第8回定例教育委員会会議録(抜粋)

平成27年第8回定例教育委員会
平成27年8月27日(木曜日)
開会
午前10時00分
閉会
午前10時38分
○議事日程
日程第1
会期の決定
日程第2
会議録署名委員の指名
日程第3
報 告 第 45号
諸般の報告
日程第4
報 告 第 46号
浦幌町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例第2条に基
づく報告について
日程第5
議 案 第 36号
平 成 28年 度 に 使 用 す る 小 学 校 用 及 び 中 学 校 用 教 科 用 図 書 並 び に
平 成 28年 度 使 用 教 科 用 図 書 の う ち 学 校 教 育 法 附 則 第 9 条 に 規 定
する教科用図書の採択について
日程第6
議 案 第 37号
平 成 27年 度 浦 幌 町 教 育 委 員 会 の 権 限 に 属 す る 事 務 の 管 理 及 び 執
行 の 状 況 の 点 検 及 び 評 価 ( 平 成 26年 度 分 ) 報 告 書 に つ い て
日程第7
了解第2号
浦幌町立学校設置条例の一部改正について
その他
① 平 成 27年 9 月 の 行 事 予 定 に つ い て
○出席委員(5名)
委
員
委
教
育
長
松
田
泰
一
委
員
山
本
員
玉
置
美
佳
委
員
背
古
長
久
門
好
行
盛
宗
敬
○出席説明員
教育次長
鈴
木
広
教育次長補佐
佐
藤
亘
教育次長補佐(給食センター所長)
菅
原
伊奈子
教育次長補佐(中央公民館長、図書館長、博物館長)
高
橋
慎
総務係長
松
田
健
一
学校教育係長
菅
野
泰
範
社会教育係長
大
泉
敦
嗣
図書館係長
栗
本
真由美
主
事
橋
本
政
和
主事補
米
澤
真
菜
事務員
干
場
雅
俊
学芸員
持
田
- 1 -
誠
開会
午前10時00分
■開会・開議の宣告
○松田委員長
ただいまの出席委員は5名です。定足数に達していますので、本日をもっ
て招集いたしました第8回定例教育委員会を開会いたします。本日の議事につきまして
は、配付しております議事日程表により進めますので、よろしくお願いいたします。た
だちに議事に入ります。
■日程第1
○松田委員長
会期の決定
日程第1、会期の決定を議題とします。本教育委員会の会期は、本日1日
間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「 異 議 な し 」 の 声 あ り )
○松田委員長
異議なしと認めます。よって、本日1日間を会期とすることに決定しまし
た。
■日程第2
○松田委員長
会議録署名委員の指名
日程第2、会議録署名委員の指名を議題とします。会議録署名委員に、会
議 規 則 第 17条 第 2 項 の 規 定 に 基 づ き 背 古 宗 敬 委 員 を 指 名 い た し ま す 。
○背古委員
はい。
≪日程第3及び日程第4
■日程第5
議 案 第 36 号
省略≫
平 成 28 年 度 に 使 用 す る 小 学 校 用 及 び 中 学 校 用 教 科 用
図 書 並 び に 平 成 28 年 度 使 用 教 科 用 図 書 の う ち 学 校 教 育 法 附 則 第 9 条 に 規 定 す
る教科用図書の採択について
○松田委員長
日 程 第 5 、 議 案 第 36号 、 平 成 28年 度 に 使 用 す る 小 学 校 用 及 び 中 学 校 用 教 科
用 図 書 並 び に 平 成 28 年 度 使 用 教 科 用 図 書 の う ち 学 校 教 育 法 附 則 第 9 条 に 規 定 す る 教 科
用図書の採択についてを議題とします。説明を求めます。教育次長。
○鈴木教育次長
議 案 第 36号 、 平 成 28年 度 に 使 用 す る 小 学 校 用 及 び 中 学 校 用 教 科 用 図 書 並
び に 平 成 28 年 度 使 用 教 科 用 図 書 の う ち 学 校 教 育 法 附 則 第 9 条 に 規 定 す る 教 科 用 図 書 の
採 択 に つ い て 。 義 務 教 育 諸 学 校 の 教 科 用 図 書 の 無 償 措 置 に 関 す る 法 律 第 14条 の 規 定 に 基
