島大病院ニュース vol.25 2015.11

Shimane University Hospital
ホスピス緩和ケア週間のイベントを開催
なかたに としひこ
11
2015年
Shimane University Hospital
島大病院ニュース
Vol.2 5
月
緩和ケアセンター センター長 中谷 俊彦
日本ホスピス緩和ケア協会は、世界ホスピス緩
和ケアデーに合わせて、国内各施設にイベント開
催を勧めています。当院緩和ケアセンターでは
「ひろめよう!
!緩和ケア」をテーマとする附属病院
のイベントを企画して、10 月 8 日
(午前 10 時∼
12 時)、病院玄関ホールで、院内各部門のスタッ
フの協力により開催しました。
第1部
・病院長挨拶
・院内職員臨時劇団の寸劇
・緩和ケアミニ講座
・相談コーナー
・ビデオ上映
・栄養補助食品の試食・試飲
・リーフレット配布
・ポスター・冊子・パネルの掲示
職員劇団による寸劇は、医療用麻薬を拒む患者さん
(出雲弁ネイティブ)の誤解を解いていく内容で、熱演と
解説ボードの登場などで患者さん・ご家族へわかりやすくアピールしました。参加者みなさんの関心は高く、用
意した 500 部のリーフレットは全て配布できました。
第 2 部は、18 時から島根大学医学部看護学科矢田昭子教授による
「終末期患者の家族への支援」の講演会
があり、活発な質疑応答も行われて今回のイベントを終えることができました。今後とも患者さん・ご家族への緩
和ケア普及活動に努めていく所存です。
島根大学医学部における研修会
島根大学医学部における
研修会・講演会・セミナー開催情報
セミナー開催情報
11月15日∼12月14日
開催日
時間
対象者: 一般 一般市民 医療 医療関係者 本学 本学教職員・学生
場所(★印 学外開催)
対象者
開催名
11/15(日) 9:30∼11:30
外来・中央診療棟3階 カンファレンスルームだんだん
一般
平成27年度 島根県がんピアサポーター相談会
11/15(日) 14:00∼ ★パルメイト出雲
一般
市民公開講座
「むねやけ、
便秘:あなどることなかれ」
第3回:むねやけ あなどることなかれ!!ふたたび
11/16(月) 18:00∼19:30
外来・中央診療棟2階 カンファレンスルームさくら
医療 本学
心電図「すこし突っ込んだ話」第3回ほっとけない不整脈 頻脈編
11/21(土) 10:00∼15:00
看護学科棟1階N11番教室 第2実習室
医療 本学
グループで学ぶ対人援助サービス職のためのコンサルテーション
11/21(土) 10:00∼16:30
看護学科棟1階N12番教室
一般
平成27年度 島根県がん相談員等中央研修会
11/24(火) 18:00∼19:00
みらい棟2階 共通カンファレンス
一般 医療 本学
地域医療セミナー「出雲弁の患者さんとコミュニケーションをとるために」
11/26(木) 18:45∼20:30
みらい棟4階 ギャラクシー
医療 本学
出雲血液疾患セミナー
11/27(金) 13:00∼18:00
外来・中央診療棟3階 カンファレンスルームだんだん
医療
研修医セミナー
11/28(土) 9:00∼17:00
看護学科棟1階N11番教室
医療 本学
平成27年度 出雲NST研修会
11/29(日) 14:00∼ ★パルメイト出雲
一般
市民公開講座
「むねやけ、
便秘:あなどることなかれ」
第4回:便秘 あなどることなかれ!!ふたたび
11/29(日) 9:00∼12:40
臨床講義棟2階 大講義室
