2015年9月 NO.564 ホームページ http://hiroshima.rofuku.net/ ■発行人/北島 國廣 ■購読料は会費・分担金に含まれている 役 員 研 修 会 を開 催 「 2 01 5 年度 2015 」 県労福協は、 9月8日(火)三原市フォレストヒルズガーデンにて、2015年度「役員研修会」 を開催した。 役員、地区労福協、福祉事業団体から総勢48名が参加し、特別講座「ろうきん森の学校広島地区10年の 歩み」 を始め、労金、全労済からの説明に熱心に耳を傾けた。 雇用情勢や所得環境 等、生活環境は依然と して安定したとはいえ ない状況が続いている 中、各家庭ではさまざ まな工夫をして、家計 のダイエットが行われ ている。意外に見過ご されてしまうのが、住 宅ローンやカードロー ンの金利である。今あ るローンを見直すこと で月々の支払額を抑え ることも可能だ。その 差額は、生活資金や将来の備えにできる。改めて「家 計の見直し」をして欲しいと訴えた。 全労済からは「マイカー共済の制度改定について」 と 「事故処理の対応について」 の二題の講演を受けた。 マイカー共済の制度改定について は、原田孝志全労済広島県本部事業 推進部次長より説明がされ、今後も 満足度の高い「マイカー共済」を目 指していくと理解と協力を求めた。 最後に、大﨑邦彦全労済広島損調 サービスセンター所長から「事故処 理の対応について」の講演を受けた。 交通事故を起こした時の責任から事 故解決の手段、さらに事故現場での 対応の仕方、補償内容等について説明を受け、理解 を深めた。 参加者は労金・全労済からの要請を職場や家庭に 持ち帰り実践・活用していくことを確認し、研修会 を終えた。 今年度の特別講座は、 ろうきん森の学校が2005 年の開設以来、10年が経 過したことにより「ろう きん森の学校広島地区10 年の歩み」と題した講演 をNPO法人ひろしま自 然学校代表 理事の志賀 誠治さんよ り受けた。 まったく施 設のなかった林野が環境 教育の森の拠点として整 備され、 「森を育む・人を育む・森で遊ぶ」というテー マの実現のために、森づくりをベースにさまざまな 自然体験や環境教育等の10年間の活動の歩みを振り 返り、10年間で延べ22,000人を超える利用者があっ たと披露した。また、この第1期10年間の実績を踏ま え、2015年から2024年までさらに10年間延長して第 2期森の学校事業を推進することが決定したことに より、広島地区においては、整備されたフィールド を最大限活用して、教育プログラムの拡充、企業と の連携強化、シニアボランティアの育成を重点課題 として取り組んでいくと報告された。 県労福協は、 「環境保全・家族ふれ愛体験活動」 や「森のふれ愛コンサート」を通じてろうきん森の 学校と関わりを深めてきており、今後もひろしま自 然学校と連携した活動を推進してい きたいと考えている。 続いて、山本浩司中国労金営業推 進課課長補佐より「家計の見直し運 動」 と題した講演を受けた。講師は、 1 2015年度 【8 17 ∼9 日開催分 地 区 労 福 協 との意 見 交 換 会 報 告 呉 地 区 労 福 協 大 竹 ・ 廿 日 市 地 区 労 福 協 日 時:2015年8月17日㈪17時30分∼ 場 所:呉市「呉市福祉会館」 出席者: 【地区労福協】 高田会長他9名 【県 労 福 協】 伊丹会長他5名 日 時:2015年8月18日㈫18時30分∼ 場 所:岩国市「福源」 出席者: 【地区労福協】 名越会長他8名 【県 労 福 協】 伊丹会長他5名 三 原 地 区 労 福 協 福 山 地 区 労 福 協 日 時:2015年9月7日㈪18時∼ 場 所:福山市「福山労働会館みやび」 出席者: 【地区労福協】 大野会長他12名 【県 労 福 協】 伊丹会長他6名 日 時:2015年8月24日㈪18時20分∼ 場 所:三原市「三原市市民福祉会館」 出席者: 【地区労福協】 西中会長他6名 【県 労 福 協】 伊丹会長他4名 「勤労者福祉の拡充・強化に関する要請」纏まる 2016年度 県労福協は、毎年広島県に対し「勤労者福祉の拡 充・強化」を求め、県労福協の課題や福祉事業団体 の要望をまとめ、広島県知事に要請している。 