づ き 、 平 成 28年 度 に 浦 幌 町 立 小 学 校 及 び 中 学 校 で 使 用 す る 教 科 用 図 書 並 び に 平 成 28年 度
使用教科用図書のうち学校教育法附則第9条に規定する教科用図書は、別紙のとおりと
す る 。 平 成 27年 8 月 27日 提 出 。 浦 幌 町 教 育 委 員 会 教 育 長 。
小学校及び中学校で使用されている教科用図書の採択については、義務教育諸学校の
教 科 用 図 書 の 無 償 措 置 に 関 す る 法 律 第 14条 の 規 定 に 基 づ き 、 毎 年 度 、 種 目 ご と に 同 一 の
教科用図書を採択することが義務付けられております。
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採 択 時 期 は 、 同 法 施 行 令 第 14条 第 1 項 の 規 定 に よ り 、 使 用 す る 年 度 の 前 年 度 の 8 月 31
日 ま で に 行 う こ と と さ れ て お り 、 同 一 教 科 用 図 書 を 採 択 す る 期 間 は 、 同 施 行 令 第 15条 第
1項の規定により4年間となっています。
小 学 校 は 、 別 紙 記 載 の と お り 平 成 26年 度 に 採 択 し 、 今 年 度 か ら 使 用 し て い る 教 科 書 と
同一のものを採択願いたいと考え提出いたします。
ま た 、 中 学 校 は 、 平 成 23年 度 に 採 択 し 、 平 成 24年 度 か ら 使 用 し て い る 教 科 書 が 今 年 度
で 4 年 経 過 す る こ と か ら 、平 成 27年 度 第 12地 区 教 科 書 採 択 地 区 調 査 委 員 会 を 3 回 開 催 し 、
併 せ て 平 成 27年 度 第 12地 区 教 科 書 採 択 教 育 委 員 会 協 議 会 を 6 回 開 催 し て 教 科 用 図 書 が 別
紙のとおり決定されましたので、法律の規定に基づき採択願いたいと考え提出いたしま
す。以上で説明を終わりますので、よろしくご審議願います。
○松田委員長
○山本委員
説明が終わりました。質疑はありませんか。山本委員。
中学校の教科書が来年度新しく採択ということで、調査委員会が3回、協議
会が6回開催されたとありますけども、その中で何か話といいましょうか、特に何か目
新しい様な話などがあれば聞かせていただきたいと思いますが。
○松田委員長
答弁願います。教育長。
○久門教育長
まず、松田委員長をはじめ各委員の皆様から教科書を見てのご意見を頂戴
し、それを基に私は採択委員会のほうに出席をした訳でありますが、採択にあたりまし
ては全教科にわたって大体3、4点の観点がございました。
これは例年のことなんですが、まず1つは教育基本法第2条。この目的に合致してい
るかどうか。それと学習指導要領ですね。これの目的・内容と照らし合わせながらより
適切にそれが盛り込まれている教科書はどれかという観点が1番目です。
2つ目は、生徒の学ぶ心に火をつける様な教科書。つまり主体的に学ぶ意欲を持てる
教科書。そういう記述がなされているものはどれかと。その観点としましては、特に北
海道、帯広、十勝、この教材・素材がより多く使われている教科書。こういうところが
ポイントが高かった様に思っておりますし、また、理数系で言えば実験とか観察とか調
査ですね。こういうものをきちっと盛り込んでいると。そういうことで子どもに興味関
心を持たせると。これが2点目です。
3点目は、やはり学力が今北海道は低い訳でして、基礎基本が定着出来る様な流れ、
それから、その基本を使った活用能力ですね。これを促せる様な配列になっているかど
うか。更に今言われているのは、思考力、判断力、表現力です。これの育成がどの様に
盛られているか。国語だけでなくて全教科にわたってですね、単元を貫く言語活動の充
実というのが言われております。これをどの様に充実されているか。そういった観点。
特 に 社 会 科 に な り ま す と 、客 観 的 事 実 に 基 づ い て 公 平・公 正 に 記 述 さ れ て い る か ど う か 。