一般 医療 本学
認知症予防・治療・介護の最前線シンポジウム2015
11/30(月) 18:00∼19:30
外来・中央診療棟2階 カンファレンスルームさくら
医療 本学
心電図「すこし突っ込んだ話」第4回ほっとけない不整脈 徐脈編
12/13(日) 14:00∼ ★パルメイト出雲
一般
市民公開講座
「むねやけ、
便秘:あなどることなかれ」
第5回:便秘 あなどることなかれ!!!みたび
Vol.25
2015
11
島大病院ニュース
詳細については、医学部・附属病院ホームページ【研修会・講演会・セミナー】をご覧ください。
平成27年11月発行
編集・発行 島根大学医学部附属病院「病院ニュース」編集委員会
問 合 せ 先 島根大学医学部附属病院 医療サービス課 医療支援(地域医療)担当
TEL:0853-20-2068 FAX:0853-20-2063
◆島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ホ ー ム ペ ー ジ h t t p : / / w w w . me d . s h i man e -u . ac . jp / h os p i t a l/
CONTENTS
・ 地域周産期母子医療センターに指定されました
・ ホスピス・緩和ケア週間のイベントを開催
・ 炎症性腸疾患(IBD)センターについて
・ 島根大学医学部における
研修会・講演会・セミナー開催情報
Shimane University Hospital
診療科 の取り組み
Department of efforts
産 科・婦 人 科
消化器内科
外来TEL
医局TEL
FAX
外来TEL
病棟TEL
医局TEL
FAX
0853-20-2389
0853-20-2268
0853-20-2264
地域周産期母子医療センターに指定されました
炎症性腸疾患
(IBD)
センターについて
きょう さとる
いしはら しゅんじ
消化器内科 副診療科長 石原 俊治
産科・婦人科 診療科長 京 哲
当院はこれまで特定機能病院として、合併症妊娠や胎児異常など、高度な医療が必要な患者さんを受け入れるこ
潰瘍性大腸炎(UC)やクローン病(CD)など
とを使命として県の周産期医療の充実に携わってまいりました。一方、早産、未熟児は総合周産期母子医療センター
の炎症性腸疾患(IBD)は、厚生労働省の特定
である島根県立中央病院と地域周産期母子医療センターである松江赤十字病院、益田赤十字病院にて受け入れを
疾患に指定されている原因不明の難治性疾患
行う役割分担が行われていました。
で、いずれの疾患も最近の 10 年間で患者数が
しかしながら 2013 年度より当院の小児外科、小児心臓外科の受け入れ態勢が整い、広く中国地方全域から搬送
急速に増加しています(図 1, 2)。島根県におけ
されるハイリスクの小児または妊婦が増加した結果、NICU の稼働が急増し、近隣施設からの母体搬送を受け入れ
る IBD の患者数は 2013 年度で UC が 837 人、
できない状況が度々発生しておりました。
このための抜本的対策として、NICU の後方支援ベッドである GCU の設置
CD が 207 人ですが、この 10 年間における患
登録者証交付件数
医療受給者証交付件数
者数は UC で 2 倍、CD で 1.6 倍と本県におい
(12 床の予定)
と NICU の移転の準備を進めております。
これに伴い、平成 27 年 10 月より島根県の地域周産期母子医療センターの指定を受けました。今後は他の周産期