本年度も同様の主旨でまとめた2016年度要請案 は、9月8日㈫に開催した県労福協第2回幹事会に おいて提案・確認された。県知事へは10月22日㈭に 三役で要請することとしている。 昨年の様子 ⑹中小企業勤労者の福祉格差の是正について ⑺くらしの安全・安心の確保について Ⅰ.県労福協関連項目 ⑴広島県勤労者福祉対策費補助金について ⑵東日本大震災および広島大規模土砂災害の被災 者支援と復興・再生について ⑶格差・貧困社会の是正・ナショナルミニマムの 保障、セーフティネットの強化について ⑷多重債務者対策について ⑸消費者行政の充実・強化について Ⅱ.福祉事業団体関連項目 ⑴中国労金からの要請について ⑵全労済からの要請について ⑶ (一社) 広島労働会館からの要請について Ⅲ.自殺対策事業に対する支援要請について 第12回 中 国 ろ う き ん 杯 学 童 軟 式 野 球 選 手 権 大 会 8月29日 (土) ・30日 (日)広島県総合グランド野球場で 「第12回 「安佐クラブ」が中国決勝大会に進出! 中国ろうきん杯学童軟式野球選手権大会広島県決勝大会」が開 催された。県内7地区を勝ち抜いた地区代表8チームが中国大会 優 勝 安佐クラブ への出場権をかけ、日ごろの練習の成果を存分に発揮し、白熱し 0 7 た好ゲームを繰り広げた。西部地区代表の安佐クラブが見事栄冠 2 3 3 2 に輝き、11月14日 (土) ・15日 (日) にマツダZoom−Zoomスタジ 2日目 1日目 アム広島で開催される中国決勝大会に駒を進めた。 4 福山市 南観マリナーズ 東部 4 呉フィールズ 呉市 3 安佐クラブ 南部 6 伊勢丘エイコンズ 日比崎竜王 少年野球クラブ 北部 1 少年野球クラブ 呉昭和クラブ スポーツ少年団 2 2 木谷ジャガーズ 少年野球クラブ 始球式をする伊丹広島県労福協会長 4 庄原少年野球 主催者挨拶をする高田広島県本部長 5 西部 呉市 広島市 西 部 労 福 協 第3期 労働者福祉運動 理念 歴史 リーダー養成講座 開催 西部労福協主催の「第3期 労働者福祉運動の理念・歴史・リーダー養成講座」が、2015年8月21日(金) から22日(土)の2日間にわたり、岡山市の「後楽ホテル」で開催された。 本講座は労働運動・労働者福祉運動が果たしてきた役割を認識・理解し、労働運動・労働者福祉運動の理念・ 歴史の伝承者(講師・リーダー)として、職場・地域で労働者福祉運動の新たな創造を担うリーダーの育成 を図ることを目的に、中国・四国9県の各労福協から受講生、オブザーバー等総勢37名が参加した。 認識する必要がある。そして、それぞれの組織の中 で、労働者福祉の実現に何が必要かを絶えず考え、 企業・産別の運動とともに、地域の運動を重視しな ければ社会的労働運動を発展させることはできな い。そして、地域で運動を発展させるためには、労 働組合、労金、全労済、NPOなど労働者福祉にか かわる諸団体や個人とのネットワークをつくること が必要で、労福協はそのコーディネーターの役割を 果たすことであると纏められた。 最後に、木下幸男岡山県労福協専務理事をファシ リテーターにして3グループに分かれ分科会を開 催、2日間にわたって受けた講義につ いてそれぞれ議論し、忌憚のない意見 交換を行った。 講義1「歴史から学ぶ労働運動・労働者自主福祉 運動の理念・歴史」で講義された中央労福協アドバ イザー高橋均氏は、戦後の労働者自 主福祉運動としては、失業、食糧難、 物価高という労働者にとって厳しい 生活環境の中から、生活物資を共同 調達するために『中央物体協』 (中 央労福協の前身)が設立された。