ファイル 526-5 - ルミナー エアー モデルス Luminar Air Models

LUMINAR
NF-QR270
マルチローター
取扱説明書 (1・基礎編)
折り込み仕様の製品構成 1 (表面)
折り込み仕様の製品構成 2 (裏面)
固定仕様の製品構成 1 (表面)
固定仕様の製品構成 2 (裏面)
はじめに
弊社製品の御購入につきまして、厚くお礼の程、申し上げます。
に設計された4発のラジオ無線装置式マルチローター機です。
してGPS、空撮用ビデオ
本機は、速度競技用
希望により、追加部品と
カメラを装着する事ができます。 GPS装置未装着の場合、
本機を安全に飛行させるには、小型電動ヘリコプターの基本操縦ができる飛行一般の技術
と知識が必要になります。
但し、初心者の方でも飛行が楽しめるよう的確な設定の方法
を後述しています。 飛行前に本説明書(1・基礎編)及び説明動画を必ず参照ください。
製品の機体構成部は上記画像の通り工場出荷時、一式完成済となっています。
者様により、新たに工作を行う部分はありません。
ESC、モーター、
CC3Dは全
て装着済です。 運送時、製品保護のため、各プロペラは装着されていません。
基本仕様 及び 必要備品
御購入
基本仕様
● 素材
3.0mm厚 純正カーボン材
● 各ローター間寸法
275mm
● 重量
折り込み仕様 (LiPo、受信機含まない)440g
固定仕様
(LiPo、受信機含まない)370g
● モーターKV
2150rpm/V
外径28mm 全長18mm
● プロペラ
正回転 (反時計周り) 2 黒
プラスティック
逆回転 (時計周り)
プラスティック
2 緑
* 生産LOTにより、プロペラの色が異なる場合があります。
必要備品
■ 充電池
LiPo 3S 1500~1800mAH
■ 充電器
弊社販売品 DC-DC SPITZ-6R(推奨)
■ ラジオ無線装置
6CH(以上)プログラム式2.4GHz帯送信機
及び 受信機
■ 他
ミニUSBケーブル、PCシステム
備品搭載位置
受信機、アンテナ、コードは回転するプロペラに接触しないよう、ゴムバンド等で確実に
固定します。
LiPo電池は機体中央部の装着台に付属のマジックバンドで固定します。
LiPo電池は付属のプラグで簡単に機体 本体側と接続できます。
14V以上を接続するとCC3Dが破損します。
2
御注意ください。
3
回転モーター番号
1
4
1 と 3 逆回転 (時計周り・緑)
2 と 4 正回転 (反時計周り・黒)
* プロペラ締めねじは左回り
* プロペラ締めねじは右回り
画像 左側(受信搭載の反対部分)こちらが飛行時 機体進行方向となります。
折り込み式、固定式 共に機体進行方向と回転モーター番号は同一です。
送信機キャリブレーション
必需品
本機を飛行する前に、お手持ちの送信機をキャリブレーションする必要があります。本体
以外に必要になる備品は画像に示す通り、インターネットに接続しているPC
WINDOWS の場合、VISTA以降の機種)、充電済3S
LiPo、ミニ
(OSが
USBケー
ブル、6CH以上のプログラム式送信機及び受信機(2.4GHz帯製品)となります。
注意: お手持ちの送信機は全てのプログラム設定項目が未設定状態であることを
再確認してください。 同時に……次の点を確認します。
●
スロットル カーブは45度直線のリニアー直線状態であること。
●
トリムは全て中立位置であること。
●
リバース スイッチは全てNORMAL側であること。
●
いかなるミキシングも作動していないこと。
配線
CC3Dと受信機を配線します。
CC3D本体は、以下に示す6個の配線コネクターが
あります。 指示に従い、間違いのないよう注意して受信機CHへ接続します。
CC3D
受信機
CH
-
+
信号
黒
赤
白
1.
黒・赤・白
スロットル
2.
青
エルロン
●(青)
3.
黄
エレベーター
●(黄)
4.
緑
ラダー
●(緑)
5.
灰
ギアー
●(灰)
6.
