりました。
また、増加要因を「国内/海外」という切り口で見ますと、国内においては 104 億円
増加(同5.7%増加)となりました。さらに、海外は53億円増加(同56.5%増加)と1.5
倍以上の規模に拡大しました。その結果、売上総利益に占める海外比率は前年の 5.0%
から7.2% へと順調に拡大しました。
売上総利益
億円
期間平均
年率+7%以上
3,000
+157億円増
(前年同期比+8.3%)
2,000
1,901
2,058
売上総利益の増加要因①
M&A
基準年差
+97億円
+60億円
構成比
62%
38%
期間平均成長
+5.1%
—
売上総利益の増加要因②
基準年差
1,000
0
(3月期)
2014 年
基準年
2015 年
2019 年
基準年:2014年3月期
オーガニック
基準年:2014年3月期
国内
海外
+104億円
+53億円
構成比
66%
34%
期間平均成長
+5.7%
+56.5%
売上総利益に占める海外比率:5.0% 7.2%
中期目標
中期経営計画期間
アニュアルレポート 2015
13
のれん償却前営業利益/のれん償却前オペレーティング・マージン/ ROE
•のれん償却前営業利益/のれん償却前オペレーティング ・マージン
のれん償却前営業利益は、35 億円増益(前年同期比 10.3%増加)の384 億円とな
り、2桁成長を実現しました。
のれん償却前オペレーティング ・マージンは、18.7%(同 0.3 ポイント向上)と中期
経営計画の重点指標17% を上回る高水準をキープしました。
• ROE(自己資本利益率)
ROEは、7.9%と中期経営計画の重点指標8%に近い水準を維持しました。
のれん償却前営業利益
のれん償却前オペレーティング・マージン
億円
500
%
+35億円増
(前年同期比+10.3%)
400
349
19
450億円
18.4
18.7
18
384
17
~
~
0
(3月期)
300
2014 年
2015 年
ROE(自己資本利益率)
%
200
8.5
8.0
100
8.1
7.9
7.5
~
~
0
0
(3月期)
2014 年
基準年
2015 年
2019 年
中期目標
(3月期)
2014 年
中期経営計画期間
続いて、中期経営計画で掲げた3つの成長ドライバーについて主な強化施策をご説明します。
1.“生活者データ・ドリブン”マーケティング対応力の強化
“生活者データ・ドリブン”マーケティング対応力の強化に関しては、多様なデータの
統合・ 分析に基づく各種マーケティングツールやサービスの開発を進め、それらの提供
を開始しています。ここでは、4 つの異なる視点での具体的な取り組みについてご説明
します。
14
博報堂DYホールディングス
2015 年
① マスメディア×オンラインメディア
「TVPlus Simulator」の提供開始
テレビCMとオンライン動画広告を掛け合わせた広告効果予測を可能とするオリジナル
プランニングツール「TVPlus Simulator」を開発し提供を開始しました。「TVPlus
Simulator」は、これまで困難であった、「テレビ CM」と「オンライン動画広告」の最
適な出稿パターンや、商品認知・ 購入意向などの指標についてのシミュレーションが可
能なツールです。本ツールを利用することで、得意先企業に対し、これまで以上に広告
効果の高い出稿計画が提案できるようになりました。
② 新規見込み客の「発見」と「広告配信」
「Querida Insight™」
「Querida Planning™」の提供開始
パネル調査データとオンラインアクチュアルデータを統合 ・ 分析し、新規見込み客を発
見する「Querida Insight™」と、その新規見込み客への的確な広告配信を可能にする
「Querida Planning™」の2つのサービス提供を開始しています。
③ ショッパーマーケティング
ID-POS分析システム「realshopper SM™」の提供開始
生鮮食品を含めたID-POSデータの分析を行うクラウド型ASPサービス「realshopper
SM™」の提供を開始しました。
④ メディア価値を高めるためのサービス開発
アクシオムジャパン(株)と共同で媒体社のデータを活用した新サービス開発に着手
グローバルに、データ管理 ・ 分析用のソフトウェアを提供するアクシオムの日本法人と
協業し、媒体社の持つオンライン・オフラインデータを活用した、媒体価値の向上を図る
ためのデータプラットフォームの開発に着手しました。
2. アジアを中心とした新興国での体制強化
アジアにおける売上総利益は、中華圏、アセアンともに 2 桁成長となり、アジア全体で
は 96 億円(前年同期比 18.6%増加)と順調に拡大しました。また、ネットワーク拠点
の拡充やM&A を実施し、サービス提供体制を強化しました。
同地域では、広告事業会社による新規ネットワーク拠点の設立やプロダクション機能
の整備、さらには M&A による、リサーチ、PR などの専門マーケティングサービス企業
の取り込みを通じ、サービス提供体制を強化しています。
また、当社グループ独自の強みである「生活者発想」を活用した、地域オリジナルの
プログラム開発や研究を通じた対応体制の強化も行っています。具体的には、博報堂
が、アセアン留学生とそのネットワークの知見を活用した、日系企業向けのアセアン市場
参入支援プログラム、「ASEAN DISCOVERY STUDIO」の提供を開始しました。
アニュアルレポート 2015
15
さらに、2014 年タイに開設した博報堂生活総研アセアンが、「アセアン生活者フォー
ラム」を開催、同フォーラムにてアセアンの生活者に関する最新の研究成果『The Connected Family』を発表しました。これらは、日本で蓄積してきた生活者研究のノウハ
ウを活かした地域オリジナルの施策となっており、アセアンに根差した、企業のマーケ
ティング活動を支援 ・ 推進しています。
アジアの売上総利益
億円
120
前年同期比
+18.6%
96
90
81
60
30
* アジア:中華圏やアセアン諸国の他、韓国、インドなど(オセアニアは除く)
0
(3月期)
2014 年
2015 年
連結子会社の単純合算ベース
3.“専門性”と“先進性”の継続的な取り込み
2014 年 5 月に新たに組成した、中核事業会社と並列の独立した戦略事業組織
「kyu」は、その活動を本格化し、最先端かつユニークな専門マーケティングサービス企
業の取り込みを行っています。
まず、高度な専門マーケティングサービスを提供する SYPartners と Red Peak
Group の2社を子会社化、kyu傘下での初年度をスタートしました。
また、kyu のヘッドクオーターをニューヨークに設置し、最先端かつユニークな専門
マーケティングサービスを提供する様々な企業とのコンタクトを開始しています。
kyu は、北米 ・ 欧州を主たる対象エリアとして、最先端かつユニークな企業の M&A
を行うことで、
“専門性”と“先進性”を継続的にグループに取り込んでいますが、業績
面においても、当社の海外事業の拡大へ貢献しています。
2015 年 3 月期において、kyu は、海外の売上総利益増加分の過半を占めています
が、今期は傘下 2 社の損益取り込み期間が通年化することに加えて、これら2 社の成長
も加わり、業績への貢献が拡大していくと見ています。
さらに、今後も新たなM&Aを実行することで、専門性と先進性の強化と、当社グルー
プの連結収益拡大に貢献していきます。
なお、2016年3月期に入り、6月に米国シアトルのデジタル・クリエイティブ・エージェン
シーであるDigital Kitchenを子会社化し、また7月にカナダのクリエイティブ・エージェン
シーであるSid Lee Internationalを子会社化するなど取り組みを加速しています。
16
博報堂DYホールディングス
戦略事業組織「kyu」
海外事業への貢献
さらなる
M&A
• ニューヨークにヘッドクオーターを設置
ティングサービスを提供する各種企業
損益取り込み
期間の通年化
とのコンタクト拠点に
SYPartners LLC
Red Peak Group LLC
(3月期)
2015 年
計画化
• 最 先 端 か つユニークな 専 門マーケ
2社の成長
海外の
売上総利益
増加分の
過半を占める
2016 年
3. 2016年3月期以降に向けて
中期経営計画初年度である2015年3月期は、売上総利益やのれん償却前営業利益
が期初の見通しを上回る着地となり、戦略事業組織「kyu」の活動の本格化、海外事業
の大幅拡大など中期戦略の推進という観点でも、順調なスタートが切れたと考えてい
ます。
中期経営計画 2 年目となる2016 年 3 月期に関しては、海外経済は引き続き緩やか
な回復傾向が続く見通しであり、国内経済についても個人消費の回復などを中心に着実
に拡大することが見込まれています。
そして、これら経済の回復を背景に、主戦場である国内広告市場は 2% を超える着実
な成長が見込まれ、海外についても国内以上の大きな伸びとなることが期待されます。
このような市場の拡大基調を追い風に、当社グループは、引き続き中期経営計画で掲げ
る戦略を積極的に推進し、新たな成長を実現していきます。
アニュアルレポート 2015
17
経営体制 (2015年6月26日現在)
18
博報堂DYホールディングス
11
9
5
13
12
8
7
10
6
1
4
3
2
取締役
1
取締役会長
4
取締役
7
取締役
10
取締役
成田 純治
松崎 光正
西岡 正紀
中田 安則
博報堂取締役会長
博報堂取締役専務執行役員
博報堂執行役員
読売広告社代表取締役社長
博報堂 DY メディアパートナーズ
読売広告社取締役
2
代表取締役
戸田 裕一
博報堂代表取締役社長
3
代表取締役
沢田 邦彦
取締役
11
8
5
取締役
今泉 智幸
取締役
西村 治
博報堂取締役執行役員
博報堂取締役常務執行役員
大広取締役
博報堂 DY メディアパートナーズ
博報堂 DY メディアパートナーズ
取締役常務執行役員
執行役員
博報堂取締役副社長
6
取締役
9
取締役
大森 壽郎
博報堂 DY メディアパートナーズ
代表取締役社長
12
社外取締役
松田 昇
取締役
中谷 吉孝
落合 寛司
博報堂常務執行役員
大広代表取締役社長
常勤監査役
社外監査役
社外監査役
星子 音晴
宮内 忍
山口 勝之
大広監査役
大広社外監査役
博報堂 DY メディアパートナーズ
常勤監査役
社外監査役
足立 輝男
内田 実
13
社外取締役
服部 暢達
監査役
社外監査役
読売広告社社外監査役
執行役員
会長
専務執行役員
執行役員
成田 純治 *
松崎 光正 *
西岡 正紀 *
グループ戦略統括担当
社長
戸田 裕一 *
副社長
沢田 邦彦 *
マネジメント統括担当
マイケル・バーキン
kyu CEO
マネジメント統括担当補佐
(グループ経理財務局、グループ
広報・IR室(IR)、グループマネジ
メントサービス推進室担当)
グループマネジメントサービス
赤木 直人
グループ戦略統括担当補佐
(イノベーション推進室、
kyu事業室担当)
kyu事業室長
* 取締役を兼務しています。
推進室長
常務執行役員
今泉 智幸 *
マネジメント統括担当補佐
(グループ人事戦略局担当)
西村 治 *
マネジメント統括担当補佐
(グループ総務局、グループ法務室、
グループ広報・IR室(広報)担当)
中谷 吉孝 *
グループ戦略統括担当補佐
(マーケティング・テクノロジー・
センター、グループ情報システム
局担当)
マーケティング・テクノロジー・
センター室長
アニュアルレポート 2015
19
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、中核事業会社である博報堂、大広、読売広告社及び博報堂DYメディアパート
ナーズ(以下、
「中核事業会社」)並びにそれらのグループ会社を統括・管理する持株会
社であります。持株会社として当社グループにおける経営の透明性の向上及びコンプラ
イアンス遵守の観点から、グループ全体のコーポレート・ガバナンスの強化・ 充実を経
営の重要課題として認識しています。
また、経営環境の変化に迅速に対応できる組織体制を構築し、経営の効率性を重視
した企業価値の最大化を経営の基本目標と位置付けています。
コーポレート・ガバナンス体制の概要
当社は、監査役会設置会社として、取締役の職務の執行が有効的かつ効率的に行わ
れるとともに、実効性のある監査が適確に行われる経営体制を構築すべく、以下の通り、
具体的な体制を整備し運用しています。
コーポレート・ガバナンス体制一覧
組織形態
取締役の人数
監査役会設置会社
13名
うち社外取締役の人数
2名
監査役の人数
5名
うち社外監査役の人数
3名
独立役員の人数
5名
取締役の任期
1年
報酬開示状況
総額開示
報酬の額またはその算定方法の決定方針の有無
有
① 取締役の職務執行に係る有効性及び効率性の確保に係る体制
a.当社は、定款において取締役の員数を14名以内と定めています。取締役は2015年
6 月 29 日現在 13 名で、定期的(原則月 2 回)または必要に応じて臨時の取締役会
を開催することにより、経営上の重要事項の意思決定を行うとともに、当社及び中核
事業会社の業務執行に関する報告を受け、取締役及び執行役員の職務執行の状況の
監督を行っています。
当社は、取締役選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権
の 3 分の 1 以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び累
積投票によらない旨定款に定めています。
また、当社は、株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項として、
以下の事項を定款に定めています。
20
博報堂DYホールディングス
(自己株式の取得)
当社は、資本政策の機動性を確保するため、会社法第165条第2項の規定により、
取 締 役 会の決 議によって自 己の株 式を取 得することができる旨 定 款に定めて
います。
(中間配当)
当社は、取締役会の決議によって毎年 9 月 30 日を基準日として中間配当をするこ
とができる旨定款に定めています。
なお、当社は、株主総会の円滑な運営を行うことを目的として、会社法第 309 条
第 2 項に定める株主総会の決議について、議決権を行使することができる株主の議
決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う
旨定款に定めています。
b.当社は、業務執行機能の強化・拡大を企図し、経営体制をより強固なものとするため、
2014年4月より執行役員制度を導入しています。
博報堂 DY グループのガバナンス・コンプライアンス体制 (1)
株主総会
選任
監査役・監査役会
選任
監査
選任
会計監査
取締役・取締役会
会計監査人
選任・監督
監査
代表取締役
監査役業務部
監査室
内部監査
当社各部門
グループ法務室
指導・助言
各社監査部門
コンプライアンスに関する
指導・助言・啓発
内部監査
博報堂
大広
読売広告社
博報堂 DY メディア
パートナーズ
アニュアルレポート 2015
21
c.当社は、取締役会の意思決定を補佐するため、「経営会議」及び「拡大経営会議」を
設置し、予算、中期計画、組織及び投融資案件など、経営上の重要事項について事
前審議を行うこととしています。
d.当社は、当社及び中核事業会社の取締役を中心に構成する「統合会議」を設置し、グ
ループ連結業績及び中核事業会社の業績などに係る報告、意見交換を行うことによ
り、定期的に利益計画の進捗状況を把握・管理することとしています。
e.当社は、取締役会決議により、職務の執行を行う役員を執行役員に任用して、その
地位及び担当職務を明確化するとともに、「組織規程」及び「職務権限規程」を制定
し、取締役・使用人の役割分担、業務分掌、指揮命令関係などを明確化しています。
f. 当社グループの経営課題に対する共通認識を持ち、グループ企業価値の最大化に向
けた経営を行うため、当社と中核事業会社は、相互に一部の取締役を兼務する体制
をとっています。
g.当社は、事業会社の経営管理に関する方針及び方法などの基本的な事項を「事業会
社管理規程」に定めることにより、当社グループの総合的な事業の発展及び業績の
向上を図っています。
h.当社は、取締役会の諮問機関である「報酬・指名会議」を設置し、中核事業会社にお
ける業績評価の共有を前提に、役員の任免及び役員の報酬の決定に係る審議を行い、
その結果を取締役会へ答申することとしています。
i. 当社の子会社においても、その規模並びに重要性などに鑑み、当社の規程及びその
他の体制に準じた規程などを制定し、取締役の職務執行に係る有効性及び効率性の
確保に係る体制を整備しています。
②監査の実効性の確保に係る体制
a.当社は、定期的(原則月1回)または必要に応じて臨時の監査役会を開催しています。
監査役は、取締役会の他、重要な会議体へ出席するとともに、取締役及び重要な使
用人との意見交換、中核事業会社などの業務状況の報告を受けることなどにより、
持株会社の監査役としてのグループの視点で取締役の職務執行につき監査を行って
います。
b.当社は、取締役会などにおいて、常勤監査役(2名)及び東京証券取引所の定めによ
り独立役員として指定している社外監査役(3 名)に積極的な意見を求め、客観的か
つ中立的な評価 ・ 監視の下、経営上の重要事項の意思決定の審議 ・ 決議を行って
います。
22
博報堂DYホールディングス
c.当 社は、「監査役に対する報告体制規程」を制定し、当社の監査役に対する報告に
係る当社グループの取締役及び使用人の義務及び仕組みなどを定めています。
d.当社及び中核事業会社は内部監査部門を設置し、その監査結果を定期的に監査役に
報告する体制をとっています。また、中核事業会社における監査の実施状況などの共
有化を通じ、当社グループ全体における内部監査機能の充実、向上を図っています。
③リスク管理体制の整備状況
a.取締役会の委嘱を受け、当社及び中核事業会社の社長を中心に構成される「グループ
コンプライアンス委員会」を設置し、グループ全体のコンプライアンスに関わる指導、
啓発を図っています。「グループコンプライアンス委員会」は、グループ役職員のコン
プライアンスマインドの向上、コンプライアンス・ 企業倫理などの重要事項に関する
方針の策定、運営体制の整備、グループ各社におけるコンプライアンス活動の進捗管
理、助言、指示、指導などを主な役割としています。
b.グ ループ全体を対象としたグループ企業及び役職員の具体的な行動指針となる
「博報堂DYグループ行動規範および遵守事項」を制定しています。
博報堂DYグループのガバナンス・コンプライアンス体制 (2)
経営会議
諮問
審議
拡大経営会議
取締役会
報酬・指名会議
答申
選任・監督
委嘱
執行役員
指導・助言・啓発
報告
グループコンプライアンス
委員会
当社各部門
グループ情報セキュリティ委員会
情報セキュリティ委員会
意見
グループリスク対応チーム
事前報告
指導・助言・啓発
博報堂
大広
読売広告社
博報堂 DY メディア
パートナーズ
アニュアルレポート 2015
23
c.当社は、グループ法務室を設置し、当社グループにおける具体的なコンプライアンス
に関する諸施策の立案、実施、指導、啓発及びモニタリングを行っています。さらに、
中核事業会社の法務部門や外部機関との連携を図り、各事業会社における事案の検
証を行うことにより、一定の牽制機能を確保し、企業の社会的責任やリスクに対する
助言を行っています。
d.当社は、情報管理の不備による信用喪失などの危険を防止するため、「グループコン
プライアンス委員会」の下部組織として「グループ情報セキュリティ委員会」及び
「情報セキュリティ委員会」を設置しています。「グループ情報セキュリティ委員会」
は、当社グループの情報セキュリティ体制を構築し、「情報セキュリティ委員会」は、
「ISO/IEC27001:2013」及び「JISQ27001:2014」の認証基準における要
求事項に適合する当社の情報管理体制の整備・改善を推進しています。また、経理・
財務関連のリスクを回避するために、関連する諸規程を制定し、経理の適正を確保す
るとともに、投融資リスクの最小化に努めています。
e.当社は、重大なリスク事案への不適切な対応による当社グループの社会的信用の失墜
及び企業価値の多大なる毀損を未然に防止すべく、
「グループコンプライアンス委員会」
の下部組織として「グループリスク対応チーム」を設置するとともに、
「危機管理規程」
を制定し、対象となるリスク事案及びリスク対応体制を明確化することにより、リスク
事案発生時の迅速かつ適切な対応を強化しています。
f. 当社は、当社グループにおける防災計画の立案及び防災体制の整備など、防災全般
に関する諸事項の構築を推進すべく「防災委員会」を設置するとともに、「災害対策
規程」を制定し、災害発生時の対応体制などを確立することにより、災害による人的・
物的被害を予防 ・ 軽減しています。
g.当社の子会社においても、その規模並びに重要性などに鑑み、当社の規程及びその他
の体制に準じた規程などを制定し、損失の危険の管理に係る体制を整備しています。
④情報開示体制の整備状況
a.当社は、事業会社の経営管理に関する基本的な事項を定めた「事業会社管理規程」
の中で、情報開示の体制などに係る基本方針を規定しています。併せ、当社及び連結
対象子会社において、法定・ 適時開示情報に係る当社への集約、開示体制などに関
する詳細を明文化した情報開示に係る規定を制定しています。
b.当社に係る法定・ 適時開示情報をはじめとするIR情報については、社内関連部門を
横断する「IR委員会」を設置し、情報の共有を図っています。
24
博報堂DYホールディングス
c.主要な連結対象子会社においては、総務 ・ 広報部門に IR担当者を置き、各社に関
連する法定・適時開示情報を一旦集約する仕組み・体制をとっています。IR担当者
は、集約された法定 ・ 適時開示情報をはじめとする IR情報を、速やかに当社の IR
部へ書面をもって連絡することとしており、IR部では当該情報について開示の要否を
検討の上、情報取扱責任者に上程しています。
d.また、投融資事項や経営管理に係る重要事項などのうち、事前に当社に対して協議
を要する事項についても、主要な連結対象子会社に関する重要情報として、当社にお
いて一元管理をしています。
e.これら企業グループ内の重要情報の共有、グループとしての IR方針の決定並びに
それに係る重要事項の協議の場として、グループを横断する「グループ IR委員会」を
設置し、円滑なグループ IR活動の実現を図っています。
f. 当社において、取締役またはそれに準ずる役職者のうちから選任する情報取扱責任
者が当社グループを一元的に代表し、情報開示事項の社内管理、情報の更新及び訂
正の必要性を判断し、適時開示を担当するとともに、非開示情報の取扱いについて
社長へ適宜相談 ・ 提言を行っています。
g.一方、主要な連結対象子会社においては、取締役またはそれに準ずる者のうちから、
情報管理責任者を選任しています。各社の情報管理責任者は、重要情報の社内管理
に関する統括責任を負い、重要情報の管理・報告体制の構築、維持のために、適宜・
適切な措置を講ずるものとしています。
内部監査及び監査役監査の組織 ・ 人員等
①当社グループは、当社及び中核事業会社各社に内部監査部門を設置し、内部監査部
門において策定される監査方針に基づき、年度監査計画を策定し内部監査を実施し
ています。中核事業会社における監査結果は、当社の内部監査部門に集約され、監
査役にも定期的に報告されています。
②当社は、有限責任 あずさ監査法人に会計監査を委嘱しており、会計監査人による監
査が適宜実施されています。監査役と会計監査人は、各々の年度監査計画に基づい
て計画的な監査を実施し、監査役は監査の方法と結果についての報告を求めるとと
もに意見交換を行っています。
③当社は、監査役監査の実効性を高めるため、監査役の職務を補助する組織として監
査役業務部を設置し、監査役が行う監査業務の補佐及び監査役会事務局業務を行っ
ています。
アニュアルレポート 2015
25
④当 社は、取締役会の他、その他重要会議体への監査役の出席を求めるとともに、
会社の業務の状況を担当部門により監査役へ定期的に報告しています。
⑤監査役、会計監査人、内部監査部門の 3 者の活動の実効性、効率性の向上、充実を
図るため、随時、相互の連絡会を実施し、監査方針・ 計画及び監査結果の共有化を
図っています。
⑥社外監査役である宮内忍氏は公認会計士の資格を有しており、財務及び会計に関す
る相当程度の知見を有しています。
社外取締役及び社外監査役
①当社の社外取締役は2名、社外監査役は3名です。
②社 外取締役については、それぞれの分野における豊富な経験と幅広い見識から、
企業価値向上のための助言及び経営の監督によって、取締役会の持つ業務執行の意
思決定と監督機能強化を期待しています。
③社 外監査役については、それぞれの分野における豊富な経験と幅広い見識から、
取締役会及び業務執行に対する客観的な立場での監督機能強化を期待しています。
④各社外取締役及び各社外監査役と当社との間には特別な利害関係はありません。
⑤当社においては、社外取締役または社外監査役を選任するための会社からの独立性
に関する基準を設けていませんが、その選任にあたっては、当社との間に人的関係、
資本関係または取引関係またはその他において一般株主と利益が相反するような利益
関係がないこと、また東京証券取引所の上場規程を勘案しており、現在の当社社外取
締役(2名)及び社外監査役(3名)はいずれも当該独立性の要件を満たしています。
社外役員との責任限定契約
当社は、会社法第 427 条第1項に基づき、社外取締役及び社外監査役との間におい
て、会社法第 423 条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しています。当該契
約に基づく賠償責任限度額は、法令が定める額としています。
取締役及び監査役の責任免除
当社は、職務の遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにするため、
会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役及び監査役(取締
役及び監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会
の決議によって免除することができる旨定款に定めています。
26
博報堂DYホールディングス
役員報酬の内容
①報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法
当社の役員報酬制度は、継続的な企業価値の向上と当社グループの業績向上への
インセンティブとして機能することを基本方針として設計しています。また、報酬等の水
準については、上場会社を中心とした他社の報酬水準などを勘案の上、当社役員の役
割と責任に見合った水準を設定することとしています。
取締役の報酬等については、「基本報酬」、「賞与」及び「退職慰労金」によって構成
しています。「基本報酬」については、役位及び職務に応じて決定しています。「賞与」
については、利益水準及び各種経営指標の達成度などを総合的に勘案の上、決定して
います。また「退職慰労金」については、在任1年ごとに月例支給額及び業績などを勘
案の上、定めた金額を在任期間中積み立て、これに基本額を加算した金額を基礎とし
て、在任中に功労などのある場合は一定の加算または減算の上、退任時に支給すること
としています。ただし、社外取締役の報酬については、その職務に鑑み、固定報酬であ
る基本報酬のみとしています。なお、かかる方針については、取締役会において決定し
ています。
監査役の報酬等については、
「基本報酬」のみとしています。「基本報酬」については、
常勤 ・ 非常勤の別、経験、見識及び役割などに応じて決定しており、かかる方針につい
ては、監査役の協議により決定しています。
(注)なお、役員報酬体系の見直しの一環として、監査役に対する退職慰労金制度を2015年6月26日開催の定時株主総会終結の
時をもって廃止しています。
②役員の報酬等
a.役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
報酬等の種類別の総額
基本報酬
取締役
監査役
(社外監査役を除く)
社外監査役
合計
役員退職慰労
引当金繰入額
賞与
報酬等の総額
(百万円)
員数
(名)
総額
(百万円)
員数
(名)
総額
(百万円)
員数
(名)
総額
(百万円)
305
7
197
6
57
7
51
41
3
36
―
―
3
5
32
4
32
―
―
―
―
379
14
265
6
57
10
56
b.提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載していません。
アニュアルレポート 2015
27
博報堂DYグループのCSR
CSR基本理念
私たち博報堂DYグループの CSR は、生活者と社会を幸せにすることです。
生活者、社会の刻々と変化する課題を解決し、新たな価値を提供していく。
そして、生活者、社会の中に新しい幸せを生み、幸せをつなげ、拡げていく。
これこそが、私たちの願いです。
一人ひとりが、「2つの CSR」に取り組みます。
1.Basic CSR:‌国際規格や法令、「博報堂DYグループ行動規範および遵守事項」