こういったことを重視して選定をいたしております。
最後、4点目ですけども、特別支援教育といいますか、色覚とか色弱とか、カラーを
見てもその色に見えないお子さんが今かなり増えてきております。そういう子どもさん
に配慮した教科書ですね。これはカラーユニバーサルデザインと言っておりますが、C
UDを配慮した、それの承認を得ている教科書とそうでない教科書があります。そこも
重視しておりますし、また、使われている教科書の用紙ですね。再生紙を使っていると
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か、インクについても植物性のものを使っているとか、そういう地球環境を考えている
様な教科書。
こ う い っ た 3 、 4 点 を 大 体 大 き な 選 択 の 観 点 と し て 話 し 合 い を い た し ま し た 。 18町 村
の教育長から、推薦する教科書を教科毎に意見を出していただくと。そして、その意見
が多かった教科書を最終的に採択をするということで挙がったのが、別紙に載せられて
いる教科書でございます。
特に際立った論議というのはありませんでしたが、社会科については色々、領土の問
題とか人権の問題、捉える観点によっては多様な意見がございますので、そこは慎重
に審議を重ねて選択をしてきたということでございます。
○松田委員長
○山本委員
○松田委員長
よろしいですか。
はい。
他にありませんか。では私から。私は社会科の教科書を見せてもらったん
ですけども、なかなか東京書籍のは今教育長が言われた様に、今の日本で言われている
通常の常識が反映されているのではないかなというふうに、これが正しいというか、こ
れを選択したことに対しては敬意を表したいというふうに考えております。
それと1点伺いたいのは、例えば英語についてですね。今小学校が関わってきて、ち
ょっと英語教育の関係が変わってきてますよね。その辺のことについてはどうだったん
でしょうかね。教育長。
○久門教育長
英語はまず地元の教材、特に豊頃あたりの中心になった「ハルニレ」が取
り上げられてるというのがポイントになったんですが、加えて小学校の英語活動、これ
との連動をどの様にしているかということで、今私たちのほうで採択の原案を作らせて
いただいたのは、非常にそこがスムーズに出来ていると。
小学校は特に、会話を中心に勉強をしてきておりますので、まだ現行ではその会話中
心の英語活動から今度は文字に入っていく訳ですが、そことの繋がりがスムーズにいく
様な教科書としては、今回選んだ教科書は非常に最適であるということになっておりま
す。
あと、指導要領が変わってまいりますと、今後の英語の扱い自体が英語科になってき
ますので、そうなるとまた教科書の流れも変わってくるのかなと思いますが、今回につ
いては小学校との連動性を重視した教科書を採択しております。
○松田委員長
分かりました。他にありませんか。
(「 あ り ま せ ん 」 の 声 あ り )
○松田委員長
そ れ で は 、 議 案 第 36号 、 平 成 28年 度 に 使 用 す る 小 学 校 用 及 び 中 学 校 用 教 科
用 図 書 並 び に 平 成 28 年 度 使 用 教 科 用 図 書 の う ち 学 校 教 育 法 附 則 第 9 条 に 規 定 す る 教 科
用図書の採択については、可決することにご異議ありませんか。
(「 異 議 な し 」 の 声 あ り )
○松田委員長
異 議 な し と 認 め ま す 。 よ っ て 、 議 案 第 36号 、 平 成 28年 度 に 使 用 す る 小 学 校
用 及 び 中 学 校 用 教 科 用 図 書 並 び に 平 成 28 年 度 使 用 教 科 用 図 書 の う ち 学 校 教 育 法 附 則 第
9条に規定する教科用図書の採択については、原案のとおり可決されました。
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≪日程第6からその他まで≫
■閉会の宣告
○松田委員長
これをもちまして第8回定例教育委員会を閉会いたします。
閉会
会議録署名
委員長
松
田
泰
一
会議録署名
委
背
古
宗
敬
員
- 5 -
午前10時38分