紫
AUX1
●(紫)
BATT CHは使用しません。
1の芯線は3本。
2~4の芯線は1本のみ。
CC3D本体 ボールペンの示す位置にミニUSBケーブルを装着します。
画像に示す○型のくりぬき部に空撮用ビデオ カメラ
(オプション) が装着できます。
以上の作業が完了しましたら、画像に示す機材装置を準備します。
PCはインターネット接続が可能な状態であること。
受信機は互いの信号バインドが完了済であること。
ご利用の2.4GHz帯送信機と
送信機及びLiPo電池は充電済で
あること。
これ以降の全作業時は安全のため、プロペラは取り外します。 装着しません。
必ず厳守の事。
キャリブレーション
OPEN PILOT GCSのフリーソフトをインターネットによりご利用のPCに
ダウン
ロードします。
OPEN
PILOTは無料で開放されているマルチ
コプタ
ー用専用の制御ソフトです。 以下のアドレスです。 作業が完了しましたら、次に、ミニ
USBケーブルにより本製品とご利用のPCを接続します。正常な通電確認として、CC
3D本体のLEDが点灯します。この段階で、LiPo電池を本体CC3Dに接続
する必要はありません
及び
ミニUSBケーブルをPCへ接続する必要はあ
りません。
OPEN PILOT GCS
https://www.openpilot.org/download/
最初にこの画面が開きます。
[Docs & Software]の[Software
します。
Downloads]をクリック
[(Previous)RELEASE
15.02.02]を選択します。
OSに
WINDOWS をご利用の方は、 WINDOWS NSIS INSTALLER を選択し、
Download Linksをクリックして、ファイルをご利用のPCに保存します。
OPEN PILOT GCSを開きます。 この画面になります。
注意マークが出ます。 問題有りません。 [OK]をクリックします。
ここで、本体CC3Dに接続しているミニUSB
す。
ケーブルをPCに接続しま
注意マークが消えましたら、画面左下の[Configuration]を
クリックします。
次にこの画面が自動的に開きます。
上から2番目の[Vehicle]をクリックします。
次にこの画面が開きます。
ここで開いた画面は自動的に[Multirotor]となります。
Typeは本製品の
場合[Quad X]とします。 他、各種マルチローターに対応できます。
次に、画面右上の[Vehicle Setup Wizard]をクリックします。
次にこの画面が開きます。[NEXT]をクリックします。ここから実作業が開始します。
[Erase All Settigs]がクリックされていることを確認後、
[Upgrade]をクリックします。
[Upgrade]は青色の線が一番右側に到着した時に完了となります。 この作業には数
十秒要する場合があります。
完了しましたら[Next]をクリックします。
[Open
Pilot
Board
Identification]という画面が開き
ます。 右下の[Disconnect]をクリックします。
Connection Deviceに[USB Copter Control]という
文字が表示されます。
[Next]をクリックします。
[Disconnect]が[Connect]へ変わります。
[Connect]をクリック
します。
[Open Pilot Signal Configuration]という画面が
表示されます。 PWMを選択し[Next]をクリックします。
[Vehicle Type
Selection]という画面が開きます。
[Multirotor]を選択し、[Next]をクリックします。
[Open
Pilot
Multicopter
Configuration]という
画面が開きます。 Select : Quad X を選択し、[Next]をクリックし
ます。他に様々な構成機体が同時に表示されます。
適合製品をご利用でしたら、これを
入れます。 本製品の場合[Quad X]を選択します。
[Open
Pilot
Output
Signal
Configuratoin]と
いう画面が開きます。 Rapid ESCを選択し、[Next]をクリックします。
[Open Pilot Configuration Summary]という画面が
開きます。 ここまでの作業設定の確認項目です。
[Next]をクリックします。
特別な作業は行いません。
[Open
Pilot
Sensor
Calibration
Procedure]
という画面が開きます。 画面中央下の[Calculate]をクリックします。
この時、機体は必ず地面に対して平らな状態(平坦な台に在ること)とします。
どちらの方向にも傾いていない事。
青線が一番右側に到着すると画面左側に[Done]
と表示されます。 完了後、[Next]をクリックします。
[Open
Pilot
ESC
Calibration
画面が開きます。 画像に示す通り、□カッコ
次に[Start]をクリックします。
Procedure]という
3個に全てレ点を入れます。
次にLiPo電池をCC3D中央コントローラー本体に接続します。
ESCより「Bi Pu」というビープ音が鳴ります。
次に[Stop]をクリックします。
ESCより「Bi Pu」というビープ音が鳴ります。
次にLiPo電池をCC3D中央コントローラー本体より切り離します。
[Next]をクリックします。
[Output
Calibration]という画面が開きます。 本製品のモーター回転
方向はPC画面が示すモーター回転方向と同一です。
[Next]をクリックします。
この画面が開きます。
[Output Calibration]という画面です。 1~4の順番でモーター回転
立ちあがり時のμsを設定します。
本製品は1~4全てのモーターに対して、11
15μsとします。 [Start]をクリックして開始します。 線上の駒を右へ
移動すると、数値が増加します。 終了後、[Stop]をクリックします。 全てのモータ
ーの設定が完了しましたら、[Next]をクリックします。
次に[Initial Tuning]という画面が開きます。
本製品は[Current Tuning]を選択し、[Next]をクリックします。
他、各種市販製品名称が表示されます。 お手持ち製品がこれらに該当していましたら