など、企業として果たすべきすべての義務を誠実に果たしてまいります。
2.Advanced CSR:「日々の仕事」を通し、また自らの
「クリエイティブの力」「伝える力」「一人ひとりの個性で動く」を主体的に発揮しながら、
生活者と社会のために責任を果たしてまいります。
私たちは、一人ひとりが持つ志を基にクリエイティビティ、知見や技術、
行動力を持って、私たちの CSR を実現してまいります。
《幸せをつくる》、その実現は博報堂DYグループと社員にとっての誇りであり、
幸せでもあるのです。
CSR推進体制
CSR委員会
博報堂DYグループ CSR委員会を博報堂DYホールディングスに設置しています。委員は博報堂DYホールディングス
代表取締役社長を委員長とする取締役から構成されています。
博報堂DYグループにふさわしい CSRに関する基本方針、テーマ及び施策案の検討並びに策定を行います。
CSR事務局
博報堂DYホールディングス グループ広報 ・ IR室 CSRグループが事務局となり、CSRテーマ及び施策案に関する
ハブ、マネジメント、広報、プロデュースの各機能を担います。
博報堂DYグループCSR推進体制
博 報 堂DYグル ープ CSR 委 員 会
博報堂
大広
広告事業会社
28
博報堂DYホールディングス
読売広告社
博 報 堂 DY メディア
パ ートナーズ
kyu
総 合メディア
事業会社
戦略事業組織
ステークホルダーとの関わり
博報堂DYグループは、「生活者発想」と「パートナー主義」というポリシーのもと、
「生活者発想の CSR」を推進しています。生活者としての社員一人ひとりが
あらゆるステークホルダーのパートナーとなり、アクションを起こし、変化の渦をつくり、
生活者と社会の幸せを目指します。
生活 者と社会を幸せにする
国連グローバル・コンパクトの原則を支持し、
WORLD
国際協力NGOとの世界の子どもたちへの支援など、
国連機関や国際条約に関する
普及啓発のサポートを行っています。
社員一人ひとりの
パートナーとなる
ステークホルダー
政府の国民運動や震災復興事業、
COUNTRY
生活者
クライアント
企業・団体との取り組みにおける、
メディア・コンテンツ制作や活動支援など、
国内の社会課題に取り組んでいます。
メディア・コンテンツホルダー
協力機関
国連機関・国際機関
NPO・NGO
政府
LOCAL /
COMMUNITY
行政機関
自治体
自治体や企業・団体、地域の方とともに、
地域の資源を考え、人材育成を支援し、
都市部と地域をつないだ共有価値の創出など、
継続的な地域の活性化を推進しています。
教育機関
社員・家族
ユース・子ども など
個性豊かな社員が業務で得た
PERSONAL
知見やネットワークを駆使して、
多様なステークホルダーのつなぎ手となり、
さまざまなアクションを推進しています。
パートナー主義
生活 者 発想
アニュアルレポート 2015
29
Advanced CSR
Advanced CSR は、博報堂DYグループならではの積極的なアクションです。
社員一人ひとりが、普段取り組んでいる仕事や、自分が持っているナレッジやスキルを
見つめ直すことから生まれるアクションです。
「日々の仕事」を通し、また自らの「クリエイティブの力」「伝える力」「一人ひとりの個性で動く」を
主体的に発揮しながら、生活者と社会のために責任を果たしてまいります。
Advanced CSR 構 造 図
日々の 仕 事 を 通じて 取り組 む
社員一人ひとりが、日々の仕事の先に存在する社会的課題に対して、
ステークホルダーとともに行っている取り組みです。
社員一人ひとりが、社会の課題に対する
コミュニケーションデザインを積極的に行っています。
伝える 力 を 活 かす
社員一人ひとりが持っている
“伝える力”を社会に活かす活動です。
生活者と社会を幸せにする
生 活 者 発 想 / パ ートナー 主 義
クリエイティブの 力 を 活 かす
一 人 ひとりの 個 性 で 動く
仕事で培ったノウハウとスキルを活用して、
社員一人ひとりがソーシャルアクションを行っています。
Advanced CSR活動事例
クリエイティブの 力 を 活 かす
伝える 力 を 活 かす
TAP PROJECT の経験を積み、
博報堂の教育プログラム「H-CAMP」
アクションを進化させる
「粒ぞろいより、粒違い」を人材育成方
TAP PROJECT は、無料で提供される
針に掲げる博報堂。子どもたちに楽しみ
飲食店などの水に対して募金をすること
博報堂
人事局付出向
TBWA\HAKUHODO
で、世界の子どもたちに清潔な水を届ける
片平 真実
フ協会と組んで日本での活動を博報堂グ
ました。寄せられた募金は、マダガスカル
での「水と衛生の支援活動」に活用されて
います。TAP PROJECTは継続が重要で、
サステナブルに実行できる仕組みづくり
が必要だと考えています。
博報堂DYホールディングス
らえればと考え、
「H-CAMP」というオリジ
取り組みです。2009 年から日本ユニセ
ループ内の有志メンバーでスタートさせ
30
ながら、自分の個性の可能性に気づいても
ナルのキャリア教育の取り組みを進めて
OPEN-CAMP
います。
「H-CAMP」は中学校・高校から
の「企業訪問」受け入れに対応している「企
業訪問 -CAMP」と、博報堂オリジナルの
個人参加型ワークショッププログラム
「OPEN-CAMP」の 2 つのプログラムで
構成されています。
Fact Sheets
ファクトシート
アニュアルレポート 2015
31
10ヵ年財務サマリー
各表示年の3月31日に終了した会計年度
2006
2007
2008
2009
2010
会計年度
売上高
¥1,111,121
¥1,088,442
¥1,118,749
¥1,033,396
¥ 917,065
売上総利益
155,953
158,769
163,897
154,059
143,579
販売費及び一般管理費
131,242
134,315
138,889
139,042
137,443
人件費
82,837
84,271
86,923
86,521
90,325
賃借料
6,819
7,536
7,378
10,571
11,475
減価償却費
3,299
3,243
2,719
4,065
3,848
590
581
1,093
934
519
その他
37,695
38,682
40,774
36,949
31,274
営業利益
24,710
24,454
25,007
15,016
6,136
税金等調整前当期純利益
22,670
21,018
18,896
7,874
6,147
当期純利益(損失)
11,313
12,055
10,021
(3,277)
1,277
のれん償却前営業利益 2
25,300
25,035
26,100
15,950
6,655
のれん等償却額 1
会計年度末
総資産
¥  518,471
¥  534,481
¥  552,697
¥  480,768
¥ 456,313
現預金 +(短期)有価証券
84,820
71,310
72,479
58,663
77,890
投資有価証券
55,102
59,348
58,468
46,330
49,981
5,992
3,894
2,615
2,679
2,129
203,592
215,626
214,074
206,048
208,802
¥   27,533
¥    1,230
¥   26,085
有利子負債残高 3
純資産 4
キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
(25,281)
(13,171)
(20,390)
財務活動によるキャッシュ・フロー
(4,690)
(4,293)
(6,431)
¥   (14,570)
¥  25,300
6,783
(4,211)
(4,613)
(3,421)
1株当たり(円)5
当期純利益(損失)(潜在株式調整前)
¥    28.55
¥    31.03
¥    25.87
—
—
25.87
—
配当金
5.50
7.00
8.00
7.00
7.00
配当性向(%)
19.3
22.6
30.9
—
211.4
¥    523.45
¥    547.11
¥    547.28
¥    514.25
¥  520.90
当期純利益(潜在株式調整後)6
純資産 4
¥    (8.49)
¥    3.31
3.30
比率(%)
売上総利益率
14.9
15.7
のれん償却前オペレーティング・マージン 7
16.2
15.8
15.9
10.4
4.6
オペレーティング・マージン8
15.8
15.4
15.3
9.7
4.3
人件費比率
53.1
53.1
53.0
56.2
62.9
5.8
5.8
4.7
39.3
39.8
38.2
41.3
44.0
7,292
7,886
8,305
9,600
9,823
9
自己資本利益率(ROE)
自己資本比率
従業員数(人)(会計年度末)
14.0
14.6
14.7
(1.6)
0.6
1 のれん等償却額とは、企業買収によって生じるのれんの償却額等のことです。
2 のれん償却前営業利益とは、企業買収によって生じるのれんの償却額等を除外して算出される営業利益のことです。
3 有利子負債残高は、短期借入金と長期借入金(1年以内返済予定を含む)を合算したものです。
4 2007年3月期より「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準第5号2005年12月9日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する
会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号2005年12月9日)を適用したことに伴い、「純資産」「1株当たり純資産」を記載しております。
2006年3月期以前については、改正後の基準に従って算定しています。
5 2013年10月1日付で、普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いました。本アニュアルレポートにおいては、過去からの推移や比較を考慮し、
株式分割前実績についても、株式分割後の株数に基づく数値で記載することとしました。これにより、1株当たり配当金については2014年3月期第2四半期末配当以前、
その他のすべての1株当たり指標については2013年3月期以前の数値に修正を加えています。
32
博報堂DYホールディングス
百万円
2014 vs 2015
2011
2012
2013
2014
2015
¥ 936,476
¥ 978,321
¥1,045,431
¥1,095,909
¥1,131,064
¥ 35,154
3.2%
152,218
160,756
175,964
190,150
205,867
15,717
8.3%
137,951
140,940
149,645
156,233
169,045
12,811
8.2%
93,514
96,902
101,655
106,968
114,333
7,364
6.9%
11,097
10,585
10,819
11,060
11,764
703
6.4%
2,687
1,886
1,896
1,956
2,411
455
23.3%
625
527
759
983
1,672
688
70.0%
30,027
31,038
34,514
35,264
38,863
3,599
10.2%
14,266
19,816
26,319
33,916
36,821
2,905
8.6%
13,132
20,355
24,948
37,039
38,924
1,884
5.1%
4,550
8,604
12,894
18,721
19,879
1,158
6.2%
14,891
20,343
27,078
34,900
38,494
3,594
10.3%
¥ 474,126
¥ 518,805
¥  528,535
¥  583,970
¥  633,904
¥ 49,933
8.6%
92,498
101,854
113,949
139,984
163,012
23,028
16.5%
45,938
53,900
56,924
61,631
81,925
20,294
32.9%
2,544
2,768
3,050
5,068
4,597
206,455
219,280
234,352
254,510
282,729
28,218
¥  22,616
¥  20,047
¥   17,763
¥   31,846
¥    33,314
¥  1,467
(1,379)
(5,444)
(5,642)
(7,605)
(7,563)
(5,792)
(5,017)
(3,617)
(1,362)
(12,484)
(470)
(9.3)%
11.1%
42
(11,121)
¥   11.81
¥   22.66
¥    33.96
¥    49.31
¥      53.22
¥   3.91
11.81
22.64
33.95
49.27
53.16
3.89
7.00
7.00
8.00
12.00
15.00
59.2
30.9
23.6
24.3
28.1
¥  518.11
¥  542.89
¥   583.73
¥    629.66
¥     707.30
16.3
16.4
16.8
17.4
18.2
0.9 pts
9.8
12.7
15.4
18.4
18.7
0.3 pts
9.4
12.3
15.0
17.8
17.9
0.0 pts
61.4
60.3
57.8
56.3
55.5
(0.7)pts
2.3
4.3
6.0
8.1
7.9
(0.2)pts
41.5
39.7
41.9
40.9
41.6
0.6 pts
10,081
10,633
11,385
11,894
13,021
3.00
3.8 pts
¥  77.64
1,127
6 2009年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在しますが、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
7 のれん償却前オペレーティング・マージンは売上総利益に対するのれん償却前営業利益の比率を表示しています。
8 オペレーティング・マージンは売上総利益に対する営業利益の比率を表示しています。
9 人件費比率は、売上総利益に対する人件費の比率を表示しています。
アニュアルレポート 2015
33
業種別・種目別売上高データ
業種別売上高
各表示年の3月31日に終了した会計年度
エネルギー・ 素材 ・機械
食品
2006
2007
2008
2009
¥   22,581
¥   22,760
¥   21,287
¥   18,836
71,222
71,196
70,258
70,053
107,027
108,075
116,703
115,089
薬品 ・ 医療用品
35,064
36,519
39,631
37,814
化粧品 ・トイレタリー
61,299
62,813
65,396
62,546
ファッション・アクセサリー
20,106
20,444
21,248
15,234
精密機器 ・ 事務用品
10,061
13,193
13,514
12,825
家電 ・ AV機器
33,384
34,655
33,616
31,146
147,909
143,715
135,891
112,052
家庭用品
15,223
16,299
17,477
17,931
趣味 ・スポーツ用品
30,490
27,800
26,301
22,671
不動産 ・ 住宅設備
39,691
39,621
42,760
38,718
出版
25,698
26,156
27,078
22,381
125,316
124,907
120,485
120,124
流通 ・ 小売業
53,357
45,602
45,131
42,822
金融 ・ 保険
82,829
74,797
71,076
62,916
交通 ・レジャー
52,368
53,810
53,727
46,136
外食 ・ 各種サービス
17,024
17,886
20,581
37,827
官公庁 ・ 団体
22,456
12,033
38,093
13,868
教育 ・ 医療サービス・宗教
10,056
7,724
7,221
6,338
案内 ・その他
40,854
43,325
50,617
49,955
1,024,022
1,003,339
1,038,103
957,293
飲料 ・ 嗜好品
自動車 ・ 関連品
情報 ・ 通信
上記合計
上記以外計
合計
87,099
85,103
80,646
76,103
¥1,111,121
¥1,088,442
¥1,118,749
¥1,033,396
* 一部得意先が事業内容に合わせて会社を設立したため、それに基づいて2009年3月期から新しい区分で業種別売上高を集計しています。
しかしながら、2008年3月期以前の売上高を新しい区分で集計することが難しいため、前年同期比の数値が一部実質とは異なる業種があります。
具体的には、2008年3月期まで、官公庁・団体の業種であった一部得意先が、2009年3月期から、外食・ 各種サービス、金融・保険に分かれています。
種目別売上高
各表示年の3月31日に終了した会計年度
2006
2007
2008
2009
マスメディア広告
新聞
¥  143,912
¥  134,218
¥  130,631
¥  100,727
雑誌
55,738
52,820
48,964
39,198
ラジオ
22,795
22,636
22,716
21,385
テレビ
435,796
435,998
445,169
412,997
合計
658,243
645,673
647,482
574,308
インターネットメディア
16,216
19,836
23,492
アウトドアメディア
44,728
42,825
41,236
クリエイティブ
94,387
100,337
93,299
176,497
206,135
206,880
その他の広告*
マーケティング/プロモーション
その他
合計
上記合計
上記以外計
合計
25,835
21,486
18,075
365,779
357,666
390,621
382,984
1,024,022
1,003,339
1,038,103
957,293
87,099
85,103
80,646
76,103
¥1,111,121
¥1,088,442
¥1,118,749
¥1,033,396
* その他の広告については、2007年3月期より現在の5区分に細分化した種目を示しています。
34
博報堂DYホールディングス
百万円
%
2010
2011
2012
2013
2014
2015
構成比
¥  18,271
¥  19,480
¥  14,563
¥   12,732
¥   10,747
¥    12,458
1.3%
69,828
71,209
71,990
72,936
71,125
69,496
7.2%
108,105
110,635
115,521
115,612
122,319
117,387
12.1%
42,901
42,427
46,385
49,579
49,473
53,673
5.5%
64,290
64,882
65,181
64,215
66,386
68,413
7.1%
10,966
11,625
12,830
13,775
14,378
12,648
1.3%
0.7%
9,398
11,102
10,837
10,504
8,675
6,641
26,820
28,655
32,384
28,725
25,811
29,071
3.0%
93,631
97,182
107,518
121,744
140,320
138,721
14.3%
16,998
16,169
16,772
17,733
16,805
17,409
1.8%
18,929
16,686
15,491
14,892
14,051
12,737
1.3%
31,413
36,054
40,525
43,159
45,212
40,827
4.2%
22,381
22,051
20,659
22,862
25,023
23,112
2.4%
93,215
97,409
94,919
102,251
100,491
103,595
10.7%
41,797
39,855
41,760
46,755
49,857
48,236
5.0%
52,515
51,133
47,539
46,867
53,288
58,995
6.1%
42,464
36,702
36,413
43,934
41,429
45,780
4.7%
27,282
23,159
25,296
23,542
23,434
27,676
2.9%
18,329
15,205
12,727
15,184
14,577
16,687
1.7%
7,171
7,617
7,622
11,610
13,989
16,512
1.7%
39,241
42,057
43,927
45,005
45,879
48,368
5.0%
855,956
861,307
880,859
923,616
953,268
968,442
100.0%
61,108
75,169
97,462
121,815
142,641
162,623
¥917,065
¥936,476
¥978,321
¥1,045,431
¥1,095,909
¥1,131,064
百万円
%
2010
2011
2012
2013
2014
2015
構成比
¥  81,404
¥  67,992
¥  68,003
¥    66,433
¥    67,449
¥    64,759
6.3%
27,612
24,612
23,844
23,719
24,190
23,649
2.3%
16,623
15,638
15,086
14,618
13,991
14,433
1.4%
380,843
386,414
394,581
420,512
427,508
431,048
42.0%
506,483
494,658
501,514
525,282
533,138
533,889
52.1%
41,522
56,269
80,473
92,319
100,558
109,662
10.7%
34,337
36,791
37,333
39,096
41,633
40,044
3.9%
85,831
93,020
100,723
108,091
113,711
114,972
11.2%
172,296
164,886
170,266
192,407
202,630
206,135
20.1%
15,484
15,681
19,059
19,062
19,773
20,530
2.0%
349,472
366,649
407,854
450,975
478,305
491,344
47.9%
855,956
861,307
909,368
976,256
1,011,443
1,025,233
100.0%
61,108
75,169
68,953
69,175
84,466
105,832
¥917,065
¥936,476
¥978,321
¥1,045,431
¥1,095,909
¥1,131,064
アニュアルレポート 2015
35
業種別売上高
2013年3月期
2014年3月期
2015年3月期
自動車・関連品
121,744
140,320
138,721
飲料・嗜好品
115,612
122,319
117,387
情報・通信
102,251
100,491
103,595
食品
72,936
71,125
69,496
化粧品・トイレタリー
64,215
66,386
68,413
金融・保険
46,867
53,288
58,995
薬品・医療用品
49,579
49,473
53,673
流通・小売業
46,755
49,857
48,236
交通・レジャー
43,934
41,429
45,780
不動産・住宅設備
43,159
45,212
40,827
家電・AV機器
28,725
25,811
29,071
外食・各種サービス
23,542
23,434
27,676
出版
22,862
25,023
23,112
家庭用品
17,733
16,805
17,409
官公庁・団体
15,184
14,577
16,687
教育・医療サービス・宗教
11,610
13,989
16,512
趣味・スポーツ用品
14,892
14,051
12,737
ファッション・アクセサリー
13,775
14,378
12,648
エネルギー・素材・機械
12,732
10,747
12,458
精密機器・事務用品
10,504
8,675
6,641
案内・その他
45,005
45,879
48,368
上記以外 計
121,815
142,641
162,623
百万円
0
* 業種別売上高グラフは、2015年3月期実績を基準に上位順に並べ替えています。
36
博報堂DYホールディングス
50,000
100,000
150,000
200,000
アウトドアメディア
クリエイティブ
41,633
4.1%
113,711
11.2%
202,630
20.0%
19,773
2.0%
478,305
47.3%
マーケティング/
プロモーション
その他
合計
雑誌
24,190
2.4%
ラジオ
13,991
1.4%
テレビ
427,508
42.3%
合計
533,138
52.7%
種目別売上高・構成比
2015 年 3 月期
百万円
4 マスメディア以外 **
インターネットメディア
アウトドアメディア
クリエイティブ
4 マスメディア *
109,662
10.7%
新聞
64,759
6.3%
40,044
3.9%
雑誌
23,649
2.3%
114,972
11.2%
ラジオ
14,433
1.4%
テレビ
431,048
42.0%
206,135
20.1%
合計
533,889
52.1%
20,530
2.0%
491,344
47.9%
マーケティング/
プロモーション
その他
合計
2014 年 3 月期
百万円
%
4 マスメディア以外 **
75
インターネットメディア
アウトドアメディア
50
クリエイティブ
4 マスメディア *
100,558
9.9%
新聞
67,449
6.7%
41,633
4.1%
雑誌
24,190
2.4%
113,711
11.2%
ラジオ
13,991
1.4%
テレビ
427,508
42.3%
202,630
20.0%
合計
533,138
52.7%
19,773
2.0%
マーケティング/
25
プロモーション
その他
合計
0
2006
(3 月期)
478,305
2007
47.3% 2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
4 マスメディア
64.3
64.4
62.4
60.0
59.2
57.4
55.1
53.8
52.7
4 マスメディア以外
35.7
35.6
37.6
40.0
40.8
42.6
44.9
46.2
47.3
2015 年 3 月期
*百万円
4マスメディア
4新聞
マスメディア以外 **
雑誌
インターネットメディア
ラジオ
アウトドアメディア
テレビ
国内で掲載 ・ 放送された広告枠の取引及び海外で掲載 ・ 放送された輸出広告枠の取引の合計となっています。
4 マスメディア *
109,662
10.7%
新聞
64,759
6.3%
40,044
3.9%
雑誌
23,649
2.3%
ラジオ
14,433
1.4%
テレビ
431,048
42.0%
合計
533,889
52.1%
国内で掲載 ・ 放送された広告枠の取引及び海外で掲載 ・ 放送された輸出広告枠の取引の合計となっています。また、
クリエイティブ
114,972
11.2%
衛星放送も含まれます。
マーケティング/
プロモーション
** 4マスメディア以外
その他
インターネットメディア
206,135
20.1%
20,530
2.0%
インターネット、モバイル広告、
リスティング広告枠の取引及び運用が含まれます。
なお、これらに関わる広告表現の立案、広告制作に関する取引は「クリエイティブ」に含まれます。
491,344
47.9%
合計
アウトドアメディア
クリエイティブ
屋外広告、交通広告、折込広告等の掲出料及び制作費等の合計となっています。
「新聞・雑誌・ラジオ・テレビ・インターネット」の広告表現立案及び広告制作、広告出演者の契約料等が含まれます。
マーケティング/
マーケティング、コミュニケーション、ブランド領域におけるコンサルティング、プランニング、調査業務等に関する取引
プロモーション
及びSP、イベント、PR、CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)等のコンサルティング、プランニング、
%
実施作業に関する取引等が含まれます。
75
スポーツ、エンタテインメント、その他コンテンツ等に関する取引が含まれています。
その他
50
25
0
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
4 マスメディア
64.3
64.4
62.4
60.0
59.2
57.4
55.1
53.8
52.7
4 マスメディア以外
35.7
35.6
37.6
40.0
40.8
42.6
44.9
46.2
47.3
(3 月期)
アニュアルレポート 2015
37
各事業会社別(連結)財務ハイライト