ても患者数の伸びは急速となっています(図 3)。
母子医療センターとの連携を深めながら、高難度の治療や手術を要するハイリスク妊婦、胎児異常に対応すべく体制
患者数の急速な増加と治療法の多様性とい
を強化してまいりたいと考えております。
う側面から、診療に際しては消化器内科医だけ
図 1 潰瘍性大腸炎患者数推移
(医療受給者証・登録者証交付件数)
でなく、消化器外科医、精神科医、薬剤師、栄養
島根県の周産期医療体制の分担
島根県立中央病院
島根大学病院
(小児外科、
小児心臓外科)
ポートが必要となります。そこで、これらのメン
バーを中心とした IBD センターを附属病院に設
置することで、診断、検査、治療が円滑におこな
える環境を整え、チームとして IBD 診療をおこ
なっていきます。
県内あるいは県外の医療機関の皆様には、
超未熟児
母体の高度合併症
医療受給者証交付件数
士、地域連携室スタッフなど、様々なスタッフのサ
(特定機能病院、地域周産期母子医療センター)
未熟児
登録者証交付件数
士、看護師、化学療法外来看護師、臨床工学技
(総合周産期母子医療センター)
早産
0853-20-2381
0853-20-2493
0853-20-2190
0853-20-2187
胎児異常
診断に苦慮する症例、難治性で寛解に至らない
症例はもちろんのこと、IBD 診療に関することで
図 2 クローン病患者数推移
(医療受給者証・登録者証交付件数)
図3
あれば、どのような内容におきましても対応できる
(地域周産期母子医療センター)
(地域周産期母子医療センター)
松江赤十字病院
益田赤十字病院
体制作りを目指しております。
これまでの臨床経
潰瘍性大腸炎
クローン病
(人)
(人)
験を活かしながら、地域の IBD 診療ネットワーク
の中心を担っていく所存ですので、気軽にご相
松江・隠岐地域の
周産期医療機関
出雲地域の
周産期医療機関
県西部地域の
周産期医療機関
談いただきますようお願い申し上げます。
(年度)
問合せ先 産科・婦人科外来 TEL 0853-20-2389
問合せ先 内科外来 TEL 0853-20-2381
島根県特定疾患医療受給者証所持者数
(年度)
島大病院ニュース
2 0 1 5 年 1 1月
̤౶̵ͣ
島大病院ニュース
2015年11月
൐˳ᘉửဇẟẺ
໯̛᙭ႎЈဃЭ౨௹ử᧏‫ڼ‬ẲộẲẺ
̤౶̵ͣ
ዡ፠ႎࣇဃཋ౨Ј૾ඥỉᄩᇌỉẺỜ
ἰἽἓἩἾἕἁἋ ᵮᵡᵰ ඥửဇẟẺ౨௹ử᧏‫ڼ‬ẲộẲẺὲ
たけたに
たけし
輸血部 部長 竹谷 健
きょう さとる
産科・婦人科 診療科長 京 哲
やまぐち せいじ
臨床遺伝診療部 部長 山口 清次
2015年11月から、当院では、
「 網羅的微生物検出方法の確立のためマルチプレックスPCR法を用いた検査」を
開始しました。本研究は、腫瘍・血液内科、肝臓内科、眼科などとの共同研究であり、将来的には先進医療として実
施する予定であります。2015年の6月から先進医療として実施している
「リアルタイムPCR法によるEBウイルス感
11 月 2 日から、母体血を用いて胎児の染色体異
染症迅速診断」に続く、感染症に対する遺伝子診断検査です。
常を調べる出生前検査を開始しました。
現在、当院では、抗がん薬や免疫抑制薬による治療に加えまして、造血幹細胞移植や腎移植などの移植医療を
妊婦さんの血液中には、胎盤から漏れ出てくる
精力的に行っています。
これらの免疫が低下した状態の患者さんは、易感染性であり、様々な感染症が引き起こ
