目白台ニュース4・5月号

2015年 4・5月号
Vol1.[目白台雑草探し]
春になり、暖かい日が続くといたるところに伸びてくる「雑草」。
公園でもさまざまな雑草が芽を出し花を咲かせています。
そもそも「雑草」とは水田や農耕地に植えてもいないのに生え、作物の収穫量や質に悪影響を与えるも
のを指すことが多いのですが、公園にとっても植栽の養分を横取りしてしまう厄介者です。
しかし一つ一つ花や葉を観察してみると、なかなか見応えがあるのも事実。
そこで草取りをする前に公園をぐるりと回り、目立つ雑草を収集してみました。
左から
オニノゲシ・ハコベ・オオイヌノフグリ・
カラスノエンドウ・ドクダミ・シバザクラ・
ヒメオドリコソウ・スギナです。
シバザクラは雑草ではないのですが、単独で
ぽつりと咲いていたので間違えて抜いてしまいま
した。
春になると絨毯のように花を咲かせる
ハナシノブ科の植物です。
こうして並べるとなかなか可愛らしくて抜くのがもったいない気もするのですが、その外見とは裏
腹に、彼らの生命力はあなどれません。
例えば写真右端の「スギナ」。彼らは胞子で増えるシダの仲間です。地下茎と呼ばれる茎を辺りに
張り巡らし、そこから光合成を行う葉を出しています。
♪つくし誰の子スギナの子♪というフレーズを聞いたことはありませんか?
「つくし」は実はスギナの胞子茎、つまり繁殖のため胞子を付ける花のようなものなのです。草取り
をして一見地上には見当たらなくなっても、地下に残った茎から芽吹きを待っているという、駆除の
難しい雑草です。
つくし
春から夏にかけて、公園は雑草との戦い
スギナ
です。
抜かれても抜かれても生えてくる、まさに
雑草魂。
スタッフ泣かせの存在ですが、そのたくま
しい姿には、どこか励まされるような気も
します。
たまには雑草に注目しながら、公園散策
地下茎
をされるのも面白いかもしれません。
▲いたる所にスギナが…
▲つくしとスギナは地下で
繋がっている
多目的広場/イベントスケジュール
月
火
水
木
1
がつ
金
2
土
3
開放日
6
7
8
9
10
4
5
野球大会
野球大会
11
12
開放日
13
14
開放日
15
16
17
18
19
野球大会
野球大会
24
25
26
グラウンド
ゴルフ教室
開放日
開放日
20
21
22
23
開放日
27
28
29
30
開放日
月
火
水
日
木
無線運用訓練
文京区アマチュア無線ボランティア活動に
興味のある方はぜひご来場ください!
金
1
野球大会
土
2
日
3
野球大会
4
5
6
7
開放日
11
12
13
14
開放日
18
19
20
21
開放日
25
26
27
開放日
28
8
9
10
チャレンジ
体操教室
野球大会
開放日
15
16
17
チャレンジ
体操教室
野球大会
野球大会
22
23
24
チャレンジ
体操教室
開放日
野球大会
29
30
31
チャレンジ
体操教室
野球大会
お問合わせ先:文京区立目白台運動公園 パークセンター
(指定管理者:目白台運動公園・西武パートナーズ)
〒112-0015 文京区目白台一丁目20-2
TEL:03-3941-6153 FAX:03-3941-6159 メール:[email protected]
がつ