財務ハイライト
博報堂
•‌売上高は前年同期比 +370億円(+4.7%)の増収。
「交通・レジャー」
「金融・保険」が増加となった一
方、
「食品」
「自動車・関連品」は減少。
•‌売上高拡大に加え、売上総利益率も向上し、また、販管費コントロールを継続し、その増加率を売上総利益
の伸び率以下に止めたことで、経常利益、当期純利益ともに大幅な増益。
百万円
各表示年の3月31日に終了した会計年度
売上高
経常利益
当期純利益
大広
2011
2012
2013
2014
2015
670,532
689,125
745,218
795,468
832,528
8,427
13,407
18,486
24,437
27,083
   1,962
   5,138
   8,653
  12,772
14,281
•‌売上高は前年同期比 +4 億円(+0.3%)の増収。「金融・ 保険」
「化粧品・トイレタリー」が伸長し、
「流通・小売業」「飲料・嗜好品」は減少。
•‌売上高が微増の中、売上総利益率の向上に加え、販管費の増加率を抑制し、経常利益、当期純利益ともに
大幅な増益。
百万円
各表示年の3月31日に終了した会計年度
売上高
経常利益
当期純利益
読売広告社
2011
2012
2013
2014
2015
152,209
153,799
150,550
147,335
147,736
1,071
1,103
1,480
1,335
1,873
    541
1,119
     (35)
    813
    (312)
•‌売上高は前年同期比 –58 億円(–7.4%)の減収。「食品」
「交通・レジャー」が増加となったものの、
「不動産・住宅設備」
「飲料・嗜好品」は減少。
•‌売上総利益率の向上と販管費の削減に取り組んでいるものの、消費増税前駆け込み需要の反動減などによ
る売上高減少の影響が大きく、経常利益、当期純利益ともに大幅な減益。
百万円
各表示年の3月31日に終了した会計年度
売上高
経常利益
当期純利益
38
博報堂DYホールディングス
2011
2012
2013
2014
2015
73,300
75,613
78,115
78,903
73,041
368
532
983
1,128
668
   306
   577
  1,131
665
42
業績推移
単体種目別売上高・構成比
2015 年 3月期
億円
百万円
10,000
300
インターネットメディア 35,689
7,500
200
アウトドアメディア
20,294
5,000
100
クリエイティブ
88,298
2,500
0
‒100
0
(3月期)
売上高
2011
2012
2013
2014
2015
新聞
40,568
雑誌
16,343
5.4%
6.2%
3.1%
2.5%
ラジオ
8,399
テレビ
308,546
13.4%
マーケティング/
プロモーション
130,561
その他
1.3%
19.8%
46.8%
10,055
1.5%
経常利益(右軸)
2015 年 3月期
億円
10,000
300
インターネットメディア
7,500
200
アウトドアメディア
100
5,000
0
2,500
‒100
0
(3月期)
売上高
2011
2012
2013
2014
百万円
3,479
新聞
3.1%
9,349
11.5%
雑誌
1,827
ラジオ
2,584
テレビ
50,113
8.2%
クリエイティブ
10,108
マーケティング/
プロモーション
20,633
その他
2015
13,037
1.6%
8.9%
2.3%
18.2%
44.2%
2,325
2.0%
経常利益(右軸)
億円
10,000
300
7,500
200
5,000
100
2,500
0
‒100
0
(3月期)
売上高
2011
2012
経常利益(右軸)
2013
2014
2015
2015 年 3 月期
インターネットメディア
百万円
2,296
新聞
3.2%
アウトドアメディア
3,197
雑誌
1,435
ラジオ
1,275
テレビ
25,103
4.5%
クリエイティブ
8,153
2.0%
11.4%
マーケティング/
19,931
プロモーション
27.8%
その他
2,877
7,369
10.3%
1.8%
35.0%
4.0%
アニュアルレポート 2015
39
株式情報
2015年3月31日現在
大株主(上位10名)
発行済株式総数に
対する割合(%)
所有株式数(株)
1 公益財団法人博報児童教育振興会
70,605,350
18.17
2 一般社団法人博政会
18,619,700
4.79
3 株式会社博報堂DYホールディングス
15,903,370
4.09
4 中本基子
11,550,000
2.97
5 株式会社朝日新聞社
11,223,490
2.88
6 博報堂DYホールディングス社員持株会
10,623,300
2.73
7 日本テレビ放送網株式会社
8,620,000
2.21
8 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
6,999,300
1.80
9 第一生命保険株式会社
6,930,500
1.78
6,872,400
1.76
10 株式会社読売新聞東京本社
発行可能株式総数
1,500,000,000株
発行済株式総数
388,558,100株
株主数
6,085名
所有者別株式分布状況
%
所有者別株式分布状況
発行済株式総数(株)
%
発行済株式総数(株)
2011 年3 月期
2011 年3 月期
2014 年3 月期
2014 年3 月期
2015 年3 月期
2015 年3 月期
0
16.8%
0.5%
36.0%
13.6%
33.1%
38,855,810
16.8%
0.5%
36.0%
13.6%
33.1%
38,855,810
18.3%
0.7%
36.1%
14.9%
30.0%
388,558,100*
18.3%
0.7%
36.1%
14.9%
30.0%
388,558,100*
15.9%
1.0%
36.1%
16.5%
15.9%
1.0%20
36.1% 40
60
16.5%
金融機関 証券会社 その他の国内法人 外国法人等 個人・その他
0
20
40
60(自己株式含む)
30.4%
80
388,558,100
30.4%
100
80
388,558,100
100
* 2013年10月1日付で、
当社普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いました。
金融機関 証券会社 その他の国内法人 外国法人等 個人・その他
(自己株式含む) これに伴い、2014年3月期の発行済株式総数は、株式分割後の株数に基づく数値で記載しています。
株価及び出来高の推移
株価及び出来高の推移
2011 年 3 月期
円/十万株
円/十万株
1,500
2011 年 3 月期
2012 年 3 月期
2013 年 3 月期
2014 年 3 月期
2015 年 3 月期
2012 年 3 月期
2013 年 3 月期
2014 年 3 月期
2015 年 3 月期
1,500
1,200
1,200
900
900
600
600
300
300
0
0
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
期間高値 4 5 6 7 8 550
9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 533
9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 770
9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 890
9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 1,395
9 10 11 12 1 2 3
期間安値
期間高値
期末株価
期間安値
367
550
439
367
380
533
520
380
447
770
717
447
599
890
720
599
701
1,395
1,279
701
期末株価
439
520
717
720
1,279
株価
出来高
* 2013年10月1日付で、当社普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いました。株式分割実施の前後で株価を連続的にとらえるために、
株式分割前の株価・出来高は株式分割の比率で調整した値になっています。
40
博報堂DYホールディングス
Financial Review
財務レビュー
本アニュアルレポートの作成と監査の位置付けについて
本(和文)アニュアルレポートの財務レビューは、有限責任あずさ監査法人(KPMG AZSA LLC)の監査を受けた第 12 期
の有価証券報告書に記載されている連結財務諸表を含む財務内容を抜粋し、一部レイアウトを変更して掲載しております。
また、内容に関しては、有価証券報告書と相違が生じないように配慮して制作しております。
なお、アニュアルレポートの公平性及び充実化の観点から、和文アニュアルレポートを英訳した英文アニュアルレポートも
作成し、皆様にご提供することとしました。今回の英文アニュアルレポートの財務レビューは、有価証券報告書の財務内容を
抜粋した和文アニュアルレポートの英訳となります。また、和文アニュアルレポートと英文アニュアルレポートとで内容
の重要な相違が生じないように配慮して英文アニュアルレポートを作成しております。
但し、アニュアルレポート自体は、和英ともに、有限責任あずさ監査法人による監査の対象とはなっておりません。
アニュアルレポート 2015
41
連結貸借対照表
平成27年及び平成26年3月31日現在
百万円
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
※1
受取手形及び売掛金
137,179
※1
152,349
276,624
269,831
有価証券
2,804
10,662
金銭債権信託受益権
6,310
5,167
たな卸資産
※2
6,375
※2
10,891
短期貸付金
1,895
1,967
繰延税金資産
9,734
8,270
14,788
15,334
△649
△630
455,063
473,844
建物及び構築物
17,110
18,655
減価償却累計額
△9,718
△10,905
7,391
7,750
土地
11,451
11,469
その他
10,964
12,108
減価償却累計額
△4,548
△5,278
その他(純額)
6,415
6,830
有形固定資産合計
25,259
26,050
ソフトウエア
3,295
4,887
のれん
3,537
7,177
その他
106
2,055
6,939
14,121
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額)
無形固定資産
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
※1, ※3
長期貸付金
退職給付に係る資産
繰延税金資産
その他
※1, ※3
81,925
481
385
11,577
13,629
4,443
4,697
21,192
※3
20,849
貸倒引当金
△2,617
△1,598
投資その他の資産合計
96,708
119,888
固定資産合計
128,907
160,059
資産合計
583,970
633,904
※連結財務諸表注記をご参照ください。
42
※3
61,631
博報堂DYホールディングス
百万円
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
1年内返済予定の長期借入金
260,491
260,441
4,460
4,244
97
108
9,257
11,419
未払法人税等
10,230
7,118
資産除去債務
68
30
16,503
16,076
374
345
50
50
12,146
21,465
313,681
321,299
509
244
繰延税金負債
1,759
7,691
資産除去債務
9
9
未払費用
賞与引当金
役員賞与引当金
債務保証損失引当金
その他
流動負債合計
固定負債
長期借入金
役員退職慰労引当金
1,400
1,541
退職給付に係る負債
10,153
18,159
1,947
2,228
15,779
29,875
329,460
351,175
10,000
10,000
その他
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
88,894
88,894
利益剰余金
136,389
137,025
△5,080
△11,369
230,203
224,550
9,157
27,751
630
2,532
退職給付に係る調整累計額
△937
8,742
その他の包括利益累計額合計
8,850
39,026
自己株式
株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
新株予約権
209
197
15,246
18,954
純資産合計
254,510
282,729
負債純資産合計
583,970
633,904
少数株主持分
アニュアルレポート 2015
43
連結損益計算書及び連結包括利益計算書
平成 27年及び平成26年3月31日終了年度
連結損益計算書
百万円
前連結会計年度
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
売上高
売上原価
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
1,095,909
※1
売上総利益
905,759
1,131,064
※1
925,197
190,150
205,867
給料及び手当
64,480
70,387
退職給付費用
4,165
3,719
15,930
15,305
役員退職慰労引当金繰入額
391
405
役員賞与引当金繰入額
368
342
のれん償却額
983
1,543
57
△105
販売費及び一般管理費
賞与引当金繰入額
貸倒引当金繰入額
その他
販売費及び一般管理費合計
営業利益
69,857
77,446
156,233
169,045
33,916
36,821
営業外収益
受取利息
183
225
1,095
744
持分法による投資利益
110
829
投資事業組合運用益
216
98
受取配当金
保険解約返戻金
56
32
379
443
2,042
2,373
支払利息
89
79
為替差損
268
115
その他
168
95
営業外費用合計
526
290
35,432
38,904
その他
営業外収益合計
営業外費用
経常利益
特別利益
固定資産売却益
3
※2
5
投資有価証券売却益
1,267
1,361
関係会社株式売却益
1,411
142
ゴルフ会員権売却益
4
27
持分変動利益
722
195
負ののれん発生益
21
—
債務免除益
24
—
移転補償金
—
100
その他
特別利益合計
44
※2
博報堂DYホールディングス
80
126
3,536
1,959
百万円
前連結会計年度
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
特別損失
固定資産売却損
※3
0
※3
0
固定資産除却損
※4
135
※4
305
減損損失
69
26
投資有価証券売却損
37
415
関係会社株式売却損
—
14
投資有価証券評価損
1,306
65
持分変動損失
24
15
事務所移転費用
75
264
特別退職金
10
35
7
20
和解金
関係会社清算損
27
5
関係会社整理損
—
37
—
102
段階取得に係る差損
のれん償却額
その他
49
※5, ※6
特別損失合計
183
557
※5, ※6
70
1,928
1,939
税金等調整前当期純利益
37,039
38,924
法人税、住民税及び事業税
16,252
14,264
384
3,191
法人税等合計
16,637
17,456
少数株主損益調整前当期純利益
20,402
21,468
1,680
1,588
18,721
19,879
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益
※連結財務諸表注記をご参照ください。
連結包括利益計算書
百万円
前連結会計年度
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
少数株主損益調整前当期純利益
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
20,402
21,468
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
※1
1,915
※1
19,052
繰延ヘッジ損益
※1
1
※1
—
為替換算調整勘定
※1
1,600
※1
1,913
退職給付に係る調整額
※1
—
※1
9,679
持分法適用会社に対する持分相当額
※1
209
※1
190
その他の包括利益合計
※1
3,725
※1
30,836
包括利益
24,128
52,304
22,187
50,055
1,940
2,249
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
少数株主に係る包括利益
※連結財務諸表注記をご参照ください。
アニュアルレポート 2015
45
連結株主資本等変動計算書
平成 27年及び平成26年3月31日終了年度
百万円
前連結会計年度
株主資本
資本金
前期末残高
当期末残高
資本剰余金
前期末残高
当期末残高
利益剰余金
前期末残高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
連結範囲の変動
税率変更に伴う固定資産圧縮積立金の増加
当期変動額合計
当期末残高
自己株式
前期末残高
当期変動額
自己株式の取得
当期変動額合計
当期末残高
株主資本合計
前期末残高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
連結範囲の変動
自己株式の取得
税率変更に伴う固定資産圧縮積立金の増加
当期変動額合計
当期末残高
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
繰延ヘッジ損益
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
為替換算調整勘定
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
退職給付に係る調整累計額
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
その他の包括利益累計額合計
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
46
博報堂DYホールディングス
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
10,000
10,000
10,000
10,000
88,894
88,894
88,894
88,894
121,463
—
121,463
136,389
△14,148
122,240
△3,796
18,721
—
—
14,925
136,389
△5,072
19,879
△32
10
14,785
137,025
△5,078
△5,080
△1
△1
△5,080
△6,289
△6,289
△11,369
215,279
—
215,279
230,203
△14,148
216,055
△3,796
18,721
—
△1
—
14,923
230,203
△5,072
19,879
△32
△6,289
10
8,495
224,550
7,416
9,157
1,740
1,740
9,157
18,594
18,594
27,751
△1
—
1
1
—
—
—
—
△1,076
630
1,707
1,707
630
1,901
1,901
2,532
—
△937
△937
△937
△937
9,679
9,679
8,742
6,339
8,850
2,511
2,511
8,850
30,175
30,175
39,026
百万円
前連結会計年度
新株予約権
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
少数株主持分
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
純資産合計
前期末残高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
連結範囲の変動
自己株式の取得
税率変更に伴う固定資産圧縮積立金の増加
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
242
209
△32
△32
209
△11
△11
197
12,490
15,246
2,755
2,755
15,246
3,707
3,707
18,954
234,352
—
234,352
254,510
△14,148
240,362
△3,796
18,721
—
△1
—
5,234
20,157
254,510
△5,072
19,879
△32
△6,289
10
33,871
42,367
282,729
連結キャッシュ・フロー計算書
平成 27年及び平成 26年3月31日終了年度
百万円
前連結会計年度
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
減損損失
のれん償却額
賞与引当金の増減額(△は減少)
役員賞与引当金の増減額(△は減少)
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
貸倒引当金の増減額(△は減少)
受取利息及び受取配当金
支払利息
為替差損益(△は益)
持分法による投資損益(△は益)
持分変動損益(△は益)
段階取得に係る差損益(△は益)
投資有価証券売却損益(△は益)
関係会社株式売却損益(△は益)
投資有価証券評価損益(△は益)
固定資産売却損益(△は益)
固定資産除却損
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
退職給付に係る資産の増減額(△は増加)
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
37,039
3,238
69
1,033
2,382
92
384
44
△20
△1,279
89
△56
△110
△698
△6
△1,229
△1,411
1,306
△2
135
△12,795
127
23,327
△2,937
△3,688
45,035
1,412
△91
△14,510
31,846
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
38,924
3,340
26
2,101
△440
△28
△3,867
141
△1,040
△970
79
30
△829
△179
102
△945
△128
65
△5
305
12,482
△2,927
△2,588
1,261
4,845
49,756
1,090
△74
△17,458
33,314
アニュアルレポート 2015
47
百万円
前連結会計年度
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出
定期預金の払戻による収入
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
無形固定資産の取得による支出
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
子会社の清算による収入
出資金の払込による支出
出資金の回収による収入
連結の範囲の変更を伴う子会社株式
及び出資金の取得による支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出
敷金の差入による支出
敷金の回収による収入
短期貸付金の増減額(△は増加)
長期貸付けによる支出
長期貸付金の回収による収入
金銭債権信託受益権の増減額(△は増加)
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少)
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
ファイナンス・リース債務の返済による支出
自己株式の取得による支出
子会社の自己株式の取得による支出
子会社の自己株式取得指定金外信託の払戻による収入
配当金の支払額
少数株主への配当金の支払額
少数株主からの払込みによる収入
新株予約権の発行による収入
新株予約権の行使による株式の発行による収入
ストックオプションの行使による収入
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額
現金及び現金同等物の期末残高
※連結財務諸表注記をご参照ください。
48
博報堂DYホールディングス
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
△11,828
10,910
△3,000
6,000
△3,686
8
△1,923
△8,089
5,547
—
△89
43
△11,842
13,435
△5,000
3,000
△1,849
75
△2,819
△2,154
4,558
137
△13
—
※2
△843
※2
△5,859
※2
※3
27
—
△1,064
738
63
△40
83
△211
△251
△7,605
※2
※3
—
△0
△1,350
1,001
△47
△12
102
1,185
△110
△7,563
※1
1,919
75
△1,420
△135
△1
△67
408
△3,788
△468
306
29
1,491
288
△1,362
1,607
24,485
101,546
△157
125,875
※1
△1,020
160
△241
△166
△6,289
△0
—
△5,066
△376
107
—
389
21
△12,484
991
14,257
125,875
—
140,133
連結財務諸表注記
連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、
「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は、
「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という)に
基づいて作成しております。
なお、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規則により財務諸表を作成しております。
監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)及び事業年度
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、有限責任あずさ監査法人の監査を受けております。
連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取り組みについて
当社は、連結財務諸表の適正性を確保するための特段の取り組みを行っております。具体的には、会計基準等の変更等を適切に把握し対応するため、
公益財団法人財務会計基準機構に加入しております。
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
1 連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数
202社
主要な連結子会社はP99~P102をご参照ください。
なお、
(株)エクスペリエンスD外20社は新規設立のため、
(株)ディー・ブレーン外16社は株式を取得したため、連結の範囲に加えております。
また、
(株)キミノリ外7社は会社清算のため、ステッチステッチ(株)は株式を売却したため、連結の範囲から除いております。
(2)主要な非連結子会社名
(株)ダビック
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社は小規模会社であり、合計の総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、連結財務諸表に重要な影響を及
ぼしていないためであります。
2 持分法の適用に関する事項
(1)持分法を適用した非連結子会社数
1社
(会社の名称)
(株)ダビック
アニュアルレポート 2015
49
(2)持分法を適用した関連会社数
47社
(主要な会社等の名称)
(株)スーパーネットワーク、
(株)アドスタッフ博報堂、
(株)広告EDIセンター、
(株)mediba、Percept/H Pvt. Ltd.、広東省広博報堂広告有限
公司、TBWA\HAKUHODO China Ltd.