赤ちゃん由来の DNA が混入していることがわ
されます。
これらの感染症を迅速に診断し、治療をすることは極めて大切です。そのため病原体を迅速かつ正確
かっています。
この妊婦さんの血液を流れる赤
ちゃん由来 DNA の断片を分析することによって、
赤ちゃんの 3 つの染色体異常(21 番、18 番、13
番)を検出します。
これまでの出生前検査(羊水検
査など)に比べて、妊婦さんの血液を使用するた
め、
非侵襲的な検査です。現在、全国約 50 施設で行われていますが、山陰では当院が初めてとなります。
に診断する方法として、病原体の遺伝子を抽出(病原体の生死にかかわらず抽出することができる)
してその遺
伝子を増幅(病原体が少なくても遺伝子を増幅するため検出可能)
して検出方法するPCR法の改良により、迅速・
簡便・正確にかつ同時に網羅的に微生物(ウイルス、真菌、細菌、原虫など)を検出する方法(マルチプレックス
PCR法)が開発されました。
また、多項目を同時に測ることによりコストも安価に抑えることも可能になっておりま
す。以上のような利点を生かして、数種類の病原体を同時に測定する
「日和見感染」、
「 肝炎」、
「 眼科」の3つのセッ
トを準備して、実施します。陽性になった病原体は、
リアルタイムPCR法で確認します。
具体的には、
この検査を希望された場合、当院産科(月∼金曜日の毎日可能)
を受診して頂き、高年妊娠な
どの条件を満たした妊娠 10 ∼ 15 週の妊婦さんおよびそのパートナー同伴で、遺伝カウンセリングを受け
て頂き、検査を受ける意味、検査の限界、検査の結果とその後の対応などをご説明させて頂きます。
その後、
自律的な意思でこの検査を希望された妊婦さんの血液(約 20ml)を採血します。
検査結果(約 2 週間かかり
ます)は遺伝カウンセリング外来で説明させて頂き、検査結果が染色体疾患を疑う結果であった場合には、
その結果の意味やその後の確定的検査を受けるかどうかの判断などについて、自ら判断して頂けるように
遺伝カウンセリングを行いながら、
産科および小児科のスタッフとともにサポートいたします。
࿚̵ࣣ୶
小児科外来:TEL 0853-20-2383
࿚̵ࣣ୶
輸血部 TEL:0853-20-2421
お知らせ
平成27年11月発行
編集・発行 島根大学医学部附属病院「病院ニュース」編集委員会
問 合 せ 先 島根大学医学部附属病院 医療サービス課 医療支援(地域医療)担当
TEL:0853-20-2068 FAX:0853-20-2063
お知らせ
平成27年11月発行
編集・発行 島根大学医学部附属病院「病院ニュース」編集委員会
問 合 せ 先 島根大学医学部附属病院 医療サービス課 医療支援(地域医療)担当
TEL:0853-20-2068 FAX:0853-20-2063
島大病院ニュース
◆ 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ホ ー ム ペ ー ジ h ttp :/ / www.m e d.s h i m a n e -u.a c.j p/h o s pi ta l /
島大病院ニュース
◆ 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ホ ー ム ペ ージ h t t p :/ /w w w. m ed. s h i m an e -u. ac. j p / h o sp i t a l /
̤౶̵ͣ
島大病院ニュース
2 0 1 5 年 1 1月
島大病院ニュース
