e-Tax における今後の利便性向上施策を公表 ヤマダ総合公認会計士

2015年
7月 7日
No.401
ヤマダ総合公認会計士事務所
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e-Tax における今後の利便性向上施策を公表
国税庁はこのほど、e-Tax における今後の利便性向上施策のうち、主な施策について、その概要
等を明らかにしました。e-Tax については、昨年9月に決定したオンライン手続きの利便性向上に
向けた「財務省改善取組計画」(財務省行政情報化推進委員会決定)に基づき、新たな認証方式
の導入や添付書類のイメージデータによる提出などの利便性向上施策の導入に向けて準備を進め
ています。
主な施策の一つは、e-Tax で申告や申請等を行う場合、別途郵送等で書面による提出等を行って
いる添付書類について、平成28年4月1日からと29年4月1日からと2段階に分けて、書面
による提出に代えて、イメージデータ(PDF 形式)による提出を可能とすることです。
来年4月からイメージデータによる提出が可能となる対象手続きは、
1)法人税、消費税(法人)、酒税の申告、
2)所得税、消費税(個人)、贈与税、相続税関係以外の申請等
平成29年1月4日(水)から、イメージデータによる提出が可能となる対象手続きは、
1)所得税、贈与税の申告、
2)所得税、消費税(個人)、贈与税、相続税関係の申請等、
となっています。
二つ目の主な施策は、平成29年1月4日から e-Tax における新たな認証方式を導入します。
個人の利用者について、現行の公的個人認証サービスに基づく電子証明書を利用する認証方式に
加えて、公的個人認証サービスに基づく電子証明書や IC カードリーダライタを利用しない新たな
認証方式を導入します。ただし、e-Tax で申告等を行う場合は、利用者の方の選択により、引き続
き、現行の認証方式を利用することができます。
新たな認証方式では、e-Tax の開始届出書の提出時に本人確認を行い、その確認に基づき通知さ
れた利用者識別番号(ID)及び暗証番号(PW)を使用して e-Tax で申告等を行う場合は、公的個
人認証サービスに基づく電子証明書の添付を要しないこととなります。
なお、開始届出書の提出時の本人確認は、
1)携帯電話等を利用した音声通信認証による本人確認、
2)公的個人認証サービスに基づく電子証明書の添付による本人確認、
3)税務署への来署時における職員による本人確認、
のいずれかの方法で行います。
●詳細は、下記よりご確認いただけます。
(2015 年 6 月 16 日付 国税庁 e-Tax「e-Tax における今後の利便性向上施策について」発表)
http://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_ribenseikojo.htm