Innity Taiwan Ltd.は新規設立のため、
(株)スイッチ・メディア・ラボ外2社は株式取得のため、持分法の適用対象としております。また、
(株)ア
ルベルト外2社は保有株式売却のため、Red Peak Group LLCは株式追加取得により子会社化したため、持分法の適用対象から除いております。
(3)持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社のうち主要な会社等の名称
Foresight Research Co., Ltd.
Media Intelligence Co., Ltd.
(持分法を適用しない理由)
持分法非適用会社は、それぞれ当期純損益及び利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用から
除外しております。
(4)持分法の適用の手続について特に記載する必要があると認められる事項
持分法適用会社のうち、決算日が異なる会社については、原則として、当該会社の事業年度に係る財務諸表を使用しております。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日のうち、決算日が異なる会社については、当該会社の事業年度に係る財務諸表を使用しております。
(株)アイレップ外6社の決算日は9月30日、Ashton Consulting Ltd. 外1社の決算日は6月30日、ngih投資事業有限責任組合の決算日は4月
30日でありますので、直近の四半期決算を基にした仮決算数値を使用しております。
上記以外の在外連結子会社の決算日は主に12月31日でありますので、同決算日現在の財務諸表を使用しております。
なお、決算日の翌日から連結決算日までに生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
また、連結子会社の(株)インターナショナルスポーツマーケティング及び(株)凸風は、当連結会計年度において、決算日を12月31日から3月31
日に、
(株)レリバンシー・プラスは決算日を3月31日から9月30日に変更しております。
4 会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価基準及び評価方法
ⅰ 満期保有目的の債券
償却原価法
ⅱ その他有価証券
a 時価のあるもの
決
算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
b 時価のないもの
移動平均法による原価法
なお、投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされるもの)については、
組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法によっております。
② デリバティブ取引の評価基準
時価法
③ たな卸資産の評価基準及び評価方法
主として個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
50
博報堂DYホールディングス
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
当社及び国内連結子会社は、定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については、定額法)を採用しております。
在外連結子会社は主として定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下の通りであります。
建物及び構築物 3年~50年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、自社利用目的のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、回収不能見込額を計上しております。
ⅰ 一般債権
貸倒実績率によっております。
ⅱ 貸倒懸念債権及び破産更生債権
財務内容評価法によっております。
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う額を計上しております。
③ 役員賞与引当金
役員に対して支給する賞与の支出に充てるため、当連結会計年度における支給見込額を計上しております。
④ 役員退職慰労引当金
役員及び執行役員(退職給付制度上従業員とみなされる者を除く)の退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上して
おります。
⑤ 債務保証損失引当金
保証債務に係る損失に備えるため、当連結会計年度末日における損失発生見込額を計上しております。
(4)退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5~7年)による定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数(7~17年)による定率法(一部の連結子会
社は定額法)により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。
アニュアルレポート 2015
51
(5)重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法 原則として繰延ヘッジ処理によっております。ただし、振当処理の要件を満たす為替予約については振当処理によっております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
外貨建金銭債権債務及び外貨予定取引をヘッジ対象として、為替予約取引をヘッジ手段としております。
③ ヘッジ方針
リスク管理を効率的に行うことを目的として、社内ルールに基づき、外貨建取引における為替変動リスクに対しては為替予約取引を行っております。
④ ヘッジ有効性の評価方法
為替予約取引については、ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件が同一であり、高い相関関係があると考えられるため、有効性の判定を省
略しております。
(6)のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却に関しては、その個別案件ごとに投資効果の発現する期間を判断し、20年以内の合理的な年数で均等償却しております。
(7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリス
クしか負わない短期的な投資からなっております。
(8)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
① 繰延資産の処理方法 創立費
支出時に全額費用として処理しております。
② 消費税等の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
52
博報堂DYホールディングス
会計方針の変更
1 会計基準等の名称及び会計方針の変更の内容
「退職給付に関する会計基準」
(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基
準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第25号 平成27年3月26日。以下「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第35項本文及び
退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当連結会計年度より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見
込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更、割引率の決定方法を割引率決定の基礎となる債券の期間について従業員の平均
残存勤務期間に近似した年数とする方法から退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方
法へ変更致しました。
2 経過措置に従った会計処理の概要等
退職給付会計基準の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取り扱いに従っており、当連結会計年度の期首において、退職
給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を利益剰余金に加減しております。
3 連結財務諸表の主な科目に対する実務上算定可能な影響額等
この結果、当連結会計年度の期首の退職給付に係る資産が11,005百万円減少、退職給付に係る負債が10,718百万円増加し、利益剰余金が
14,148百万円減少しております。また、当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ221百万円減少しております。
なお、1株当たり情報に与える影響は当該箇所に記載しております。
(未適用の会計基準等)
・「企業結合に関する会計基準」
(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)
・「連結財務諸表に関する会計基準」
(企業会計基準第22号 平成25年9月13日)
・「事業分離等に関する会計基準」
(企業会計基準第7号 平成25年9月13日)
・「1株当たり当期純利益に関する会計基準」
(企業会計基準第2号 平成25年9月13日)
・「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第10号 平成25年9月13日)
・「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号 平成25年9月13日)
(1) 概要
本会計基準等は、①子会社株式の追加取得等において支配が継続している場合の子会社に対する親会社の持分変動の取扱い、②取得関連費用の
取扱い、③当期純利益の表示及び少数株主持分から非支配株主持分への変更、④暫定的な会計処理の取扱いを中心に改正されたものです。
(2) 適用予定日
平成28年3月期の期首より適用予定です。なお、暫定的な会計処理の取扱いについては、平成28年3月期の期首以後実施される企業結合から適
用予定です。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。
・「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」
(実務対応報告第18号 平成27年3月26日)
(1)概要
平成26年1月に改正された米国におけるのれんに関する会計基準への対応、平成25年9月に改正された企業会計基準第22号「連結財務諸表に
関する会計基準」への対応及び退職給付会計における数理計算上の差異の費用処理の明確化が行われております。
(2) 適用予定日
平成28年3月期の期首より適用予定です。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。
アニュアルレポート 2015
53
表示方法の変更
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度において、
「固定負債」の「その他」に含めていた「繰延税金負債」は負債及び純資産の合計の100分の1を超えたため、当連結会
計年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、
「固定負債」の「その他」に表示していた3,706百万円は、
「繰延税金負債」1,759百万円、
「その他」1,947百万円として組み替えております。
(連結損益計算書関係)
前連結会計年度において、区分掲記しておりました「特別損失」の「損害賠償金」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その
他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、
「特別損失」に表示していた「損害賠償金」140百万円、
「その他」43百万円は、
「その他」
183百万円として組み替えております。
54
博報堂DYホールディングス
注記事項
(連結貸借対照表関係)
※1 担保資産及び担保付債務
当連結会計年度
定期預金517百万円を取引保証金等の代用として差し入れております。また、投資有価証券10百万円を営業保証金等として差し入れております。
前連結会計年度
定期預金517百万円を取引保証金等の代用として差し入れております。また、投資有価証券9百万円を営業保証金等として差し入れております。
※2 たな卸資産
当連結会計年度
当社グループのたな卸資産は、広告関連業務に関する諸権利、進行中業務に関する費用等多種多様であり、適切に区分することができませんので、
一括して表示しております。
前連結会計年度
当連結会計年度に同じ
※3 非連結子会社及び関連会社に対するものは次の通りであります。
当連結会計年度
投資有価証券(株式)
投資有価証券(社債)
その他(出資金)
8,014百万円
—
1,389百万円
前連結会計年度
投資有価証券(株式)
投資有価証券(社債)
その他(出資金)
8,034百万円
0百万円
1,533百万円
※4 偶発債務
当連結会計年度
(1)従業員の住宅融資制度による銀行からの借入金に対する保証債務が260百万円あります。
(2)連結子会社以外の会社の金融機関からの借入等に対する債務保証
該当事項はありません。
前連結会計年度
(1)従業員の住宅融資制度による銀行からの借入金に対する保証債務が292百万円あります。
(2)連結子会社以外の会社の金融機関からの借入等に対する債務保証
Percept/H Pvt. Ltd. (INR 35,000千)
60百万円
合計
60百万円
アニュアルレポート 2015
55
(連結損益計算書関係)
※1 通
常の販売目的で保有するたな卸資産の収益性の低下による簿価切下額
当連結会計年度
売上原価
326百万円
前連結会計年度
売上原価
773百万円
※2 固定資産売却益の内容は次の通りであります。
当連結会計年度
有形固定資産
その他(車両運搬具)
5百万円
その他(工具器具備品)
0百万円
計
5百万円
前連結会計年度
有形固定資産
その他(車両運搬具)
3百万円
その他(工具器具備品)
0百万円
計
3百万円
※3 固定資産売却損の内容は次の通りであります。
当連結会計年度
有形固定資産
その他(車両運搬具)
0百万円
その他(工具器具備品)
0百万円
計
0百万円
前連結会計年度
有形固定資産
56
その他(車両運搬具)
0百万円
その他(工具器具備品)
0百万円
計
0百万円
博報堂DYホールディングス
※4 固定資産除却損の内容は次の通りであります。
当連結会計年度
有形固定資産
建物及び構築物
その他(機械装置)
その他(工具器具備品)
22百万円
0百万円
21百万円
無形固定資産
ソフトウェア
260百万円
その他
0百万円
計
305百万円
前連結会計年度
有形固定資産
建物及び構築物
7百万円
その他(機械装置)
0百万円
その他(工具器具備品)
8百万円
無形固定資産
ソフトウェア
94百万円
その他
25百万円
計
135百万円
※5 特別損失「その他」の内容は次の通りであります。
当連結会計年度
ゴルフ会員権評価損
15百万円
ゴルフ会員権売却損
11百万円
退職給付制度終了損
解約違約金
損害賠償金
計
—
41百万円
1百万円
70百万円
前連結会計年度
ゴルフ会員権評価損
29百万円
ゴルフ会員権売却損
1百万円
退職給付制度終了損
12百万円
解約違約金
—
損害賠償金
140百万円
計
183百万円
アニュアルレポート 2015
57
※6 特別損失「その他」に含まれるゴルフ会員権評価損の内容は次の通りであります。
当連結会計年度
ゴルフ会員権評価損には、貸倒引当金繰入額0百万円が含まれております。
前連結会計年度
ゴルフ会員権評価損には、貸倒引当金繰入額7百万円が含まれております。
(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
当連結会計年度
その他有価証券評価差額金
当期発生額
組替調整額
27,954百万円
△993百万円
税効果調整前
26,960百万円
税効果額
△7,908百万円
その他有価証券評価差額金
19,052百万円
為替換算調整勘定
当期発生額
組替調整額
税効果調整前
税効果額
為替換算調整勘定
1,996百万円
―
1,996百万円
△82百万円
1,913百万円
退職給付に係る調整額
当期発生額
組替調整額
12,958百万円
364百万円
税効果調整前
13,323百万円
税効果額
△3,643百万円
退職給付に係る調整額
9,679百万円
持分法適用会社に対する持分相当額
当期発生額
組替調整額
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計
58
博報堂DYホールディングス
190百万円
―
190百万円
30,836百万円
前連結会計年度
その他有価証券評価差額金
当期発生額
3,761百万円
組替調整額
△982百万円
税効果調整前
2,778百万円
税効果額
△863百万円
その他有価証券評価差額金
1,915百万円
繰延ヘッジ損益
当期発生額
1百万円
組替調整額
―
税効果調整前
1百万円
税効果額
△0百万円
繰延ヘッジ損益
1百万円
為替換算調整勘定
当期発生額
1,704百万円
組替調整額
10百万円
税効果調整前
1,715百万円
税効果額
△114百万円
為替換算調整勘定
1,600百万円
持分法適用会社に対する持分相当額
当期発生額
234百万円
組替調整額
△24百万円
209百万円
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計
3,725百万円
(連結株主資本等変動計算書関係)
1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度
株
当連結会計年度期首株式数
当連結会計年度増加株式数
当連結会計年度減少株式数
当連結会計年度末株式数
388,558,100
—
—
388,558,100
8,903,110
7,000,260
—
15,903,370
発行済株式数
普通株式
自己株式
普通株式
(注)普通株式の自己株式の株式数の増加7,000,260株は、平成26年5月9日に開催された取締役会の決議による自己株式の取得であります。
前連結会計年度
株
当連結会計年度期首株式数
当連結会計年度増加株式数
当連結会計年度減少株式数
当連結会計年度末株式数
38,855,810
349,702,290
—
388,558,100
890,099
8,013,011
—
8,903,110
発行済株式数
普通株式
自己株式
普通株式
(注)1発行済株式の増加349,702,290株は、平成25年10月1日付の普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行ったことによるものであります。
2‌自己株式の増加8,013,011株は、平成25年10月1日付の普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行ったことによる増加8,010,891株及び単元未満株式の買取りを行ったこと
による増加2,120株であります。
アニュアルレポート 2015
59
2 新株予約権等に関する事項
当連結会計年度
連結子会社における当連結会計年度末残高
197百万円
前連結会計年度
連結子会社における当連結会計年度末残高
209百万円
3 配当に関する事項
当連結会計年度
(1)配当金支払額
平成26年6月27日の定時株主総会において次の通り決議しております。
・普通株式の配当に関する事項
① 配当金の総額
② 1株当たり配当額
2,277百万円
6.0円
③ 基準日
平成26年3月31日
④ 効力発生日
平成26年6月30日
(注)1株当たり配当額には、記念配当1.5円が含まれております。
平成26年11月7日開催当社取締役会において次の通り決議しております。
・普通株式の配当に関する事項
① 配当金の総額
② 1株当たり配当額
2,794百万円
7.5円
③ 基準日
平成26年9月30日
④ 効力発生日
平成26年12月4日
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度末後となるもの
平成27年6月26日開催定時株主総会において次の通り決議しております。
・普通株式の配当に関する事項
① 配当金の総額
② 配当の原資
③ 1株当たり配当額
2,794百万円
利益剰余金
7.5円
④ 基準日
平成27年3月31日
⑤ 効力発生日
平成27年6月29日
前連結会計年度
(1)配当金支払額
平成25年6月27日の定時株主総会において次の通り決議しております。
・普通株式の配当に関する事項
① 配当金の総額
② 1株当たり配当額
1,518百万円
40.0円
③ 基準日
平成25年3月31日
④ 効力発生日
平成25年6月28日
平成25年11月7日開催当社取締役会において次の通り決議しております。
・普通株式の配当に関する事項(注1、2)
① 配当金の総額
② 1株当たり配当額
2,277百万円
60.0円
③ 基準日
平成25年9月30日
④ 効力発生日
平成25年12月4日
(注)11株当たり配当額には、記念配当15円が含まれております。
60
21株当たり配当額については、決議日は平成25年11月7日でありますが、基準日が平成25年9月30日であるため、平成25年10月1日付の株式分割(1:10)については加味しておりません。
博報堂DYホールディングス
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度末後となるもの
平成26年6月27日開催定時株主総会において次の通り決議しております。
・普通株式の配当に関する事項
① 配当金の総額
② 配当の原資
③ 1株当たり配当額
2,277百万円
利益剰余金
6.0円
④ 基準日
平成26年3月31日
⑤ 効力発生日
平成26年6月30日
(注)1株当たり配当額には、記念配当1.5円が含まれております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
当連結会計年度
現金及び預金
有価証券
152,349百万円
10,662百万円
計
163,012百万円
預入期間が 3ヶ月を超える定期預金
△12,263百万円
MMF、FFF、及び公社債投信以外の有価証券
△10,616百万円
現金及び現金同等物
140,133百万円
前連結会計年度
現金及び預金
有価証券
137,179百万円
2,804百万円
計
139,984百万円
預入期間が 3ヶ月を超える定期預金
△11,350百万円
MMF、FFF、及び公社債投信以外の有価証券
現金及び現金同等物
△2,757百万円
125,875百万円
※2 株式の取得により連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
当連結会計年度
((株)ディー・ブレーン)
流動資産
固定資産
4,851百万円
455百万円
資産合計
5,306百万円
流動負債
3,001百万円
固定負債
負債合計
239百万円
3,240百万円
(Grebstad Hicks Communications Ltd.)
流動資産
固定資産
資産合計
流動負債
固定負債
負債合計
136百万円
17百万円
153百万円
32百万円
—
32百万円
アニュアルレポート 2015
61
(Ashton Consulting Ltd.)