2015年11月
Ẑࠎ‫ݲ‬ầỮ‫ٳ‬ஹẑử᧏‫ڼ‬ẲộẲẺ
すずみや じゅんじ
̤౶̵ͣ
̝ᡫီࠝ‫ٳ‬ஹửᘍẾềẟộẴ
腫瘍センター センター長 鈴宮 淳司
腫瘍センター センター長 鈴宮 淳司
「希少がん」
とは、特定のがんのことをいうのではなく、年
主な希少がんの種類
間の発生率が 10 万人当たり 6 人未満で、
患者さんの数が少
肉腫(サルコーマ)
ないために診療や治療の課題が他のがん種に比べて大き
いものをいいます。
例えば、肉腫、悪性脳腫瘍、皮膚腫瘍など
のことです。
希少がんは、情報が少なく、
そのため治療法の確
䞉㦵䛾⫗⭘
䞉㌾㒊⫗⭘
䞉Ꮚᐑ⫗⭘
䞉GIST
䛺䛹
脳腫瘍
本年度より当院の消化器内科では便通異常外来と言う便秘症を中心とした特殊外来を開始しております。完全
䞉⚄⤒⭺⭘
䞉⭺ⱆ⭘
䞉ᫍ⣽⬊⭘
䞉୰ᯡᛶᝏᛶ䝸䞁䝟⭘ 䛺䛹
予約制の専門外来で月曜日の午後に開いております。便秘や下痢で悩む患者さんは多く、様々な治療が行われて
皮膚腫瘍
立されていないことが多くあります。
当院では、院内キャンサーボードを定期的に開催し、希少
がんの症例を含む治療方針の決定が難しいがん患者さんに
関して、放射線科や放射線治療科、病理診断科、外科系のス
タッフなどとともに、症例を検討し、治療方針を決定し、治療
眼腫瘍
䞉ᝏᛶ㯮Ⰽ⭘
䞉᭷Ჲ⣽⬊⒴
䞉⾑⟶⫗⭘
䞉ஙᡣእ䝟䝆䜵䝑䝖⑓ 䛺䛹
䞉⥙⭷ⱆ⣽⬊⭘
䞉⬦⤡⭷ᝏᛶ㯮Ⰽ⭘
䞉║ෆ䝸䞁䝟⭘
䞉║▛⭘⒆
胸・腹部の希少がん
䛺䛹
希少がん外来では、ご紹介いただいた患者さんは、原則
院内キャンサーボードで検討し、当院としての治療方針を決
ᅜ❧䛜䜣◊✲䝉䞁䝍䞊㻌㻌ᕼᑡ䛜䜣䝉䞁䝍䞊㻌㻌䝩䞊䝮䝨䞊䝆䜘䜚
䛺䛹
性胃腸炎などの器質的疾患の混入を心配させます。便通異常外来では診療所、病院の先生方から紹介いただい
定、セリアック病のスクリーニング検査を行い、患者さんごとに最良の治療法を提案しております。
病院内外にポ
その他の希少がん
䞉⫈ჾ䛜䜣
䞉⭢ᵝᄞ⬊䛜䜣
䞉ཎⓎ୙᫂䛜䜣
います。治療抵抗性の頑固な便秘や、繰り返す下痢は患者さんの QOL を低下させるだけでなく、大腸癌や好酸球
た患者さんに一般的な精密検査を行うことに加えて、腸管通過時間の測定や腸内細菌叢によるガス産生能の測
䞉⚄⤒ෆศἪ䛜䜣
䞉ᒀ⭷⟶䛜䜣
䞉๪⭈䛜䜣
を行っています。
きのした よしかず
消化器内科 診療科長 木下 芳一
䛺䛹
スターを掲示しお知らせをしておりますが、便通異常でお困りの患者さんがおられましたらご紹介いただきます
と幸いです。
精査の上、
最良の治療法を提案させていただきます。
便通異常(便秘と下痢 )外来 が始まりました
定します。
担当科がはっきりしない、治療方針の決定が難しいがん患者さんがいらっしゃいましたら、ご紹介をお願
い申し上げます。
院内キャンサーボードを用いた希少がん外来の患者さんの治療方針の決定の流れ
ਭ൧峼ൌ஦岿島峵্峙੒৺峼峁峐ৣ岿岮岞
‫ق‬৴௚崣嵛崧嵤 ‫ك‬
‫ق‬৴௚崣嵛崧嵤‫ك‬
院内キャンサーボード
確実な診断
希少がん外来
患者情報
患者背景
検査データ
最適の治療方針
・手術
・化学療法
・放射線治療
・症状緩和
療養生活支援
心理社会的支援
࿚̵ࣣ୶
・外科系医師
・内科系医師
・化学療法医
・放射線治療医
・放射線科医
・病理医
・緩和ケア医
・看護師
・薬剤師
・MSW
など
‫پ‬峔岴岝ງஂ૾岶峔岮峒৳૫ਗಡ৷௜ുા
৞岶૑ਏ峒峔峴峨峃岞
৞岶૑ਏ峒峔峴峨峃岞
岵岵峴峎岻ୢ峘੔ে峒ৼ୥岿島岝ງஂ૾峼岴
੅峋岹峊岿岮岞
個々の患者・家族
