寒冷地対応 耐候型土系舗装 Tough Coat タフコートとは・・・ タフコートは、山砂・真砂土・瓦チップ・ダム砂等の骨材に、硬化媒体であるセメント、自社開発の添加剤 I P-No.1(浸透硬化促進剤)、タフコート・ハイオール(専用安定剤)等を添加し、水を加えてモルタルやコンクリートのように 打設する「土系舗装」です。 タフコートは、コンクリート舗装やモルタルの技術をベースに開発された舗装で、圧倒的な耐久性、 経年経過における意匠の維持、防草性など、極めて高いパフォーマンスを発揮します。 ・散水して仕上げるタイプの土舗装とは舗装体の密度が大きく異なり、強度もタフコートが優位です。 流動性のある混合物は現場の条件を問わず、配合を変えることで現場の気候、用途に対応しています。 大規模施工でも品質偏差の少ない舗装です。 ・モルタルに類似していますが、主骨材が山砂等の有機分を含む骨材を用い、 顔料によって混合物全体が着色された状態で打設します。 砂・砕石等に比べ脆弱な骨材でも、タフコートなら経年経過に自信があります。 Nippon Enviro Co.,Ltd タフコートのメリット ■舗装部分に草は生えません。 密度が高く、飛来した種子も発芽しません。芝なども止まります。 ■真夏に表面温度が上昇しません。 アスファルト舗装より10℃以上低くなり、ヒートアイランド現象抑制に寄与します。 ■保水性・吸水性があります。 透水性はありませんが、目詰り・防草の面でも有益です。 ■河川増水に強い。 めくれたり、欠損することはありません。六価クロム等の溶出もありません。 ■ダム砂やウッドチップ、瓦チップなど様々な素材と混合できます。 リサイクルにも寄与し、骨材の多様化により粒度分布を理想値に調整します。 ■現場の気候・用途に応じて配合を変えます。 寒冷地・急勾配等、現場の状況によってセメント量、単位水量、骨材から検討します。 ■クラックが入りにくい。 クラックに対して慎重な配合を基本としています。 ■カラー・テクスチャが調整できます。 たたき仕上げ、ブラスト仕上げ、表面防水加工等、用途に応じて対応できます。 Nippon Enviro Co.,Ltd タフコートの採用例 公園遊歩道 Nippon Enviro Co.,Ltd 神社・仏閣 河川敷・親水部 世界遺産遊歩道 史跡・古墳保存 四阿土間 国道 路肩防草工 坂 路 住宅外構・アプローチ 駐車場 Nippon Enviro Co.,Ltd タフコートの基本構成 ■カラーリング 骨材の色によって若干色合いが 変わってきます。 オレンジ ブラウン イエロー ■舗装構成 凍結深度に関しては各地の指針に 準拠します。 路盤工はクラッシャーランによる 砕石路盤を標準としています。 Nippon Enviro Co.,Ltd 管理車両・散発的な車両の通行対応 歩行者対応 防草対応 表層:10cm 路盤:10~20cm 表層:5~10cm 路盤:10~20cm 表層:4~5cm 路盤:0~10cm タフコート混合物について ■配合例とその効果 材 料 名 効果及び役割 備 考 山砂・真砂土・ダム砂等 主骨材・微粒分20%以下が望ましい フルイ済 セメント(普通) 硬化媒体・用途によって添加量は変化 I P-No.1 添加剤①浸透硬化促進剤(重金属の抑制・水和反応の促進) 18ℓ/缶 タフコート・ハイオール 添加剤②専用安定剤(クラック・ドライアウト防止) 18Kg/缶 タフコート・スピーダー 添加剤③専用急硬剤 18Kg/缶 タフコート・フロストガード 添加剤④専用耐寒剤(冬季のみ使用) 18Kg/缶 顔料 着色 特殊繊維 クラック防止 ガラス繊維でない 水 Nippon Enviro Co.,Ltd タフコート 施工手順 路盤・型枠完了 Nippon Enviro Co.,Ltd ①各材料検収 ②機械・運搬車の配置 ③各材料の計量 ④各材料の投入・混合 ⑤スランプの確認 ⑥出荷・運搬 製造完了 現場到着 ①ポンプ圧送打設及び敷均し ②金ゴテ押さえ ③目地コテによる目地施工 ④ハケ引き仕上げ ⑤打設完了 ⑥空袋検収 Nippon Enviro Co.,Ltd タフコートの物性及び安全性 硬 100 表面温度の推移 60.0 ℃ アスファルト舗装 80 50.0 アスファルト弁柄舗装 40.0 透水性 インターロッキング 30.0 20.0 芝生 天然石 60 S B 係 数 ( 弾 性 反 発 性 ) ゴムチップ舗装 40 人工芝 アスファルト 20 Con 10.0 タフコート 0 0.0 表乾状態 散水5分後 散水10分後 すべり抵抗値 ホウキ・ハケ仕上げ 66~75 BPN 洗出し・経年経過後 68~70 BPN Nippon Enviro Co.,Ltd ILB 自然土 20 40 60 80 100 タフコート 軟 硬 GB係数(衝撃吸収性) 衝撃反発係数 SB係数:3cm/10回(反発弾性) GB係数:70cm/10回(衝撃吸収) 一軸圧縮強度 強度発現推移 16 14 12 N/mm2 圧 縮 強 さ ( 10 8 6 ) 4 2 0 3d 7d 18d 28d 36d 歩行者仕様 5.32 7.55 8.98 9.28 9.44 到達率 57% 81% 97% 100% 102% 寒冷地仕様 8.62 12.2 12.8 13.0 13.5 到達率 66% 94% 98% 100% 104% ※1タフコートは強度の早期発現が顕著であり、 目標強度に対しおよそ7dで到達致します。 ※2到達率の比較は28dを100%としています。 ※3長野県産の山砂にてデータ作成 σ28供試体による環境計量(2年毎) Nippon Enviro Co.,Ltd 日本エンバイロ株式会社 〒399-8501 長野県北安曇郡松川村7008-66 TEL:0261-85-0491 FAX:0261-85-0492 HP:http://www.nippon-enviro.net -取扱店-
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