流動資産
固定資産
資産合計
流動負債
固定負債
負債合計
186百万円
14百万円
201百万円
13百万円
—
13百万円
(Red Peak Group LLC)
流動資産
固定資産
1,877百万円
229百万円
資産合計
2,107百万円
流動負債
1,830百万円
固定負債
負債合計
52百万円
1,883百万円
(SYPartners LLC)
流動資産
固定資産
資産合計
1,111百万円
270百万円
1,382百万円
流動負債
277百万円
固定負債
227百万円
負債合計
504百万円
前連結会計年度
((株)コスモ・コミュニケーションズ)
流動資産
2,445百万円
固定資産
1,107百万円
資産合計
3,552百万円
流動負債
1,645百万円
固定負債
負債合計
863百万円
2,509百万円
(ピーアールコンビナート(株))
流動資産
固定資産
資産合計
153百万円
28百万円
181百万円
流動負債
23百万円
固定負債
58百万円
負債合計
81百万円
(Cimigo Holdings Ltd.)
62
流動資産
655百万円
固定資産
170百万円
資産合計
826百万円
流動負債
339百万円
固定負債
250百万円
負債合計
589百万円
博報堂DYホールディングス
※3 株式の売却により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳
当連結会計年度
(ステッチステッチ(株))
流動資産
3百万円
固定資産
15百万円
資産合計
18百万円
流動負債
固定負債
負債合計
0百万円
—
0百万円
前連結会計年度
——
(リース取引関係)
オペレーティング・リース取引
当連結会計年度
(借主側)
未経過リース料(解約不能のもの)
1年内
630百万円
1年超
691百万円
合計
1,322百万円
前連結会計年度
(借主側)
未経過リース料(解約不能のもの)
1年内
421百万円
1年超
284百万円
合計
706百万円
アニュアルレポート 2015
63
(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
当連結会計年度
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金の状況及び金融市場の状況に鑑み、資金運用については安全性、流動性を重視した金融資産を購入し、また資金調達につい
ては安定性、経済性、機動性に配慮した手段を採用しております。デリバティブ取引については、後述するリスクを回避するために利用しており、投機
的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当社グループの営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。外貨建ての営業債権は、為替リスクに晒されており
ます。原則として、外貨建ての営業債務から生じる損益により、そのリスクは減殺されております。有価証券及び投資有価証券は、主に満期保有目的の
債券及び、当社グループの業務上関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
当社グループの営業債務である支払手形及び買掛金は、ほとんど1年以内の支払期日であります。外貨建ての営業債務は、上述の通り為替リスクに
晒されております。また、借入金のうち、主なものは運転資金対応の短期借入金であります。また、一部の長期借入金は変動金利であるため金利の変
動リスクに晒されております。
当社グループのデリバティブ取引は、外貨建取引における為替相場の変動リスク軽減のための為替予約取引であります。なお、ヘッジ会計に関する
ヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジ有効性の評価方法等については、前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4 会計処
理基準に関する事項 (5) 重要なヘッジ会計の方法」に記載しております。
(3)金融商品に関するリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、営業債権について経理規定に基づき経理担当部署により、債権先毎に与信限度額の設定、債権残高の期日管理の徹底、財務
状況の定期的なモニタリングを行うことで滞留債権の発生防止を図っております。満期保有目的の債券は、資金管理規定に基づき、高格付の債券
のみを対象としているため、信用リスクは僅少であります。デリバティブ取引の執行については、カウンターパーティーリスクを軽減させるために、
格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。
② 市場リスク(為替等の変動リスク)の管理
当社グループは、外貨建ての営業債権債務について為替変動リスクに晒されておりますが、資産負債から生じる損益により、リスクは原則として
減殺されております。また、一部のリスクに対して為替予約取引を行っており、デリバティブ取引の執行・管理については、資金管理規定に基づき、
財務担当部署において行っております。株式については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案
して保有状況を継続的に見直しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、財務担当部署において各社の短期の資金繰り、中長期の資金計画を作成し、流動性リスクを管理しております。また、当社が
資金余剰の連結子会社から資金を預り、資金不足の連結子会社へ貸し出しをする流動性補完制度をグループ内で採用しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の他、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定に
おいては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
64
博報堂DYホールディングス
前連結会計年度
(1)金融商品に対する取組方針
当連結会計年度に同じ
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当連結会計年度に同じ
(3)金融商品に関するリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当
連結会計年度に同じ
② 市場リスク(為替等の変動リスク)の管理
当連結会計年度に同じ
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当
連結会計年度に同じ
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
当連結会計年度に同じ
2 金融商品の時価等に関する事項
当連結会計年度
平成27年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については以下の通りです。
百万円
区分
連結貸借対照表計上額
時価
差額
(1)現金及び預金
152,349
152,337
△12
(2)受取手形及び売掛金
269,831
269,831
—
(3)有価証券
満期保有目的の債券
7,000
6,999
△0
その他有価証券
2,275
2,275
—
(4)投資有価証券
満期保有目的の債券
100
101
1
関係会社株式
594
921
327
その他有価証券
資産計
(1)支払手形及び買掛金
負債計
67,422
67,422
—
499,573
499,889
316
260,441
260,441
—
260,441
260,441
—
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資産
(1)現金及び預金、並びに(2)受取手形及び売掛金
預入期間が1年超の定期預金等については、原則として金融機関から提示された価格によっております。また、それ以外については、短期間で決済
されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3)有価証券、並びに(4)投資有価証券
これらの時価については、原則として、株式については取引所の価格、債券については金融機関から提示された価格、投資信託は公表されている基
準価格によっております。
負債
(1)支払手形及び買掛金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
アニュアルレポート 2015
65
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
百万円
区分
連結貸借対照表計上額
非上場株式等
7,776
関係会社株式
7,420
関係会社出資金
1,389
関係会社社債
—
非上場株式等、株式非公開の関係会社株式、関係会社出資金及び関係会社社債については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積る
ことなどができず、時価を把握することが困難と認められるため、非上場株式等、株式非公開の関係会社株式、関係会社出資金及び関係会社社債は
上表には含めておりません。
(注3)満期のある金銭債権及び有価証券の連結決算日後の償還予定額
百万円
区分
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
現金及び預金
152,349
—
—
—
受取手形及び売掛金
269,831
—
—
—
満期保有目的の債券(譲渡性預金)
1,000
—
—
—
満期保有目的の債券(社債)
2,000
—
—
—
満期保有目的の債券(その他)
4,000
—
—
—
満期保有目的の債券(社債)
—
—
—
100
満期保有目的の債券(その他)
—
—
—
—
満期があるもの(社債)
—
238
—
—
429,181
238
—
100
有価証券
投資有価証券
合計
(注4)社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
百万円
短期借入金
4,244
1年以内
1年超
2年以内
長期借入金
108
119
67
26
21
9
リース債務
162
168
116
72
20
1
区分
―
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
―
―
―
―
前連結会計年度
平成26年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については以下の通りです。
百万円
区分
連結貸借対照表計上額
時価
差額
(1)現金及び預金
137,179
137,169
△10
(2)受取手形及び売掛金
276,624
276,624
—
2,000
1,997
△2
370
370
—
3,100
3,079
△20
594
1,097
503
39,618
39,618
—
459,488
459,958
470
260,491
260,491
—
260,491
260,491
—
(3)有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
(4)投資有価証券
満期保有目的の債券
関係会社株式
その他有価証券
資産計
(1)支払手形及び買掛金
負債計
66
博報堂DYホールディングス
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資産
(1)現金及び預金、並びに(2)受取手形及び売掛金
預入期間が1年超の定期預金等については、原則として金融機関から提示された価格によっております。また、それ以外については、短期間で決済
されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3)有価証券、並びに(4)投資有価証券
これらの時価については、原則として、株式については取引所の価格、債券については金融機関から提示された価格、投資信託は公表されている基
準価格によっております。
負債
(1)支払手形及び買掛金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
百万円
区分
連結貸借対照表計上額
非上場株式等
11,310
関係会社株式
7,440
関係会社出資金
1,533
関係会社社債
0
非上場株式等、株式非公開の関係会社株式、関係会社出資金及び関係会社社債については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積る
ことなどができず、時価を把握することが困難と認められるため、非上場株式等、株式非公開の関係会社株式、関係会社出資金及び関係会社社債は
上表には含めておりません。
(注3)満期のある金銭債権及び有価証券の連結決算日後の償還予定額
百万円
区分
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
現金及び預金
137,179
—
—
—
受取手形及び売掛金
276,624
—
—
—
満期保有目的の債券(社債)
1,000
—
—
—
満期保有目的の債券(その他)
1,000
—
—
—
有価証券
投資有価証券
満期保有目的の債券(社債)
—
—
—
100
満期保有目的の債券(その他)
―
3,000
―
—
満期があるもの(社債)
—
286
—
—
415,804
3,286
—
100
合計
(注4)社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
百万円
短期借入金
4,460
1年以内
1年超
2年以内
長期借入金
97
152
103
63
4
184
118
111
90
64
22
0
区分
リース債務
―
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
―
―
―
―
アニュアルレポート 2015
67
(有価証券関係)
1 満期保有目的の債券
当連結会計年度
百万円
区分
連結決算日における連結貸借対照表計上額
連結決算日における時価
時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの
2,100
2,102
差額
2
時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの
5,000
4,998
△1
合計
7,100
7,101
1
連結決算日における連結貸借対照表計上額
連結決算日における時価
時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの
1,000
1,000
0
時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの
4,100
4,076
△23
合計
5,100
5,076
△23
前連結会計年度
百万円
区分
差額
2 その他有価証券
当連結会計年度
百万円
区分
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの
① 株式
② 債券
③ その他
小計
連結決算日における連結貸借対照表計上額
取得原価
差額
64,858
26,258
38,600
1,056
843
212
10
9
0
65,925
27,111
38,813
① 株式
2,112
2,172
△59
③ その他
1,659
1,947
△288
69,697
31,231
38,466
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの
② 債券
小計
合計
—
—
3,772
—
4,119
△347
前連結会計年度
百万円
区分
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの
① 株式
② 債券
③ その他
小計
取得原価
差額
29,571
15,208
14,362
473
376
97
10
9
0
30,055
15,594
14,460
① 株式
6,599
7,270
△670
③ その他
3,255
3,435
△180
26,380
13,609
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの
② 債券
小計
合計
68
連結決算日における連結貸借対照表計上額
博報堂DYホールディングス
80
9,934
39,989
80
10,785
—
△850
3 当連結会計年度中に売却したその他有価証券
当連結会計年度
百万円
種類
株式
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
3,088
1,343
415
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
3,361
1,267
37
前連結会計年度
百万円
種類
株式
4 減損処理を行った有価証券
当連結会計年度
有価証券について65百万円(その他有価証券の株式65百万円)の減損処理を行っております。
前連結会計年度
有価証券について1,306百万円(その他有価証券の株式1,306百万円)の減損処理を行っております。
(退職給付関係)
当連結会計年度
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てる為、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。
確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。
一部の確定給付企業年金制度には、退職給付信託が設定されております。退職一時金制度(非積立型制度でありますが、退職給付信託を設定した
結果、積立型制度となっているものがあります)では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。
なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算して
おります。
アニュアルレポート 2015
69
2 確定給付制度( 簡便法を適用した制度を除く)
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
退職給付債務の期首残高
96,437百万円
会計方針の変更による累積的影響額
21,724百万円
会計方針の変更を反映した期首残高
118,161百万円
勤務費用
4,721百万円
利息費用
1,282百万円
数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
退職給付債務の期末残高
△219百万円
△4,385百万円
119,567百万円
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
年金資産の期首残高
期待運用収益
数理計算上の差異の発生額
事業主からの拠出額
98,913百万円
2,412百万円
12,749百万円
5,076百万円
退職給付の支払額
△2,896百万円
年金資産の期末残高
116,254百万円
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
積立型制度の退職給付債務
年金資産
79,013百万円
△116,254百万円
△37,240百万円
非積立型制度の退職給付債務
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
40,508百万円
3,267百万円
退職給付に係る負債
16,896百万円
退職給付に係る資産
△13,629百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
3,267百万円
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
勤務費用
利息費用
期待運用収益
会計基準変更時差異の当期の費用処理額
4,721百万円
1,289百万円
△2,412百万円
335百万円
数理計算上の差異の費用処理額
364百万円
退職給付制度に係る退職給付費用
4,298百万円
(5)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次の通りであります。
未認識数理計算上の差異
13,039百万円
合計
13,039百万円
(6)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次の通りであります。
債券
38%
株式
39%
現金及び預金
一般勘定
その他
合計
(注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が51%含まれております。
70
博報堂DYホールディングス
4%
8%
11%
100%
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期
待される長期の収益率を考慮しております。
(7)数理計算上の計算基礎に関する事項
当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しています)
割引率
0.8%~1.3%
長期期待運用収益率
1.0%~2.5%
3 簡便法を適用した確定給付制度
(1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
退職給付に係る負債の期首残高
1,097百万円
退職給付費用
251百万円
退職給付の支払額
△56百万円
制度への拠出額
△56百万円
その他
退職給付に係る負債の期末残高
26百万円
1,263百万円
(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
積立型制度の退職給付債務
164百万円
年金資産
△62百万円
102百万円
非積立型制度の退職給付債務
1,160百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
1,263百万円
退職給付に係る負債
1,263百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
1,263百万円
(3)退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用
251百万円
4 確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、52百万円であります。
前連結会計年度
1 採用している退職給付制度の概要
当連結会計年度に同じ
アニュアルレポート 2015
71
2 確定給付制度( 簡便法を適用した制度を除く)
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
退職給付債務の期首残高
94,218百万円
勤務費用
3,871百万円
利息費用
1,724百万円
数理計算上の差異の発生額
1,496百万円
退職給付の支払額
△4,873百万円
退職給付債務の期末残高
96,437百万円
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
年金資産の期首残高
89,669百万円
期待運用収益
2,183百万円
数理計算上の差異の発生額
5,283百万円
事業主からの拠出額
4,758百万円
退職給付の支払額
△2,982百万円
年金資産の期末残高
98,913百万円
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
積立型制度の退職給付債務
年金資産
65,421百万円
△98,913百万円
△33,491百万円
非積立型制度の退職給付債務
30,969百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
△2,521百万円
退職給付に係る負債
9,055百万円
退職給付に係る資産
△11,577百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
△2,521百万円
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
勤務費用
利息費用
期待運用収益
会計基準変更時差異の当期の費用処理額
3,871百万円
1,724百万円
△2,183百万円
335百万円
数理計算上の差異の費用処理額
945百万円
退職給付制度に係る退職給付費用
4,693百万円
(5)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次の通りであります。
未認識数理計算上の差異
△288百万円
合計
△288百万円
(6)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次の通りであります。
債券
42%
株式
35%
現金及び預金
一般勘定
その他
合計
(注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が48%含まれております。
72
博報堂DYホールディングス
1%
9%
13%
100%
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期
待される長期の収益率を考慮しております。
(7)数理計算上の計算基礎に関する事項
当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しています)
割引率
1.2%~2.0%
長期期待運用収益率
1.0%~2.5%
3 簡便法を適用した確定給付制度
(1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
退職給付に係る負債の期首残高
1,072百万円
退職給付費用
退職給付の支払額
207百万円
△126百万円
制度への拠出額
退職給付に係る負債の期末残高
△56百万円
1,097百万円
(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
積立型制度の退職給付債務
210百万円
年金資産
△190百万円
非積立型制度の退職給付債務
1,077百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
1,097百万円
退職給付に係る負債
1,097百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
1,097百万円
20百万円
(3)退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用
207百万円
4 確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、52百万円であります。
アニュアルレポート 2015
73
(ストック・オプション等関係)
当連結会計年度
1 当連結会計年度における費用計上額及び科目名
販売費及び一般管理費
49百万円
2 当連結会計年度における権利不行使による失効により利益として計上した金額と科目名
その他特別利益
54百万円
3 ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容
会社名
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
平成19年 7月
新株予約権
平成21年3月
新株予約権
平成22年3月
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
同社取締役
同社監査役
ストックオプションの数(注)2
普通株式 180,000株(注)3
普通株式 61,600株(注)3
普通株式 86,800株(注)3
付与日
平成19年 7月20日
平成 21年3月24日
平成22年3月19日
同社の取締役の地位を喪失した日
の翌日から10日間以内(10日目
が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業
日)に限り、新株予約権を行使す
ることができる。
同社の取締役の地位を喪失した日
の翌日から10日間以内(10日目
が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業
日)に限り、新株予約権を行使す
ることができる。
権利確定条件
5名
1名
権利行使時において、同社又は同
社の子会社、関連会社の役員(含
む監査役)又は使用人であること。
(注)1
同社取締役
6名
同社取締役
6名
対象勤務期間
自 平成 19年7月20日
至 平成 21年6月27日
自 平成21年 3月24日
至 平成21年 3月24日
自 平成22年 3月19日
至 平成22年 3月19日
権利行使期間
自 平成 21年6月28日
至 平成 26年6月27日
自 平成21年 3月25日
至 平成51年 3月24日
自 平成22年 3月20日
至 平成52年 3月19日
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
平成23年7月
新株予約権
平成24年7月
新株予約権
平成25年5月
新株予約権
会社名
付与対象者の区分及び人数
74
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
同社取締役
6名
同社取締役
6名
同社取締役
同社従業員
ストックオプションの数(注)2
普通株式 73,200株(注)3
普通株式 74,000株(注)3
普通株式 226,000株
付与日
平成23年 7月19日
平成 24年7月18日
平成25年5月1日
権利確定条件
同社の取締役の地位を喪失した日
の翌日から10日間以内(10日目