にとって質の高い
がん医療の提供
便の回数、便の状態
(量・色・形など)がいつもと異なっている状態を
『便通異常』
と言います。
主に便秘や下痢のことを指しますが、誰もが一度は経験するこれらの症状が慢性的に続く場合には
病気が隠れている可能性もあります。
消化器内科では4月から毎週月曜日の午後
『便通異常
(便秘と下痢)専門外来』
をスタートしました。
厚生労働省の資料より改変
腫瘍外来:0853-20-2398
気になる症状がおありの方は受診をおすすめします。
࿚̵ࣣ୶
地域医療連携センター TEL:0853-20-2061 FAX:0853-20-2063
お知らせ
平成27年11月発行
編集・発行 島根大学医学部附属病院「病院ニュース」編集委員会
問 合 せ 先 島根大学医学部附属病院 医療サービス課 医療支援(地域医療)担当
TEL:0853-20-2068 FAX:0853-20-2063
お知らせ
平成27年11月発行
編集・発行 島根大学医学部附属病院「病院ニュース」編集委員会
問 合 せ 先 島根大学医学部附属病院 医療サービス課 医療支援(地域医療)担当
TEL:0853-20-2068 FAX:0853-20-2063
島大病院ニュース
◆ 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ホ ー ム ペ ー ジ h ttp :/ / www.m e d.s h i m a n e -u.a c.j p/h o s pi ta l /
島大病院ニュース
◆ 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ホ ー ム ペ ージ h t t p :/ /w w w. m ed. s h i m an e -u. ac. j p / h o sp i t a l /
̤౶̵ͣ
島大病院ニュース
2 0 1 5 年 1 1月
̤౶̵ͣ
島大病院ニュース
2015年11月
ẲộỈ඙᬴἟ἕἚỉ᧏‫ڼ‬Ệếẟề
なおら こうじ
Ễạẹấൢ᠉ỆᴾẐỐỤẾểẑᴾửắМဇɦẰẟ
臨床研究センター治験管理部門長 直良 浩司
患者図書室
「ふらっと」
は、患者さんやご家族が、病気や治療法について学んだり調べたりして理解を深め、また、
当院は本年9月より島根県立中央病院と協力して治験を実施する「しまね治験ネット」をスタートさせました。
し
まね治験ネットは、以下のような特徴を有しており、出雲市内に所在する2つの急性期病院である当院と島根県立
中央病院において同一の治験を実施することで、治験手続きの効率化、症例エントリーの迅速化および症例集積
性の向上を目指します。
ゆったりと読書ができる憩いの場所です。
「ふらっと」
の名前には、
「誰もが気軽に立ち寄って利用してほしい」
との思いが込められています。
開設 : 2005 年(平成 17 年)2 月 1 日
場所 : 外来 1 階
(待合ホール奥)
・契約までの治験受入窓口を一元化
(ネット事務局=島根大学医学部附属病院臨床研究センター治験管理部門)
面積 : 25 ㎡
・合同ヒアリングの開催
開室時間 : 平日 8:30 ∼ 17:15
(土・日・祝・年末年始除く)
・中央 IRB による審査
蔵書 : 約 4,000 冊
(一般図書、医療関連図書約半々)
・治験経費算定方法の統一
設備 : インターネット検索用パソコン 2 台
・治験業務手続き、書式の統一
スタッフ : 専任司書 1 名
(ボランティア 4 名)
閲覧・貸出 : どなたでも!
