海事三学会合同『次世代エコシップシンポジウム』

海事三学会合同『次世代エコシップシンポジウム』
-地球環境負荷低減と海洋環境技術開発-
開催日:平成 27 年 1 月 29 日(木) 申込締切:1 月 19 日(月)
開催場所:笹川記念会館(東京 三田)
【主
催】 日本航海学会、日本船舶海洋工学会 日本マリンエンジニアリング学会
【後
援】 日本海事協会
【協賛予定】 日本船主協会、日本造船工業会、日本中小型造船工業会、日本舶用工業会、日本内燃機
関連合会、日本船舶技術研究協会、日本機械学会、電気学会、日本金属学会、日本エネ
ルギー学会、日本ガスタービン学会、日本トライボロジー学会、計測自動制御学会、自動
車技術会、照明学会
【開催趣旨】
船舶からの温室効果ガス削減対策に関する規制など、さまざまな国際的規制が強化されている
現況にあって、地球の環境負荷低減とそれを実現するための世界最先端の海洋環境技術を開発し、
その普及を推進するための取り組みが進められています。
国土交通省では、平成 21~24 年度に「船舶からの CO2 削減開発支援事業」として、推進効率
の高い船型、船体の摩擦抵抗低減技術、プロペラ効率の向上、ディーゼル機関の効率向上と廃熱
回収、運航・操船の効率化、ハイブリッド推進システムなどの技術開発を実施し、30%削減に目
「次世代海
途が付いた状況を生み出しました。平成 25 年度からは、CO2 排出 50%削減を目標に、
洋環境関連技術開発支援事業」を開始して各分野で更なる革新的な技術開発を進めると共に、省
エネ効果の実証を目指した「革新的な省エネ型海上輸送システムの実証事業」も行われています。
また、環境性能に優れた天然ガスを船舶燃料に利用する動きが世界的に広がっていることから、
天然ガス燃料船の実用化・導入のための環境整備として、ハード・ソフトの安全基準の検討、国
際基準化等が行われました。
日本航海学会、日本船舶海洋工学会、日本マリンエンジニアリング学会の海事三学会は、平成
19 年(2007 年)12 月に「燃料 5 割削減は可能か?」というテーマで第 1 回超省エネ船シンポジ
ウムを開催し、平成 23 年 7 月には「燃料 5 割削減に向けた取り組み」として第2回超省エネ船
シンポジウムを開催しました。前回シンポジウムから 3 年以上が経過し、CO2 排出基準などの規
制も開始する中で、これらの規制に適合すべく各種の新しい技術を取り入れた省エネ船(エコシ
ップ)が実現してきている状況にあります。しかし、将来の更なる環境負荷低減を実現していく
ためには、ハードとソフトが一体となった技術開発の取り組みの先に、単なる「省エネ船」では
ない未来型の「次世代エコシップ」が求められていくものと思います。今回の第3回合同シンポ
ジウムでは、これまでのシンポジウムで取り上げた船舶における省エネという大テーマを引き継
ぐ形で「次世代エコシップシンポジウム」をタイトルに、海と船に関する「エコシップ」、
「環境」
そして「イノベーション」をキーワードとする海事三学会合同シンポジウムを開催いたします。
本シンポジウムは、国土交通省及び日本海事協会の御支援を得て 2 件の基調講演を含む 11 件の
講演を予定しています。次世代エコシップの将来像を明確な視点で捉えるため、皆様のご意見、
ご提言を含めた議論の場として、多数の方々に是非ご参加いただきますようご案内申し上げます。
【日
時】
平成 27 年 1 月 29 日(木) 10:00~17:35
【会
場】
笹川記念会館 JR 田町駅(三田口)より徒歩 8 分
都営地下鉄三田線 三田駅より徒歩 6 分
都営地下鉄浅草線 泉岳寺駅より徒歩 3)
【定
員】
190 名
【参加費】
主催学会員
(団体会員所属の非会員を含む)
協賛学協会会員
非会員
学生会員
10,000円
15,000円
1,000円
10,000円
(テキスト代及び消費税を含む)
【申込方法】
お申込みは、日本マリンエンジニアリング学会の WEB 申込みシステムにて行っていただきま
す。
申込用 Web サイト(https://rdcast.com/c/i/120)→ 開催情報が表示されますので、下部(黄色
部分)→ JIME 会員の方は「JIME 会員の方」を、JASNAOE、JIN 会員及び非会員の方は「非
会員の方」を選択し、必要事項を記入し、平成 27 年 1 月 19 日(月)までにお申込ください。
(な
お定員になり次第締切ります。
)
※登録番号(ID)が表示されますので、印刷し当日受付にて提示してください。
※一人ずつお申込みください。
※参加費は次の口座にご送金下さい。
三菱東京 UFJ 銀行 深川支店 普通預金 0029009
加入者名:公益社団法人 日本航海学会
(コウエキシャダンホウジン ニホンコウカイガッカイ)
※振込人名の前に登録番号を追記ください。
(
「登録番号」を記入できない場合は、下記事務局までご連絡ください。
)
※銀行発行の振込領収書等を以て領収書に代えさせていただきます。
※送金手数料は各自ご負担ください。
※銀行振込期限:平成 27 年 1 月 26 日(月)
公益社団法人 日本航海学会
〒135-8533 東京都 江東区 越中島 2-1-6 東京海洋大学内
E-mail [email protected] TEL (FAX 共用): 03 (3630) 3093
【プログラム】
【総合司会(実行委員長) 古莊雅生(神戸大学)
】
10:00~10:05 開会挨拶(日本航海学会会長)中村紳也(日本海洋科学)
10:05~10:30 基調講演 1
大谷雅実(国土交通省)
10:30~11:00 基調講演 2
中村 靖(日本海事協会)
11:00~11:30 講 演 1
「船舶維新の今」
11:30~12:00 講 演 2
「パフォーマンスマネージメントシステムの実践と課題」
杉本義彦(商船三井)
安藤英幸(MTI)
12:00~12:30 講 演 3
「船底塗料による省エネルギー化への取り組み」
矢野吉治(神戸大学)
12:30~14:00 昼 食
【司会 高岸憲璽(ジャパンマリンユナイテッド)
】
14:00~14:30 講 演 4
「省エネ性能評価のための CFD 技術」
日野孝則(横浜国立大学)
14:30~15:00 講 演 5
「省エネルギーに対する舶用プロペラの開発状況について」
山磨敏夫(ナカシマプロペラ)
15:00~15:30 講 演 6
「液化水素運搬船の開発と安全性評価」
小山 優(川崎重工業)
1
5:30~16:00 休 憩
【司会 戸田 伸一(JFE エンジニアリング)
】
16:00~16:30 講 演 7
「ガス焚2ストローク低速機関 「ME-GI」の紹介」
大津正樹(三井造船)
16:30~17:00 講 演 8
「世界のガス燃料船と 4 ストロークガス燃料機関の現状」
廣仲啓太郎(新潟原動機)
17:00~17:30 講 演 9
「船舶の省エネ・環境対応技術 紹介」
雲石隆司(三菱重工業)
17:30~17:35 閉会挨拶(副実行委員長)
18:00~20:00 技術交流会
西村勝好(三井造船昭島研究所)