が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業
日)に限り、新株予約権を行使す
ることができる。
同社の取締役の地位を喪失した日
の翌日から10日間以内(10日目
が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業
日)に限り、新株予約権を行使す
ることができる。
対象勤務期間
自 平成23年 7月 19日
至 平成23年 7月 19日
自 平成24年 7月18日
至 平成24年 7月18日
自 平成25年 5月1日
至 平成27年 3月27日
権利行使期間
自 平成23年 7月 20日
至 平成53年 7月 19日
自 平成24年 7月19日
至 平成54年 7月18日
自 平成27年 3月28日
至 平成32年 3月27日
博報堂DYホールディングス
6名
42名
権利行使時において、同社又は同
社の子会社、関連会社の役員(含
む監査役)又は使用人であること。
(注)1
会社名
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
平成25年7月
新株予約権
平成26年7月
新株予約権
平成26年7月
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
同社取締役
同社執行役員
ストックオプションの数(注)2
普通株式 74,300株
普通株式 1,350,000株
普通株式 94,100株
付与日
平成25年 7月19日
平成 26年 7月18日
平成26年7月18日
権利確定条件
6名
6名
同社の取締役又は従業員の地位を
喪失した日の翌日から10日間以内
(10日目が休日に当たる場合には
翌営業日)に限り、新株予約権を
行使することができる。
同社取締役
同社執行役員
6名
34名
権利行使時において、同社又は同
社の子会社、関連会社の役員(含
む監査役)又は使用人であること。
(注)4
同社取締役
同社従業員
6名
5名
同社の取締役又は従業員の地位を
喪失した日の翌日から10日間以内
(10日目が休日に当たる場合には
翌営業日)に限り、新株予約権を
行使することができる。
対象勤務期間
自 平成25年 7月 19日
至 平成27年 7月 19日
—
自 平成26年 7月18日
至 平成26年 7月18日
権利行使期間
自 平成25年 7月 20日
至 平成55年 7月 19日
自 平成30年 7月1日
至 平成33年 6月30日
自 平成26年 7月19日
至 平成56年 7月18日
会社名
(株)アイレップ
(株)アイレップ
平成17年3月
新株予約権
ユナイテッド(株)
平成17年11月
新株予約権
3名
2名
44名
1社
同社従業員
平成17年4月
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
同社取締役
同社監査役
同社従業員
外部協力者
10名
同社取締役
同社従業員
同社子会社従業員
1名
1名
9名
ストックオプションの数(注)2
普通株式 1,600,000株(注)5
普通株式 375,000株(注)5
普通株式 36,000株(注)6
付与日
平成17年3月 30日
平成17年11月1日
平成17年4月28日
権利確定条件
同社の取締役、監査役又は従業員
の場合は、付与日から権利確定日
まで継続して同社の取締役、監査
役又は従業員のいずれかの地位を
有することを要する。
社外協力者の場合は、付与日から
権利確定日まで継続して同社と協
力関係にあることを要する。
付与日から権利確定日まで継続し
て同社の取締役、監査役又は従業
員のいずれかの地位を有すること
を要する。
該当事項はありません。
対象勤務期間
自 平成17年 3月 30日
至 平成18年 9月 13日
自 平成17年 11月1日
至 平成19年 9月29日
—
権利行使期間
自 平成18年 9月 14日
至 平成26年 9月 13日
自 平成19年 9月30日
至 平成29年 9月20日
自 平成17年 4月28日
至 平成27年 4月27日
アニュアルレポート 2015
75
会社名
付与対象者の区分及び人数
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
平成17年8月
新株予約権
平成21年8月
新株予約権
平成22年11月
新株予約権
同社取締役
同社監査役
同社従業員
同社子会社従業員
同社関連会社取締役
同社関連会社従業員
同社外部アドバイザー
6名
1名
4名
27名
8名
17名
1名
6名
1名
7名
8名
同社取締役
(執行役兼務1名含む)
同社執行役
同社従業員
同社子会社従業員
7名
2名
3名
4名
ストックオプションの数(注)2
普通株式 175,500株(注)6
普通株式 500,000株(注)6
普通株式 157,000株(注)6
付与日
平成17年8月 25日
平成21年8月7日
平成22年11月5日
権利確定条件
該当事項はありません。
付与日(平成21年8月7日)以降、
権利確定日(平成23年8月8日)
まで継続して勤務していること。
付与日(平成22年11月5日)以降、
権利確定日(平成24年11月6日)
まで継続して勤務していること。
—
自 平成21年 8月7日
至 平成23年 8月8日
自 平成22年 11月5日
至 平成24年 11月6日
権利行使期間
自 平成17年 8月 25日
至 平成27年 8月 24日
自 平成23年 8月8日
至 平成26年 8月7日
自 平成24年 11月6日
至 平成27年 11月5日
会社名
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
平成23年12月
新株予約権
平成24年12月
平成24年12月
対象勤務期間
付与対象者の区分及び人数
同社取締役
(執行役兼務2名含む)
同社執行役
同社従業員
新株予約権
6名
同社取締役
3名
3名
同社社外協力者
同社従業員
新株予約権
2名
同社取締役
5名
同社社外協力者
15名
同社従業員
ストックオプションの数(注)2
普通株式 165,000株
普通株式 16,000株
普通株式 136,947株
付与日
平成23年12月9日
平成24年12月30日
平成24年12月30日
該当事項はありません。
該当事項はありません。
—
—
権利確定条件
付与日(平成 23年 12月 9日)以
降、権利確定日(平成27年7月1
日)まで継続して勤務していること。
(注)7
対象勤務期間
自 平成23年 12月9日
至 平成27年 7月 1日
権利行使期間
自 平成27年 7月 1日
至 平成30年 6月 30日
自 平成24年 12月30日
自 平成24年 12月30日
会社名
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
平成24年12月
平成24年12月
平成24年12月
至 平成26年 12月31日
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
76
同社取締役
(執行役兼務1名含む)
同社執行役
同社関係会社取締役
同社従業員
新株予約権
新株予約権
1名
同社取締役
4名
同社関係会社取締役
同社社外協力者
1名
同社従業員
2名
同社関係会社従業員
6名
同社監査役
同社外部アドバイザー
1名
2名
同社従業員
ストックオプションの数(注)2
普通株式 18,642株
普通株式 92,500株
普通株式 124,750株
付与日
平成24年12月30日
平成24年12月30日
平成24年12月30日
権利確定条件
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
対象勤務期間
—
—
—
権利行使期間
自 平成24年 12月30日
自 平成24年 12月30日
自 平成24年 12月30日
博報堂DYホールディングス
至 平成28年 12月31日
至 平成27年 5月12日
1名
至 平成27年 4月30日
同社監査役
同社従業員
3名
20名
至 平成27年 5月12日
2名
76名
14名
会社名
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
平成24年12月
平成25年12月
平成26年8月
新株予約権
新株予約権
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
同社従業員
ストックオプションの数(注)2
普通株式 14,250株
普通株式 790,000株
普通株式 170,000株
付与日
平成24年12月30日
平成25年12月17日
平成26年8月15日
権利確定条件
該当事項はありません。
コミットメント条項付買取契約がメリ
付与日(平成 26年 8月 15日)以
降、権利確定日(平成 29 年 7 月 1
日)まで継続して勤務しているこ
と。(注)8
同社関係会社従業員
6名
3名
メリルリンチ
日本証券株式会社
1名
ルリンチ日本証券株式会社と締結さ
れること。
対象勤務期間
—
—
権利行使期間
自 平成25年 2月 15日
自 平成25年 12月18日
会社名
その他連結子会社
至 平成28年 2月 14日
至 平成27年 12月17日
同社取締役
同社従業員
4名
14名
自 平成26年 8月15日
至 平成29年 7月1日
自 平成29年 7月1日
至 平成32年 6月30日
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
株主
2名
ストックオプションの数(注)2
普通株式 760株
付与日
平成18年6月 30日
平成25年10月7日
権利確定条件
権利行使時において、同社の株主
であること。(注)1
対象勤務期間
—
権利行使期間
自 平成20年 7月 1日
至 平成30年 6月 30日
(注)1但し、同社の「新株予約権割当契約」に定める特例条件に該当する場合はこの限りではありません。
2株式数に換算して記載しております。
3‌平成25年2月27日開催の同社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
4新株予約権者は、平成30年3月期において、営業利益が35億円を超過した場合にのみ、本新株予約権を行使することが可能になります。なお、適用される会計基準の変更等により
5平成18年4月10日開催の同社取締役会決議により、平成18年4月28日付をもって1株を5株とする株式分割を、平成24年7月27日開催の同社取締役会決議により、
なお、表中の株式数は付与時の株式数を株式分割後に換算した株式数であります。
参照すべき営業利益の概念に重要な変更があった場合には、当社は合理的な範囲内において、別途参照すべき指標を当社の取締役会にて定めるものとします。
平成24年10月1日付をもって1株を500株とする株式分割を、平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、
これに伴い、分割後の株式数に換算して記載いたしております。なお、表中の株式数は付与時の株式数を株式分割後に換算した株式数であります。
6平成23年8月25日開催の同社取締役会決議により、平成23年10月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
7‌
(1)本新株予約権は、平成25年3月期乃至平成27年3月期のいずれかの期の有価証券報告書に記載の連結財務諸表(連結財務諸表を作成していない場合、財務諸表)におけるインターネット
関連事業のセグメント営業利益が下記 (i)乃至 (iii) に掲げる各金額を超過した場合、各新株予約権者に割り当てられた本新株予約権のうち、それぞれ定められた割合までの個数を行使すること
が可能となります。なお、会計基準の変更等により参照すべきセグメント営業利益の概念に重要な変更があった場合には、別途参照すべき指標を取締役会にて定めるものとします。
(i)5億円を超過した場合、3分の1 まで
(ii)10億円を超過した場合、3分の2 まで
(iii)20億円を超過した場合、すべての本新株予約権
なお、平成25年3月期に事業セグメントの区分方法を変更したことに伴い、平成26年3月27日付取締役会において、本新株予約権において参照すべきセグメント営業利益の見直しを実施し、
メディア事業並びに広告事業のセグメント営業利益の合計を、参照すべき指標と定めております。
‌
(2)‌新株予約権者は、割当日から平成27年6月30日までの間において、金融商品取引所における当社普通株式の普通取引終値が一度でも行使価額に60% を乗じた価格を下回った場合、
当該下回った日以降、残存するすべての本新株予約権を行使できないものとします。
8本新株予約権は、平成27年3月期から平成29年3月期までのいずれかの期の連結営業利益において下記の各号に掲げる条件を充たしている場合に、
当該各号に掲げる割合が権利行使可能となります。
(イ)営業利益10億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の1
(ロ)営業利益20億円を超過している場合、付与された新株予約権の3分の2
(ハ)営業利益30億円を超過している場合、付与された新株予約権のすべて
アニュアルレポート 2015
77
(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
① ストック・オプションの数
会社名
権利確定前
デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ
イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
平成19年7月
新株予約権(注)1
平成22年3月
新株予約権(注)1
期首(株)
—
失効(株)
―
未確定残(株)
―
—
—
―
174,000
—
―
―
―
―
―
61,600
86,800
73,200
74,000
—
―
―
―
86,800
73,200
74,000
デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ
イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
(株)アイレップ
(株)アイレップ
—
権利確定後
期首(株)
権利確定(株)
—
権利行使(株)
—
―
失効(株)
174,000
未行使残(株)
権利確定前
—
—
平成25年7月
新株予約権
期首(株)
―
—
61,600
平成26年7月
新株予約権
―
―
平成24年7月
平成25年5月
新株予約権(注)1 新株予約権
―
―
権利確定(株)
会社名
平成23年7月
新株予約権(注)1
—
付与(株)
―
―
―
平成26年7月
新株予約権
—
—
―
―
平成17年3月
新株予約権(注)
2
―
201,000
―
2,500
—
—
―
―
平成17年11月
新株予約権(注)
2
―
—
70,000
285,000
—
40,000
10,000
94,100
―
275,000
68,700
権利確定(株)
—
94,100
―
―
―
—
未行使残(株)
68,700
会社名
権利確定前
ユナイテッド(株)
平成17年8月
新株予約権
—
—
ユナイテッド(株)
平成21年8月
新株予約権
―
―
—
権利行使(株)
失効(株)
—
平成17年4月
新株予約権
―
94,100
期首(株)
ユナイテッド(株)
―
—
権利確定後
―
198,500
―
—
1,320,000
―
―
権利確定(株)
―
―
198,500
―
94,100
未確定残(株)
—
―
1,335,000
15,000
198,500
―
—
―
—
―
付与(株)
失効(株)
ユナイテッド(株)
平成22年11月
新株予約権
―
―
30,000
―
―
―
―
―
―
―
―
3,000
―
―
―
3,000
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
新株予約権
平成24年12月
新株予約権
平成24年12月
新株予約権
平成23年12月
期首(株)
―
―
―
55,000
—
—
失効(株)
―
―
―
10,000
―
―
未確定残(株)
―
—
付与(株)
権利確定(株)
権利確定後
期首(株)
権利確定(株)
権利行使(株)
失効(株)
未行使残(株)
78
平成21年3月
新株予約権(注)1
博報堂DYホールディングス
―
―
―
―
―
―
—
45,000
—
15,000
26,000
27,100
―
9,000
12,906
—
26,000
13,700
―
1,500
4,302
13,200
—
13,400
―
—
8,604
―
1,800
―
―
―
―
―
―
―
—
―
―
―
—
―
7,500
―
―
―
会社名
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
平成24年12月
新株予約権
平成24年12月
新株予約権
平成24年12月
新株予約権
平成24年12月
新株予約権
平成25年12月
新株予約権
平成26年8月
新株予約権
期首(株)
―
—
—
—
失効(株)
―
―
―
未確定残(株)
—
権利確定前
付与(株)
—
権利確定(株)
権利確定後
期首(株)
権利確定(株)
―
―
—
—
—
5,250
170,000
—
170,000
4,750
—
—
1,434
11,800
38,500
—
3,250
6,350
1,434
8,550
31,250
―
未行使残(株)
—
—
―
―
―
—
—
―
―
失効(株)
—
―
権利行使(株)
会社名
—
900
―
―
500
―
—
170,000
―
―
170,000
—
—
—
―
―
—
—
その他連結子会社
新株予約権
権利確定前
期首(株)
—
失効(株)
—
付与(株)
権利確定(株)
未確定残(株)
権利確定後
期首(株)
権利確定(株)
—
—
—
760
—
権利行使(株)
—
未行使残(株)
760
失効(株)
—
(注)1‌平成25年2月27日開催の当社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
2‌平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
② 単価情報
会社名
権利行使価格(円)
行使時平均株価(円)
付与日における公正な
評価単価(円)
会社名
権利行使価格(円)
行使時平均株価(円)
付与日における公正な
評価単価(円)
デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ
イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
平成19年7月
平成21年3月
平成22年3月
平成23年7月
平成24年7月
新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1
674
1
1
1
1
―
—
―
―
—
311
279
284
332
139
デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ
イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
(株)アイレップ
(株)アイレップ
平成25年7月
新株予約権
1
—
613
平成26年7月
新株予約権
399
平成26年7月
新株予約権
1
平成17年3月
新株予約権(注)2
50
平成17年11月
新株予約権(注)2
50
—
—
443
319
1
356
―
―
平成25年5月
新株予約権
420
—
161
ユナイテッド(株)
平成17年4月
新株予約権(注)3
250
―
―
アニュアルレポート 2015
79
会社名
ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株)
平成17年8月
新株予約権(注)3
権利行使価格(円)
250
行使時平均株価(円)
付与日における公正な
評価単価(円)
会社名
—
1,421
355
1,607
220
202
―
197
92
5
―
平成24年12月
新株予約権(注)5
1,416
平成24年12月
新株予約権(注)5
186
1,933
1,767
—
—
ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株)
平成24年12月
平成24年12月
平成24年12月
平成24年12月
平成25年12月
平成26年8月
新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)6 新株予約権
権利行使価格(円)
232
行使時平均株価(円)
付与日における公正な
評価単価(円)
会社名
平成21年8月
平成22年11月
平成23年12月
新株予約権(注)3、4 新株予約権(注)3、4 新株予約権
—
2,129
348
1,763
348
578
2,289
2,152
—
122
122
258
3,700
3,000
—
2,395
—
その他連結子会社
権利行使価格(円)
新株予約権
行使時平均株価(円)
31,578
付与日における公正な
評価単価(円)
—
—
(注)1 ‌平成25年2月27日開催の当社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
2 ‌平成18年4月10日開催の同社取締役会決議により、平成18年4月28日付をもって1株を5株とする株式分割を、平成24年7月27日開催の同社取締役会決議により、平成24年10月1日
付をもって1株を 500株とする株式分割を、平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後
の株式数に換算して記載しております。
3 平成19年2月9日開催の同社取締役会決議により、平成19年4月1日付で1株を3株とする株式分割を行っております。これにより「新株予約権の権利行使価格」が調整されております。
4 平成23年8月25日開催の同社取締役会決議により、平成23年10月1日付で1株を100株とする株式分割を行っております。これにより「新株予約権の権利行使価格」が調整されております。
5 ‌平成24年12月のストック・オプションにつきましては、
(株)スパイアを吸収合併消滅会社とする合併に際し、
(株)スパイアより合併比率1:2の割合で承継し付与したもので、ストック・
6 平成25年12月新株予約権は行使価額修正条項付新株予約権であり、権利行使価格に契約上の調整を行っております。
オプションの権利行使価格及び公正な評価単価については、
(株)スパイアにおいて付与した条件に合併比率に基づく調整を行った数値で引き継いでおります。
4 ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
(1)当連結会計年度においてデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)により付与された平成26年7月新株予約権(平成26年5月28日取締
役会決議)の公正な評価単価の見積方法は以下の通りです。
① 使用した評価技法 モンテカルロ・シミュレーション
② 主な基礎数値及び見積方法
株価変動性(注)1
満期までの期間(注)2
配当利回り(注)3
無リスク利子率(注)4
(注)1「ストック・オプション等に関する会計基準の摘要指針」に準じて以下の条件に基づき算出
80
① 株価情報収集期間:満期までの期間(6.96年間)に応じた直近の期間
② 価格観察の頻度:週次
③ 異常情報:該当事項なし
④ 企業をめぐる状況の不連続的変化:該当事項なし
2 割当日:平成26年7月18日
権利行使期間:平成30年7月1日から平成33年6月30日まで
3 直近の配当実績6円に基づき算定
4 満期までの期間に対応した償還年月日平成33年6月20日の長期国債315の流通利回り
博報堂DYホールディングス
平成26年7月
新株予約権
57.330%
6.96年
1.5%
0.344%
(2)当連結会計年度においてデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)により付与された平成26年7月新株予約権(平成26年6月25日取締
役会決議)の公正な評価単価の見積方法は以下の通りです。
① 使用した評価技法 ブラック・ショールズ式
② 主な基礎数値及び見積方法
平成26年7月
新株予約権
69.926%
15年
6円/株
0.972%
株価変動性(注)1
予想残存期間(注)2
予想配当(注)3
無リスク利子率(注)4
(注)1 平成13年7月5日から平成26年7月17日までの株価実績に基づき算定しております。
2 割当日:平成26年7月18日
権利行使期間開始日:平成26年7月19日
権利行使期間終了日:平成56年7月18日
・割当日から権利行使期間開始日までの年数:0年
・割当日から権利行使期間終了日までの年数:30年
・割当日から権利行使期間の中間点までの年数:0年+(30年-0年)÷2
3 平成26年3月期の配当実績によっております。
4 平成26年7月18日の国債利回り(残存期間15年)
5 ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。
前連結会計年度
1 当連結会計年度における費用計上額及び科目名
販売費及び一般管理費
61百万円
2 当連結会計年度における権利不行使による失効により利益として計上した金額と科目名
その他特別利益
46百万円
3 ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容
会社名
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
平成19年 7月
新株予約権
平成 19年7月
新株予約権
平成21年3月
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
同社取締役
同社監査役
ストックオプションの数(注)2
普通株式 180,000株(注)3
普通株式 197,000株(注)3
普通株式 61,600株(注)3
付与日
平成19年 7月20日
平成 19年7月20日
平成21年3月24日
権利確定条件
5名
1名
権 利 行 使 時において、同 社 又は
同 社 の 子 会 社、関 連 会 社 の 役 員
(含む監査役)又は使用人である
こと。(注)1
同社従業員
31名
権 利 行 使 時において、同 社 又は
同 社 の 子 会 社、関 連 会 社 の 役 員
(含む監査役)又は使用人である
こと。(注)1
同社取締役
6名
同社の取締役の地位を喪失した日
の翌日から10日間以内(10日目
が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業
日)に限り、新株予約権を行使す
ることができる。
対象勤務期間
自 平成 19年7月20日
至 平成 21年6月27日
自 平成 19年 7月 20日
至 平成 21年 2月 28日
自 平成21年 3月24日
至 平成21年 3月24日
権利行使期間
自 平成 21年6月28日
至 平成 26年6月27日
自 平成 21年 3月 1日
至 平成 26年 2月 28日
自 平成21年 3月25日
至 平成51年 3月24日
アニュアルレポート 2015
81
会社名
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
平成22年3月
新株予約権
平成23年7月
新株予約権
平成24年7月
新株予約権
6名
ストックオプションの数(注)2
普通株式 86,800株(注)3
普通株式 73,200株(注)3
普通株式 74,000株(注)3
付与日
平成22年 3月19日
平成 23年 7月19日
平成24年7月18日
権利確定条件
同社の取締役の地位を喪失した日
の翌日から10日間以内(10日目
が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業
日)に限り、新株予約権を行使す
ることができる。
同社の取締役の地位を喪失した日
の翌日から10日間以内(10日目
が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業
日)に限り、新株予約権を行使す
ることができる。
同社の取締役の地位を喪失した日
の翌日から10日間以内(10日目
が 休 日に当たる場 合には 翌 営 業
日)に限り、新株予約権を行使す
ることができる。
対象勤務期間
自 平成22年 3月 19日
至 平成22年 3月 19日
自 平成23年 7月19日
至 平成23年 7月19日
自 平成24年 7月18日
至 平成24年 7月18日
権利行使期間
自 平成22年 3月 20日
至 平成52年 3月 19日
自 平成23年 7月20日
至 平成53年 7月19日
自 平成24年 7月19日
至 平成54年 7月18日
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
平成25年5月
新株予約権
平成25年7月
新株予約権
(株)アイレップ
平成17年3月
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
同社取締役
同社従業員
ストックオプションの数(注)2
普通株式 226,000株
普通株式 74,300株
普通株式 1,600,000株(注)4
付与日
平成25年 5月1日
平成 25年7月19日
平成17年3月30日
権利確定条件
権利行使時において、同社又は同
社の子会社、関連会社の役員(含
む監査役)又は使用人であること。
(注)1
同社取締役
同社執行役員
6名
6名
同社取締役
6名
42名
同社取締役
同社取締役
付与対象者の区分及び人数
会社名
82
デジタル ・アドバタイジング ・
コンソーシアム(株)
6名
7名
同社の取締役は従業員の地位を喪
失した日の翌日から10 日間以内
(10日目が休日に当たる場合には
翌営業日)に限り、新株予約権を