こちらを入れます。 本製品の場合[Current
次に[Open Pilot
Tuning]とします。
Configuration ready to
save]という画面が開きます。
[Save]をクリックします。
青線が一番右側に到
着した時、作業が完了します。 完了まで、約数十秒かかる場合があります。
完了後、[Next]をクリックします。
次に[Conglatulations! Setup Wizard is
completed]という画面が開きます。 画面中央の[Transmitter
Setup Wizard]をクリックします。 お手元に充電が完了している送信機を
準備します。
ご利用の送信機の電源をONにします。
次に画面中央に[Open Pilot GCS] Arming Setting
are
now
set
to
‘Always
Disarmed’for
safety.という画面が開きます。 [OK]をクリックします。
次にこの画面が開きます。
[Next]をクリックします。
your
次にこの画面が開きます。
上の段の[Acro…….]を選択し、
[Next]をクリックします。
次にこの画面が開きます。 一番上の段
右側コントロール
Mode
1を選択します。
スティックがエンコン、エルロン、左側コントロール
エレベーター、ラダーの国内標準仕様です。
Mode 2を選択します。
スティックが
これと正反対の動作を希望する場合、
[Next]をクリックします。
次にこの画面が開きます。
ここでは、Mode別に設定された通りの動作であるかどう
かお手持ちの実送信機を作動させてPC画面で確認を行います。
それぞれのコントール
スティックが自動的に作動します。
持ちの実送信機のコントロールスティッックを作動させます。
~エルロン~エレベーター~ラダーの順に作動します。
PC内
画像送信機の
この作動に合わせて、お手
スロットル
スティック
もし、設定に出遅れましたら、
[Back]をクリックすると、スロットル スティックから作動を開始します。 全てのス
ティック操作が指定通りの作動と合一すると、PC内の画像送信機の作動は自動的に停止
します。 Accessory スイッチの作動は、該当スイッチが無い場合、[Skip]
します。
全てのコントロール
スティック及び切り替えスイッチが停止しましたら
[Next]をクリックします。
次にこの画面が開きます。
お手持ちの実送信機のそれぞれのコントロール
及び操作スイッチをニュートラル位置にします。
します。
Flgiht
Mode
スロットル
スティック
スティックも中立位置に
スイッチが2点式の場合、いづれの位置でも問題あ
りません。 [Next]をクリックします。
次にこの画面が開きます。
PC内
画像送信機のそれぞれのコントロール
及び各スイッチ類が無造作に作動します。
スティック
これらの要領に合わせて、お手持ちの実送信
機のコントロールスティック及び各スイッチをそれぞれ上下・左右位置方向に最大幅(コ
ントロール
スティック動作量が止まるまでの範囲、各スイッチの各ポジション位置)を
操作します。 完了後、[Next]をクリックします。 この作業により、各コントロール
スティックの作動最大幅を認識させます。
必ず、全てのコントロール
スティックを最
大作動幅まで作動の上、認識させます。
次にこの画面が開きます。 これは各コントロール
Mode
スティックの動作方向の再確認です。
1に設定時、(当方利用の)JR9X送信機は[Roll],[Pitch],[Ya
w]について反方向でした。
修正はそれぞれの□カッコにレ点を入れます。
お手持ち
の送信機に合わせて、動作が適合するよう的確に設定します。 完了後、[Next]をクリ
ックします。
さい。
この作業を怠りますと、初期の飛行で機体を破損させますので、ご注意下
次にこの画面が開きます。
これはSafety ModeのArming設定です。
いづれの設定も可能ですが、[Yaw Right]をお勧めします。 秒数は、30秒で
好いでしょう。
この時設定の[Yaw Right]設定を記憶しておきます。
此処まで作業が完了しましたら、必ず[Save]をクリックして全設定を保存し
ます。これを実行しないと、設定は保存されません。
次に画面右下の[Disconnect]をクリックして、PCに接続されたUSBケーブル
を切り離します。
次に、CC3D本体よりケーブルを切り離し、LiPoを切り離しま
す。 送信機のスイッチをOFFにします。 これで初期設定が完了です。
モーターを回転させ、飛行させるには、Safety Armingで設定し
た[Yaw Right]に合わせて、ラダーを最大右へ操作します。
CC3Dは数秒後、緑のLEDが点灯します。 これでモーターは回転します。
飛行 開始 ~ 終了
1.
LiPo電池をCC3Dに接続します。 ESCの緑LED、機体後部のオレンジLED、
機体前部の白色LEDが点灯します。
2.
送信機のスイッチをONにします。 飛行は、スロットル(モーター回転)スティックを
最スロー位置より開始します。
なくなります。
、スロットル
LiPo電圧が減少しますと、モーターの回転が同期し
スティックの動作に対して、モーター回転が速やかに増即し
ないと感じましたら、速やかに機体を着地させ、LiPo電池を交換します。
mAHで全開約2分30秒の飛行として計算して下さい。
1500
3.
今回、Safety Armingの設定を[Yaw
Right]としました。これに合わ
せて、ラダー スティックを最大限度(右)へ操作します。 約5秒後、CC3DのLEDが
この信号を感知して、LEDの緑が点灯します。 これで、モーターが回転します。
飛行は、スロットル スティックを穏やかにハイ側へ移動します。
4.
機体が着地、飛行終了後、LiPo電池をCC3Dより切り離します。 この時、先に
送信機のスイッチを切りますと、4個中任意の2個のモーターが回転します。
ので、必ず、先にLiPo電池を切り離します。
危険です
5.
送信機のスイッチを切ります。 これで飛行終了です。
プロペラの緩み等が無いかどうか、確認しましょう。
「皆様、安全で楽しいマルチコプターの飛行をお楽しみください」
2015年9月 現在
〒300-1626
茨城県北相馬郡利根町四季の丘1-11-22
ルミナーエアー モデルス
電子メール : [email protected]
URL
: http://www.luminar-rc.com