! ・しまね治験ネット Web サイトによる情報提供、
など
このような仕組みにより、複数の医療機関へ別々に治験を依頼する場合と比較して、治験依頼者にとって事務手
続きや申請書類の作成などの負担軽減、治験経費の節減などを図ることができ、当院や島根県立中央病院へ依頼
される治験件数の増加が期待できます。
このことは、これまでの治療で十分な治療効果が得られていない患者さん
などへ、治験という新たな治療法を試す機会をより多く提供できることにつながり、地域の皆様にとってメリットが
また、
各病棟談話室に、
ふらっと蔵書リストを設置し、
読みたい本をリクエストしてもらい病室に届けるサービ
スもしています。病室から出る事が難しい患者さんにも
とても好評です。
大きいと考えています。
しまね治験ネット
26年度図書貸出内訳(冊)
【平成26年度利用統計】
症例登録進 管理
逸脱防止策検討
中央IRB事務
ネット情報提供
年合計
治験実施
中央IRB審査
☆週 3 回、
病棟巡回貸出
(出張貸出)
をしています。
島根県立中央病院
ධᐊ⪅ᩘ
㈚ฟ෉ᩘ
㻡㻘㻥㻥㻤ே
㻢㻘㻜㻢㻝෉
䝛䝑䝖฼⏝௳ᩘ
㻝㻘㻞㻢㻡௳
ᐤ㉗෉ᩘ è
㻡㻡㻠෉
日平均
㻞㻢ே
㻞㻢෉
㻢௳
㻞෉
月平均
㻡㻜㻜ே
㻡㻜㻡෉
㻝㻜㻡௳
㻠㻢෉
一般図書計
5,181
医学図書計
880
治験実施
島根大学医学部
附属病院
èふらっとでは、寄贈図書を随時受け入れています。
寄贈等に関するお問い合わせは、[email protected] または 0853-23-2160 までお願いします。
࿚̵ࣣ୶
臨床研究センター 治験管理部門 TEL:0853-20-2744
お知らせ
平成27年11月発行
編集・発行 島根大学医学部附属病院「病院ニュース」編集委員会
問 合 せ 先 島根大学医学部附属病院 医療サービス課 医療支援(地域医療)担当
TEL:0853-20-2068 FAX:0853-20-2063
お知らせ
平成27年11月発行
編集・発行 島根大学医学部附属病院「病院ニュース」編集委員会
問 合 せ 先 島根大学医学部附属病院 医療サービス課 医療支援(地域医療)担当
TEL:0853-20-2068 FAX:0853-20-2063
島大病院ニュース
◆ 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ホ ー ム ペ ー ジ h ttp :/ / www.m e d.s h i m a n e -u.a c.j p/h o s pi ta l /
島大病院ニュース
◆ 島 根 大 学 医 学 部 附 属 病 院 ホ ー ム ペ ージ h t t p :/ /w w w. m ed. s h i m an e -u. ac. j p / h o sp i t a l /
島大病院ニュース
2 0 1 5 年 1 1月
お知らせ
病院内「市民ギャラリー」作品紹介
10 月 5 日
(月)
より、全日本写真連盟の会員である、大成清美 様、安部由美子 様、嘉藤誠一 様、松浦良光 様の
写真作品を展示しています。
展示内容の概要は以下の通りです。
大成 清美
「美」 平成 23 年 4 月 「国画会」 写真部門 入選
「日本舞踊」 平成 23 年 4 月 「国画会」 写真部門 出品
安部 由美子
「夢」 平成 26 年 4 月 「国画会」 写真部門 入選
「祈り」 平成 26 年 4 月 「国画会」 写真部門 出品
嘉藤 誠一
「雨あがり」
平成 26 年 11 月 「第 47 回 島根県総合美術展」 優秀賞
「らせん階段」 平成 27 年 4 月 「国画会」 写真部門 入選
松浦 良光
「アンティーク」 平成 24 年 4 月 「国画会」 写真部門 入選
「モニュメント」 平成 24 年 4 月 「国画会」 写真部門 出品
当院市民ギャラリーにお立ち寄りいただき、実際の作品をご覧ください。
今後も、市民の皆様から広く絵画や写真の作品を募集いたします。
詳細につきましては、当院のホームページ
に掲載してお
(http://www.med.shimane-u.ac.jp/hospital/)
りますので、
ご覧ください。
この取り組みを通じて、今後、一層地域に根ざした病院となるよう努めて参りますので、引き続き、当院
に対するご支援をよろしくお願いいたします。
申込・問合せ先 総務課企画調査係 TEL:0853-20-2019
お知らせ
島大病院ニュース
平成27年11月発行
編集・発行 島根大学医学部附属病院「病院ニュース」編集委員会
問 合 せ 先 島根大学医学部附属病院 医療サービス課 医療支援(地域医療)担当
TEL:0853-20-2068 FAX:0853-20-2063
◆島根大学 医 学 部 附 属 病 院 ホ ー ム ペ ー ジ h t t p : / / w w w . me d . s h i ma n e -u . a c . jp / h os p i t al/