行使することができる。
同社取締役
同社監査役
同社従業員
外部協力者
同社の取締役、監査役又は従業員
の場合は、付与日から権利確定日
まで継続して同社の取締役、監査
役又は従業員のいずれかの地位を
有することを要する。
社外協力者の場合は、付与日から
権利確定日まで継続して同社と協
力関係にあることを要する。
対象勤務期間
自 平成25年 5月 1日
至 平成27年 3月 27日
自 平成25年 7月19日
至 平成27年 7月19日
自 平成17年 3月30日
至 平成18年 9月13日
権利行使期間
自 平成27年 3月 28日
至 平成32年 3月 27日
自 平成25年 7月20日
至 平成55年 7月19日
自 平成18年 9月14日
至 平成26年 9月13日
博報堂DYホールディングス
3名
2名
44名
1社
会社名
(株)アイレップ
平成17年11月
新株予約権
ユナイテッド(株)
平成16年6月
新株予約権
平成17年4月
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
同社従業員
ストックオプションの数(注)2
普通株式 375,000株(注)4
普通株式 50,000株(注)5
普通株式 36,000株(注)5
付与日
平成17年11月1日
平成16年6月17日
平成17年4月28日
権利確定条件
付与日から権利確定日まで継続し
て同社の取締役、監査役又は従業
員のいずれかの地位を有すること
を要する。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
対象勤務期間
自 平成17年 11月1日
至 平成19年 9月 29日
—
—
権利行使期間
自 平成19年 9月 30日
至 平成29年 9月 20日
自 平成16年 6月17日
至 平成26年 6月16日
自 平成17年 4月28日
至 平成27年 4月27日
会社名
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
平成17年8月
新株予約権
平成20年10月
新株予約権
平成21年8月
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
同社取締役
同社監査役
同社従業員
同社子会社従業員
同社関連会社取締役
同社関連会社従業員
同社外部アドバイザー
10名
ユナイテッド(株)
6名
1名
4名
27名
8名
17名
1名
同社取締役
同社従業員
同社業務委託者
同社取締役
(執行役兼務2名含む)
同社執行役
同社関係会社取締役
同社従業員
5名
1名
1名
9名
2名
2名
13名
同社取締役
同社従業員
同社子会社従業員
同社取締役
(執行役兼務1名含む)
同社執行役
同社関係会社取締役
同社従業員
1名
1名
9名
6名
1名
7名
4名
ストックオプションの数(注)2
普通株式 175,500株(注)5
普通株式 241,500株(注)5
普通株式 500,000株(注)5
付与日
平成17年8月 25日
平成20年10月14日
平成21年8月7日
権利確定条件
該当事項はありません。
付与日(平成 20 年 10 月 14 日)
以降、権利確定日(平成22年10月
15 日)まで継続して勤務している
こと。
付与日(平成21年8月7日)以降、
権利確定日(平成23年8月8日)
まで継続して勤務していること。
—
自 平成20年 10月14日
至 平成22年 10月15日
自 平成21年 8月7日
至 平成23年 8月8日
自 平成17年 8月 25日
至 平成27年 8月 24日
自 平成22年 10月15日
至 平成25年 10月14日
自 平成23年 8月8日
至 平成26年 8月7日
対象勤務期間
権利行使期間
アニュアルレポート 2015
83
会社名
付与対象者の区分及び人数
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
平成22年11月
新株予約権
平成23年12月
新株予約権
平成24年12月
同社取締役
(執行役兼務1名含む)
同社執行役
同社従業員
同社子会社従業員
7名
2名
3名
4名
同社取締役
(執行役兼務2名含む)
同社執行役
同社従業員
新株予約権
6名
同社取締役
3名
3名
同社社外協力者
同社従業員
ストックオプションの数(注)2
普通株式 157,000株(注)5
普通株式 165,000株
普通株式 16,000株
付与日
平成22年11月5日
平成23年12月9日
平成24年12月30日
権利確定条件
付与日(平成 22年 11月 5日)以
降、権利確定日(平成24年11月
6日)まで継続して勤務していること。
対象勤務期間
自 平成22年 11月5日
至 平成24年 11月6日
自 平成23年 12月9日
至 平成27年 7月1日
権利行使期間
自 平成24年 11月6日
至 平成27年 11月5日
自 平成27年 7月1日
至 平成30年 6月30日
自 平成24年 12月30日
会社名
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
平成24年12月
平成24年12月
平成24年12月
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
同社取締役
同社従業員
同社社外協力者
付与日(平成 23年 12月 9日)以
降、権利確定日(平成27年7月1
日)まで継続して勤務していること。
(注)6
—
至 平成26年 12月31日
新株予約権
新株予約権
3名
同社監査役
1名
同社取締役
4名
1名
同社社外協力者
1名
同社従業員
2名
20名
同社従業員
6名
同社監査役
同社外部アドバイザー
普通株式 136,947株
普通株式 18,642株
普通株式 92,500株
付与日
平成24年12月30日
平成24年12月30日
平成24年12月30日
権利確定条件
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
対象勤務期間
—
—
—
権利行使期間
自 平成24年 12月30日
自 平成24年 12月30日
自 平成24年 12月30日
会社名
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
平成24年12月
平成24年12月
平成25年12月
至 平成27年 4月 30日
至 平成28年 12月31日
新株予約権
同社関係会社取締役
同社従業員
同社関係会社従業員
新株予約権
2名
76名
14名
同社従業員
同社関係会社従業員
1名
2名
至 平成27年 5月12日
新株予約権
6名
3名
メリルリンチ
日本証券株式会社
1名
ストックオプションの数(注)2
普通株式 124,750株
普通株式 14,250株
普通株式 790,000株
付与日
平成24年12月30日
平成24年12月30日
平成25年12月17日
権利確定条件
該当事項はありません。
該当事項はありません。
コミットメント条項付買取契約がメリ
対象勤務期間
—
—
—
権利行使期間
自 平成24年 12月30日
自 平成25年 2月15日
自 平成25年 12月18日
ルリンチ日本証券株式会社と締結さ
れること。
84
5名
該当事項はありません。
ストックオプションの数(注)2
付与対象者の区分及び人数
2名
15名
博報堂DYホールディングス
至 平成27年 5月 12日
至 平成28年 2月14日
至 平成27年 12月17日
会社名
その他連結子会社
新株予約権
付与対象者の区分及び人数
取締役
従業員
株主
ストックオプションの数(注)2
普通株式 1,809株
付与日
平成18年4月 21日〜
平成25年10月7日
権利確定条件
6名
13名
2名
権 利 行 使 時において、連 結 子 会
社 ・ 関連会社の取締役、監査役、
従 業 員 又 は 株 主 等 で あること。
(注)1
対象勤務期間
—
権利行使期間
自 平成20年 5月 1日
至 平成30年 6月 30日
(注)1但し、同社の「新株予約権割当契約」に定める特例条件に該当する場合はこの限りではありません。
2株式数に換算して記載しております。
3‌平成25年2月27日開催の同社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
4平成18年4月10日開催の同社取締役会決議により、平成18年4月28日付をもって1株を5株とする株式分割を、平成24年7月27日開催の同社取締役会決議により、平成24年10月1日
なお、表中の株式数は付与時の株式数を株式分割後に換算した株式数であります。
付をもって1株を 500株とする株式分割を、平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後
の株式数に換算して記載いたしております。なお、表中の株式数は付与時の株式数を株式分割後に換算した株式数であります。
5平成23年8月25日開催の同社取締役会決議により、平成23年10月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
6‌
(1)本新株予約権は、平成25年3月期乃至平成27年3月期のいずれかの期の有価証券報告書に記載の連結財務諸表(連結財務諸表を作成していない場合、財務諸表)におけるインターネット
関連事業のセグメント営業利益が下記 (i)乃至 (iii) に掲げる各金額を超過した場合、各新株予約権者に割り当てられた本新株予約権のうち、それぞれ定められた割合までの個数を行使すること
が可能となります。なお、会計基準の変更等により参照すべきセグメント営業利益の概念に重要な変更があった場合には、別途参照すべき指標を取締役会にて定めるものとします。
(i)5億円を超過した場合、3分の1 まで
(ii)10億円を超過した場合、3分の2 まで
(iii)20億円を超過した場合、すべての本新株予約権
なお、平成25年3月期に事業セグメントの区分方法を変更したことに伴い、平成26年3月27日付取締役会において、本新株予約権において参照すべきセグメント営業利益の見直しを実施し、
メディア事業並びに広告事業のセグメント営業利益の合計を、参照すべき指標と定めております。
‌
(2)‌新株予約権者は、割当日から平成27年6月30日までの間において、金融商品取引所における当社普通株式の普通取引終値が一度でも行使価額に60% を乗じた価格を下回った場合、当該
下回った日以降、残存するすべての本新株予約権を行使できないものとします。
(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
① ストック・オプションの数
会社名
権利確定前
デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ
イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
平成19年7月
新株予約権(注)1
期首(株)
—
失効(株)
―
未確定残(株)
付与(株)
平成19年7月
新株予約権(注)1
—
平成21年3月
新株予約権(注)1
—
―
―
—
―
—
―
—
174,000
権利行使(株)
―
未行使残(株)
174,000
権利確定(株)
権利確定後
期首(株)
権利確定(株)
失効(株)
—
―
―
—
平成22年3月
新株予約権(注)1
―
—
―
—
―
—
148,000
―
148,000
―
―
―
—
—
平成23年7月
新株予約権(注)1
平成24年7月
新株予約権(注)1
―
—
―
―
―
―
―
61,600
86,800
73,200
74,000
—
―
―
―
61,600
86,800
73,200
74,000
—
—
―
―
―
―
—
―
―
アニュアルレポート 2015
85
会社名
権利確定前
デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ
イジング ・コンソー イジング ・コンソー
シアム(株)
シアム(株)
(株)アイレップ
平成25年5月
新株予約権
期首(株)
―
付与(株)
失効(株)
未確定残(株)
権利確定後
―
権利行使(株)
―
失効(株)
未行使残(株)
会社名
権利確定前
平成17年4月
新株予約権
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
70,000
295,000
3,600
3,000
5,600
―
10,000
3,600
―
70,000
285,000
—
74,300
―
―
68,700
―
―
―
―
—
—
―
―
3,000
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
新株予約権
新株予約権
新株予約権
新株予約権
新株予約権
平成24年12月
新株予約権
平成17年8月
期首(株)
―
失効(株)
―
未確定残(株)
平成20年10月
―
平成21年8月
65,000
―
―
10,000
―
―
—
55,000
—
6,000
170,200
50,000
―
15,500
―
144,200
22,900
―
6,500
―
26,000
27,100
―
9,000
―
―
―
―
―
―
期首(株)
30,000
権利行使(株)
15,000
未行使残(株)
15,000
権利確定(株)
―
失効(株)
―
平成23年12月
―
―
権利確定後
平成22年11月
―
―
権利確定(株)
―
―
6,000
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
—
—
―
―
―
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
平成24年12月
新株予約権
平成24年12月
新株予約権
平成24年12月
新株予約権
平成24年12月
新株予約権
平成24年12月
新株予約権
平成25年12月
新株予約権
―
—
権利確定前
期首(株)
—
失効(株)
―
未確定残(株)
付与(株)
—
—
―
—
―
—
―
期首(株)
122,607
権利行使(株)
未行使残(株)
権利確定(株)
権利確定後
権利確定(株)
失効(株)
86
ユナイテッド(株)
ユナイテッド(株)
付与(株)
会社名
平成16年6月
新株予約権
―
—
—
ユナイテッド(株)
―
74,300
権利確定(株)
平成17年11月
新株予約権(注)
2
―
—
期首(株)
(株)アイレップ
―
74,300
201,000
平成17年3月
新株予約権(注)
2
―
226,000
25,000
権利確定(株)
平成25年7月
新株予約権
博報堂DYホールディングス
—
—
—
790,000
―
―
790,000
―
—
—
17,925
92,500
114,750
6,750
109,701
16,491
80,700
75,750
1,500
12,906
1,434
11,800
38,500
5,250
―
―
―
―
―
—
—
―
―
―
—
―
500
―
—
―
―
―
—
―
790,000
620,000
―
170,000
会社名
その他連結子会社
新株予約権
権利確定前
期首(株)
—
付与(株)
560
権利確定(株)
560
失効(株)
未確定残(株)
権利確定後
期首(株)
権利確定(株)
権利行使(株)
失効(株)
未行使残(株)
—
—
1,192
560
—
992
760
(注)1‌平成25年2月27日開催の当社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
2‌平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
② 単価情報
会社名
権利行使価格(円)
行使時平均株価(円)
付与日における公正な
評価単価(円)
会社名
権利行使価格(円)
行使時平均株価(円)
付与日における公正な
評価単価(円)
会社名
権利行使価格(円)
行使時平均株価(円)
付与日における公正な
評価単価(円)
会社名
権利行使価格(円)
行使時平均株価(円)
付与日における公正な
評価単価(円)
デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ デジタル・アドバタ
イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー イジング ・コンソー
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
シアム(株)
平成19年7月
平成19年7月
平成21年3月
平成22年3月
平成23年7月
平成24年7月
新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1 新株予約権(注)1
674
674
―
—
―
―
—
311
302
279
284
332
139
デジタル ・アドバタ デジタル ・アドバタ
イジング ・コンソー イジング ・コンソー
シアム(株)
シアム(株)
(株)アイレップ
(株)アイレップ
―
平成25年5月
新株予約権
420
平成25年7月
新株予約権
1
—
523
161
613
1
平成17年3月
新株予約権(注)2
50
1
平成17年11月
新株予約権(注)2
50
—
525
―
―
1
1
ユナイテッド(株) ユナイテッド(株)
平成16年6月
新株予約権(注)3
250
398
―
平成17年4月
新株予約権(注)3
250
―
―
ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株)
平成17年8月
新株予約権(注)3
250
667
―
平成20年10月
平成21年8月
平成22年11月
平成23年12月
新株予約権(注)3、4 新株予約権(注)3、4 新株予約権(注)3、4 新株予約権
1,089
―
2,787
355
3,577
220
202
347
197
92
5
―
平成24年12月
新株予約権(注)5
1,416
3,557
—
ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株) ユナイテッド(株)
平成24年12月
平成24年12月
平成24年12月
平成24年12月
平成24年12月
平成25年12月
新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)5 新株予約権(注)6
1,929
186
2,631
232
1,873
348
2,674
348
2,473
578
2,655
—
—
122
122
258
3,700
2,960
アニュアルレポート 2015
87
会社名
権利行使価格(円)
その他連結子会社
新株予約権
行使時平均株価(円)
31,578
付与日における公正な
評価単価(円)
—
—
(注)1‌平成25年2月27日開催の当社取締役会決議により、平成25年4月1日付をもって1株を100株とする株式分割を行っており、これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
2‌平成18年4月10日開催の同社取締役会決議により、平成18年4月28日付をもって1株を5株とする株式分割を、平成24年7月27日開催の同社取締役会決議により、
平成24年10月1日付をもって1株を500株とする株式分割を、平成25年8月23日開催の同社取締役会決議により、平成25年10月1日付をもって1株を2株とする株式分割を行っており、
これに伴い、分割後の株式数に換算して記載しております。
3平成19年2月9日開催の同社取締役会決議により、平成19年4月1日付で1株を3株とする株式分割を行っております。これにより「新株予約権の権利行使価格」が調整されております。
4平成23年8月25日開催の同社取締役会決議により、平成23年10月1日付で1株を100株とする株式分割を行っております。これにより「新株予約権の権利行使価格」が調整されております。
5‌平成24年12月のストック・オプションにつきましては、
(株)スパイアを吸収合併消滅会社とする合併に際し、
(株)スパイアより合併比率1:2の割合で承継し付与したもので、
6平成25年12月新株予約権は行使価額修正条項付新株予約権であり、権利行使価格に契約上の調整を行っております。
ストック・オプションの権利行使価格及び公正な評価単価については、
(株)スパイアにおいて付与した条件に合併比率に基づく調整を行った数値で引き継いでおります。
4 ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
(1)当連結会計年度においてデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)により付与された平成25年5月新株予約権の公正な評価単価の見積
方法は以下の通りです。
① 使用した評価技法 ブラック・ショールズ式
② 主な基礎数値及び見積方法
株価変動性(注)1
予想残存期間(注)2
予想配当(注)3
無リスク利子率(注)4
平成25年5月
新株予約権
52.890%
4.5年
6円/株
0.211%
(注)1 平成20年11月1日から平成25年5月1日までの株価実績に基づき算定しております。
2 十分なデータの蓄積がなく、合理的な見積りが困難であるため、権利行使期間の中間点において行使されるものと推定して見積っております。
3 平成24年3月期の配当実績によっております。
4 予想残存期間に対応する期間に係る国債の利回りであります。
(2)当連結会計年度においてデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)により付与された平成25年7月新株予約権の公正な評価単価の見積
方法は以下の通りです。
① 使用した評価技法 ブラック・ショールズ式
② 主な基礎数値及び見積方法
株価変動性(注)1
予想残存期間(注)2
予想配当(注)3
無リスク利子率(注)4
平成25年7月
新株予約権
70.330%
15年
6円/株
1.268%
(注)1 平成13年7月5日から平成25年7月18日までの株価実績に基づき算定しております。
2 十分なデータの蓄積がなく、合理的な見積りが困難であるため、権利行使期間の中間点において行使されるものと推定して見積っております。
3 平成25年3月期の配当実績によっております。
4 予想残存期間に対応する期間に係る国債の利回りであります。
5 ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。
88
博報堂DYホールディングス
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
当連結会計年度
(繰延税金資産)
退職給付に係る負債
12,201百万円
賞与引当金
5,385百万円
投資有価証券評価損
3,688百万円
税務上の繰越欠損金
2,029百万円
貸倒引当金
483百万円
減価償却費
133百万円
役員退職慰労引当金
その他
549百万円
4,699百万円
(小計)
29,170百万円
評価性引当額
△9,771百万円
(合計)
19,399百万円
(繰延税金負債)
有価証券評価差額等
在外子会社の留保利益
特別償却準備金等
退職給付信託返還有価証券
その他
(合計)
繰延税金資産の純額
12,693百万円
897百万円
—
—
543百万円
14,135百万円
5,263百万円
前連結会計年度
(繰延税金資産)
退職給付に係る負債
9,816百万円
賞与引当金
5,924百万円
投資有価証券評価損
4,609百万円
税務上の繰越欠損金
2,710百万円
貸倒引当金
811百万円
減価償却費
194百万円
役員退職慰労引当金
その他
(小計)
評価性引当額
(合計)
585百万円
4,582百万円
29,235百万円
△10,556百万円
18,679百万円
(繰延税金負債)
有価証券評価差額等
5,016百万円
在外子会社の留保利益
780百万円
特別償却準備金等
114百万円
退職給付信託返還有価証券
299百万円
その他
(合計)
繰延税金資産の純額
52百万円
6,263百万円
12,415百万円
アニュアルレポート 2015
89
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
当連結会計年度
法定実効税率
35.64%
(調整)
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
5.41%
交際費等永久差異項目
2.64%
のれん償却
1.77%
持分法投資利益
△0.11%
繰延税金資産評価における評価性引当の影響
△0.47%
その他
△0.04%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
44.85%
前連結会計年度
法定実効税率
38.01%
(調整)
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
1.83%
交際費等永久差異項目
3.43%
のれん償却
持分法投資利益
繰延税金資産評価における評価性引当の影響
1.04%
△0.11%
0.79%
その他
△0.07%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
44.92%
3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」
(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律」
(平成27年法律第2号)が平成27年3月
31日に公布されたことに伴い、当連結会計年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算(ただし、平成27年4月1日以降解消されるものに限る)
に使用した法定実効税率は、前連結会計年度の35.64%から、回収または支払が見込まれる期間が平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
のものは33.10%、平成28年4月1日以降のものについては32.34%にそれぞれ変更されております。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は981百万円減少し、当連結会計年度に計上された法人税等調整額が
2,033百万円、その他有価証券評価差額金額が1,052百万円、それぞれ増加しております。
(企業結合等関係)
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(資産除去債務関係)
当連結会計年度
1 資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
(1)当該資産除去債務の概要
事務所の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。
(2)当該資産除去債務の金額の算定方法
使用見込期間を当該契約期間に応じて個別に見積り、割引率は1.45%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。
(3)当連結会計年度における当該資産除去債務の総額の増減
期首残高
時の経過による調整額
見積りの変更による増加
資産除去債務の履行による減少
期末残高
90
博報堂DYホールディングス
77百万円
0百万円
29百万円
△68百万円
39百万円
2 連結貸借対照表に計上しているもの以外の資産除去債務
当社グループは、賃貸借契約に基づき使用する事務所等について、退去時における原状回復に係る債務を有しておりますが、移転等が予定されて
いないものについては当該債務に関する賃借資産の使用期限が明確でなく、資産除去債務を合理的に見積ることができません。このため、当該債務
に見合う資産除去債務を計上しておりません。
前連結会計年度
1 資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
(1)当該資産除去債務の概要
当連結会計年度に同じ
(2)当該資産除去債務の金額の算定方法
当連結会計年度に同じ
(3)当連結会計年度における当該資産除去債務の総額の増減
期首残高
時の経過による調整額
見積りの変更による増加
資産除去債務の履行による減少
期末残高
41百万円
0百万円
66百万円
△29百万円
77百万円
2 連結貸借対照表に計上しているもの以外の資産除去債務
当連結会計年度に同じ
(賃貸等不動産関係)
当連結会計年度
当社の一部の子会社では、東京都その他の地域において、賃貸用のオフィスビル(土地を含む)並びに遊休土地等を保有しております。当連結会計
年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は561百万円(賃貸収益は売上高に、主な賃貸費用は売上原価に計上)であります。
また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、当期増減額及び時価は、次の通りであります。
百万円
連結貸借対照表計上額
当連結会計年度末の時価
当連結会計年度期首残高
当連結会計年度増減額
当連結会計年度末残高
17,580
△18
17,562
36,412
(注)1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。
2 当期増減額のうち、主な増加額は建物等の取得(95百万円)であり、主な減少額は減価償却(113百万円)であります。
3 当連結会計年度末の時価は、主として「不動産鑑定評価基準」に基づき不動産鑑定士の作成した「不動産調査報告書」に基づいております。
前連結会計年度
当社の一部の子会社では、東京都その他の地域において、賃貸用のオフィスビル(土地を含む)並びに遊休土地等を保有しております。当連結会計
年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は559百万円(賃貸収益は売上高に、主な賃貸費用は売上原価に計上)であります。
