50代女性 検診異常 - Med

50代女性 検診異常
検診施設でMMG・US施行.
MMGで石灰化を指摘される.
USでは異常無し.
MMG MLO
MMG CC
MMG Spot
MRI 造影T1強調像 MIP
MRI 造影T1強調像 MIP
MRI 造影T1強調 矢状断像
画像は以上です
・MMG所見
・MRI所見
・次に行うべき検査
右乳房 石灰化部 (ステレオガイド下マンモトーム生検) DCIS in SA (sclerosing adenosis)
右乳房石灰化部 病変と関連無し
左乳房 石灰化部 (ステレオガイド下マンモトーム生検) sclerosing adenosis(乳癌は認めず)
MRIによる術前Mapping
右乳房最終診断 DCIS in SA
左乳房 初診時(左)、2年後(右)
左乳房 2年後(左) 4年後(右)
左乳房 4年後 内側 US
左乳房内側 DCIS (CNB組織像)
左乳房 外側 MRガイド下生検
左乳房外側 DCIS (MRgB組織像)
左乳房最終診断 DCIS in SA
診断
DCIS in sclerosing adenosis (SA)
(最終的には異時性両側性のDCIS in SAだが、
初診時に左乳房内のSAにDCISが内包されて
いた可能性もあり.)
DCIS in sclerosing adenosis
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ブレストピアなんば病院での罹患数の推移
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DCIS in SA
発生頻度: DCIS (N = 198) 中:13.7%
両側発生: 38% > 13% (SAと関連しないDCIS)
マンモグラフィでの構築の乱れ
54% > 2% (SAと関連しないDCIS)
超音波での構築の乱れ
50% > 2% (SAと関連しないDCIS)
Yoshida A. et al. Clin Breast Cancer. 2012;12(6):398-403.
ブレストピアなんば病院での発生頻度(1998年 2014年)
DCIS (N = 1030) 中:4.0%