「子どもの精神分析的心理療法士」資格候補生制度内規

NPO 法人 子どもの心理療法支援会
「子どもの精神分析的心理療法士」資格候補生制度内規
平成 27 年 2 月 15 日制定
第1 子どもの心理療法支援会定款の第3条の目的を達成するために、「子どもの精神分析的
心理療法士」資格候補生制度を設け、以下のように内規を定める。
第2 資格候補生制度は、当法人の事業(特に心理療法の支援事業)を担うべき人材が、必要
とされる高い専門性を習得するための研修の受講することを支援することを目的とする。
第3 資格候補生になるためには以下の3つの条件を満たし、理事会にて承認されなければな
らない。
1.
当法人の正会員(専門会員・ボランティア会員)であること
2.
乳児観察セミナーを修了していること、もしくは、自身の心理療法や精神分析を週 1
日以上の頻度で 1 年以上受けていること
3.
当法人が認定する「子どもの精神分析的心理療法士」の資格を取得し、心理療法実施
者として当法人の事業を支えていく意志があること
※必要性があると判断された時には、資格審査委員が面接を行う場合がある※
第4
資格候補生は研修プログラムのうち下記のプログラムについて通常の受講料から半額
を減免する。
1.
子どもの精神分析的心理療法 BASIC
2.
精神分析入門セミナー
3.
文献講読Ⅰ
4.
文献講読Ⅱ
5.
文献講読Ⅲ
第5 資格候補生が、審査に必要な 2 事例目のスーパーヴィジョンを当法人の指定スーパーバ
イザーに受ける際には 1 年間に限り料金の割引を受けることができる。減免した価格は 1
回 5000 円であり、20 回まで受けることができる。ただし、各スーパーバイザーが割引の
スーパーヴィジョンを引き受けるのは 1 名までとする。
第6 資格候補生を希望する者は、当該の研修プログラムが始まる前月の理事会(3 月の理事
会)までに所定の書式に必要事項を記入の上、事務局に提出しなければならない。
第7 資格候補生の期間は、移行制度期間内(2016 年 3 月)までとし、本制度開始後は新た
な内規に基づいて施行される。原則、移行期間内に資格審査に応募すること。ただ、特別
な事情がある場合は仮認定の制度を利用することができる(2019 年度の資格審査には申
請すること)
。
第8 資格候補生は、当 NPO が補助する発達相談サービスやアセスメントサービス、心理療
法支援を受けたケースなどの紹介を優先的に受けることができる。また、資格候補生の期
間は特別な事情が無い限りは年に 1 回(11 月頃)の総会に出席しなければならない。
第9 第3の条件を満たさなくなれば、その時点で資格候補生の権利は失効となる。また、本
法人の名誉を傷つけ、または目的に反する行為をした時には理事会の判断のもとに資格候
補生の権利を剥奪する。