ご参考 2015/10/19 第 171 回 MINERVA ビジネスプラン発 表 会 【平 成 27 年 10 月 13 日 (火 ) 開 催 会 場 :岩崎学園(新横浜 1 号館 8 階)】 1.株式会社イノベーション 代表者 富田 直人 氏 (http://www.innovation.co.jp/) 【住所】 東京都渋谷区渋谷 3-10-3 TOKYU REIT 渋谷 R ビル 3F 【設立】 2000 年 12 月 【資本金】 98,610 千円 【事業概要】 BtoB マーケティング支援事業。ネットを活用した法人営業の効率化・仕組化を提案。①ネットメディア、②マーケティン グオートメーション(MA)、③WEB マーケティングの 3 本柱。WEB やメールを活用した営業支援ツール「マーケティングオートメーションツー ル」は米国では 1300 億円市場といわれている。この分野では国産 BtoB マーケティング専門プレイヤーが少なく大きなチャンスがあると いえる。展示会などで収集した見込み客の育成や営業の無駄などを考えると 100 億円を超える市場はあるであろう。また、旧態依 然とした法人営業はまだネットの入る余力がとても大きく、見込み客の獲得(リードジェネレーション)、育成(リードナーチャリング)、未 訪問営業(コミュニケーションシステム)など大きな市場がある。現在、提携先と進めているクラウド型未訪問営業ツールも法人営業に 全く新しい働き方を提案できる。日本の法人営業に大きな影響を与え、働き方を変えるイノベーション(変革)を実現できるサービスだ と確信している。当社の使命は「BtoB マーケティングを変革する」こと。多くの会社がマーケティング投資できるリスクが少なく効果の高 いマーケティングサービスを提供し、世の中の法人営業を効率化させたい。またビジネスマンには、当社の社員だけでなく、日本の全企 業が仕事を通じて常に感動と成長を提供できる会社にしていきたい。 【コメント】 富田社長はリクルート出身。『中堅・中小企業の法人営業を IT の力で変えていく、2016 年度に業界初の IPO を目指す』 というはっきりした目標を掲げておられました。特に『リストファインダー』という商品は営業活動でメール案内を送った際に開封した企業 名、個人名が分かるマーケティングツールで日本にはまだない商品だそうです。このような商品は外資系 VB で占められており、日本で の普及活動も含めて、展開していきたいとおっしゃっておりました。 2.株式会社TCSI 代表者 田口 善一 氏 (http://www.tcsi.jp/) 【住所】 東京都渋谷区恵比寿南二丁目8番13号 キョウデンビル7F 【設立】 2014年 3月 【資本金】 55,100千円 【事業概要】 日本で唯一、エンドユーザの為に、利便性・生産性を犠牲にせず、「安心」「安全」な ITC 環境の実現を目指し、ワー クスタイルイノベーションを興す会社です。 ・Windows Embedded OS のカスタマイズ ・シンクライアント用仮想 USB デバイス統合管理ソフト「VUMS」 ・秘密分散ソリューション「PASERI」 ・シンクライアント基盤最適化コンサルティング 【コメント】 当社の主力製品である『秘密分散ソリューション“PASERI”』は、情報は盗まれるもの、情報漏洩は防げない ことを前提に情報を意味のないデータに変換(暗号化の一種)にした上で物理的に分散保管することで盗まれても情報 漏洩事件にならない状態にするそうです。今月からマイナンバー制度が施行されたことにより、色々な業界でよりセキュリテ ィ問題についてはより厳しくなることが予想されます。 3.株式会社電子署名認証 代表者 青木 尚 氏 (http://www.pki.tokyo/index.html) 【住所】 東京都渋谷区恵比寿四丁目 20-3 恵比寿ガーデンプレースタワー18 階 【設立】 2015 年 1 月 【資本金】 1,000 千円 【事業概要】 三菱電機での幅広い ICT 技術力、公的団体・国際標準でのグローバルな活動に基づき、「情報セキュリティのオールラ ウンドソリューションプロバイダ」として、主に次の事業を推進します。 ・ 電子化適正業務支援サービス(コンサルティング・インテグレーション・業務受託)として、実験ノート等の「知財文書」、法人税 法・建設業法・医薬品等の「法的保存義務文書」の電子化業務を支援します。(契約書・定款を電子化すると印紙コストを削 減できます) ・ 公募の資格要件であるプライバシーマーク/ISMS 等の各種認定取得を支援します。 ・ シングルサインオン(統合認証)/ログ監視/標的型メール攻撃対策等の「ネットワークセキュリティ対策」、模倣品/非正規流通対 策、電子署名/タイムスタンプ処理、商業登記(法務省)等の各種電子証明書の取得を支援します。 【コメント】 一時期、世間で話題になった『実験ノート』は、守秘知財と言われ、他社の特許申請に対し、「先使用発明」を主張する 強力な根拠になるものだそうです。守秘知財は、特許、発明のような開示知財のデメリットである無断利用を避ける手段にもなります がこれらの電子化には技術的運用的に「完全性」を満たす適正事務処理が求められるそうです。 4.教育図鑑株式会社 代表者 矢野 一輝 氏 (http://eduzukan.com/) 【住所】 東京都港区海岸 1-7-8 東京都立産業貿易センター浜松町館 6 階 603 号室 【設立】 2014 年 9 月 【資本金】 3,000 千円 【事業概要】 教育図鑑は教育関連情報プラットフォームを整備ユーザーと教育機関のマッチング(=市場)機能を提供し不満を解 消] ①ユーザーに対し、教育関連の高品質かつ網羅性の高い情報を作成収集整理した情報プラットフォームを提供、②教育図鑑なら ではのナビゲーション機能により、プラットフォームのリピーターを大量に確保、③当該ユーザーベースを背景にプラットフォームを高効率 広告媒体として教育機関に提供、④プラットフォームが市場となりユーザーと教育機関をマッチング、⑤ユーザーは教育機関選択にお ける妥協を打破、⑥教育機関は、1 人当たり獲得コストを大幅に削減、⑦教育図鑑は情報掲載料(市場参加料)及び資料請求 における成功報酬で売上確保 【コメント】 矢野社長はNTT出身。その時代から『ビックデータを解析するマーケティングシステムを構築したい』というのが夢 だったそうです。それを教育分野に特化したのが当社です。矢野社長は、教育とITのどちらの業界にも精通しているからこ そ、自分に合った教育を発見・選択出来るサイトを構築しようと思われたそうです。日本でこの教育関連情報プラットフォ ームを確立した後、東アジア、東南アジアにも展開をしていきたいとおっしゃっておりました。 ☆★★☆ 今後の活動予定 ☆★★☆ 第 172 回 MINERVA ビジネスプラン発表会 ■日 時:平成 27 年 11 月 10 日(火) 13:30~16:00 ■会 場:学校法人岩崎学園 新横浜 1 号館 8 階 横浜市港北区新横浜 2-4-10 (http://www.iwasaki.ac.jp/access_shinyoko.html) 発表会風景 《感 想》 大変有難いことに MINERVA に関わって下さる 皆様からの御紹介等により、来年 2 月の発表会まで発表 企業は確定している状況でございます。 今後の発表会につきましても、是非、御期待下さいませ。 NPO 法人ベンチャー支援機構 MINERVA (株)TNP パートナーズ、(株)TNP オンザロード 井 汲 美 樹
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