JCOAL Journal - 財団法人・石炭エネルギーセンター(JCOAL)

JCOAL Project
■ JCOAL 活動レポート
G20 Energy Efficiency Action Plan, Electricity Generation,
Workshop on Clean Coal Technology
アジア太平洋コールフローセンター 藤田 俊子
日本政府(資源エネルギー庁藤井敏彦国際資源エネル
ギー戦略統括調整官)
・豪州政府(ハルマン産業科学省石炭
鉱物部長)共同議長のもと、G20 ENERGY EFFICIENCY
ACTION PLAN, ELECTRICITY GENERATION,
Workshop on Clean Coal Technology が、5 月 25 日(月)
夕刻、トルコ共和国イスタンブール市タラビヤ地区ホテル
にて開催された。JCOAL は、本ワークショップを共催し、
事務局として参加した。尚、5 月 25 日(月)~ 26 日(火)
にかけては、ワークショップの上部会合であるエネルギー
持続性作業部会(ESWG; Energy Sustainability Working
Group)も同会場で開催された。
藤井調整官 日本政府代表
開会挨拶 1
本ワークショップには、70 名強が参加し、石炭の重要性、
高効率石炭火力発電技術の研究開発の重要性を積極的に協
議し、翌 26 日、日豪両政府議長により、上部会合である
ESWG で報告された。
概要は以下の通り。
基調講演/ I E A 局長;
「石炭は今後も重要な電源である
ので、高効率石炭火力発電の導入は不可欠。非 O E C D ア
ジア諸国では電化はまだまだ途上であり、電力需要は急増
の見込み」
セッション 1(政策と技術)
共同議長豪政府代表 Kathy Harman 部長
開会挨拶 2
登壇者(IEA-GHG、インドネシア・エネルギー鉱物資源
省電力総局、東京理科大学、PEABODY 社)
「急増する電力需要に対応するために高効率低排出石炭
火力発電の導入は不可欠。エネルギーアクセス、経済発展
気候変動対策との双方に対応するための技術開発、政策支
援に取り組んでいくことが重要」
セッション 2(ファイナンス)
登壇者(ADB、インド火力発電公社)
「途上国を対象とした高効率石炭火力導入への公的金融
支援は必要である」
G20 ESWG Aytekin 議長(トルコ政府)
開会挨拶 3
日本からの登壇者 東京理科大橘川教授
参加セッション
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