208 電磁気学とその演習1 後期 2単位 竹内 宏光 2年次

番号
授業科目名
電磁気学とその演習1
208
英語表記
Electromagnetism and Exercises 1
開講期
単位数
担当教員名
後期
年次
2単位
竹内
宏光
2年次
【授業の到達目標及びテーマ】
基礎物理学Ⅱ、基礎物理学Ⅱ-Aで学んだ電磁気学の理論体系を具体的な課題に適用することによって、
電磁気学の理解をさらに深めるとともに、応用力を養う。
そのため講義だけでなく、演習も行う。
【授業の概要】
真空中の理論体系を現象論的に拡張することで、静止物体中のMaxwell方程式を導く。物質中における静
電場、定常電流、静磁場、準定常電流に関する典型的な物理現象を取り上げ、その理論的解法と実践的な
演習問題を説明する。
【授業計画】
1.Maxwell方程式(第1―2回)
真空中のMaxwell方程式の復習,静止物体中のMaxwell方程式の概要
2.静電場と静磁場(第3―7回)
静電ポテンシャル,多重極展開,分極,誘電体,鏡像法,静電場のエネルギー,双極子間相互作用,電
流なしの静磁場,磁性体と誘電体
中間試験(第8回)
3.定常電流(第9―11回)
ベクトルポテンシャル,多重極展開,磁化,線状電流が作る磁場,オームの法則,外部起電力,キルヒ
ホッフの法則
4.電気力学(第12―14回)
電磁誘導,分極電流,物質中のMaxwell方程式,準定常理論,インダクタンス,電流回路に働く力
期末試験(第15回)
【テキスト又は参考書】
別途指定する。
【評価方法】
レポートおよび試験,出席点の総計で評価する。
【コメント】