さらに労働運動、 生協、労福協が母体となって、質屋と高利貸しから の解放をめざした“労働者の労働者による労働者の ための労働金庫”が誕生。 次に、 「もしもの時の保障」として労働者の手で 共済をとの機運が高まるなか、労働組合と労福協が 中心になり全労済を作ったとそれぞれの福祉事業団 体の設立の歴史を説明。労働組合にとって、労金・ 全労済は単なる業者ではない。ともに運動する主体 である。しかし、世代交代が進む中で労金・全労済 は労働組合が作った協同組合(連帯・助け合い)だ という認識が希薄化してきていると指摘。あらため て労働組合との関係性を再構築する必要があると強 調された。 講義2「経済的地位向上のために知っておきたい 日本の現状」で講義された、㈱くらはしFP事務所 代表取締役倉橋孝博氏は、所得や雇 用の格差など格差問題を取り組むた めには日本経済の現状を再認識する ことが必要だ。非正規雇用の増大や 成果主義賃金の拡大、所得税率の低 下等が格差の原因となっていると指摘し、働く者の 経済的地位向上のためには、具体的な目標を定めて リーダーシップを発揮し取り組むことが求められる と話された。 講義3「労働運動・労福協運動が地域社会に果た すべき役割」で講義された日本女子大学名誉教授の 高木郁郎氏は、労働者福祉とは国民 の多数派である労働者の福祉である と定義され、労働者の福祉の実現な しに国民福祉はありえないと強調さ れた。なかでも労働者による労働者 のための労働者自主福祉(事業)の意義をしっかり 受講者からは、 「労福協や労金・全労済設立の歴 史が理解できた」 「大変有意義な講義だった。研修 で培った成果を今後の活動に活かしていきたい」な どといった声が多く寄せられ、有意義な研修会で あった。 県労福協は、この研修会に参加された皆さんが、 研修で修得したことを自信を持って地域、職場で先 頭に立って実践することにより、 労働者福祉が一歩でも前進する ことを切に期待する。 3 広島県本部 (広島県労働者共済生活協同組合) 福山支所 732 8505 広島市東区曙4 1 28 0120-39-6031 営業時間:9:00∼17:00(土曜・日曜・祝日を除く) 721 0942 福山市引野町5-10-35 0120-43-6031 営業時間:9:00∼17:00(土曜・日曜・祝日を除く) 全労済は、営利を目的としない保 障の生協として共済事業を営み、 組合員の皆さまの安心とゆとりあ る暮らしをめざしています。出資金 をお支払いいただいて組合員にな れば、各種共済をご利用いただけ ます。 企画・手配・提案 ユニオントラベル広島 お一人様 6,000円∼ (日帰りバス旅行等 なんでもOK ) ホテルでの イベント・ 組合行事 ➡ ➡ まずはご連絡ください ➡ ➡ お問い合わせ:ユニオントラベル広島 082-261-8131 〒732-0825 広島市南区金屋町1-17 URL:http://workpier.jp 〒721-8588 福山市南蔵王町4-5-18 TEL 084-925-3800 URL http://r-miyabi.or.jp/ (一社)広島労働会館 ユニオントラベル広島 4 15 名様以上︶ 大切な方のご法要のご会食だから。 明るい雰囲気。行き届いたサービス。 プロ職人による洗練を極めた豊かな料理。 ご予算、人数に合わせてお選びいただける会場と料理を ご用意してお待ちいたしております。 1・会場コーディネート 海外各種方面 ( 国内・手配可能 ) 団体旅行 1・市内無料送迎バス︵ 出張 個人旅行 1・お席札サービス 1・遺影台・銀屏風 旅行・イベントのお困り事 解決します! ご法要パックプラン 旅行のことならなんでもお任せ下さい!!
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