また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、当期増減額及び時価は、次の通りであります。
百万円
連結貸借対照表計上額
当連結会計年度末の時価
当連結会計年度期首残高
当連結会計年度増減額
当連結会計年度末残高
15,399
2,180
17,580
22,180
(注)1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。
2 当期増減額のうち、主な増加額は建物等の取得(2,560百万円)であり、主な減少額は減価償却(121百万円)と連結会社の入居(258百万円)であります。
3 当連結会計年度末の時価は、主として「不動産鑑定評価基準」に基づき不動産鑑定士の作成した「不動産調査報告書」に基づいております。
アニュアルレポート 2015
91
セグメント情報等
(セグメント情報)
当連結会計年度
1 報告セグメントの概要
当社の事業セグメントは、当社の構成単位のうち分離した財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するため
に、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは主に新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、デジタルメディア等各種媒体における広告業務取り扱い、及び広告表現に関する企画、制作並びに
マーケティング、PR等のサービスを行っており、当社は持株会社として存在し、事業活動は株式会社博報堂、株式会社大広、株式会社読売広告社、及
び株式会社博報堂DYメディアパートナーズを中核会社として実施しております。中核会社はそれぞれ関係会社を持ち、グループを形成、提供するサー
ビスについて包括的な戦略を立案し、事業を展開しております。従って、当社グループは中核会社の構成するグループ別のセグメントから構成されて
おります。
しかし、これらセグメントはいずれも上記の広告に関連するサービスを主な事業としており、その経済的特徴、サービスの提供方法及び販売方法、対
象とする市場及び顧客、業種に特有の規制環境等は概ね類似しており、また、これらを集約することは、当社グループの過去の業績を理解し、将来の
キャッシュ・フローの予測を適切に評価するための事業活動の内容及び経営環境についての適切な情報提供につながると判断できるため、当社グ
ループでは連結全体を1つの報告セグメントとしております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。
前連結会計年度
当連結会計年度に同じ
92
博報堂DYホールディングス
(関連情報)
当連結会計年度
1 製品及びサービスごとの情報
百万円
外部顧客への売上高
広告業
その他の事業
合計
1,129,479
1,585
1,131,064
2 地域ごとの情報
(1)売上高
百万円
日本
海外
合計
1,069,353
61,711
1,131,064
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
前連結会計年度
1 製品及びサービスごとの情報
百万円
外部顧客への売上高
広告業
その他の事業
合計
1,094,492
1,417
1,095,909
2 地域ごとの情報
(1)売上高
百万円
日本
海外
合計
1,051,672
44,237
1,095,909
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
アニュアルレポート 2015
93
(報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報)
当連結会計年度
当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。
前連結会計年度
当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。
(報告セグメントごとののれん償却額及び未償却残高に関する情報)
当連結会計年度
当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。
前連結会計年度
当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。
(報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報)
当連結会計年度
当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。
前連結会計年度
当社グループは、事業を集約し単一セグメントとしているため、記載を省略しております。
(関連当事者情報)
当連結会計年度
該当事項はありません。
前連結会計年度
該当事項はありません。
94
博報堂DYホールディングス
(1株当たり情報)
1株当たり純資産額及び算定上の基礎、1株当たり当期純利益金額及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額及び算定
上の基礎は、次の通りであります。
当連結会計年度
項目
(1)1株当たり純資産額
(算定上の基礎)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額(百万円)
普通株式に係る純資産額(百万円)
差額の主な内訳(百万円)
新株予約権
少数株主持分
普通株式の発行済株式数(千株)
普通株式の自己株式数(千株)
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(千株)
(平成27年3月31日)
707円30銭
282,729
263,577
197
18,954
388,558
15,903
372,654
(注)
「会計方針の変更」
‌
に記載の通り、退職給付会計基準等を適用し、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取り扱いに従っております。
この結果、当連結会計年度の1株当たり純資産額が37円76銭減少しております。
項目
(2)1株当たり当期純利益金額
(算定上の基礎)
連結損益計算書上の当期純利益(百万円)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
(3)潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
(算定上の基礎)
当期純利益調整額(百万円)
調整の主な内訳(百万円)
関係会社の発行する潜在株式(ストック・オプション)
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
53円22銭
19,879
19,879
373,574
53円16銭
△20
△20
(注)
「会計方針の変更」
‌
に記載の通り、退職給付会計基準等を適用し、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取り扱いに従っております。
この結果、当連結会計年度の1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益はそれぞれ、59銭及び65銭減少しております。
アニュアルレポート 2015
95
前連結会計年度
項目
(1)1株当たり純資産額
(算定上の基礎)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額(百万円)
普通株式に係る純資産額(百万円)
差額の主な内訳(百万円)
新株予約権
少数株主持分
普通株式の発行済株式数(千株)
普通株式の自己株式数(千株)
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(千株)
(平成26年3月31日)
629円66銭
254,510
239,054
209
15,246
388,558
8,903
379,654
(注)当社は、平成25年10月1日付で普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いましたが、1株当たり純資産額につきましては、
当該分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定し算定しております。
項目
(2)1株当たり当期純利益金額
(算定上の基礎)
連結損益計算書上の当期純利益(百万円)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
(3)潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
(算定上の基礎)
当期純利益調整額(百万円)
調整の主な内訳(百万円)
関係会社の発行する潜在株式(ストック・オプション)
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
49円31銭
18,721
18,721
379,656
49円27銭
△15
△15
(注)当社は、平成25年10月1日付で普通株式1株につき10株の割合をもって株式分割を行いましたが、1株当たり当期純利益金額、及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につきましては、
当該分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定し算定しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
96
博報堂DYホールディングス
連結附属明細表
(社債明細表)
該当事項はありません。
(借入金等明細表)
百万円
百万円
%
当期首残高
当期末残高
平均利率
返済期限
4,460
4,244
1.12
―
97
108
1.43
―
1年内返済予定のリース債務
118
162
2.42
―
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く)
509
244
1.81
平成28年~平成33年
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く)
288
380
1.36
平成28年~平成33年
―
―
―
―
5,475
5,139
―
―
区分
短期借入金
1年内返済予定の長期借入金
その他有利子負債
合計
(注)1「平均利率」については、期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後 5年以内における返済予定額は以下の通りであります。
区分
1年超2年以内
2年超3年以内
3年超4年以内
4年超5年以内
長期借入金(百万円)
119
67
26
21
リース債務(百万円)
168
116
72
20
(資産除去債務明細表)
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産
の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。
アニュアルレポート 2015
97
その他
当連結会計年度における四半期情報等
第1四半期
連結累計期間
売上高(百万円)
第2四半期
連結累計期間
第3四半期
連結累計期間
第12期
連結会計年度
(自 平成26年4月1日
(自 平成26年4月1日
(自 平成26年4月1日
(自 平成26年4月1日
至 平成26年6月30日)
至 平成26年9月30日)
至 平成26年12月31日)
至 平成27年3月31日)
259,705
534,516
823,134
1,131,064
税金等調整前四半期(当期)純利益金額(百万円)
6,423
17,787
29,262
38,924
四半期(当期)純利益金額(百万円)
2,773
9,423
15,763
19,879
7.37
25.16
42.16
53.22
第1四半期
連結会計期間
第2四半期
連結会計期間
第3四半期
連結会計期間
第4四半期
連結会計期間
1株当たり四半期(当期)純利益金額(円)
1株当たり四半期純利益金額(円)
(自 平成26年4月1日
(自 平成26年7月1日
(自 平成26年10月1日
(自 平成27年1月1日
至 平成26年6月30日)
至 平成26年9月30日)
至 平成26年12月31日)
至 平成27年3月31日)
7.37
17.85
17.01
11.05
本アニュアルレポートの作成と監査の位置付けについて
本(和文)アニュアルレポートの財務レビューは、有限責任あずさ監査法人(KPMG AZSA
LLC)の監査を受けた第 12 期の有価証券報告書に記載されている連結財務諸表を含む財務
内容を抜粋し、一部レイアウトを変更して掲載しております。また、内容に関しては、有価
証券報告書と相違が生じないように配慮して制作しております。
なお、アニュアルレポートの公平性及び充実化の観点から、和文アニュアルレポートを英
訳した英文アニュアルレポートも作成し、皆様にご提供することとしました。今回の英文ア
ニュアルレポートの財務レビューは、有価証券報告書の財務内容を抜粋した和文アニュアル
レポートの英訳となります。また、和文アニュアルレポートと英文アニュアルレポートとで
内容の重要な相違が生じないように配慮して英文アニュアルレポートを作成しております。
但し、アニュアルレポート自体は、和英ともに、有限責任あずさ監査法人による監査の対
象とはなっておりません。
98
博報堂DYホールディングス
主要なグループ会社一覧
2015年3月31日現在
博報堂グループ
国内
名称
住所
議決権の
所有割合
%
名称
住所
議決権の
所有割合
%
(連結子会社)
(株)博報堂 2, 5
東京都港区
100.00
(株)東京サーベイ・リサーチ
東京都中央区
(株)TBWA\HAKUHODO
東京都港区
60.00
(60.00)
(株)スパイスボックス
東京都港区
94.12
(94.12)
(株)TBWA\HAKUHODO
INTERNATIONAL1
東京都港区
50.00
(50.00)
(株)タンバリン
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)北海道博報堂
北海道札幌市
100.00
(100.00)
(株)ディー・ブレーン
東京都港区
60.00
(60.00)
(株)東北博報堂
宮城県仙台市
100.00
(100.00)
(株)STEVE N’STEVEN
東京都港区
83.00
(83.00)
(株)新潟博報堂
新潟県新潟市
100.00
(100.00)
(株)オズマピーアール
東京都千代田区
100.00
(100.00)
(株)北陸博報堂
石川県金沢市
100.00
(100.00)
(株)博報堂メディカル
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)静岡博報堂
静岡県静岡市
100.00
(100.00)
(株)バックスグループ
東京都渋谷区
100.00
(100.00)
(株)中国四国博報堂
広島県広島市
100.00
(100.00)
(株)中央アド新社
東京都中央区
85.10
(85.10)
(株)博報堂プロダクツ
東京都江東区
100.00
(100.00)
(株)博報堂クリエイティブ・ヴォックス
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)博報堂コンサルティング
東京都港区
(株)博報堂デザイン
iichi(株)
(株)SIX
神奈川県鎌倉市
100.00
(100.00)
85.00
(85.00)
東京都港区
100.00
(100.00)
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)コスモ・コミュニケーションズ
東京都港区
100.00
(100.00)
100.00
(100.00)
(株)KIDS DENTAL PARK
東京都港区
100.00
(100.00)
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)HAKUHODO THE DAY
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)博報堂ケトル
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)VoiceVision
東京都港区
90.00
(90.00)
(株)BrandXing
東京都港区
59.00
(59.00)
(株)博報堂キャスティング &
エンタテインメント
東京都港区
100.00
(100.00)
沖縄県那覇市
35.77
(35.77)
(株)博報堂マグネット
東京都中央区
100.00
(100.00)
合同会社 Spontena
(持分法適用関連会社)
(株)アドスタッフ博報堂
アニュアルレポート 2015
99
博報堂グループ
海外
名称
住所
議決権の
所有割合
%
名称
住所
議決権の
所有割合
%
(連結子会社)
Hakuhodo Deutschland GmbH
ドイツ
フランクフルト
100.00
(100.00)
Hakuhodo Percept Pvt. Ltd.1
インド
ニューデリー
50.00
(50.00)
博報堂香港有限公司
中国
香港
100.00
(100.00)
Cimigo Holdings Ltd.
中国
香港
51.00
(51.00)
上海博報堂広告有限公司
中国
上海
100.00
(100.00)
中国
上海
51.00
(51.00)
博報堂創意広告(上海)有限公司
中国
上海
100.00
(100.00)
Grebstad Hicks
Communications Ltd.
中国
香港
60.00
(60.00)
博報堂生活綜研(上海)
市場営銷諮詢有限公司
中国
上海
100.00
(100.00)
Ashton Consulting Ltd.
イギリス
サリー
65.00
(65.00)
中国
上海
51.00
(51.00)
HAKUHODO USA Inc.
米国
シカゴ
Hakuhodo Cheil Inc.
韓国
ソウル
51.00
(51.00)
Hakuhodo Asia Pacific Co., Ltd.
タイ
バンコク
100.00
(100.00)
Percept/H Pvt. Ltd.
インド
ムンバイ
50.00
(50.00)
Hakuhodo France S.A.S.
フランス
パリ
100.00
(100.00)
TBWA\G1 S.A.S
フランス
パリ
20.00
(20.00)
Southpaw Communications Ltd.
イギリス
100.00
タンブリッジウェルズ (100.00)
Delphys Hakuhodo (Thailand)
Co., Ltd.
タイ
バンコク
24.50
(24.50)
博報堂行政股 有限公司
(HAKUHODO ACTIVE Inc.)
台湾
台北
100.00
(100.00)
People’n Rich-H Sdn. Bhd.
マレーシア
クアラルンプール
25.00
(25.00)
台湾博報堂股 有限公司
(TAIWAN HAKUHODO Inc.)
台湾
台北
100.00
(100.00)
Inpress Advertising FZ-LLC
U.A.E.
ドバイ
25.01
(25.01)
MJW Hakuhodo Pty. Ltd.
オーストラリア
シドニー
100.00
(100.00)
北京代思博報堂広告有限公司
中国
北京
45.00
(45.00)
Hakuhodo Rus LLC
ロシア
モスクワ
100.00
(100.00)
広東省広博報堂広告有限公司
中国
広州
50.00
(50.00)
Hakuhodo Malaysia Sdn. Bhd.
マレーシア
シャーアラム
100.00
(100.00)
広東省広代思博報堂広告有限公司
中国
広州
25.00
(25.00)
Hakuhodo (Singapore) Pte. Ltd.
シンガポール
シンガポール
100.00
(100.00)
Hakuhodo & Saigon
Advertising Co., Ltd.
ベトナム
ホーチミン
上海誠越市場研究有限公司
(Consumer Insight Research Inc.)
100
博報堂DYホールディングス
65.00
(65.00)
上海光泉会展有限公司
(Ray Spring)
100.00
(100.00)
(持分法適用関連会社)
大広グループ
読売広告社グループ
国内
名称
国内
住所
議決権の
所有割合
%
(連結子会社)
名称
住所
議決権の
所有割合
%
(連結子会社)
(株)大広 2, 5
大阪府大阪市
100.00
(株)読売広告社 2
東京都港区
100.00
(株)大広関西
大阪府大阪市
100.00
(100.00)
(株)読広クロスコム
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)アド大広名古屋
愛知県名古屋市
100.00
(100.00)
(株)読売神奈川広告社
神奈川県横浜市
100.00
(100.00)
(株)大広九州
福岡県福岡市
100.00
(100.00)
(株)読広アドライン
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)大広北陸
富山県富山市
100.00
(100.00)
(株)インストアブランドコンサルティング 東京都港区
100.00
(100.00)
(株)大広西日本
広島県広島市
100.00
(100.00)
(株)読広エンタテインメント
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)中部朝日広告
愛知県名古屋市
58.42
(58.42)
(株)ショッパーインサイト
東京都港区
95.00
(95.00)
(株)朝日エリア・アド
大阪府大阪市
55.96
(55.96)
(株)大広メディアックス
大阪府大阪市
75.00
(75.00)
(株)大広 ONES
大阪府大阪市
100.00
(100.00)
読広(上海)広告有限公司
中国
上海
100.00
(100.00)
(株)ディー・クリエイト
東京都港区
100.00
(100.00)
台灣讀廣股份有限公司
台湾
台北
100.00
(100.00)
(株)D&I パートナーズ
東京都江東区
海外
(連結子会社)
100.00
(100.00)
博報堂 DY メディアパートナーズグループ
海外
国内
(連結子会社)
名称
大廣亞洲有限公司
中国
香港
100.00
(100.00)
大広(中国)広告有限公司
中国
上海
100.00
(100.00)
大広(北京)広告有限公司
中国
北京
100.00
(100.00)
大広(広州)広告有限公司
中国
広州
(100.00)
Daiko Vietnam Co., LTD.
ベトナム
ホーチミン
大廣国際廣告股份有限公司
Daiko Advertising India
Pvt Ltd.
住所
議決権の
所有割合
%
(連結子会社)
(株)博報堂 DY メディアパートナーズ 2
東京都港区
100.00
(株)博報堂 DY インターソリューションズ
東京都港区
100.00
(100.00)
(株)博報堂 DY スポーツマーケティング
東京都港区
100.00
(100.00)
100.00
(100.00)
(株)博報堂 DY アドステーション
東京都港区
台湾
台北
100.00
(100.00)
100.00
(100.00)
(株)ショウゲート
東京都港区
インド
チェンナイ
100.00
(100.00)
100.00
(100.00)
(株)T メモ
東京都港区
90.00
(90.00)
データスタジアム(株)2
東京都世田谷区
68.65
(68.65)
STORIES合同会社
東京都港区
77.20
(77.20)
東京都港区
93.40
(93.40)
東京都渋谷区
57.18
(57.18)
100.00
(株)オールブルー
デジタル・アドバタイジング・
コンソーシアム(株)2, 4
アニュアルレポート 2015
101
博報堂 DY メディアパートナーズグループ
kyu グループ
海外
名称
住所
議決権の
所有割合
%
名称
住所
議決権の
所有割合
%
(連結子会社)
(株)アド・プロ
東京都渋谷区
100.00
(100.00)
kyu Investment Inc.
米国
デラウェア
100.00
(株)博報堂アイ・スタジオ
東京都千代田区
100.00
(100.00)
Red Peak Group LLC
米国
デラウェア
100.00
(100.00)
(株)アイメディアドライブ
東京都渋谷区
100.00
(100.00)
SYPartners LLC
米国
カリフォルニア
100.00
(100.00)
(株)アイレップ 4
東京都千代田区
(株)プラットフォーム・ワン
東京都渋谷区
100.00
(100.00)
(株)トーチライト
東京都渋谷区
100.00
(100.00)
(株)Bumblebee
東京都渋谷区
79.45
(79.45)
住所
議決権の
東京都渋谷区
43.32
(43.32)
ユナイテッド(株)
1, 2, 4
65.56
(65.56)
(持分法適用関連会社)
国内
名称
所有割合
%
(連結子会社)
(株)博報堂 DY トータルサポート
東京都千代田区
100.00
(株)スーパーネットワーク
東京都港区
50.00
(50.00)
(株)博報堂 DY キャプコ
東京都港区
100.00
(株)mediba
東京都渋谷区
35.81
(35.81)
(株)博報堂 DY アイ・オー
東京都江東区
100.00
(株)広告 EDI センター
東京都中央区
29.85
(29.85)
東京都港区
100.00
(株)朝日広告社
東京都中央区
20.00
(20.00)
東京都港区
100.00
(株)デジタルブティック
東京都中央区
38.19
(38.19)
(株)メンバーズ
東京都中央区
18.95
(18.95)
(株)エムキューブ
18.03
(18.03)
(株)スイッチ・メディア・ラボ
4, 6
アドイノベーション(株)6
livepass(株)
東京都目黒区
東京都港区
東京都港区
6
6
東京都品川区
15.00
15.70
3 「議決権の所有割合」欄の( )内は子会社による間接所有の割合で内数であります。
米国
カリフォルニア
北京迪愛慈広告有限公司
中国
北京
シンガポール
シンガポール
100.00
(100.00)
98.88
(98.88)
100.00
(100.00)
(持分法適用関連会社)
博報堂DYホールディングス
(持分法適用関連会社)
2 特定子会社です。
STORIES INTERNATIONAL, INC.
Innity Corporation Berhad
(株)BASKET
1 持分は50%以下ですが、実質的に支配しているため子会社としたものです。
(連結子会社)
DAC ASIA PTE. LTD.
AD plus VENTURE(株)
22.41
(22.41)
海外
102
その他
マレーシア
プタリン・ジャヤ
25.10
(25.10)
4 有価証券報告書提出会社です。
5
(株)博報堂及び(株)大広については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売
上高に占める割合が10% を超えております。主要な損益情報等は、以下の通りであります。
(株)博報堂(百万円)
①売上高
②経常利益
③当期純利益
(株)大広(百万円)
658,757
113,460
17,426
1,165
9,711
867
④純資産額
141,373
11,554
⑤総資産額
347,912
52,267
6 持分は20%未満でありますが、実質的な影響力を持っているため関連会社としております。
会社情報
2015年3月31日現在
株式会社博報堂DYホールディングス
お問い合わせ先
設立:2003年10月1日
株式会社博報堂DYホールディングス IR部 資本金:10,000百万円
電話 :03-6441-9033 〒107-6320 東京都港区赤坂五丁目3番1号
FAX:03-6441-9065
URL:http://www.hakuhodody-holdings.co.jp
Email:[email protected]
博報堂グループ
読売広告社グループ
会社名
株式会社 博報堂
会社名
株式会社 読売広告社
本社所在地
〒107-6322 本社所在地
〒107-6105
東京都港区赤坂五丁目3番1号
東京都港区赤坂五丁目2番20号
電話
03-6441-8111
電話
03-3589-8111
創業
1895年10月
創業
1929年6月
設立
1924年2月
設立
1946年7月
代表取締役社長
戸田 裕一
代表取締役社長
中田 安則
社員数
(連結)
7,228人
社員数
(連結)
726人
URL
http://www.hakuhodo.co.jp
URL
http://www.yomiko.co.jp
博報堂 DYメディアパートナーズグループ
大広グループ
会社名
株式会社 大広
会社名
株式会社 博報堂 DY メディアパートナーズ
東京本社所在地
〒107-6107
本社所在地
〒107-6321
東京都港区赤坂五丁目2番20号
東京都港区赤坂五丁目3番1号
電話
03-6364-8111
電話
03-6441-9321
大阪本社所在地
〒530-8263
設立
2003年12月
大阪市北区中之島二丁目2番7号
代表取締役社長
大森 壽郎
電話
06-7174-8111
社員数
(連結)
2,883人
創業
1893年
URL
http://www.hakuhodody-media.co.jp
設立
1944年2月
代表取締役社長
落合 寛司
社員数
(連結)
1,479人
URL
http://www.daiko.co.jp
アニュアルレポート 2015
103
株式会社博報堂 DY ホールディングス
アニュアルレポート 2015
Printed in Japan